JP2007092961A - 浮動型ディスクブレーキ - Google Patents

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Abstract

【課題】制動時にパッドがキャリパに対してロータ径方向に位置ズレすることを確実に防止できる浮動型ディスクブレーキを提供する。
【解決手段】浮動型ディスクブレーキ1は、マウント2と一対のパッド6とキャリパ3を有する。各パッド6は、ロータ回出側縁と回入側縁にガイド部5aを有し、各ガイド部5aは、付勢部材7によってロータ径方向外側とロータ径方向中心側に付勢されている。各ガイド部5aは、マウント2に形成された各支持部2hに挿入され、キャリパ3は、スライドピン11を介してマウント2に取付けられている。マウント2を車体側の部材12に取付け、ガイド部5aと支持部2hとのロータ径方向のクリアランス量22a,23aが、スライドピン11のロータ径方向外側と中心側位置とに生じたスライドピン11とピン孔2gとのロータ径方向のクリアランス量20a,20b;21a,21bの和よりも小さくなっている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、浮動型ディスクブレーキに関する。とりわけマウントと一対のパッドとキャリパを有し、パッドがロータ回出側縁とロータ回入側縁にマウントに対してロータ軸方向に移動可能に支持されるガイド部を有し、各ガイド部が付勢部材によってマウントに対してロータ径方向外側とロータ径方向中心側とに付勢されて支持されている浮動型ディスクブレーキに関する。
従来、様々なディスクブレーキが知られており、例えば、特許文献1に記載のディスクブレーキが知られている。
特許文献1に記載のディスクブレーキは、パッドの両端部に凸条のガイド部を有している。これら各ガイド部は、マウントに形成された凹条の支持部によって、ロータ軸方向に移動可能に支持されている。各ガイド部は、各支持部に取付けられた付勢部材によってロータ径方向外側とロータ径方向中心側とに付勢されている。またパッドは、ロータ回出側縁に二つの押圧受部を有しており、制動時に二つの押圧受部がマウント側から押圧を受ける。
したがってパッドは、制動時にロータ回出側縁の二つの押圧受部がマウントから押圧を受けて安定する。
特開2005−121193号公報
しかしパッドは、付勢部材によってロータ径方向の外側と中心側とに付勢されているために、付勢部材の付勢力に抗してロータ径方向に移動する。したがってロータ回出側縁の二つの押圧受部がマウントに当接する前に、パッドがロータ径方向に移動する場合がある。例えば、パッドのロータ回入側がロータ径方向外側に移動する場合や、パッドのロータ回出側がロータ径方向中心側に移動する場合などがある。
そしてパッドがピストンとキャリパによってロータに向けて押圧されることで、パッドとピストンとキャリパとが一体となってマウントに対してロータ径方向に移動する。そしてキャリパに設けられたスライドピンがマウントのピン孔の孔壁面に当接してキャリパがマウントに対してロータ径方向に移動規制される。その状態にてパッドがキャリパに対してロータ径方向に位置ズレして、パッドがキャリパとピストンに対して摺動し、摺動が原因で異音が発生する場合があった。
そこで本発明は、制動時にパッドがキャリパに対してロータ径方向に位置ズレすることを確実に防止できる浮動型ディスクブレーキを提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は、各請求項に記載の通りの構成を備える浮動型ディスクブレーキであることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によると、浮動型ディスクブレーキは、マウントと一対のパッドとキャリパを有している。各パッドがロータ回出側縁とロータ回入側縁にマウントに対してロータ軸方向に移動可能に支持されるガイド部を有し、各ガイド部が付勢部材によってマウントに対してロータ径方向外側とロータ径方向中心側とに付勢されて支持されている。そして各ガイド部は、マウントに形成された各支持部に挿入されて該支持部によってロータ軸方向に移動可能に支持されている。キャリパは、マウントのロータ回入側部とロータ回出側部に形成された一対のピン孔にスライド可能に取付けられた一対のスライドピンを介してマウントに対してロータ軸方向に移動可能に取付けられている。そしてマウントを車体側の部材に取付け、その状態での非制動時におけるロータ回入側縁のガイド部のロータ径方向外側位置に生じた該ガイド部と支持部とのロータ径方向のクリアランス量が、ロータ回入側部のスライドピンのロータ径方向外側位置とロータ径方向中心側位置とに生じた該スライドピンとピン孔とのロータ径方向のクリアランス量の和よりも小さく、ロータ回出側縁のガイド部のロータ径方向外側位置に生じた該ガイド部と支持部とのロータ径方向のクリアランス量が、ロータ回入側部のスライドピンのロータ径方向外側位置とロータ径方向中心側位置とに生じたスライドピンとピン孔とのロータ径方向のクリアランス量の和よりも小さくなっている。
したがってパッドをピストンとキャリパによってロータに押圧した場合には、パッドとピストンとキャリパが一体になってマウントに対して移動可能な状態になる。そしてパッドは、ロータに押圧されることでロータから力を受けて、ロータ回入側縁部がロータ径方向外側に移動する方向に力を受ける。そして同方向のパッドのマウントに対するクリアランス量が、キャリパのマウントに対するクリアランス量よりも小さいことから、パッドがキャリパよりも先にマウントによってロータ径方向外側への移動が規制される。そしてパッドを介してキャリパもマウントに対してロータ径方向外側への移動が規制される。そのためパッドよりも先にキャリパがマウントに対して移動規制されることを防止できる。そしてその後に生じていたパッドのキャリパに対する位置ズレを防止することができ、その位置ズレによって生じていた異音の発生を防止することができる。
請求項2に記載の発明によると、マウントを車体側の部材に取付け、その状態での非制動時におけるロータ回入側縁のガイド部のロータ径方向中心側位置に生じた該ガイド部と支持部とのロータ径方向のクリアランス量が、ロータ回入側部のスライドピンのロータ径方向外側位置とロータ径方向中心側位置とに生じた該スライドピンとピン孔とのロータ径方向のクリアランス量の和よりも小さく、ロータ回出側縁のガイド部のロータ径方向中心側位置に生じた該ガイド部と支持部とのロータ径方向のクリアランス量が、ロータ回入側部のスライドピンのロータ径方向外側位置とロータ径方向中心側位置とに生じた該スライドピンとピン孔とのロータ径方向のクリアランス量の和よりも小さくなっている。
したがってパッドをピストンとキャリパによってロータに押圧した場合には、パッドとピストンとキャリパが一体になってマウントに対して移動可能な状態になる。そしてパッドは、ロータに押圧されることでロータから力を受けて、ロータ回出側縁部がロータ径方向中心側に移動する方向に力を受ける。そして同方向のパッドのマウントに対するクリアランス量が、キャリパのマウントに対するクリアランス量よりも小さいことから、パッドがキャリパよりも先にマウントによってロータ径方向中心側への移動が規制される。そしてパッドを介してキャリパもマウントに対してロータ径方向中心側への移動が規制される。そのためパッドよりも先にキャリパがマウントに対して移動規制されることを防止できる。そしてその後に生じていたパッドのキャリパに対する位置ズレを防止することができ、その位置ズレによって生じていた異音の発生を防止することができる。
請求項3に記載の発明によると、浮動型ディスクブレーキは、マウントと一対のパッドとキャリパを有している。そして各パッドがロータ回出側縁とロータ回入側縁にマウントに対してロータ軸方向に移動可能に支持されるガイド部を有し、各ガイド部が付勢部材によってマウントに対してロータ径方向外側とロータ径方向中心側とに付勢されている。制動時には、各パッドのロータ回出側縁に形成された二つの押圧受部がマウント側から押圧を受ける。そして制動時にパッドがロータに押圧され、パッドがキャリパとともにマウントに対してロータ径方向外側に移動し、パッドがマウントの一部にてロータ径方向外方への移動が規制され、かつキャリパがマウントに対して直接的にロータ径方向外方に移動が規制されることなく、パッドを介してマウントにてロータ径方向外側への移動が規制される。
したがって制動時に、パッドは、キャリパよりも先にマウントによってロータ径方向外側への移動が規制される。そしてパッドを介してキャリパもマウントに対してロータ径方向外側への移動が規制される。そのためパッドよりも先にキャリパがマウントに対して移動規制されることを防止できる。そしてその後に生じていたパッドのキャリパに対する位置ズレを防止することができ、その位置ズレによって生じていた異音の発生を防止することができる。
請求項4に記載の発明によると、各パッドの各ガイド部は、凸条であって、マウントに形成された凹条の各支持部に挿入されている。そして各ガイド部は、ロータ径方向外側に突出する外側凸部と、ロータ径方向中心側に突出する中心側凸部とを有している。各ガイド部と各支持部の間に設けられる付勢部材は、外側凸部と中心側凸部とを避けた位置に設けられている。
したがって非制動時におけるパッドのマウントに対するロータ径方向の遊び量は、ガイド部に形成された外側凸部と中心側凸部との凸高さを調整することで調整できる。
また付勢部材が外側凸部と中心側凸部とを避けた位置に設けられているために、前記遊び量は、付勢部材の厚みに影響を受けることなく、外側凸部と支持部のクリアランス量、あるいは中心側凸部と支持部のクリアランス量のみによって決定される。したがってパッドのマウントに対するロータ径方向の遊び量を容易に調整することができる。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1を図1〜8にしたがって説明する。
ディスクブレーキ1は、図1,2に示すように浮動型ディスクブレーキであって、マウント2と一対のパッド6とキャリパ3を有している。
マウント2は、図1に示すようにロータ(ディスクロータ)Rをロータ軸方向に跨ぐ一対の跨ぎ部2aと、各跨ぎ部2aの一端からロータ径方向中心側に延出する一対のアウタ側トルク受部2bと、一対のアウタ側トルク受部2bの先端部間を架橋する架橋部2cと、各跨ぎ部2aの他端からロータ径方向中心側に延出する一対のインナ側トルク受部2d(図3参照)と、一対のインナ側トルク受部2dの先端部間を架橋する架橋部2eとを一体に有している。
各跨ぎ部2aには、図3に示すようにロータ軸方向に延出するピン孔2gが形成されている。ピン孔2gには、スライドピン11がロータ軸方向にスライド可能に挿通されており、スライドピン11を介してキャリパ3がマウント2に対して移動可能に取付けられている。
各インナ側トルク受部2dには、ロータ軸方向に延出する凹条の支持部2hが形成されている。支持部2hには、ロータRよりもインナ側(図3手前側)に配設されたパッド6の各ガイド部5aと、各ガイド部5aを付勢するための付勢部材7とが設けられている。
各アウタ側トルク受部2bにも、図1に示すように凹条の支持部2hが形成されている。支持部2hには、ロータRよりもアウタ側(図1手前側)に配設されたパッド6の各ガイド部5aと、各ガイド部5aを付勢するための付勢部材7とが設けられている(図3参照)。
インナ側の架橋部2eには、図2,3に示すように車体側の部材12が取付けられる一対の取付部2fが形成されている。そしてマウント2は、一対の取付部2fがボルトなどによって車体側の部材12に取付けられることによって、車体側の部材12に固定される。
キャリパ3は、図1に示すようにロータRを軸方向に跨ぐキャリパ本体3aと一対のアーム3bを有している。
一対のアーム3bは、キャリパ本体3aのインナ側部(図1紙面奥側)からマウント2の跨ぎ部2aに向けて延出している。各アーム3bには、スライドピン11の基端部が取付けられており、スライドピン11の先端部がマウント2のピン孔2gに挿入されている(図3参照)。
キャリパ本体3aのインナ側部(左側部)には、図2に示すようにピストン10が挿入されるシリンダ部3dが形成されている。キャリパ本体3aのアウタ側部には、図1,2に示すように一対の爪3cが形成されている。
パッド6は、図2に示すようにロータRに摺接されることで制動力を生ずる摩擦材4と、摩擦材4の裏面を支持する裏板5を有している。
裏板5は、図3に示すようにロータ周方両端縁、すなわちロータ回入側縁(図3右側縁)とロータ回出側縁(図3左側縁)にガイド部5aを有している。
各ガイド部5aは、凸条であって、ロータ回入側縁の略中央位置またはロータ回出側縁の略中央位置からマウント2に向けて突出し、マウント2の各支持部2hに内設されている。そして各ガイド部5aは、各支持部2hによってロータ軸方向に移動可能に支持されている。
裏板5は、図3に示すようにロータ回出側縁(左端縁)に外側押圧受部5bと中心側押圧受部5cを有している。
外側押圧受部5bは、ロータ回出側縁に形成されたガイド部5aよりもロータ径方向外側の位置に形成されており、中心側押圧受部5cは、同ガイド部5aよりもロータ径方向中心側の位置に形成されている。
外側押圧受部5bは、図8に示すように制動時にマウント2のトルク受面2iに当接してトルク受面2iから押圧を受ける。中心側押圧受部5cは、マウント2のトルク受面2jに当接してトルク受面2jから押圧を受ける。
トルク受面2iは、ロータ回出側の支持部2hよりもロータ径方向外側位置に形成されており、トルク受面2jは、該支持部2hよりもロータ径方向中心側位置に形成されている。
ロータ回入側のガイド部5aと支持部2hの間には、図3に示すようにクリアランス21が形成されており、クリアランス21には、ロータ回入側の付勢部材7が設置されている。
ロータ回出側のガイド部5aと支持部2hの間には、クリアランス23が形成されており、クリアランス23には、ロータ回出側のガイド部5aを付勢する付勢部材7が設置されている。
付勢部材7は、図4に示すように板バネ材から形成されており、断面コ字状の本体部7aと、一対の押圧受面7b,7cと、一対の弾性片7d,7eを一体に有している。
本体部7aは、図3に示すようにマウント2の支持部2hに沿って取付けられる。
押圧受面7bは、パッド6の外側押圧受部5bとマウント2のトルク受面2iとの間に設置され、押圧受面7cは、パッド6の中心側押圧受部5cとマウント2のトルク受面2jの間に設置される。したがって押圧受面7b,7cによってパッド6とマウント2とが直接触れ合うことを防止する。
弾性片7dは、図3に示すようにパッド6のガイド部5aのロータ径方向外側位置に設けられており、ガイド部5aをロータ径方向中心側に向けて弾性的に付勢する。
弾性片7eは、ガイド部5aのロータ径方向中心側位置に設けられており、ガイド部5aをロータ径方向外側に向けて弾性的に付勢する。
弾性片7d,7eの間に図5に示すようにガイド部5aが圧入され、弾性片7d,7eが弾性変形する。そしてその弾性変形量は、ガイド部5aがロータR側に近くなる程、大きくなっている。したがってガイド部5aは、弾性片7d,7eの協働にてロータRから離間する方向に付勢されている。
ガイド部5aは、図3に示すように付勢部材7によってロータ径方向外側と中心側とに付勢されている。したがってガイド部5aは、付勢部材7の弾性力に抗して支持部2h内においてロータ径方向外側と中心側に移動する。すなわちガイド部5aは、支持部2hに対してロータ径方向に遊びを有している。
非制動時におけるクリアランス20,21は、付勢部材7によってガイド部5aのロータ径方向外側位置にクリアランス量22a,23aを有し、ガイド部5aのロータ径方向中心側位置にクリアランス量22b,23bを有している。
ロータ径方向外側位置のクリアランス量22aは、図3に示すようにロータ回入側(右側)のピン孔2gとスライドピン11の間に形成されたクリアランス20の径方向の総和よりも小さい。すなわちクリアランス量22aは、スライドピン11のロータ径方向外側位置のクリアランス量20aと、ロータ径方向中心側位置のクリアランス量20bとの総和(20a+20b)よりも小さい。
ロータ径方向中心側位置のクリアランス量22bも、クリアランス20の径方向の総和(20a+20b)よりも小さい。
同様に、ロータ径方向外側位置のクリアランス量23aは、ロータ回出側(左側)のピン孔2gとスライドピン11の間に形成されたクリアランス21の径方向の総和よりも小さい。すなわちクリアランス量23aは、スライドピン11のロータ径方向外側位置のクリアランス量21aと、ロータ径方向中心側位置のクリアランス量21bとの総和(21a+21b)よりも小さい。
ロータ径方向中心側位置のクリアランス量23bも、クリアランス21の径方向の総和(21a+21b)よりも小さい。
パッド6の非制動時におけるマウント2に対するロータ径方向外側への遊び量は、クリアランス量22a,23aによって決定されており、ロータ径方向中心側への遊び量は、クリアランス量22b,23bによって決定されている。
一方、キャリパ3の非制動時におけるマウント2に対するロータ径方向への遊び量は、クリアランス量20a,21aとクリアランス量20b,21bとの総和によって決定されている。
そして上記したようにクリアランス量22a,22bは、クリアランス量20aとクリアランス量20bの総和よりも小さく、クリアランス量23a,23bは、クリアランス量21aとクリアランス量21bの総和よりも小さい。したがってパッド6の非制動時におけるマウント2に対するロータ径方向外側への遊び量は、キャリパ3のマウント2に対するロータ径方向への遊び量よりも小さい。
またパッド6の非制動時におけるマウント2に対するロータ径方向中心側への遊び量は、キャリパ3のマウント2に対するロータ径方向への遊び量よりも小さい。
アウタ側のパッド6も、インナ側のパッド6と同様に、一対のガイド部5aを有しており、各ガイド部5aが各付勢部材7によってロータ径方向外側とロータ径方向中心側とに向けて付勢されている。そして各ガイド部5aと各支持部2hの間には、クリアランス20,21と同様のクリアランスが形成されている(図3参照)。したがってアウタ側のパッド6の非制動時におけるマウント2に対するロータ径方向外側と中心側への遊び量は、それぞれキャリパ3のマウント2に対するロータ径方向への遊び量よりも小さい。
次に、ディスクブレーキ1の作用について説明する。
車両前進時にロータRが回転しており、回転しているロータRに向けてインナ側のパッド6をロータRに向けて押圧する(図2参照)。その反力によってキャリパ3がインナ側(図2左方向)に移動して、一対の爪3cがアウタ側のパッド6をロータRに向けて押圧する。
そしてピストン10とキャリパ3は、一対のパッド6を押圧する力により一対のパッド6と一体になってマウント2に対して移動し得る状態になっている。
インナ側のパッド6は、図6に示すようにロータRに押圧されることで、ロータRから矢印A方向の力を受ける。これによりパッド6は、ロータ回入側縁がディスクロータ径方向外側に向けて移動する方向に力を受ける。
その結果、インナ側のパッド6は、図7に示すように一対の付勢部材7の付勢力に抗してロータ回入側のガイド部5aがロータ径方向外側に移動する。図7等への記載は省略しているが、アウタ側のパッド6もインナ側のパッド6と同様にロータRから力を受けてマウント2に対してロータ回入側のガイド部5aがロータ径方向外側に移動する。
各パッド6のロータ回入側のガイド部5aがロータ径方向外側に移動して、各パッド6が傾くことで、図7に示すようにキャリパ3とスライドピン11もマウント2に対して傾く。
各パッド6は、ロータ回入側のガイド部5aがロータ回入側の支持部2hによって傾きが抑制されることで、ロータ径方向外方への移動が規制される。
スライドピン11は、図6,7に示すように各パッド6が傾くことでマウント2のピン孔2g内を移動する。そしてスライドピン11がピン孔2gの孔壁面によって移動が規制される前に、各パッド6の傾きが抑制されるため、スライドピン11は、ピン孔2gの孔壁面によって移動が規制されない。
その状態のまま各パッド6は、図8に示すようにロータ周方向に移動し、ロータ回出側縁の外側押圧受部5bがマウント2に当接する。そして外側押圧受部5bに遅れて、ロータ回出側縁の中心側押圧受部5cがマウント2に当接する。
これにより各パッド6がマウント2に対して位置移動できなくなり、一対のパッド6を介してキャリパ3がマウント2に対して位置移動できなくなる。
したがって一対のパッド6がロータRに対して摺動して制動力を生じる。
各パッド6は、図6に示す状態においてロータRから矢印A方向に力を受けるために、ロータ回出側縁がロータ径方向中心側に向けて移動する方向に力を受ける場合がある。そのため各パッド6は、ロータ回出側のガイド部5aが付勢部材7に抗してロータ径方向中心側に移動して、マウント2に対して傾く。
そして各パッド6は、ロータ回出側のガイド部5aがロータ回入側の支持部2hによって傾きが抑制され、ロータ径方向中心側への移動が規制される。一方、スライドピン11は、ピン孔2gの孔壁面によって移動が規制されない。
そして各パッド6は、図8に示すようにロータ周方向に移動して、ロータ回出側縁の外側押圧受部5bがマウント2に当接する。そして外側押圧受部5bに遅れて、ロータ回出側縁の中心側押圧受部5cがマウント2に当接する。
以上のようにして、ディスクブレーキ1が形成されている。
すなわちディスクブレーキ1は、マウント2を車体側の部材12に取付け(図2参照)、その状態での一対のパッド6の非制動時におけるマウント2に対するロータ径方向外側への遊び量が、キャリパ3のマウント2に対するロータ径方向への遊び量よりも小さくなっている(図3,7参照)。
したがって一対のパッド6をピストン10とキャリパ3によってロータRに押圧した場合には、一対のパッド6とピストン10とキャリパ3が一体になってマウント2に対して移動可能な状態になる。そして一対のパッド6は、ロータRに押圧されることでロータRから力を受けて、ロータ回入側縁部がロータ径方向外側に移動する方向に力を受ける(図7参照)。そして同方向の一対のパッド6のマウント2に対する遊び量が、キャリパ3のマウント2に対する遊び量よりも小さいことから、一対のパッド6は、キャリパ3よりも先にマウント2によってロータ径方向外側への移動が規制される。そして一対のパッド6を介してキャリパ3もマウント2に対してロータ径方向外側への移動が規制される。そのため一対のパッド6よりも先にキャリパ3がマウント2に対して移動規制されることを防止できる。そしてその後に生じていたパッド6のキャリパ3に対する位置ズレを防止することができ、その位置ズレによって生じていた異音の発生を防止することができる。
またディスクブレーキ1は、図3に示すように非制動時におけるクリアランス量22a,23aが、クリアランス量20a,21aとクリアランス量20b,21bの総和よりも小さくなっている。
したがって各パッド6の非制動時におけるマウント2に対するロータ径方向外側への遊び量が、キャリパ3のマウント2に対するロータ径方向への遊び量よりも小さくなっている。
またディスクブレーキ1は、マウント2を車体側の部材12に取付け(図2参照)、その状態での一対のパッド6の非制動時におけるマウント2に対するロータ径方向中心側への遊び量が、キャリパ3のマウント2に対するロータ径方向への遊び量よりも小さくなっている(図3参照)。
したがって一対のパッド6をピストン10とキャリパ3によってロータRに押圧した場合には、一対のパッド6とピストン10とキャリパ3が一体になってマウント2に対して移動可能な状態になる。そして一対のパッド6は、ロータRに押圧することでロータRから力を受けて、ロータ回出側縁がロータ径方向中心側に移動する方向に力を受ける。そして同方向の一対のパッド6のマウント2に対する遊び量が、キャリパ3のマウント2に対する遊び量よりも小さいことから、一対のパッド6がキャリパ3よりも先にマウント2によってロータ径方向中心側への移動が規制される。そして一対のパッド6を介してキャリパ3もマウント2に対してロータ径方向外側への移動が規制される。そのためパッド6よりも先にキャリパ3が一対のマウント2に対して移動規制されることを防止できる。そしてその後に生じていたパッド6のキャリパ3に対する位置ズレを防止することができ、その位置ズレによって生じていた異音の発生を防止することができる。
またディスクブレーキ1は、図3に示すように非制動時におけるクリアランス量22b,23bが、クリアランス量20a,21aとクリアランス量20b,21bの総和よりも小さくなっている。
したがって各パッド6の非制動時におけるマウント2に対するロータ径方向中心側への遊び量が、キャリパ3のマウント2に対するロータ径方向への遊び量よりも小さくなっている。
またディスクブレーキ1は、図7に示すように制動時に一対のパッド6がロータRに押圧され、一対のパッド6がキャリパ3とともにマウント2に対してロータ径方向外側に移動する。そして一対のパッド6がマウント2の一部(ロータ回入側の支持部2h)にてロータ径方向外方への移動が規制され、かつキャリパ3がマウント2に対して直接、ロータ径方向外方に移動が規制されることなく、パッド6を介してマウント2にてロータ径方向外側への移動が規制される。
したがって制動時に、一対のパッド6は、図7に示すようにキャリパ3よりも先にマウント2によってロータ径方向外側への移動が規制される。そして一対のパッド6を介してキャリパ3もマウント2に対してロータ径方向外側への移動が規制される。そのため一対のパッド6よりも先にキャリパ3がマウント2に対してロータ径方向外側に移動規制されることを防止できる。
(実施の形態2)
実施の形態2を図9にしたがって説明する。
実施の形態2に係るディスクブレーキは、実施の形態1に係るディスクブレーキとほぼ同様に形成されている。しかし実施の形態2に係るディスクブレーキは、各パッド6の各ガイド部5aが外側凸部5a1と中心側凸部5a2を有している点において実施の形態1と相違している。以下、相違点を中心に実施の形態2について説明する。
各パッド6は、図9に示すように一対のガイド部5aを有している。
各ガイド部5aのロータ径方向外側縁には、外側凸部5a1が形成されている。各ガイド部5aのロータ径方向中心側縁には、中心側凸部5a2が形成されている。
したがってロータ回入側のガイド部5aと支持部2hとの間に形成されたクリアランス22は、外側凸部5a1によってクリアランス量22cが決定されており、中心側凸部5a2によってクリアランス量22dが決定されている。同様に、ロータ回出側のガイド部5aと支持部2hとの間に形成されたクリアランス23も、外側凸部5a1によってクリアランス量23cが決定されており、中心側凸部5a2によってクリアランス量23dが決定されている。
ロータ径方向外側位置のクリアランス量22aは、図3に示すようにロータ回入側(右側)のピン孔2gとスライドピン11の間に形成されたクリアランス20の径方向の総和よりも小さい。すなわちクリアランス量22aは、クリアランス量20aとクリアランス量20bの総和よりも小さい。
ロータ径方向中心側位置のクリアランス量22bも、クリアランス量20aとクリアランス量20bの総和よりも小さい。
同様に、ロータ径方向外側位置のクリアランス量23aは、ロータ回出側(左側)のピン孔2gとスライドピン11の間に形成されたクリアランス21の径方向の総和よりも小さい。すなわちクリアランス量23aは、クリアランス量21aとクリアランス量21bの総和よりも小さい。
ロータ径方向中心側位置のクリアランス量23bも、クリアランス量21aとクリアランス量21bの総和よりも小さい。
各ガイド部5aのロータ径方向外側縁には、凹部5a3が形成されており、凹部5a3には、付勢部材7の弾性片7dが設置されている。各ガイド部5aのロータ径方向中心側縁には、凹部5a4が形成されており、凹部5a4には、付勢部材7の弾性片7eが設置されている。
弾性片7d,7eは、弾性変形することによって凹部5a3,5a4内に収まる構成になっている。
したがって各ガイド部5aが付勢部材7の付勢力に抗してロータ径方向に移動することで、外側凸部5a1と中心側凸部5a2は、付勢部材7を介すことなく、マウント2の支持部2hに当接する。
以上のようにして実施の形態2が形成されている。
すなわち各ガイド部5aは、図9に示すように凸条であって、マウント2に形成された凹条の各支持部2hに挿入されている。そして各ガイド部5aは、ロータ径方向外側に突出する外側凸部5a1と、ロータ径方向中心側に突出する中心側凸部5a2を有している。各ガイド部5aと各支持部2hの間に設けられる付勢部材7は、外側凸部5a1と中心側凸部5a2とを避けた位置に設けられている。
したがって非制動時における各パッド6のマウント2に対するロータ径方向の遊び量は、ガイド部5aに形成された外側凸部5a1と中心側凸部5a2との凸高さを調整することで調整できる。
また付勢部材7が外側凸部5a1と中心側凸部5a2とを避けた位置に設けられているために、前記遊び量は、付勢部材7の厚みなどに影響を受けることなく、外側凸部5a1と支持部2hのクリアランス量22c,23c、あるいは中心側凸部5a2と支持部2hのクリアランス量22d、23dのみによって決定される。したがってパッド6のマウント2に対するロータ径方向の遊び量を容易に調整することができる。
(他の実施の形態)
本発明は、実施の形態1,2に限定されず、以下の形態であっても良い。
(1)例えば、実施の形態1,2に係る各パッドには、凸条の一対のガイド部が形成されており、マウントには複数の凹条の支持部が形成されていた。しかし各パッドに一対の凹条のガイド部が形成されており、マウントに複数の凸条の支持部が形成されている形態であっても良い。
(2)実施の形態1,2に係るディスクブレーキは、図4に示すように二つの弾性片7d,7eを備える付勢部材7を有していた。しかしディスクブレーキが、ガイド部をロータ径方向外側に付勢する付勢部材と、ガイド部をロータ径方向中心側に付勢する付勢部材とを別個に有している形態であっても良い。
実施の形態1に係るディスクブレーキの斜視図である。 図1のII−II線断面矢視図である。 図2のIII−III線断面矢視図である。 実施の形態1,2に係る付勢部材の斜視図である。 図3のV−V線における付勢部材の側面図とパッドの一部断面図である。 制動状態にする様子を示すための図3に相当する実施の形態1に係るディスクブレーキの模式図である。 制動状態にする様子を示すための図3に相当する実施の形態1に係るディスクブレーキの模式図である。 制動状態にする様子を示すための図3に相当する実施の形態1に係るディスクブレーキの模式図である。 図6に相当する実施の形態2に係るディスクブレーキの模式図である。
符号の説明
1…ディスクブレーキ
2…マウント
2g…ピン孔
2i,2j…トルク受面
2h…支持部
3…キャリパ
3c…爪
3d…シリンダ部
4…摩擦材
5…裏板
5a…ガイド部
5b…外側押圧受部(押圧受部)
5c…中心側押圧受部(押圧受部)
6…パッド
7…付勢部材
7d,7e…弾性片
10…ピストン
11…スライドピン
12…車体側の部材
20,21,22,23…クリアランス
R…ロータ(ディスクロータ)

Claims (4)

  1. 車体側の部材(12)に取付けられるマウント(2)と、そのマウント(2)に移動可能に取付けられる一対のパッド(6)と、前記一対のパッド(6)の一つをロータ(R)に向けて押圧するピストン(10)を内装しかつ他の一つのパッド(6)をロータ(R)に向けて押圧するために前記マウント(2)に移動可能に取付けられるキャリパ(3)とを有し、前記各パッド(6)がロータ回出側縁とロータ回入側縁に前記マウント(2)に対してロータ軸方向に移動可能に支持されるガイド部(5a)を有し、前記各ガイド部(5a)が付勢部材(7)によって前記マウント(2)に対してロータ径方向外側とロータ径方向中心側とに付勢されて支持されている浮動型ディスクブレーキ(1)であって、
    前記各ガイド部(5a)は、前記マウント(2)に形成された各支持部(2h)に挿入されて該支持部(2h)によってロータ軸方向に移動可能に支持されており、
    前記キャリパ(3)は、前記マウント(2)のロータ回入側部とロータ回出側部に形成された一対のピン孔(2g)にスライド可能に取付けられた一対のスライドピン(11)を介して前記マウント(2)に対してロータ軸方向に移動可能に取付けられており、
    前記マウント(2)を車体側の部材(12)に取付け、その状態での非制動時における前記ロータ回入側縁のガイド部(5a)のロータ径方向外側位置に生じた該ガイド部(5a)と前記支持部(2h)とのロータ径方向のクリアランス量(22a)が、前記ロータ回入側部のスライドピン(11)のロータ径方向外側位置とロータ径方向中心側位置とに生じた該スライドピン(11)と前記ピン孔(2g)とのロータ径方向のクリアランス量(20a,20b)の和よりも小さく、前記ロータ回出側縁のガイド部(5a)のロータ径方向外側位置に生じた該ガイド部(5a)と前記支持部(2h)とのロータ径方向のクリアランス量(23a)が、前記ロータ回入側部のスライドピン(11)のロータ径方向外側位置とロータ径方向中心側位置とに生じた前記スライドピン(11)と前記ピン孔(2g)とのロータ径方向のクリアランス量(21a,21b)の和よりも小さくなっていることを特徴とする浮動型ディスクブレーキ(1)。
  2. 請求項1に記載の浮動型ディスクブレーキ(1)であって、
    マウント(2)を車体側の部材(12)に取付け、その状態での非制動時における前記ロータ回入側縁のガイド部(5a)のロータ径方向中心側位置に生じた該ガイド部(5a)と前記支持部(2h)とのロータ径方向のクリアランス量(22b)が、ロータ回入側部のスライドピン(11)のロータ径方向外側位置とロータ径方向中心側位置とに生じた該スライドピン(11)と前記ピン孔(2g)とのロータ径方向のクリアランス量(20a,20b)の和よりも小さく、前記ロータ回出側縁のガイド部(5a)のロータ径方向中心側位置に生じた該ガイド部(5a)と前記支持部(2h)とのロータ径方向のクリアランス量(23b)が、ロータ回入側部のスライドピン(11)のロータ径方向外側位置とロータ径方向中心側位置とに生じた該スライドピン(11)と前記ピン孔(2g)とのロータ径方向のクリアランス量(21a,21b)の和よりも小さくなっていることを特徴とする浮動型ディスクブレーキ(1)。
  3. 車体側の部材(12)に取付けられるマウント(2)と、そのマウント(2)に移動可能に取付けられる一対のパッド(6)と、前記一対のパッド(6)の一つをロータ(R)に向けて押圧するピストン(10)を内装しかつ他の一つのパッド(6)をロータ(R)に向けて押圧するために前記マウント(2)に移動可能に取付けられるキャリパ(3)とを有し、前記各パッド(6)がロータ回出側縁とロータ回入側縁に前記マウント(2)に対してロータ軸方向に移動可能に支持されるガイド部(5a)を有し、前記各ガイド部(5a)が付勢部材(7)によって前記マウント(2)に対してロータ径方向外側とロータ径方向中心側とに付勢され、制動時には、前記各パッド(6)のロータ回出側縁に形成された二つの押圧受部(5b,5c)が前記マウント(2)側から押圧を受ける浮動型ディスクブレーキ(1)であって、
    制動時に前記パッド(6)が前記ロータ(R)に押圧され、前記パッド(6)が前記キャリパ(3)とともに前記マウント(2)に対してロータ径方向外側に移動し、前記パッド(6)が前記マウント(2)の一部にてロータ径方向外側への移動が規制され、かつ前記キャリパ(3)が前記マウント(2)に対して直接的にロータ径方向外側への移動が規制されることなく、前記パッド(6)を介して前記マウント(2)に対してロータ径方向外側への移動が規制される構成になっていることを特徴とする浮動型ディスクブレーキ(1)。
  4. 請求項1〜3に記載のいずれかの浮動型ディスクブレーキ(1)であって、
    各パッド(6)の各ガイド部(5a)は、凸条であって、マウント(2)に形成された凹条の各支持部(2h)に挿入され、
    各ガイド部(5a)は、ロータ径方向外側に突出する外側凸部(5a1)と、ロータ径方向中心側に突出する中心側凸部(5a2)とを有し、
    前記各ガイド部(5a)と前記各支持部(2h)の間に設けられる付勢部材(7)は、前記外側凸部(5a1)と前記中心側凸部(5a2)とを避けた位置に設けられていることを特徴とする浮動型ディスクブレーキ(1)。

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