JP2008123931A - 照明装置、電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示パネル及び光源用配線基板の浮きを確実に防止して良好な表示輝度を確保することを可能とする照明装置、電気光学装置及び電子機器を提供する。
【解決手段】本発明のバックライト200は、LED12と、LED12が実装された光源用FPC基板18と、LED12からの光を光入射端面から入射させ光入射端面と隣接する光出射面211aから出射する導光板210と、導光板210を支持するフレーム300と、フレーム300に液晶パネル100と光源用FPC基板18とを固定する接着シート20と、を有し、光源用FPC基板18と導光板210とが、光を反射する材質を含む導光板接着シート19を介して接着され、光源用FPC基板18とフレーム300とが、光を吸収する材質を含むフレーム接着シート17を介して接着されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置、電気光学装置及び電子機器に関するものである。
現在、携帯電話機、携帯情報端末機等といった各種の電子機器において、各種の情報を視覚的に表示するための表示部として液晶装置が用いられている。
このような液晶装置の一例として、液晶パネル(表示パネル)と、バックライト(照明装置)と、液晶パネル及びバックライトを収容するためのフレームと、を備えた液晶装置が知られている。
液晶パネルは、一対の基板と、基板外周部に沿って一対の基板間に形成されたシール材と、これら一対の基板及びシール材により囲まれた領域に配置された液晶とを有して構成されるものである。また、上記バックライトは、一般に透光性の樹脂によって形成された導光板と、光を発生する光源とを有する。このような光源としては、例えばLED(Light Emitting Diode)や冷陰極管等を用いることができ、光源から発せられた光は導光板の内部に導入され、導光板の内部を進行した後、導光板の光出射面から面状の光となって液晶装置の液晶層へ出射されて表示が行われるようになっている。
液晶パネルには、可撓性を備えた、例えばFPC(Flexible Printed Circuit)から構成される駆動用配線基板が接続される。この駆動用配線基板には、例えば液晶パネルを駆動するために必要となる駆動回路及び入力用端子が形成されていて、この入力用端子に外部電源や種々の外部機器が接続されることにより、駆動用配線基板を介して液晶パネルに駆動信号や電力を供給できるようになっている(特許文献1参照)。
特開2004−233811号公報
上記した駆動用配線基板に光源であるLEDを実装した構成の液晶パネルも多く提案されているが、駆動用配線基板とは別の光源用配線基板にLEDを実装してなる液晶装置がある。この光源用配線基板は、LEDの光出射面が、フレームの裏面側から組み込まれた導光板の光入射端面に対向するようにしてバックライトに設けられており、光源用両面接着シートを介してフレームの表面側に固定配置されている。一方、液晶パネルは、光源用両面接着シートの接着面積よりも大きい接着面積を有する液晶パネル用両面接着シートにより、光源用配線基板を覆うようにしてフレームと貼り合わされることで当該フレーム内に収容されている。この液晶パネル用両面接着シートによって、光源用配線基板は液晶パネル側に固定されている。
液晶装置では、バックライトにおけるLEDの光放出面と導光板の光入射端面とが互いに対向するよう位置合わせされていることが重要である。しかしながら、従来の構成では光源用配線基板と導光板とが直接固定されていないため、衝撃等が加わった場合にLEDと導光板との位置ずれが生じる虞があった。
例えば、上記した従来の構成の液晶装置に外力が加わった場合、導光板はフレームの裏面側から嵌め込まれているために液晶パネル側への移動が規制されてフレームからの浮き上がりが防止される。ところが、液晶パネルは液晶パネル用両面接着シートによってフレームに接着されているだけなのでフレームに対する機械的な固定がなされていない。そのため、外力の大きさによっては、上述した液晶パネル用両面接着シートの接着力では液晶パネルとフレームとを貼り合せておくことができず、液晶パネル用両面接着シートがフレームから剥がれて液晶パネルが当該フレームから浮き上がってしまう虞がある。
すると、光源用両面接着シートが液晶パネル用両面接着シートに引張られることになる。つまり、外力に対して液晶パネルとフレームとが異なる動きをすると、液晶パネル用両面接着シートよりもフレームに対する接着面積の小さい光源用両面接着シートの接着力では光源用配線基板をフレームへ接着しておくことができない。そのため、フレームから液晶パネル用両面接着シートが剥離するのと同時に光源用両面接着シートがフレームから剥がれてしまい、液晶パネルとともに光源用配線基板がフレームから浮き上がってしまう事態が生じる。
このように、光源用配線基板がフレームから浮き上がってしまうと導光板に対するLEDの位置関係が変化してしまう。すると、LEDからの光を有効に利用できなくなってしまい、液晶表示面の表面輝度ムラといった不具合が発生してしまう。これにより、液晶装置の表示品質が低下してしまうという問題が生じる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、表示パネル及び光源用配線基板の浮きを確実に防止して良好な表示輝度を確保することを可能とする照明装置、電気光学装置及び電子機器を提供することにある。
本発明の照明装置は、上記課題を解決するために、照明装置であって、光源と、前記光源が実装された光源用配線基板と、前記光源からの光を光入射端面から入射させ前記光入射端面と隣接する方向の光出射面から出射する導光板と、当該導光板を支持するフレームと、を有し、前記光源用配線基板と前記導光板とが、光を反射する材質を含む第1両面接着材を介して接着され、前記光源用配線基板と前記フレームとが、光を吸収する材質を含む第2両面接着材を介して接着されていることを特徴とする。
従来においては、導光板と光源用配線基板とが固定されていなかったが、本発明の照明装置によれば、光源用配線基板が導光板へと直接固定されることになる。そのため、光源用配線基板がフレーム内から浮き上がることを防止することができ、導光板と光源用配線基板との位置関係を確立させることができる。これにより、導光板に対する光源の位置ずれが防止され、光源の光を有効に利用することができる。したがって、表示画面が暗くなることが防止されて良好な表示輝度を確保できる。このように、導光板及び光源用配線基板を固定してフレームから光源用配線基板が浮くことを防止することによって、輝度ムラのない良好な表示を可能とし、画像の表示品質を長期的に維持することができる。また、第1両面接着材が反射性を有しているため、光漏れを発生させることなく、光源からの光を導光板内へと効果的に入射させることができる。
さらに、光源用配線基板とフレームとを接着する第2両面接着材を備えているので、フレームと導光板との両方に対して光源用配線基板を接着することができ、簡単且つ確実に光源用配線基板をフレーム内へ固定することができる。
また、第2両面接着材と第1両面接着材とが一体化されていることも好ましい。
このような構成によれば、第1両面接着材及び第2両面接着材を一体的に形成することによって、部品点数が削減されてコストダウンが図れる。
また、第1両面接着材は白色をなし、第2両面接着材は黒色をなすことも好ましい。
このような構成によれば、白色の第1両面接着材は確実に反射性を有することになり、黒色の第2両面接着材は遮光性を有することになる。そのため、遮光性を有する第2両面接着材によって光源からの光が光源用配線基板を透過して表示面側に漏れることを防止して確実に遮光することができる。また、これに一体化される第1両面接着材も黒色にしてしまうと光を吸収してしまうので表示輝度が低下してしまう虞があるが、第1両面接着材の色を白色とすることによって反射機能を備えることができるので、光源の光を効果的に導光板内へと導入させることができる。また、導光板と接着する第1両面接着材を白色とすることによって、光源の光が光源用配線基板の色の影響を受けて変色してしまうことが防止される。よって、輝度ムラ、色ムラのない均一な照明光を得ることがきる。
本発明の電気光学装置は、上記のような照明装置と、表示パネルとを備えたことを特徴とする。
本発明の電気光学装置によれば、輝度むらがなく、高品位に画像を表示することができる。
また、前記フレームに前記表示パネルと前記光源用配線基板とを固定する表示パネル側接着材を備え、前記第1両面接着材の接着力が前記表示パネル側接着材の接着力よりも大きいことも好ましい。
このような構成によれば、光源用配線基板が表示パネル側接着材によって液晶パネル側へと引張られることを防止して導光板への接着が確実なものとなる。これにより、光源と導光板との位置ずれが防止され、光源の光を導光板へと効果的に入射させることができる。
本発明の電子機器は、上記のような電気光学装置を備えていることを特徴とする。
本発明の電子機器によれば、高輝度な表示機能を有したものとすることができる。
以下、本発明に係る液晶装置について、いくつかの実施形態を例に挙げて説明する。
なお、本発明がその実施形態に限定されないことはもちろんである。また、これ以降の説明では図面を用いて各種の構造を例示するが、これらの図面に示される構造は特徴的な部分を分かり易く示すために実際の構造に対して寸法を異ならせて示す場合がある。
(液晶装置)
以下に、本発明の液晶装置について説明する。
図1は本実施形態における液晶装置の分解斜視図である。図2は組立後の照明装置の概略平面図を示すもので、図3は図2のN−N’断面図である。図4は光源用FPC基板の概略斜視図である。
図1に示すように、液晶装置1は、液晶パネル100(表示パネル)と、当該液晶パネル100に接続された駆動用FPC(Flexible Printed Circuit)基板10と、液晶パネル100に貼り合わされたバックライト200(照明装置)と、液晶パネル100及びバックライト200を収容するフレーム300と、を有する。さらに、本実施形態の液晶装置1は、液晶パネル100を駆動させる駆動用FPC基板10の他に、バックライト200の光源とされるLED12を備えた光源用FPC基板18を有している。
次に、フレーム300を中心に液晶装置1の概略構成を説明する。
フレーム300には、その裏面側から導光板210が嵌め込まれている。フレーム300の裏面側には、導光板210の裏面を覆うようにして反射板223が配置されている。一方、フレーム300の表面側には、導光板接着シート19(第1両面接着材)及びフレーム接着シート17(第2両面接着材)が並列に配置され、これら導光板接着シート19及びフレーム接着シート17を覆うようにして光源用FPC基板18が配置されている。さらに、複数の光学シート(拡散板222、プリズムシート221,220)、接着シート20(表示パネル側接着材)及び液晶パネル100がこの順に導光板210の光出射面211a上に積層されている。
液晶パネル100は、第1基板3と第2基板2とを有し、正方形状又は長方形状で環状のシール材によって貼り合わされている。これらの基板2,3の間には間隙、いわゆるセルギャップが形成され、そのセルギャップ内に液晶(電気光学材料)、例えばTN(Twisted Nematic)液晶が封入されて液晶層(不図示)を構成している。
図1に示すように、フレーム300は略枠状、具体的に本実施形態では矩形の中央部がくりぬかれた額縁状のものである。フレーム300には、導光板210の複数の突出部210eに対応した凹部300aが設けられているとともに、複数の突出部210e’に対応した係合部300a’が設けられている。この凹部300aに突出部210eが嵌め込まれ、係合部300a’に突出部210e’が係止することにより導光板210がフレーム300に固定されるようになっている。なお、導光板210はフレーム300の裏側から嵌め込まれる。
さらにフレーム300には、LED12を収容するためのLED凹部310bが設けられている。このLED凹部310bにLED12が嵌め込まれると、フレーム300において導光板210とLED12とが隣接状態で配置され、導光板210の光入射端面211cにLED12の光放出面12aが対向するようになっている(図3参照)。
導光板210は、アクリル樹脂やポリカーボネートなどから形成されたもので、当該導光板210に対応して配置された液晶パネル100に対して、LED12から出射された光を液晶パネル100の面内に均一に照射することができる。
図1〜3に示すように、導光板210には、複数のLED12を備えた光源用FPC基板18が接続されている。光源用FPC基板18は、LED12をフレーム300のLED凹部310bに嵌め込んだ状態で導光板210上に配置されている。勿論、LED12の光放出面12aと導光板210の光入射端面211cとが対向するように設けられる。そして、光源用FPC基板18が導光板接着シート19を介して光出射面211aに貼り付けられ、フレーム接着シート17を介してフレーム300に貼り付けられている。これら導光板接着シート19及びフレーム接着シート17は、両面が接着可能なシートであり、光源用FPC基板18の裏面18b側に並列配置される。これにより、光源用FPC基板18がフレーム及び導光板210に固定されることになり、導光板210の光入射端面211cに対するLED12の光放出面12aの位置が確立される。よって、LED12の光が効率よく導光板210内へと入射する。
また、図2に示すように、光源用FPC基板18は、接続端18dがフレーム300の外側まで引き出されていて、その一部に接続された外部機器により、外部からの制御信号等を供給することで各LED12が駆動されるようになっている。この接続端18dは図1に示すフレーム300の凹部330に保持される。
更に、導光板210上には、拡散板222、2枚のプリズムシート221及び220、額縁状の接着シート20が配置され、接着シート20により、拡散板222、2枚のプリズムシート221及び220は、光源用FPC基板18を備える導光板210上に固定配置される。
接着シート20は、図1及び図2に示すように、両面が接着可能なシートであり、フレーム300の上面301に沿った額縁形状を呈し、上述したような導光板210に接続された光源用FPC基板18を被覆可能とする張り出し部20aを有している。そして、この張り出し部20aが光源用FPC基板18を覆うようにしてフレーム300の上面301に貼り付けられる。さらに、この接着シート20は遮光性を有したものとなっていて、上記バックライト200からの光漏れを防止している。
また、フレーム300の裏側には、導光板210とフレーム300とを覆うように反射板223が貼り付けられる。この反射板223は、導光板210から出た光を液晶パネル100側へ反射させるためのものである。拡散板222は、表示領域Vの光の輝度をより均一化させるためのものである。2枚のプリズムシート220及び221は、出射光の配向角を調整し、正面の輝度を向上させるためのものである。
すなわち、バックライト200は、液晶パネル100の第2基板2側に光出射面211aを向けるほぼ矩形の導光板210と、液晶装置1として組み立てた時にフレーム300のLED凹部310bに収容されるLED12を備えた光源用FPC基板18と、液晶パネル100と導光板210との間に導光板210から液晶パネル100に向かって順に配置された矩形状のシート状光学部品としての拡散板222と2枚のプリズムシート220及び221と、導光板210の光出射面211aとは反対側の裏面211b上に積層配置される矩形状のシート状光学部品としての反射板223とを有して構成されたものとなっている。このような構成のもとに、バックライト200はフレーム300内に収容されることになる。
一方、液晶パネル100は、接着シート20を介して導光板210に貼り合わされたものとなっている。詳しくは、フレーム300の上面301及び光源用FPC基板18の表面18a(すなわちバックライト200)に貼り合わされることで、フレーム300に収容されることになる。このとき、駆動用FPC基板10がフレーム300の凹部320に保持される。
以下、各構成部材について詳しく説明する。
(液晶パネル)
図1に示すように、液晶パネル100は、第1基板3と、第1基板3から張り出した張り出し部2aを有する第2基板2と、これら第1基板3及び第2基板2を貼り合わせるための基板周縁部に設けられた不図示のシール材と、第1基板3及び第2基板2とシール材とにより形成された空間内に配置された電気光学材料としての不図示の液晶層と、一対の基板2,3を挟むように設けられた第1偏光板8a及び第2偏光板8bとを有している。第1基板3及び第2基板2は、透光性を有するガラス、プラスチック等によって形成されている。
第1基板3の第2基板2と対向する面上には、複数のITO(Indium・Tin Oxide)膜からなるストライプ状の第1透明電極が設けられ、この第1透明電極を覆うようにポリイミドなどからなる配向膜が形成されている。一方、第2基板2の第1基板3と対向する面上には、第1透明電極と交差するように複数のITO膜からなるストライプ状の第2透明電極が設けられ、この第2透明電極を覆うようにポリイミドなどからなる配向膜が形成されている。ここで、第1透明電極、第2透明電極及びこれらを覆う配向膜は公知の技術で形成されるもので、図1においてはいずれも図示を省略してある。
張り出し部2a上には、例えば液晶パネル100を駆動するために必要となる駆動用IC23及び入力用端子(不図示)が接続されていて、この入力用端子に外部電源や種々の外部機器が接続されることにより、FPC基板10を介して液晶パネル100に駆動信号や電力を供給できるようになっている。このFPC基板10は、例えば、ポリイミドやポリエステル等からなるフィルムを基材とする可撓性に優れた例えばFPCからなるものである。
このような構成の液晶パネル100は、対向する第1透明電極及び第2透明電極と、これらに挟持される液晶層とにより画素が形成される。そして、各画素に印加する電圧を選択的に変化させることによって液晶層の光学特性を変化させ、バックライト200から照射される光は各画素のこの液晶層を透過することによって変調される。このように光を変調させることによって画像などを表示することができ、液晶パネル100における表示領域はシール材により囲まれた表示領域Vに略等しくなっている。
(光源用FPC基板)
光源用FPC基板18は、例えば、ポリイミドやポリエステル等からなるフィルムを基材とする可撓性に優れた例えばFPCからなるもので、図1及び図3に示すように、導光板接着シート19により導光板210の光出射面211a上に貼り付けられる。光源用FPC基板本体18Aの貼着領域18c(図1の斜線部分)と、導光板210の貼着領域210c(図1の斜線部分)とが導光板接着シート19を介して接着されることになる。導光板接着シート19は、白色の両面接着材からなるもので、導光板210と光源用FPC基板18との貼着を可能とすべくLED12の光放出面12a側に配置される。白色であるため反射性を有することになり、LED12から放出される光を導光板210へと反射させる。
また、光源用FPC基板18は、フレーム接着シート17によりフレーム300に固定配置される。詳しくは、フレーム300の第1凹部210bに対応したフレーム接着シート17の凹部17aにLED12を嵌め込むようにして、フレーム300の上面301における所定位置へ貼り付けられる。このフレーム接着シート17は、黒色の両面接着材からなるもので、フレーム300と光源用FPC基板18との貼着を可能とすべくLED12の光放出面12aとは反対の裏面側に配置される。また、黒色であるため遮光性を有することになり、LED12からの光が光源用FPC基板18を透過して表示面側に漏れることを防止して確実に遮光することができる。
導光板接着シート19及びフレーム接着シート17は、互いに重なることがないように配置され(図4参照)、それぞれの接着力は適宜設定されるものとする。本実施形態においては、特に、導光板接着シート19の接着力を接着シート20の接着力よりも大きい接着力となるよう設定しておく。こうすることで、導光板接着シート19がより接着面積の大きい接着シート20側に引張られることを防いだものとなっている。
(導光板)
導光板210は、図1及び図3に示すように、フレーム300に組み込まれた際に、その光出射面211aがフレーム300の上面301と面一となるような厚さを有している。これにより、光源用FPC基板18の接続精度が向上し、導光板接着シート19による良好な貼着状態が得られることになる。本実施形態においては、LED12の高さ、すなわち導光板210の厚さ方向に沿ったLED12の寸法が導光板210の厚さとほぼ同じとされているため、LED12からの光を漏らすことなく内部へ導入させることができる。このような導光板210はフレーム300の裏側から嵌め込まれているため、液晶パネル100側への移動が規制されている。
(フレーム)
フレーム300は、LED12が収容される複数のLED凹部310bを有する。このLED凹部310bとフレーム300に嵌め込まれた導光板210との間に、LED12の形状に対応した孔が構成されることになる。このように、LED12を収容するLED凹部310bをフレーム300に設けることにより、導光板210から突出した状態でLED12を設ける必要がなく、液晶装置1の小型化を図ることができる。
以下に本実施形態における液晶装置の効果を述べる。
まず、従来の光源用LED基板18は、フレーム接着シート17を介してフレーム300に固定されていたが、導光板210には固定されていなかった。また、光源用LED基板18をフレーム300へと固定しているフレーム接着シート17の接着面積は上記接着シート20の接着面積よりも小さく、その接着力も接着面積に比例したものであることから、液晶装置1の組み立て時に衝撃等が加わった場合にフレーム接着シート17が接着シート20側に引張られてしまっていた。つまり、フレーム接着シート17の接着力ではフレーム300と光源用LED基板18とを貼り合わせておくことができず、光源用LED基板18がフレーム300から浮き上がってしまう虞があった。すると、導光板210とLED12との位置がずれると液晶表示面の輝度ムラ等の不具合が生じてしまう。
これに対し、本実施形態における液晶装置1は、LED12を備えた光源用FPC基板18をフレーム300だけでなく導光板210にも直接固定して設けている。導光板210への固定に用いられている導光板接着シート19は、接着シート20の接着面積には及ばないものの、その接着力は接着シート20よりも強力なものとなっている。そのため、導光板210と光源用FPC基板18とを確実に接着させ、導光板210に対して光源用FPC基板18を固定することができる。
このように、導光板接着シート19により光源用LED基板18の浮き上がりが防止され、導光板210と光源用FPC基板18との接続状態を確実に維持することができる。よって、導光板210とLED12との位置関係を固定することができるので、光源の光を有効に利用することができて表示画面が暗くなることが防止される。したがって、輝度ムラのない良好な表示を可能とし、画像の表示品質を長期的に維持することができる。
また、導光板接着シート19を追加するだけでよいため、従来の液晶装置を構成する構成部材の形状等を変更させる必要もなくそのまま用いて良好な表示輝度を確保することができる。よって、簡単且つ確実に品質向上を図ることができる。
さらに、導光板接着シート19は反射性を有するため、LED12の光を効果的に導光板210内へと導入させることができる。よって、輝度ムラのない均一な照明光を得ることがきる。また、導光板接着シート19を白色とすることによって、LED12の光が光源用FPC基板18の色の影響を受けて変色してしまうことが防止される。このような液晶装置1によれば、色むらがなく、高品位に画像を表示することができる。
なお、上記導光板接着シート19及びフレーム接着シート17を一体形成してもよい。図5に示す接着シート70は、黒色の遮蔽部71と白色の反射部72とからなり、長手方向に沿ってLED12を挿入させるための開口部73を所定数有している。この接着シート70は、図4に示す光源用FPC基板18の光源用FPC基板本体18Aとほぼ同等の大きさを有して形成されている。
そして、接着シート70を導光板210と光源用FPC基板18との間に介在させる際には、反射部72がLED12の光放出面12a側、遮蔽部71がLED12の光放出面12aとは反対側となるような姿勢で配置される。
この接着シート70によれば、反射部72は、白色であるため反射性を有することになりLED12から放出される光を導光板210へと反射させることができる。また、遮蔽部71は黒色であるため遮光性を有することになり、LED12からの光が光源用FPC基板18を透過して表示面側に漏れることを防止して確実に遮光することができる。導光板210からの光漏れを防止する機能を果たす。このように、LED12の光を効果的に導光板210内へと導入させることができる。よって、輝度ムラのない均一な照明光を得ることがきるという上記実施形態と同様の効果を得ることができる。また、上記実施形態のように、遮光性或いは反射性を有する接着シートをそれぞれ用意する必要がなくなるので手間が省けるとともに、部品点数を減らすことができるため製造工程を短縮することができる。
(液晶装置のその他の実施形態)
本発明は、液晶装置として、例えば、電気泳動装置等にも適用することができる。
また、上述した液晶装置1,71は、パッシブ型のものに限定されることはなく、TFTやTFDといったスイッチング素子を用いたアクティブマトリクス型液晶装置にも適用できる。
(電子機器)
次に、本発明の電子機器について説明する。本発明の電子機器は、前述した本発明の液晶装置を備えてなるものである。
以下、電子機器の一実施形態として、上述した液晶装置を備えた携帯電話90を例に挙げて説明する。
図6は、携帯電話90の構成を示す斜視図である。図6に示すように、この携帯電話90は、複数の操作ボタン91の他、受話口92、送話口93とともに、液晶装置を表示部94として備えたものである。
本実施形態の携帯電話90によれば、上述したようにフレーム300内に液晶パネル100が確実に収納された液晶装置1を表示部として備えているので、信頼性の高いものとなる。
なお、本発明の電子機器としては、携帯電話以外にも、例えば電子ノート、パーソナルコンピュータ、電子ブック、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話、POS端末等などを挙げることができる。
本実施形態における液晶装置の分解斜視図である。 組立後のバックライトの概略平面図である。 図2のN−N’断面図である。 光源用FPC基板の概略斜視図である。 導光板及びフレームに対して光源用FPC基板を接着させる接着シートの他の実施形態を示す平面図である。 携帯電話の構成を示す斜視図である。
符号の説明
1…液晶装置(電気光学装置)、220,221,222…光学シート、12…LED(光源)、18…光源用FPC基板(光源用配線基板)、19…導光板接着シート(第1両面接着材)、17…フレーム接着シート(第2両面接着材)、90…携帯電話(電子機器)、211c…光入射端面、210…導光板、300…フレーム、100…液晶パネル(表示パネル/光変調装置)、20…接着シート(表示パネル側接着材)、200…バックライト(照明装置)

Claims (6)

  1. 照明装置であって、
    光源と、前記光源が実装された光源用配線基板と、前記光源からの光を光入射端面から入射させ前記光入射端面と隣接する方向の光出射面から出射する導光板と、当該導光板を支持するフレームと、を有し、
    前記光源用配線基板と前記導光板とが、光を反射する材質を含む第1両面接着材を介して接着され、
    前記光源用配線基板と前記フレームとが、光を吸収する材質を含む第2両面接着材を介して接着されていることを特徴とする照明装置。
  2. 前記第2両面接着材と前記第1両面接着材とが一体化されていることを特徴とする請求項1記載の照明装置。
  3. 前記第1両面接着材は白色をなし、
    前記第2両面接着材は黒色をなすことを特徴とする請求項1又は2記載の照明装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の照明装置と、表示パネルとを備えたことを特徴とする電気光学装置。
  5. 前記フレームに前記表示パネルと前記光源用配線基板とを固定する表示パネル側接着材を備え、
    前記第1両面接着材の接着力が前記表示パネル側接着材の接着力よりも大きいことを特徴とする請求項4記載の電気光学装置。
  6. 請求項4又は5に記載の電気光学装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US9270924B2 (en) 2010-12-27 2016-02-23 Kabushiki Kaisha Toshiba Television and electronic apparatus
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CN112128643A (zh) * 2012-10-16 2020-12-25 斯隆公司以斯隆Led名义经营 倾斜发射器槽型文字发光装置

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