JP2007079095A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体素子を搭載する電極基板の面方向の大きさを小さくすることができ、装置全体の小型化を図ることができる液晶表示装置を提供する。
【解決手段】 半導体チップ9が搭載される上側の電極基板7の下面に収納凹部12を設け、この収納凹部12内に半導体チップ9を収納すると共に、上側の電極基板7の下面にフレキシブルな配線基板13を半導体チップ9を覆って配置し、この配線基板13の上面に出力側端子を設け、配線基板の上下両面に入力側端子を設け、この入力側端子の一部である下面側の入力側端子を半導体チップ9に重ねた。従って、半導体チップ9を搭載する上側の電極基板7に出力側端子と入力側端子とを設ける必要がないばかりか、入力側端子の一部である下面側の入力側端子を半導体チップ9に重ねることにより、上側の電極基板7における面方向の大きさを小さくすることができ、これにより装置全体の小型化を図ることができる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、時計や携帯電話機、電子辞書、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)などの電子機器に用いられる液晶表示装置に関する。
従来、液晶表示装置においては、特許文献1に記載されているように、液晶を挟んで互いに対向する一対の透明な電極基板のうち、一方の電極基板に出力側端子と入力側端子とを設け、この一方の電極基板に半導体チップを搭載して出力側端子と入力側端子とに電気的に接続することにより、出力側端子によって半導体チップと電極基板とを電気的に接続すると共に、半導体チップが接続された入力側端子と回路基板とをコネクタによって電気的に接続するように構成したものがある。
特開平9−318967号
しかしながら、このような従来の液晶表示装置では、液晶を挟んで互いに対向する一対の電極基板のうち、半導体チップが搭載される一方の電極基板に出力側端子と入力側端子とを設けているので、一方の電極基板に半導体チップを搭載するほかに、半導体チップが接続される出力側端子および入力側端子をも設ける必要があり、このため半導体チップを搭載する電極基板が面方向に大きくなり、これに伴って装置全体が大型化するという問題がある。
この発明が解決しようとする課題は、半導体素子を搭載する電極基板の面方向の大きさを小さくすることができ、これにより装置全体の小型化を図ることができる液晶表示装置を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
なお、各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
請求項1に記載の発明は、図1〜図6に示すように、液晶を挟んで互いに対向する一対の電極基板(7、8または21)と、これら一対の電極基板のうち、一方の電極基板(7)に搭載される半導体素子(半導体チップ9)とを備えた液晶表示装置において、
前記半導体素子が搭載される前記一方の電極基板に収納部(収納凹部12)を設け、この収納部内に前記半導体素子を収納すると共に、前記一方の電極基板にフレキシブルな配線基板(13または22)を前記半導体素子の露出する表面を覆って配置し、この配線基板に前記半導体素子が接続する出力側端子(15)と入力側端子(16)とを設けると共に、前記入力側端子の一部を前記半導体素子に重ねたことを特徴とする液晶表示装置である。
請求項2に記載の発明は、図1〜図4に示すように、前記配線基板(13)が、ベースシート(14)の表裏両面のうち、前記半導体素子(半導体チップ9)に対面する表面に前記出力側端子(15)を設け、前記ベースシート(14)の表裏両面にスルーホール部(16a)を介して前記入力側端子(16)を設けた構成であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置である。
請求項3に記載の発明は、図5および図6に示すように、前記配線基板(22)が、ベースシート(14)の表裏両面のうち、前記半導体素子(半導体チップ9)に対面する片面のみに前記出力側端子(15)と前記入力側端子(16)とを設けた構成で、前記配線基板の一端部側が前記半導体素子を覆った状態で前記一方の電極基板(7)と前記他方の電極基板(21)との間に挟まれ、前記配線基板の他端部側が前記他方の電極基板(21)の側面から裏面に亘って折り曲げられていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置である。
請求項4に記載の発明は、図7〜図9に示すように、液晶を挟んで互いに対向する一対の電極基板(31、8または21)と、これら一対の電極基板のうち、一方の電極基板(31)に搭載される半導体素子(半導体チップ9)とを備えた液晶表示装置において、
前記半導体素子が搭載される前記一方の電極基板を互いに重なり合う2枚の透明板(32、33)で構成し、これら2枚の透明板のうち、前記他方の電極基板(8または21)に対面する一方の透明板(33)に収納部(切欠部34)を設け、この収納部内に前記半導体素子を収納すると共に、前記一方の透明板(33)にフレキシブルな配線基板(13または22)を前記半導体素子の露出する表面を覆って配置し、この配線基板に前記半導体素子が接続する出力側端子(15)と入力側端子(16)とを設けると共に、前記入力側端子の一部を前記半導体素子に重ねたことを特徴とする液晶表示装置である。
請求項5に記載の発明は、図7および図8に示すように、前記配線基板(13)が、ベースシート(14)の表裏両面のうち、前記半導体素子(半導体チップ9)に対面する表面に前記出力側端子(15)を設け、前記ベースシート(14)の表裏両面にスルーホール部(16a)を介して前記入力側端子(16)を設けた構成であることを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置である。
請求項6に記載の発明は、図9に示すように、前記配線基板(22)が、ベースシート(14)の表裏両面のうち、前記半導体素子(半導体チップ9)に対面する片面のみに前記出力側端子(15)と前記入力側端子(16)とを設けた構成で、前記配線基板の一端部側が前記半導体素子を覆った状態で前記一方の透明板(33)と前記他方の電極基板(21)との間に挟まれ、前記配線基板の他端部側が前記他方の電極基板(21)の側面から裏面に亘って折り曲げられていることを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置である。
請求項7に記載の発明は、図10〜図13に示すように、液晶を挟んで互いに対向する一対の電極基板(7、8)と、これら一対の電極基板のうち、一方の電極基板(7)に搭載される半導体素子(半導体チップ9)とを備えた液晶表示装置において、
前記一方の電極基板(7)に、出力側端子(15)と入力側端子(16)とが表裏両面に設けられたフレキシブルな配線基板(51)を前記一方の電極基板の端部から側方に延出させて設け、前記一方の電極基板に対応する箇所の前記配線基板に前記半導体素子を配置して、この半導体素子を前記出力側端子と前記入力側端子とにそれぞれ電気的に接続すると共に、この半導体素子を封止剤(モールド樹脂52)で封止し、この状態で前記一方の電極基板の端部から側方に延出した部分の前記配線基板を前記封止剤の側面から裏面に亘って折り曲げ、これにより前記入力側端子の一部を前記半導体素子に重ねたことを特徴とする液晶表示装置である。
請求項1に記載の発明によれば、半導体素子が搭載される一方の電極基板に収納部を設け、この収納部内に半導体素子を収納すると共に、この一方の電極基板にフレキシブルな配線基板を半導体素子の露出する表面を覆って配置し、この配線基板に半導体素子が接続する出力側端子と入力側端子とを設けると共に、入力側端子の一部を半導体素子に重ねたので、半導体素子を搭載する電極基板に出力側端子と入力側端子とを設ける必要がないばかりか、入力側端子の一部を半導体素子に重ねていることにより、半導体素子を搭載する電極基板の面方向の大きさを小さくすることができ、これにより装置全体の小型化を図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、配線基板が、ベースシートの表裏両面のうち、半導体素子に対面する表面に出力側端子を設け、ベースシートの表裏両面にスルーホール部を介して入力側端子を設けた構成であることにより、ベースシートの裏面側に設けられた入力側端子を半導体素子に重ねた状態で配線基板の裏面側に露出させることができ、これにより半導体素子を搭載する電極基板の面方向の大きさを小さくすることができるので、装置全体の小型化を図ることができるほか、特に半導体素子が接続された入力側端子と回路基板とを接続する際、その接続作業が容易にできるので、接続作業性の向上をも図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、配線基板が、ベースシートの表裏両面のうち、半導体素子に対面する片面のみに出力側端子と入力側端子とを設けた構成であるから、請求項2に記載の発明よりも、配線基板を容易に製作することができるほか、この配線基板の一端部側が半導体素子を覆った状態で一方の電極基板と他方の電極基板との間に挟まれ、この配線基板の他端部側が他方の電極基板の側面から裏面に亘って折り曲げられていることにより、出力側端子と入力側端子とを配線基板の片面のみに設けても、入力側端子の一部、つまり入力側端子の折り曲げられた部分を半導体素子に重ねた状態で他方の電極基板の裏面側に露出させることができ、これによっても装置全体の小型化を図ることができるほか、半導体素子が接続された入力側端子と回路基板とを接続する際、その接続作業が容易にできると共に、他方の電極基板が半導体素子を覆っているので、この他方の電極基板によって半導体素子を確実に且つ良好に保護することができる。
請求項4に記載の発明によれば、半導体素子が搭載される一方の電極基板を互いに重なり合う2枚の透明板で構成し、これら2枚の透明板のうち、他方の電極基板に対面する一方の透明板に収納部を設け、この収納部内に半導体素子を収納しているので、請求項1に記載の発明のものよりも、収納部を簡単に加工することができるほか、一方の透明板にフレキシブルな配線基板を半導体素子の露出する表面を覆って配置し、この配線基板に半導体素子が接続する出力側端子と入力側端子とを設けると共に、入力側端子の一部を半導体素子に重ねたので、請求項1に記載の発明と同様、半導体素子を搭載する電極基板に出力側端子と入力側端子とを設ける必要がないばかりか、入力側端子の一部を半導体素子に重ねていることにより、半導体素子を搭載する一方の電極基板である2枚の透明板の面方向の大きさを小さくすることができ、これにより装置全体の小型化を図ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、配線基板が、ベースシートの表裏両面のうち、半導体素子に対面する表面に出力側端子を設け、ベースシートの表裏両面にスルーホール部を介して入力側端子を設けた構成であることにより、請求項2に記載の発明と同様、ベースシートの裏面側の入力側端子を半導体素子に重ねた状態で配線基板の裏面側に露出させることができ、これにより半導体素子を搭載する電極基板の面方向の大きさを小さくすることができるので、装置全体の小型化を図ることができるほか、半導体素子が接続された入力側端子と回路基板とを接続する際、その接続作業が容易にできるので、接続作業性の向上をも図ることができる。
請求項6に記載の発明によれば、配線基板が、ベースシートの表裏両面のうち、半導体素子に対面する片面のみに出力側端子と入力側端子とを設けた構成であるから、請求項5に記載の発明よりも、配線基板を容易に製作することができるほか、この配線基板の一端部側が半導体素子を覆った状態で一方の透明板と他方の電極基板との間に挟まれ、この配線基板の他端部側が他方の電極基板の側面から裏面に亘って折り曲げられているので、請求項3に記載の発明と同様、出力側端子と入力側端子とを配線基板の片面のみに設けても、入力側端子の一部、つまり入力側端子の折り曲げられた部分を半導体素子に重ねた状態で他方の電極基板の裏面側に露出させることができ、これによっても装置全体の小型化を図ることができるほか、半導体素子が接続された入力側端子と回路基板とを接続する際、その接続作業が容易にできると共に、他方の電極基板が半導体素子を覆っているので、この他方の電極基板によって半導体素子を確実に且つ良好に保護することができる。
請求項7に記載の発明によれば、半導体素子が搭載される一方の電極基板に、出力側端子と入力側端子とが表裏両面に設けられたフレキシブルな配線基板を一方の電極基板の端部から側方に延出させて設け、この一方の電極基板に対応する箇所の配線基板に半導体素子を配置して、この半導体素子を出力側端子と入力側端子とにそれぞれ電気的に接続するので、請求項1または4に記載の発明と同様、半導体素子を搭載する電極基板に出力側端子と入力側端子とを設ける必要がなく、また配線基板に配置された半導体素子を封止剤で封止し、この状態で一方の電極基板の端部から側方に延出した部分の配線基板を封止剤の側面から裏面に亘って折り曲げているので、半導体素子が接続された配線基板の入力側端子の一部、つまり入力側端子の折り曲げられた部分を半導体素子に重ねた状態で封止剤の裏面側に露出させることができる。
このため、半導体素子を搭載する電極基板に出力側端子と入力側端子とを設ける必要がないばかりか、一方の電極基板に設けられた配線基板に半導体素子を配置して封止剤で封止しても、配線基板の入力側端子の一部、つまり入力側端子の折り曲げられた部分を半導体素子に重ねた状態で封止剤の裏面側に露出させることができ、これにより半導体素子を搭載する電極基板の面方向の大きさを小さくすることができるので、装置全体の小型化を図ることができるほか、請求項3または6に記載の発明と同様、半導体素子が接続された入力側端子と回路基板とを接続する際、その接続作業が容易にできるので、接続作業性の向上をも図ることができる。
(実施形態1)
以下、図1〜図4を参照して、この発明を時計モジュールに適用した実施形態1について説明する。
図1はこの発明の時計モジュールの要部を示した拡大断面図、図2はその主要部を更に拡大して示した断面図である。
この時計モジュールは、腕時計ケースなどの時計ケース内に組み込まれるものであり、図1に示すように、上部ハウジング1と下部ハウジング2とを備えている。上部ハウジング1の内部には、液晶表示装置3が上部ハウジング1の上面に設けられた開口部1aから上方に露出した状態で配置されている。また、この上部ハウジング1と下部ハウジング2との間には、スペーサ部材4を介して回路基板5が配置されている。
この場合、上部ハウジング1と下部ハウジング2とは、下部ハウジング2の下面に配置された地板6によって取り付けられている。すなわち、地板6は、その周縁部に複数のフック部(図示せず)が上方に向けて設けられ、これらフック部が下部ハウジング2の側面に沿って上部ハウジング1の側面に延び、この延びたフック部の上部が上部ハウジング1の側面に設けられた複数の係止突起(図示せず)にそれぞれ係止されることにより、上部ハウジング1を引き下げてスペーサ部材4および回路基板5を下部ハウジング2上に押え付け、この状態で上部ハウジング1と下部ハウジング2とを相互に取り付けるように構成されている。
ところで、液晶表示装置3は、図1および図2に示すように、互いに対向する一対の透明な電極基板7、8を備えている。これら一対の電極基板7、8の対向面には、それぞれ透明電極(図示せず)が形成されていると共に、これら一対の電極基板7、8の間には、液晶(図示せず)が封入されている。また、これら一対の電極基板7、8の各外面には、偏光板10、11がそれぞれ設けられている。さらに、これら一対の電極基板7、8のうち、一方(図1では上側)の電極基板7には、半導体チップ9が設けられている。これにより、液晶表示装置3は、半導体チップ9によって一対の電極基板7、8の各透明電極に選択的に電圧が印加されることにより、電気光学的に情報を表示するように構成されている。
この場合、一対の電極基板7、8のうち、半導体チップ9が搭載される上側の電極基板7は、図2に示すように、その一側部が下側の電極基板8の端部から側方に突出しており、この突出した部分における下面には、半導体チップ9を収納する収納凹部12が設けられている。半導体チップ9は、図2に示すように、上側の電極基板7の収納凹部12内に収納されて封止剤12aによって固定されている。これにより、半導体チップ9は、その下面が上側の電極基板7の下面とほぼ同じ平面をなして下側に露出し、この状態で収納凹部12内に収納されている。また、この上側の電極基板7における側方に突出した部分の下面には、図2に示すように、フレキシブルな配線基板13が半導体チップ9の露出する表面(図2では下面)を覆って配置されている。
この配線基板13は、図3および図4に示すように、フィルムなどの屈曲自在なベースシート14の上下両面のうち、半導体チップ9が対面する上面に出力側端子15が設けられ、ベースシート14の上下両面にスルーホール部16aを介して入力側端子16が設けられた構成になっている。この場合、上面の出力側端子15は、図3に示すように、半導体チップ9の出力端子(図示せず)と上側の電極基板7の電極端子(図示せず)とに異方導電性接着剤(図示せず)によって電気的に接続されるように構成されている。
また、上面側の入力側端子16は、図3に示すように、半導体チップ9の入力端子(図示せず)に異方導電性接着剤(図示せず)によって接続されており、下面側の入力側端子16は、図4に示すように、スルーホール部16aによって上面側の入力側端子16と接続された状態で、図1に示すように、スペーサ部材4の挿入孔4a内に挿入されて上下に貫通するインターコネクタ17によって回路基板5と電気的に接続されるように構成されている。
すなわち、ベースシート15の上面の入力側端子16は、図3に示すように、半導体チップ9の入力端子(図示せず)に対応して間隔の狭い配列ピッチで設けられており、ベースシート15の下面の入力側端子16は、図4に示すように、間隔の広い配列ピッチで半導体チップ9に重なるように設けられている。これにより、インターコネクタ17は、半導体チップ9と重なる位置において、配線基板13の下面に間隔の広い配列ピッチで設けられた入力側端子16に弾接することにより、この入力側端子16と回路基板5とを電気的に接続するように構成されている。
このような液晶表示装置3によれば、半導体チップ9が搭載される上側の電極基板7の側方に突出した部分の下面に収納凹部12を設け、この収納凹部12内に半導体チップ9を収納して固定すると共に、この上側の電極基板7の下面にフレキシブルな配線基板13を半導体チップ9の露出した下面を覆って配置し、この配線基板13に半導体チップ9が接続する出力側端子15と入力側端子16とを設けると共に、入力側端子16の一部、つまり下面側の入力側端子16を半導体チップ9に重ねているので、半導体チップ9を搭載する上側の電極基板7に出力側端子15と入力側端子16とを設ける必要がないばかりか、入力側端子16の一部である下面側の入力側端子16を半導体チップ9に重ねていることにより、半導体チップ9を搭載する上側の電極基板7における面方向の大きさを小さくすることができ、これにより装置全体の小型化を図ることができる。
この場合、配線基板13は、ベースシート14の上下両面のうち、半導体チップ9が対面する上面に出力側端子15を設け、ベースシート14の上下両面にスルーホール部16aを介して入力側端子16を設けた構成であるから、配線基板13の上面に設けられた出力側端子15によって上側の電極基板7と半導体チップ9とを電気的に接続することができると共に、配線基板13の上下両面に設けられた入力側端子16によって半導体チップ9と回路基板5とをインターコネクタ17を介して電気的に接続することができるほか、特に下面側の入力側端子16を半導体チップ9に重ねた状態で配線基板13の下面側に露出させることができるので、インターコネクタ17によって入力側端子16と回路基板5と電気的に接続する際、その接続作業が容易にでき、接続作業性の向上をも図ることができる。
(実施形態2)
次に、図5および図6を参照して、この発明を時計モジュールに適用した実施形態2について説明する。なお、図1〜図4に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この時計モジュールは、液晶表示装置20における下側の電極基板21の一側部を上側の電極基板7と同様に突出させて、下側の電極基板21と上側の電極基板7とをほぼ同じ大きさに形成し、これら上下の電極基板7、21間に配線基板22を配置すると共に、その側方に配線基板22を延出し、この延出した部分の配線基板22を下側の電極基板8の側面から下面に亘って折り曲げた構成で、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、上下一対の電極基板7、21のうち、下側の電極基板21は、図5に示すように、その一側部が上側の電極基板7と同様に側方に突出して形成され、この突出した部分が上側の電極基板7の突出した部分と対応して配置されることにより、上側の電極基板7の収納凹部12に収納された半導体チップ9を覆うと共に、上側の電極基板7の下面に配置された配線基板22を上側の電極基板7との間に挟むように構成されている。また、この配線基板22は、図6に示すように、フィルムなどの屈曲自在なベースシート14の上下両面のうち、半導体チップ9が対面する上面のみに半導体チップ9が接続する出力側端子15と入力側端子16とを設けた構成になっている。
この場合、配線基板22は、図6に示すように、その長さ(同図では左右方向の幅)が上側の電極基板7の側方に突出した長さの2倍程度の長さに形成され、上側の電極基板7と下側の電極基板21との両者の側方に延出し、この延出した部分が下側の電極基板21の側面から下面に亘って折り曲げられるように構成されている。出力側端子15は、ベースシート14の右側部分に実施形態1と同様に設けられ、半導体チップ9の出力端子(図示せず)と上側の電極基板7の電極端子(図示せず)とに異方導電性接着剤(図示せず)によって電気的に接続されるように構成されている。
また、入力側端子16は、図6に示すように、半導体チップ9の左端部側、つまり半導体チップ9の入力端子(図示せず)からベースシート14の左端部に亘って形成され、半導体チップ9の入力端子が異方導電性接着剤(図示せず)によって接続され、この状態で上下の電極基板7、21の各端部から側方に延出し、この延出した部分の配線基板22が下側の電極基板21の側面から下面に亘って折り曲げられるように構成されている。
これにより、入力側端子16は、図5に示すように、折り曲げられた部分が下側の電極基板21の下面側に露出し、この露出した部分が、実施形態1と同様、インターコネクタ17によって回路基板5に電気的に接続されるように構成されている。この場合、入力側端子16は、図1に示した実施形態1と同様、下側の電極基板21の側面から下面に亘って折り曲げられた部分が半導体チップ9に重なって配置され、この状態でインターコネクタ17が弾接するように構成されている。
このような液晶表示装置20によれば、配線基板22がベースシート14の上面のみに出力側端子15と入力側端子16とを設けた構成であるから、実施形態1の配線基板13よりも、配線基板22を容易に製作することができる。また、この配線基板22は、その一端部側(図6では右側部分)が半導体チップ9を覆った状態で上側の電極基板7と下側の電極基板21との間に挟まれ、配線基板22の他端部側(図7では左側部分)が下側の電極基板21の側面から下面に亘って折り曲げられているので、出力側端子15と入力側端子16とを配線基板22の上面に設けても、入力側端子16の折り曲げられた部分を半導体チップ9に重ねた状態で下側の電極基板21の下面側に露出させることができる。
このため、実施形態1と同様、半導体チップ9を搭載する上側の電極基板7に出力側端子15と入力側端子16とを設ける必要がないばかりか、入力側端子16の折り曲げられた部分が半導体チップ9に重なることにより、半導体チップ9を搭載する上側の電極基板7における面方向の大きさを小さくすることができ、これにより装置全体の小型化を図ることができると共に、半導体チップ9が接続された入力側端子16と回路基板5とをインターコネクタ17で接続する際、その接続作業が容易にでき、接続作業性の向上をも図ることができるほか、下側の電極基板21が半導体チップ9を覆っているので、この下側の電極基板21によって半導体チップ9を確実に且つ良好に保護することができる。
(実施形態3)
次に、図7および図8を参照して、この発明を時計モジュールに適用した実施形態3について説明する。この場合にも、図1〜図4に示された実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明する。
この時計モジュールは、液晶表示装置30の上側の電極基板31を2枚の透明板32、33で構成し、これら2枚の透明板32、33のうち、下側の透明板33に半導体チップ9を搭載した構成で、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、上側の電極基板31は、図7および図8に示すように、同じ大きさの2枚の透明板32、33を重ね合わせた構成になっている。この場合、上側の透明板32の上面には偏光板10が設けられており、下側の透明板33の下面、つまり下側の電極基板8に対向する面には透明電極(図示せず)が設けられている。また、2枚の透明板32、33は、図7に示すように、その一側部が下側の電極基板8の端部から側方にそれぞれ突出しており、この突出した部分における下側の透明板33には、半導体チップ9を収納する切欠部34が設けられている。
この場合にも、半導体チップ9は、図8に示すように、下側の透明板33の切欠部34内に収納され、半導体チップ9の下面が下側の透明板33の下面とほぼ同じ平面をなして下側に露出した状態で、封止剤12aによって固定されている。また、下側の電極基板8の端部から側方に突出した部分の下側の透明板33の下面には、図8に示すように、フレキシブルな配線基板13が半導体チップ9の露出した下面を覆って配置されている。この配線基板13も、実施形態1と同様、フィルムなどの屈曲自在なベースシート14の上下両面のうち、半導体チップ9が対面する上面に出力側端子15が設けられ、ベースシート14の上下両面にスルーホール部16aを介して入力側端子16が設けられた構成になっている。
この配線基板13においても、図3に示した実施形態1と同様、上面の出力側端子15は、半導体チップ9の出力端子(図示せず)と上側の電極基板31における下側の透明板33の電極端子(図示せず)とに異方導電性接着剤(図示せず)によって電気的に接続されるように構成されている。また、入力側端子16は、図3および図4に示した実施形態1と同様、上面側の入力側端子16が半導体チップ9の入力端子(図示せず)に異方導電性接着剤(図示せず)によって接続され、下面側の入力側端子16がスルーホール部16aを介して上面側の入力側端子16と接続された状態で、図7に示すように、半導体チップ9と重なる位置において、インターコネクタ17によって回路基板5と電気的に接続されるように構成されている。
このような液晶表示装置30によれば、半導体チップ9が搭載される上側の電極基板31を互いに重なり合う2枚の透明板32、33で構成し、下側の電極基板8に対面する下側の透明板33の側方に突出した部分に切欠部34を設け、この切欠部34内に半導体チップ9を収納して固定しているので、下側の透明板33に切欠部34を切断加工によって容易に設けることができる。このため、実施形態1のように上側の電極基板7に半導体チップ9を収納する収納凹部12を設ける場合に比べて、加工が簡単で、低価格なものを提供することができる。
また、この液晶表示装置30では、下側の電極基板8の端部から側方に突出した下側の透明板33の下面に、配線基板13を配置して半導体チップ9の露出した下面を覆い、この配線基板13に出力側端子15と入力側端子16とを設けると共に、下面側の入力側端子16を半導体チップ9に重ねているので、実施形態1と同様、半導体チップ9を搭載する上側の電極基板31に出力側端子15と入力側端子16とを設ける必要がないばかりか、下面側の入力側端子16を半導体チップ9に重ねていることにより、上側の電極基板31である2枚の透明板32、33の面方向の大きさを小さくすることができ、これにより装置全体の小型化を図ることができる。
この場合にも、配線基板13が、ベースシート14の上下両面のうち、半導体チップ9が対面する上面に出力側端子15を設け、ベースシート14の上下両面にスルーホール部16aを介して入力側端子16を設けた構成であるから、下面側の入力側端子16を半導体チップ9に重ねた状態で配線基板13の下面側に露出させることができる。このため、実施形態1と同様、半導体チップ9が接続された入力側端子16と回路基板9とを接続する際、その接続作業が容易にでき、これにより接続作業性の向上をも図ることができる。
(実施形態4)
次に、図9を参照して、この発明を時計モジュールに適用した実施形態4について説明する。この場合には、図7および図8に示された実施形態3と同一部分に同一符号を付して説明する。
この時計モジュールは、液晶表示装置40における下側の電極基板21の一側部を上側の電極基板31と同様に突出させて、下側の電極基板21を上側の電極基板31とほぼ同じ大きさに形成し、これら上下の電極基板31、21間に配線基板22を配置し、この配線基板22を下側の電極基板21の側面から下面に亘って折り曲げた構成で、これ以外は実施形態3とほぼ同じ構成になっている。
すなわち、上下一対の電極基板31、21のうち、下側の電極基板21は、図9に示すように、その側部が上側の電極基板31の2枚の透明板32、33と同様、側方に突出して形成され、この突出した部分が上側の電極基板31の突出した部分に対応して配置されることにより、上側の電極基板31における下側の透明板33の切欠部34内に収納された半導体チップ9の露出した下面を覆うと共に、下側の透明板33の下面に配置された配線基板21を下側の透明板33との間に挟むように構成されている。また、配線基板22は、実施形態2と同様、フィルムなどの屈曲自在なベースシート14の上下両面のうち、上面のみに半導体チップ9が接続する出力側端子15と入力側端子16とを設けた構成になっている。
この場合にも、配線基板22は、実施形態2と同様、その長さ(図6では左右の幅)が上側の電極基板31の側方に突出した長さの2倍程度の長さに形成され、上側の電極基板31と下側の電極基板21との両者の側方に延出し、この延出した部分が下側の電極基板21の側面から下面に亘って折り曲げられるように構成されている。そして、出力側端子15は、ベースシート14の右側部分に実施形態2と同様に設けられ、半導体チップ9の出力端子(図示せず)と上側の電極基板31における下側の透明板33の電極端子(図示せず)とに異方導電性接着剤(図示せず)によって電気的に接続されるように構成されている。
また、入力側端子16も、実施形態2と同様、半導体チップ9の左端部側、つまり半導体チップ9の入力端子(図示せず)からベースシート14の左端部に亘って形成され、半導体チップ9の入力端子に異方導電性接着剤(図示せず)によって接続され、この状態で下側の電極基板21の側方に延出された部分のベースシート14が下側の電極基板21の側面から下面に亘って折り曲げられるように構成されている。
これにより、入力側端子16は、図9に示すように、折り曲げられた部分の入力側端子16が下側の電極基板21の下面側に露出し、この露出した部分がインターコネクタ17によって回路基板5と電気的に接続されるように構成されている。この場合、入力側端子16は、図7に示した実施形態3と同様、下側の電極基板21の側面から下面に亘って折り曲げられた部分が半導体チップ9と重なって配置され、これによりインターコネクタ17が弾接するように構成されている。
このような液晶表示装置40によれば、実施形態3とほぼ同様の作用効果があるほか、特に配線基板22がベースシート14の上面のみに出力側端子15と入力側端子16とを設けた構成であるから、実施形態3の配線基板13よりも、配線基板22を容易に製作することができる。また、この配線基板22は、その一端部側(図6でが右側部分)が半導体チップ9を覆った状態で上側の電極基板31と下側の電極基板21との間に挟まれ、この配線基板22の他端部側(図6では左側部分)が下側の電極基板21の側面から下面に亘って折り曲げられていることにより、出力側端子15と入力側端子16とを配線基板22の上面に設けても、入力側端子16の折り曲げられた部分を半導体チップ9に重ねた状態で下側の電極基板21の下面側に露出させることができる。
このため、実施形態3と同様、半導体チップ9を搭載する上側の電極基板31に出力側端子15と入力側端子16とを設ける必要がないばかりか、入力側端子16の折り曲げられた部分を半導体チップ9に重ねることにより、半導体チップ9を搭載する上側の電極基板31、つまり2枚の透明板32、33の面方向の大きさを小さくすることができ、これにより装置全体の小型化を図ることができると共に、半導体チップ9が接続された入力側端子16と回路基板5とをインターコネクタ17で接続する際、その接続作業が容易にでき、接続作業性の向上をも図ることができるほか、下側の電極基板21が半導体チップ9を覆っているので、この下側の電極基板21によって半導体チップ9を確実に且つ良好に保護することができる。
(実施形態5)
次に、図10〜図13を参照して、この発明を時計モジュールに適用した実施形態5について説明する。この場合にも、図1〜図4に示された実施形態1と同一部分に同一符号を付して説明する。
この時計モジュールは、液晶表示装置50の上下一対の電極基板7、8のうち、上側の電極基板7の下面に配線基板51を上側の電極基板7の端部から側方に延出させて配置し、この上側の電極基板7に対応する箇所の配線基板51の下面に半導体チップ9を配置し、この状態で半導体チップ9をモールド樹脂52で封止し、上側の電極基板7の端部から側方に延出した部分の配線基板51をモールド樹脂52の側面から下面に亘って折り曲げた構成になっている。
この場合にも、上側の電極基板7は、実施形態1と同様、その一側部が下側の電極基板8の端部から側方に突出しており、この突出した部分の下面に配線基板51が上側の電極基板7の端部から延出された状態で配置されるように構成されている。配線基板51は、図10および図11に示すように、その長さ(図12および図13では左右方向の幅)が上側の電極基板7の側方に突出した部分の長さの2倍程度の長さに形成され、その右端部側が下側の電極基板8の端部から側方に突出した部分の上側の電極基板7の下面に配置され、左端部側が上側の電極基板7の端部から側方に延出し、この延出した部分が下側に向けて折り曲げられるように構成されている。
すなわち、この配線基板51は、図12および図13に示すように、フィルムなどの屈曲自在なベースシート14の上下両面に出力側端子15と入力側端子16とがそれぞれ設けられた構成になっている。この場合、出力側端子15は、ベースシート14の右側部分に設けられ、スルーホール部15aを介して上下両面が接続され、下面側の出力側端子15が半導体チップ9の出力端子(図示せず)と接続され、上面側の出力側端子15が上側の電極基板7の電極端子(図示せず)と接続されるように構成されている。
また、入力側端子16は、図12および図13に示すように、ベースシート14の左側部分に設けられ、スルーホール部16aを介して上下面側が接続され、下面側の入力側端子16が半導体チップ9の入力端子(図示せず)と接続され、上面側の入力側端子16が上側の電極基板7の端部から側方に延出し、この延出した部分が後述するようにモールド樹脂52の側面から下面に亘って折り曲げられるように構成されている。
半導体チップ9は、下側の電極基板8の側方に突出した部分の上側の電極基板7の下面に位置する部分の配線基板51の下面に配置され、その上面に設けられた入力端子と出力端子(いずれも図示せず)が配線基板51の下面にそれぞれ設けられた出力側端子15と入力側端子16とに異方導電性接着剤(図示せず)によって電気的に接続され、この状態でモールド樹脂52によって下側の電極基板8とほぼ同じ厚みで封止されている。この場合、モールド樹脂52は、下側の電極基板8と下側の偏光板11との両者の厚みとほぼ同じ厚みで形成され、これによりモールド樹脂52の下面が下側の偏光板11の下面とほぼ同じ平面になるように構成されている。
そして、配線基板51は、モールド樹脂52から側方に突出した部分がモールド樹脂52の側面から下面に亘って折り曲げられ、この折り曲げられた部分の入力側端子16がモールド樹脂52の下面側に露出し、この下面側に露出した部分の入力側端子16がインターコネクタ17によって回路基板5と電気的に接続されるように構成されている。この場合、入力側端子16は、図10に示すように、折り曲げられた部分がモールド樹脂52の下面に半導体チップ9と重なるように配置され、このモールド樹脂52の下面に配置された部分にインターコネクタ17が弾接するように構成されている。
このような液晶表示装置50によれば、下側の電極基板8の端部から側方に突出した部分の上側の電極基板7の下面に、出力側端子15と入力側端子16とが上下両面に設けられたフレキシブルな配線基板51を上側の電極基板7の端部から延出させて設け、この上側の電極基板7に対応する箇所の配線基板51に半導体チップ9を配置すると、配線基板51の上下両面の出力側端子15と入力側端子16とがスルーホール15a、16aによって接続されているので、半導体チップ9を出力側端子15と入力側端子16とにそれぞれ電気的に接続することができ、このため半導体チップ9を搭載する上側の電極基板7に出力側端子15と入力側端子16とを設ける必要がない。
また、配線基板51に配置された半導体チップ9は、モールド樹脂52で下側の電極基板8とほぼ同じ厚みで封止され、この状態で上側の電極基板7の端部から側方に延出した部分の配線基板51がモールド樹脂52の側面から下面に亘って折り曲げられることにより、モールド樹脂52によって半導体チップ9を良好に保護することができるほか、実施形態2または4と同様、入力側端子16の折り曲げられた部分を半導体チップ9に重ねた状態でモールド樹脂52の下面側に露出させることができる。
このため、半導体チップ9を搭載する上側の電極基板7に入力側端子16と出力側端子15とを設ける必要がないばかりか、入力側端子16の折り曲げられた部分が半導体チップ9に重なることにより、実施形態1〜4と同様、上側の電極基板7における面方向の大きさを小さくすることができ、これにより装置全体の小型化を図ることができると共に、半導体チップ9が接続された入力側端子16と回路基板5とを接続する際、その接続作業が容易にできるので、接続作業性の向上をも図ることができるほか、上側の電極基板7に半導体チップ9を収納する収納凹部12を設ける必要がないので、上側の電極基板7の製作が簡単で、低価格なものを提供することができる。
なお、上記実施形態1〜5では、この発明の液晶表示装置を時計モジュールに適用した場合について述べたが、必ずしも時計モジュールに用いる必要はなく、携帯電話機や電子辞書、PDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)などの電子機器にも広く適用することができる。
この発明を時計モジュールに適用した要部の拡大断面図である。(実施形態1) 図1の主要部を更に拡大した断面図である。 図2の配線基板の上面側を示した拡大平面図である。 図3の配線基板の下面側を示した拡大裏面図である。 この発明を時計モジュールに適用した主要部を示した拡大断面図である。(実施形態2) 図5の配線基板の上面側を示した拡大平面図である。 この発明を時計モジュールに適用した要部の拡大断面図である。(実施形態3) 図7の主要部を更に拡大した断面図である。 この発明を時計モジュールに適用した主要部を示した拡大断面図である。(実施形態4) この発明を時計モジュールに適用した要部の拡大断面図である。(実施形態5) 図10の主要部を更に拡大した断面図である。 図11の配線基板の上面側を示した拡大平面図である。 図12の配線基板の下面側を示した拡大平面図である。
符号の説明
3、20、30、40、50 液晶表示装置
5 回路基板
7、31 上側の電極基板
8、21 下側の電極基板
9 半導体チップ
12 収納凹部
13、22、51 配線基板
14 ベースシート
15 出力側端子
16 入力側端子
15a、16a スルーホール部
17 インターコネクタ
32 上側の透明板
33 下側の透明板
34 切欠部
52 モールド樹脂

Claims (7)

  1. 液晶を挟んで互いに対向する一対の電極基板と、これら一対の電極基板のうち、一方の電極基板に搭載される半導体素子とを備えた液晶表示装置において、
    前記半導体素子が搭載される前記一方の電極基板に収納部を設け、この収納部内に前記半導体素子を収納すると共に、前記一方の電極基板にフレキシブルな配線基板を前記半導体素子の露出する表面を覆って配置し、この配線基板に前記半導体素子が接続する出力側端子と入力側端子とを設けると共に、前記入力側端子の一部を前記半導体素子に重ねたことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記配線基板は、ベースシートの表裏両面のうち、前記半導体素子が対面する表面に前記出力側端子を設け、前記ベースシートの表裏両面にスルーホール部を介して前記入力側端子を設けた構成であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記配線基板は、ベースシートの表裏両面のうち、前記半導体素子が対面する片面のみに前記出力側端子と前記入力側端子とを設けた構成で、前記配線基板の一端部側が前記半導体素子を覆った状態で前記一方の電極基板と前記他方の電極基板との間に挟まれ、前記配線基板の他端部側が前記他方の電極基板の側面から裏面に亘って折り曲げられていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 液晶を挟んで互いに対向する一対の電極基板と、これら一対の電極基板のうち、一方の電極基板に搭載される半導体素子とを備えた液晶表示装置において、
    前記半導体素子が搭載される前記一方の電極基板を互いに重なり合う2枚の透明板で構成し、これら2枚の透明板のうち、前記他方の電極基板に対面する一方の透明板に収納部を設け、この収納部内に前記半導体素子を収納すると共に、前記一方の透明板にフレキシブルな配線基板を前記半導体素子の露出する表面を覆って配置し、この配線基板に前記半導体素子が接続する出力側端子と入力側端子とを設けると共に、前記入力側端子の一部を前記半導体素子に重ねたことを特徴とする液晶表示装置。
  5. 前記配線基板は、ベースシートの表裏両面のうち、前記半導体素子が対面する表面に前記出力側端子を設け、前記ベースシートの表裏両面にスルーホール部を介して前記入力側端子を設けた構成であることを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
  6. 前記配線基板は、ベースシートの表裏両面のうち、前記半導体素子が対面する片面のみに前記出力側端子と前記入力側端子とを設けた構成で、前記配線基板の一端部側が前記半導体素子を覆った状態で前記一方の透明板と前記他方の電極基板との間に挟まれ、前記配線基板の他端部側が前記他方の電極基板の側面から裏面に亘って折り曲げられていることを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置。
  7. 液晶を挟んで互いに対向する一対の電極基板と、これら一対の電極基板のうち、一方の電極基板に搭載される半導体素子とを備えた液晶表示装置において、
    前記一方の電極基板に、出力側端子と入力側端子とが表裏両面に設けられたフレキシブルな配線基板を前記一方の電極基板の端部から側方に延出させて設け、前記一方の電極基板に対応する箇所の前記配線基板に前記半導体素子を配置して、この半導体素子を前記出力側端子と前記入力側端子とにそれぞれ電気的に接続すると共に、この半導体素子を封止剤で封止し、この状態で前記一方の電極基板の端部から側方に延出した部分の前記配線基板を前記封止剤の側面から裏面に亘って折り曲げ、これにより前記入力側端子の一部を前記半導体素子に重ねたことを特徴とする液晶表示装置。
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