JP2007081613A - 弾性表面波デバイス及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 小型、薄型の弾性表面波デバイスを実現する。
【解決手段】 弾性表面波デバイス10は、圧電基板20の主面に形成されたIDT電極50と、IDT電極50から引き出した取出し電極45,46と、圧電基板20の主面の外周に沿って形成された金属接合部40とを有する弾性表面波チップ15と、絶縁性材料からなり、取出し電極45、46と接続される接続電極73,74と、外部電極77,78と接続電極73,74と外部電極77,78とを接続する貫通電極75,76とを有するカバー基板30と、弾性表面波チップ15とカバー基板30とが接合されることによって形成される空間の内部に、IDT電極50と取出し電極45,46とが気密封止され、圧電基板20またはカバー基板30が変形しても、カバー基板30がIDT電極50に接触しない程度の高さを有する補助部70が圧電基板20の主面に形成されていることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、弾性表面波デバイス及びその製造方法に関し、詳しくは、IDT電極とカバー基板の接触を防止する補助部を備える弾性表面波デバイスと、その製造方法に関する。
従来、弾性表面波チップが、圧電基板上にIDT電極と取出し電極及びこれらを取り囲むように配設した陽極接合部とで構成され、絶縁性のカバー基板が、ガラス板に空隙部と貫通孔を形成し、貫通孔とその周辺部に設けた外部電極と、外部電極に添設した印刷電極とで構成され、弾性表面波チップの取出し電極をカバー基板の外部電極と接合し、且つ、陽極接合部をカバー基板に接合してIDT電極を封止した弾性表面波デバイスというものが知られている。
また、上述のカバー基板に空隙部を設けずに、カバー基板と、弾性表面波チップの取出し電極と陽極接合部の膜厚を前述の膜厚よりも約3μm増加させた弾性表面波チップと、を備える構成とし、取出し電極と陽極接合部によって、IDT電極とカバー基板との間に空隙部を設けた弾性表面波デバイスというものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−213874号公報(第3〜5頁、図1,3,8)
このような特許文献1のカバー基板に空隙を設ける構造では、IDT電極とカバー基板とが、外部の力によって歪んでも接触しないだけの空隙部をカバー基板に設けている。そのために、カバー基板の強度を確保するためにはカバー基板全体を厚くしなければならず、弾性表面波デバイスの薄型化には不利な構造である。
また、取出し電極と陽極接合部を厚くして、IDT電極とカバー基板との空隙を確保する構造では、例えば、カバー基板の中央部に歪みが発生した場合には、カバー基板とIDT電極とが接触してしまうということが考えられる。さらに、この構造では、IDT電極の表面波の進行方向両端に取出し電極を配設しているため、一般の弾性表面波チップにおいて設けられる反射器または反射壁を配設することができず、正確な共振周波数が得られないということが予測される。
本発明の目的は、前述した課題を解決することを要旨とし、小型、薄型の弾性表面波デバイスを実現しながら、圧電基板及びカバー基板が歪んでもIDT電極とカバー基板とが接触しない構造の弾性表面波デバイスと、その製造方法を提供することである。
本発明の弾性表面波デバイスは、圧電基板の主面に形成されたIDT電極と、前記IDT電極から引き出した取出し電極と、前記圧電基板の主面の外周に沿って形成された金属接合部とを有する弾性表面波チップと、絶縁性材料からなり、一方の主面に設けられる前記取出し電極と接続する接続電極と、他方の主面に設けられる外部電極と、前記接続電極と前記外部電極とを接続する貫通電極とを有するカバー基板と、前記弾性表面波チップと前記カバー基板とが前記金属接合部において接合されることによって形成される空間の内部に、前記IDT電極と前記取出し電極とが気密封止され、前記空間の内部において、前記圧電基板または前記カバー基板が変形しても、前記カバー基板が前記IDT電極に接触しない程度の高さを有する補助部が前記圧電基板の主面に形成されていることを特徴とする。
この発明によれば、IDT電極と取出し電極とが気密封止される空間内部に設けられており、空間内部に、圧電基板またはカバー基板が変形しても、カバー基板がIDT電極に接触しない程度の高さを有する補助部を配設している。この補助部は、空間の高さよりも低く、IDT電極の厚さよりも高く設定しているため、カバー基板とIDT電極を接触させないために、空間の高さをその余裕分だけ高く設定する必要がなく、また、カバー基板の強度を確保するためにカバー基板を厚くする必要もなく、薄型の弾性表面波デバイスが実現でき、IDT電極とカバー基板との接触により共振周波数が不安定になることを防止することができるという効果を有する。
また、この補助部は、空間内部のIDT電極及び取出し電極の余裕スペースに配設することができるため、圧電基板及びカバー基板の平面サイズを大きくする必要がなく、小型の弾性表面波デバイスを実現することができる。
また、前記補助部が、前記IDT電極の近傍の離間した位置に、前記IDT電極の長手方向に沿って形成された金属膜であることが好ましい。
このように、金属膜からなる補助部をIDT電極の近傍、且つIDT電極に沿って配設することにより、カバー基板とIDT電極との接触を防止しながら、小型化、薄型化を実現することができる。また、詳しくは後述する実施の形態で説明するが、補助部が金属膜で形成されることから、IDT電極または取出し電極の形成工程の一貫で容易に形成することができる。
前記取出し電極が、前記IDT電極の長手方向に沿って概ね前記IDT電極の形成領域の範囲に設けられ、前記圧電基板と前記カバー基板とを接合した際に、前記空間の高さと同じ厚さで形成され、前記補助部を兼用していることが好ましい。
このように取出し電極を形成することで、取出し電極を本来の外部電極との接続機能に加え、補助部としての機能を持たせることにより、補助部をあらためて形成することなく、前述した効果を奏することができる。この取出し電極は、本来の取出し電極としての機能を有するために設けられる平面の大きさと空きスペース領域範囲に形成することができるので、弾性表面波デバイスのサイズが大きくなることはない。
また、前記補助部が、前記IDT電極を構成するバスバーの表面に形成されていることが好ましい。
バスバーは、交差指電極とともにIDT電極を構成するが、このバスバーの表面に補助部を配設しても共振周波数には影響をしない。従って、バスバーの表面に補助部を配設すれば、IDT電極に最も近接した場所に配設することになるため、補助部の高さを低く抑えても、本発明の目的を達成することができる。また、補助部の占有領域もIDT電極の範囲内となり、補助部のための専用スペースを必要としない。
また、本発明の弾性表面波デバイスの製造方法は、圧電基板の主面に設けたIDT電極と、前記IDT電極から引き出した取出し電極と、前記圧電基板の主面の外周に沿って形成された金属接合部と、補助部と、を有する弾性表面波チップを形成する工程と、一方の主面に設けられる前記取出し電極と接続する接続電極と、他方の主面に設けられる外部電極と、前記接続電極と前記外部電極とを接続する貫通電極とを有するカバー基板を形成する工程と、前記弾性表面波チップと前記カバー基板とを前記金属接合部において接合する工程と、貫通電極を気密封止する工程と、を含み、前記補助部を、前記圧電基板または前記カバー基板が変形しても、前記カバー基板が前記IDT電極に接触しない程度の高さに形成することを特徴とする。
前述した補助部は、取出し電極またはIDT電極の形成工程の範疇で形成することが可能で、補助部を設けることによる大幅な工程増加を伴わず製造することができる。
また、取出し電極は、カバー基板に設けられる貫通電極を介して外部電極に接続しているため、接合電極を横切ることがないため、空間の気密性を保持することができる。
また、前記補助部の形成工程が、前記取出し電極または前記金属接合部の形成工程において、前記IDT電極及び前記取出し電極とは離間した位置に、前記取出し電極と同じ材料で第1層を形成した後、前記補助部を所定の厚さに積層する工程を含むことが好ましい。
ここで、補助部は、取出し電極または金属接合部のそれぞれ電気的に独立した同一材料の金属膜によって形成される。
従って、取出し電極または金属接合部を形成する工程で補助部を形成し、さらに、所定の厚さにする工程を加えることにより、要求される補助部の厚さに対応して、さらに1層または複数層の金属膜を積層して補助部を形成することができる。
また、前記取出し電極の形成工程において、前記取出し電極を、前記IDT電極の長手方向に沿って概ね前記IDT電極の形成領域の範囲に形成し、前記弾性表面波チップと前記カバー基板とを接合した際に、前記取出し電極を前記カバー基板の内面に一致する厚さに形成することが好ましい。
このようにすれば、取出し電極がカバー基板に接する厚さで形成され、しかもIDT電極に沿っているため、カバー基板の内面高さを取出し電極によって規制することができる。つまり、この取出し電極は、前述した補助部の機能を兼ね備えることになる。従って、補助電極を形成する工程が不要となり、弾性表面波チップの製造工程を簡素化することを可能にする。
また、前記補助部の形成工程が、前記IDT電極の形成工程において、前記IDT電極の近傍に、前記IDT電極と同じ工程で第1層を形成した後、さらに、前記補助部を所定の厚さに積層する工程を含むことが好ましい。
このように補助部の第1層は、IDT電極と同じ材質、同じ厚さで形成され、さらに所定の厚さになるように積層して補助部を形成するため、補助部は、IDT電極近傍において、必ずIDT電極よりも厚く形成されることになるため、カバー基板との接触を確実に防止することができる。
また、前記補助部を、前記IDT電極の形成工程及び前記取出し電極の形成工程とは別の補助部形成工程で、所定の厚さに形成することが好ましい。
このようにすれば、補助部は、IDT電極または取出し電極とは異なる材質及び製造工程を任意に選択して形成することができる。
また、前記補助部を、前記IDT電極の形成工程後に、前記IDT電極を構成するバスバーの表面に、前記IDT電極と同じ材料で所定の厚さに積層することが望ましい。
このように、バスバーの表面に補助部を配設すれば、IDT電極に最も近接した場所に配設することになるため、補助部の高さを低く抑えても、本発明の目的を達成することができる。また、補助部の占有領域もIDT電極の範囲内となる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、本実施形態では、弾性表面波デバイスを本発明を適用した共振子の好適な実施の形態として例示している。
図1〜図4は本発明の実施形態1に係る弾性表面波デバイスの構造及び製造方法を示し、図5は実施形態1の変形例1、図6は実施形態1の変形例2、図7は実施形態2を示している。
(実施形態1)
図1〜図4は実施形態1に係る弾性表面波デバイスの構造及び製造方法を示す。
図1は、本実施形態に係る弾性表面波デバイス10を示し、(a)はその平面図、(b)は、(a)のA−A切断面を示す断面図である。図2は、弾性表面波チップ15の平面図、図3は、カバー基板30の平面図である。図1、図2、図3において、弾性表面波デバイス10は、IDT電極50(Interdigital Transducer)を有する弾性表面波チップ15と、その上面に積層し直接接合されるカバー基板30とから構成されている。
弾性表面波チップ15は、矩形の圧電基板20からなり、その主面としての表面22の略中央に、1対の交差指電極とそれぞれのバスバー51,52からなるIDT電極50が形成され、その長手方向(表面波の進行方向)の両端側に反射器60,61が形成されている。なお、IDT電極50と反射器60,61の詳細な形状は図示を省略している。
上述した1対の交差指電極の一方は、バスバー51から垂直にリード電極45Aが引き出され、その端部に圧電基板20の長手方向に沿って取出し電極45が形成されている。交差指電極の他方は、バスバー52からリード電極45Aの逆方向にリード電極46Aが引き出され、その端部に取出し電極45とは対角な位置に取出し電極46が形成されている。また、圧電基板20の表面22の外周の周縁には全周にわたって金属接合部40が形成されている。
さらに、IDT電極50及び反射器60,61の離間した近傍には、IDT電極50、反射器60,61の長手方向両側に沿って(つまり、長手方向が表面波の進行方向の場合には、幅方向両側に)島状の複数の補助部70が形成されている。この補助部70は、IDT電極50の厚さよりも厚く、カバー基板30の裏面33に接触しない範囲で形成される。すなわち、補助部70の厚さは、圧電基板20(弾性表面波チップ15)あるいはカバー基板30が歪んだ場合でも、IDT電極50(反射器60,61も含む)とカバー基板30の裏面33が接触しない範囲に適切に設定されている。
なお、図2では、補助部70は、IDT電極50及び反射器60,61の両側それぞれに6個ずつ配設しているが、補助部70の数はこれに限定されず5個より増減することができる。また、配設位置についても、図2に限定されず、本発明の目的を達成する範囲で、適宜選択した位置に配設することができる。従って、IDT電極50及び反射器60,61の片側に配設することもできる。
本実施形態では、圧電基板20は水晶で形成されているが、その他に、リチウムタンタレート、リチウムニオベートなどの圧電材料を採用することもできる。また、IDT電極50、反射器60,61及びリード電極45A,46Aは、電気特性、加工特性及びコストの面からAl膜で形成されているが、その他にアルミニウム合金などの導電性金属材料を使用することもできる。取出し電極45,46、補助部70及び金属接合部40は、Cr/Au膜またはCr/Ni/Au膜で同じ厚さに形成されている。
カバー基板30は、矩形のガラス基板からなり、その表面32から裏面33に向けてテーパ状の貫通孔34,35が開設されている。貫通孔34,35は、それぞれ上述した圧電基板20に設けられる取出し電極45,46に対応して対角方向に配置されている。
カバー基板30の裏面33には、取出し電極45,46に対応する形状の接続電極73,74が、それぞれ前述した貫通孔34,35の開口周縁の全周にわたって形成されている。さらに、カバー基板30の裏面33には、その外周の周縁には全周にわたって金属接合部41が形成されている。
各貫通孔34,35及びそれに連続する接続電極73,74の内周面は、導電性金属材料からなる貫通電極75,76によって被覆されている。また、カバー基板30の表面32には、貫通孔34,35の周縁にそれぞれ外部電極77,78が形成されている。そして、外部電極77,78は、貫通孔34,35に設けられた貫通電極75,76を介して、接続電極73,74と電気的に接続されている。
本実施形態では、カバー基板30は、圧電基板20を構成する水晶に近い熱膨張率を有するソーダガラスで形成されている。また、接続電極73,74及び金属接合部41は、Cr/Au膜またはCr/Ni/Au膜で同じ厚さに形成されている。貫通電極75,76及び外部電極77,78は、同様にCr/Au膜またはCr/Ni/Au膜で形成されている。
カバー基板30は、ソーダガラスの他に、水晶と同程度または近似した熱膨張率を有する他のガラス材料や絶縁材料、または圧電基板20と同じ水晶で形成することができる。また、圧電基板20を水晶以外の圧電材料で形成した場合、その圧電材料と同程度または近似した熱膨張率を有する絶縁性材料の薄板でカバー基板30を形成することもできる。
弾性表面波チップ15とカバー基板30とは、金属接合部40と金属接合部41、取出し電極45,46と接続電極73,74とが熱圧着されることにより一体化され、弾性表面波チップ15とカバー基板30との間に形成される空間の内部にIDT電極50、反射器60,61、取出し電極45,46とが気密に封止される。本実施形態では、取出し電極45,46、と接続電極73,74、及び金属接合部40と金属接合部41の厚さを、それらを接合した状態でIDT電極50、反射器60,61のAl膜よりも厚くなるように設定している。
また、補助部70は、IDT電極50、反射器60,61のAl膜よりも厚くし、前述の空間の高さよりも薄く設定されている。
弾性表面波チップ15とカバー基板30との接合手段としては、取出し電極45,46、金属接合部40の上面にAuSn合金膜を形成し、熱圧着または共晶接合によって接合する構造も採用することができる。
従って、前述した実施形態1による弾性表面波デバイス10は、補助部70が、前述した空間の高さよりも低く、IDT電極50の厚さよりも高く設定されているため、圧電基板20またはカバー基板30が外部からの力等により歪みが発生したとしても、補助部70によってカバー基板30が保持されるため、IDT電極50及び反射器60,61にはカバー基板30が接触しないので、予め期待される弾性表面波デバイスの励振、受信動作を確保、維持することができる。
また、この補助部70は、空間内部に配設され、図2に示すように、長手方向はIDT電極50及び反射器60,61の領域の範囲、幅方向は取出し電極45または取出し電極46が形成される範囲に形成されるため、補助部70を設けても平面サイズが大きくなることはない。
さらに、補助部70の厚さも、金属接合部40,41を加えた厚さ(つまり接合した際に形成される空間の高さ)の範囲内にあるため、総厚さも厚くなることはない。
また、前述した従来技術のように、カバー基板30に窪み状の空隙を設ける必要がないことから、カバー基板30の構造的強度が高く、薄く形成することが可能となり、このことから小型、薄型の弾性表面波デバイスを提供することができる。
(実施形態1による弾性表面波デバイスの製造方法)
次に、本実施形態による弾性表面波デバイスの製造方法について図面を参照して説明する。
図4(a)〜(e)は、本実施形態による弾性表面波デバイス10の製造工程の1例を示す断面図である。まず、図2に表す圧電基板20を縦及び横方向に連続して配列した大判の水晶ウエハ21を準備する。図4(a)において、水晶ウエハ21の表面22に、所定の厚さのCr/Au膜を成膜し、フォトリソグラフィ技術を用いて取出し電極45,46及び金属接合部40と、補助部70の第1層70Aを所望の形状に形成する。
続いて、水晶ウエハ21の表面22に所定の厚さのAl膜を成膜し、フォトリソグラフィ技術を用いてIDT電極50、反射器60,61、リード電極45A,46A(図2、参照)を所望の形状に、且つリード電極45A,46Aを取出し電極45,46に電気的に接続させるように形成する。
ここで、補助部70の形成工程をさらに詳しく説明すると、補助部70の第1層70Aの厚さは、金属接合部40、取出し電極45,46と同じであるため、金属接合部40及び取出し電極45,46、補助部70の第1層70Aの形成工程の後に、さらに補助部本来の厚さになるように補助部70の第1層70Aの表面にCr/Au膜(取出し電極45,46と同じ材質)を積層し、補助部70を形成する(図4(b)、参照)。
続いて、カバー基板30の製造工程について説明する。図4(c)を参照して説明する。
まず、図3に表すカバー基板30を縦及び横方向に連続して配列した大判のガラス基板31を準備する。ガラス基板31には、カバー基板30の貫通孔34,35をサンドブラスト加工またはエッチングにより間接する。特にサンドブラスト加工では、貫通孔34,35を所望のテーパ状に容易に加工することができる。
次に、ガラス基板31の裏面33(接合したときのカバー基板の内面)に所定の厚さのCr/Au膜を成膜し、フォトリソグラフィ技術を用いて接続電極73,74及び金属接合部41を所望の形状に形成する。
上述したように形成されたカバー基板30(この状態ではガラス基板31)と、圧電基板20(水晶ウエハ21)とを接合する。
図4(d)を参照して接合工程を説明する。水晶ウエハ21とガラス基板31とは、図4(d)に示すように上下に位置合わせをして、金属接合部40と金属接合部41、取出し電極45,46と接続電極73,74と、を接触した状態で重ねあわせる。この状態で、接合装置を用いて加圧しながら加熱する熱圧着法により一体に接合する。
この状態において、弾性表面波チップ15とカバー基板30との間に形成される空間内にIDT電極50、反射器60,61(図1(a)、参照)、取出し電極45,56とが収容される。
次に、ガラス基板31の表面32にCr/Au膜(または、Cr/Ni/Au膜)からなる外部電極77,78を所望の形状に形成し、続いて貫通電極75,76を形成する。
図4(e)を参照して説明する。接合された積層体は、洗浄した後、貫通孔34,35及び接続電極73,74の内周面にスパッタリング等でCr膜及びAu膜(または、Cr膜、Ni膜及びAu膜)を成膜することにより貫通電極75,76を形成する。貫通孔34,35はテーパ状に形成されているので、ガラス基板31の上面からスパッタリング等により容易に形成することができる。
なお、貫通電極75,76は薄膜であるため、中央には貫通孔36,37が形成される。
次に、貫通孔36,37に導電材料を充填して封止材80を形成する。図1(b)を参照して説明する。貫通孔36,37の内面は、先に金属膜の貫通電極75,76が形成され濡れ性が向上しているため、封止材80は充填が容易にできる。これにより、接続電極73,74及び取出し電極45,46を介してIDT電極50の各交差指電極と対応する外部電極77,78との間における導通、貫通孔36,37における気密性をより確実で信頼性の高いものにしている。
最後に、ガラス基板31と水晶ウエハ21の積層体を縦横に直交する外郭線90に沿ってダイシングすることにより、図1に示す単体の弾性表面波デバイス10が完成する。
なお、補助部70は、前述の製造方法では、まず、金属接合部40及び取出し電極45,46と同じ厚さの第1層70Aを形成した後、さらに、同じ材質の金属膜を所望の厚さまで積層しているが、金属接合部40及び取出し電極45,46がIDT電極50よりも厚く、補助部70の機能を果たすのに必要な厚さであれば、さらなる積層工程は不要である。
従って、前述した実施形態1の弾性表面波デバイスの製造方法によれば、補助部70は、取出し電極45,46形成工程の範疇で形成することが可能で、補助部70を設けることによる大幅な工程増加を伴わず製造することができる。
また、取出し電極45,46のそれぞれは、カバー基板30に設けられる貫通電極75,76を介して外部電極77,78に接続しているため、金属接合部40を横切ることがないため、空間内の気密性を保持することができる。
さらに、取出し電極45,46を形成する工程で補助部70の第1層70Aを形成し、さらに、所定の厚さにする積層工程を加えることにより、要求される補助部70の厚さに対応して、さらに1層または複数層の金属膜を積層して自在に所望の厚さの補助部70を形成することができる。
(実施形態1の変形例1)
補助部70は、前述した実施形態1(図1,2、参照)では、複数の島状の形状を配列しているが、補助部70の形状は島状に限らず、様々な形状を提案することができる。
図5は、実施形態1の変形例1に係る弾性表面波チップ15を示す平面図である。前述した実施形態(図1〜図3、参照)と共通部分には同じ符号を附している。また、断面関係は実施形態1と同じであるため図示を省略する。補助部は、IDT電極50及び反射器60,61の両側に沿って、リード電極45Aまたはリード電極46Aを跨いで形成される補助部71,72から構成されている。
なお、この補助部71,72は、IDT電極50及び反射器60,61の長手方向の範囲にわたって設けられているが、IDT電極50及び反射器60,61及び金属接合部40の内側領域の寸法関係から、本発明の目的を達成する範囲において、IDT電極50の範囲(両側)だけでも、またIDT電極50及び反射器60,61の片側だけに設けてもよい。
このように形成しても、前述した実施形態1と同様な効果を奏することができる。
(実施形態1の変形例2)
図6に実施形態1の他の変形例の弾性表面波チップ15を示す。変形例2は、取出し電極45,46を大きくして補助部の機能を兼用するように形成したものである。
取出し電極45,46は、IDT電極50及び反射器60,61の長手方向(表面波の進行方向)の両側に沿って、長手方向はIDT電極50及び反射器60,61の形成領域の範囲、幅方向は実施形態1(図1(a)、参照)に表される取出し電極45,46の範囲内に形成される。
この変形例2の取出し電極45,46の厚さは、前述した空間の高さと一致する厚さとされる。つまり、金属接合部40と金属接合部41とを接合した高さに等しい。この際、実施形態1において、カバー基板30の裏面33に形成されている接続電極73,74は不要である。このように、取出し電極45,46は、補助部としての機能を併せ持つことになる。
接合方法としては、前述した実施形態1の製造方法に準ずるが、金属接合部40と金属接合部41との間において、熱圧着法によって行うことができる。
この変形例2のように取出し電極45,46を形成する場合には、他の接合方法を採用することができる。例えば、ガラスからなるカバー基板30と金属接合部40及び取出し電極45,46との間で陽極接合する方法である。ここで、カバー基板30と金属接合部40とを直接接合するために、前述した実施形態1(図1(b)、参照)に示すカバー基板30に設けられる金属接合部41は形成しない。また、金属接合部40と取出し電極45,46の厚さは、前述した実施形態1に示す空間の高さ、つまり金属接合部40,41を合わせた厚さにする。こうすることで、カバー基板30と弾性表面波チップ15との接合を補助部として必要な高さの空間を有して行うことができる。
このようにすれば、図6に示す形状の取出し電極45,46を形成することで、取出し電極を補助部としての機能を持たせることができ、補助部をあらためて形成することなく、前述した効果を奏することができる。この取出し電極は、本来の取出し電極としての機能を有するために設けられる平面の大きさの範囲に形成することができるので、弾性表面波デバイスのサイズが大きくなることはない。
なお、図6では、貫通孔34,35は、実施形態1(図1(a)、参照)と同じ対角位置に設けているが、これらの位置は、例えば、取出し電極45,46の中心位置(IDT電極50の長手方向中心位置)など、自在に選択して設けることができ、図示しない外部回路との接続レイアウトの自由度が増すというような効果もある。
(実施形態1の変形例3)
次に、実施形態1の変形例3について説明する。この変形例3は、補助部をIDT電極50の形成時に、IDT電極50と同じAlを用いて形成し、補助部の形状は、前述した実施形態1(図2、参照)と、その変形例1(図5、参照)と同じにすることが可能なため、図は省略する。
この変形例3は、IDT電極50(反射器60,61、リード電極45A,46A含む)の形成工程で、補助部の第1層を形成した後、続いて、この第1層の表面にAl層を所定の補助部の厚さになるように積層するものである。
従って、このような変形例3では、前述した実施形態1及び変形例1と同様な効果を奏することができる。
(実施形態2)
続いて、本発明の実施形態2について図面を参照して説明する。実施形態2は、補助部をIDT電極及び反射器を構成するバスバーの表面に形成したところに特徴を有している。
図7は、実施形態2に係る弾性表面波チップ15を示し、(a)はその平面図、(b)は、図7(a)のB−B切断面を示す断面図である。図7(a)、(b)において、弾性表面波チップ15は、圧電基板20の表面22にIDT電極50、取出し電極45,46、金属接合部40とが、前述した実施形態1の製造方法で形成されている。
ここで、IDT電極50を構成する交差指電極を連続するバスバー51,52(反射器60,61のバスバーも含む)の表面に、IDT電極50(反射器60,61含む)形成後、総厚さが、前述した補助部70(図1(b)、参照)と同じになるように補助部としての補助電極53,54が積層されている。補助電極53,54は、IDT電極50と同じAlからなる。
このバスバー51,52の表面に補助電極53,54を配設しても励振、受信特性には影響しないことは知られている。従って、バスバー51,52の上面に補助部としての補助電極53,54を配設すれば、IDT電極50及び反射器60,61に最も近接した場所に配設することになるため、補助電極53,54の高さを低く抑えても、本発明の目的を達成することができる。また、補助電極53,54の占有領域もIDT電極50、反射器60,61の範囲内となり、弾性表面波デバイス10の小型化に寄与する。
なお、補助電極53,54は、バスバー51,52に対して、交差指電極に接触しない範囲の幅で形成されている。これは、補助電極53,54を積層形成する際に、製造上のばらつきがあっても、交差指電極の領域に、補助電極53,54がかからないようにするためであり、このようにしても、本発明の目的を達成するための妨げにはならない。
なお、本発明は前述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明しているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲に逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、材質、組み合わせ、その他の詳細な構成、及び製造工程間の加工方法において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
従って、上記に開示した形状、材質、製造工程などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものでないから、それらの形状、材質、組み合わせなどの限定の一部もしくは全部の限定をはずした部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
例えば、前述の実施形態1では、圧電基板20に補助部70を取出し電極45,46と同じ材質の金属膜で形成しているが、補助部70はそれらと異なる材料で、補助部単体として圧電基板20の表面に設ける構造としてもよい。
また、カバー基板30に補助部を形成することもできる。この場合IDT電極50や、反射器60,61に接触しない近傍の領域に、例えば、金属接合部41または接続電極73,74の形成工程に連続して実施形態1による補助部70とカバー基板30との寸法関係と同様に、カバー基板30に設ける補助部と弾性表面波チップ15との寸法関係を等しく形成することができる。このような構造にしても、本発明の目的を達成することを可能にする。
従って、前述の実施形態1〜実施形態2によれば、小型、薄型の弾性表面波デバイスを実現しながら、外力によって圧電基板及びカバー基板が歪んでもIDT電極とカバー基板とが接触しない構造の弾性表面波デバイスと、その製造方法を簡素な工程で実現することができる。
本発明の実施形態1に係る弾性表面波デバイスを示し、(a)はその平面図、(b)は、(a)のA−A切断面を示す断面図。 本発明の実施形態1に係る弾性表面波チップの平面図。 本発明の実施形態1に係るカバー基板の平面図。 (a)〜(e)は、本発明の実施形態1による弾性表面波デバイスの製造工程の1例を示す断面図。 本発明の実施形態1の変形例1に係る弾性表面波チップを示す平面図。 本発明の実施形態1の変形例2に係る弾性表面波チップを示す平面図。 本発明の実施形態2に係る弾性表面波チップを示し、(a)はその平面図、(b)は(a)のB−B切断面を示す断面図。
符号の説明
10…弾性表面波デバイス、15…弾性表面波チップ、20…圧電基板、30…カバー基板、40…金属接合部、45,46…取出し電極、50…IDT電極、60,61…反射器、70…補助部、73,74…接続電極、77,78…外部電極。

Claims (10)

  1. 圧電基板の主面に形成されたIDT電極と、前記IDT電極から引き出した取出し電極と、前記圧電基板の主面の外周に沿って形成された金属接合部とを有する弾性表面波チップと、
    絶縁性材料からなり、一方の主面に設けられる前記取出し電極と接続する接続電極と、他方の主面に設けられる外部電極と、前記接続電極と前記外部電極とを接続する貫通電極とを有するカバー基板と、
    前記弾性表面波チップと前記カバー基板とが前記金属接合部において接合されることによって形成される空間の内部に、前記IDT電極と前記取出し電極とが気密封止され、
    前記空間の内部において、前記圧電基板または前記カバー基板が変形しても、前記カバー基板が前記IDT電極に接触しない程度の高さを有する補助部が前記圧電基板の主面に形成されていることを特徴とする弾性表面波デバイス。
  2. 請求項1に記載の弾性表面波デバイスにおいて、
    前記補助部が、前記IDT電極の近傍の離間した位置に、前記IDT電極の長手方向に沿って形成された金属膜であることを特徴とする弾性表面波デバイス。
  3. 請求項1または請求項2に記載の弾性表面波デバイスにおいて、
    前記取出し電極が、前記IDT電極の長手方向に沿って概ね前記IDT電極の形成領域の範囲に設けられ、前記圧電基板と前記カバー基板とを接合した際に、前記空間の高さと同じ厚さで形成され、前記補助部を兼用していることを特徴とする弾性表面波デバイス。
  4. 請求項1に記載の弾性表面波デバイスにおいて、
    前記補助部が、前記IDT電極を構成するバスバーの表面に形成されていることを特徴とする弾性表面波デバイス。
  5. 圧電基板の主面に設けたIDT電極と、前記IDT電極から引き出した取出し電極と、前記圧電基板の主面の外周に沿って形成された金属接合部と、補助部と、を有する弾性表面波チップを形成する工程と、
    一方の主面に設けられる前記取出し電極と接続する接続電極と、他方の主面に設けられる外部電極と、前記接続電極と前記外部電極とを接続する貫通電極とを有するカバー基板を形成する工程と、
    前記弾性表面波チップと前記カバー基板とを前記金属接合部において接合する工程と、前記貫通電極を気密封止する工程と、を含み、
    前記補助部を前記圧電基板または前記カバー基板が変形しても、前記カバー基板が前記IDT電極に接触しない程度の高さに形成することを特徴とする弾性表面波デバイスの製造方法。
  6. 請求項5に記載の弾性表面波デバイスの製造方法において、
    前記補助部の形成工程が、前記取出し電極または前記金属接合部の形成工程において、前記IDT電極及び前記取出し電極とは離間した位置に、前記取出し電極と同じ材料で第1層を形成した後、前記補助部を所定の厚さに積層する工程を含むことを特徴とする弾性表面波デバイスの製造方法。
  7. 請求項5に記載の弾性表面波デバイスの製造方法において、
    前記取出し電極の形成工程において、前記取出し電極を、前記IDT電極の長手方向に沿って概ね前記IDT電極の形成領域の範囲に形成し、前記弾性表面波チップと前記カバー基板とを接合した際に、前記取出し電極を前記カバー基板の内面に一致する厚さに形成することを特徴とする弾性表面波デバイスの製造方法。
  8. 請求項5に記載の弾性表面波デバイスの製造方法において、
    前記補助部の形成工程が、前記IDT電極の形成工程において、前記IDT電極の近傍に、前記IDT電極と同じ工程で第1層を形成した後、さらに、前記補助部を所定の厚さに積層する工程を含むことを特徴とする弾性表面波デバイスの製造方法。
  9. 請求項5に記載の弾性表面波デバイスの製造方法において、
    前記補助部を、前記IDT電極の形成工程及び前記取出し電極の形成工程とは別の補助部形成工程で、所定の厚さに形成することを特徴とする弾性表面波デバイスの製造方法。
  10. 請求項5に記載の弾性表面波デバイスの製造方法において、
    前記補助部を、前記IDT電極の形成工程後に、前記IDT電極を構成するバスバーの表面に、前記IDT電極と同じ材料で所定の厚さに積層することを特徴とする弾性表面波デバイスの製造方法。
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