JP2007074190A - 三角波発生回路ならびにそれを用いたパルス幅変調器およびスイッチングレギュレータ - Google Patents

三角波発生回路ならびにそれを用いたパルス幅変調器およびスイッチングレギュレータ Download PDF

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Abstract

【課題】 三角波発生回路の出力電圧の波形を改善する。
【解決手段】 第1定電流源10は、第1端子が接地された第1キャパシタC1の第2端子に充電電流を供給する。第2キャパシタC2の第1端子は接地され、第1キャパシタC1の第2端子および第2キャパシタC2の第2端子間には、第1スイッチSW1が設けられる。第2定電流源12は、第2キャパシタC2に電流を供給し、第2スイッチSW2は、第2定電流源12の電流経路上に設けられる。第3定電流源14は、第1キャパシタC1、第2キャパシタC2から電流を引き抜く。スイッチ制御部20は、第1キャパシタC1の第2端子に現れる出力電圧Voutが所定の上限電圧VHに達すると、第1スイッチSW1をオンするとともに、第2スイッチSW2をオフし、出力電圧Voutが所定の下限電圧VLまで低下すると、第1スイッチSW1をオフするとともに、第2スイッチSW2をオンする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、所定の周波数で三角波を発生させる三角波発生回路に関する。
スイッチングレギュレータをはじめとする電源装置や、モータを駆動するモータドライバ回路などにおいては、パルス幅変調方式が広く用いられる。パルス幅変調を行うためには、誤差増幅器によって、制御対象となる電圧と目標値となる電圧との誤差を増幅し、その結果得られる誤差電圧を、コンパレータを用いて一定の周波数を有する三角波状の周期電圧と比較することによりパルス幅変調を行っている。
こうした用途に用いられる三角波状の周期電圧の発生には、特許文献1や特許文献2に記載されるアナログの三角波発生回路が広く用いられている。図3は、特許文献1、2に記載される三角波発生回路の構成を一部簡略化して示す回路図である。従来の三角波発生回路50は、キャパシタCTと、このキャパシタCTを充放電するための定電流源52、54と、出力電圧の上限値VHおよび下限値VLを設定する2つのコンパレータ56、58、フリップフロップ60、スイッチSWを備える。
図3の三角波発生回路50によれば、定電流源52によりキャパシタCTを充電して、出力電圧Voutが上限値VHに達すると、スイッチSWをオンし、放電用の定電流源54によって、キャパシタCTに蓄えられた電荷を放電し、出力電圧Voutを一定の傾きで低下させる。出力電圧Voutが下限値VLに達すると、スイッチSWをオフし、充電用の定電流源52によってキャパシタCTを充電し、出力電圧Voutを一定の傾きで上昇させる。このようにして三角波発生回路50からは、上限値VHと下限値VLの間を上昇、下降を繰り返す三角波状の出力電圧Voutが出力される。
特開2004−72657号公報 特開2001−345682号公報
図4(a)、(b)は、図3の三角波発生回路50の電圧波形図である。図4(a)は、出力電圧Voutを、図4(b)は、定電流源54とスイッチSWの接続点の電圧Vxを示す。定電流源52による充電期間中、すなわち、出力電圧Voutが上昇する期間、スイッチSWがオフしているため、定電流源54を構成するトランジスタのコレクタ、あるいはドレインはオープンとなり、その電圧Vxは、接地電位まで低下している。
出力電圧Voutが上限値VHに達すると、スイッチSWがオンし、定電流源54による放電が開始される。このとき、キャパシタCTに蓄えられた電荷が、急激に定電流源54に向かって流れることになるため、出力電圧Voutは、図4(a)に示すように急な傾きで低下し、その後、下限値VLに向かって一定の傾きで低下していく。
このように、従来の三角波発生回路50では、充電状態から放電状態の切り替わるタイミングにおいて、出力電圧Voutの波形が乱れるという問題があった。この問題は、キャパシタCTの容量値を大きくすることにより改善することも可能であるが、回路面積が大きくなるという問題があった。また容量値を大きくした場合には、充電、放電のための定電流を大きくする必要があるため、消費電流が大きくなるという問題があった。
本発明は係る課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、出力電圧の波形を改善した三角波発生回路の提供にある。
本発明のある態様の三角波発生回路は、第1端子の電位が固定された第1キャパシタと、第1キャパシタの第2端子に電流を供給する第1定電流源と、第1端子の電位が固定された第2キャパシタと、第2キャパシタの第2端子に電流を供給する第2定電流源と、第1キャパシタの第2端子および第2キャパシタの第2端子間に設けられた第1スイッチと、第2定電流源の電流経路上に設けられた第2スイッチと、第1、第2キャパシタから電流を引き抜く第3定電流源と、第1キャパシタの第1端子に現れる出力電圧が所定の上限電圧に達すると、第1スイッチをオンするとともに、第2スイッチをオフし、出力電圧が所定の下限電圧まで低下すると、第1スイッチをオフするとともに、第2スイッチをオンするスイッチ制御部と、を備える。
第1スイッチがオフ、第2スイッチがオンする充電期間には、第1キャパシタは第1定電流源によって充電される一方で、第2キャパシタは第2定電流源により放電されつつ、第3定電流源により充電される。また、第1スイッチがオン、第2スイッチがオフする放電期間には、第1キャパシタ、第2キャパシタはいずれも、第1定電流源により充電されつつ、第3定電流源により放電されることになる。その結果、第2キャパシタの第2端子の電圧は、出力電圧の上昇、下降にともなって変動することになる。
この態様によると、第3定電流源の一端は第2キャパシタに接続されているためオープンとならず、第2キャパシタに蓄えられた電荷量で定まる電位に固定される。その結果、第1スイッチがオンして、第1キャパシタと第2キャパシタの第2端子間同士が接続されるとき、出力電圧が急激に下降するのを防止し、波形の乱れの少ない三角波電圧を生成することができる。
第1キャパシタ、第2キャパシタの容量値を等しく設定するとともに、第1、第2、第3定電流源により生成される定電流の値を1:4:3に設定してもよい。
この場合、比の1に相当する電流をIcと書けば、充電期間において、第1キャパシタ、第2キャパシタはいずれも電流Icで充電される。また、放電期間において、第1キャパシタおよび第2キャパシタの合成容量が、2Icで放電されることになる。その結果、第1、第2キャパシタの第2端子の電圧の変動を整合性を高め、三角波の波形をさらに改善することができる。
スイッチ制御部は、出力電圧を下限電圧と比較する第1コンパレータと、出力電圧を上限電圧と比較する第2コンパレータと、第1、第2コンパレータの出力によってセット、リセットされるフリップフロップと、を含み、フリップフロップの出力にもとづき、第1、第2スイッチを相補的にオンオフしてもよい。
また、スイッチ制御部は、上限電圧および下限電圧をしきい値電圧として、出力電圧と比較するヒステリシスコンパレータを含み、当該ヒステリシスコンパレータの出力にもとづき、第1、第2スイッチを相補的にオンオフしてもよい。
上述の三角波発生回路は、半導体集積回路に一体集積化されていてもよい。
本発明の別の態様は、パルス幅変調器に関する。このパルス幅変調器は、上述の三角波発生回路と、制御対象の電圧と所定の基準電圧の誤差を増幅する誤差増幅器と、誤差増幅器から出力される誤差電圧と、三角波発生回路の出力電圧とを比較するコンパレータと、を備える。この態様によれば、精度の高い三角波信号にもとづき、パルス幅変調信号を生成することができる。
本発明のさらに別の態様は、スイッチングレギュレータに関する。このスイッチングレギュレータは、上述のパルス幅変調器を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、出力電圧である三角波の波形を改善することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る三角波発生回路100の構成を示す回路図である。三角波発生回路100は、第1キャパシタC1、第2キャパシタC2、第1定電流源10、第2定電流源12、第3定電流源14、スイッチ制御部20、第1スイッチSW1、第2スイッチSW2を備える。
第1キャパシタC1は、第1端子が接地され、その電位が固定される。第1定電流源10は、第1キャパシタC1の第2端子に接続され、第1キャパシタC1の第2端子に充電電流を供給する。第1定電流源10により生成される電流を第1定電流Ic1とする。第2キャパシタC2は、第1キャパシタC1と並列に設けられており、第1端子が接地され、その電位が固定されている。第1スイッチSW1は、第1キャパシタC1の第2端子および第2キャパシタC2の第2端子間に設けられる。本実施の形態において、第1キャパシタC1および第2キャパシタC2の容量値は、等しく設定される。以下、第1キャパシタC1、第2キャパシタC2の容量値を単位容量Cuと記す。また、本明細書において、電圧信号、電流信号あるいは容量などに付された符号は、必要に応じてそれぞれの電圧値、電流値あるいは容量値を表すものとして用いることとする。
第2キャパシタC2の第2端子には、第2スイッチSW2を介して第2定電流源12が接続される。第2定電流源12により生成される電流を第2定電流Ic2とする。第2定電流源12の電流経路上に設けられた第2スイッチSW2がオンすると、第2定電流源12により生成される第2定電流Ic2により、第2キャパシタC2が充電される。以下、第2キャパシタC2の第2端子の電圧を第2電圧Vyという。
第3定電流源14は、第2キャパシタC2の第2端子に直接接続されるとともに、第1キャパシタC1の第2端子に第1スイッチSW1を介して接続される。第3定電流源14は、第3定電流Ic3を生成し、第1キャパシタC1、第2キャパシタC2から定電流Ic3を引き抜く。本実施の形態において、第1定電流Ic1、第2定電流Ic2、第3定電流Ic3の電流の比は、1:4:3に設定するものとする。
第1キャパシタC1の第2端子の電圧は、出力端子102から三角波発生回路100から出力電圧Voutとして出力される。また、この出力電圧Voutは、スイッチ制御部20へと入力される。
スイッチ制御部20は、第1コンパレータ22、第2コンパレータ24、RSフリップフロップ26を含む。
第1コンパレータ22の反転入力端子には、出力電圧Voutが入力され、非反転入力端子には、三角波の下限値を設定する下限電圧VLが入力される。第1コンパレータ22は、出力電圧Voutを下限電圧VLと比較し、Vout<VLのときハイレベル、Vout>VLのときローレベルとなるセット信号Vsを出力する。
第2コンパレータ24の非反転入力端子には、出力電圧Voutが入力され、反転入力端子には、三角波の上限値を設定する上限電圧VHが入力される。第2コンパレータ24は、出力電圧Voutを上限電圧VHと比較し、Vout>VHのときハイレベル、Vout<VHのときローレベルとなるリセット信号Vrを出力する。
RSフリップフロップ26のセット端子には、第1コンパレータ22から出力されるセット信号Vsが入力され、リセット端子には、第2コンパレータ24から出力されるリセット信号Vrが入力される。第1スイッチSW1、第2スイッチSW2は、RSフリップフロップ26の出力にもとづいて相補的にオン、オフが制御される。
RSフリップフロップ26の出力信号Vqは、第2スイッチSW2へと出力される。第2スイッチSW2は、出力信号Vqがハイレベルのときオン、ローレベルのときオフする。RSフリップフロップ26の反転出力信号*Vqは、第1スイッチSW1へと出力される。第1スイッチSW1は、反転出力信号*Vqがハイレベルのときオン、ローレベルのときオフする。
このように構成されたRSフリップフロップ26は、出力電圧Voutが所定の上限電圧VHに達すると、第1スイッチSW1をオンするとともに、第2スイッチSW2をオフする。その後、出力電圧Voutが所定の下限電圧VLまで低下すると、第1スイッチSW1をオフするとともに、第2スイッチSW2をオンする。
以上のように構成された三角波発生回路100の動作について説明する。図2(a)〜(e)は、本実施の形態に係る図1の三角波発生回路100の電圧波形図である。図2(a)は、出力電圧Voutを、図2(b)は、第2電圧Vyを、図2(c)は、セット信号Vsを、図2(d)はリセット信号Vrを、図2(e)は、RSフリップフロップ26の出力信号Vqを示す。
時刻T0からT1の充電期間において、RSフリップフロップ26の出力信号Vqはハイレベルとなっており、第2スイッチSW2がオン、第1スイッチSW1がオフとなる。この間、第1キャパシタC1は、第1定電流源10により生成される第1定電流Ic1によって充電され、出力電圧Voutは、Ic1/C1=Ic/Cuの傾きで上昇する。このとき、第2キャパシタC2は、第2定電流源12により充電されつつ、第3定電流源14により放電されることになるため、第2電圧Vyは、(Ic2−Ic3)/C2=(4Ic−3Ic)/Cu=Ic/Cuの傾きで上昇する。
時刻T1に出力電圧Voutが上限電圧VHに達すると、第2コンパレータ24の出力Vrがハイレベルとなり、RSフリップフロップ26がリセットされる。RSフリップフロップ26がリセットされ、その出力信号Vqがローレベルとなると、第1スイッチSW1がオンし、第2スイッチSW2がオフする。
第1スイッチSW1がオンすると、出力電圧Voutと第2電圧Vyが等しくなるように第1キャパシタC1、第2キャパシタC2間で電荷の転送が起こる。その後、第1キャパシタC1および第2キャパシタC2は、第1定電流源10により充電されつつ、第3定電流源14により放電される放電期間となる。放電期間において、出力電圧Voutおよび第2電圧Vyは、いずれも、(Ic3−Ic1)/(C1+C2)=(3Ic−Ic)/2Cu=Ic/Cuで低下することになり、充電期間と等しい傾きで出力電圧Voutを変化させることができる。
時刻T2に出力電圧Voutが下限電圧VLまで低下すると、第1コンパレータ22の出力信号Vsがハイレベルとなり、RSフリップフロップ26がセットされ、その出力信号Vqは再びハイレベルとなって充電期間へと遷移する。本実施の形態に係る三角波発生回路100は、時刻T0〜T1、T1〜T2に示す充電期間および放電期間を一周期として、これを繰り返すことにより三角波の出力電圧Voutを生成する。
図3に示す従来の三角波発生回路50では、図4(b)に示すように、充電期間において定電流源54の一端の電圧Vxが接地電位まで低下しており、その結果、充電期間から放電期間に遷移するとき、出力電圧Voutが急激に減少し、その後一定の傾きで減少していた。これに対して、本実施の形態に係る三角波発生回路100では、充電期間において第2キャパシタC2に電荷を蓄えることにより、放電用の第3定電流源14の一端の電圧、すなわち第2電圧Vyを、出力電圧Voutと同期して変化させている。その結果、充電期間から放電期間に遷移するときの第1キャパシタC1と第2キャパシタC2間の電荷の転送を極力抑え、出力電圧Voutが急激に変化するのを防止することができ、理想的な三角波に近い波形を生成することができる。
また、第1キャパシタC1、第2キャパシタC2の容量値を等しく設定し、第1定電流源10、第2定電流源12、第3定電流源14により生成される定電流の比を1:4:3に設定することにより、出力電圧Voutと第2電圧Vyの立ち上がりおよび立ち下がりを同じ傾きで変化させ、理想的な三角波を生成することができる。
図3の三角波発生回路50では、充電期間から放電期間への遷移時の三角波電圧の波形乱れを低減するために、キャパシタCTの容量をある程度大きくする必要があった。これに対して、本実施の形態に係る三角波発生回路100によれば、三角波の波形の乱れが回路構成によって低減されるため、第1キャパシタC1、第2キャパシタC2の容量を小さく設定し、さらに定電流Ic1、Ic2、Ic3を小さく設定して、回路の消費電流を低減することができる。
本実施の形態に係る三角波発生回路100は、スイッチングレギュレータなどパルス幅変調を行う回路に好適に用いることができる。図5は、図1の三角波発生回路100を備えたスイッチングレギュレータ200の構成を示す回路図である。スイッチングレギュレータ200は、入力電圧Viを降圧して出力する降圧型のスイッチングレギュレータであって、パルス幅変調器210、ドライバ回路220、スイッチングトランジスタTr1、同期整流用トランジスタTr2、インダクタL、出力キャパシタCoを備える。スイッチングレギュレータの構成は一般的であるため、説明を省略する。
パルス幅変調器210は、図1の三角波発生回路100と、誤差増幅器212と、コンパレータ214と、を備える。誤差増幅器212は、制御対象の出力電圧Voutと所定の基準電圧Vrefの誤差を増幅する。コンパレータ214は、誤差増幅器212から出力される誤差電圧Verrと、三角波発生回路100の出力電圧Voscとを比較する。このように構成されたパルス幅変調器210からは、出力電圧Voと基準電圧Vrefとの誤差に応じてパルス幅の変化するパルス幅変調信号Vpwmが出力される。ドライバ回路220は、このパルス幅変調信号VpwmにもとづいてスイッチングトランジスタTr1、同期整流用トランジスタTr2を相補的にオンオフし、出力電圧Voを基準電圧Vrefに安定化する。
上記実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
図1のスイッチ制御部20は、機能的には、上限電圧VHおよび下限電圧VLをしきい値電圧として、出力電圧Voutと比較するヒステリシスコンパレータと等価である。したがって、スイッチ制御部20は図1に示す構成に限られるものではなく、たとえば、演算増幅器に正帰還をかけて構成したヒステリシスコンパレータを用いてもよい。この場合、回路規模を小さくすることができる。
実施の形態では、第1キャパシタC1、第2キャパシタC2の容量値を等しく設定するとともに、第1定電流Ic1、第2定電流Ic2、第3定電流Ic3の電流値を1:4:3に設定したが本発明はこれには限定されない。各容量値、電流値を、生成すべき三角波の波形に応じて適宜設定することにより、立ち上がりと立ち下がりを異なる傾きで変化させることが可能となる。
実施の形態で説明したハイレベル、ローレベルの論理値の設定は一例であって、インバータなどによって適宜反転させることにより自由に変更することが可能である。
実施の形態では、三角波発生回路100を備えたパルス幅変調器210を降圧型のスイッチングレギュレータに使用する場合について説明したが、三角波発生回路100の用途はこれに限定されるものではなく、昇圧型のスイッチングレギュレータであってもよい。さらに、その用途はスイッチングレギュレータには限定されず、モータ駆動回路など、パルス幅変調によって帰還制御を行う回路に広く用いることができる。
実施の形態に係る三角波発生回路の構成を示す回路図である。 図2(a)〜(e)は、図1の三角波発生回路の電圧波形図である。 従来の三角波発生回路の構成を一部簡略化して示す回路図である。 図4(a)、(b)は、図3の三角波発生回路の電圧波形図である。 図1の三角波発生回路を備えたスイッチングレギュレータの構成を示す回路図である。
符号の説明
100 三角波発生回路、 102 出力端子、 10 第1定電流源、 12 第2定電流源、 14 第3定電流源、 20 スイッチ制御部、 22 第1コンパレータ、 24 第2コンパレータ、 26 RSフリップフロップ、 C1 第1キャパシタ、 C2 第2キャパシタ、 SW1 第1スイッチ、 SW2 第2スイッチ。

Claims (7)

  1. 第1端子の電位が固定された第1キャパシタと、
    前記第1キャパシタの第2端子に電流を供給する第1定電流源と、
    第1端子の電位が固定された第2キャパシタと、
    前記第2キャパシタの第2端子に電流を供給する第2定電流源と、
    前記第1キャパシタの第2端子および前記第2キャパシタの第2端子間に設けられた第1スイッチと、
    前記第2定電流源の電流経路上に設けられた第2スイッチと、
    前記第1、第2キャパシタから電流を引き抜く第3定電流源と、
    前記第1キャパシタの第2端子に現れる出力電圧が所定の上限電圧に達すると、前記第1スイッチをオンするとともに、前記第2スイッチをオフし、前記出力電圧が所定の下限電圧まで低下すると、前記第1スイッチをオフするとともに、前記第2スイッチをオンするスイッチ制御部と、
    を備えることを特徴とする三角波発生回路。
  2. 前記第1キャパシタ、第2キャパシタの容量値を等しく設定するとともに、
    前記第1、第2、第3定電流源により生成される定電流の値を1:4:3に設定したことを特徴とする請求項1に記載の三角波発生回路。
  3. 前記スイッチ制御部は、
    前記出力電圧を前記下限電圧と比較する第1コンパレータと、
    前記出力電圧を前記上限電圧と比較する第2コンパレータと、
    前記第1、第2コンパレータの出力によってセット、リセットされるフリップフロップと、を含み、前記フリップフロップの出力にもとづき、前記第1、第2スイッチを相補的にオンオフすることを特徴とする請求項1または2に記載の三角波発生回路。
  4. 前記スイッチ制御部は、
    前記上限電圧および前記下限電圧をしきい値電圧として、前記出力電圧と比較するヒステリシスコンパレータを含み、当該ヒステリシスコンパレータの出力にもとづき、前記第1、第2スイッチを相補的にオンオフすることを特徴とする請求項1または2に記載の三角波発生回路。
  5. 請求項1または2に記載の三角波発生回路を備えたことを特徴とする半導体集積回路。
  6. 請求項1または2に記載の三角波発生回路と、
    制御対象の電圧と所定の基準電圧の誤差を増幅する誤差増幅器と、
    前記誤差増幅器から出力される誤差電圧と、前記三角波発生回路の出力電圧とを比較するコンパレータと、
    を備えることを特徴とするパルス幅変調器。
  7. 請求項6に記載のパルス幅変調器を備えたことを特徴とするスイッチングレギュレータ。
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