JP2007084186A - 用紙後処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙搬送の際、用紙の整列性を乱すことなく、静粛な動作で速やかな動きをすることができる待機トレイを備えた用紙後処理装置を提供する。
【解決手段】待機トレイ10は、一対から成り、用紙Pの幅にスライドした状態で用紙Pを受け取り、用紙Pの両側を支持する。待機トレイ10は、概略、軸部とその軸方向にかつ四方に延設された翼状部を備えている。この翼状部は、その上面に用紙Pを一時的に載置させるもので、特段、限定的な形状である必要はない。待機トレイ10は、ギアを介して一端部で軸支され、駆動モータによって回動可能になっている。
【選択図】 図10

Description

本発明は、複写機やプリンタ、複合機等の画像形成装置から排出される用紙の後処理を行う用紙後処理装置に関する。
近年、画像形成装置にあっては、画像形成後の用紙をソートしたりあるいはステイプル処理する等の用紙の後処理を行うために、画像形成装置本体の排紙部に用紙後処理装置を隣接して設けるものがある。このような用紙後処理装置では、先行する用紙の後処理が終了するのを待って後続の用紙の後処理を行う。このように画像形成装置本体から排出された後続の用紙を待機させるために、従来例えばステイプルに達する経路の途中に待機トレイ等の退避経路を設ける装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−279160号公報
従来、待機トレイにおいては所定の枚数の用紙が蓄積されると、一対の待機トレイを反対向きに水平移動させて、待機トレイ間を開かせ、用紙を自重により処理トレイに落下させていた。これらの動作では、用紙の整列性が乱れ、待機トレイ駆動モータやローラ等の反転音が大きく、また待機トレイ間が開くまでに要する時間がかかり、スループットがよくなかった。
そこで、本発明は上記課題を解決するものであり、用紙搬送の際、用紙の整列性がよく、静粛な動作で速やかな動きの待機トレイを備えた用紙後処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態によれば、画像形成装置から排出される用紙を待機させる待機トレイと、前記待機トレイの下方に配置され、前記待機トレイから落下供給される前記用紙及び/または前記待機トレイを経由せずに前記画像形成装置から排出される前記用紙を積載する処理トレイと、前記処理トレイに積載される前記用紙に後処理を行う処理機構と、前記処理トレイから排出される後処理終了後の前記用紙を積載する排紙トレイとを具備した用紙後処理装置であって、前記待機トレイは、軸部を有し、前記用紙を載置する翼状部が軸部の軸方向にかつ四方に延設され、一端部で軸支され、回動可能になっていることを特徴とする用紙後処理装置が提供される。
また、本発明の別の一実施形態によれば、前記待機トレイは、載置した前記用紙を前記処理トレイに向けて落下させる方向だけに回転することを特徴とする用紙後処理装置が提供される。
また、本発明の別の一実施形態によれば、前記待機トレイは、一対のもので、シンクロナイズして用紙落下方向に略45度づつ回転することを特徴とする用紙後処理装置が提供される。
本発明によれば、待機トレイが、用紙搬送の際、用紙の整列性を乱すことなく、静粛な動作で速やかな動きをすることができるので、用紙後処理のスループットをあげることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。尚、各図において同一箇所については同一の符号を付すとともに、重複した説明は省略する。図1は本発明の一実施形態に係る用紙後処理装置7の要部を示す斜視図、図2は複写機等の画像形成装置5に隣接配置した用紙後処理装置7を示す概略構成図である。
この用紙後処理装置7は、基本的に待機トレイ10、処理トレイ12、ステイプラ14、第1の排紙トレイ16、第2の排紙トレイ18とからなる。
複写機等の画像形成装置5にて画像形成され、一対の排紙ローラ6から排紙されてくる用紙Pは、一対の入口ローラ22で受け取られ、一対の給紙ローラ24に供給され、給紙ローラ24から待機トレイ10に送られる。入口ローラ22は入口ローラモータ26で駆動される。入口ローラ22から待機トレイ10までの間には用紙Pを給紙ローラ24に導くペーパーパス天井36が設けられる。入口ローラ22は、上入口ローラ22a、下入口ローラ22bからなる。給紙ローラ24も上給紙ローラ、下給紙ローラからなる。
待機トレイ10の下方には、待機トレイ10上から落下供給される用紙Pを積載する処理トレイ12が配置される。
処理トレイ12は、後処理を行う処理機構であるステイプラ14により用紙Pをステイプル処理する間、積載される用紙Pを整合支持する。
図5に示す様にステイプラ14はステイプル駆動部49により位置決めされ、ステイプル処理を制御される。処理トレイ12は、待機トレイ10から落下供給される複数枚の用紙Pを搬送方向である縦方向に整合する図6に示す上下一対の上縦整合ローラ38aと下縦整合ローラ38bとを有する。上下縦整合ローラ38a、38bは、ステイプル処理終了後の用紙束Tを挟持してステイプラ14から取り出す束搬送ローラを兼用する。上縦整合ローラ38aは縦整合上ローラモータ40により駆動され、下縦整合ローラ38bは縦整合下ローラモータ42により駆動される。
また、用紙Pが処理トレイ12に落下供給される際に用紙P後端が落下する位置には、処理トレイ12に載置される最上位の用紙Pを縦方向に整合するための回転可能なパドル44が配置される。パドル44は、図7に示すように処理トレイ12上に落下供給される用紙Pの受け部44a、処理トレイ12上に用紙Pをはたき落とすはたき部44b、処理トレイ12上の用紙Pを整合する送り部44cを有し、パドルモータ46により駆動される。パドル44は、ゴム材からなり弾性を有する。
処理トレイ12のステイプラ14側の端部には、用紙P後端を当接して後端位置を規制するストッパ45が設けられる。処理トレイ12の略中央には、ステイプル処理され、上下縦整合ローラ38a、38bによりステイプラ14から取り出された用紙束Tを第1あるいは第2の排紙トレイ16、18迄搬送する搬送ベルト50が設けられる。搬送ベルト50には、用紙束Tの後端を引っ掛ける送り爪50aが取着されている。
図2に示すように、待機トレイ10は、用紙Pを処理トレイ12に落下供給可能である一方、用紙Pを第1あるいは第2の排紙トレイ16、18方向に搬送可能となっている。排紙トレイ16、18方向への用紙Pの搬送は、用紙Pの整合を行う待機トレイローラ28を待機トレイ10上の用紙Pに接触して行う。待機トレイローラ28は、待機トレイローラ駆動源30により上下移動を制御される。
待機トレイ10は用紙Pの先端が後端より高くなる状態で用紙Pを支持するために傾斜角度θ1となるよう配置される。第1あるいは第2の排紙トレイ16、18は排紙トレイ駆動部52により昇降されて、いずれかを選択される。第1あるいは第2の排紙トレイ16、18は用紙Pの積載時に待機トレイ10あるいは処理トレイ12と略同じ高さに昇降して、排紙される用紙Pの整合性向上を図っている。また第1あるいは第2の排紙トレイ16、18は用紙Pの先端が後端より高くなる状態で用紙Pを支持するために傾斜角度θ2となるよう配置される。図3は本発明の一実施形態に係る待機トレイ周辺の要部を示す上面図であり、図4は待機トレイの周辺の要部を示す側面図である。待機トレイ10は、一対から成り、用紙Pの幅にスライドした状態で用紙Pを受け取り、用紙Pの両側を支持する。待機トレイ10は、軸部10aとその軸方向にかつ四方に延設された翼状部10bを備えている。この翼状部10bは、その上面に用紙Pを一時的に載置させるもので、特段、限定的な形状である必要はない。待機トレイ10は、ギア11を介して一端部で軸支され、回転モータ13によって回動可能になっている。待機トレイ10は、例えばABS樹脂製とする。回転時の風きり音を静粛なものとするためである。
翼状部10bには用紙Pの後端を規制する待機ストッパ10cを設けることが好適である。
待機トレイ10は用紙Pの両側から支持するものであるから、左右の待機トレイ10の動きを正確にシンクロナイズさせるのが好適である。すなわち、翼状部10bに所定枚数の用紙Pが積載されると、用紙落下方向に略45度づつ、例えば、ステッピングモータで構成する回転モータ13で正回転させる。ここでの正回転は、用紙Pが処理トレイ12に向けて落下する方向を意味している。待機トレイ10を回転させると、用紙Pは処理トレイ12に向けて落下していくが、回転中の翼状部10bが、落下中の用紙Pの叩き落としを行う。このため、落下中の用紙Pは整合された状態からばらばらになることなく、処理トレイ12上に積載させる。いずれの待機トレイ10も正回転だけをさせ、反転させない。静粛性のためである。
待機トレイ10は待機トレイモータ34により、用紙Pの幅方向に合わせて、横方向にスライド移動される。このスライド移動は、ベルト33を介してなされ、待機トレイ10はベルト固定部33aと係合されている。図3に示すように、待機トレイモータ34、ベルト33は、フレーム35L、35Rで支持されている。
待機トレイ10から処理トレイ12に達するまでの間には、待機トレイ10上の用紙Pを処理トレイ12に落下供給する際に、用紙Pが、搬送方向と直交する横方向に乱れるのを防止して横整合を行う、図8に示す横整合板47a、47bが設けられる。横整合板47a、47bは、横整合モータ48により用紙Pの幅に合わせるようスライド可能に形成されている。
次に作用について述べる。画像形成装置5にて画像形成され排紙ローラ6から用紙Pが供給されると、用紙後処理装置7は、用紙Pの後処理をする場合としない場合、あるいは先行する用紙Pが後処理を実行中であるか後処理を終了したかにより異なる操作を行う。
後処理をしない場合、例えば第1の排紙トレイ16は図2に点線で示す位置にスライド移動していて、待機トレイ10から排紙される用紙Pを整合性良く積載可能となっている。後処理をしない場合には、入り口ローラ22からペーパーパス天井36を介して給紙ローラ24に搬送された用紙Pは、給紙ローラ24により待機トレイ10に給紙される。次いで用紙Pは、待機トレイ10上に降下され矢印f方向に回転される待機トレイローラ28により搬送され第1の排紙トレイ16に排紙される。
このようにして第1の排紙トレイ16上には順次用紙が積載される。第1の排紙トレイ16は傾斜角度がθ2となるよう配置されていて、用紙先端が後端より高くなっていることから、例えば用紙Pが図9に点線で示す様に山なりにカールした状態で第1の排紙トレイ16上に排紙されたとしても、先行して第1の排紙トレイ16上に載置される用紙Pが後続の用紙Pの先端との接触により押し出されることがない。即ち、排出された用紙Pは順番が狂うことなく順次第1の排紙トレイ16上に載置される。また、先行する用紙Pが後続の用紙Pに押されて多少位置ずれを生じたとしても、傾斜角度θ2があることから、用紙Pは自重により落下して、第1の排紙トレイ16上にて後端が揃った状態に整合して積載され、用紙Pの排紙処理を完了する。
次に、後処理であるステイプル処理を行う場合であって、処理トレイ20上に先行してステイプル処理を実行中の用紙Pがない場合について述べる。
この場合、待機トレイ10は、回転モータ13により、翼状部10bを略45度正回転させ、図10(a)、(b)、(c)に示すように、用紙Pを処理トレイ12上に落下供給する。また図8に示すように、横整合板47a、47bは落下される用紙Pの横方向を整合するために、横整合板47a、47bの間が略用紙Pと同じ幅になるよう配置される。これにより、給紙ローラ24により給紙される用紙Pは、待機トレイ10を経由して処理トレイ12上に落下供給される。
落下供給時、上縦整合ローラ38aは上方に退避されていて、パドル44の受け部44aが用紙P後端を受ける。用紙Pの両側は、横整合板47a、47bに接触しながら落下して、横方向を整合される。次いでパドル44は矢印o方向に回転して、受け部44aから用紙P後端を落下し、はたき部44bにより処理トレイ12上にはたき落とす。更にパドル44は、送り部44cにより用紙Pを矢印q方向に送り、用紙P後端をストッパ45に当接して用紙Pの縦方向の整合を完了する。尚、処理トレイ12上での用紙Pの縦方向の整合は、上縦整合ローラ38aをその都度上下して上縦整合ローラ38aにより行うようにしても良い。
このようにして、画像形成された用紙Pを順次横方向及び縦方向に整合しながら、給紙ローラ24から待機トレイ10を経由して処理トレイ12に積載する。用紙Pが所定枚数に達したら、ステイプラ14は所望の位置にて処理トレイ12上の用紙Pをステイプルして束状にして用紙束Tを形成する。この後、上縦整合ローラ38aを用紙束上に降下して、矢印r方向に回転する上縦整合ローラ38a及び矢印s方向に回転する下縦整合ローラ38bにより用紙束Tを挟持し、第1の排紙トレイ16方向に束搬送する。
用紙束Tの後端は、上下縦整合ローラ38a、38bを通過すると、矢印t方向に回転される搬送ベルト50の送り爪50aに引っ掛けられ第1の排紙トレイ16上に束出しされる。
この時、第1の排紙トレイ16は、図2に点線で示す位置から実線で示す位置にスライド移動されている。第1の排紙トレイ16は傾斜角度がθ2となるよう配置されていて、用紙先端が後端より高くなっていることから、先行して第1の排紙トレイ16上に束出しされた用紙Pが後続の用紙束Tの先端との接触により押し出されることがない。また、先行する用紙束Tが後続の用紙Pにより多少位置ずれを生じたとしても、傾斜角度θ2があることから、用紙束Tは自重により落下して、第1の排紙トレイ16上にて後端が揃った状態に整合して積載され用紙Pのステイプル処理を完了する。
次に、後処理であるステイプル処理を行う場合であって、処理トレイ20上に先行してステイプル処理を実行中の用紙Pが残っている場合について述べる。
この場合、待機トレイ10にあっては、用紙Pを支持可能となっている。また、待機トレイローラ28は、用紙Pの妨げとならないよう待機トレイ10上方に退避されている。画像形成装置5から排出され給紙ローラ24により供給される用紙Pは、処理トレイ12が空くのを待つために、一旦待機トレイ10上に載置される。
待機トレイ10に載置された用紙Pは、矢印f方向と反対方向に回転される待機トレイローラ28により待機ストッパ10c方向に送られ、用紙P後端を待機ストッパ10cに当接して縦整合される。更に待機トレイ10は傾斜角度がθ1となるよう配置されていて、用紙先端が後端より高くなっていることから、用紙Pは、自重によっても後端を待機ストッパ10cに当接して縦整合する。
また、待機トレイ10は傾斜角度がθ1となるよう配置されていることから、例えば用紙Pが山なりにカールした状態で給紙ローラ24から供給され待機トレイ10上に給紙されたとしても、先行して待機トレイ10上に載置される用紙Pが後続の用紙Pの先端との接触により押し出されることがない。即ち、供給された用紙Pは順番が狂うことなく順次待機トレイ10上に載置される。また、先行する用紙Pが後続の用紙Pに押されて多少位置ずれを生じたとしても、傾斜角度θ1があることから、用紙Pは自重により後端が待機ストッパ10cに当接する位置まで落下して、待機トレイ10上にて後端が揃った状態に整合して積載される。
この間に処理トレイ12上の先行する用紙Pが第1の排紙トレイ16側に排出されて処理トレイ12が空になると、待機トレイ10は、翼状部を略45度正回転させ、図10に示すように、用紙Pは処理トレイ12上に落下供給される。この時、横整合板47a、47bの両者の間隔は、用紙Pと略同じ幅になるよう配置されている。従って待機トレイ10から落下される用紙Pは、両側を横整合板47a、47bに規制されて、横方向を整合される。
処理トレイ12に落下された2枚の用紙Pの下側の用紙Pは、矢印s方向と反対方向に回転される下縦整合ローラ38bにより矢印q方向に送られて、用紙P後端をストッパ45に当接して用紙Pの縦方向の整合を完了する。処理トレイ12に落下された2枚の用紙Pの上側の用紙Pは、矢印r方向と反対方向に回転される上縦整合ローラ38aにより矢印q方向に送られて、用紙P後端をストッパ45に当接して用紙Pの縦方向の整合を完了し、この後上縦整合ローラ38aは上方に退避される。
画像形成装置5から排出される3枚目以降の用紙Pは待機トレイ10上に待機されることなく翼状部10bの間から直接処理トレイ12上に落下供給される。この後3枚目以降の用紙Pは、パドル44により先に処理トレイ12上に積載される用紙P上に順次整合される。
処理トレイ12上に積載される用紙Pが所定枚数に達すると、ステイプラ14によりステイプル処理され用紙束Tを形成される。この後用紙束Tは上下縦整合ローラ38a、38bにより第1の排紙トレイ16方向に束搬送され、更に後端が搬送ベルト50の送り爪50aに引っ掛けられて、第1の排紙トレイ16上に束出しされ、用紙Pのステイプル処理を完了する。
このように構成される本実施例にあっては、待機トレイから処理トレイへの用紙搬送の際、用紙の整列性を乱すことなく、静粛な動作で速やかな動きをすることができるので、用紙後処理のスループットをあげることができる。
また、待機トレイ10に傾斜角度θ1を持たせることにより、待機トレイ10上で用紙Pを自重により整合可能となり、更に先行して載置されていた用紙Pが後続の用紙Pにより押し出される恐れが無く、待機トレイ10上での用紙Pの整合性を高められ、用紙Pのジャムを防止でき更に待機トレイ10上の用紙の載置の順番の狂いを防止できる。同様に第1あるいは第2の排紙トレイ16、18に傾斜角度θ2を持たせることにより、第1あるいは第2の排紙トレイ16、18に先行して載置されていた用紙Pあるいは用紙束Tが後続の用紙Pあるいは用紙束Tにより押し出される恐れが無く第1あるいは第2の排紙トレイ16、18上での用紙Pの整合性を高められ、用紙Pのジャムを防止でき更に第1あるいは第2の排紙トレイ16、18上の用紙Pあるいは用紙束Tの載置の順番の狂いを防止できる。
本発明は上記した実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
なお、本発明において処理トレイに積載された用紙に行う後処理は、ステイプル処理を記載してある。しかしながら、この後処理はステイプルを行う場合に限定されず、例えば用紙にホールパンチ(穴あけ)処理を行うといった後処理でも問題ない。この場合、処理トレイに積載された用紙は、複数枚でなく一枚の用紙であっても何ら問題ない。またそのような後処理機構を有した後処理装置に対しても、本発明は効果を発揮するのは言うまでもない。
本発明は上記した実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることはいうまでもない。
本発明の一実施形態に係る用紙後処理装置の要部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る用紙後処理装置を示す概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る待機トレイの周辺の要部を示す上面図である。 本発明の一実施形態に係る待機トレイの周辺の要部を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係る用紙後処理装置のステイプラを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る縦整合ローラを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るパドルを示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る横整合板及び搬送ベルトを示す概略斜視図である。 本発明の一実施形態に係る待機トレイあるいは排紙トレイ上の用紙が押し出される状態を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る待機トレイの回転動作を示す説明図である。
符号の説明
5・・・画像形成装置、7・・・用紙後処理装置、10・・・待機トレイ、10a・・・軸部、10b・・・翼状部、10c・・・待機ストッパ、11・・・ギア、12・・処理トレイ、13・・・回転モータ、14・・・ステイプラ、16・・・第1の排紙トレイ、18・・・第2の排紙トレイ、22・・・入口ローラ、22a・・・上入口ローラ、22b・・・下入口ローラ、24・・・給紙ローラ、26・・・入口ローラモータ、28・・・待機トレイローラ、30・・・待機トレイローラ駆動源、32・・・待機トレイローラモータ、33・・・ベルト、34…待機トレイモータ、35R、35L・・・フレーム、36・・・ペーパーパス天井、38a・・・上縦整合ローラ、38b・・・下縦整合ローラ、40・・・縦整合上ローラモータ、42・・・縦整合下ローラモータ、44・・・パドル、45・・・ストッパ、46・・・パドルモータ、47・・・横整合板、48・・・横整合モータ、49・・・ステイプル駆動部、50・・・搬送ベルト、50a・・・送り爪。

Claims (6)

  1. 画像形成装置から排出される用紙を待機させる待機トレイと、
    前記待機トレイの下方に配置され、前記待機トレイから落下供給される前記用紙及び/または前記待機トレイを経由せずに前記画像形成装置から排出される前記用紙を積載する処理トレイと、
    前記処理トレイに積載される前記用紙に後処理を行う処理機構と、
    前記処理トレイから排出される後処理終了後の前記用紙を積載する排紙トレイとを具備した用紙後処理装置であって、
    前記待機トレイは、軸部を有し、前記用紙を載置する翼状部が軸部の軸方向にかつ四方に延設され、一端部で軸支され、回動可能になっている
    ことを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 前記待機トレイは、載置した前記用紙を前記処理トレイに向けて落下させる方向だけに回転することを特徴とする請求項1記載の用紙後処理装置。
  3. 前記待機トレイは、一対のもので、シンクロナイズして用紙落下方向に略45度づつ回転することを特徴とする請求項1記載の用紙後処理装置。
  4. 前記待機トレイの回転は、ステッピングモータで駆動されていることを特徴とする請求項1記載の用紙後処理装置。
  5. 前記待機トレイは、ABS樹脂製であることを特徴とする請求項1記載の用紙後処理装置。
  6. 用紙の幅方向に合わせて待機トレイの間隔が調整可能であることを特徴とする請求項1記載の用紙後処理装置。
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