JP2007076188A - 液滴吐出ヘッドの製造方法及び液滴吐出ヘッド - Google Patents

液滴吐出ヘッドの製造方法及び液滴吐出ヘッド Download PDF

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Abstract

【課題】 ノズル穴が高い精度で形成され、生産性がよく安価な液滴吐出ヘッドの製造方法及び液滴吐出ヘッドを得る。
【解決手段】 基材106(第2層)を、アルカリエッチング液に対して可溶する樹脂、例えば、ポリイミド樹脂で形成し、基材106の両面に、アルカリエッチング液に対して不溶性の薄膜層108、110を形成する。この薄膜層108、110にノズル10の入口112及び出口114を形成した後、ノズルプレート21をアルカリエッチング液、いわゆるエッチャント130に浸漬し、基材106を溶解させ、ノズル10の入口112と出口114を連通する連通穴118を形成する。このように、アルカリエッチング液に対して不溶性の金属で形成された入口112及び出口114は、ノズルプレート21をエッチャント130に浸漬しても、入口12及び出口114の加工時の寸法精度がそのまま維持されるため、加工精度の高いノズル10を得ることができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、インクジェット記録装置等の液滴吐出ヘッドの製造方法及び液滴吐出ヘッドに関する。
主走査方向に往復移動するインクジェット記録ヘッド(以下、単に「記録ヘッド」という場合がある)の複数のノズルから選択的にインク滴を吐出し、副走査方向へ搬送される記録紙等の記録媒体に文字や画像等を印刷するインクジェット記録装置は従来から知られている。
このようなインクジェット記録装置において、その記録ヘッドには圧電方式やサーマル方式等がある。例えば、圧電方式の場合、圧電素子(PZT)を配設し、圧電素子を変位させて、インクタンクからインクプール室を経てインクが供給される圧力室内の容積を変化させることでインクをノズルから吐出させる。また、サーマル方式の場合、発熱抵抗体を配設しインクに熱エネルギーを付与させることでインクをノズルから吐出させる。
ここで、圧電方式のインクジェットヘッドの場合、サーマル方式のインクジェットヘッドと比較し、いわゆるメニスカス制御によるインク滴径変調が可能であるというアドバンテージを有している。
つまり、圧電方式の場合、駆動電圧を制御することによりPZTの変位量、変位方向を制御できるため、圧力室の体積をコントロールすることができるので滴径を制御してインクを吐出できるが、サーマル方式の場合、発熱抵抗体の発熱によりインクが膨張する力でインクをノズルから吐出させるため、細かい熱制御が出来ず滴径制御困難である。
しかしながら圧電方式のインクジェットヘッドは、滴径を変化させる目的でメニスカス制御を行うがゆえに、ノズルの形状、サイズのばらつきや撥水処理のノズル内への進入制御等の制約が多い。これはノズルのインク入口、出口の形状(真円度)やサイズがばらつくとメニスカスのバランスを不均一にし、飛翔するインク滴の飛翔方向、滴径に悪影響を及ぼすためである。そのため、サーマル方式と比較し、ノズルのインク入口、出口の形状精度を上げるために、より高品質のノズルが要求される。
また、近年では吐出インクが多様化し、高粘度インクを吐出させるため流路抵抗を減らす目的でノズルの断面形状制御(例えばテーパ角度の広角化など)等の加工技術も求められている。
この加工技術では、ポンチ加工によって金属プレートを塑性変形させ、ノズルの断面形状を形成した後、打ち抜きによって金属プレートを貫通させる方法(特許文献1)などが知られているが、ポンチが高価である事や、多孔加工に不向きであるなどの問題点がある。
また、レーザを用いてノズルプレートにノズルの出口を形成し、該ノズルの出口の周囲に貫通しない複数の穴を形成して疑似テーパのノズルを形成する方法(特許文献2)もあるが、該疑似テーパは階段状に形成されており、流路抵抗が大きい。
特開2002−113529号公報 特開平5−318744号公報
本発明は上記事実を考慮し、流路抵抗が小さく、加工精度の高いノズルを安価で実現可能な液滴吐出ヘッドの製造方法及び液滴吐出ヘッドを得ることを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、液滴吐出ヘッドにおいて、液滴が吐出するノズルが形成されるノズルプレートが少なくとも3層構造とされ、前記ノズルプレートの一端面に位置し、エッチング液に不溶な不溶部材で形成され、液滴が前記ノズルの入口が形成された第1層と、前記ノズルプレートの他端面に位置し、エッチング液に不溶な不溶部材で形成され、液滴を吐出させる出口が形成された第3層と、前記第1層と前記第3層とで挟まれ、エッチング液に可溶な可溶部材で形成され、前記入口と前記出口を連通する連通穴が形成された第2層と、を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明では、ノズルの入口が形成された第1層とノズルの出口が形成された第3層をエッチング液に不溶な不溶部材で形成し、第2層をエッチング液に可溶な可能部材で形成することで、このノズルプレートをエッチング液に浸漬させると、第1層及び第3層はエッチング液によって溶解されない(形状が変わらない)が、第2層はエッチング液によって溶解されるため、第1層及び第3層にそれぞれ形成された、入口及び出口を通じて、第2層が溶解され、入口と出口とを連通させる連通穴が形成されることとなる。
入口及び出口は、ノズルプレートをエッチング液に浸漬させても加工時の寸法精度がそのまま維持されるため、加工精度の高いノズルを得ることが可能となる。これにより、メニスカスのバランスを均一にして、安定した吐出性能を確保することができる。
また、エッチング液に浸漬することで第2層に連通穴を形成するため、大面積のノズルプレートでも、ノズル形成を一括で行なうことができ、安価に製造することができる。
ここで、第1層及び第3層の不溶部材としては、例えばCu、Si酸化膜、チッ化膜などの金属が挙げられ、また、第2層の可溶部材としては、高分子材料であるポリイミド系の樹脂が挙げられる。この組み合わせはエッチング液がアルカリ溶液の場合、効果的な組み合わせである。また第1層及び第3層の不溶部材として、例えばGeを用い、第2層の可溶部材としてガラスを用いれば溶液にフッ酸などの酸系溶液をもちいることも可能となる。
請求項2に記載の発明は、液滴吐出ヘッドの製造方法において、液滴が吐出するノズルが形成されるノズルプレートが少なくとも3層で構成され、前記ノズルプレートの一端面に位置し、エッチング液に不溶な不溶部材で形成された第1層に、液滴の前記ノズルの入口を加工する第1工程と、前記ノズルプレートの他端面に位置し、エッチング液に不溶な不溶部材で形成された第3層に、液滴を吐出させるノズルの出口を加工する第2工程と、前記ノズルプレートにエッチング液を接触させ、前記入口及び出口を通じて、エッチング液に可溶な可溶部材で形成された第2層を溶解させ、入口と出口を連通する連通穴を形成する第3工程と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明では、第1工程で、第1層にノズルの入口を加工し、第2工程で、第2層にノズルの出口を加工する。次に、第3工程で、ノズルプレートにエッチング液を接触させ、第2層に入口と出口を連通する連通穴を形成させる。
ここで、第1層又は第3層に形成された入口又は出口は、レーザ、Dryエッチング、Wetエッチング等による加工が挙げられ、ノズルプレートにエッチング液を接触させる方法としては、ノズルプレートをエッチング液に浸漬させる方法やノズルプレートにエッチング液をスプレーする方法等が挙げられる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の液滴吐出ヘッドの製造方法において、前記ノズルプレートをエッチング液に浸漬させる浸漬条件を変えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の液滴吐出ヘッドの製造方法において、前記浸漬条件が、前記ノズルプレートをエッチング液に浸漬させる浸漬時間、エッチング液濃度、エッチング液攪拌方法の何れか、または組み合わせであることを特徴とする。
請求項4に記載の発明では、例えば、ノズルプレートをエッチング液に浸漬させる浸漬時間を短くすると、連通穴の断面形状は、入口と出口をストレートに近い状態で結ぶ。これにより、液滴の吐出方向重視の設計が可能となる。また、該浸漬時間が長くすると、断面形状が略U字状となり、断面積が大きくなる。これにより、流路抵抗を小さくして、高粘度の液滴を吐出させるのに対応しやすいノズルを得ることができる。
このように、例えばエッチング液に浸漬させる浸漬時間を変えることにより、ノズルの断面形状を選定することが可能となる。同様にエッチング液濃度の変更、エッチング液攪拌方法によっても同様の効果が得られる。それにより流路抵抗設計の自由度が向上する。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッドの製造方法において、前記第1層に前記液滴が貯留可能なチャンバー部を接合する第4工程と、前記第3層に撥水処理を施す第5工程と、を有することを特徴とする。
請求項5に記載の発明では、第4工程で、第1層に液滴が貯留可能なチャンバー部を接合し、第5工程で、第3層に撥水処理を施す。つまり、第1層及び第3層は、第2層に連通穴を形成させるためのマスクの役割を果たすと共に、連通穴が形成された後には、マスク以外の機能を果たす。
具体的には、第1層は、ノズルプレートとチャンバー部を接着剤で接合するときの密着強化層であり、また、第3層は、撥水層との密着強化層の役割を果たす。また撥水層として撥水共析メッキを用いる場合は、撥水共析メッキを成長させるためのシード層の役割を果たす。
本発明は、上記構成としたので、請求項1及び2に記載の発明では、ノズルの入口及びノズルの出口は、ノズルプレートをエッチング液に浸漬させても加工時の寸法精度がそのまま維持されるため、加工精度の高いノズルを得ることが可能となる。これにより、メニスカスのバランスを均一にして、安定した吐出性能を確保することができる。また、エッチング液に浸漬することで第2層に連通穴を形成するため、大面積のノズルプレートでも、ノズル形成を一括で行なうことができ、安価に製造することができる。
請求項3及び4に記載の発明は、例えば、エッチング液に浸漬させる浸漬時間、エッチング液濃度、エッチング液攪拌方法を変えることにより、ノズルの断面形状を選定することが可能なため、流路抵抗設計の自由度が向上する。
請求項5に記載の発明では、具体的には、第1層は、ノズルプレートとチャンバー部を接着剤で接合するときの密着強化層であり、また、第3層は、撥水層の密着強化層または撥水共析メッキを成長させるためのシード層の役割を果たす。
以下、本発明の実施の形態に係る液滴吐出ヘッドの製造方法についての説明を行う。まず、最初に図1に示すインクジェット記録装置70の概要を説明する。
なお、記録媒体は記録紙Pとし、記録紙Pのインクジェット記録装置70における搬送方向を副走査方向として矢印Sで表し、その搬送方向と直交する方向を主走査方向として矢印Mで表す。
インクジェット記録装置70は、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各インクジェット記録ユニット72を搭載するキャリッジ76を備えている。このキャリッジ76の記録紙Pの搬送方向上流側には、一対のブラケット78が突設されており、そのブラケット78には円形状の開孔78Aが穿設されている。そして、この開孔78Aに、主走査方向に架設されたシャフト80が挿通されている。
また、主走査方向の両端側には、主走査機構82を構成する駆動プーリー84と従動プーリー86が配設されている。この駆動プーリー84と従動プーリー86にはタイミングベルト88が巻回されており、タイミングベルト88の一部にキャリッジ76に固定され、キャリッジ76が主走査方向に往復移動可能となっている。
また、このインクジェット記録装置70には、搬送ローラー90及び排出ローラー92からなる副走査機構94が設けられており、画像印刷前の記録紙Pを束にして載置する給紙トレイ96から1枚ずつ給紙された記録紙Pを所定のピッチで副走査方向へ搬送する。
さらに、図2に示すように、各色のインクジェット記録ユニット72は、インクジェット記録ヘッド74と、それにインクを供給するインクタンク98とが一体に構成されたものであり、インクジェット記録ヘッド74の下面に形成された複数のノズル10(図3参照、なお、図3ではマトリックス状に配置されたノズル10のうちの一部を図示したものである)が、記録紙Pと対向するようにキャリッジ76上に搭載されている。
したがって、インクジェット記録ヘッド74が主走査機構82(図1参照)によって主走査方向に移動しながら、記録紙Pに対してノズル10から選択的にインク滴を吐出することにより、所定のバンド領域BEに対して画像データに基づく画像の一部が記録される。
そして、主走査方向への1回の移動が終了すると、記録紙Pは、副走査機構94(図1参照)によって副走査方向に所定ピッチ搬送され、再びインクジェット記録ヘッド74(インクジェット記録ユニット72)が主走査方向(前述とは反対方向)に移動しながら、次のバンド領域に対して画像データに基づく画像の一部が記録されるようになっており、このような動作を複数回繰り返すことによって、記録紙Pに画像データに基づく全体画像がフルカラーで記録される。
次に、インクジェット記録ヘッド74について詳細に説明する。
図4に示すように、インクジェット記録ヘッド74には、インクタンク98(図2参照)からインクが供給される共通インク室20が備えられている。この共通インク室20には開口部18が設けられており、インク供給路16を介して圧力室14が連通し、共通インク室20内のインクが供給されるようになっている。
また、インクジェット記録ヘッド74には、マトリックス状に配置された複数のノズル10(図3参照)が備えられており、ノズル連通室12を介して圧力室14と連通している。圧力室14の上面には上下方向に弾性を有する振動板30が設けられており、圧力室14に対応する振動板30の上面には圧電素子42が配設されている。
この圧電素子42の上にはボール半田34を介して電気基板36が接合され、圧電素子42に通電されると(電圧が印加されると)、圧電素子42が上下方向に撓み変形する。これにより、振動板30が撓み変形し、圧力室14内のインクが加圧されると、ノズル10からインク滴が吐出する構成となっている。
ところで、インクジェット記録ヘッド74は、ノズル10が形成されるノズルプレート21と、ノズル連通室12及び共通インク室20を構成するインクプールプレート22、23と、共通インク室20の開口部18及びノズル連通室12を構成するスループレート24と、インク供給路16が形成されたインク供給路プレート26と、圧力室14が形成された圧力室プレート28と、が順番に積層され接合される。
図5(A)には、圧電素子42に印加する駆動電圧の電圧波形の一例が示されている。また、図5(B)には、この駆動電圧が印加された場合の、ノズル10内での液体の挙動(特に、メニスカスの変化)が(a)から(d)へと時間に沿って順に示されている。
図5(A)から分かるように、この電圧波形では、バイアス電圧VBから、圧力室14の容積を増大させる方向へ電圧を降下(電圧降下値V1)させる(時間a)と、圧力室14の容積を減少させる方向へ電圧を上昇させ(時間b)、圧力室14の容積を増大させる方向へ電圧を降下させる。そして、電圧値がVB−V1となった状態で電圧を一定に維持する(時間c)。次に、圧力室14の容積を減少させる方向へ電圧を上昇させてバイアス電圧VBに戻す(時間d)。ここで、時間aはTC/2であり、TCはメニスカス振動の固有周期を示す。
このような電圧波形とすることで、ノズル10内では、時間aにおいて、図5(B)の(a)に示すように、当初はノズル10の先端面に位置していた略平坦状のメニスカスが、圧力室14の容積増大によって圧力室14側へと引きこまれ、メニスカスの中央部がメニスカスの周辺部よりも大きく後退して、凹型のメニスカスが形成される。
この状態で、圧力室14の容積が減少されると、時間bでは、図5(B)の(b)に示すように、メニスカスの中央部に、ノズル10(ノズル10の内径よりも細い液柱102が形成され、次いで、時間cでは、図5(B)の(c)に示すように、液柱102の先端部が分離して液滴104が形成される。このときの液滴104の滴径は、形成された液柱102の太さとほぼ等しい。
すなわち、こうした駆動方法(「メニスカス制御方式」あるいは「引き打ち方式」)を用いることにより、ノズル10の内径よりも小さな液滴104を吐出することが可能となる。そして、時間dでは、図5(B)の(d)に示すように、圧力室14の容積が減少し、メニスカスがノズル10の先端面に略平坦状の状態に戻ることとなる。
この電圧波形では、時間bにおいて、圧電素子42に印加する駆動電圧を上昇させた直後、時間cにおいて、該駆動電圧を降下させるため、液柱102(図5(C)参照)からの液滴分離を早期に実行することができ、滴体積のさらに小さな液滴(微小滴)を吐出することが可能となる。
そして、時間dにおいて、駆動電圧を上昇させることで、液滴吐出後に残存する圧力波を抑制することができるので、液滴を高周波で連続吐出した際の安定性を大幅に改善することができる。
ここで、ノズル10の形成方法について説明する。
(第1実施例)
図6(A)に示すように、ノズルプレート21を構成する基材106(第2層)を、アルカリエッチング液に対して可溶する樹脂、例えば、高分子材料であるポリイミド系部材、より具体的には、25〜75μmのポリイミド樹脂(PI)で形成する。
そして、基材106の両面に、スパッタ法により、Ni−Cr層を500Å成膜後、Ni−Cr層の表面にCu層を5000Å成膜して、薄膜の薄膜層108(第1層)、110(第3層)を形成する。つまり、アルカリエッチング液に対して不溶性の薄膜層108、110を形成する。
なお、薄膜層108、110は、Ni−Cr層の他にも、Cr100〜10000Åによる金属膜を形成しても良く、Ni層やCu、Si酸化膜、チッ化膜等、強アルカリに耐性のある金属膜を形成する。
次に、図6(B)に示すように、両面の薄膜層108、110にノズル10の入口112及び出口114を形成するため、レジスト層116、117の形成を行う。そして、フォトリソ工程よるパターニングを行って、ノズル10の入口112及び出口114に相当するパターン開口部116A、117Aをそれぞれ形成した後、図6(C)に示すように、該パターン開口部116A、117Aに位置する薄膜層108A、110A及びレジスト層116、117をエッチング(ドライ、ウェットどちらでも可)して、ノズル10の入口112及び出口114を形成する(第1工程、第2工程)。
次に、図6(D)に示すように、ノズルプレート21をアルカリエッチング液、いわゆるエッチャント130に浸漬し、ノズル10の入口112及びノズル10の出口114を通じてアルカリエッチング液を基材106へ流し込み、該基材106を溶解させる。そして、図6(E)に示すように、ノズル10の入口112と出口114を連通する連通穴118を形成する(第3工程)。
このように、アルカリエッチング液に対して不溶性の金属で形成されたノズル10の入口112及び出口114は、ノズルプレート21をエッチャント130に浸漬しても、該入口112及び出口114の加工時の寸法精度がそのまま維持されるため、加工精度の高いノズル10を得ることができる。このように、加工精度の高いノズルを得ることで、メニスカスのバランスを均一にして、安定した吐出性能を確保することができる。
また、エッチャント130に浸漬することで基材106に連通穴118を形成するため、大面積のノズルプレート21でも、ノズル10の形成を一括で行なうことができ、安価に製造することができる。
ところで、本実施形態による実験では、エッチャント130に東レエンジニアリング製TPE3000を用いたが、TPE3000による浸漬時間を変えることにより、図7に示すように、連通穴118の断面形状が一点鎖線Pから点線Rへと調整可能である事が確認され、連通穴118の断面形状は、必ずしもストレートテーパ(実線Q)ではなく、曲線形状(一点鎖線P又は点線R)を再現する事が可能であることが確認された。
本実験では、基材106として東レ・デュポンKapton100H(25μm)を用い、スパッタ法により成膜された薄膜層108、110にそれぞれφ40μmの入口112、φ20μmの出口114を形成したサンプルを用いた。表1は、ノズルプレート21をエッチャント130に浸漬した浸漬時間と連通穴118の形状を示す表である。
Figure 2007076188
浸漬時間60secで基材106に連通穴118を貫通させることができるが、さらに、浸漬時間を75secにすると、連通穴118の形状が、図8(A)の状態(図7では一点鎖線P)となり、連通穴118内の、ノズル10の出口114側にはくびれが形成され、ノズル10の出口114へ向かってストレート形状に近い形状を設けられるため、液滴吐出方向性重視の設計が可能になる。
次に、浸漬時間を95secにすると、連通穴118の形状が、図8(B)の状態(図7では実線Q)となり、ノズル10の入口112側から出口114側へ向かって、ストレート形状を設けられるため、流動抵抗が小さく、液滴吐出方向性重視の設計が可能になる。
さらに、浸漬時間を120secにすると、連通穴118の形状が、図8(C)の状態(図7では点線R)となる。高粘度インクを吐出させる場合、メニスカスのレスポンスが悪くなり制御が困難になるが、図8(C)の状態では、ノズル10の断面形状が略U字状の擂鉢型となるため、断面積が大きくなって、流路抵抗をより減少させることができる。このため、高粘度のインクに対応しやすいノズル10が得られる。
このように、ノズルプレート21をアルカリエッチング液に浸漬させる浸漬時間を変えるだけで、ノズル10の断面形状を特定することが可能なため、流路抵抗設計の自由度が向上する。また、該浸漬時間だけでなく、アルカリエッチング液の濃度を変えても略同様の効果を得ることができる。更に浸漬時のアルカリエッチング液の攪拌方法として、例えば超音波攪拌を用い、その周波数を変更することによりエッチングレートが変わり同様の効果を得ることができる。
ここで、スパッタ法による薄膜層108、110を用いた場合、特にノズル10の出口114側にストレート部を極力設けたくない場合に有利な工法となる。
このように、入口112及び出口114を通じて連通穴118が形成されたノズルプレート21は、図7に示すように、接着剤25を介してインクプールプレート22に接合する(第4工程)が、ノズルプレート21の表面に薄膜層108を設けたことで、薄膜層108がない状態のノズルプレート21とインクプールプレート22を接合させた場合と比較して接合力を向上させることができる。一方、薄膜層110の表面には撥水共析メッキが施され、撥水層120が形成される(第5工程)。
つまり、薄膜層108、110は、それぞれノズル10の入口112、出口114を形成するためのマスクの役割を有すると共に、薄膜層108はノズルプレート21とインクプールプレート22を接着剤で接合するときの密着強化層であり、薄膜層110は、撥水共析メッキを成長させるためのシード層の役割を果たす。
ノズル10の形状やノズル10の出口114に形成された撥水層120の均一性は、溢れたインクの引き込みやインク吐出時の切れに大きく影響する。インクの引き込み時、ノズル10の入口112付近までメニスカスが後退する場合があり、入口112の形状のばらつきなどはメニスカスのバランスを不均一にする要因となる。このため、本発明で、ノズル10の出口114に撥水共析メッキを成長させるためのシード層を設けることで、薄膜層110のみに撥水層120が形成されると共に、撥水層120の均一性を確保することができる。
ここで、薄膜層108又は薄膜層110に形成された入口112又は出口114は、レーザ、Dryエッチング、Wetエッチング等による加工が挙げられる。また、ノズルプレート21にアルカリエッチング液を接触させる方法としては、ノズルプレート21をアルカリエッチング液に浸漬させる方法やノズルプレート21にアルカリエッチング液をスプレーする方法等が挙げられる。
なお本実施例はアルカリエッチング溶液を用いてのものであるが、薄膜層108及び薄膜層110の不溶部材として、例えばGeを用い、基材106の可溶部材としてガラスを用いれば溶液にフッ酸などの酸系溶液をもちいることも可能である。
(第2実施例)
なお、第1実施例と略同一の内容については説明を省略する。
図9(A)に示すように、基材106を熱可塑性樹脂(例えば、ポリアミドイミド樹脂;PI−PA)とし、その両面に金属箔122、124(SUS、Cu等5〜50μm)を接合する。このとき基材106は接着性のないものでも良く、その場合は基材と金属箔の間に接着層を設けても良い。
ポリアミドイミド樹脂を用いた場合、ポリアミドイミド樹脂自体、接着性を有するため、熱溶着などにより金属箔122、124を接着させることができる。このように、金属箔122、124を用いることで、スパッタ法よりもコストダウンを図ることができる。
また、金属箔122、124を用いることで、スパッタ法よりも厚肉の金属層を設けることができるため、強度を確保することができる。また、厚肉の金属層を得ることで、薄肉の金属層と比較して、剛性が高くなる分、圧力波が吸収されにくくなるため、吐出特性が高くなる。
次に、図9(B)に示すように、両面の金属箔122、124にノズル10の入口112及び出口114を形成するため、レジスト層116、117の形成を行う。そして、フォトリソ工程よるパターニングを行った後、図9(C)に示すように、パターン開口部116A、117Aに位置する金属箔122A、124Aをエッチング(ドライ、ウェットどちらでも可)して、ノズル10の入口112及び出口114を形成する。ここで、接着層(図示省略)が介在する場合は、接着層のエッチングも同時に行うが、エッチャントに浸漬した状態で該接着層がエッチング可能な材料であれば不要である。
次に、図9(D)に示すように、ノズルプレート21をエッチャント130に浸漬し、ノズル10の入口112と出口114を通じてアルカリエッチング液を基材106へ流し込み、該基材106を溶解させ、図9(E)に示すように、ノズル10の入口112と出口114を連通する連通穴118を形成する。
(第3実施例)
なお、第1実施例と略同一の内容については説明を省略する。
図10(A)に示すように、ノズルプレート21を構成する基材106をポリイミド樹脂(PI)とし、この基材106の両面に、スパッタによる薄膜層108、110(Cr100〜10000Å)を形成する。または、Crの他にNiなどを用いシード層を形成し、Cu等強アルカリに耐性のある金属膜を構成しても良く、本形態ではNi−Cr層を500Å形成後、その表面にCu層を5000Å形成する。
次に、図10(B)に示すように、両面の薄膜層108、110にノズル10の入口112及び出口114を形成するため、高エネルギービーム(本実施例ではEXCIMMER)によるパターニングを行う。このとき、図10(C)に示すように、金属マスク132、134に形成された穴部132A、134Aを通じて、薄膜層108、110が高エネルギービームによって照射される。
この時の加工条件は、エネルギー密度1J/Cm−駆動周波数200HZのKr−Fレ
ーザを用い、それぞれ10パルスで薄膜層108、110が除去され、ノズル10の入口112及び出口114が形成される。
次に、図10(D)に示すように、ノズルプレート21をアルカリエッチング液、いわゆるエッチャントに浸漬し、ノズル10の入口112と出口114を通じてアルカリエッチング液を基材106へ流し込み、該基材106を溶解させ、図10(E)に示すように、ノズル10の入口112と出口114を連通する連通穴118を形成する。
(実施例4)
なお、実施例1と略同一の内容については説明を省略する。
図11(A)に示すように、ノズルプレート21を構成する基材106をポリイミド樹脂(PI)とし、この基材106の両面に、スパッタによる薄膜層108、110(Cr100〜10000Å)を形成する。または、Crの他にNiなどを用いシード層を形成し、Cu等強アルカリに耐性のある金属膜を構成しても良く、本形態ではNi−Cr層を500Å形成後、その表面にCu層を5000Å形成する。
次に、図11(B)に示すように、ノズル面10Aに撥水層120を形成する。本形態ではPTFE共析メッキを1μm施し、撥水層120の表面に剥離保護シート126をラミネート密着する。
そして、図11(C)に示すように、両面の薄膜層108、110にノズル10の入口112及び出口114を形成するため、高エネルギービーム(本実施例ではEXCIMER)によるパターニングを行う。このとき、図10(C)に示すように、金属マスク132、134に形成された穴部132A、134Aを通じて、薄膜層108、110が高エネルギービームによって照射される。
この時の加工条件は、エネルギー密度1J/Cm−駆動周波数200HZのKr−Fレ
ーザを用い、10パルスで薄膜層108、110が除去され、図11(D)に示すように、ノズル10の入口112及び出口114が形成される事が確認できた。なお、ノズル10の出口114側は、剥離保護シート126、撥水層120及び薄膜層110を加工する。
次に、図11(E)に示すように、ノズルプレート21をエッチャント130に浸漬し、ノズル10の入口112と、剥離保護シート126の穴部126A、薄膜層110の穴部110及びノズル10の出口114を通じて、アルカリエッチング液を基材106へ流し込み、該基材106を溶解させる。
そして、図11(F)に示すように、ノズル10の入口112と出口114を連通する連通穴118を形成した後、ノズルプレート21をエッチャント130から取り出し、剥離保護シート126を撥水層120から剥離させる。なお、剥離保護シート126はノズルプレート21をエッチャント130に浸漬させた状態で、溶解する部材を用いることで、基材106と共に溶解させるようにしても良い。
ここで、エキシマレーザによる加工において、エキシマレーザのアブレーションによるポリイミド部材の微粒子(サブミクロンサイズ)、又は、撥水層120等のアブレーションされない汚染物質(〜数十μmサイズ)がノズル10の出口114周りに発生、又は付着し、インクの吐出方向に悪影響を及ぼす。
このため、撥水層120の表面に剥離保護シート126を設け、ノズル10の出口114を形成した後、該剥離保護シート126を取り除くようにすることで、ノズル10の出口114の形成時に生じた汚染物質を取り除くことができる。
この他にも、ノズル10の出口114周りに図示はしないが、ザグリ部を設けて、ノズル面10Aを保護するようにしても良い。
なお、上記実施例のインクジェット記録装置70では、ブラック、イエロー、マゼンタ、シアンの各色のインクジェット記録ユニット72がそれぞれキャリッジ76に搭載され、それら各色のインクジェット記録ヘッド74から画像データに基づいて選択的にインク滴が吐出されてフルカラーの画像が記録紙Pに記録されるようになっているが、本発明におけるインクジェット記録は、記録紙P上への文字や画像の記録に限定されるものではない。
すなわち、記録媒体は紙に限定されるものでなく、また、吐出する液体もインクに限定されるものではない。例えば、高分子フィルムやガラス上にインクを吐出してディスプレイ用カラーフィルターを作成したり、溶接状態の半田を基板上に吐出して部品実装用のバンプを形成するなど、工業的に用いられる液滴噴射装置全般に対して、本発明に係るインクジェット記録ヘッド74を適用することができる。
また、上記実施例のインクジェット記録装置70では、主走査機構82と副走査機構94を有するPartial Width Array(PWA)の例で説明したが、本発明におけるインクジェット記録は、これに限定されず、紙幅対応のいわゆるFull Width Array(FWA)であってもよい。むしろ、本発明は、高密度ノズル配列を実現するのに有効なものであるため、1パス印字を必要とするFWAには好適である。
本発明の実施の形態に係るインクジェット記録ヘッドが適用されたインクジェット記録装置を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係るインクジェット記録ヘッドが適用されたインクジェット記録ユニット示す斜視図である。 本発明の実施形態のインクジェット記録ヘッドのノズルがマトリックス状に配置された状態を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係るインクジェット記録ヘッドを示す断面図である。 (A)は、圧電素子に印加する駆動電圧の電圧波形が示されており、(B)は、圧電素子に印加する駆動電圧に対応するノズル内での液体の挙動が示されている。 本発明の第1実施の形態に係る(A)〜(E)は、インクジェット記録ヘッドのノズル形成工程を示す断面図である。 本発明の第1実施の形態に係るノズルプレート及びインクプレートを示す断面図である。 (A)〜(C)は、本発明の第1実施の形態に係るノズルの形状を示す断面図である。 本発明の第2実施の形態に係る(A)〜(E)は、インクジェット記録ヘッドのノズル形成工程を示す断面図である。 本発明の第3実施の形態に係る(A)〜(E)は、インクジェット記録ヘッドのノズル形成工程を示す断面図である。 本発明の第4実施の形態に係る(A)〜(F)は、インクジェット記録ヘッドのノズル形成工程を示す断面図である。
符号の説明
21 ノズルプレート
70 インクジェット記録装置
74 インクジェット記録ヘッド
106 基材(可溶部材、第2層)
108 薄膜層(不溶部材、第1層)
110 薄膜層(不溶部材、第3層)
112 入口
114 出口
118 連通穴
122 金属箔(不溶部材、第1層)
124 金属箔(不溶部材、第3層)

Claims (5)

  1. 液滴が吐出するノズルが形成されるノズルプレートが少なくとも3層構造とされ、
    前記ノズルプレートの一端面に位置し、エッチング液に不溶な不溶部材で形成され、液滴の前記ノズルの入口が形成された第1層と、
    前記ノズルプレートの他端面に位置し、エッチング液に不溶な不溶部材で形成され、液滴を吐出させるノズルの出口が形成された第3層と、
    前記第1層と前記第3層とで挟まれ、エッチング液に可溶な可溶部材で形成され、前記入口と前記出口を連通する連通穴が形成された第2層と、
    を有することを特徴とする液滴吐出ヘッド。
  2. 液滴が吐出するノズルが形成されるノズルプレートが少なくとも3層で構成され、
    前記ノズルプレートの一端面に位置し、エッチング液に不溶な不溶部材で形成された第1層に、液滴の前記ノズルの入口を加工する第1工程と、
    前記ノズルプレートの他端面に位置し、エッチング液に不溶な不溶部材で形成された第3層に、液滴を吐出させるノズルの出口を加工する第2工程と、
    前記ノズルプレートにエッチング液を接触させ、前記入口及び出口を通じて、エッチング液に可溶な可溶部材で形成された第2層を溶解させ、入口と出口を連通する連通穴を形成する第3工程と、
    を有することを特徴とする液滴吐出ヘッドの製造方法。
  3. 前記ノズルプレートをエッチング液に浸漬させる浸漬条件を変えて前記連通穴の断面形状を変えることを特徴とする請求項2に記載の液滴吐出ヘッドの製造方法。
  4. 前記浸漬条件が、前記ノズルプレートをエッチング液に浸漬させる浸漬時間、エッチング液濃度、エッチング液攪拌方法の何れか、または組み合わせであることを特徴とする請求項3に記載の液滴吐出ヘッドの製造方法。
  5. 前記第1層に前記液滴が貯留可能なチャンバー部を接合する第4工程と、
    前記第3層に撥水処理を施す第5工程と、
    を有することを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載の液滴吐出ヘッドの製造方法。
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