JP2007071339A - 木材用連結金具 - Google Patents

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Abstract

【課題】短いムク材を繋ぎ合わせて長尺材にできる木材用連結金具の提供。
【解決手段】 二本の木材2を端面で合わせて一本化する木材用連結金具1であって、木材端面の下穴12にネジ込む二本のラグスクリュー3と、双方木材の端面に埋め込まれたラグスクリューにネジ込んで両ラグスクリューを一本化する連結ネジ4とからなり、二本の木材の端面の周囲に切欠溝18を形成し、切欠溝を中心に対向する木材端面に下穴12を形成し、各ラグスクリューは一方の頭部端面に右ネジの雌ネジを、他方の頭部端面に左ネジの雌ネジを有し、連結ネジは長手方向中間部に工具用係止部を有し、長手方向の一方に右ネジの雄ネジを、他方に左ネジの雄ネジを形成し、連結ネジのネジ込み作用でラグスクリューを一本化し且つラグスクリューの頭部と連結ネジの係止部を切欠溝内に収容する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、短い木材を繋ぎ合わせて長尺材を形成するための木材用連結金具に関する。
梁はムク材の場合、長さが一定値(例えば6m)を超えると、入手が困難なことから、価格が割り高になる。また、長尺の梁は集成材であれば製造できるが、ムク材であれ集成材であれ長尺になるにつれて自重が重くなり、その取り扱いが不便になることに変わりはない。従って、短いムク材を現場で繋ぎ合わせて長尺材とできれば、ムク材の美観を保持しながら上記問題を解決できる。
本発明は上記実情を考慮して創作されたもので、短いムク材を現場で繋ぎ合わせて長尺材とすることの可能な木材用連結金具を提供することを目的とする。
本発明は、二本の木材をその端面同士で突き合わせて一本化するための木材用連結金具に関する。そして、突き合わせる各木材の端面の下穴にネジ込む二本のラグスクリューと、双方の木材の端面に埋め込まれたラグスクリューに対してネジ込むことによって両ラグスクリューを一本化する連結ネジとからなる。二本の木材に対してはその突き合わせ箇所の周囲には切欠溝を形成すると共に、切欠溝を中心にして対向する双方の木材の端面には下穴をそれぞれ形成しておく。そして、二本のラグスクリューは、一方の頭部の端面には右ネジの雌ネジを有し、他方の頭部の端面には左ネジの雌ネジを有する。連結ネジはその長手方向の中間部に工具用の係止部を有すると共に、長手方向の一方には右ネジの雄ネジを、他方には左ネジの雄ネジをそれぞれ形成する。そして、連結ネジのネジ込み作用によって二本のラグスクリューを一本化すると共に、二本のラグスクリューの頭部と連結ネジの係止部を切欠溝内に収容することを特徴とする。
本発明の木材用連結金具によれば、一本化した二本のラグスクリューの頭部と連結ネジの係止部を、切欠溝内に収容するので、木材の突き合わせ状態を維持でき、その上、木材にムク材を用いれば、繋ぎ合わせて一本化したムク材の長尺材とすることができる。また、連結ネジの一方に右ネジの雄ネジを、他方に左ネジの雄ネジを用い、それに対応して一方のラグスクリューの頭部に右ネジの雌ネジを、他方のラグスクリューの頭部に左ネジの雌ネジを形成してあるので、木材端面の下穴にラグスクリューをネジ込み、連結ネジを係止部を利用してネジ締めすれば、一回のネジ締め操作で両方のラグスクリューが一本化し、長尺材とすることができる。従って、連結ネジのネジ締め作業を現場で行えば、工場から現場までは木材を短いまま運搬でき、取り扱いに都合が良い。
木材用連結金具1は図1に示すように、三つの部品、即ち、木材2の端面にネジ込むラグスクリュー3を二つと、2つのラグスクリュー3を一本化する連結ネジ4とから構成してある。そして、連結金具1を2組使用して、二本の木材2を一本化する。
各ラグスクリュー3は図5に示すように、スクリュー本体5の先端にガイド軸6を着脱可能にネジ込んだもので、具体的な寸法を一例として挙げれば直径20〜40mm、長さ200〜300mmである。
スクリュー本体5は、工具を取り付ける頭部7と、頭部7から延長する円柱状の軸部8と、軸部8の外側に螺旋状に突出するネジ山9とからなる。
頭部7は例えば六角頭に形成してある。そして、二本のラグスクリュー3,3は図2、図5に示すように、その端面には雌ネジをあけてあり、そのうち一本については一般的な右ネジの雌ネジ10aにし、残りの一本については左ネジの雌ネジ10bにしてある。
軸部8の先端面には図5に示すように、ガイド軸6に着脱するための凹部(雌ネジ)11を軸線方向に沿ってあけてある。なお、軸部8の直径を19mm以上にしたものに適用することが望ましい。
ガイド軸6は軸部8と同径の棒体であって、木材2の端面の下穴12(図1又は図2参照)への差込み易さを考慮して先部を末端側に向かって径が大きくなるテーパー状に形成すると共に、先端面には工具取付部13(図1では六角穴)を有し、ガイド軸6の末端には、凹部11に係止する凸部(雄ネジ)14を軸線方向に沿って突出してある。
連結ネジ4は図1〜図3に示すように、小径軸部15の長手方向の中間部に工具用の係止部16(六角ナット)を、ラグスクリュー3の頭部と同径に形成し、長手方向の片側には右ネジの雄ネジ17aを、反対側には左ネジの雄ネジ17bを設けてある。
木材2はムク材であって、種類としては杉が挙げられ、具体的な寸法の一例としては背丈が360mmよりも高く、長さは数m程度のものが挙げられる。また、各木材2の端面の周囲には図1〜図4に示すように、その横幅中間部に上下に間隔をあけて切欠溝18をあけ、切欠溝18の奥には下穴12をガイド軸6とほぼ同径に且つ木材2の長手方向に沿って形成してある。切欠溝18と下穴12をあける位置は、二本の木材2を突き合わせたときに対向する位置関係とする。そして、下穴12にラグスクリュー3をネジ込むことによって、切欠溝18内にはラグスクリュー3の頭部7を収容する。また、突き合わて一本化した二本の木材2,2は、上側と下側でそれぞれ2つの切欠溝18,18を連通し、連通する切欠溝18に跨って連結ネジ4の係止部16を収容してある。従って、各切欠溝18は頭部7にスパナ等の工具を取り付けてネジ締め可能な大きさに形成してあるし、連通する二つの切欠溝18は、係止部16に工具を取り付けてネジ締め可能な大きさに形成してある。
上述した連結金具1は以下の要領で使用する。まず、図1に示す木材2の下穴12を組立前に工場で予めあけ、ラグスクリュー3を下穴12に予めネジ込んで、各切欠溝18内にラグスクリュー3の頭部7を収容しておく。そして、現場では木材2の端面を向かい合わせて近づけ、上側及び下側の対向する二つのラグスクリュー3に対して連結ネジ4をそれぞれネジ込む。木材2の重量を無視して考えれば連結ネジ4のネジ込みによって木材2,2同士が接近するのであるが、実際はかなりの重量があるので、連結ネジ4のネジ込み操作と共に、木材2を接近する方向に押し込む。この際には上側と下側の連結ネジ4を同期させてネジ込むことによって、連結ネジ4のネジ込み作業が支障なく行われ、木材2の端面同士が突き合わさって長尺材となる。なお、木材2を地面に置いてネジ込む場合には、下側のラグスクリュー3に連結ネジ4をネジ込むために、木材2をその背丈方向(上下方向)が横向きとなる状態に寝かせる。
本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、切欠溝18は突き合わせる二本の木材2のうち一本にのみ形成してもよく、この場合、切欠溝18を上述した例の2倍の大きさに少なくとも形成する。また、連結金具1は、上述例では二本の木材2に対して2組用いたが、1組、又は3組以上であってもよい。
木材組立前における連結金具の使用方法を示す分解斜視図である。 木材組立前における連結金具の使用方法を示す平面図である。 木材組立前における連結金具の使用方法を示す縦断面図である。 木材組立後における連結金具の使用状態を示す平面図である。 (イ)(ロ)(ハ)図はラグスクリューの正面図、分解断面図、右側面図である。
符号の説明
1 連結金具
2 木材
3 ラグスクリュー
4 連結ネジ
7 頭部
10a 右ネジの雌ネジ
10b 左ネジの雌ネジ
12 下穴
16 係止部
17a 右ネジの雄ネジ
17b 左ネジの雄ネジ
18 切欠溝

Claims (1)

  1. 二本の木材(2)をその端面同士で突き合わせて一本化するための木材用連結金具(1)であって、
    突き合わせる各木材の端面の下穴(12)にネジ込む二本のラグスクリュー(3)と、双方の木材の端面に埋め込まれたラグスクリューに対してネジ込むことによって両ラグスクリューを一本化する連結ネジ(4)とからなり、
    二本の木材(2)に対してはその突き合わせ箇所の周囲には切欠溝(18)を形成すると共に、切欠溝を中心にして対向する双方の木材の端面には下穴(12)をそれぞれ形成しておき、
    二本のラグスクリュー(3)は一方の頭部の端面には右ネジの雌ネジ(10a)を有し、他方の頭部の端面には左ネジの雌ネジ(10b)を有し、
    連結ネジ(4)はその長手方向の中間部に工具用の係止部(16)を有すると共に、長手方向の一方には右ネジの雄ネジ(17a)を、他方には左ネジの雄ネジ(17b)をそれぞれ形成し、
    連結ネジ(4)のネジ込み作用によって二本のラグスクリューを一本化すると共に、二本のラグスクリュー(3)の頭部(7)と連結ネジ(4)の係止部(16)を切欠溝(18)内に収容することを特徴とする木材用連結金具。
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