JP2007081410A - 強誘電体膜及び強誘電体キャパシタ形成方法及び強誘電体キャパシタ - Google Patents

強誘電体膜及び強誘電体キャパシタ形成方法及び強誘電体キャパシタ Download PDF

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Abstract

【課題】強誘電体膜及び強誘電体キャパシタ形成方法そして強誘電体キャパシタを提供する。
【解決手段】強誘電体膜及び強誘電体キャパシタ形成方法及び強誘電体キャパシタを提供する。反応チャンバに強誘電体を形成するための適切な比率で複数の有機金属ソース化合物を供給して強誘電体膜を形成する。有機金属ソース化合物はNの嵩比が少なくとも50%であるN/O混合酸化ガスと反応する。有機金属ソース化合物と混合酸化ガスは強誘電体膜を形成する蒸着時間の間、反応チャンバ内で蒸着温度及び蒸着圧力を維持される。その結果、強誘電体膜の均一度、例えば、下部電極との界面附近での均一度を向上することができる。
【選択図】図5B

Description

本発明は強誘電体膜、強誘電体膜を含むキャパシタ及び強誘電体キャパシタを含む半導体装置に係り、強誘電体記憶装置に関するものである。
一般的にDRAMは記憶セルアレイを含む。記憶セルアレイは多様な形態の構造を有し、一般的に一つのキャパシタとトランジスタを含む。
DRAM及び強誘電体記憶装置の製造において高誘電物質及び強誘電体に関する研究が持続的に続いている。強誘電体が外部電界が除去された以後にも分極の一部が残存する物質として強誘電体記憶装置に用いられるためには、高い残留分極(remanent polarization)及び低い抗電界(coercive field)、そして低い形成温度が要求される。
強誘電体物質において、SrBiTa(SBT)、Pb(Zr,Ti)O(PZT)及び(Bi,La)TiO(BLT)などのような物質に対する研究が活発に進行されている。これらの物質のうち、PZTは疲労度及び維持特性(fatigue and retention)が劣悪であると知られているが、相対的に高い残留分極及び低い抗電界及び形成温度を有するため現在一番有望な強誘電体メモリ用材料として研究されている。PZTの疲労度及び維持特性の劣化を、上、下部電極と強誘電体膜との間に伝導性酸化物を挿入することで最小化することができる技術が開発された。
強誘電体記憶装置の高集積化及び低電圧動作のためには強誘電体キャパシタの大きさ縮小と電極及び誘電体膜の厚さの減少が要求される。しかし、強誘電体膜の初期成長制御の難しさと下部電極を通じる金属元素の拡散によるプロファイルの劣化によって強誘電体膜の厚さ減少に限界がある。
強誘電体キャパシタのキャパシタンスCを下記のように表現することができる。
ここで、εは誘電率、Aは電極の面積、dは電極の間隔(強誘電体の厚さ)である。
印加電圧によって形成される電界Eは下記のように定義されることができる。
従って、低い動作電圧及び高いセンシングマージンを提供するために、適切な工程及び装置の収率が維持されるに充分な膜の品質を得る範囲でd(即ち、強誘電体膜の厚さ)を減らすことが望ましい。また、高集積化装置において、電極の厚さを減らすことで、容量を減らさずに、キャパシタのフットプリントを減少させることができる。
本発明の目的はプロファイルが劣化されず、厚さを減らすことができる強誘電体膜及び強誘電体キャパシタの形成方法及びこの方法で製造された強誘電体キャパシタを提供することである
本発明の他の目的は強誘電体キャパシタの電極の厚さを減らすことにある
本発明は強誘電体膜、強誘電体キャパシタ及び強誘電体半導体装置を製造する方法を含む。
本発明の一実施形態は複数の有機金属ソース化合物を前記反応チャンバに供給する段階、N及びOを含み、Nの嵩比が50%ないし90%である酸化ガスを前記反応チャンバに供給する段階、及び前記反応チャンバの蒸着温度及び蒸着圧力を維持し、蒸着時間の間前記有機金属ソース化合物と前記酸化ガスを反応させて強誘電体を形成する段階を含む。
前記NはNO及びNOのうち選択された一つまたはこれらの混合ガスであることができ、前記運搬ガスはHe、N及びArのうちで選択された一つまたは二つ以上の混合ガスであることができ、前記運搬ガスは前記酸化ガスの供給嵩比の20ないし50供給嵩比で前記チャンバ内に供給されることができる。前記強誘電体は二酸化物、三酸化物及び四酸化物及び/または窒化物であることができ、例えばMOCVD法で蒸着されたSBT、BLT、BST((Ba、Sr)TiO)、PZT、BaTiO、BiFeO、SBTN、SBTT、SBTZ、PZTであることができる。
前記PZTはPbソースとして鉛ビス(2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオネート)(Pb(thd))、鉛ビス(2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオネート N、N’、N’’−ペンタメチルジエチレントリアミン)(Pb(thd)pmdeta)のうち選択された一つまたはこれらの混合物を含むことができ、Zrソースとして ジルコニウム テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオネート)(Zr(thd))、ジルコニウム ビス(イソプロポキシド)ビス(2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオネート)(Zr(O‐i‐Pr)(thd))のうち選択された一つまたはこれらの混合物を含むことができ、Tiソースとして、チタン ビス(イソプロポキシド)ビス(2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオネート)(Ti(O−i−Pr)(thd))を含むことができる。
本発明の一実施形態において、前記強誘電体膜を形成する方法はPbソース、Zrソース及びTiソースを混合物で供給するCVDシステムで実施されることができる。前記CVDシステムで前記混合物を気化温度Tが維持された気化器に供給して有機金属ソース化合物を形成し、前記有機金属ソース化合物を注入温度の反応チャンバに供給する前に注入温度に調節することができる。
前記混合物は溶媒としてオクタンを含むことができ、前記気化温度Tは180℃ないし200℃であり、前記注入温度Tは120℃ないし200℃であることができる。前記蒸着温度は550℃ないし650℃であり、蒸着圧力は5Torr以下であることができる。
本発明は強誘電体キャパシタ形成方法を提供する。この方法は半導体基板上に下部電極膜を形成する段階、前記下部電極上に強誘電体膜を形成する段階、上部金属膜を形成してキャパシタスタックを形成する段階、及び前記キャパシタスタックをパターニングして側壁を有する強誘電体キャパシタを形成する段階を含む。前記強誘電体膜を形成する段階は、反応チャンバに運搬ガスを供給する段階、前記反応チャンバに複数の有機金属ソース化合物を供給する段階、N及びOを含み、Nの嵩比が60%ないし80%である酸化ガスを前記反応チャンバに供給する段階、及び前記反応チャンバ内の蒸着温度及び蒸着圧力を蒸着期間の間維持して強誘電体膜を形成する段階を含む。
前記半導体基板と前記下部電極の間に酸素遮断膜がさらに形成されることができる。前記強誘電体膜と前記上部電極との間にバッファ膜がさらに形成されることもできる。前記酸素遮断膜は金属及び金属窒化膜のうち選択された一つまたは二つ以上の組み合わせで形成されることができ、前記LaNiO、SrRuO、InSn、IrO、CaRuOのうち一つまたは二つ以上の組み合わせで形成されることができる。
前記下部電極膜はIr、IrRu、SrRuO/Ir、CaNiO、CaRuOのうち選択された一つまたは二つ以上の組み合わせであることができ、前記上部電極膜もIr、IrRu、SrRuO/Ir、CaNiO、LaNiO、CaRuOのうち選択された一つまたは二つ以上の組み合わせであることができる。前記下部電極の厚さは65nmを超えず、例えば30nmないし40nmであることができる。
前記キャパシタの側壁は基板に対して角度θ程度傾くことができる。前記角度θは少なくとも70度であることができ、キャパシタスタックに薄い層が用いられる時は場合によって90度であることができる。前記角度θによってキャパシタスタックは台形または四角形の断面を有することができる。前記キャパシタスタックを構成する多様な物質に対するエッチング程度によって前記キャパシタスタックは平均傾斜角で所定の偏差を有することができる。
本発明のまた他の実施形態による強誘電体膜形成方法は、反応チャンバに運搬ガスを供給する段階、複数の有機金属ソース化合物を前記反応チャンバに供給する段階、N及びOを含み、Nの嵩比が60%ないし80%である1混合酸化ガスを第1蒸着期間の間前記反応チャンバに供給する段階、前記第1蒸着期間T間前記反応チャンバ内を第1蒸着温度Td1及び第1蒸着圧力Pd1で維持して第1強誘電体を形成する段階、前記第1混合酸化ガスより酸素含量が高い第2酸化ガスを前記反応チャンバに第2蒸着期間の間供給する段階、及び第2蒸着期間T間前記反応チャンバ内を第2蒸着温度Td2及び第2蒸着圧力Pd2で維持して第2強誘電体を形成する段階を含むことができる。
前記強誘電体物質の大部分はPZTであることができ、前記第2層及びその上部層は蒸着条件によって前記第1強誘電体に比べて鉛及び酸素濃度が高いことができる。
一つまたはそれ以上の強誘電体及び/または成分勾配を有する強誘電体膜を適切に組み合わせて強誘電体膜の特性を調節するために酸素及び/または窒素の濃度が領域によって異なることができる。
上述したように、蒸着工程の間前記蒸着条件をほとんど一定に維持すれば、強誘電体膜は単一酸化元素としてOを用いて得られたときに比べて厚さの側面で改善された均一度を示す。本発明によれば、強誘電体と下部電極の界面で非正常的な膜が形成されることを抑制するまたは防ぐことができ、蒸着工程のうちに前記混合酸化ガスの使用程度は変更されることができる。例えば、蒸着初期段階で混合酸化ガスで進行して非正常的な強誘電体膜が形成されることを抑制し、前記強誘電体膜が所定の厚さに到逹した時、混合酸化ガスを純粋酸素ガスに転換して強誘電体膜上部の酸素含量を増加させることができる。従って、強誘電体膜の結果物は少なくとも多様な成分の原子比において均一ではない組成を有することができる。しかし、下部電極との界面付近では非正常的な強誘電体が少ないか、またはない。
図1に図示されたように、通常の強誘電体キャパシタスタック構造100は酸素遮断膜104(例えば、TiAlNのような金属窒化膜)、下部電極106(例えば、イリジウム)、強誘電体膜108(例えば、PZT(Pb(ZrTix−1)O))、及びバッファ膜110(例えば、SRO(SrRuO))導電膜112(例えば、イリジウム)を含む上部電極を含む。
この構造100は基板102上にシリコン酸化膜のような複数の層を順次に蒸着して形成されることができ、前記複数層をパターニング及びエッチングして要求される装置の機能に合う強誘電体キャパシタを形成する。
図2に図示されたように、強誘電体キャパシタスタック200は酸素遮断膜204(例えば、TiAlNのような金属窒化膜)、下部電極206(例えば、イリジウム)、強誘電体208(例えば、PZT(Pb(ZrTix−1)O)、及びバッファ膜210(例えば、SRO(SrRuO)のような金属酸化膜)と導電膜212(例えば、イリジウム)を含む。
この強誘電体構造200は基板202上に埋め込みコンタクト構造214が形成されたシリコン酸化膜のような複数の膜を順次に積層して形成される。前記積層膜はパターニング及びエッチングされて、要求される装置の機能に合うように強誘電体キャパシタ構造で作られる。前記埋め込みコンタクト構造は強誘電体キャパシタ200の下部電極と基板に提供された下部回路を電気的に連結する。
図3に図示されたように、本発明の一実施形態では、前記強誘電体キャパシタスタックは、基板S302を準備し、下部電極S304を形成し、強誘電体膜S306を形成し、上部電極S308を形成して熱処理された結果物S310を含む。上述したように、下部電極を形成する段階は酸素遮断膜を下部電極と基板との間に形成する段階をさらに含むことができる。前記酸素遮断膜は基板から伝達された酸素によって下部電極が酸化されることを抑制して製造工程及び強誘電体装置の動作期間の間下部電極の導電性の維持を助ける。
上述したように、上部電極を形成する段階はバッファ膜を前記強誘電体膜と前記上部電極の下部面との間に形成することを含む。前記バッファ膜は上部電極の接着性向上及び/または多層膜間の熱膨脹係数の差による熱応力の低減のように、強誘電体装置の信頼度及び寿命に影響を与える特性を向上することができるように選択されることができる。
本発明の一実施形態では、強誘電体キャパシタを製造する段階は半導体基板を準備し、層間絶縁膜ILDを前記半導体基板上に形成し、酸素遮断膜及び/または接着膜を前記ILD上に形成することを含む。例えば、前記酸素遮断膜及び/または接着膜はCVD、ALD、PVD及びE‐ビーム蒸着のような多様な工程を通じてTi、TiN、TiAlN、TaN及び/またはTaSiNであることができる。
遮断/接着膜が形成されると、前記下部電極BEが形成される。前記下部電極は例えば、貴金属、貴金属合金及び/またはIr、IrRu、SrRuO/Ir、IrO、CaNiO、CaRuOのうち選択された一つまたは二つ以上の組み合わせで形成されることができる。前記下部電極は80nm以下の厚さであることが望ましく、例えば30ないし40nmであることができる。
前記下部電極が形成された時、ペロブスカイト結晶構造を有する強誘電体膜がMOCVD法を用いて形成される。前記MOCVD法はシード層を形成することを含む。前記強誘電体膜が形成された後、上部電極が形成されることができる。前記上部電極は前記強誘電体膜の上部面に形成された初期バッファ膜と、前記初期バッファ膜上に形成された二次導電膜を有する二層構造で形成されることができる。前記初期バッファ膜は例えば、LaNiO、SrRuO、InSn、IrO及び/またはCaRuOのような金属酸化膜で形成されることができ、前記二次導電膜は例えば、貴金属、貴金属合金及び/またはIr、IrRu、SrRuO/Ir、IrO、CaNiO、LaNiO、CaRuOで形成されることができる。これらの層はCVD、ALD、PVD、スパッタリング及びE‐ビーム蒸着などの多様な方法で形成されることができる。
前記実施形態で前記強誘電体膜はMOCVD法で形成されることができる。この時、有機金属前駆体は通常のO酸化ガスではなく、窒素/酸素化合物N及び酸素の混合酸化ガスと反応する。図4A及び図4Bに図示されたように、基板404上に強誘電体薄膜の初期層を形成するためのMOソースを用いない通常のMOCVD法は酸化ガスとして純粋な酸素を用いる。前記強誘電体薄膜の初期層406はMOソースを供給しなくても顕著に不均一の構造を有する。
一方、図5A及び図5Bに図示されたように、本発明の実施形態によって混合酸化ガスを用いて下部電極506上に強誘電体初期層を形成した時、強誘電体薄膜の初期層507は図4Bに図示されたような顕著に不均一の強誘電体膜を形成することなく、改善された均一な構造を現わす。強誘電体膜507の均一度は装置の性能向上に寄与する。
前記のように、混合酸化ガスは酸素及び窒素を含む酸化ガス、例えばNで表示されるNO及び/またはNOを含むことができる。図3に図示された本発明の実施形態による強誘電体キャパシタの製造方法は基板を準備して反応チャンバにおくことを含む。Tiのような金属、またはTiNまたはTiAlNのような金属窒化膜を前記基板上に形成して酸素遮断膜を形成する。約650Åより薄い厚さを有するイリジウムスパッタリング膜を用いて下部電極を形成し、PZTのような強誘電体膜を形成することができる。希望する蒸着に適当な温度及び圧力のN/O混合酸化ガスを有する反応チャンバに金属前駆体を適当な比率で供給して前記強誘電体膜を形成することができる。前記強誘電体膜の上部面に適当なバッファ物質またはSrRuOスパッタリング膜のようなバッファ膜をさらに形成することもできる。イリジウムスパッタリング膜を利用して上部電極を形成する。
前記積層構造をパターニング及びエッチングしてそれぞれの強誘電体キャパシタ構造物を形成する。本発明の一実施形態で、鉛、ジルコニウム及びチタン有機金属前駆体を約190℃で動作する気化器に注入して初期有機金属MO蒸気を形成することができる。前記初期MO蒸気は反応チャンバ内に供給される前に運搬ガスと混合され、加熱された管路を通じて約130℃の温度で前記反応チャンバに供給される。前記混合酸化ガスは約400℃のより高い温度で前記反応チャンバに注入され、NOとOの混合比は約2:1であることができる。前記基板及び半導体ウェーハは前記反応チャンバ内で約575℃の蒸着温度で維持される。
混合比、ガス及び温度等の蒸着条件及び用いられる有機金属及び酸化ガスの混合比が上述と異なる場合にも、本発明の実施形態による改善された均一度を有する強誘電体物質を形成することができる。特に、酸化ガスの比を2:1に開示したが、前記Nの供給量は酸素の供給量と同一または超過することもできる。例えば、N/(N + O)の混合比は0.5ないし0.9である時望ましい結果を得ることができる。しかし、混合比が0.6ないし0.75である時、より優秀な結果を得ることができる。一方、NyOxが過度な場合、例えば、N/(N + O)が0.8以上である場合、漏洩が増加し得る。
前記多様な反応ガスの注入温度は前記強誘電体膜の結果物に影響を及ぼすことができる。例えば、前記実施形態で混合酸化ガスを400℃で注入したとしても、300℃ないし700℃範囲内で望ましい結果を得ることができ、400℃ないし500℃でより望ましい結果を得ることができる。大部分の場合、反応チャンバの圧力は前記強誘電体膜が蒸着される間5Torrより低いのが望ましい。有機金属前駆体はHe、N、Ar及びこれらのうちで二以上が混合された運搬ガスをさらに含むこともできる。
例えば、1000ÅのPZT膜は、各々117、70及び96mg/分の鉛、ジルコニウム及びチタンソース流(各々0.15sccm、0.09sccm及び0.12sccmに対応)を、200℃において、500sccmのアルゴン運搬ガスと組み合わせて用いることによって形成されてよい。前記ソース/運搬ガスの混合物はシャワー拡散器を通じて1500 sccmの酸化ガスとともに400℃で前記反応チャンバに注入されることができる。追加的に運送係数Vp190℃、流れバルブ温度FV130℃、ガスライン温度140℃及びシャワーヘッド温度265℃を工程条件にさらに含むこともできる。
前記チャンバ条件はウェーハ温度Tw550℃ないし590℃、蒸着圧力2Torrをさらに含み、シャワーヘッドギャップは20mmで提供されることができる。この条件は14分(865秒)の蒸着時間で厚さ約1000Åの均一なPZT膜を提供するに充分である。
図6A、6B及び図8に図示されたように、酸化ガスとして酸素のみを用いて形成されたPZT強誘電体膜は下部電極からの強誘電体膜の剥離を含んだ望ましくない領域を現わす。(強誘電体膜によって下部電極に提供されるまたは強誘電体膜を通じて下部電極に提供される酸素の拡散によって鉛シリケート及び/または鉛酸化膜が形成されることと推定される。)また、漏洩電流の増加及びP‐E曲線でインプリントの増加を現わす。このような欠陥を抑制するために、従来には下部電極の厚さを800Åまたはそれ以上に維持したが、これは構造物の領域及び集積度を制限した。剥離問題と共に、図6Aは酸化ガスとして酸素のみを用いて形成された強誘電体膜とともに非正常的な膜604及び正常的な膜606を示す。
一方、図7及び図8に図示されたように、N≧Oである混合酸化ガスを用いて形成された強誘電体キャパシタ構造は漏洩電流が低く、P‐E曲線上のインプリント及び剥離が減少された(酸素拡散減少のためであると推定)キャパシタを提供する。このような長所によって、P‐E特性(図7)の低下なく下部電極の厚さを300Å(30nm)または従来の下部電極に比べて1/3程度の厚さで形成されることができる。本発明の実施形態によって図13に図示されたような薄いBE構造を有する強誘電体キャパシタを形成することができる。図13はPZTを形成するにおいて、BEの厚さ及び酸化ガス機能による欠陥の個数を示す。図13に図示されたように、混合酸化ガスを使えば、表面欠陥を抑制し、700Åに比べて薄い300ÅのBE層を用いることができる。前記下部電極の厚さを減少すれば、キャパシタのフットプリントを抑制するように積層構造の角度θを増加させることができ、装置の集積度を向上させることができる。
下部電極の厚さ“d”の減少は強誘電体膜の金属及び酸素成分の拡散に対して下部電極の抵抗を低めるきらいがあり、酸素遮断膜及び/またはILDを含む物質の望ましくない反応に繋がる可能性があり、酸素遮断膜及び層間絶縁膜またはこれらの間にPZTの場合、PbSiOのような望ましくない金属化合物を形成する可能性がある。同様に、強誘電体膜の厚さの減少は漏洩電流の増加、残留分極レベルの減少及びデータ維持の減少をもたらす可能性がある。従って、キャパシタ構造及び関連回路の機能と性能の調和と収率及び装置の信頼性向上のための目標が残る。しかし、本発明によって混合酸化ガスを用いることによって、下部電極BEを通じた酸素または鉛の拡散を排除するまたは許容レベルも抑制することができる。本発明で30nmの厚さの下部電極を有した場合にも充分な性能を発揮することができたし、キャパシタ積層構造の側壁を垂直に形成して装置の集積度も向上することができる。しかし、従来のO方法はBEの厚さ増加及び漏洩電流、P‐E曲線移動のような多様な性能変数を有し、鉛及び酸素の周辺物質への拡散及びスロープの増加などを含む装置を提供する。従来のO酸化ガスに窒素含有ガスを含んで得られた強誘電体膜は蒸着初期に強誘電体膜と下部電極の界面及びその付近で金属酸化膜(例えば、PZT蒸着の時Pb‐O、SBT蒸着の時Sr‐O、そしてBLT蒸着の時Bi‐O)の形成を減少させることと判断される。これら金属酸化膜は周辺物質に拡散される金属及び酸素のソースになることができ、その結果P‐E曲線のインプリントまたはシフト、漏洩可能性及び/または下部膜から強誘電体膜の剥離を増加させることができる。一方、混合酸化ガスを用いる場合、BEと強誘電体膜の界面は金属酸化物で汚染されなく、蒸着初期にPb‐Oの形成を抑制することができてより均一の強誘電体膜を得ることができる。
図9は前記の強誘電体膜及び強誘電体装置製造方法を実施するための本発明の望ましい実施形態によるCVD装置900である。図9に図示されたように、多様な有機金属ソースは分離された容器902に保持されているか、または、計算された混合器902’に保持されている。有機金属MO化合物はガス状態または運搬ガスとともに流量制御機MFC904を通じて気化器908に供給されて有機金属ソース気体を形成する。この有機金属ソース気体は加熱された供給管912を通じて反応チャンバ916に供給されることができる。酸化ガスは容器910から独立的に供給されるか、または一つの容器に混合されて供給されて要求されるN/O比を有する混合酸化ガスで供給され、反応チャンバ916に注入される前に加熱914になる。反応チャンバ916内に、基板及びガスが適正温度及び圧力で維持されて前記基板上に要求される強誘電体膜を形成するためのCVD工程が実施される。
例えば、図9に図示された装置をPZT形成に用いる場合、MO化合物は鉛ビス(2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオネート)(lead bis(2,2,6,6‐tetramethyl‐3,5‐heptanedionate、Pb(thd))、鉛ビス(2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオネート N、N’、N’’−ペンタメチルジエチレントリアミン)(lead bis(2,2,6,6‐tetramethyl‐3,5‐heptanedionate N、N’、N”‐pentamethyl diethylenetriamine、Pb(thd)pmdeta)のうち選択された一つまたはこれらの混合物であるPbソースと、ジルコニウム テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオネート)(Zirconium tetrakis(2,2,6,6‐tetramethyl‐3,5‐heptanedionate、Zr(thd))、ジルコニウム ビス(イソプロポキシド)ビス(2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオネート)(Zirconium bis(isopropoxide)bis(2,2,6,6‐tetramethyl‐3,5‐heptanedionate、Zr(O‐i‐Pr)(thd))のうち選択された一つまたはこれらの混合物であるZrソースと、例えば、チタン ビス(イソプロポキシド)ビス(2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオネート)(titanium bis(isopropoxide)bis(2,2,6,6‐tetramethyl‐3,5‐heptanedionate、Ti(O‐i‐Pr)(thd))のようなTiソースを含むことができる。
通常的な強誘電体キャパシタ構造を示した図面である。 下部構造に接触された漸減構造の強誘電体キャパシタを示した図面である。 本発明の実施形態による強誘電体キャパシタの形成方法を示す順序を示した図面である。 通常のO酸化ガスを用いて形成された強誘電体膜の上部及び断面図である。 通常のO酸化ガスを用いて形成された強誘電体膜の上部及び断面図である。 本発明の実施形態によって混合酸化ガスを用いて形成された強誘電体膜の上部及び断面図を示した図面である。 本発明の実施形態によって混合酸化ガスを用いて形成された強誘電体膜の上部及び断面図を示した図面である。 通常のO酸化ガスを用いて形成された強誘電体膜の剥離を示した上部及び断面図である。 通常のO酸化ガスを用いて形成された強誘電体膜の剥離を示した上部及び断面図である。 混合酸化ガスを用いた三つの実施形態によって形成された構造物の分極/電界P‐E曲線を示したグラフである。 通常のO酸化ガス及び本発明の混合酸化ガスを用いて形成された構造物の分極/電界P‐E曲線を示したグラフである。 本発明による混合酸化ガスを用いるCVDシステムを示した図面である。 酸化剤の選択によるヒステリシス曲線、すなわちP‐E曲線を示したグラフである。 基板、層間絶縁膜、遮断膜、下部電極及び強誘電体膜を含む層間構造を示した断面図である。 150℃でべークされた結果物の100時間の存続時間評価及び周期的に測定された維持特性を示したグラフである。 強誘電体膜を形成する間、酸化剤の種類及び下部電極の厚さによる関数で示した表面欠陥グラフである。
符号の説明
100 強誘電体キャパシタスタック構造
102 基板
104 酸素遮断膜
106 下部電極
108 強誘電体膜
110 バッファ膜
112 導電膜
200 強誘電体キャパシタスタック
202 基板
204 酸素遮断膜
206 下部電極
208 強誘電体
210 バッファ膜
212 導電膜
214 埋め込みコンタクト構造
404 基板
406 強誘電体薄膜の初期層
506 下部電極
507 強誘電体薄膜の初期層

Claims (30)

  1. 反応チャンバに運搬ガスを供給する段階と、
    複数の有機金属ソース化合物を前記反応チャンバに供給する段階と、
    及びOを含み、Nの嵩比が50%ないし90%である酸化ガスを前記反応チャンバに供給する段階と、
    前記反応チャンバの蒸着温度及び蒸着圧力を維持し、蒸着時間の間前記有機金属ソース化合物と前記酸化ガスを反応させて強誘電体を形成する段階とを含むことを特徴とする強誘電体膜形成方法。
  2. 前記NガスはNO及びNOのうち選択された一つまたはこれらの混合ガスであることを特徴とする請求項1に記載の強誘電体膜形成方法。
  3. 前記NガスはNOを含むことを特徴とする請求項1に記載の強誘電体膜形成方法。
  4. 前記運搬ガスはHe、N及びArのうちで選択された一つまたは二つ以上の混合ガスであることを特徴とする請求項1に記載の強誘電体膜形成方法。
  5. 前記運搬ガスの供給嵩比は前記酸化ガスの供給嵩比の20%ないし50%であることを特徴とする請求項1に記載の強誘電体膜形成方法。
  6. 前記強誘電体はSBT、BLT、BST、PZT、BaTiO及びBiFeOのうち選択された一つであることを特徴とする請求項1に記載の強誘電体膜形成方法。
  7. 前記強誘電体はPZTであることを特徴とする請求項6に記載の強誘電体膜形成方法。
  8. 前記有機金属ソース化合物はPbソース、Zrソース及びTiソースを含むことを特徴とする請求項7に記載の強誘電体膜形成方法。
  9. 前記Pbソースは鉛ビス(2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオネート)(Pb(thd))及び鉛ビス(2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオネート N、N’、N’’−ペンタメチルジエチレントリアミン)(Pb(thd)pmdeta)のうち選択された一つまたはこれらの混合物を含み、
    前記Zrソースはジルコニウム テトラキス(2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオネート)(Zr(thd))及びジルコニウム ビス(イソプロポキシド)ビス(2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオネート)(Zr(O−i−Pr)(thd))のうち選択された一つまたはこれらの混合物を含み、
    前記Tiソースはチタン ビス(イソプロポキシド)ビス(2,2,6,6−テトラメチル−3,5−ヘプタンジオネート)(Ti(O‐i‐Pr)(thd))とを含むことを特徴とする請求項8に記載の強誘電体膜形成方法。
  10. 前記Pbソース、前記Zrソース及び前記Tiソースは混合物で供給され、
    前記複数の有機金属ソース化合物を供給する段階は、
    気化温度Tで維持された気化器に前記混合物を注入して有機金属ソース化合物を形成する段階と、
    前記有機金属ソース化合物を注入温度Tで調節し、前記注入温度Tの反応チャンバに注入する段階とを含むことを特徴とする請求項8に記載の強誘電体膜形成方法。
  11. 前記混合物は溶媒でオクタンを含み、
    前記気化温度Tは180℃ないし200℃であり、
    前記注入温度Tは120℃ないし200℃であることを特徴とする請求項10に記載の強誘電体膜形成方法。
  12. 前記蒸着温度は550℃ないし650℃であり、
    前記蒸着圧力は少なくとも10Torrであることを特徴とする請求項1に記載の強誘電体膜形成方法。
  13. 半導体基板上に下部電極膜を形成する段階と、
    前記下部電極上に強誘電体膜を形成する段階と、
    上部金属膜を形成してキャパシタスタックを形成する段階と、
    前記キャパシタスタックをパターニングして側壁を有する強誘電体キャパシタを形成する段階とを含み、
    前記強誘電体膜を形成する段階は、
    反応チャンバに運搬ガスを供給する段階と、
    前記反応チャンバに複数の有機金属ソース化合物を供給する段階と、
    及びOを含み、Nの嵩比が60%ないし80%である酸化ガスを前記反応チャンバに供給する段階と、
    前記反応チャンバ内に蒸着温度及び蒸着圧力を蒸着期間の間維持して強誘電体膜を形成する段階とを含むことを特徴とする強誘電体キャパシタ形成方法。
  14. 前記半導体基板及び前記下部電極との間に酸素遮断膜を形成する段階と、
    前記強誘電体膜及び前記上部電極との間にバッファ膜を形成する段階とをさらに含むことを特徴とする請求項13に記載の強誘電体キャパシタ形成方法。
  15. 前記酸素遮断膜Ti、TiN、TiAlN、TaN及びTaSiNのうち選択された一つまたは二つ以上の組み合わせであり、
    前記バッファ膜はLaNiO、SrRuO、InSn、IrO及びCaRuOのうち選択された一つまたは二つ以上の組み合わせであることを特徴とする請求項14に記載の強誘電体キャパシタ形成方法。
  16. 前記下部電極はIr、IrRu、SrRuO/Ir、CaNiO及びCaRuOのうち選択された一つまたは二つ以上の組み合わせであり、
    前記上部電極はIr、IrRu、SrRuO/Ir、CaNiO、LaNiO及びCaRuOのうち選択された一つまたは二つ以上の組み合わせであることを特徴とする請求項13に記載の強誘電体キャパシタ形成方法。
  17. 前記下部電極は65nmより薄いことを特徴とする請求項13に記載の強誘電体キャパシタ形成方法。
  18. 前記下部電極の厚さは30ないし40nmであることを特徴とする請求項13に記載の強誘電体キャパシタ形成方法。
  19. 前記側壁は基板に対する傾斜が少なくとも70度であることを特徴とする請求項13に記載の強誘電体キャパシタ形成方法。
  20. 前記側壁は基板面に対して垂直であることを特徴とする請求項19に記載の強誘電体キャパシタ形成方法。
  21. 反応チャンバに運搬ガスを供給する段階と、
    複数の有機金属ソース化合物を前記反応チャンバに供給する段階と、
    及びOを含み、Nの嵩比が60%ないし80%である第1混合酸化ガスを第1蒸着期間の間前記反応チャンバに供給する段階と、
    前記第1蒸着期間T間前記反応チャンバ内に第1蒸着温度Td1及び第1蒸着圧力Pd1を維持して第1強誘電体を形成する段階と、
    前記第1混合酸化ガスより酸素含量が高い第2酸化ガスを前記反応チャンバに第2蒸着期間の間供給する段階と、
    第2蒸着期間T間前記反応チャンバ内に第2蒸着温度Td2及び第2蒸着圧力Pd2を維持して第2強誘電体を形成する段階とを含むことを特徴とする強誘電体膜形成方法。
  22. 前記第2酸化ガスはOを含むものであることを特徴とする請求項21に記載の強誘電体膜形成方法。
  23. 前記第2強誘電体は前記第1強誘電体より金属及び酸素の濃度が高いことを特徴とする請求項21に記載の強誘電体膜形成方法。
  24. 前記強誘電体はPZTであり、前記第2強誘電体は前記第1強誘電体より鉛及び酸素の濃度が高いことを特徴とする請求項21に記載の強誘電体膜形成方法。
  25. 下部電極、
    上部電極、
    前記下部電極上に形成された強誘電体膜を含み、
    前記強誘電体膜は有機金属化合物とN/Oの混合酸化ガスの反応で形成され、強誘電体が下部面から上部面まで均一の結晶構造を有することを特徴とする強誘電体キャパシタ。
  26. 前記強誘電体膜及び前記上部電極との間に介されたバッファ膜をさらに含むことを特徴とする請求項25に記載の強誘電体キャパシタ。
  27. 前記下部電極の厚さは40nmを超えないことを特徴とする請求項25に記載の強誘電体キャパシタ。
  28. 前記下部電極はイリジウムを含み、
    前記強誘電体膜はPZTを含み、
    前記上部電極はイリジウムを含むことを特徴とする請求項25に記載の強誘電体キャパシタ。
  29. 前記バッファ膜はSrRuOを含むことを特徴とする請求項26に記載の強誘電体キャパシタ。
  30. 前記強誘電体膜は下部面から上部面に行けば行くほど酸素含量が高くなることを特徴とする請求項25に記載の強誘電体キャパシタ。
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