JP2007079738A - 自動配線決定方法、およびこの自動配線決定処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム - Google Patents

自動配線決定方法、およびこの自動配線決定処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 基板上における配線の最適ルートを、基板上における他の配線と交差しないよう、短時間で自動的に決定できる自動配線決定方法およびこれをコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムを実現する。
【解決手段】 自動配線決定処理は、配線の始点および終点となる2点間を結ぶ検査直線が、他の配線と交差するかを検査するステップと、検査直線が他の配線と交差する場合、始点に最も近い位置に存在する当該他の配線の各端点のうちのいずれかの端点と、始点とを結ぶ直線部分を、最適ルートの候補を構成するセグメントとして確定するステップと、検査直線が他の配線と交差する場合における最適ルートの候補の確定に用いた当該端点を、新たな始点として再設定するステップと、を備え、当該新たな始点と終点との間に新たに結んだ検査直線に基づいて、これら各ステップにおける処理をさらに実行し、セグメントから構成される候補を生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、基板上の配線のルートを、基板上における他の配線と交差しないよう、コンピュータ演算処理により自動的に決定する自動配線決定方法、およびこの自動配線決定処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムに関する。
例えばLSIやPCBなどの半導体集積回路について、基板上に存在する障害物と交差することなく自動的に配線する自動配線方法の代表的なものとして、迷路探索法と呼ばれる方法がある(例えば、特許文献1〜4参照)。この迷路探索法では、基板上において、配線のルートを、障害物とのクリアランスを保つように、かつ、障害物に対しては90度の方向に、場合によっては45度の方向に迂回させることで当該障害物と交差しないように設定する。このような設定手法を実現できるのは、LSIやPCBなどにおいては障害物の配置位置や形状がある程度の規則性を有しているという、LSIやPCBに特有の配線的特徴に起因するものである。
特開平11−161694号公報 特開2001−350813号公報 特開2001−044288号公報 特開平10−209288号公報
PBGAやEBGAなどの半導体パッケージの基板上には、プレーン(Plane)、ゲート(Gate)、マーク(Mark)、パッケージ内部品もしくは他の配線などといったような、配線にとっては障害物となり得るものが多数存在し、その障害物の形状、配置位置あるいは配置角度も多種多様である。また、配線の始点もしくは終点となるべきビア(Via)、ボール(ball)、ボンディングパッド(B/P)、あるいはフリップチップパッド(F/C)などの位置も様々である。このため、半導体パッケージの配線設計においては、基板上において、障害物を回避する際には90度や45度に限られない任意の角度方向に配線のルートを迂回させる必要がある。つまり、従来からLSIやPCBなどにおける自動配線に用いられてきた迷路探索法では、半導体パッケージの場合には対応できない。
このような事情から、半導体パッケージの配線設計においては、設計者自身が、例えばCADシステムを用いて仮想平面上で半導体パッケージの配線ルートを自らの技量や経験や勘を頼りに試行錯誤しながら設計するのが一般的である。試行錯誤しながらの手動による配線設計では、要求される配線の内容が複雑になるほど、最適な配線を実現するには多大なる労力および時間を要し、難易度も増す。さらに、完成品の品質のバラツキも大きくなる。実際のところ、試行錯誤しながらの手動による配線設計では数日程度を要し、それ以上の時間を配線設計作業に割り当てることは非経済的であることから、ある程度の設計結果が得られれば「大体この程度で良いだろう」と妥協しているのが現状である。半導体パッケージの一層の小型化・高集積化が進む中で、半導体パッケージについての配線設計の自動化は今後の1つの重要課題であるといえる。
特に、最適ルートを決定すべき配線の障害物が他の配線であるような場合は、配線設計の自動化には困難が伴う。例えば、最適な配線ルートを実現するために、障害となる他の配線との間のクリアランスを確保するために、処理対象の配線の位置は維持して他の配線の方の位置をずらす措置がとられる場合がある。このような場合は、基板全体に亘って配線位置の大幅な設計変更につながる問題がある。
また、従来の自動配線方法では、基板上の全ての配線についての最適ルートを一度に決定することはできるが、一部の配線に対して例えば配線幅やクリアランスなどの配線条件を設計変更するといったようなことが困難であった。
従って本発明の目的は、上記問題に鑑み、基板上における配線の最適ルートを、基板上における他の配線と交差しないよう、短時間で自動的に決定できる自動配線決定方法、およびこの自動配線決定処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムを提供することにある。
上記目的を実現するために、本発明においては、配線の始点および終点となる2点間を検査直線で結び、この検査直線が他の配線と交差する場合には、始点に最も近い位置に存在する当該他の配線の各端点のうちのいずれかの端点と上記始点とを結ぶ直線部分を、最適ルートの候補を構成するセグメントとして確定する。そしてこのとき、上記候補の確定に用いた当該端点を、新たな始点として再設定する。さらに、当該新たな始点と終点との間に新たに結んだ検査直線に基づいて、上記の各処理を繰り返し実行し、セグメントから構成されるルート候補を生成する。最終的には、このように生成されたルート候補から最適ルートを確定する。
図1は、本発明による自動配線決定方法のフローチャートである。
基板上における配線の最適ルートを、該基板上における他の配線と交差しないよう、演算処理により自動的に決定する、本発明による自動配線決定方法は、次のように実行される。
まず、交差検査ステップS101において、配線の始点および終点となる2点間を結ぶ検査直線が、他の配線と交差するか否かを検査する。
検査直線が他の配線と交差する場合は、候補生成ステップS102において、始点に最も近い位置に存在する当該他の配線の各端点のうちのいずれかの端点と、始点とを結ぶ直線部分を、最適ルートの候補を構成するセグメントとして確定する。
次いで、再設定ステップS103において、検査直線が他の配線と交差する場合の候補生成ステップS102において候補の確定に用いた当該端点を、新たな始点として再設定する。
なお、再設定ステップS103において新たな始点として再設定された当該端点と上記終点との間に新たに結んだ検査直線が、交差検査ステップS101において既に交差検査済の他の配線と再度交差することになる場合は、候補生成ステップS102は、当該新たな始点を有していた配線上におけるもう一方の端点と、上記始点とを結ぶ直線部分を、セグメントとして確定し直し、再設定ステップS103は、当該新たな始点を有していた配線上におけるもう一方の端点を、新たな始点として再設定し直す。
そして、再設定ステップS103において再設定された当該新たな始点と上記終点との間に新たに結んだ検査直線に基づいて、交差検査ステップS101、候補生成ステップS102、および再設定ステップS103における各処理を繰り返し実行し、上記セグメントから構成される候補を生成する。すなわち、最適ルートの候補は、複数のセグメントをつなぎ合わせて構成されるものであり、したがって、候補を構成するセグメントが全て確定するまで、ステップS104を介して、交差検査ステップS101、候補生成ステップS102、および再設定ステップS103における各処理は、繰り返し実行される。
最適ルート決定ステップS105では、このようにして生成された候補から最適ルートを確定する。
なお、自動配線決定処理における上記各処理S101〜S105は、コンピュータ等の演算処理装置が実行することができるソフトウェアプログラム形式で実現できる。以上の処理を実施する装置や、以上の処理をコンピュータに実行させるプログラムを作成することは、以下の説明を理解した当業者には容易に実施できる事項である。また、以上の処理をコンピュータにより実行させるプログラムを記録媒体に格納するという事項も当業者には自明である。
本発明によれば、基板上に存在する他の配線と交差しない配線のルートの最適な位置を、コンピュータ演算処理により短時間で自動的に決定することができる。
特に本発明は、基板上に存在する配線の形状、配置位置および配置角度などに制限されない、クリアランス要件を満足しつつ他の配線との不必要な交差を回避することができる配線設計を、コンピュータによる演算処理が可能となるようにルール化したものである。すなわち、本発明によれば、複数の配線が存在する基板上において、配線の形状、配置位置および配置角度に制限されず、また、配線したい方向、配線したい角度および配線の開始終了位置がどのようなものであっても、クリアランス要件を満足した配線の最適ルートを、コンピュータ演算処理により、短時間で自動的に探し出すことができる。本発明によれば、LSIやPCBなどの半導体集積回路はもちろん、PBGAやEBGAなどの半導体パッケージ、あるいはMCM/Sipなどの配線基板において、基板上に存在する他の配線と交差することなく自動的に配線のルートを決定することができる。
また、本発明では、従来のように基板上の全ての配線についての最適ルートを一度に決定するものではなく、最適ルートの候補を1本ずつ順々に生成していくので、一部の配線に対して例えば配線幅やクリアランスなどの配線条件を手動で設計変更したり、あるいは、ある特定の箇所だけユーザ所望の通りに手動で設計変更することも容易である。
特に、半導体パッケージの配線設計に本発明を適用すれば、従来のように設計者自らの技量、経験、勘などに左右されることなく、なおかつ、基板上に存在する障害物の形状、配置位置および配置角度などに制限されずに、配線の最適ルートを短時間で容易に設計することができる。例えば、従来、試行錯誤しながらの手動による配線設計では数日程度を要していたところが、本発明によれば、数時間程度以下で配線の最適ルートを自動的に設計することができる。このような設計時間の短縮および設計者の負担の軽減の結果、製品の製造コストも低減できる。最適な配線ルートは、配線距離が短いので経済的であり、製造容易であり、そして製造時における製品不良の発生率も低い。また、電気的にも安定した特性を示す。
図2は、本発明の実施例による自動配線決定方法のフローチャートである。
本発明の実施例による自動配線決定における各処理S202〜S220は、コンピュータ等の演算処理装置により実行される。ステップS201では、自動配線決定処理の実行を開始する前に、最適ルートを決定すべき配線の始点および終点に関する座標情報、配線の始点もしくは終点となるべきビア(Via)、ボール(ball)、ボンディングパッド(B/P)に関する情報、プレーン(Plane)、ゲート(Gate)、マーク(Mark)、パッケージ内部品などに関する情報(例えば、形状、配置位置あるいは配置角度に関する情報)、および、クリアランスに関するルールなど関する種々のデータを、コンピュータに入力する。
ステップS202では、配線の始点および終点となる2点間を結ぶ検査直線が、他の配線と交差するか否かを検査する。ステップS202において検査直線が他の配線と交差すると判定された場合は、ステップS203へ進む。ステップS202において検査直線が他の配線と交差しないと判定された場合は、ステップS214へ進む。
ステップS203では、検査直線が交差する他の配線のうち、始点に最も近い位置に存在する当該他の配線の端点と該端点の周囲に存在する配線との間におけるクリアランスを検査する。より詳しく言えば、当該他の配線の各端点のうち前記始点からの距離が短い方の端点についてのクリアランスが確保できるかを検査する。当該クリアランスが確保できる場合はステップS204へ進み、当該クリアランスが確保できない場合はステップS208へ進む。
当該他の配線の各端点のうち始点からの距離が短い方の端点についてのクリアランスが確保できる場合、ステップS204では、当該距離が短い方の端点と、始点とを結ぶ直線部分を、セグメントとして確定する。このセグメントは、最適ルートの候補を構成するものであり、すなわち、詳細については後述するが、複数のセグメントをつなぎ合わせることで、最適ルートの候補が生成されることになる。次いで、ステップS205において、当該距離が短い方の端点を、新たな始点として再設定する。そして、ステップS206において、終点と当該新たな始点との間に新たな検査直線を設定する。なお、ステップS204と、ステップS205およびS206とは、実行の順番を入れ替えてもよく、またあるいは、これらの処理を同時に実行するようにしてもよい。
一方、当該他の配線の各端点のうち始点からの距離が短い方の端点についてのクリアランスが確保できない場合は、ステップS208において、当該クリアランスが確保できない端点とは異なる端点についても、この端点の周囲に存在する配線との間におけるクリアランスをさらに検査する。具体的には、ステップS209の処理を介して、当該クリアランス障害の原因となる配線上の各端点のうち当該クリアランス障害を生じさせない方の端点、および、当該他の配線の各端点のうち始点からの距離が長い方の端点についても、該端点の周囲に存在する配線との間におけるクリアランスをさらに検査する。ステップS209の処理は、既に確定済みのルートを再度検査する無駄を省き、また処理が無限ループに陥ることを除くために実行される。
ステップS208におけるさらなるクリアランス検査に係る端点のいずれかについてのクリアランスが確保できると判定された場合、ステップS204へ進む。ステップS204では、当該クリアランスの確保できる端点のうち、始点からの距離が最短となる端点と、始点とを結ぶ直線部分を、セグメントとして確定する。次いで、ステップS205において、当該始点からの距離が最短となる端点を、新たな始点として再設定する。そして、ステップS206において、終点と当該新たな始点との間に新たな検査直線を設定する。
ステップS207では、ステップS206において設定した新たな検査直線が、既に交差検査済の他の配線と再度交差するか否かを検査する。当該新たな検査直線が、既に交差検査済の他の配線と再度交差することのない場合はステップS202へ戻り、再度交差することになる場合はステップS210へ進む。
ステップS210では、当該新たな始点(すなわち、ステップS205で設定した新たな始点)を有していた配線上におけるもう一方の端点と、始点とを結ぶ直線を、セグメントとして確定する。次いで、ステップS211において、当該新たな始点を有していた配線上におけるもう一方の端点を、新たな始点(すなわち、ステップS205で設定した新たな始点とは異なる、さらなる新たな始点)として設定し直す。そして、ステップS212において、終点と当該新たな始点(すなわち、ステップS211で設定した新たな始点)との間に新たな検査直線を設定する。
一方、ステップS202において検査直線が他の配線と交差しないと判定された場合は、ステップS214へ進む。
ステップS214では、当該検査直線を、最適ルートの候補もしくは該候補を構成するセグメントとして確定する。
本実施例では、当初設定した演算処理開始の始点と終点とを入れ替えて演算処理開始点を設定し直した場合、および、最適ルートを決定すべき配線の始点および終点となる2点間を結ぶ検査直線が交差する他の配線上の各端点のうち、配線の始点もしくは終点との間の距離が短い方の端点を演算処理開始点として設定し直した場合、についても、上記各処理を実行し、それぞれの場合においても、最適ルートの候補を生成する。特に、後者の場合においては、設定した演算処理開始点から配線の始点方向および終点方向に向けて各処理それぞれ実行し、候補を生成する。
そこで、ステップS215では、設定した演算処理開始の始点の場合における、最適ルートの候補の生成処理が終了したか否かを検査する。終了していない場合はステップS202へ戻り、終了している場合はステップS216へ進む。
また、ステップS216では、演算処理開始の始点の全ての場合について、最適ルートの候補を生成処理が終了したか否かを検査する。終了していない場合はステップS217へ戻り、終了している場合はステップS218へ進む。ステップS218では、演算処理開始の始点を変更する。
ステップS218では、生成された最適ルートの候補について、各候補ルートに沿った距離を計算する。そして、ステップS219において、生成された複数の候補のうち、始点から終点までの間の距離が最短となる候補を、最適ルートとして最終的に確定する。
上述のようにして生成された最適ルートは、他の配線の端点上を通過していくように設定されているので、ステップS220では、ステップS219において決定した最適ルートと他の配線との間のクリアランスを確保するよう、当該最適ルートを補正する。この変形例として、ステップS202を実行する前に、確保すべきクリアランスを予め考慮してから、上記処理を実行するようにしてもよい。この場合は、最適ルートを決定すべき配線および該配線以外の他の配線を、所定のクリアランス分だけ予め太らせて設定した上で、上述した各処理における配線に関するデータを、クリアランス分を予め考慮したデータに置き換えて、各処理を実行すればよい。
上述の実施例の変形例として、当初設定した演算処理開始の始点と終点の場合についてのみ自動配線決定処理を実行し、生成された1つの候補を、そのまま最適ルートとして確定してもよく、この場合、ステップS215〜218の処理は不要である。
以下に、いくつかの具体例を挙げて、本発明の実施例による自動配線処理について説明する。
図3〜13は、本発明の実施例における自動配線決定処理による配線の最適ルートの生成の第1の具体例を説明する図である。図中、検査直線を一点鎖線で示し、確定されたセグメントは細線の実線で示す。
第1の具体例では、図3に示すように、基板上における最適ルートを決定すべき配線の始点となるべき点Pから終点となるべき点Qとの間に、この配線とは異なる他の配線a、b、c、d、e、f、g、hおよびi(図中、太線の実線で示す。)が複数存在する場合を考える。なお、各配線a、b、c、d、e、f、g、h、およびiの端点を、それぞれ、A1およびA2、B1およびB2、C1およびC2、D1およびD2、E1およびE2、F1およびF2、G1およびG2、H1およびH2、ならびにI1およびI2とする(図中、丸印で示す。)。
まず、図3に示すように、最適ルートを決定すべき配線の始点Pと終点Qとの間に、検査直線α1を結ぶ。このとき、検査直線α1は、配線a、c、d、eおよびfと交差する。検査直線α1が交差するこれら配線a、c、d、eおよびfのうち、始点Pに最も近い位置に存在する配線はfである。したがって、配線fの端点F1およびF2について、これら端点とその周囲に存在する配線とのクリアランスを検査する。この場合、端点F1の方が端点F2よりも始点Pからの距離は短い。また、配線fと端点I2との間には十分なクリアランスを確保できない。したがって、図4に示すように、配線fの端点F1およびF2のうち、始点Pからの距離が短い方の端点であるF1と、始点Pとを結ぶ直線部分x1を、セグメントとして確定する。そして、端点F1を、始点Pに替えて、新たな始点として再設定する。
次に、図4に示すように、新たな始点F1と終点Qとの間に、検査直線α2を結ぶ。このとき、検査直線α2は、配線a、dおよびeと交差する。検査直線α2が交差するこれら配線a、dおよびeのうち、始点F1に最も近い位置に存在する配線はeである。したがって、配線eの端点E1およびE2について、これら端点とその周囲に存在する配線とのクリアランスを検査する。この場合、端点E1およびE2のどちらについてもクリアランスが確保でき、また、端点E2の方が端点E1よりも始点F1からの距離は短い。したがって、図5に示すように、配線eの端点E1およびE2のうち、始点F1からの距離が短い方の端点であるE2と、始点F1とを結ぶ直線部分x2を、セグメントとして確定する。そして、端点E2を、始点F1に替えて、新たな始点として再設定する。
次に、図5に示すように、新たな始点E2と終点Qとの間に、検査直線α3を結ぶ。このとき、検査直線α3は、配線a、cおよびdと交差する。検査直線α3が交差するこれら配線a、cおよびdのうち、始点E2に最も近い位置に存在する配線はdである。したがって、配線dの端点D1およびD2について、これら端点とその周囲に存在する配線とのクリアランスを検査する。この場合、端点D2の方が端点D1よりも始点E2からの距離は短く、また、端点D2の周囲のクリアランスも確保できる。したがって、図6に示すように、端点D2と始点E2とを結ぶ直線部分x3を、セグメントとして確定する。そして、端点D2を、始点E2に替えて、新たな始点として再設定する。
次に、図6に示すように、新たな始点D2と終点Qとの間に、検査直線α4を結ぶ。このとき、検査直線α4は、配線aおよびcと交差する。検査直線α4が交差するこれら配線aおよびcのうち、始点E2に最も近い位置に存在する配線はcである。したがって、配線cの端点C1およびC2について、これら端点とその周囲に存在する配線とのクリアランスを検査する。この場合、端点C1の方が端点C2よりも始点D2からの距離は短いが、端点C1の周囲のクリアランスは確保できない。したがって、図7に示すように、端点C2と始点D2とを結ぶ直線部分x4を、セグメントとして確定する。そして、端点C2を、始点D2に替えて、新たな始点として再設定する。
次に、図7に示すように、新たな始点C2と終点Qとの間に、検査直線α5を結ぶ。このとき、検査直線α5は、配線bと交差する。したがって、配線bの端点B1およびB2について、これら端点とその周囲に存在する配線とのクリアランスを検査する。この場合、始点C2からの距離が短い方の端点であるB1については、配線aの端点A2との間におけるクリアランスを確保することができない。そこで、当該クリアランスが確保できない端点B1とは異なる端点についても、該端点の周囲に存在する配線との間におけるクリアランスをさらに検査する。具体的には、当該クリアランス障害の原因となる配線a上の各端点A1およびA2のうち当該クリアランス障害を生じさせない方の端点A1、ならびに、配線bの各端点B1およびB2のうち始点C2からの距離が長い方の端点B2についても、これら端点A1およびB2の各周囲に存在する他の配線との間におけるクリアランスをさらに検査する。図示の例では、端点A1およびB2のいずれの場合についてもクリアランスを確保できる。したがって、図8に示すように、これら端点A1およびB2のうち始点C2からの距離が最短となる端点B2と、始点C2とを結ぶ直線部分x5を、セグメントとして確定する。そして、端点B2を、始点C2に替えて、新たな始点として再設定する。
図8に示すように、新たな始点B2と終点Qとの間に、検査直線α6を結ぶ。このとき、検査直線α6は、どの配線とも交差しない。したがって、図9に示すように、検査直線α6をそのままセグメントx6として確定する。
以上説明したように演算処理開始点をPとして自動配線決定処理した場合は、図9に示すようなセグメントx1、x2、x3、x4、x5およびx6からなる最適ルートの候補が生成されることになる。
次に、当初設定した演算処理開始の始点Pと終点Qとを入れ替えて演算処理開始点を設定し直した場合について、すなわち、点Qを演算処理開始点に設定した場合について、自動配線決定処理を実行する。この場合、基本的には上述したような処理と同様であるので、結果のみを図10に示すと、セグメントy1、y2、y3、y4およびy5からなる最適ルートの候補が生成される。
次に、最適ルートを決定すべき配線の始点および終点となる2点間を結ぶ検査直線が交差する他の配線上の各端点のうち、配線の始点もしくは終点との間の距離が短い方の端点を演算処理開始点として設定し直した場合についても、自動配線決定処理を実行する。例えば、図11に示すように、配線の始点Pと終点Qとを結ぶ検査直線α1は、配線a、c、d、eおよびfの、合計5本の配線と交差する。検査直線が交差する配線の本数が奇数の場合、中間部分に位置する配線を、演算処理開始点を有する配線として設定するのが好ましい。図11に示す例では、配線dが当該配線に相当するが、この配線d上の、始点Pもしくは終点Qとの間の直線距離が短い方の端点D2を演算処理開始点として設定する。なお、検査直線が交差する配線の本数が偶数の場合、中間部分に位置する配線は2本となるが、このうちのいずれかの配線を、演算処理開始点を有する配線として設定すればよい。この変形例として、演算処理開始点をさらに複数設定してもよい。
図11に示す例では、配線dの端点D2を演算処理開始点とし、この端点D2から配線の始点Pの方向および終点Qの方向に向けて自動配線決定処理をそれぞれ実行する。基本的には上述したような処理と同様であるので結果のみを示すと、端点D2から配線の始点Pの方向に向けての自動配線決定処理によりセグメントz1、z2およびz3が確定し、端点D2から配線の終点Qの方向に向けての自動配線決定処理によりセグメントz4、z5およびz6が確定する。したがって、図11に示すようなセグメントz3、z2、z1、z4、y5およびy6からなる最適ルートの候補が生成されることになる。
以上説明したように、図9、10および11に示すような最適ルートの3つの候補が生成される。最後に、これら各候補ルートに沿った距離を計算し、当該距離が最短となる候補を、最適ルートとして最終的に確定する。図示の例では、図9もしくは11が最適ルートとなり、これを図12に細線の実線βとして改めて示す。
上述のようにして生成された、図12に示す最適ルートは、他の配線の端点上を通過していくように設定されているので、この最適ルートと他の配線との間のクリアランスを確保するよう、図13に示すように当該最適ルートを補正し、これをβ’(細線の実線)とする。
図14〜19は、本発明の実施例における自動配線決定処理による配線の最適ルートの生成の第2の具体例を説明する図である。図中、検査直線を一点鎖線で示し、確定されたセグメントは細線の実線で示す。
第2の具体例では、図14に示すように、最適ルートを決定すべき配線の始点となるべき点Pから終点となるべき点Qとの間に、この配線とは異なる他の配線a、b、c、d、e、f、g、hおよびi(図中、太線の実線で示す。)が複数存在する場合を考える。なお、各配線a、b、c、d、e、f、g、h、およびiの端点を、それぞれ、A1およびA2、B1およびB2、C1およびC2、D1およびD2、E1およびE2、F1およびF2、G1およびG2、H1およびH2、ならびにI1およびI2(図中、丸印で示す。)とする。特に、この第2の具体例は、端子F1と端子H1との間が狭くて十分なクリアランスを確保することができず、この端子F1と端子H1との間に配線を通すことができないような場合である。
まず、図14に示すように、最適ルートを決定すべき配線の始点Pと終点Qとの間に、検査直線α1を結ぶ。このとき、検査直線α1は、配線a、c、d、eおよびfと交差する。検査直線α1が交差するこれら配線a、c、d、eおよびfのうち、始点Pに最も近い位置に存在する配線はfである。したがって、図15に示すように、配線fの端点F1およびF2について、これら端点とその周囲に存在する配線とのクリアランスを検査する。この場合、端子F1と端子H1との間および配線fと端点I2との間のいずれについても十分なクリアランスを確保できない。そこで、当該クリアランスが確保できない端点F1とは異なる端点についても、該端点の周囲に存在する配線との間におけるクリアランスをさらに検査する。具体的には、当該クリアランス障害の原因となる配線h上の各端点H1およびH2のうち当該クリアランス障害を生じさせない方の端点H2についても、周囲に存在する他の配線との間におけるクリアランスをさらに検査する。図示の例では、端点H2についてはクリアランスを確保できる。したがって、図16に示すように、端点H2と始点Pとを結ぶ直線部分x1を、セグメントとして確定する。そして、端点H2を、始点Pに替えて、新たな始点として再設定する。
次に、図16に示すように、新たな始点H2と終点Qとの間に、検査直線α2を結ぶ。このとき、検査直線α2は、配線a、d、eおよびfと交差する。特に、検査直線α2は、既に交差検査済(図15)の配線fと再度交差することになる。そこで、図17に示すように、既に設定していた始点H2を有していた配線h上におけるもう一方の端点H1と、始点H2とを結ぶ線分x2を、セグメントとして確定する。そして、端点H1を、始点H2に替えて、新たな始点として再設定する。
次に、図17に示すように、新たな始点H1と終点Qとの間に、検査直線α3を結ぶ。このとき、検査直線α3は、配線a、dおよびeと交差する。検査直線α3が交差するこれら配線a、dおよびeのうち、始点H1に最も近い位置に存在する配線はeである。したがって、配線eの端点E1およびE2について、これら端点とその周囲に存在する配線とのクリアランスを検査する。この場合、端点E1およびE2ともにクリアランスを確保できる。端点E2は、端点E1と比べて始点H1からの距離が短いので、本来であれば、端点E2と始点H1とを結ぶセグメントを確定するところである。しかしながら、図示のように、端点E2と始点H1とを結ぶセグメントでは、配線fの端点F1付近で交差してしまう。これを回避するために、同じくクリアランスを確保できる端点E1と始点H1とを結ぶセグメントを確定することも考えられるが、端点E1と始点H1との間の距離は、端点E2と始点H1との間の距離よりも十分に長いので、あまり好ましいとはいえない。そこで、図18に示すように、端点F1と始点H1とを結ぶセグメントx3を確定するとともに、端点F1を、始点H1に替えて、新たな始点として再設定する。このように、本発明による自動配線決定処理では、最適ルートの候補を1本ずつ順々に生成していくことから、一部の配線に対して例えば配線幅やクリアランスなどの配線条件を設計変更したり、ある特定の箇所だけユーザ所望の通りに手動で設計変更することも容易である。そして、図18に示すように、新たな始点F1と終点Qとの間に、検査直線α4を結び、以後、既に説明したような手順で処理を進めていくことになるが、基本的には上述したような処理と同様であるので、結果のみを図19に示すと、セグメントx1、x2、x3、x4、x5、x6、x7およびx8からなる最適ルートの候補が生成されることになる。なお、上述のようにして生成された最適ルートの候補は、他の配線の端点上を通過していくように設定されているので、この最適ルートと他の配線との間のクリアランスを確保するよう補正するのは第1の具体例でも説明した通りである。この変形例として、自動配線決定処理を実行する前に、確保すべきクリアランスを予め考慮してから、上記処理を実行するようにしてもよい。この場合は、最適ルートを決定すべき配線および該配線以外の他の配線を、所定のクリアランス分だけ予め太らせて設定した上で、上述した各処理における配線に関するデータを、クリアランス分を予め考慮したデータに置き換えて、各処理を実行すればよい。
なお、本発明の実施例により生成された最適ルートは、複数のセグメント(線分)が連なるものであるが、実際に当該最適ルートを用いて配線する際は、セグメントが直線的に折れ曲がる部分を、曲線的に滑らかに折れ曲がるようにする方が、電気的特性および配線の耐久性の観点から好ましいといえる。
上述した本実施例による自動配線決定装置は、コンピュータを用いて実現される。図20は、記録媒体に格納されたプログラムにより動作する本発明の実施例の自動配線決定装置の構成を示すブロック図である。
本発明による自動配線決定をコンピュータに実行させるプログラムは、図20に示すように、記憶媒体(フレキシブルディスク、CD−ROM等の外部記憶媒体)110に格納されており、例えば、次に説明するような構成によるコンピュータにインストールされて自動配線決定装置として動作する。
CPU111は、自動配線決定装置全体を制御する。このCPU111に、バス112を介してROM113、RAM114、HD(ハードディスク装置)115、マウスやキーボード等の入力装置116、外部記憶媒体ドライブ装置117およびLCD、CRT等の表示装置118が接続されている。CPU111の制御プログラムはROM113に格納されている。
本発明による自動配線決定処理を実行するプログラム(自動配線決定処理プログラム)は、記憶媒体110からHD115にインストール(記憶)される。また、RAM114には、自動配線決定処理をCPU111が実行する際の作業領域や、自動配線決定処理を実行するプログラムの一部が記憶される領域が確保されている。また、HD115には、入力データ、最終データ、さらにOS(オペレーティングシステム)等が予め記憶される。
まず、コンピュータの電源を投入すると、CPU111がROM110から制御プログラムを読み出し、さらにHD115からOSを読み込み、OSを起動させる。これによりコンピュータは自動配線決定処理プログラムを記憶媒体110からインストール可能な状態となる。
次に、記憶媒体110を外部記憶媒体ドライブ装置117に装着し、入力装置116から制御コマンドをCPU111に入力し、記憶媒体110に格納された自動配線決定処理プログラムを読み取ってHD115等に記憶する。つまり自動配線決定処理プログラムがコンピュータにインストールされる。
その後は、自動配線決定処理プログラムを起動させると、コンピュータは自動配線決定装置として動作する。オペレータは、表示装置118に表示される対話形式による作業内容と手順に従って、入力装置116を操作することで、上述した自動配線決定処理を実行することができる。処理の結果得られた「配線の最適ルートに関するデータ」は、例えば、HD115に記憶しておいて後日利用できるようにしたり、あるいは、処理結果を表示装置118に視覚的に表示するのに用いてもよい。
なお、図20のコンピュータでは、記憶媒体110に記憶されたプログラムをHD115にインストールするようにしたが、これに限らず、LAN等の情報伝送媒体を介して、コンピュータにインストールされてもよいし、コンピュータに内蔵のHD115に予めインストールされておいてもよい。
本発明によれば、基板上において、他の配線と交差しない配線のルートの最適な位置を、コンピュータ演算処理により短時間で自動的に決定することができる。
本発明によれば、複数の配線が存在する基板上において、配線の形状、配置位置および配置角度に制限されず、また、配線したい方向、配線したい角度および配線の開始終了位置がどのようなものであっても、クリアランス要件を満足した配線の最適ルートを、コンピュータ演算処理により、短時間で自動的に探し出すことができる。したがって、本発明は、LSIやPCBなどの半導体集積回路はもちろん、PBGAやEBGAなどの半導体パッケージ、あるいはMCM、SIPなど、様々な種類の配線基板において、他の配線と交差することのない配線の最適ルートを自動的に決定することができる。
本発明による自動配線決定方法のフローチャートである。 本発明の実施例による自動配線決定方法のフローチャートである。 本発明の実施例における自動配線決定処理による配線の最適ルートの生成の第1の具体例を説明する図(その1)である。 本発明の実施例における自動配線決定処理による配線の最適ルートの生成の第1の具体例を説明する図(その2)である。 本発明の実施例における自動配線決定処理による配線の最適ルートの生成の第1の具体例を説明する図(その3)である。 本発明の実施例における自動配線決定処理による配線の最適ルートの生成の第1の具体例を説明する図(その4)である。 本発明の実施例における自動配線決定処理による配線の最適ルートの生成の第1の具体例を説明する図(その5)である。 本発明の実施例における自動配線決定処理による配線の最適ルートの生成の第1の具体例を説明する図(その6)である。 本発明の実施例における自動配線決定処理による配線の最適ルートの生成の第1の具体例を説明する図(その7)である。 本発明の実施例における自動配線決定処理による配線の最適ルートの生成の第1の具体例を説明する図(その8)である。 本発明の実施例における自動配線決定処理による配線の最適ルートの生成の第1の具体例を説明する図(その9)である。 本発明の実施例における自動配線決定処理による配線の最適ルートの生成の第1の具体例を説明する図(その10)である。 本発明の実施例における自動配線決定処理による配線の最適ルートの生成の第1の具体例を説明する図(その11)である。 本発明の実施例における自動配線決定処理による配線の最適ルートの生成の第2の具体例を説明する図(その1)である。 本発明の実施例における自動配線決定処理による配線の最適ルートの生成の第2の具体例を説明する図(その2)である。 本発明の実施例における自動配線決定処理による配線の最適ルートの生成の第2の具体例を説明する図(その3)である。 本発明の実施例における自動配線決定処理による配線の最適ルートの生成の第2の具体例を説明する図(その4)である。 本発明の実施例における自動配線決定処理による配線の最適ルートの生成の第2の具体例を説明する図(その5)である。 本発明の実施例における自動配線決定処理による配線の最適ルートの生成の第2の具体例を説明する図(その6)である。 記録媒体に格納されたプログラムにより動作する本発明の実施例の自動配線決定装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 自動配線決定装置
110 記録媒体
111 CPU
112 バス
113 ROM
114 RAM
115 ハードディスク装置
116 入力装置
117 外部記録媒体ドライブ装置
118 表示装置

Claims (24)

  1. 基板上における配線の最適ルートを、該基板上における他の配線と交差しないよう、演算処理により自動的に決定する自動配線決定処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラムであって、
    配線の始点および終点となる2点間を結ぶ検査直線が、他の配線と交差するか否かを検査する交差検査ステップと、
    前記検査直線が前記他の配線と交差する場合、前記始点に最も近い位置に存在する当該他の配線の各端点のうちのいずれかの端点と、前記始点とを結ぶ直線部分を、前記最適ルートの候補を構成するセグメントとして確定する候補生成ステップと、
    前記検査直線が前記他の配線と交差する場合の前記候補生成ステップにおいて前記候補の確定に用いた当該端点を、新たな始点として再設定する再設定ステップと、
    を備え、
    当該新たな始点と前記終点との間に新たに結んだ検査直線に基づいて、前記交差検査ステップ、前記候補生成ステップ、および前記再設定ステップにおける前記の各処理をさらに実行し、前記セグメントから構成される前記候補を生成することを特徴とする自動配線決定処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  2. 前記新たな始点として再設定された当該端点と前記終点との間に新たに結んだ検査直線が、前記交差検査ステップにおいて既に交差検査済の他の配線と再度交差することになる場合、
    前記候補生成ステップは、当該新たな始点を有していた配線上におけるもう一方の端点と、前記始点とを結ぶ直線部分を、前記セグメントとして確定し直し、
    前記再設定ステップは、当該新たな始点を有していた配線上におけるもう一方の端点を、新たな始点として再設定し直す請求項1に記載の自動配線決定処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  3. 生成された前記候補から前記最適ルートを確定する最適ルート決定ステップをさらに備える請求項1または2に記載の自動配線決定処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  4. 最適ルートを決定すべき配線についての演算処理開始の始点と終点とを入れ替えて演算処理開始点を設定した上で、前記交差検査ステップ、前記候補生成ステップ、および前記再設定ステップにおける前記の各処理を実行し、前記候補を生成する請求項1または2に記載の自動配線決定処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  5. 最適ルートを決定すべき配線の始点および終点となる2点間を結ぶ検査直線が交差する他の配線上の各端点のうち、前記配線の始点もしくは終点との間の距離が短い方の端点を演算処理開始点として設定した上で、前記交差検査ステップ、前記候補生成ステップ、および前記再設定ステップにおける前記の各処理を前記演算処理開始点から配線の始点方向および終点方向に向けてそれぞれ実行し、前記候補を生成する請求項1または2に記載の自動配線決定処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  6. 生成された複数の前記候補のうち、前記始点から前記終点までの間の距離が最短となる候補を、前記最適ルートとして確定する最適ルート決定ステップをさらに備える請求項4または5に記載の自動配線決定処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  7. 決定した前記最適ルートと前記他の配線との間のクリアランスを確保するよう、該最適ルートを補正するルート補正ステップをさらに備える請求項3または6に記載の自動配線決定処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  8. 最適ルートを決定すべき配線および該配線以外の他の配線を、所定のクリアランス分だけ予め太らせた上で、前記交差検査ステップ、前記候補生成ステップ、および前記再設定ステップを実行する請求項1〜6のいずれか一項に記載の自動配線決定処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  9. 前記候補生成ステップは、
    前記検査直線が前記他の配線と交差する場合、前記始点に最も近い位置に存在する当該他の配線の各端点のうち前記始点からの距離が短い方の端点と、前記始点とを結ぶ直線部分を、前記セグメントとして確定する請求項1に記載の自動配線決定処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  10. 前記候補生成ステップは、
    前記検査直線が前記他の配線と交差する場合、前記始点に最も近い位置に存在する当該他の配線の端点と該端点の周囲に存在する配線との間におけるクリアランスを検査するクリアランス検査ステップと、
    当該他の配線の各端点のうち前記始点からの距離が短い方の端点についての前記クリアランスが確保できる場合、当該端点と前記始点とを結ぶ直線部分を、前記セグメントとして確定する確定ステップと、
    を有する請求項1に記載の自動配線決定処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  11. 前記クリアランス検査ステップは、
    前記検査直線が交差する前記他の配線の各端点のうち前記始点からの距離が短い方の端点についての前記クリアランスが確保できない場合、当該クリアランス障害の原因となる配線上の各端点のうち当該クリアランス障害を生じさせない方の端点、および、当該他の配線の各端点のうち前記始点からの距離が長い方の端点についても、該端点の周囲に存在する配線との間におけるクリアランスをさらに検査し、
    前記クリアランス検査ステップのさらなるクリアランス検査に係る端点のいずれかについての前記クリアランスが確保できると判定された場合、前記確定ステップは、前記クリアランスの確保できる端点のうち、前記始点からの距離が最短となる端点と前記始点とを結ぶ直線部分を前記セグメントとして確定し直し、前記再設定ステップは、当該端点を新たな始点として再設定し直す請求項10に記載の自動配線決定処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  12. 前記クリアランス検査ステップおよび前記確定ステップによる前記の各処理を、前記クリアランス検査ステップにおいてクリアランスが確保できる端点が見つかるまで繰り返す請求項11に記載の自動配線決定処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
  13. 基板上における配線の最適ルートを、該基板上における他の配線と交差しないよう、コンピュータ演算処理により自動的に決定する自動配線決定方法であって、
    配線の始点および終点となる2点間を結ぶ検査直線が、他の配線と交差するか否かを検査する交差検査ステップと、
    前記検査直線が前記他の配線と交差する場合、前記始点に最も近い位置に存在する当該他の配線の各端点のうちのいずれかの端点と、前記始点とを結ぶ直線部分を、前記最適ルートの候補を構成するセグメントとして確定する候補生成ステップと、
    前記検査直線が前記他の配線と交差する場合の前記候補生成ステップにおいて前記候補の確定に用いた当該端点を、新たな始点として再設定する再設定ステップと、
    を備え、
    当該新たな始点と前記終点との間に新たに結んだ検査直線に基づいて、前記交差検査ステップ、前記候補生成ステップ、および前記再設定ステップにおける前記の各処理をさらに実行し、前記セグメントから構成される前記候補を生成することを特徴とする自動配線決定方法。
  14. 前記新たな始点として再設定された当該端点と前記終点との間に新たに結んだ検査直線が、前記交差検査ステップにおいて既に交差検査済の他の配線と再度交差することになる場合、
    前記候補生成ステップは、当該新たな始点を有していた配線上におけるもう一方の端点と、前記始点とを結ぶ直線部分を、前記セグメントとして確定し直し、
    前記再設定ステップは、当該新たな始点を有していた配線上におけるもう一方の端点を、新たな始点として再設定し直す請求項13に記載の自動配線決定方法。
  15. 生成された前記候補から前記最適ルートを確定する最適ルート決定ステップをさらに備える請求項13または14に記載の自動配線決定方法。
  16. 最適ルートを決定すべき配線についての演算処理開始の始点と終点とを入れ替えて演算処理開始点を設定した上で、前記交差検査ステップ、前記候補生成ステップ、および前記再設定ステップにおける前記の各処理を実行し、前記候補を生成する請求項13または14に記載の自動配線決定方法。
  17. 最適ルートを決定すべき配線の始点および終点となる2点間を結ぶ検査直線が交差する他の配線上の各端点のうち、前記配線の始点もしくは終点との間の距離が短い方の端点を演算処理開始点として設定した上で、前記交差検査ステップ、前記候補生成ステップ、および前記再設定ステップにおける前記の各処理を前記演算処理開始点から配線の始点方向および終点方向に向けてそれぞれ実行し、前記候補を生成する請求項13または14に記載の自動配線決定方法。
  18. 生成された複数の前記候補のうち、前記始点から前記終点までの間の距離が最短となる候補を、前記最適ルートとして確定する最適ルート決定ステップをさらに備える請求項16または17に記載の自動配線決定方法。
  19. 決定した前記最適ルートと前記他の配線との間のクリアランスを確保するよう、該最適ルートを補正するルート補正ステップをさらに備える請求項15または18に記載の自動配線決定方法。
  20. 最適ルートを決定すべき配線および該配線以外の他の配線を、所定のクリアランス分だけ予め太らせた上で、前記交差検査ステップ、前記候補生成ステップ、および前記再設定ステップを実行する請求項13〜18のいずれか一項に記載の自動配線決定方法。
  21. 前記候補生成ステップは、
    前記検査直線が前記他の配線と交差する場合、前記始点に最も近い位置に存在する当該他の配線の各端点のうち前記始点からの距離が短い方の端点と、前記始点とを結ぶ直線部分を、前記セグメントとして確定する請求項13に記載の自動配線決定方法。
  22. 前記候補生成ステップは、
    前記検査直線が前記他の配線と交差する場合、前記始点に最も近い位置に存在する当該他の配線の端点と該端点の周囲に存在する配線との間におけるクリアランスを検査するクリアランス検査ステップと、
    当該他の配線の各端点のうち前記始点からの距離が短い方の端点についての前記クリアランスが確保できる場合、当該端点と前記始点とを結ぶ直線部分を、前記セグメントとして確定する確定ステップと、
    を有する請求項13に記載の自動配線決定方法。
  23. 前記クリアランス検査ステップは、
    前記検査直線が交差する前記他の配線の各端点のうち前記始点からの距離が短い方の端点についての前記クリアランスが確保できない場合、当該クリアランス障害の原因となる配線上の各端点のうち当該クリアランス障害を生じさせない方の端点、および、当該他の配線の各端点のうち前記始点からの距離が長い方の端点についても、該端点の周囲に存在する配線との間におけるクリアランスをさらに検査し、
    前記クリアランス検査ステップのさらなるクリアランス検査に係る端点のいずれかについての前記クリアランスが確保できると判定された場合、前記確定ステップは、前記クリアランスの確保できる端点のうち、前記始点からの距離が最短となる端点と前記始点とを結ぶ直線部分を前記セグメントとして確定し直し、前記再設定ステップは、当該端点を新たな始点として再設定し直す請求項22に記載の自動配線決定方法。
  24. 前記クリアランス検査ステップおよび前記確定ステップによる前記の各処理を、前記クリアランス検査ステップにおいてクリアランスが確保できる端点が見つかるまで繰り返す請求項23に記載の自動配線決定方法。
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