JP2007092628A - 車両用消音器 - Google Patents

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Kenji Sugano
健司 菅野
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Marelli Corp
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Calsonic Kansei Corp
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Abstract

【課題】 エンドプレートの剛性を向上させて放射音を低減できると同時に、エンドプレートとブラケットを容易且つ堅固に固定できる車両用消音器の提供。
【解決手段】 消音器本体1が、筒状のシェル2と該シェル2の両端部をそれぞれ閉塞するエンドプレート3,4で構成され、消音器本体1がエンドプレート3,4に固定された棒状のブラケットB1,B2を介して車両側に搭載される車両用消音器において、エンドプレート3,4に消音器本体1の内側へ突出するビード部13a〜13eを形成し、ブラケットB1(B2)をビード部13b(13e)の外側に形成された凹部14a(14b)に重ねた状態で固定した。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用消音器に関する。
従来、車両用消音器の消音器本体は、筒状のシェルと該シェルの両端部をそれぞれ閉塞するエンドプレートで構成され、エンドプレートに固定された棒状のブラケットを介して車両側に搭載されている(特許文献1、2参照)。
特開平11−342753号公報 特開平11−301288号公報
しかしながら、従来の車両用消音器にあっては、排気ガスの脈動によりエンドプレートが振動し、その振動がシェルに伝達されて放射音が発生し易いという問題点があった。
また、従来の車両用消音器は、円形断面の棒状のブラケットが平面または曲面のエンドプレートに溶接で固定される構造であったため、溶接の作業性が悪く、両者をより容易且つ堅固に固定したいという要求があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、エンドプレートの剛性を向上させて放射音を低減できると同時に、エンドプレートとブラケットを容易且つ堅固に固定できる車両用消音器を提供することである。
本発明の請求項1記載の発明では、消音器本体が、筒状のシェルと該シェルの両端部をそれぞれ閉塞するエンドプレートで構成され、前記消音器本体がエンドプレートに固定された棒状のブラケットを介して車両側に搭載される車両用消音器において、前記エンドプレートに消音器本体の内側へ突出するビード部を形成し、前記ブラケットをビード部の外側に形成された凹部に重ねた状態で固定したことを特徴とする。
本発明の請求項1記載の発明にあっては、消音器本体が、筒状のシェルと該シェルの両端部をそれぞれ閉塞するエンドプレートで構成され、前記消音器本体がエンドプレートに固定された棒状のブラケットを介して車両側に搭載される車両用消音器において、前記エンドプレートに消音器本体の内側へ突出するビード部を形成し、前記ブラケットをビード部の外側に形成された凹部に重ねた状態で固定したため、エンドプレートの剛性を向上させて放射音を低減できると同時に、エンドプレートとブラケットを容易且つ堅固に固定できる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
以下、実施例1を説明する。
図1は本発明の実施例1の車両用消音器を示す斜視図、図2は本実施例1の車両用消音器の内部を説明する斜視図、図3は本実施例1の車両用消音器の内部を説明する断面図であり、作用を説明する図、図4はエンドプレートとブラケットの分解斜視図である。
先ず、全体構成を説明する。
図1〜3に示すように、本実施例1の車両用消音器では、消音器本体1が、シェル2と、2枚のエンドプレート3,4と、3枚のバッフルプレート5,6,7と、インレットパイプ8と、アウトレットパイプ9と、ブラケットB1,B2が備えられ、車幅方向長さに対して車両上下方向長さが極端に短く形成された偏平管状に形成されている。
シェル2は、金属製板材を後述するエンドプレート3,4、バッフルプレート5,6,7の外周に巻回した状態で設けられる他、その上下面には消音器本体1の長手方向に伸びる幅広のビード溝2a〜2dが4本形成されることにより、シェル2の剛性が大幅に向上されている。
また、シェル2とエンドプレート3,4で囲繞された消音器本体1内には、金属製板材のバッフルプレート5,6,7が設けられると共に、これらバッフルプレート5,6,7にはそれぞれ複数の開口部10が形成されている。
従って、消音器内には、バッフルプレート5,6,7の開口部10を介してそれぞれ連通した4つの室R1,R2,R3,R4が形成されている。
インレットパイプ8は、消音器本体1内に排気ガスを流入させるためのものであって、シェル2の側方から略円筒状のアダプタ20を介して消音器内の室R3に貫通した状態で設けられている。
また、インレットパイプ8の先端は、キャップ部材11によって塞がれた状態となっている。なお、キャップ部材11に小径の***を設けても良い。
また、インレットパイプ8には側方にのみ開口されたパンチング穴12が複数形成されている。
アウトレットパイプ9は、消音器本体1内の排気ガスを排出させるものであって、エンドプレート4、バッフルプレート5,6,7を貫通して室R4に連通した状態で設けられている。
図4に示すように、エンドプレート3は、皿状に形成される他、その側面に消音器本体1の内側へ略半円形状に突出したビード部13a〜13bが形成されている。
また、ビード部13a〜13eは、エンドプレート3の車両上下方向長さの全体に亘って形成され、これによって、エンドプレート3の特に車両上下方向の剛性が大幅に向上している。
なお、エンドプレート4もエンドプレート3と同様にビード部13a〜13eが形成され、これによって、エンドプレート4の特に車両上下方向の剛性が大幅に向上している。また、エンドプレート4にはアウトレットパイプ9を貫通させるための貫通孔4a(図3参照)が形成されている。
ブラケットB1,B2は、円形断面の棒状に形成され、その基部は垂直な固定部15が形成されると共に、該固定部15から先端部へ掛けて曲折して車幅方向へ伸びるように形成されている。
そして、エンドプレート3のビード部13bの外側に形成された凹部14aにブラケットB1の固定部15が重ねられた状態で溶接X1にて固定され、エンドプレート3のビード部13eの外側に形成された凹部14bにブラケットB2の固定部15が重ねられた状態で溶接X2にて固定されている。
その他、本実施例1のエンドプレート3,4はそれぞれの開口側端部がシェル2の内側に挿入配置された状態で、それぞれの外周一部がシェル2の両端部と溶接X3,X4(図3参照)にて固定されているが、この限りではない。
次に、作用を説明する。
このように構成された消音器本体1は、インレットパイプ8がエンジン側の接続管(図示せず)に接続され、アウトレットパイプ9がテールパイプ(図示せず)に接続される他、ブラケットB1,B2の先端部が図示を省略するマウントゴムを介して車両側に連結された状態で搭載される。
そして、図3に示すように、エンジン側の接続管からインレットパイプ8に流入した排気ガス(波線矢印で図示)は、該インレットパイプ8のパンチング穴12を介して消音器内の室R3に流入する際に拡張される。
次に、各バッフルプレート5,6,7の開口部10を介して各室R1,R2,R3,R4間を流通する間に拡縮作用を受けながら消音された後、アウトレットパイプ9からテールパイプを介して外部へ排出される。
ここで、従来の発明にあっては、排気ガスの脈動作用により、エンドプレートが振動し、この振動がシェルに伝達して放射音が発生し易いという問題点があった。
このような問題は、消音器本体が偏平管状の場合に特に発生し易く、エンドプレートが車両上下方向の応力に対して剛性不足になって振動し、この振動に合わせてシェルが振動することに起因することが分かっている。
加えて、従来の車両用消音器は、円形断面の棒状のブラケットが平面または曲面のエンドプレートに溶接で固定される構造であったため、溶接の作業性が悪く、両者をより容易且つ堅固に固定したいという要求があった。
しかしながら、本実施例1の車両用消音器にあっては、エンドプレート3,4がそれぞれビード部13a〜13eによって、特に車両上下方向の剛性が大幅に向上しているため、排気ガスの脈動作用によってシェル2と共に振動する虞がなく、放射音を低減できる。
また、ビード部13cの凹部14aにブラケットB1の固定部15が重ねられた状態で溶接X1にて固定され、ビード部13dの凹部14bにブラケットB2の固定部15が重ねられた状態で溶接X2にて固定されるため、固定用の治具等を使用することなく、ブラケットB1,B2を位置決めした状態で容易且つ堅固に溶接X1,X2できる。
次に、効果を説明する。
以上、説明したように、本実施例1の車両用消音器にあっては、消音器本体1が、筒状のシェル2と該シェル2の両端部をそれぞれ閉塞するエンドプレート3,4で構成され、消音器本体1がエンドプレート3,4に固定された棒状のブラケットB1,B2を介して車両側に搭載される車両用消音器において、エンドプレート3,4に消音器本体1の内側へ突出するビード部13a〜13eを形成し、ブラケットB1(B2)をビード部13b(13e)の外側に形成された凹部14a(14b)に重ねた状態で固定したため、エンドプレート3,4の剛性を向上させて放射音を低減できると同時に、エンドプレート3,4とブラケットB1,B2を容易且つ堅固に固定できる。
また、前記消音器本体1を偏平管状に形成し、ビード部13a〜13eをエンドプレート3,4の偏平した長手方向の軸直方向に形成したため、消音器本体1が偏平管状である場合におけるエンドプレート3,4の剛性向上に好適となる。
以上、本実施例を説明してきたが、本発明は上述の実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
例えば、ビード部の形成数、形成位置、及び凹部の詳細な断面形状については適宜設定でき、これによってブラケットの固定位置及び断面形状等も適宜設定できる。
また、本実施例1ではブラケットB1,B2をエンドプレート3に固定したが、エンドプレート4にも固定しても良い。
また、本実施例1では、偏平管状の車両用消音器ついて説明したが、円柱状や略三角柱状のものでも良く、これらも含めた車両用消音器の内部構造は適宜設定できる。
さらに、車両用消音器は本実施例1と取り付け方向も説明と異なり、車両上下方向、車幅方向が異なっていても適宜設定できる。
本発明の実施例1の車両用消音器を示す斜視図である。 本実施例1の車両用消音器の内部を説明する斜視図である。 本実施例1の車両用消音器の内部を説明する断面図であり、作用を説明する図である。 エンドプレートとブラケットの分解図である。
符号の説明
R1、R2、R3、R4 室
1 車両用消音器
2 シェル
2a ビード溝
3、4 エンドプレート
5、6、7 バッフルプレート
8 インレットパイプ
9 アウトレットパイプ
10 開口部
11 キャップ部材
12 パンチング穴
13a、13b、13c、13d ビード部
14a、14b 凹部
20 アダプタ

Claims (1)

  1. 消音器本体が、筒状のシェルと該シェルの両端部をそれぞれ閉塞するエンドプレートで構成され、
    前記消音器本体がエンドプレートに固定された棒状のブラケットを介して車両側に搭載される車両用消音器において、
    前記エンドプレートに消音器本体の内側へ突出するビード部を形成し、
    前記ブラケットをビード部の外側に形成された凹部に重ねた状態で固定したことを特徴とする車両用消音器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102748111A (zh) * 2011-04-21 2012-10-24 埃贝赫有限两合公司 ***
JP2012233473A (ja) * 2011-04-28 2012-11-29 J Eberspecher Gmbh & Co Kg モーター車用部品、ならびに、その製造方法、使用方法
DE102021101104A1 (de) 2020-02-21 2021-08-26 Futaba Industrial Co., Ltd. Schalldämpfer
US11371413B2 (en) 2018-09-27 2022-06-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Muffler for vehicle

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