JP2007086159A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
フォーカシング動作を可能としながらも、よりコンパクトな構成を有する撮像装置を提供する。
【解決手段】
フォーカシングレンズL1〜L4を一体で駆動するためのアクチュエータ30を、最も外径の小さいレンズL1の径方向外側の空間を利用して配置することにより、外形寸法を小さく抑えながら、フォーカシング動作を実現できる撮像装置を提供できる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、CCD型イメージセンサあるいはCMOS型イメージセンサ等の固体撮像素子を用いた、小型の撮像レンズおよび撮像装置に関し、特にフォーカシング機構を備えた撮像装置に関する。
近年、CCD(Charged Coupled Device)型あるいはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の固体撮像素子を用いた撮像装置の高性能化に伴い、オートフォーカス機構(以降AF機構という)を備えた撮像装置が搭載された携帯電話が普及しつつある。また、これらの撮像装置には、さらなる小型化への要求が高まっている。このようなAF機構を有する撮像装置としては、例えば特許文献1に開示されている。
特開2004−347890号公報
しかるに、特許文献1に開示されている撮像装置は、撮像レンズを構成するレンズ群の外径がほぼ等しくなっており、その外側にレンズを駆動するための駆動手段を配置しているため、径方向の寸法が大きくなっている。ところが、例えば撮像装置を携帯電話等に搭載する場合など、搭載スペースが限られることから、他部品との干渉を回避するために、より小型の撮像装置が望まれているという実情がある。
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、フォーカシング動作を可能としながらも、よりコンパクトな構成を有する撮像装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の撮像装置は、複数のレンズより構成される撮像レンズと、固体撮像素子とを有する撮像装置において、
前記撮像レンズは、最も像側に位置する最像側レンズの有効径が他のレンズの有効径よりも大きく、前記最像側レンズを含む全てのレンズをフォーカシングレンズとして光軸方向に移動させることにより、フォーカシングを行うように構成されており、
前記撮像レンズの最も有効径の小さい最小レンズの外径と前記最像側レンズの外径の差により最小レンズ周囲に生じる空間に、フォーカシング時に移動するフォーカシングレンズを駆動するためのアクチュエータの少なくとも一部を配置したことを特徴とする。
本発明によれば、前記最像側レンズを含む全てのレンズをフォーカシングレンズとして光軸方向に駆動するためのアクチュエータを、最も外径の小さいレンズの径方向外側の空間を利用して配置することにより、外形寸法を小さく抑えながら、フォーカシング動作を実現できる撮像装置を提供できる。
又、「最小レンズの外径と最像側レンズの外径の差により最小レンズ周囲に生じる空間」とは、「最小レンズの外径と最像側レンズの外径の差により結果として最小レンズ周囲に生じる空間」を含み、例えば最小レンズ、最像側レンズがともに保持部材に保持されている場合には、その保持部材の外径の差により最小レンズの周囲に生じる空間が、「最小レンズの外径と最像側レンズの外径の差により最小レンズ周囲に生じる空間」に相当する。
請求項2に記載の撮像装置は、請求項1に記載の発明において、前記撮像レンズが、最も物体側に正の屈折力を有する第1レンズを有し、前記最小レンズは前記第1レンズであることを特徴とする。
最も物体側の第1レンズが正の屈折力を有するようにすれば、撮像レンズ全体の全長を小さく抑えることができ、結果として撮像装置全体の高さ(撮像レンズ光軸方向の厚み)を小さくすることができる。また、第1レンズを有効径最小のレンズとすれば、第1レンズより物体側の空間を更に利用できるため、アクチュエータを配置するスペースを確保しやすいという利点がある。
請求項3に記載の撮像装置は、請求項2に記載の発明において、前記第1レンズの物体側に開口絞りを有することを特徴とする。
請求項2の構成要件に対してさらに望ましくは、開口絞りを前記第1レンズの物体側に配置するのがよい。前記最も物体側の第1レンズの径を小さくできアクチュエータを配置するスペースがより確保しやすくなるからである。
請求項4に記載の撮像装置は、請求項1〜3のいずれかに記載の発明において、前記フォーカシングレンズの移動をガイドするガイド部が、前記アクチュエータよりも固体撮像素子側に配置されていることを特徴とするので、前記ガイド部の競り合いなどを抑制でき、スムーズな駆動を実現できる。
請求項5に記載の撮像装置は、請求項1〜4いずれかに記載の発明において、前記フォーカシングレンズを保持する移動保持部の最像側レンズの周囲に形成した円筒面を、固定部材のガイド円筒面に対して移動可能に係合させることにより、前記フォーカシングレンズは光軸方向にガイドされることを特徴とするので、別個にガイドを設ける必要がなく、構成の簡素化・小型化を図れる。
請求項6に記載の撮像装置は、請求項1〜5のいずれかに記載の発明において、前記アクチュエータがボイスコイルモータを含むことを特徴とする。ボイスコイルモータは、比較的小型でありながら高速・高精度駆動が可能であるため、フォーカシングレンズの駆動に好適である。
請求項7に記載の撮像装置は、請求項1〜6のいずれかに記載の発明において、前記アクチュエータが形状記憶合金を含むことを特徴とするので、撮像装置の小型化が可能である。形状記憶合金とは、電圧を与えることで形状が変化する合金をいい、ワイヤの形で用いられる場合がある。
請求項8に記載の撮像装置は、請求項1〜7のいずれかに記載の発明において、前記固体撮像素子を保持すると共に電気信号の送受を行う外部接続用端子を有する基板と、物体側からの光入射用の開口部を有し遮光性部材からなる筐体とが一体的に形成されており、前記撮像装置における前記撮像レンズ光軸方向の高さが10[mm]以下であることを特徴とするので、より小型の撮像装置を得ることができる。
本発明によれば、フォーカシング動作を可能としながらも、よりコンパクトな構成を有する撮像装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施の形態にかかる撮像装置50の斜視図であり、図2,3は、図1の撮像装置50をII-II線を含む面に沿って切断した断面図であるが、図2はアクチュエータのコイルに対して非通電状態にあり、図3はアクチュエータのコイルに対して通電状態にある。
上記撮像装置50は、光電変換部51aを有する固体撮像素子としてのCMOS型イメージセンサ51と、このイメージセンサ51の光電変換部51aに被写体像を撮像させる撮像レンズとしての撮像レンズ10と、イメージセンサ51と撮像レンズ10との間に配置されたIRカットフィルタFと、イメージセンサ51を保持すると共にその電気信号の送受を行う外部接続用端子54(図1)を有する基板52と、撮像レンズを支持する組立筐体20と、フォーカシングレンズを駆動するアクチュエータ30とを備え、これらが一体的に形成されている。尚、本撮像装置50の光軸方向高さΔは、10mm以下である。
上記イメージセンサ51は、その受光側の平面の中央部に、画素(光電変換素子)が2次元的に配置された、受光部としての光電変換部51aが形成されており、その周囲には信号処理回路(不図示)が形成されている。かかる信号処理回路は、各画素を順次駆動し信号電荷を得る駆動回路部と、各信号電荷をデジタル信号に変換するA/D変換部と、このデジタル信号を用いて画像信号出力を形成する信号処理部等から構成されている。また、イメージセンサ51の受光側の平面の外縁近傍には、多数のパッド(図示略)が配置されており、ワイヤWを介して基板52に接続されている。イメージセンサ51は、光電変換部51aからの信号電荷をデジタルYUV信号等の画像信号等に変換し、ワイヤWを介して基板52上の所定の回路に出力する。ここで、Yは輝度信号、U(=R−Y)は赤と輝度信号との色差信号、V(=B−Y)は青と輝度信号との色差信号である。なお、撮像素子は上記CMOS型のイメージセンサに限定されるものではなく、CCD等の他のものを使用しても良い。
基板52は、その一平面上で上記イメージセンサ51及び外筒21を支持する支持平板52aと、支持平板52aに一端部が接続されたフレキシブル基板52b(図1)とを備えている。
支持平板52aは、表面に設けられた多数の信号伝達用パッドを有しており、これが前述したイメージセンサ51からのワイヤWと接続され、且つフレキシブル基板52bと接続されている。
フレキシブル基板52bは、上記の如くその一端部が支持平板52aと接続され、その他端部に設けられた外部接続用端子54を介して支持平板52aと外部回路(例えば、撮像装置を実装した上位装置が有する制御回路)とを接続し、外部回路からイメージセンサ51を駆動するための電圧やクロック信号の供給を受けたり、また、デジタルYUV信号を外部回路へ出力したりすることを可能とする。さらに、フレキシブル基板52bの長手方向の中間部が可撓性又は変形容易性を備え、その変形により、支持平板52aに対して外部出力端子の向きや配置に自由度を与えている。
遮光性部材からなる組立筐体20は、イメージセンサ51を囲うようにして配置され支持平板52aに対して接着剤Bを用いて下端が接着されてなる外筒(固定部材ともいう)21と、外筒21の内側に配置された移動可能な移動筒23と、外筒21の上方に配置されたカバー部材24とからなっている。外筒21の内周から半径方向内方に延在するフランジ部21aには、IRカットフィルタFが取り付けられている。
移動筒23は、円筒大径部23aの上部に円筒小径部23bを有し、更に円筒小径部23bの上部が、中央の開口(開口絞り)23cを除いて遮蔽された形状を有している。移動筒23の内部には、物体側から第1レンズL1,第2レンズL2,第3レンズL3,第4レンズL4が、この順序で固定的に内包保持されている。より具体的には、円筒小径部23bの内部には、第1レンズL1と第2レンズL2の一部が配置され、円筒大径部23aの内部には、残りのレンズ群が配置される。円筒小径部23bの外周には、アクチュエータ30により駆動される駆動筒22が固定されている。アクチュエータ30よりイメージセンサ51側に位置し且つ少なくとも第4レンズL4の周囲に位置する円筒大径部23aの外周面23dは、ガイド円筒部(ガイド部又は円筒面ともいう)となっており、外筒21の内周面(ガイド円筒面ともいう)21bに光軸方向に移動可能に嵌合している。
移動筒23の円筒大径部23aの上面は、外筒21の上端に螺合されたねじ部材26により外周側が固定されたばね円板27の上面に当接している。駆動筒22の上部は、外筒21の上端に取り付けられたカバー部材24と、アクチュエータ30のヨーク31との間に外周側が挟持されたばね部材28の下面に当接している。自由状態におけるばね部材27,28は、ほぼ図2に示す形状となっており、即ち図3に示す変形状態では、その弾性力により駆動筒22を下方に向かって付勢している。
環状のボイスコイルモータであるアクチュエータ30は、第1レンズL1の半径方向外方における駆動筒22とカバー部材24との間の空間に配置されているヨーク31と、ヨーク31内に固定された磁石32と、下端を駆動筒22のフランジ部22aに取り付けたコイル33とを有している。コイル33のプラス端子は、駆動筒22の外周面に沿って延在するフレキシブルな配線H+を介してばね部材28に接続されている。又、コイル33のマイナス端子は、駆動筒22のフランジ部22aの外壁に沿って延在するフレキシブルな配線H−を介してばね部材27に接続されている。ばね部材27,28の一部は、配線部27a、28a(これらは互いに絶縁されている)として、外筒21の外壁を伝い基板52に至るようにしている。ボイスコイルモータの駆動原理は良く知られているので省略するが、外部よりばね部材27,28,配線H+、H−を介してコイル33に電力を供給することで発生する磁力により、磁石32に対してコイル33を、供給された電力に応じて変位させることができるものである。
撮像レンズ10は、物体側より順に、開口絞り23c、正の屈折力を有し物体側に凸面を向けた第1レンズL1、負の屈折力を有する第2レンズL2,正の屈折力を有する第3レンズL3、負の屈折力を有する第4レンズL4とを有している。全体としてフォーカシングレンズを構成するレンズL1、L2、L3、L4は、その光軸と外筒21の中心線とが一致した状態で組立筐体20の内部に収容されている。本実施の形態では、第4レンズL4が最像側レンズを構成し、第1レンズL1が、その外径が最も小さい最小レンズであるため、第1レンズL1の半径方向外方にアクチュエータ30を配置するのに好適な構成となっている。
この撮像レンズ10は、開口絞り23c及び各レンズL1、L2、L3、L4を光学系として、固体撮像素子に対して被写体像の結像を行うためのものである。開口絞り23cは、撮像レンズ全系のFナンバーを決定する部材である。
撮像レンズ10とイメージセンサ51との間において外筒21のフランジ部21aに保持されたIRカットフィルタFは、例えば略矩形状や円形状に形成された部材である。
さらに、第1レンズL1と第2レンズL2との間に、遮光マスクSMが配置されている。また第3レンズL3と第4レンズL4との間に、遮光マスクSMが配置されていて、固体撮像素子に近い第4レンズL4有効径の外側に不要光が入射することを防止し、ゴーストやフレアの発生を抑えることができる。
上述した撮像装置50の使用態様について説明する。図4は、撮像装置50を携帯端末としての携帯電話機100に装備した状態を示す図である。また、図5は携帯電話機100の制御ブロック図である。
撮像装置50は、例えば、撮像レンズにおける外筒21の物体側端面が携帯電話機100の背面(液晶表示部側を正面とする)に設けられ、液晶表示部の下方に相当する位置になるよう配設される。
撮像装置50の外部接続用端子54は、携帯電話機100の制御部101と接続され、輝度信号や色差信号等の画像信号を制御部101側に出力する。
一方、携帯電話機100は、図5に示すように、各部を統括的に制御すると共に、各処理に応じたプログラムを実行する制御部(CPU)101と、番号等をキーにより支持入力するための入力部60と、所定のデータの他に撮像した画像や映像等を表示する表示部70と、外部サーバとの間の各種清報通信を実現するための無線通信部80と、携帯電話機100のシステムプログラムや各種処理プログラム及び端末ID等の必要な諸データを記憶している記憶部(ROM)91と、制御部101によって実行される各種処理プログラムやデータ、若しくは処理データ、或いは撮像装置50により撮像データ等を一時的に格納する作業領域として用いられる及び一時記憶部(RAM)92とを備えている。
携帯電話機100を把持する撮影者が、被写体に対して撮像装置50の撮像レンズ10の光軸を向けると、イメージセンサ51に画像信号が取り込まれるが、例えば像面AF処理などを行うことで、ピントズレを検出できる。制御部101は、このピントズレを解消する方向に第1レンズL1〜L4を駆動するように、アクチュエータ30に対して電力を供給するので、外部接続用端子54よりばね部材27,28,配線H+、H−を介してコイル33に電力が供給される。それにより発生した磁力と、変形したばね部材27,28の付勢力とを釣り合わせることにより、駆動筒22と共に移動筒23を光軸方向に変位させ、図2に示す位置と図3に示す位置の間の最適な合焦位置にレンズL1〜L4を移動させ且つ保持することができるので、適切なオートフォーカス動作を実現できる。このとき、円筒大径部23aの外周面23dは、その光軸方向長を比較的長くとることができるので(この例の場合撮像装置の全長の1/3程度)、ガイド円筒部としてガイド機能を発揮しながら外筒21の内周面21bに沿って摺動したときに、両者間の競り合いが抑制され、スムーズなフォーカシング動作を実現できる。なお、電力供給の中断により、ボイスコイルモータ30の駆動力が消失すれば、移動筒23は図2に示す状態へと復帰する。
更に所望のシャッタチャンスで、図4に示すボタンBTを撮影者が押すことでレリーズが行われ、画像信号が撮像装置50に取り込まれることとなる。撮像装置50から入力された画像信号は、上記携帯電話機100の制御系により、記憶部92に記憶されたり、或いは表示部70で表示され、さらには、無線通信部80を介して映像情報として外部に送信されることとなる。
図6,7は、携帯電話機100に用いることができる第2の実施の形態にかかる撮像装置におけるアクチュエータ30’を光軸方向に見た図であり、図6は、アクチュエータ30’に対して非通電状態にあり、図7は、アクチュエータ30’に対して通電状態にある。なお、本実施の形態は、図1〜3に示す実施の形態に対して、アクチュエータの構成のみが異なるため、共通する構成については同じ符号を付すことで説明を省略する。
本実施の形態において、アクチュエータ30’(以下、ワイヤSMAという)は、形状記憶合金をワイヤの形で用いている。形状記憶合金とは、外部から電力を供給することで任意に変形する合金をいい、詳細は例えば特表2003−507625号公報に記載されている。
図2,3を参照して、ばね板28によりカバー部材24に対して下方に付勢された移動筒23’は、フランジ部23b’の下面にフォロワ23c’(図8、9)を形成している。一方、外筒21の上部に取り付けられた調整リング35(図6,7)は、その上面に、周方向に高さが連続して変わりフォロワ23c’が摺動するカム部35a(図8、9)を形成している。
図6,7において、形状記憶合金からなるワイヤSMAの左端を外筒21にカシメ固定し、ワイヤSMAの右端を移動筒23’に固定している。ワイヤSMAの左端は配線H+に電気的に接続されており、ワイヤSMAの右端は、配線H−に電気的に接続されている。又、移動筒23’は、外筒21に対して引っ張りばね36により連結されており、図6,7で時計回りに付勢されている。
制御部101(図5)に制御により、配線H+、H−を介してワイヤSMAに電力が供給されると、その電力に応じた量だけ、ワイヤSMAは図6に示す状態から縮長し、引っ張りばね36の付勢力に抗して図7に示す状態へと変化する。このとき、ワイヤSMAが移動筒23’を外筒21に対して回転させるが、図9に示すようにフォロワ23c’がカム35aに沿って移動することで、移動筒23’はレンズL1〜L4を保持したまま、外筒21に対して光軸方向へと移動するので、適切なフォーカシング動作を行えるようになっている。なお、電力供給の中断により、ワイヤSMAが元の形状に戻れば、移動筒23’は図6,8に示す状態へと復帰する。
以上、本発明を実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。例えば、アクチュエータとしては、例示した上記実施の形態以外にも種々の駆動源を用いることができる。
本実施の形態にかかる撮像装置50の斜視図である。 非通電状態にある図1の撮像装置50をII-II線を含む面に沿って切断した断面図である。 通電状態にある図1の撮像装置50をII-II線を含む面に沿って切断した断面図である。 撮像装置50を携帯端末としての携帯電話機100に装備した状態を示す図である。 携帯電話機100の制御ブロック図である。 携帯電話機100に用いることができる第2の実施の形態にかかるアクチュエータ30’を光軸方向に見た図である。 携帯電話機100に用いることができる第2の実施の形態にかかるアクチュエータ30’を光軸方向に見た図である。 図6に対応してカム・フォロワの関係を示す図である。 図7に対応してカム・フォロワの関係を示す図である。
符号の説明
10 撮像レンズ
20 組立筐体
21 外筒
21a フランジ部
22 駆動筒
22a フランジ部
23、23‘ 移動筒
23a 円筒大径部
23b 円筒小径部
23b‘ フランジ部
23c’ フォロワ
23c 開口絞り
23d 外周面
24 カバー部材
26 ねじ部材
27 ばね部材
27a 配線部
28 ばね部材
28a 配線部
30、30’ アクチュエータ
31 ヨーク
32 磁石
33 コイル
35 調整リング
35a カム
50 撮像装置
51 イメージセンサ
51a 光電変換部
52 基板
52a 支持平板
52b フレキシブル基板
54 外部接続用端子
60 入力部
70 表示部
80 無線通信部
92 記憶部
100 携帯電話機
101 制御部
B 接着剤
BT ボタン
F カットフィルタ
H+、H− 配線
L1〜L4 レンズ
SM 遮光マスク
W ワイヤ


Claims (8)

  1. 複数のレンズより構成される撮像レンズと、固体撮像素子とを有する撮像装置において、
    前記撮像レンズは、最も像側に位置する最像側レンズの有効径が他のレンズの有効径よりも大きく、前記最像側レンズを含む全てのレンズをフォーカシングレンズとして光軸方向に移動させることにより、フォーカシングを行うように構成されており、
    前記撮像レンズの最も有効径の小さい最小レンズの外径と前記最像側レンズの外径の差により最小レンズ周囲に生じる空間に、フォーカシング時に移動するフォーカシングレンズを駆動するためのアクチュエータの少なくとも一部を配置したことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記撮像レンズは、最も物体側に正の屈折力を有する第1レンズを有し、前記最小レンズは前記第1レンズであることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記撮像レンズは、前記第1レンズの物体側に開口絞りを有することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置
  4. 前記フォーカシングレンズの移動をガイドするガイド部が、前記アクチュエータよりも固体撮像素子側に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記フォーカシングレンズを保持する移動保持部の最像側レンズの周囲に形成した円筒面を、固定部材のガイド円筒面に対して移動可能に係合させることにより、前記フォーカシングレンズは光軸方向にガイドされることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の撮像装置。
  6. 前記アクチュエータは、ボイスコイルモータを含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の撮像装置。
  7. 前記アクチュエータは、形状記憶合金を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 前記固体撮像素子を保持すると共に電気信号の送受を行う外部接続用端子を有する基板と、物体側からの光入射用の開口部を有し遮光性部材からなる筐体とが一体的に形成されており、前記撮像装置における前記撮像レンズ光軸方向の高さが10[mm]以下であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の撮像装置。

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