JP2007088084A - 発光装置 - Google Patents

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策雄 鎌田
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Abstract

【課題】大型化を伴わずに発光効率を向上する。
【解決手段】発光色が少なくとも青色、赤色、緑色の3種類を含む複数のLEDチップ10と、これら複数のLEDチップ10が実装された実装基板20と、実装基板20におけるLEDチップ10の実装面側で全てのLEDチップ10を囲む枠体40と、枠体40の内側に透明樹脂材料を充填して形成されて各LEDチップ10および個々のLEDチップ10に接続されたボンディングワイヤ14を封止し且つ弾性を有する封止部50と、封止部50に重ねて配置されるレンズ60と、透明材料を成形した成形品であってレンズ60の光出射面60b側にレンズ60を覆い光出射面60bおよび枠体40との間に空気層80が形成される形で配設されるドーム状の保護カバー70とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、LEDチップ(発光ダイオードチップ)を利用した発光装置に関するものである。
従来、白色光を得る発光装置として、例えば、青色光を放射するLEDチップとLEDチップから放射された青色光によって励起されてブロードな黄色光を放射する黄色蛍光体とを組み合わせて白色光を得るようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−148509号公報
しかしながら、単一のLEDチップと蛍光体とを組み合わせて白色光を得る従来例においては、そのサイズに比較して発光効率がよくないという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたものであり、その目的は、大型化を伴わずに発光効率が向上する発光装置を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、発光色が少なくとも青色、赤色、緑色の3種類を含む複数のLEDチップと、これら複数のLEDチップが実装された実装基板と、実装基板におけるLEDチップの実装面側で全てのLEDチップを囲む透明樹脂材料からなる枠体と、枠体の内側に透明樹脂材料を充填して形成され各LEDチップ及び当該各LEDチップに接続されたボンディングワイヤを封止する封止部と、封止部に重ねて配置されるレンズと、透明材料を成形した成形品であってレンズの光出射面側にレンズを覆い光出射面および枠体との間に空気層が形成される形で配設されるドーム状の保護カバーとを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、発光色が少なくとも青色、赤色、緑色の3種類を含む複数のLEDチップを実装基板に実装したため、全ての色が混色された白色光が得られるとともに、単一のLEDチップと蛍光体を組み合わせる場合に比較して光が放射される総面積が増大して発光効率が向上でき、しかも、小型のLEDチップを用いることで大型化することがないものである。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、図1は本実施形態の発光装置の断面図、図2は分解斜視図、図3は要部の平面図をそれぞれ示している。
本実施形態の発光装置は、複数(本実施形態では8個)のLEDチップ10と、これら複数のLEDチップ10が実装された実装基板20と、実装基板20におけるLEDチップ10の実装面側で全てのLEDチップ10を囲む枠体40と、枠体40の内側に透明樹脂材料を充填して形成されて各LEDチップ10および個々のLEDチップ10に接続されたボンディングワイヤ14を封止し且つ弾性を有する封止部50と、封止部50に重ねて配置されるレンズ60と、透明材料を成形した成形品であってレンズ60の光出射面60b側にレンズ60を覆い光出射面60bおよび枠体40との間に空気層80が形成される形で配設されるドーム状の保護カバー70とを備えている。
実装基板20は、扁平な略矩形板状の金属板21と、金属板21の表面(図1,2における上面)に接合された略矩形平板状の絶縁部材22とを具備する。絶縁部材22は、例えば、難燃性のガラス布基材エポキシ樹脂を使い、一般的な耐熱性を備えた銅張り積層板(いわゆるFR−4基板)からなり、表面に対となるリードパターン23,23が形成されるとともに、中央には厚み方向に貫通する略矩形の窓孔24が設けられている。金属板21は、熱伝導率が比較的高い金属材料(CuやAlなど)によって絶縁部材22よりも十分に厚みの大きい略矩形平板状に形成されている。ここで、絶縁部材22の窓孔24内において、後述するサブマウント部材30が金属板21に接合されており、各LEDチップ10で発生した熱がサブマウント部材30を介して金属板21に伝熱されるようになっている。なお、金属板21と絶縁部材22とは、絶縁性を有するシート状の接着フィルムからなる固着材25により固着されている。また、各リードパターン23は、色変換部材70により覆われていない部位がアウターリード部23bとなっている。
LEDチップ10は、青色、赤色、緑色の3種類の光をそれぞれ放射するGaN系青色LEDチップ、GaAs系赤色LEDチップ、GaP系緑色LEDチップであり、一辺がおよそ0.2〜0.5mmの直方体状である。青色LEDチップは、例えば、結晶成長用基板としてサファイア基板に比べて格子定数や結晶構造がGaNに近く且つ導電性を有するn形のSiC基板からなる導電性基板(図示せず)を用いており、導電性基板の主表面側にGaN系化合物半導体材料により形成されて例えばダブルへテロ構造を有する積層構造部からなる発光部(図示せず)がエピタキシャル成長法(例えば、MOVPE法など)により成長され、導電性基板の裏面に図示しないカソード側の電極であるカソード電極(n電極)が形成され、発光部の表面(導電性基板の主表面側の最表面)に図示しないアノード側の電極であるアノード電極(p電極)が形成されている。要するに、LEDチップ10は、一表面側にアノード電極が形成されるとともに他表面側にカソード電極が形成されている。なお、赤色LEDチップ及び緑色LEDチップについては青色LEDチップと同様の構造であるから詳細な説明を省略する。上記カソード電極および上記アノード電極は、Ni膜とAu膜との積層膜により構成してあるが、上記カソード電極および上記アノード電極の材料は特に限定するものではなく、良好なオーミック特性が得られる材料であればよく、例えば、Alなどを採用してもよい。なお、本実施形態では、LEDチップ10の発光部が導電性基板よりも金属板21から離れた側となるように金属板21に実装されているが、LEDチップ10の発光部が導電性基板よりも金属板21に近い側となるように金属板21に実装するようにしてもよい。光取り出し効率を考えた場合には、発光部を金属板21から離れた側に配置することが望ましいが、本実施形態では導電性基板と発光部とが同程度の屈折率を有しているので、発光部を金属板21に近い側に配置しても光の取り出し損失が大きくなりすぎることはない。
また、LEDチップ10は、上述の金属板21に、LEDチップ10のチップサイズよりも大きなサイズの矩形板状に形成されLEDチップ10と金属板21との線膨張率の差に起因してLEDチップ10に働く応力を緩和するサブマウント部材30を介して実装されている。サブマウント部材30は、熱伝導率が比較的高く且つ絶縁性を有するAlNで略矩形平板状に形成されており、上記応力を緩和する機能だけでなく、LEDチップ10で発生した熱を金属板21においてLEDチップ10のチップサイズよりも広い範囲に伝熱させる熱伝導機能を有している。サブマウント部材30におけるLEDチップ10側の表面には、図3に示すように個々のLEDチップ10のカソード電極と接続される複数(合計8個)の電極パターン31が形成され、各電極パターン31と別の電極パターン31にカソード電極が接続されたLEDチップ10のアノード電極とが金属細線(例えば、金細線、アルミニウム細線など)からなるボンディングワイヤ14を介して電気的に接続されている。本実施形態では8個のLEDチップ10が全て直列接続されており、一端側のLEDチップ10のアノード電極がサブマウント部材30の表面に形成された中継用の導電パターン32及びボンディングワイヤ14を介して一方のリードパターン23と電気的に接続され、他端側のLEDチップ10と接続された電極パターン31がボンディングワイヤ14を介して他方のリードパターン23と電気的に接続されている(図3参照)。なお、LEDチップ10とサブマウント部材30の電極パターン31とは、AuSn、SnAgCuなどの鉛フリー半田を用いて接合されている。
サブマウント部材30の材料はAlNに限らず、線膨張率が導電性基板の材料である6H−SiCに比較的近く且つ熱伝導率が比較的高い材料であればよく、例えば、複合SiC、Siなどを採用してもよい。
上述の封止部50の透明樹脂材料としては、シリコーン樹脂を用いているが、シリコーン樹脂に限らず、アクリル樹脂などを用いてもよい。
これに対して、枠体40は、円筒状の形状であって、透明樹脂の成形品により構成されているが、当該成形品に用いる透明樹脂としては、シリコーン樹脂を採用している。要するに、本実施形態では、封止部50の透明樹脂材料の線膨張率と同等の線膨張率を有する透光性材料により枠体40を形成してある。ここに、本実施形態では、枠体40を金属基板20に固着した後で枠体40の内側に上記透明樹脂材料を充填(ポッティング)して熱硬化させることで封止部50を形成している。なお、上記透明樹脂材料としてシリコーン樹脂に代えてアクリル樹脂を用いている場合には、枠体40をアクリル樹脂の成形品により構成することが望ましい。
レンズ60は、封止部50側の光入射面60a並びに光出射面60bが凸曲面状に形成された両凸レンズからなる。ここにおいて、レンズ60は、シリコーン樹脂の成形品により構成してあり、上記透明樹脂材料と屈折率が同じ値となっているが、シリコーン樹脂の成形品に限らず、例えば、アクリル樹脂の成形品により構成してもよい。
ところで、レンズ60は、光出射面60bが、光入射面60aから入射した光を光出射面60bと上述の空気層80との境界で全反射させない凸曲面状に形成されている。なお、LEDチップ10の側面から放射された光は封止部50および枠体40および空気層80を伝搬して保護カバー70まで到達し保護カバー70を透過する。
保護カバー70は、シリコーン樹脂のような透明材料の成形品により、内面70aがレンズ60の光出射面60bに沿ったドーム形状(つまり、レンズ60の光出射面60bに対応した上記球面よりも直径が大きな球面の一部からなる形状)に形成されている。したがって、レンズ60の光出射面60bの位置によらず法線方向における光出射面60bと保護カバー70の内面70aとの間の距離が略一定値となっている。なお、保護カバー70は、位置によらず法線方向に沿った肉厚が一様となるように成形されている。保護カバー70は、開口部の周縁を絶縁部材22に対して、例えば接着剤(例えば、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂など)を用いて接着すればよい。なお、保護カバー70の材料として用いる透明材料は、シリコーン樹脂に限らず、例えば、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ガラスなどを採用してもよい。
ところで、本実施形態の発光装置を照明器具の光源に用いる場合、金属(例えば、Al、Cuなどの熱伝導率の高い金属)製の器具本体100にグリーンシートからなる絶縁層90を介して実装される。絶縁層90は、実装基板20と器具本体100との両者を電気的に絶縁し且つ熱結合させる機能を有している。但し、絶縁層90は、グリーンシートのようなシート状に成形したセラミックスの未燒結体に限らず、例えば、熱硬化性の固着材(例えば、エポキシ樹脂など)を用いてもよい。
上述のように本実施形態の発光装置では、発光色が少なくとも青色、赤色、緑色の3種類を含む複数のLEDチップ10を実装基板20に実装したため、全ての色が混色された白色光が得られるとともに、単一のLEDチップ(通常は、一辺がおよそ0.7〜1mmの直方体状に形成されている。)と蛍光体を組み合わせる場合に比較して光が放射される総面積が増大するために発光効率が向上でき、しかも、小型のLEDチップ10を用いることで大型化することがないものである。但し、青色、赤色、緑色の3種類のLEDチップ10だけでなく、橙色や黄色の光を放射するLEDチップ10を含めることで演色性を向上させるようにしても構わない。なお、橙色や黄色の光を放射するLEDチップは、例えばGaAsP系化合物半導体材料で形成すればよい。
実施形態を示す断面図である。 同上の分解斜視図である。 同上の要部の平面図である。
符号の説明
10 LEDチップ
20 実装基板
21 金属板
22 絶縁部材
23 リードパターン
30 サブマウント部材
40 枠体
50 封止部
60 レンズ
70 保護カバー

Claims (1)

  1. 発光色が少なくとも青色、赤色、緑色の3種類を含む複数のLEDチップと、これら複数のLEDチップが実装された実装基板と、実装基板におけるLEDチップの実装面側で全てのLEDチップを囲む透明樹脂材料からなる枠体と、枠体の内側に透明樹脂材料を充填して形成され各LEDチップ及び当該各LEDチップに接続されたボンディングワイヤを封止する封止部と、封止部に重ねて配置されるレンズと、透明材料を成形した成形品であってレンズの光出射面側にレンズを覆い光出射面および枠体との間に空気層が形成される形で配設されるドーム状の保護カバーとを備えたことを特徴とする発光装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016006914A (ja) * 2015-10-15 2016-01-14 シャープ株式会社 発光装置
KR20170028561A (ko) * 2015-09-04 2017-03-14 엘지이노텍 주식회사 발광 소자 패키지 및 이를 포함하는 조명 장치
JP2020178057A (ja) * 2019-04-19 2020-10-29 シチズン時計株式会社 回路基板及びその回路基板を用いた発光装置

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