JP2007079955A - 情報処理方法および装置、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】 縮退された状態遷移図を上位レイヤとして生成できるようにする。
【解決手段】 操作部11は、少なくとも2以上の状態、それぞれの状態における動作、それぞれの状態における遷移時のイベント、およびイベントによりどの他の状態に遷移するかを示す遷移方向の情報を含む第1の状態遷移情報に基づいた、第1の状態遷移図における第1の状態および第2の状態を指定する。レイヤ管理部34は、指定された第1の状態を起点とし、第2の状態を終点とする第1の状態遷移図上の経路を縮退した、第2の状態遷移図に対応した第2の状態遷移情報を生成する。状態遷移図表示制御部61前記第1の状態遷移図、および、第2の状態遷移図を表示する。本発明はステートマシンに適用させることができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 操作部11は、少なくとも2以上の状態、それぞれの状態における動作、それぞれの状態における遷移時のイベント、およびイベントによりどの他の状態に遷移するかを示す遷移方向の情報を含む第1の状態遷移情報に基づいた、第1の状態遷移図における第1の状態および第2の状態を指定する。レイヤ管理部34は、指定された第1の状態を起点とし、第2の状態を終点とする第1の状態遷移図上の経路を縮退した、第2の状態遷移図に対応した第2の状態遷移情報を生成する。状態遷移図表示制御部61前記第1の状態遷移図、および、第2の状態遷移図を表示する。本発明はステートマシンに適用させることができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は情報処理方法および装置、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、詳細な状態遷移図と、その詳細な状態遷移図から縮退された簡易な状態遷移図とをそれぞれの関係を認識しつつ、容易に開発できるようにした情報処理方法および装置、記録媒体、並びにプログラムに関する。
アプリケーションソフトウェアプログラムの開発を支援する開発ツールが一般に普及しつつある。例えば、オブジェクト指向型のプログラムの開発を支援するものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、UML(Unified Modeling Language)に代表される状態遷移図を用いたアプリケーションソフトウェアプログラムのUI(User Interface)の開発ツールも提案されている。
状態遷移図は、各状態毎に実行されるべき動作が論理的に記述されるとともに、各状態において発生する所定のイベントにより他の状態に遷移する方向が示された図である。上述したアプリケーションソフトウェアプログラムのUIの開発ツールは、プログラムを状態遷移図として表示させると共に、その表示された状態遷移図そのものが操作されると、状態遷移図の操作内容をプログラムに反映させることで、プログラムを編集するものである。
ところで、初心者用のUIと、すでにそのUIに馴染みのある経験者用のUIとを開発する場合、経験者用の細かい設定が可能なUIの状態遷移図に基づいたプログラムが開発された後、これをベースとして、ベースの状態遷移図を縮退させた形式で示される初心者用の簡易なUIを生成することにより、経験者用のUIと非経験者用のUIとを表現できるようにすることがある。このようなUIとしては、例えば、操作マニュアルなどが挙げられる。つまり、操作マニュアルなどでは、経験者にとっては有用であるが、経験の浅い初心者にとっては説明しても理解すること事態が困難なUIがある。そこで、操作マニュアルのUIなどでは、経験者用の詳細なUIと、経験の浅い初心者用の簡易なUIとが用意されることがある。
より具体的には、例えば、状態Aにおいて、イベントA1が発生すると、状態Bに遷移し、さらに、状態BにおいてイベントB1が発生すると、状態Cに遷移するといった状態遷移図があるような場合、状態Bが経験者であれば理解が容易な内容を説明する動作であるが、非経験者には馴染みがなく理解が困難である内容を説明する動作であるものとする(ここでは、状態A乃至Cは、それぞれ異なる操作マニュアルの記載が表示されるといった動作が実行される状態を示す)。
このような場合、ベースとなる状態遷移図(状態AにおいてイベントA1が発生すると、状態Bに遷移し、さらに、イベントB1が発生すると状態Cに遷移する状態遷移図)から非経験者にとって実質的に不要な状態Bを削除して、状態AでイベントA1が発生すると、状態Cに遷移するという状態遷移図にした方が初心者には理解しやすいUIとなる。このように、経験者用のベースとなる状態遷移図から状態数を減らすようにして、状態遷移図に再構成することを状態遷移図の縮退という。
しかしながら、縮退された状態遷移図は、あくまでも、非経験者にとって理解しやすい構成となっているのみであって、プログラムの実行そのものは、ベースとなる状態遷移図に従ったものになる。
結果として、縮退された状態遷移図においては、状態AでイベントA1が発生すると状態Cに遷移するが、実際には、ベースとなる状態遷移図に従って、状態A1においてイベントA1が発生すると、状態Bに遷移し、状態Bに遷移すると強制的にイベントB1が発生し、状態Cに遷移するといった処理が実行されることになる。
しかしながら、縮退された状態遷移図だけでは、実際にプログラムが実行されるベースとなる状態遷移図における状態Bの存在や、状態Bにおいて、どのようなイベントが発生することにより状態Cに遷移するかといった情報が認識できず、経験のない初心者にはよいが、経験者にとっては、本来有用な処理であるはずの状態Bの処理を生かすことができない恐れがあった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、特に、状態遷移図の表示において、レイヤを用いて詳細な状態遷移図と、縮退された状態遷移図とをそれぞれ認識できるように表示すると共に、同時に、縮退された状態遷移図と、詳細なベースとなる状態遷移図との関係を容易に認識できるようにするものである。
本発明の一側面の情報処理方法は、それぞれの状態における動作、それぞれの前記状態における遷移時のイベント、および前記イベントによりどの他の前記状態に遷移するかを示す遷移方向の情報を含む第1の状態遷移情報に基づいた、第1の状態遷移図における第1の状態および第2の状態を指定する指定ステップと、前記指定ステップの処理により指定された前記第1の状態を起点とし、前記第2の状態を終点とする前記第1の状態遷移図上の経路を縮退した、第2の状態遷移図に対応した第2の状態遷移情報を生成する生成ステップと、前記第1の状態遷移図、および、前記生成ステップの処理により生成された第2の状態遷移図を表示する表示ステップとを含む。
前記表示ステップの処理には、前記第1の状態遷移図および前記第2の状態遷移図を、それぞれ異なる透明度でオーバラップして表示させるようにすることができる。
前記第1の状態遷移図または前記第2の状態遷移図が表示される前記透明度を設定する透明度設定ステップをさらに含ませるようにすることができる。
前記指定ステップの処理により指定された前記第1の状態を起点とし、前記第2の状態を終点とする前記第1の状態遷移図上の経路が複数である場合、その経路を選択させる選択ステップを含ませるようにすることができ、前記生成ステップには、前記指定ステップの処理により指定された前記第1の状態を起点とし、前記第2の状態を終点とする前記第1の状態遷移図上の複数の経路のうち、選択ステップの処理で選択された経路を縮退した、第2の状態遷移図に対応した第2の状態遷移情報を生成させるようにすることができる。
前記第1の状態遷移図または前記第2の状態遷移図を決定する決定ステップをさらに含ませるようにすることができ、前記表示ステップの処理には、前記決定ステップの処理により決定された前記状態遷移図を表示させるようにすることができる。
本発明の一側面の情報処理装置は、それぞれの状態における動作、それぞれの前記状態における遷移時のイベント、および前記イベントによりどの他の前記状態に遷移するかを示す遷移方向の情報を含む第1の状態遷移情報に基づいた、第1の状態遷移図における第1の状態および第2の状態を指定する指定手段と、前記指定手段により指定された前記第1の状態を起点とし、前記第2の状態を終点とする前記第1の状態遷移図上の経路を縮退した、第2の状態遷移図に対応した第2の状態遷移情報を生成する生成手段と、前記第1の状態遷移図、および、前記生成ステップの処理により生成された第2の状態遷移図を表示する表示手段とを含む。
本発明の一側面の記録媒体のプログラムは、それぞれの状態における動作、それぞれの前記状態における遷移時のイベント、および前記イベントによりどの他の前記状態に遷移するかを示す遷移方向の情報を含む第1の状態遷移情報に基づいた、第1の状態遷移図における第1の状態および第2の状態を指定する指定ステップと、前記指定ステップの処理により指定された前記第1の状態を起点とし、前記第2の状態を終点とする前記第1の状態遷移図上の経路を縮退した、第2の状態遷移図に対応した第2の状態遷移情報を生成する生成ステップと、前記第1の状態遷移図、および、前記生成ステップの処理により生成された第2の状態遷移図を表示する表示ステップとを含む。
本発明の一側面のプログラムは、それぞれの状態における動作、それぞれの前記状態における遷移時のイベント、および前記イベントによりどの他の前記状態に遷移するかを示す遷移方向の情報を含む第1の状態遷移情報に基づいた、第1の状態遷移図における第1の状態および第2の状態を指定する指定ステップと、前記指定ステップの処理により指定された前記第1の状態を起点とし、前記第2の状態を終点とする前記第1の状態遷移図上の経路を縮退した、第2の状態遷移図に対応した第2の状態遷移情報を生成する生成ステップと、前記第1の状態遷移図、および、前記生成ステップの処理により生成された第2の状態遷移図を表示する表示ステップとを含む処理をコンピュータに実行させる。
本発明の一側面の情報処理方法および装置、並びにプログラムにおいては、それぞれの状態における動作、それぞれの前記状態における遷移時のイベント、および前記イベントによりどの他の前記状態に遷移するかを示す遷移方向の情報を含む第1の状態遷移情報に基づいた、第1の状態遷移図における第1の状態および第2の状態が指定され、指定された前記第1の状態を起点とし、前記第2の状態を終点とする前記第1の状態遷移図上の経路が縮退された、第2の状態遷移図に対応した第2の状態遷移情報が生成され、前記第1の状態遷移図、および、生成された第2の状態遷移図が表示される。
情報処理装置は、独立した装置であっても良いし、情報処理装置の情報処理を行うブロックであっても良い。
以上のように、本発明の一側面によれば、プログラムの構成を示す、詳細な状態遷移図と、その詳細な状態遷移図から縮退された簡易な状態遷移図とのそれぞれの関係を認識させることが可能になると共に、開発の効率を向上させることが可能となる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、発明の詳細な説明に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、発明の詳細な説明に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の詳細な説明中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が構成要件に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外の構成要件には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の情報処理方法およびプログラムは、それぞれの状態における動作、それぞれの前記状態における遷移時のイベント、および前記イベントによりどの他の前記状態に遷移するかを示す遷移方向の情報を含む第1の状態遷移情報に基づいた、第1の状態遷移図における第1の状態および第2の状態を指定する指定ステップ(例えば、図8のステップS81,S83の処理)と、前記指定ステップの処理により指定された前記第1の状態を起点とし、前記第2の状態を終点とする前記第1の状態遷移図上の経路を縮退した、第2の状態遷移図に対応した第2の状態遷移情報を生成する生成ステップ(例えば、図8のステップS82,S84の処理)と、前記第1の状態遷移図、および、前記生成ステップの処理により生成された第2の状態遷移図を表示する表示ステップ(例えば、図18のステップS171の処理)とを含む。
前記表示ステップ(例えば、図18のステップS171の処理)の処理には、前記第1の状態遷移図および前記第2の状態遷移図を、それぞれ異なる透明度でオーバラップして表示させるようにすることができる。
前記第1の状態遷移図または前記第2の状態遷移図が表示される前記透明度を設定する透明度設定ステップ(例えば、図8のステップS95,S96の処理)をさらに含ませるようにすることができる。
前記指定ステップの処理により指定された前記第1の状態を起点とし、前記第2の状態を終点とする前記第1の状態遷移図上の経路が複数である場合、その経路を選択させる選択ステップ(例えば、図8のステップS90,S91の処理)を含ませるようにすることができ、前記生成ステップには、前記指定ステップの処理により指定された前記第1の状態を起点とし、前記第2の状態を終点とする前記第1の状態遷移図上の複数の経路のうち、選択ステップの処理で選択された経路を縮退した、第2の状態遷移図に対応した第2の状態遷移情報を生成させるようにすることができる。
前記第1の状態遷移図または前記第2の状態遷移図を決定する決定ステップ(例えば、図18のステップS174,S176の処理)をさらに含ませるようにすることができ、前記表示ステップの処理には、前記決定ステップの処理により決定された前記状態遷移図を表示させるようにすることができる。
本発明の一側面の情報処理装置は、それぞれの状態における動作、それぞれの前記状態における遷移時のイベント、および前記イベントによりどの他の前記状態に遷移するかを示す遷移方向の情報を含む第1の状態遷移情報に基づいた、第1の状態遷移図における第1の状態および第2の状態を指定する指定手段(例えば、図1の操作部11)と、前記指定手段により指定された前記第1の状態を起点とし、前記第2の状態を終点とする前記第1の状態遷移図上の経路を縮退した、第2の状態遷移図に対応した第2の状態遷移情報を生成する生成手段(例えば、図1のレイヤ管理部34)と、前記第1の状態遷移図、および、前記生成ステップの処理により生成された第2の状態遷移図を表示する表示手段(例えば、図1の状態遷移図表示制御部61)とを含む。
このように、状態遷移図を編集することにより状態遷移プログラムを開発するような場合には、ベースとなる状態遷移図と、ベースの状態遷移図を縮退した状態遷移図の両方を確実に認識することができると共に、相互を認識しながら状態遷移図を編集することができるので、状態遷移図に基づいた状態遷移情報を編集することで、容易にプログラムを開発することが可能となる。
図1は、本発明を適用した状態遷移プログラム編集装置1の一実施の形態の構成を示す図である。
状態遷移プログラム編集装置1は、アプリケーションソフトウェアプログラムにおけるUIのプログラムの開発を目的とした編集装置であり、各状態における動作、それぞれの状態における遷移時のイベント、および各イベント毎にどの他の状態に遷移するかを示す遷移方向の情報を含む状態遷移情報(ステートデータ)に基づいて、状態遷移図を生成すると共に、生成した状態遷移図を表示する。さらに、状態遷移プログラム編集装置1は、表示した状態遷移図が操作されることにより変更されると、変更された状態遷移図に対応して、状態遷移情報を更新する。
操作部11は、マウスやキーボードなどから構成されており、状態遷移プログラム編集装置1を操作するユーザによる操作に対応する信号を発生して編集部12、状態遷移エンジン14、表示制御部17、およびイベント検出部19に供給する。
編集部12は、ステート編集部31、トランジション編集部32、スクリプト編集部33、およびレイヤ管理部34より構成されており、操作部11より供給されてくる信号に基づいて、状態遷移情報(ステートデータ)を編集する。ステートデータは、各状態(ステート)毎に動作を示す情報(スクリプト情報)およびイベントに応じて遷移する状態の遷移先の情報(トランジション情報)が記述されている。
ステート編集部31は、第1レイヤにおける状態(ステート)の新規生成、および表示位置や大きさなどの情報を編集し、編集結果をステートデータ格納部13に格納させる。また、ステート編集部31は、レイヤ管理部34により制御され、第2レイヤ以上のステートの新規生成および表示位置や大きさなどの情報を編集し、編集結果をステートデータ格納部13に格納させる。
トランジション編集部32は、第1レイヤの各状態における動作が実行されている間に発生するイベントに応じて、遷移する遷移先となる状態の情報を編集し、ステートデータ格納部13に格納させる。また、トランジション編集部32は、レイヤ管理部34により制御され、第2レイヤ以上の上位のレイヤにおけるトランジションを編集し、ステートデータ格納部13に格納させる。
スクリプト編集部33は、各状態における動作内容を編集し、ステートデータ格納部13に格納させる。
レイヤ管理部34は、操作部11の操作信号に基づいて、ステート編集部31、およびトランジション編集部32を制御して、状態遷移図の縮退のレベルに応じて設定されるレイヤ毎にステートデータまたはトランジションを生成させて、ステートデータ格納部13に格納させる。
中間原ステート検索部41は、縮退後の先頭状態と、最後尾の状態が選択されたとき、その中間に存在する原ステートを検索する。すなわち、例えば、状態Aにおいて、イベントA1が発生すると状態Bに遷移し、状態BにおいてイベントB1が発生すると状態Cに遷移するといった状態遷移図において、縮退後の先頭状態として状態Aが選択され、最後尾に状態Cが選択されると、中間原ステート検索部41は、縮退後には存在しない状態Bを中間原ステートとして検索する。経路探索部42は、中間原ステート検索部41により検索された中間原ステートを経由して先頭状態から最後尾の状態に至るまでの状態遷移図上の経路を探索する。さらに、経路探索部42は、探索された経路のうち、複数の経路が検索された場合、いずれかを選択させる画面を表示し、選択された経路の状態を原ステートとして選択する。透明度設定部43は、レイヤを設定する際、レイヤ毎にステート枠を表示するときの透明度を設定するための画面を生成し、設定された透明度をステートデータ格納部13に格納させる。
ステートデータ格納部13は、各状態(ステート)毎に編集部12によりトランジション情報やスクリプト情報が編集されたステートデータを格納し、必要に応じて状態遷移図生成部15および状態遷移エンジン14に供給する。
状態遷移エンジン14は、ステートデータ格納部13に格納されているステートデータを読み出すと共に、イベント検出部19より供給されるイベントの情報に基づいて、今現在のステートを検索し、検索結果である今現在のステートを示す情報を状態遷移図生成部15および状態動作実行部16に供給する。
状態遷移図生成部15は、ステート枠生成部51、トランジション生成部52、およびレイヤ管理部53から構成されており、ステートデータ格納部13に格納されているステートデータを読み出し、状態遷移図を生成する。ステート枠生成部51は、各状態を示す矩形の枠(ステート枠)をレイヤ管理部53により指定されるレイヤ毎の透明度の情報に基づいて生成する。トランジション生成部52は、各状態における動作中に発生するイベント毎に遷移先を示す矢印をレイヤ管理部53により指定されるレイヤ毎の透明度の情報に基づいて生成する。レイヤ管理部53は、ステートデータ格納部13に格納されている状態遷移情報のうちレイヤ毎に設定される情報を読み出し、ステート枠生成部51およびトランジション生成部52を制御する。
状態動作実行部16は、状態遷移エンジン14より供給される今現在の状態のステートデータに基づいて、現在の状態の動作を実行し、実行結果を表示制御部17に供給する。
表示制御部17は、状態遷移図表示制御部61、および状態動作表示制御部62より構成され、表示部18に表示する表示画面を生成して表示させる。
状態遷移図表示制御部61は、状態遷移図生成部15より供給されてくる状態遷移図の情報に基づいて、例えば、図2の状態遷移図表示画面111を生成し、表示を制御する。尚、図2においては、表示部18で表示される表示画面101が示されている。表示画面101には、状態遷移図表示画面111、および、動作表示画面112が設けられている。図2においては、状態A(State A:ステートA)を示すステート枠131、状態B(State B:ステートB)を示すステート枠132、状態C(State C:ステートC)を示すステート枠133、状態D(State D:ステートD)を示すステート枠134、状態E(State E:ステートE)を示すステート枠135、および状態F(State F:ステートF)を示すステート枠136が示されており、それぞれが、トランジション141乃至146で結ばれている。トランジション141乃至146は、それぞれ状態間を遷移する方向とイベントを示している。
より詳細には、トランジション141は、「KEY_PRESS(0)」と示され、矢印が状態Aから状態Cに向って表示されており、状態Aの動作が実行されている場合、操作部11の「0」のキーが操作されるというイベントが発生すると、状態Aから状態Cに遷移することを示している。
同様に、トランジション142は、「KEY_PRESS(1)」と示され、矢印が状態Aから状態Bに向って表示されており、状態Aの動作が実行されている場合、操作部11の「1」のキーが操作されるというイベントが発生すると、状態Aから状態Bに遷移することを示している。
また、トランジション143は、「KEY_PRESS(2)」と示され、矢印が状態Bから状態Dに向って表示されており、状態Bの動作が実行されている場合、操作部11の「2」のキーが操作されるというイベントが発生すると、状態Bから状態Dに遷移することを示している。
さらに、トランジション144は、「KEY_PRESS(3)」と示され、矢印が状態Bから状態Eに向って表示されており、状態Bの動作が実行されている場合、操作部11の「3」のキーが操作されるというイベントが発生すると、状態Bから状態Eに遷移することを示している。
また、トランジション145は、「KEY_PRESS(5)」と示され、矢印が状態Dから状態Fに向って表示されており、状態Dの動作が実行されている場合、操作部11の「5」のキーが操作されるというイベントが発生すると、状態Dから状態Fに遷移することを示している。
さらに、トランジション146は、「KEY_PRESS(4)」と示され、矢印が状態Eから状態Fに向って表示されており、状態Eの動作が実行されている場合、操作部11の「4」のキーが操作されるというイベントが発生すると、状態Eから状態Fに遷移することを示している。
尚、図2の状態遷移図表示画面111における状態遷移図は、縮退のない、いわゆるベースとなる状態遷移図のみが表示されている例について示したものである。このベースとなる状態遷移図が、第1レイヤの状態遷移図であり、この状態遷移図が縮退された状態遷移図のレイヤを第2レイヤの状態遷移図と称する。すなわち、ベースの縮退のない状態遷移図に対して縮退の進んだ状態遷移図がより上位のレイヤとして表現される。
図1の説明に戻る。
状態動作表示制御部62は、状態動作実行部16より供給される状態動作の実行結果に基づいて、例えば、図2で示されるような状態動作画面112を生成し、表示を制御する。
表示部18は、CRT(Cathode Ray Tube)またはLCD(Liquid Crystal Display)などから構成され、表示制御部17により生成された画面を表示する。
次に、図3を参照して、ステートデータ格納部13に格納されるステート情報について説明する。
ステート情報は、例えば、図2の状態遷移図表示画面111で示されるような状態遷移図が構成されるような場合、図3で示されるような状態で、状態A乃至F毎にステートデータ格納部13に格納されている。図3においては、左上から状態A乃至Fの順にステート情報のデータ構造が示されている。
各ステート(状態)には、ステート枠が表示される位置を示す位置情報が記録される領域、トランジション情報として各イベントと対応する遷移先となる状態の情報が記録される領域、および各状態における動作が記述されたスクリプトが記録される領域が確保されている。
すなわち、図3の状態A(State A)においては、ステート枠が表示される画面上の位置情報として位置情報A(例えば、状態A(State A)を示すステート枠の画面上の中心座標など)が記録されると共に、トランジション情報として、イベント欄には「KEY_PRESS(0)」および「KEY_PRESS(1)」が記録され、対応する遷移先として、それぞれ「State C」および「State B」と記録されている。すなわち、このトランジション情報は、図2のトランジション141,142にそれぞれ対応する情報として記録されている。また、状態Aの場合、トランジション情報の下には、スクリプト情報として、「スクリプトA」(状態Aにおいて実行される動作を示す記述の情報)が記録されている。
また、状態B(State B)においては、ステート枠が表示される画面上の位置情報として位置情報Bが記録されると共に、トランジション情報として、イベント欄には「KEY_PRESS(2)」および「KEY_PRESS(3)」が記録され、対応する遷移先として、それぞれ「State D」および「State E」と記録されている。すなわち、このトランジション情報は、図2のトランジション143,144にそれぞれ対応する情報として記録されている。また、状態Bの場合、トランジション情報の下には、スクリプト情報として、「スクリプトB」が記録されている。
さらに、状態C(State C)においては、ステート枠が表示される画面上の位置情報として位置情報Cが記録される。尚、状態Cにおいては、遷移がないものとして設定されているため、ここでは、トランジション情報が記録されていない。また、状態Cの場合、トランジション情報の下には、スクリプト情報として、「スクリプトC」が記録されている。
また、状態D(State D)においては、ステート枠が表示される画面上の位置情報として位置情報Dが記録されると共に、トランジション情報として、イベント欄には「KEY_PRESS(5)」が記録され、対応する遷移先として、それぞれ「State F」と記録されている。すなわち、このトランジション情報は、図2のトランジション145に対応する情報として記録されている。また、状態Dの場合、トランジション情報の下には、スクリプト情報として、「スクリプトD」が記録されている。
さらに、状態E(State E)においては、ステート枠が表示される画面上の位置情報として位置情報Eが記録されると共に、トランジション情報として、イベント欄には「KEY_PRESS(4)」が記録され、対応する遷移先として、それぞれ「State F」と記録されている。すなわち、このトランジション情報は、図2のトランジション146に対応する情報として記録されている。また、状態Eの場合、トランジション情報の下には、スクリプト情報として、「スクリプトE」が記録されている。
また、状態F(State F)においては、ステート枠が表示される画面上の位置情報として位置情報Fが記録される。尚、状態Fにおいては、遷移がないものとして設定されているため、ここでは、トランジション情報が記録されていない。また、状態Fの場合、トランジション情報の下には、スクリプト情報として、「スクリプトF」が記録されている。
次に、図4のフローチャートを参照して、編集部12による状態遷移プログラム編集処理について説明する。
ステップS1において、ステート編集部31は、操作部11より供給されてくる信号に基づいて、第1レイヤのステート編集が指示されたか否かを判定する。ステップS1において、例えば、ステート編集処理が指示されたと判定された場合、ステップS2において、ステート編集部31は、ステート編集処理を実行し、その処理は、元に戻る。尚、ステート編集処理については、図5を参照して後述する。
ステップS1において、例えば、第1レイヤのステート編集処理が指示されていないと判定された場合、ステップS3において、トランジション編集部32は、操作部11より供給されてくる信号に基づいて、第1レイヤのトランジション編集が指示されたか否かを判定する。ステップS3において、例えば、第1レイヤのトランジション編集処理が指示されたと判定された場合、ステップS4において、トランジション編集部32は、トランジション編集処理を実行し、その処理は、元に戻る。尚、トランジション編集処理については、図6を参照して後述する。
ステップS3において、例えば、第1レイヤのトランジション編集処理が指示されていないと判定された場合、ステップS5において、スクリプト編集部33は、操作部11より供給されてくる信号に基づいて、第1レイヤのスクリプト編集が指示されたか否かを判定する。ステップS5において、例えば、第1レイヤのスクリプト編集処理が指示されたと判定された場合、ステップS6において、スクリプト編集部33は、スクリプト編集処理を実行し、その処理は、元に戻る。尚、スクリプト編集処理については、図7を参照して後述する。
ステップS5において、例えば、レイヤ追加編集処理が指示されていないと判定された場合、ステップS7において、レイヤ管理部34は、操作部11より供給されてくる信号に基づいて、レイヤ追加編集が指示されたか否かを判定する。ステップS7において、例えば、レイヤ追加編集処理が指示されたと判定された場合、ステップS8において、レイヤ管理部34は、レイヤ追加編集処理を実行し、その処理は、元に戻る。尚、レイヤ追加編集処理については、図8を参照して後述する。
以上の処理により、ステートデータが更新されることになるので、対応する状態遷移プログラムが更新される。
次に、図5のフローチャートを参照して、第1レイヤのステート編集処理について説明する。
ステップS21において、ステート編集部31は、操作部11からの信号に基づいて、新規のステート(状態)を生成する処理であるか否かを判定する。例えば、図2の表示画面101上の図示せぬボタンが操作され、新規のステートを生成する処理が指示された場合、ステップS22において、ステート編集部31は、新規のステートを生成する。すなわち、ステート編集部31は、新たな状態に対応するステート情報をステートデータ格納部13に記録する。
ステップS23において、ステート編集部31は、新規に生成されたステートを編集対象ステートに設定する。
ステップS24において、ステート編集部31は、編集対象ステートのステート情報に更新があるか否かを判定する。ここで更新の有無が判定されるのは、ステート情報のうちステート名や対応するステート枠の表示位置などの情報である。すなわち、ステート編集部31が編集するのは、ステート情報のうち、ステート名およびステート枠の表示位置の情報である。
ステップS24において、ステート情報のうち、ステート名およびステート枠の表示位置の情報に更新があると判定された場合、ステップS25において、ステート編集部31は、更新された、ステート名およびステート枠の表示位置の情報を編集対象ステートのステート情報に反映させて更新する。
一方、ステップS24において、更新がないと判定された場合、ステップS25の処理は、スキップされる。
ステップS26において、ステート編集処理の終了が指示されたか否かを判定し、終了が指示されない場合、その処理は、ステップS24に戻り、終了が指示されたと判定された場合、ステート編集処理は終了する。
また、ステップS21において、新規のステートの生成ではないと判定された場合、ステップS27において、既存のステートが選択されたか否かが判定される。すなわち、図18を参照して後述する表示処理により表示される、例えば、図2で示されるような状態遷移図表示画面111上に表示された既存のステート枠131乃至136のいずれかが図示せぬポインタが操作部11により操作されて選択されたか否かにより、対応するステートA乃至Fのステートデータ格納部13により格納されているステート情報のいずれかが選択されたか否かが判定される。例えば、既存のステートのステート情報が選択された場合、ステップS28において、ステート編集部31は、選択されたステートを編集対象ステートに設定し、その処理は、ステップS24に進む。
一方、ステップS27において、既存のステートが選択されたと判定されなかった場合、その処理は、ステップS21に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
すなわち、以上の処理により、第1レイヤにおける新規のステート、または、既存のステートの何れかのステート情報について、ステート名およびステート枠の表示位置が、新たに設定されるか、または、更新されることになる。
次に、図6のフローチャートを参照して、トランジション編集処理について説明する。
ステップS41において、トランジション編集部32は、既存のステートが選択されたか否かを判定し、選択されるまで、その処理を繰り返す。すなわち、図18を参照して後述する表示処理により表示される、例えば、図2で示されるような状態遷移図表示画面111上に表示された既存のステート枠131乃至136のいずれかが図示せぬポインタが操作部11により操作されて選択されたか否かにより、対応するステートA乃至Fのステートデータ格納部13により格納されているステート情報のいずれかが選択されたか否かが判定される。そして、ステップS41において、例えば、既存のステートのステート情報が選択された場合、ステップS42において、トランジション編集部32は、選択されたステートを編集対象ステートに設定し、その処理は、ステップS43に進む。
ステップS43において、トランジション編集部32は、編集対象ステートのステート情報のうち、遷移先が指定されたか否かを判定する。すなわち、例えば、図2の状態遷移図表示画面111で示されるように、ステート枠131乃至134で示される状態A乃至Fのうち、例えば、状態Aが選択され、編集対象ステートに設定された場合、操作部11によりポインタをドラッグして状態Aのステート枠131を基点として、例えば、状態Cのステート枠132を終点とするトランジション141で示されるような矢印を引いた場合、遷移先が状態Dに設定されることになる。
そこで、ステップS43においては、トランジション編集部32は、このようにトランジションの矢印が編集対象ステートの状態を示すステート枠から遷移先を示す状態のステート枠までの矢印が引かれたか否かにより、遷移先が設定されたか否かを判定する。
ステップS43において、遷移先が設定されたと判定された場合、ステップS44において、トランジション編集部32は、イベントを指定するように要求する。より具体的には、すなわち、例えば、遷移先を指定する処理として、図2のトランジション141が図示せぬポインタにより引かれた場合、トランジション編集部32は、トランジションの横にイベントを指定する図示せぬ空欄を表示し、入力を促す。
ステップS45において、トランジション編集部32は、遷移する際のイベントが指定されたか否かを判定し、指定されたと判定されるまで、その処理を繰り返す。すなわち、トランジション編集部32は、その空欄にイベントを指定する情報が入力されたか否かを判定し、イベントが指定されたか否かを判定する。
ステップS45において、イベントが指定されたと判定された場合、ステップS46において、トランジション編集部32は、ステートデータ格納部13にアクセスし、編集対象ステートのステート情報を読み出し、指定された遷移先とイベントの情報を反映させて更新する。すなわち、例えば、図2のトランジション141の場合、遷移先として「State C」が指定され、イベントとして、「KEY_PRESS(0)」が指定されるので、図3で示されるように、遷移先とイベントに「State C」、および、「KEY_PRESS(0)」を追加して更新する。
ステップS43において、遷移先が指定されていない場合、ステップS44乃至S46の処理がスキップされ、ステップS47において、トランジション編集処理の終了が指示されたか否かを判定し、終了が指示されない場合、処理は、ステップS43に戻る。すなわち、トランジション編集処理の終了が指示されるまで、ステップS43乃至S47の処理が繰り返される。
そして、ステップS47において、トランジション編集処理の終了が指示された場合、その処理は終了する。
以上の処理により、ポインタが操作部11により操作されることにより、第1レイヤの編集対象ステートのステート枠から遷移先のステート枠に矢印を引くだけで、トランジションの情報を編集することが可能となる。
次に、図7のフローチャートを参照して、スクリプト編集処理について説明する。
ステップS61において、スクリプト編集部33は、既存のステートが選択されたか否かを判定し、選択されるまで、その処理を繰り返す。すなわち、図18を参照して後述する表示処理により表示される、例えば、図2で示されるような状態遷移図表示画面111上に表示された既存のステート枠131乃至136のいずれかが図示せぬポインタが操作部11により操作されて選択されたか否かにより、対応するステートA乃至Fのステートデータ格納部13により格納されているステート情報のいずれかが選択されたか否かが判定される。そして、ステップS61において、例えば、既存のステートのステート情報が選択された場合、ステップS62において、スクリプト編集部33は、選択されたステートを編集対象ステートに設定し、その処理は、ステップS63に進む。
ステップS63において、スクリプト編集部33は、スクリプトが更新されたか否かを判定する。より詳細には、スクリプト編集部33は、スクリプトの記述内容が、操作部11のキーボードにより更新されたか否かを判定する。
ステップS63において、例えば、スクリプト情報が更新されたと判定された場合、ステップS64において、スクリプト編集部33は、ステートデータ格納部13にアクセスし、編集対象ステートのステート情報を読み出し、スクリプト表示画面115上で編集された情報に基づいて、スクリプトを変更して、ステート情報を更新する。一方、ステップS63において、スクリプト情報が更新されていないと判定された場合、ステップS64の処理は、スキップされる。
ステップS65において、スクリプト編集部33は、スクリプト編集処理の終了が指示されたか否かを判定し、終了が指示されていない場合、その処理は、ステップS61に戻る。また、ステート編集処理の終了が指示された場合、その処理は、終了する。
以上の処理により、スクリプトが編集される。
次に、図8のフローチャートを参照して、レイヤ追加編集処理について説明する。
ステップS81において、レイヤ管理部34は、操作部11により図示せぬポインタが操作され、追加しようとするレイヤの1レイヤ分だけ下位のレイヤ内における原ステートが選択されたか否かを判定し、選択されるまで、その処理を繰り返す。例えば、第1レイヤしか構成されておらず、第2レイヤを追加しようとする場合、すなわち、図18を参照して後述する表示処理により表示される、例えば、図2で示されるような状態遷移図表示画面111上に表示された既存のステート枠131乃至136のいずれかが操作部11によりポインタ171(図9)が操作されて選択されたか否かにより、対応するステートA乃至Fのステートデータ格納部13により格納されているステート情報のいずれかが、原ステートとして選択されたか否かが判定される。
そして、ステップS81において、例えば、図9で示されるように、ポインタ171が状態Aの位置で操作され、原ステートのステート情報として、ステートAが選択された場合、ステップS82において、レイヤ管理部34は、ステート編集部31を制御し、選択されたステートを原ステートとする追加レイヤの新規のステート情報を生成させ、ステップS83に進む。この処理により、図9で示されるように、ステート枠161が新たに生成され、第2レイヤの状態A’が生成される(第2レイヤの状態A’の状態遷移情報が生成されることにより、後述する表示処理により表示されることになる)。このとき、後述するように、レイヤ管理部34は、ステート編集部31を制御して、後述する図12で示されるように、第2レイヤの状態A’の状態遷移情報を生成させる。図12においては、状態A’の原ステートが状態Aであることが示されている。
ステップS83において、レイヤ管理部34は、操作部11が操作され、第1レイヤ内の新たな原ステートが選択されたか否かを判定し、選択されるまで、その処理を繰り返す。すなわち、ステップS81においては、上述した縮退の先頭ステートが選択され、ステップS83は、縮退しようとする最後尾のステートが選択されたか否かが判定される。例えば、図10で示されるようにポインタ171がステート枠133において操作され、最後尾のステートとして状態Cが選択されると、新たな原ステートが選択されたと判定され、その処理は、ステップS84に進む。
ステップS84において、レイヤ管理部34は、ステート編集部31を制御し、選択されたステートを原ステートとする追加レイヤの新規のステート情報を生成させ、ステップS85に進む。この処理により、図10で示されるように、ステート枠162が新たに生成され、第2レイヤの状態C’が生成される(第2レイヤの状態C’の状態遷移情報が生成されることにより、後述する表示処理により表示されることになる)。このとき、後述するように、レイヤ管理部34は、ステート編集部31を制御して、後述する図12で示されるように、第2レイヤの状態C’の状態遷移情報を生成させる。図12においては、状態C’の原ステートが状態Cであることが示されている。このとき、さらに、後述する表示処理によりトランジション181が、ステート枠161の状態A’を起点として、ステート枠162で示される状態C’を結ぶように表示される。
ステップS85において、レイヤ管理部34は、ステート編集部31を制御して、縮退された遷移先に遷移するためのイベントを設定する。このイベントは、基本的には、縮退する起点となる状態から終点となる状態に遷移するベースとなる状態遷移図の起点となる状態から終点となる状態への経路上の最初の遷移のイベントを用いる。今の場合、状態A’から状態C’への状態遷移は、厳密には縮退が存在しないため、図12で示されるように、元のイベント、すなわち、KEY_PRESS(0)がイベントに設定される。
ステップS86において、レイヤ管理部34は、新たに選択された追加レイヤの新規ステートと、他の追加レイヤの新規ステートとの状態遷移図上の関係を解釈する。すなわち、今の場合、レイヤ管理部34は、図10のステート枠161で示される状態A’と、ステート枠162で示される状態C’との状態遷移図上の位置関係を解釈する。
ステップS87において、中間原ステート検索部41は、新たに選択された追加レイヤの新規ステートと、他の追加レイヤの新規ステートとの間に存在する原ステート、すなわち、中間原ステートを検索し、中間原ステートが存在するか否かを判定する。例えば、ステート枠161で示される状態A’と、ステート枠162で示される状態C’との間には、中間原ステートが存在しないので、その処理は、ステップS94に進む。
この処理により、図12で示されるように、第2レイヤにおける状態A’のステートデータは、位置情報が位置情報A’として、原ステートが状態Aとして、さらに、イベントが「KEY_PRESS(0)」として、遷移先が状態C’としてそれぞれ設定される。また、状態C’のステートデータは、位置情報が、位置情報C’として、原ステートが状態Cとしてそれぞれ設定される。尚、状態C’には、遷移先とそのイベントが設定されていない。
ステップS94において、レイヤ管理部34は、レイヤ追加編集処理の終了が指示されたか否かを判定し、例えば、終了が指示されていない場合、その処理は、ステップS81に戻る。
例えば、再び、ステップS81において、原ステートとして状態Aが選択され、ステップS83において、図11で示されるように、ポインタ171がステート枠136上で選択され、新たに状態F’が設けられ、トランジション182が状態A’を起点として状態F’に向けて設けられているような場合、ステップS87においては、中間原ステートとしてステート枠132,134,135で示される状態B,D,Eが存在することになるので、その処理は、ステップS88に進む。
尚、この場合、ステップS85において、レイヤ管理部34は、縮退する起点となる状態Aから終点となる状態Fに遷移するベースとなる状態遷移図の起点となる状態から終点となる状態への経路上の最初の遷移のイベントを用いる。今の場合、状態A’から状態F’への状態遷移は、図11で示されるように、トランジション142に相当するKEY_PRESS(1)であるので、図12で示されるように、KEY_PRESS(1)がイベントに設定される。
ステップS88において、経路探索部42は、中間原ステートからなる経路が複数か否かを判定する。図11の場合、状態A’から状態F’への経路は、状態B,Dを経由して状態F’に遷移する経路と、状態B,Eを経由して状態F’に遷移する経路とが存在することになるので、複数に経路が存在することになる。そこで、図11のような場合、処理は、ステップS89に進み、経路および分岐数を求める。例えば、図11の場合、経路は2経路であり、分岐数は状態Bからの遷移先の1箇所である。
ステップS90において、経路探索部42は、図11で示されるように、分岐先が決まっていない分岐における選択肢となる中間原ステートの選択画面201を表示し、分岐先の選択を促す。図11の選択画面201においては、状態Bから状態DまたはEに分岐しているので、状態DまたはEを選択するためのボタン211,212が表示されている。
ステップS91において、経路探索部42は、いずれかの原ステートが中間原ステートとして選択されたか否か、すなわち、図11のような場合、ボタン211または212のいずれかが押下されたか否かを判定し、押下されたと判定されるまで、その処理を繰り返す。例えば、ボタン212が操作され、中間原ステートとして状態Eが選択された場合、いずれかが選択されたと判定され、その処理は、ステップS92に進む。
ステップS92において、レイヤ管理部34は、ステート編集部31を制御して、選択された原ステートを追加レイヤの新規ステート情報の原ステートの情報として追加する。すなわち、図11で示されるような場合、ステップS82の処理により原ステートとしては元の状態である状態Aが設定されているが、さらに、追加の中間原ステートとして状態B、並びに、ステップS90において選択された状態Eが追加されて、図12で示されるように、原ステートがA,B,Eとして設定される。
ステップS93において、レイヤ管理部34は、全ての分岐について分岐先の原ステートが選択されたか否かを判定し、全ての分岐について分岐先の原ステートが選択されていないと判定した場合、その処理は、ステップS90に戻る。すなわち、全ての分岐について分岐先の原ステートが選択されるまで、ステップS90乃至S93の処理が繰り返される。
ステップS93において、全ての分岐について分岐先の原ステートが選択されたと判定された場合、その処理は、ステップS94に進む。
すなわち、今の場合、以上の処理により、第2レイヤのステートデータは、図12で示されるように生成されることになる。状態数は、状態A’,C’,F’の3個となり、状態A’の状態遷移情報は、位置が「位置情報A’」であり、トランジション情報としては、イベントが「KEY_PRESS(0)」であるとき、遷移先が状態C’であり、原ステートがAであると共に、イベントが「KEY_PRESS(1)」であるとき、遷移先が状態F’であり、原ステートがA,B,Eである。
状態C’の状態遷移情報は、位置が「位置情報C’」であり、トランジション情報はなく、原ステートがCである。さらに、状態F’の状態遷移情報は、位置が「位置情報F’」であり、トランジション情報はなく、原ステートがFである。
ステップS94において、例えば、終了が指示されたと判定された場合、ステップS95において、透明度設定部43は、追加するレイヤのステート枠の透明度を設定するダイアログボックスなどの画面を表示する。例えば、ダイアログボックスは、図13で示されるようなものである。図13においては、「レイヤの背景の設定」とされるダイアログボックスであり、透明度入力欄231が設けられており、今の場合、「50」%と入力されている。また、OKボタン232は、透明度の入力が完了した時点で操作されるボタンであり、このボタンが操作された時点で、透明度入力欄231に入力されていた値が、新たなレイヤの背景の設定とされる。
ステップS96において、透明度設定部43は、透明度が設定されたか否かを判定し、設定されるまでその処理を繰り返す。例えば、図13で示されるように、透明度として「50%」が入力された状態で、OKボタン232が操作されると、設定が終了したと判定され、その処理は終了する。
この結果、透明度設定部43は、追加された透明度に基づいて、各レイヤの透明度情報を設定しステートデータ格納部13に格納させる。透明度情報は、例えば、図14で示されるものである。図14においては、左部が第1レイヤの透明度情報であり、右部が第2レイヤの透明度情報である。各レイヤの透明度情報は、第1レイヤが0%であり、第2レイヤが50%である。また、その下には、自らを基準のレイヤと見たときの直近の上位と下位のレイヤが記録される。今の場合、第1レイヤと第2レイヤであるので、第1レイヤにおいては、上位レイヤが第2レイヤであり、下位レイヤが存在しないことを示している。また、第2レイヤにおいては、下位レイヤが第1レイヤであり、上位レイヤが存在しないことを示している。
尚、透明度は、値が高いほど透明であることを示している。したがって、例えば、100%の場合、透明で完全に表示されないことになり、逆に0%である場合、完全な原色で表示されることになる。したがって、図13の場合、第1レイヤのステート枠およびトランジションは、完全な原色で表示されるのに対して、第2レイヤのステート枠およびトランジションについては、半透明の状態で表示される。
以上の処理により、第2レイヤは、図12で示されるような状態遷移情報から構成されるので、第2レイヤの状態遷移図は、図15で示されるように、ステート枠161乃至163で示される状態A’乃至C’からなり、状態A’を起点として状態C’へのトランジション181があり、このトランジション181のイベントが「KEY_PRESS(0)」となる。また、第2レイヤにおいては、さらに、状態A’を起点として状態F’へのトランジション182があり、このトランジション182のイベントが「KEY_PRESS(1)」である。尚、図12においては、第2レイヤにおけるステートデータ郡を示しているが、ステートデータ格納部13には、この他にもこれまでのベースとなる第1レイヤにおけるステートデータ郡も記憶されている。
結果として、第2レイヤにおいては、第1レイヤにおける状態A、または状態A,B,Eが縮退されて状態A’とされ、状態Aにおいて、状態Cに遷移するためのイベント「KEY_PRESS(0)」により、状態C’に遷移し、状態Aにおいて、状態Bに遷移するためのイベント「KEY_PRESS(1)」により、状態F’に遷移する。つまり、状態Aから状態Fに遷移するにあたり、第1レイヤでは、イベント「KEY_PRESS(1)」により、状態Bに遷移させ、イベント「KEY_PRESS(3)」により、状態Eに遷移させ、さらに、イベント「KEY_PRESS(4)」により、状態Fに遷移させる必要があったのに対して、第2レイヤにおいては、イベント「KEY_PRESS(1)」を発生させるだけで、上述した第1レイヤにおいてそれ以降に発生させる必要のあるイベントを強制的に発生させ、順次状態を遷移させるようにすることが可能となる。結果として、例えば、状態A,B,E,FでUIが動作するような場合、状態B,EのUIが、経験のない初心者には特に必要がなさそうなUIであるようなとき、第2レイヤにおける状態遷移図で動作させるようにすることで、状態B,Eの動作によるUIをスキップさせて、状態Fに到達させる簡易な状態遷移図を構成することが可能となる。
次に、図16のフローチャートを参照して、状態遷移図プログラム実行処理について説明する。
ステップS121において、状態遷移エンジン14は、ステートデータ格納部13にアクセスし複数のステートデータに複数のレイヤが存在するか否かを判定する。例えば、複数のレイヤが存在する場合、ステップS122において、状態遷移エンジン14は、いずれかのレイヤが選択されたか否かを判定し、選択されるまでその処理を繰り返す。例えば、ステートデータ格納部13におけるステートデータが、図12で示されるような構成である場合、複数のレイヤがあり、例えば、第2レイヤが選択されると、レイヤが選択されたと判定され、ステップS123において、状態遷移エンジン14は、選択されたレイヤをカレントレイヤに設定する。
一方、ステップS121において、複数のレイヤではないと判定された場合、ステップS124において、状態遷移エンジン14は、第1レイヤ(唯一のレイヤ)をカレントレイヤに設定する。
ステップS125において、状態遷移エンジン14は、操作部11より送信されてくる操作信号に基づいて、状態遷移図表示画面111上のいずれかのステートが選択されたか否かを判定し、選択されるまで、その処理を繰り返す。より詳細には、状態遷移エンジン14は、操作部11より供給されてくる信号に基づいて、例えば、カレントレイヤが第1レイヤである場合、図11の状態遷移図表示画面111上のステート枠131乃至136のいずれかが、ポインタ171により選択されたか否かを判定し、いずれかのステートが選択されるまで、その処理を繰り返す。また、例えば、カレントレイヤが第2レイヤである場合、図11の状態遷移図表示画面111上のステート枠161乃至163のいずれかが、ポインタ171により選択されたか否かを判定し、いずれかのステートが選択されるまで、その処理を繰り返す。
ステップS125において、例えば、いずれかのステートが選択された場合、ステップS126において、状態遷移エンジン14は、選択されたステートをカレントステートとして設定する。すなわち、状態遷移エンジン14は、操作部11からの信号に基づいて、例えば、カレントレイヤが第1レイヤである場合、図2の状態遷移図表示画面111上のステート枠131乃至136のうち、ポインタ171により選択されたステート枠に対応するステートをカレントステートに設定する。また、このとき、状態遷移エンジン14は、カレントステートがいずれのステートであるかを示す情報を状態遷移図生成部15に供給する。
ステップS127において、状態遷移エンジン14は、ステートデータ格納部13にアクセスし、カレントステートのステート情報を読み出す。
ステップS128において、状態遷移エンジン14は、供給されたカレントステートのステート情報を解釈する。すなわち、状態遷移エンジン14は、供給されたカレントステートのステート情報のうち、特に、カレントレイヤが第1レイヤの場合は、スクリプト情報を読み出して、その状態における動作を認識し、それ以外のレイヤの場合、原ステートの構成を解釈する。
ステップS129において、状態遷移エンジン14は、カレントステートに原ステートが存在するか否かを判定する。すなわち、状態遷移図は、レイヤに関わらず、基本的に第1レイヤの構成に基づいて動作が決定されるため(第1レイヤのステートにのみスクリプトが存在するため)、第1レイヤ以外のレイヤである場合、各ステートにはスクリプトが記録されている原ステートが定義されているため、スクリプトを理解するために原ステートの有無を確認する。
例えば、ステートデータ格納部13において格納されているステートデータが、図12で示されるようなものである場合であって、カレントレイヤが第2レイヤであり、さらに、カレントステートが状態Aであるようなとき、原ステートは、状態A、または、状態A,B,Eが存在することになるので、原ステートがあると判定され、その処理は、ステップS130に進む。
ステップS130において、状態遷移エンジン14は、ステートデータ格納部13にアクセスし、先頭位置の原ステートに対応する第1レイヤのステート情報を読み出し、状態動作実行部16に供給する。すなわち、状態A’の場合、原ステートは、いずれも状態Aであるので、第1レイヤの状態Aに対応するステート情報が読み出されることになる。
ステップS131において、状態動作実行部16は、供給された原ステートのステート情報を解釈する。すなわち、状態動作実行部16は、供給されたカレントステートのステート情報のうち、特に、スクリプト情報を読み出して、その状態における動作を認識する。
ステップS132において、状態動作実行部16は、解釈したスクリプト情報に従って処理を実行し、実行結果を表示制御部17に順次出力する。
ステップS133において、状態遷移エンジン14は、原ステートの動作が終了したか否かを判定し、終了していないと判定した場合、その処理は、ステップS130に戻る。すなわち、処理が終了したと判定されるまで、ステップS130乃至S133の処理が繰り返される。ステップS133において、処理が終了したと判定された場合、ステップS135において、状態動作実行部16は、状態遷移処理の終了が指示されたか否かを判定する。すなわち、状態動作実行部16は、操作部11からの信号に基づいて、状態遷移処理の終了が指示されたか否かを判定し、終了が指示されていない場合、その処理は、ステップS136に進む。
ステップS136において、状態遷移エンジン14は、イベントが発生したか否かを判定する。すなわち、状態遷移エンジン14は、イベント検出部19により検出されたイベントの情報が供給されてきたか否かを判定し、イベントがない場合、その処理は、ステップS129に戻り、以降の処理が繰り返される。すなわち、イベントが検出されるまで、ステップS129乃至S136の処理が繰り返される。一方、ステップS136において、イベントがあると判定された場合、その処理は、ステップS137に進む。
ステップS137において、状態遷移エンジン14は、供給されてきたイベントの情報により遷移先が設定されているか否かを判定する。すなわち、ステート情報が、図12で示されるものであって、現在の状態がステートA’であった場合、例えば、イベントとして、操作部11のキーボードのうち「A」のキーが操作されるというイベントが発生したとしても、遷移先が設定されていないことになる。このため、このような場合、その処理は、ステップS129に戻る。すなわち、実質的に、イベントの発生がなかったものとして処理される。
一方、ステップS137において、遷移先があると判定された場合、すなわち、ステート情報が、図12で示されるものであって、現在の状態がステートA’であった場合、例えば、イベントとして、操作部11のキーボードのうち「0」のキーが操作されるというイベントが発生すると、遷移先Cに設定されている。そこで、ステップS138において、状態遷移エンジン14は、遷移先のステートをカレントステートに設定し、その処理は、ステップS127に戻り、それ以降の処理が繰り返される。すなわち、この処理により、新たな遷移先となるステートC’をカレントステートに設定し、ステップS127以降の処理が繰り返される。
以上の処理により、状態遷移エンジン14が、イベント検出部19より供給されてくるイベントの情報により状態遷移図に従って状態を変化させると共に、対応する状態のステート情報を読み出して、状態動作実行部16に供給することが可能となる。また、状態動作実行部16は、ユーザの操作に基づいて設定されている状態を変化させると共に、状態動作実行部16は、対応する状態においてスクリプトで規定される動作を実行することが可能となる、
次に、図17のフローチャートを参照して、状態遷移図生成処理について説明する。
ステップS141において、状態遷移図生成部15は、レイヤのカウンタnを1に初期化する。
ステップS142において、状態遷移図生成部15は、ステートデータ格納部13にアクセスし、格納されている第nレイヤの全ステートデータを読み出す。
ステップS143において、ステート枠生成部51は、第nレイヤの全てのステート情報毎に状態遷移図上のステート枠を生成する。
ステップS144において、トランジション生成部52は、第nレイヤのステート情報のうち、イベントと対応する遷移先の情報に基づいて、トランジションを生成する。
ステップS145において、レイヤ管理部53は、第nレイヤの透明度の情報を読み出し、ステート枠およびトランジションを表示する透明度を設定する。
ステップS146において、状態遷移図生成部15は、全レイヤについて状態遷移図の生成処理が終了しているか否かを判定し、例えば、全てのレイヤについて状態遷移図の生成処理が終了していない場合、ステップS147において、カウンタnを1インクリメントし、その処理は、ステップS142に戻る。すなわち、各レイヤ毎にステップS142乃至S146の処理により状態遷移図が生成される。そして、ステップS146において、全てのレイヤの状態遷移図が生成されたと判定された場合、ステップS148において、状態遷移図生成部15は、生成した状態遷移図を表示制御部17に出力し、その処理は、ステップS141に戻る。
以上の処理により、ステートデータ格納部13に格納されているステート情報に基づいて、レイヤ毎に順次状態遷移図が生成され、表示制御部17に供給される処理が繰り返される。
次に、図18のフローチャートを参照して、表示処理について説明する。
ステップS171において、状態遷移図表示制御部61は、状態遷移図生成部15より供給されてくる状態遷移図の情報に基づいて、状態遷移図表示画面111を表示する。状態遷移図表示画面111は、例えば、図19で示されるようなものであり、最上段にカレントレイヤ表示部251が設けられており、この例においては、「全レイヤ」と表示されており、第1レイヤおよび第2レイヤを含む全ての状態遷移図であることが示されている。また、カレントレイヤは、レイヤ管理画面261に示される「第1レイヤ」および「第2レイヤ」と表示されたボタン271,272により切り替えられる構成となっており、ボタン271,272の操作により、図16におけるステップS123の処理によりカレントレイヤが設定される。ボタン271,272は、いずれも一度押下されると、押下されたボタンのレイヤにカレントレイヤが設定され、さらに、もう一度押下されるとカレントレイヤが全体になる。すなわち、ボタン271,272は、いずれも押下される度に、それぞれのレイヤをカレントレイヤに設定する処理と、全体レイヤを設定する処理を繰り返す。
ステップS172において、状態動作表示制御部62は、状態遷移図生成部15より供給される情報に基づいて、カレントステートが指定されているか否かを判定する。ステップS172において、例えば、カレントステートが指定されていると判定された場合、ステップS173において、状態動作表示制御部62は、カレントステートとして設定されている、状態動作実行部16により実行されている動作内容に基づいて動作表示画面112を表示する。
ステップS172において、カレントステートが選択されていない場合、ステップS173の処理はスキップされる。
ステップS174において、状態動作表示制御部62は、第1レイヤが選択されたか否かを判定する。より具体的には、状態動作表示制御部62は、ボタン272が押下されて第1レイヤが選択されたか否かを判定する。例えば、ステップS174の処理において、第1レイヤが選択された場合、ステップS175において、状態動作表示制御部62は、状態遷移図生成部15より供給される情報に基づいて、例えば、図2の状態遷移図表示画面111のような第1レイヤの状態遷移図のみを表示する。
ステップS174において、第1レイヤが選択されていないと判定された場合、ステップS175の処理はスキップされる。
ステップS176において、状態動作表示制御部62は、第2レイヤが選択されたか否かを判定する。より具体的には、状態動作表示制御部62は、ボタン271が押下されて第2レイヤが選択されたか否かを判定する。例えば、ステップS176の処理において、第2レイヤが選択された場合、ステップS177において、状態動作表示制御部62は、状態遷移図生成部15より供給される情報に基づいて、例えば、図15で示されるような第2レイヤの状態遷移図のみを表示する。
ステップS176において、第2レイヤが選択されていないと判定された場合、ステップS177の処理はスキップされる。
ステップS178において、ステップ状態動作表示制御部62は、全レイヤが選択されたか否かを判定する。より具体的には、状態動作表示制御部62は、第1レイヤが選択された状態で、ボタン272が押下されるか、または、第2レイヤが選択された状態でボタン271が押下されたか否かを判定する。例えば、ステップS177において、全レイヤが選択された場合、ステップS171に戻る。一方、全レイヤが選択されなかった場合、その処理は、ステップS172に戻る。
以上の処理により、図2,図15,図19で示されるような、状態遷移図表示画面111、および、動作表示画面112からなる表示画面101が表示部18に表示される。
以上、図4の状態遷移プログラム編集処理、図5のステート編集処理、図6のトランジション編集処理、図7のスクリプト編集処理、図8のレイヤ追加編集処理、図16の状態遷移プログラム実行処理、図17の状態遷移図生成処理、図18の表示処理により以下のような動作が実現される。
図8のレイヤ追加編集処理により、例えば、図5のステート編集処理、図6のトランジション編集処理、図7のスクリプト編集処理により生成された、図2で示されるような第1レイヤの状態遷移図に対して、縮退したいステートについては、状態遷移の経路の先頭のステートと最後尾となるステートを指定するだけで、第1レイヤの状態遷移図を縮退した第2レイヤの状態遷移図を構成するための状態遷移情報(ステートデータ:ステート情報)を生成させ、ステートデータ格納部13に格納させることが可能となる。この際、縮退させたい状態遷移の経路が複数に存在するような場合、その岐路となるステートを選択する画面により岐路となるステートを選択するだけで、状態遷移を縮退させた状態遷移図を構成するためのステートデータを生成させることが可能となる。
さらに、図16の状態遷移プログラム実行処理により、指定されたレイヤの状態遷移処理が実行され、実行結果が、表示制御部17に出力される。
また、図17の状態遷移図生成処理により、図8のレイヤ追加編集処理で複数のレイヤの状態遷移情報を含む状態遷移情報に基づいて、複数のレイヤにおける状態遷移図が生成される。このとき、レイヤ毎に設定された透明度でステート枠およびトランジションが表示されるように生成される。
そして、図18の表示処理により、図17の処理で生成された状態遷移図が、例えば、図19で示されるような状態遷移図表示画面111として表示される。尚、図19の状態遷移図表示画面111においては、第1レイヤの状態遷移図が図2で示されたものであり、第2レイヤの状態遷移図が図15で示されるものである例が示されている。
さらに、図19においては、全レイヤが示されており、点線で示される第1レイヤのステート枠およびトランジションは、図14で示されるように透明度が0%であることを示しており、実線で示されるステート枠およびトランジションは、透明度が50%であることを示している。
以上のように、下位の状態遷移図において、縮退したいステートの先頭ステートと最後尾のステートを選択するだけで、縮退された上位レイヤの状態遷移図を生成することができるので、例えば、ベースとなる状態遷移図を見ながら、縮退された上位のレイヤの状態遷移図を生成することが可能となり、また、対応する状態遷移情報であるUIのプログラムを更新させることが可能となる。さらに、生成された上位レイヤの状態遷移図と、ベースとなる下位のレイヤの状態遷移図とが同時に表示されることにより、上位レイヤにおいて縮退されたステートの構成を認識することができるため、例えば、様々なレベルのユーザを対象としたUIをレイヤ毎に分けて開発することが可能となる。
尚、以上においては、レイヤは第1レイヤと第2レイヤとの2レイヤの例について説明してきたが、それ以上のレイヤ数であってもよい。また、第2レイヤよりも上位のレイヤを構成できるようにしてもよいし、ベースとなる1個の第1レイヤに対して1階層上位のレイヤを複数に構成するようにしてもよい。また、以上においては、複数のレイヤの状態遷移図を表示する際、透明度により表示を区別する例について説明してきたが、色やサイズによりレイヤを区別して表示するようにしてもよいし、レイヤ毎にウィンドウを設けて表示するようにしてもよいし、さらには、レイヤ毎に切り替えて表示するようにしてもよい。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム記録媒体からインストールされる。
図20は、図1の状態遷移プログラム編集装置1の電気的な内部構成をソフトウェアにより実現する場合のパーソナルコンピュータの一実施の形態の構成を示している。パーソナルコンピュータのCPU501は、パーソナルコンピュータの全体の動作を制御する。また、CPU501は、バス504および入出力インタフェース505を介してユーザからキーボードやマウスなどからなる入力部506から指令が入力されると、それに対応してROM(Read Only Memory)502に格納されているプログラムを実行する。あるいはまた、CPU501は、ドライブ510に接続された磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリを含むリムーバルメディア521から読み出され、記憶部508にインストールされたプログラムを、RAM(Random Access Memory)503にロードして実行する。これにより、上述した図1の状態遷移プログラム編集装置1の機能が、ソフトウェアにより実現されている。さらに、CPU501は、通信部509を制御して、外部と通信し、データの授受を実行する。
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム記録媒体は、図20に示すように、磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disc-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disc)を含む)、光磁気ディスクを含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるパッケージメディアであるリムーバブルメディア521、または、プログラムが一時的もしくは永続的に格納されるROM502や、記憶部508を構成するハードディスクなどにより構成される。プログラム記録媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデムなどのインタフェースである通信部509を介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行われる。
なお、CPU501として、”Cell誕生”、日経エレクトロニクス、日経BP社、2005年2月28日、89頁乃至117頁に記載されているCellを採用することができる。
また、本明細書において、プログラム記録媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
さらに、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
11 操作部, 12 編集部, 13 ステートデータ格納部, 14 状態遷移エンジン, 15 状態遷移図生成部, 16 状態動作実行部, 17 表示制御部, 18 表示部, 31 ステート編集部, 32 トランジション編集部, 33 スクリプト編集部, 34 レイヤ管理部, 41 中間原ステート検索部, 42 経路探索部, 43 透明度設定部, 51 ステート枠生成部, 52 トランジション生成部, 53 レイヤ管理部, 61 状態遷移図表示制御部, 62 状態動作表示制御部
Claims (8)
- それぞれの状態における動作、それぞれの前記状態における遷移時のイベント、および前記イベントによりどの他の前記状態に遷移するかを示す遷移方向の情報を含む第1の状態遷移情報に基づいた、第1の状態遷移図における第1の状態および第2の状態を指定する指定ステップと、
前記指定ステップの処理により指定された前記第1の状態を起点とし、前記第2の状態を終点とする前記第1の状態遷移図上の経路を縮退した、第2の状態遷移図に対応した第2の状態遷移情報を生成する生成ステップと、
前記第1の状態遷移図、および、前記生成ステップの処理により生成された第2の状態遷移図を表示する表示ステップと
を含む情報処理方法。 - 前記表示ステップの処理は、前記第1の状態遷移図および前記第2の状態遷移図を、それぞれ異なる透明度でオーバラップして表示する
請求項1に記載の情報処理方法。 - 前記第1の状態遷移図または前記第2の状態遷移図が表示される前期透明度を設定する透明度設定ステップをさらに含む
請求項2に記載の情報処理方法。 - 前記指定ステップの処理により指定された前記第1の状態を起点とし、前記第2の状態を終点とする前記第1の状態遷移図上の経路が複数である場合、その経路を選択させる選択ステップを含み、
前記生成ステップは、前記指定ステップの処理により指定された前記第1の状態を起点とし、前記第2の状態を終点とする前記第1の状態遷移図上の複数の経路のうち、選択ステップの処理で選択された経路を縮退した、第2の状態遷移図に対応した第2の状態遷移情報を生成する
請求項1に記載の情報処理方法。 - 前記第1の状態遷移図または前記第2の状態遷移図を決定する決定ステップをさらに含み、
前記表示ステップの処理は、前記決定ステップの処理により決定された前記状態遷移図を表示する
請求項1に記載の情報処理方法。 - それぞれの状態における動作、それぞれの前記状態における遷移時のイベント、および前記イベントによりどの他の前記状態に遷移するかを示す遷移方向の情報を含む第1の状態遷移情報に基づいた、第1の状態遷移図における第1の状態および第2の状態を指定する指定手段と、
前記指定手段により指定された前記第1の状態を起点とし、前記第2の状態を終点とする前記第1の状態遷移図上の経路を縮退した、第2の状態遷移図に対応した第2の状態遷移情報を生成する生成手段と、
前記第1の状態遷移図、および、前記生成ステップの処理により生成された第2の状態遷移図を表示する表示手段と
を含む情報処理装置。 - それぞれの状態における動作、それぞれの前記状態における遷移時のイベント、および前記イベントによりどの他の前記状態に遷移するかを示す遷移方向の情報を含む第1の状態遷移情報に基づいた、第1の状態遷移図における第1の状態および第2の状態を指定する指定ステップと、
前記指定ステップの処理により指定された前記第1の状態を起点とし、前記第2の状態を終点とする前記第1の状態遷移図上の経路を縮退した、第2の状態遷移図に対応した第2の状態遷移情報を生成する生成ステップと、
前記第1の状態遷移図、および、前記生成ステップの処理により生成された第2の状態遷移図を表示する表示ステップと
を含むコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている記録媒体。 - それぞれの状態における動作、それぞれの前記状態における遷移時のイベント、および前記イベントによりどの他の前記状態に遷移するかを示す遷移方向の情報を含む第1の状態遷移情報に基づいた、第1の状態遷移図における第1の状態および第2の状態を指定する指定ステップと、
前記指定ステップの処理により指定された前記第1の状態を起点とし、前記第2の状態を終点とする前記第1の状態遷移図上の経路を縮退した、第2の状態遷移図に対応した第2の状態遷移情報を生成する生成ステップと、
前記第1の状態遷移図、および、前記生成ステップの処理により生成された第2の状態遷移図を表示する表示ステップと
を含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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-
2005
- 2005-09-14 JP JP2005267169A patent/JP2007079955A/ja not_active Withdrawn
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