JP2007073457A - 防水コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】端子金具同士の安定した接触位置が確保できるとともに、端子金具の摩耗を防止できる防水コネクタを提供する。
【解決手段】防水コネクタ1は、雌ハウジング2の筒部6の内表面に、凸部41と傾斜部42とを備えたパッキン4を配置しているとともに、雄ハウジング3の本体部11の嵌合方向前方に段差部15を形成している。このような防水コネクタ1は、凸部41が段差部15の全周に密着することで、本体部11をその全周から嵌合方向に直交する方向に沿って筒部6の内側に向かう方向に付勢するとともに、傾斜部42が本体部11の嵌合方向前端の縁部17に密着することで、本体部11をその全周から嵌合方向に直交する方向に沿って筒部6の内側に向かう方向、及び嵌合方向前端から嵌合方向後方に付勢する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電線の接続等に使用される防水コネクタに関する。
移動体としての自動車に用いられるワイヤハーネスは、雌型のコネクタハウジング(以下雌ハウジングと呼ぶ)と、雄型のコネクタハウジング(以下雄ハウジングと呼ぶ)と、をコネクタ結合させて得られるコネクタを備えている。前述した雌ハウジング及び雄ハウジングは、電線付きの端子金具を収容している。前記雌ハウジングと雄ハウジングとが互いに嵌合すると、前述した電線付きの端子金具同士は互いに接触して電気的に接続する。また、前述したコネクタとして、前記端子金具が互いに接触した接触箇所に水などが浸入することを防止する防水コネクタ(例えば特許文献1を参照)を用いることがある。
図4に示すように、防水コネクタ101は、前述した雌ハウジング110と雄ハウジング120とシール部材としてのパッキン130とを備えている。雌ハウジング110は雄ハウジング120を収容する筒部111を備えており、雄ハウジング120が筒部111内に侵入するとともに、ハウジング110,120それぞれに設けられた係止部112と係止受け部121とが係合することでハウジング110,120同士が互いに嵌合する。パッキン130は、雄ハウジング120の嵌合方向の前端面122が突き当たる筒部111の内表面113に取り付けられているとともに、ゴムなどの弾性を有する樹脂からなり、板状に形成されている。パッキン130は、ハウジング110,120同士が互いに嵌合すると、雄ハウジング120の前端面122に密着して、筒部111の内表面113と雄ハウジング120の外表面との間を水密に保つとともに、ハウジング110,120間の嵌合方向のガタを吸収する。
実開昭63−150479号公報
しかしながら、前述した防水コネクタ101は、ハウジング110,120同士の嵌合方向のガタを吸収することはできるが、ハウジング110,120同士の嵌合方向に直交する方向のガタを吸収することができなかった。このため、防水コネクタ101は、図4に示すように、パッキン130の弾性復元力によって、係止部112及び係止受け部121を支点にハウジング110,120同士が傾いてしまうことがあった。即ち、係止部112及び係止受け部121寄りの雄ハウジング120の前端面122と内表面113との間隔が、係止部112及び係止受け部121から離れた側の雄ハウジング120の前端面122と内表面113との間隔より狭くなるようにハウジング110,120同士が傾いてしまうことがあった。このようにハウジング110,120同士が傾くと、前記端子金具同士の安定した接触位置が確保できないという問題があった。また、防水コネクタ101は、ガタを詰めていない方向に振動が加わると、前記端子金具同士が微摺動を生じて、前記端子金具が摩耗してしまうという問題があった。
また、防水コネクタ101において、ハウジング110,120同士の嵌合方向に直交する方向に生じるガタを詰めるために、前述したパッキン130に加えて、筒部111の内周面からハウジング110,120同士の嵌合方向と直交する方向に突出したパッキンを設けることが考えられるが、このような構成の防水コネクタは、挿入力(ハウジング110,120同士を嵌合させる際にこれらを近づけるのに必要な力)が非常に高くなってしまうために望ましくない。あるいは、該パッキンを設けるスペースを確保するために筒部111内の寸法を大きく設定すると、防水コネクタが大型化するほか、ハウジング110,120間のガタが大きくなってしまうために望ましくない。
したがって、本発明の目的は、端子金具同士の安定した接触位置が確保できるとともに、端子金具の摩耗を防止できる防水コネクタを提供することにある。
前述した目的を達成するために、請求項1に記載の本発明の防水コネクタは、筒状に形成された筒部を有する第1のコネクタハウジングと、前記筒部内に挿入されて前記第1のコネクタハウジングと嵌合する第2のコネクタハウジングと、前記筒部の内周面に取り付けられかつ前記筒部の内周面と前記第2のコネクタハウジングの外周面との間を水密に保つシール部材と、を備えた防水コネクタにおいて、前記第1のコネクタハウジングと前記第2のコネクタハウジングとが嵌合した状態の時に、前記シール部材が、前記第2のコネクタハウジングを、前記コネクタハウジング同士の嵌合方向に直交する方向に沿って前記筒部の内側に向かって付勢する付勢手段を備えたことを特徴としている。
請求項2に記載の本発明の防水コネクタは、請求項1に記載の防水コネクタにおいて、前記シール部材が、前記第2のコネクタハウジングの嵌合方向前端の縁部と密着するとともに前記第2のコネクタハウジング側から離れるにしたがって前記筒部の内側に向かって前記嵌合方向に対して傾斜した傾斜部をさらに備えたことを特徴としている。
請求項3に記載の本発明の防水コネクタは、請求項1または請求項2に記載の防水コネクタにおいて、前記第2のコネクタハウジングの嵌合方向前端に、嵌合方向後端よりも外周が小さく形成され、かつ前記付勢手段によって付勢される段差部を備えたことを特徴としている。
請求項1に記載の防水コネクタは、第1のコネクタハウジングの筒部の内周面に取り付けられたシール部材の付勢手段が、第2のコネクタハウジングを、嵌合方向に直交する方向に沿って筒部の内側に向かって付勢することで、コネクタハウジング同士が傾くことを防止できるとともにコネクタハウジング同士を正確に調芯することができ、そのために端子金具同士の安定した接触位置が確保できる。同時に、シール部材が互いのコネクタハウジング間の嵌合方向と直交する方向に生じるガタを吸収するので、コネクタハウジング同士ががたつくことを防止でき、そのために端子金具同士が微摺動を生じることを防止できる。よって、端子金具の摩耗を防止することができる。
請求項2に記載の防水コネクタは、シール部材の傾斜部が第2のコネクタハウジングの嵌合方向前端の縁部に密着することで、第2のコネクタハウジングを嵌合方向に直交する方向に沿って筒部の内側に向かって付勢するとともに、第2のコネクタハウジングを嵌合方向前端から嵌合方向後方に付勢する。このような構成にすることで、コネクタハウジング同士が傾くことをさらに防止できるとともにコネクタハウジング同士をさらに正確に調芯することができ、そのために端子金具同士の安定した接触位置が確保できる。同時に、該シール部材が互いのコネクタハウジング間の嵌合方向と直交する方向、及び嵌合方向に生じるガタを吸収するので、コネクタハウジング同士ががたつくことをさらに防止でき、そのために端子金具同士が微摺動を生じることをさらに防止できる。よって、端子金具の摩耗をさらに防止することができる。
請求項3に記載の防水コネクタは、第2のコネクタハウジングの嵌合方向前端に段差部を形成することによって、筒部の内周面と第2のコネクタハウジングの外周面との間に、シール部材を配置するスペースを確保している。このような構成にすることで、筒部内の寸法と第2のコネクタハウジングの外周面との寸法差を最小に設定することができ、小型でがたつきの少ない防水コネクタを提供することができる。
本発明の一実施形態にかかる防水コネクタを図1ないし図3を参照して説明する。図1及び図2に示す防水コネクタ1は、自動車などに配索されるワイヤハーネスを構成する。防水コネクタ1は、図1に示すように、第1のコネクタハウジングとしての筒状の雌型のコネクタハウジング(以下雌ハウジングと呼ぶ)2と、第2のコネクタハウジングとしての雄型のコネクタハウジング(以下雄ハウジングと呼ぶ)3と、シール部材としてのパッキン4と、を備えている。
雌ハウジング2は、合成樹脂からなる。雌ハウジング2は、図1に示すように、本体部5と、筒状の筒部6と、を備えている。なお、本明細書では、筒状に形成されて内側に雄ハウジング3の本体部11などが挿入されるコネクタハウジングを雌型のコネクタハウジングと呼ぶ。
本体部5は、図1などに示すように、複数の雄型の端子金具(以下雄端子と呼ぶ)7を収容する。本体部5は、互いに並設された複数の端子収容室8を備えている。端子収容室8は、それぞれ、直線状に延びており、前述した雄端子7を収容する。
筒部6は、内側に雄ハウジング3の後述する本体部11を受け入れる。筒部6は、本体部5の外縁それぞれに連なる周壁9を複数備えて、箱状(筒状)に形成されている。即ち、筒部6は、本体部5に連なっている。周壁9の本体部5から離れた縁部は、雄ハウジング3の本体部11を受け入れるための開口部を形成している。
なお、特許請求の範囲及び本明細書に記載した嵌合方向(図1中矢印Kで示す)とは、開口部から挿入される本体部11が筒部6内を移動する方向をいう。また、特許請求の範囲及び本明細書に記載した筒部の内周面とは、周壁9の内表面のうち、前述した嵌合方向と平行に配された面をいう。
筒部6の図1中上側に位置する一つの周壁9には、係止孔10が形成されている。係止孔10内には、雄ハウジング3に設けられた後述の係止突起14が侵入して、該係止突起14が係止孔10に係合する。
雄ハウジング3は、合成樹脂からなる。雄ハウジング3は、図1に示すように、本体部11を備えている。なお、本明細書では、筒状の雌ハウジング2内に挿入される本体部11などを備えたコネクタハウジングを雄型のコネクタハウジングと呼ぶ。
本体部11は、複数の外壁3aによって筒状に形成されているとともに、図1などに示すように、複数の雌型の端子金具(以下雌端子と呼ぶ)12を収容する。本体部11は、互いに並設された複数の端子収容室13を備えている。端子収容室13は、それぞれ、直線状に延びており、前述した雌端子12を収容する。本体部11は、端子収容室13と雌ハウジング2の端子収容室8とが互いに連続するように、筒部6内に挿入される。
なお、特許請求の範囲及び本明細書に記載した第2のコネクタハウジングの外周面とは、本体部11の外壁3aの外表面のうち、嵌合方向と平行に配された面をいい、全周とは、この嵌合方向と平行に配された全ての面のことをいう。さらに、特許請求の範囲及び本明細書に記載した第2のコネクタハウジングの嵌合方向前端とは、本体部11の雌ハウジング2に近接する側の端をいい、第2のコネクタハウジングの嵌合方向後端とは、本体部11の雌ハウジングから離れた側の端をいう。
本体部11の図1中上側に位置する外壁3aには、係止突起14が形成されている。係止突起14は、前記外壁3aの外表面から突出している。係止突起14は、前述した係止孔10内に侵入して、係止孔10に係合する。なお、係止突起14が係止孔10に係合することで、筒部6内に侵入した本体部11が筒部6に固定される。即ち係止突起14が係止孔10に係合することで、ハウジング2,3同士が互いに嵌合する。
本体部11の嵌合方向前端には、嵌合方向後端よりも外周(全周の長さをいう。)が小さく形成された段差部15が形成されている。段差部15は、本体部11の全周に亘って形成されている。段差部15は、断面形状において、本体部11の嵌合方向前方部分が、外壁3aの外表面と本体部11の嵌合方向前端面16との双方から凹に陥没された格好で形成されている。
パッキン4は、弾性変形可能な合成樹脂からなる。パッキン4は、輪状に形成されている。パッキン4は、筒部6の開口部と離れた側の端部でかつ周壁9の内周面に全周に亘って取り付けられている。パッキン4は、周壁9の内周面に取り付けられる取付部40と、凸部41と、傾斜部42とを一体に備えている。
凸部41は、取付部40に連なり、かつ取付部40から筒部6の内側に向かって山型に突出している。本実施形態では凸部41は一つ設けられている。凸部41は、取付部40の全周に亘って設けられている。凸部41は、ハウジング2,3が互いに嵌合すると、段差部15の外周面と密着する。
傾斜部42は、取付部40及び凸部41に連なり、かつ凸部41よりも開口部から離れた側に設けられている。傾斜部42は、開口部即ち雄ハウジング3側から離れるにしたがって筒部6の内側に向かって前記嵌合方向に対して傾斜している。傾斜部42は、ハウジング2,3が互いに嵌合すると、本体部11の嵌合方向前端の縁部17と密着する。
パッキン4は、こうして本体部11に密着することで、本体部11の外周面即ち雄ハウジング3の外周面と、周壁9の内周面即ち筒部6の内周面との間を水密に保つとともに図3に示すように本体部11を筒部6の内側に向かって付勢する。図3は、ハウジング2,3が互いに嵌合した際のパッキン4と本体部11との位置関係及びパッキン4の本体部11への付勢力を説明する図である。
図3に示すように、ハウジング2,3が嵌合した状態でのパッキン4は、本体部11に押されることで弾性変形している(縮んでいる)。また、パッキン4には、弾性変形することで、図3中の矢印A1,A2,B1に示す方向の反発力が生じている。
図3に示すように、凸部41と段差部15の外周面との密着箇所に生じた反発力A1は、本体部11をその全周から嵌合方向に直交する方向に沿って筒部6の内側に向かって付勢する。また、傾斜部42と縁部17との密着箇所に生じた反発力A2及び反発力B1のうち、反発力A2は、本体部11をその全周から嵌合方向に直交する方向に沿って筒部6の内側に向かう方向に付勢し、反発力B1は、本体部11を嵌合方向前端から嵌合方向の後方に付勢する。なお、凸部41は、特許請求の範囲に記載した付勢手段をなしている。
このように、パッキン4が本体部11を、その全周から嵌合方向に直交する方向に沿って筒部6の内側に向かう方向に付勢することで、ハウジング2,3同士を正確に調芯することができるとともに、ハウジング2,3同士が嵌合方向に直交する方向にがたつくことを防止できる。また、パッキン4の傾斜部42が本体部11を、嵌合方向前端から嵌合方向後方に付勢することで、ハウジング2,3同士が嵌合方向にがたつくことを防止できる。
前述した構成の防水コネクタ1を組み立てる際には、まず、図1に示すように、筒部6の開口部と、本体部11とを相対させる。そして、図1中矢印Kで示す嵌合方向に沿ってハウジング2,3同士を相対的に近づけていく。
すると、本体部11が筒部6内に挿入されていき、係止突起14の外表面が周壁9の内表面と接触するとともに該周壁9を外側に撓ませる。続いて本体部11が挿入されていくと、係止突起14の外表面が周壁9の内表面上を摺動する。
さらに本体部11が挿入されていくと、嵌合方向前端の縁部17がパッキン4の凸部41に当接し、続いて段差部15の外周面が凸部41上を摺動することで凸部41を弾性変形させる。
そして、係止突起14が雌ハウジング2の係止孔10内に係合することでハウジング2,3同士が互いに嵌合し、縁部17がパッキン4の傾斜部42に突き当たる。このようにして防水コネクタ1は組み立てられる。
本実施形態の防水コネクタ1によれば、雌ハウジング2の筒部6の内周面に取り付けられたパッキン4のうち凸部41が雄ハウジング3の本体部11に形成された段差部15の外周面に密着することで、本体部11をその全周から嵌合方向と直交する方向に沿って筒部6の内側に向かって付勢するとともに、パッキン4の傾斜部42が本体部11の縁部17に密着することで、本体部11をその全周から嵌合方向と直交する方向に沿って筒部6の内側に向かう方向、及び嵌合方向前端から嵌合方向後方に付勢する。このようにすることで、ハウジング2,3同士が傾くことを防止できるとともにハウジング2,3同士を正確に調芯することができ、そのために端子金具7,12同士の安定した接触位置が確保できる。同時に、パッキン4が互いのハウジング2,3間の嵌合方向と直交する方向、及び嵌合方向に生じるガタを吸収するので、ハウジング2,3同士ががたつくことを防止でき、そのために端子金具7,12同士が微摺動を生じることを防止できる。よって、端子金具7,12の摩耗を防止することができる。
また、パッキン4を雌ハウジング2の筒部6の内側に設けたことによって、パッキン4を保護するためのフードを設ける必要がなくなり、その分、雌ハウジング2の小型化を図ることができる。
さらに、防水コネクタ1は、本体部11に段差部15を形成することによって、筒部6の周壁9の内周面と本体部11の外周面との間に、パッキン4を配置するスペースを確保している。このような構成にすることで、筒部6の内部の寸法と本体部11の外周面との寸法差を最小に設定することができ、小型でがたつきの少ない防水コネクタ1を提供することができる。
さらに、段差部15を設けたことにより、雄ハウジング3を単体で輸送している間に雄ハウジング3を誤って落下させた場合にも、パッキン4の凸部41と密着する段差部15の外周面が地面と接触することが無く該段差部15の破損を防止できる。したがって確実な防水性を確保することができる。
なお、上述した実施形態の防水コネクタ1は、パッキン4が凸部41と傾斜部42とを一体に備えていたが、本発明の防水コネクタは、凸部41と傾斜部42とが別体で設けられていても良い。
なお、上述した実施形態の防水コネクタ1は、本体部11の嵌合方向前方に段差部15を設けることによってパッキン4を配置するスペースを確保していたが、本発明の防水コネクタは、筒部6の周壁9の内周面に凹みを設けることでパッキン4を配置するスペースを確保するようにしても良い。
なお、上述した実施形態の防水コネクタ1は、付勢手段として一つの凸部41を備えていたが、本発明の防水コネクタは、付勢手段として、ハウジング2,3の嵌合方向に沿って並べられた複数の凸部41を備えていても良い。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明の第1の実施形態にかかる防水コネクタの雌ハウジングと雄ハウジングが嵌合される前の状態を示す断面図である。 図1に示された防水コネクタの雌ハウジングと雄ハウジングが嵌合された状態を示す断面図である。 図2に示された防水コネクタのパッキンの本体部への付勢力を説明する図である。 従来の防水コネクタを示す断面図である。
符号の説明
1 防水コネクタ
2 雌ハウジング(第1のハウジング)
3 雄ハウジング(第2のハウジング)
4 パッキン(シール部材)
6 筒部
15 段差部
17 縁部
40 取付部
41 凸部(付勢手段)
42 傾斜部
K 嵌合方向

Claims (3)

  1. 筒状に形成された筒部を有する第1のコネクタハウジングと、前記筒部内に挿入されて前記第1のコネクタハウジングと嵌合する第2のコネクタハウジングと、前記筒部の内周面に取り付けられかつ前記筒部の内周面と前記第2のコネクタハウジングの外周面との間を水密に保つシール部材と、を備えた防水コネクタにおいて、
    前記第1のコネクタハウジングと前記第2のコネクタハウジングとが嵌合した状態の時に、前記シール部材が、前記第2のコネクタハウジングを、前記コネクタハウジング同士の嵌合方向に直交する方向に沿って前記筒部の内側に向かって付勢する付勢手段を備えたことを特徴とする防水コネクタ。
  2. 前記シール部材が、前記第2のコネクタハウジングの嵌合方向前端の縁部と密着するとともに前記第2のコネクタハウジング側から離れるにしたがって前記筒部の内側に向かって前記嵌合方向に対して傾斜した傾斜部をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の防水コネクタ。
  3. 前記第2のコネクタハウジングの嵌合方向前端に、嵌合方向後端よりも外周が小さく形成され、かつ前記付勢手段によって付勢される段差部を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の防水コネクタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013239369A (ja) * 2012-05-16 2013-11-28 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk 防水コネクタ
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