JP2007071060A - バルブタイミング調整装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 作動不良及び破損を防止するバルブタイミング調整装置を提供する。
【解決手段】 バルブタイミング調整装置は、内部へ潤滑流体を導入するための導入孔及び第一内歯車部22を有し、カム軸と連動して回転する第一回転体20と、軸方向において隣接する第一内歯車部22を挟んで導入孔とは反対側に位置する第二内歯車部14を有し、クランク軸と連動して回転する第二回転体10と、第一外歯車部及び第二外歯車部を有し、それら第一外歯車部及び第二外歯車部がそれぞれ第一内歯車部22及び第二内歯車部14に噛合しつつ一体に遊星運動することにより第一回転体20と第二回転体10との間の相対回転位相を変化させる遊星歯車とを備え、第二内歯車部14の歯先円90は第一内歯車部22の歯底円92よりも大径である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、クランク軸からのトルク伝達によりカム軸が開閉する吸気弁及び排気弁のうち少なくとも一方のバルブタイミングを調整する内燃機関のバルブタイミング調整装置に関する。
従来、クランク軸及びカム軸とそれぞれ連動して回転する二つの回転体間の相対回転位相を変化させることにより、バルブタイミングを調整するバルブタイミング調整装置が知られている。例えば特許文献1,2には、遊星歯車を主体とする差動歯車機構により二つの回転体間の相対回転位相を変化させるバルブタイミング調整装置が開示されている。
バルブタイミング調整装置において差動歯車機構を用いる場合、内燃機関の運転状態に追従する当該機構の作動頻度は極めて高くなることから、構成歯車の噛合部分等では磨耗が生じ易い。そこで特許文献1に開示の装置では、カム軸を通じて装置内部へ潤滑油を導入するようにしている。
また一方、特許文献2に開示の装置では、クランク軸及びカム軸の各々の連動回転体に設けられて軸方向で隣接する二つの内歯車部を、遊星歯車に設けられた二つの外歯車部に噛合させている。これにより、特許文献1に開示の装置と比べて、コンパクトな設計で大きな減速比を得ることが可能となっている。
米国特許第6637389B2号明細書 独国特許発明第4110195C2号明細書
ここで特許文献2に開示の装置において、特許文献1に開示の如くカム軸を通じて潤滑油を導入する構成を想定してみる。この想定構成では、カム軸に近い内歯車部よりもカム軸から遠い内歯車部が大径となることから、前者の小径内歯車部と遊星歯車との間を通過した潤滑油が回転体の遠心力を受けることで、後者の大径内歯車部と遊星歯車との間へと達することができる。故に、コンパクト設計並びに大減速比という効果に加え、良潤滑性という効果が得られることになる。しかしながら、上記想定構成において潤滑油に混入する磨耗粉等の異物は、四つの歯車部の中では大径内歯車部の歯に付着し易く、その上、上記想定構成では、大径内歯車部の歯先円が小径内歯車部の歯底円よりも小径であることにより、それら歯車部の歯同士が軸方向で重なって近接しているため、大径内歯車部に付着した異物が剥がれると、当該異物が小径内歯車部とその噛合対象の外歯車部との間に侵入して噛み込まれ、作動ロックや破損といった問題が生じてしまう。
本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、作動不良及び破損を防止するバルブタイミング調整装置を提供することにある。
請求項1〜11に記載の発明によると、軸方向において第一内歯車部と隣接する第二内歯車部は、第一内歯車部を挟んで導入孔とは反対側に位置する。これにより、導入孔を通じて内部へ導入された潤滑流体は、導入孔に近い第一内歯車部と遊星歯車の第一外歯車部との間を通過すると、導入孔から遠い第二内歯車部側へと向かうこととなる。ここで請求項1〜11に記載の発明では、第二内歯車部の歯先円が第一内歯車部の歯底円よりも大径となっているので、第一及び第二回転体の遠心力を受ける潤滑流体は、第一内、外歯車部間の通過後、第二内歯車部と遊星歯車の第二外歯車部との間に到達し得る。それ故、潤滑流体中の異物が歯に付着する可能性は、第一内、外歯車部及び第二内、外歯車部の中では第二内歯車部が最も高くなるが、第一内、外歯車部間から第二内、外歯車部間へと向かう流れによって、第二内歯車部への異物の付着が抑制され、また付着したとしても剥がれ易くなる。したがって、異物の付着による作動抵抗の増大を抑えて作動応答性の低下を防止することができる。さらに、第二内歯車部の歯先円が第一内歯車部の歯底円よりも大径であることによりそれら内歯車部の歯同士が軸方向で重ならず離間しているので、第二内歯車部に付着した異物が剥がれたとしても、当該異物は第一内、外歯車部の間に侵入し難い。したがって、第二内歯車部から剥がれた異物が第一内、外歯車部間に噛み込まれ、その結果、作動ロックや破損が生じる事態をも防止することができる。以上、請求項1〜11に記載の発明によれば、作動応答性の低下、作動ロックといった作動不良や破損を防止して、高い応答性と耐久性を確保することができる。
請求項3に記載の発明によると、第一外歯車部は、二段円筒状の遊星歯車の小径部分に形成され、第二外歯車部は当該二段円筒状の遊星歯車の大径部分に形成される。これにより、大小異なる二つの外歯車部を備えた遊星歯車を例えば成形操作により形成することができるが、第二外歯車部の歯底円が第一外歯車部の歯先円よりも大径であることにより外歯車部間の径差が大きくなるので、その成形が容易となる。したがって、製造コストの低減に繋がる。
請求項4に記載の発明によると、第一内歯車部と第二内歯車部とは互いに当接するが、第二内歯車部の歯先円は第一内歯車部の歯底円よりも大径となっているので、それら内歯車部の歯同士は当接せず、径方向で互いに離間する。したがって、軸方向で隙間なく近接した内歯車部間においても、歯から剥がれた異物の移動を防止することができる。
尚、第一内歯車部と第二内歯車部とは、軸方向に隙間をあけた状態で隣接するものであってもよい。
請求項5に記載の発明によると、少なくとも一つの導入孔の出口部は、第一内歯車部の内周側へ向かって開口するので、当該出口部を通じて内部へ導入された潤滑流体を遠心力により第一内、外歯車部の間、さらには第二内、外歯車部との間へと確実に到達させることができる。したがって、作動不良及び破損の防止効果が向上する。
請求項6に記載の発明によると、導入孔は、第一内歯車部及び第二内歯車部の共通の周方向において複数設けられるので、それらの内歯車部と、対応する外歯車部との間の潤滑性を周方向において満遍なく発揮させることができる。
請求項7に記載の発明によると、第二回転体は、第一内歯車部及び第二内歯車部を挟んで導入孔とは反対側から外部へ潤滑流体を排出するための排出孔を有するので、導入孔から第一内、外歯車部間及び第二内、外歯車部間を順次通過して排出孔へと至る流れが生まれる。これにより、清浄な潤滑流体を第一内、外歯車部間及び第二内、外歯車部間へ逐次送り込んで、潤滑流体や異物の滞留を抑制することができる。
請求項8に記載の発明によると、少なくとも一つの排出孔の入口部は、第二内歯車部の歯溝へ向かって開口するので、第二内、外歯車部間を通過した潤滑流体を確実に排出させることができる。したがって、潤滑流体及び異物の滞留抑制効果が向上する。
尚、排出孔については、第一内歯車部に対して軸方向の導入孔と同じ側において第一回転体に設けることも可能であり、またその場合には、例えば第一内歯車部の歯溝へ向かって排出孔の出口部を開口させることが可能である。
請求項9に記載の発明によると、遊星歯車を内周側から自転自在に支持する遊星枠には、制御ユニットにより制御された回転トルクが遊星歯車の公転方向に与えられる。この回転トルクを受けて遊星歯車は遊星運動し、第一、第二回転体間の相対回転位相変化を生じさせるので、制御ユニットの回転トルク制御によって当該相対回転位相、さらにはバルブタイミングを正確に調整することができる。そして特に、作動不良と破損の防止とによって高い応答性と耐久性とが確保された状態にあるので、バルブタイミングの正確な調整を長期に亘って実現することができる。
請求項10に記載の発明によると、制御ユニットは、遊星枠に与える回転トルクを電動モータにより発生する。このように、高精度に電気制御可能な電動モータを用いることでバルブタイミングの調整精度を高めることができる。
尚、制御ユニットは、電動モータにより回転トルクを発生させるもの以外にも、例えば油圧モータや電磁ブレーキ装置等により回転トルクを発生させるものであってもよい。
請求項11に記載の発明によると、吸気弁のバルブタイミングを調整するバルブタイミング調整装置は、電動モータが発生する回転トルクにより遊星枠が第二回転体に対して遅角方向へ相対回転するとき、第一回転体が第二回転体に対して遅角方向へ相対回転する。このような構成では、内燃機関の回転中に電動モータが停止すると、第二内歯車部に対して遊星枠を遅角方向へ相対回転させる回転トルクが発生し、第一回転体が第二回転体に対して遅角方向へ相対回転する。それ故、故障時等に電動モータが急停止したとしても、内燃機関の始動が可能な遅角側の安全位相へとバルブタイミングを変移させることができる。また、第二回転体に対する遅角方向への相対回転を遊星枠及び第一回転体について同時に成立させるには、例えば第一内、外歯車部の径をそれぞれ第二内、外歯車部の径よりも小さくし、第一内、外歯車部の歯数をそれぞれ第二内、外歯車部の歯数よりも少なくする必要がある。しかし、このような各歯車部の径設定は、第二内歯車部の歯先円が第一内歯車部の歯底円よりも大径となる構成を妨げないので、作動不良及び破損の防止と内燃機関の始動の確保とを両立させることができる。
尚、バルブタイミング調整装置は、排気弁のバルブタイミングを調整するものであってもよい。また、バルブタイミング調整装置は、調整対象の弁の種類に拘らず、電動モータが発生する回転トルクにより遊星枠が第二回転体に対して遅角方向へ相対回転するときに第一回転体が第二回転体に対して進角方向へ相対回転するものであってもよい。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図2は、本発明の一実施形態によるバルブタイミング調整装置1を示している。バルブタイミング調整装置1は、内燃機関のクランク軸からカム軸2へ機関トルクを伝達する伝達系に設けられている。バルブタイミング調整装置1は、クランク軸とカム軸2との間の相対回転位相を変化させることにより、内燃機関の吸気弁のバルブタイミングを調整する。
バルブタイミング調整装置1は、駆動側回転体10、従動側回転体20、制御ユニット30、遊星枠40、遊星歯車50を備えている。
駆動側回転体10と従動側回転体20とは共同して、遊星枠40及び遊星歯車50等の収容空間11を内部に形成している。
図2,3に示すように駆動側回転体10は、有底円筒状の歯車部材12と、二段円筒状のスプロケット13とを同軸に組み合わせて構成されている。歯車部材12の周壁部は、歯先円面が歯底円の内周側にある駆動側内歯車部14を形成している。歯車部材12は、駆動側内歯車部14の外周壁がスプロケット13の大径部15の内周壁に嵌合した状態でスプロケット13に螺子留めされている。スプロケット13において大径部15と小径部16との間を繋ぐ段差部17には、外周側へ突出する形態で複数の歯19が設けられており、これらの歯19とクランク軸の複数の歯との間で環状のタイミングチェーンが巻き掛けられる。故に、クランク軸から出力された機関トルクがタイミングチェーンを通じてスプロケット13へ入力されるときには、駆動側回転体10はクランク軸と連動して、当該軸に対する相対位相を保ちつつ回転軸線O周りに回転する。このとき駆動側回転体10の回転方向は、本実施形態では図3の反時計方向となる。
図2,4に示すように従動側回転体20は有底円筒状であり、駆動側回転体10及びカム軸2と同軸に配置されている。従動側回転体20の底壁部は、カム軸2の一端部にボルト固定される固定部21を形成している。そして、このボルト固定によって従動側回転体20は、カム軸2と連動して当該軸2に対する相対回転位相を保ちつつ回転軸線O周りに回転可能となっており、また駆動側回転体10に対して相対回転可能となっている。尚、以下の説明では、駆動側回転体10に対して従動側回転体20が進角する相対回転方向を進角方向Xといい、駆動側回転体10に対して従動側回転体20が遅角する相対回転方向を遅角方向Yという。
従動側回転体20の周壁部は、歯先円が歯底円の内周側にある従動側内歯車部22を形成している。ここで、従動側内歯車部22の内径は駆動側内歯車部14の内径よりも小さく設定され、従動側内歯車部22の歯数は駆動側内歯車部14の歯数よりも少なく設定されている。従動側内歯車部22の外周壁はスプロケット13における小径部16及び段差部17の内周壁に嵌合しており、それによって従動側回転体20が駆動側回転体10を内周側から相対回転自在に支持している。従動側内歯車部22において固定部21とは反対側端部には、外周側へ突出するフランジ部23が設けられている。フランジ部23は、軸方向において向き合う駆動側内歯車部14の端面24と段差部17の端面25との間に挟持されている。この挟持形態により、駆動側回転体10の軸方向を向く端面24,25に対してフランジ部23の両面28,29が相対回転自在に当接する従動側内歯車部22は、軸方向相対変位が規制された状態下、駆動側内歯車部14に対して軸方向にずれて隣接している。
図2に示すように制御ユニット30は、電動モータ32、通電制御回路33等から構成されている。電動モータ32は、回転体10,20を挟んでカム軸2とは反対側に配置されている。電動モータ32は例えばブラシレスモータ等であり、内燃機関にステー(図示しない)を介して固定されるモータケース31並びにモータケース31によって正逆回転自在に支持されるモータ軸34を有している。通電制御回路33はマイクロコンピュータ等の電気回路であり、モータケース31の外部又は内部に配置されて電動モータ32と電気的に接続されている。通電制御回路33は、電動モータ32のコイル(図示しない)への通電を内燃機関の運転状態等に応じて制御する。この通電制御によって電動モータ32は、モータ軸34の周りに回転磁界を形成し、当該回転磁界の方向に応じた方向X,Y(図5参照)の回転トルクをモータ軸34から出力する。
図2,5に示すように、遊星枠40の入力部41は回転体10,20及び軸2,34と同軸の円筒状であり、継手42を介してモータ軸34に固定されている。この固定によって遊星枠40は、モータ軸34と連動して回転軸線O周りに回転可能となっており、また駆動側回転体10に対しては相対回転可能となっている。入力部41は、歯車部材12の底壁部18を軸方向へ貫通する中心孔19の内周側に配置されており、ベアリング43を介して駆動側回転体10を内周側から支持している。
図2,3に示すように、遊星枠40において入力部41よりも固定部21側の偏心部44は、回転体10,20及び軸2,34に対して外周壁が偏心する円筒状である。偏心部44は、遊星歯車50を軸方向へ貫通する中心孔51の内周側に配置されており、ベアリング45を介して遊星歯車50を内周側から支持している。この支持により遊星歯車50は、偏心部44の外周壁の中心軸線である偏心軸線P周りに自転可能且つ偏心部44の回転方向へ公転可能となっている。即ち遊星歯車50は、遊星運動可能に配置されている。
図2〜4に示すように遊星歯車50は二段円筒状であり、歯先円が歯底円の外周側にある駆動側外歯車部52及び従動側外歯車部54をそれぞれ大径部分及び小径部分によって形成している。ここで、駆動側外歯車部52の歯数は駆動側内歯車部14の歯数よりも所定数N(ここでは一つ)少なく設定され、また従動側外歯車部54の歯数は従動側内歯車部22よりも所定数N少なく設定されている。したがって、従動側外歯車部54の歯数は駆動側外歯車部52の歯数よりも少ない。駆動側外歯車部52は駆動側内歯車部14の内周側に配置されて、当該歯車部14の一部と噛み合っている。また、駆動側外歯車部52よりも固定部21側の従動側外歯車部54は従動側内歯車部22の内周側に配置されて、当該歯車部22の一部と噛み合っている。
以上の構成により回転体10,20の内部空間11には、偏心部44の外周側で駆動側内歯車部14と従動側内歯車部22とが遊星歯車50を介して連繋してなる差動歯車機構60が形成されている。そしてこの差動歯車機構60において、遊星枠40が駆動側回転体10に対して相対回転しないときには、遊星歯車50が外歯車部52,54と内歯車部14,22との噛合位置を保ちつつ回転体10,20と共に回転する。これにより回転体10,20間の相対回転位相が保持されるので、バルブタイミングも保持される。一方、回転トルクの方向Xへの増大等に伴い遊星枠40が駆動側回転体10に対して進角方向Xへ相対回転するときには、遊星歯車50が外歯車部52,54と内歯車部14,22との噛合位置を変化させつつ遊星運動することにより、従動側回転体20が駆動側回転体10に対して進角方向Xへ相対回転する。したがって、バルブタイミングが進角側へ変移する。また一方、回転トルクの方向Yへの増大、電動モータ32の急停止等に伴い遊星枠40が駆動側回転体10に対して遅角方向Yへ相対回転するときには、遊星歯車50が外歯車部52,54と内歯車部14,22との噛合位置を変化させつつ遊星運動することにより、従動側回転体20が駆動側回転体10に対して遅角方向Yへ相対回転する。したがって、バルブタイミングが遅角側へ変移し、特に電動モータ32の急停止の場合には、内燃機関の始動が可能な最遅角位相のバルブタイミングを実現することができる。
次に、バルブタイミング調整装置1の特徴部分についてさらに詳しく説明する。
図2,6に示すように固定部21には、潤滑流体である内燃機関用潤滑油を回転体10,20の内部空間11へ導入するために二つの導入孔70が形成されている。これらの導入孔70は、回転軸線Oに関して対称となる二箇所にそれぞれ設けられており、内歯車部14,22の共通の周方向と一致する固定部21の周方向において等間隔に並んでいる。各導入孔70において上流側の絞り部72は、固定部21の径方向へ長く且つ扁平な長孔状である。ここで絞り部72の入口部は、カム軸2においてポンプ4から潤滑油が吐出供給される二つの供給孔5のうち対応するものに連通しており、また絞り部72の流路面積は、当該対応供給孔5の流路面積よりも絞られている。さらに各導入孔70において絞り部72よりも下流側の案内部74は、固定部21の軸方向へ延びる円筒孔状である。ここで案内部74の出口部は、従動側内歯車部22の歯先円86よりも内周側へ向かって開口しており、それにより回転体10,20の内部空間11と連通している。
図2,5に示すように、歯車部材12において固定部21とは差動歯車機構60を挟んで反対側に位置する底壁部18に、内部空間11から外部へ潤滑油を排出するための排出孔80が九つ形成されている。これらの排出孔80は、内歯車部14,22の共通の周方向と一致する底壁部18の周方向に互いに設定間隔をあけて並んでおり、底壁部18を軸方向へ貫通する円筒孔状をそれぞれ呈している。ここで排出孔80の出口部は、底壁部18と電動モータ32との間の外部空間へ向かって開口している。また、排出孔80の入口部は、駆動側内歯車部14の歯溝88へ向かって開口しており、それにより内部空間11と連通している。
図1に示すように装置1は、内歯車部14,22の歯の径設定に特に大きな特徴を有している。即ち装置1では、駆動側内歯車部14の歯先円90が従動側内歯車部22の歯底円92よりも大径に設定されている。これにより内歯車部14,22は、上述の如く面24,28同士では当接しているものの、歯同士では、軸方向で重ならず径方向で互いに離間した形となっている。尚、図7に示すように装置1では、上記歯先円90及び歯底円92の径設定に合わせて、駆動側外歯車部52の歯底円96が従動側外歯車部54の歯先円98よりも大径に設定されている。
こうした構成の装置1において、各供給孔5への供給潤滑油は各導入孔70に流入し、それら各孔70の絞り部72を通過することで流量制限を受ける。故に装置1で使用する潤滑油量は制限されるので、内燃機関の潤滑に及ぶ影響が小さくなる。また、各導入孔70において絞り部72を通過した潤滑油は案内部74により案内されて、案内部74の出口部から従動側内歯車部22の内周側へ向かって噴出する。その結果、内部空間11に流入した潤滑油はその供給圧による軸方向力を受けつつ回転体10,20の遠心力を受けることで、まず、導入孔70に近い従動側内、外歯車部22,54間を流動する。さらに、上記軸方向力及び遠心力を受ける潤滑油は、従動側内、外歯車部22,54よりも導入孔70から遠く且つそれら内歯車部22,54よりも大径の駆動側内、外歯車部14,52間へと到達し、そこを流動する。
このような内部空間11における潤滑油流動により従動側内、外歯車部22,54間及び駆動側内、外歯車部14,52間が潤滑されるが、その潤滑に伴って磨耗粉等の異物が潤滑油に混入する。かかる混入異物については、従動側内、外歯車部22,54及び駆動側内、外歯車部14,52の中では、大外の駆動側内歯車部14に付着する可能性が高くなる。しかし、装置1では、従動側内、外歯車部22,54間及び駆動側内、外歯車部14,52間を抜ける潤滑油流動により、駆動側内歯車部14への異物の付着が抑制され、また付着したとしても剥がれ易くなる。故に、異物の付着による作動抵抗の増大を抑えて作動応答性の低下を防止することができる。しかも装置1では、特徴的な歯先円90及び歯底円92の径設定により内歯車部14,22の歯同士が軸方向で重ならず径方向で離間しているので、駆動側内歯車部14に付着した異物が剥がれたとしても、当該異物が従動側内、外歯車部22,54間に侵入し難い。さらに装置1では、各排出孔80の入口部が駆動側内歯車部14の歯溝82へ向かって開口しているので、異物を含む潤滑油が駆動側内、外歯車部14,52間から確実に排出される。したがって、従動側内、外歯車部22,54間及び駆動側内、外歯車部14,52間に異物が噛み込まれて作動ロックや歯の破損が生じる事態を防止することができる。
以上より装置1では、高い応答性と耐久性を確保することができるので、制御ユニット30の回転トルク制御に従う正確なバルブタイミング調整が長期に亘って実現される。
その他、装置1では、二段円筒状の遊星歯車50において大径部分に形成される駆動側外歯車部52の歯底円96が、当該二段円筒状の遊星歯車50の小径部分に形成される従動側外歯車部54の歯先円98よりも大径に設定されている。これにより外歯車部52,54の径差が十分大きく確保されるので、それら大小二つの外歯車部52,54を備えた遊星歯車50を例えば成形操作により容易に形成することができる。したがって、製造コストの低減に貢献することができる。
尚、ここまで説明した実施形態では、従動側回転体20が特許請求の範囲に記載の「第一回転体」に相当し、駆動側回転体10が特許請求の範囲に記載の「第二回転体」に相当する。また、従動側内歯車部22が特許請求の範囲に記載の「第一内歯車部」に相当し、駆動側内歯車部14が特許請求の範囲に記載の「第二内歯車部」に相当する。さらに、従動側外歯車部54が特許請求の範囲に記載の「第一外歯車部」に相当し、駆動側外歯車部52が特許請求の範囲に記載の「第二外歯車部」に相当する。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定して解釈されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用可能である。
例えば上述の実施形態では、吸気弁のバルブタイミングを調整するバルブタイミング調整装置1について説明したが、本発明は、排気弁のバルブタイミングを調整する装置や、吸気弁及び排気弁の双方のバルブタイミングを調整する装置に適用してもよい。また、上述の実施形態では、回転体10がクランク軸と連動し、回転体20がカム軸2と連動するバルブタイミング調整装置1について説明したが、回転体10がカム軸2と連動し、回転体20がクランク軸と連動するようにしてもよい。
さらに上述の実施形態では、導入孔70を二つ、排出孔80を九つ設けているが、導入孔70及び排出孔80の数については要求に応じて適宜設定することができる。また、上述の実施形態では、導入孔70を長孔状の絞り部72と円筒孔状の案内部74とから構成し、排出孔80を円筒孔状に形成しているが、導入孔70及び排出孔80の形状については要求に応じて適宜設定することができる。
さらに上述の実施形態では、導入孔80(案内部74)の出口部を従動側内歯車部22の歯先円86よりも内周側へ向かって開口させているが、導入孔80の出口部の開口形態については要求に応じて適宜設定することができる。例えば、従動側内歯車部22の内周側の歯溝へ向かって導入孔80の出口部を開口させてもよい。
加えて上述の実施形態では、排出孔80の入口部を駆動側内歯車部14の歯溝88へ向かって開口させているが、排出孔80の入口部の開口形態については要求に応じて適宜設定することができる。また、上述の実施形態では、差動歯車機構60を挟んで導入孔70とは反対側に排出孔80を設けているが、差動歯車機構60に対して軸方向の導入孔70と同じ側に排出孔を設けてもよい。尚、この場合、排出孔を従動側回転体20に設けてもよいし、あるいは駆動側回転体10に設けてもよい。
さらに加えて上述の実施形態では、軸方向において隣接する駆動側内歯車部14と従動側内歯車部22とを当接させているが、それら駆動側内歯車部14と従動側内歯車部22とを軸方向で隙間をあけて配設するようにしてもよい。
本発明の一実施形態によるバルブタイミング調整装置の特徴部分を説明するための模式図である。 本発明の一実施形態によるバルブタイミング調整装置を示す図であって、図3のII−II線断面図に相当する。 図2のIII−III線断面図である。 図2のIV−IV線断面図である。 図2のV−V線断面図である。 図2のバルブタイミング調整装置の側面図である。 本発明の一実施形態によるバルブタイミング調整装置の特徴部分を説明するための模式図である。
符号の説明
1 バルブタイミング調整装置、2 カム軸、4 ポンプ、5 供給孔、10 駆動側回転体(第二回転体)、11 空間、12 歯車部材、13 スプロケット、14 駆動側内歯車部(第二内歯車部)、18 底壁部、20 従動側回転体(第一回転体)、21 固定部、22 従動側内歯車部(第一内歯車部)、30 制御ユニット、32 電動モータ、33 通電制御回路、34 モータ軸、40 遊星枠、41 入力部、44 偏心部、50 遊星歯車、52 駆動側外歯車部(第二外歯車部)、54 従動側外歯車部(第一外歯車部)、60 差動歯車機構、70 導入孔、80 排出孔、86,90,98 歯先円、88 歯溝、92,96 歯底円

Claims (11)

  1. クランク軸からのトルク伝達によりカム軸が開閉する吸気弁及び排気弁のうち少なくとも一方のバルブタイミングを調整する内燃機関のバルブタイミング調整装置であって、
    内部へ潤滑流体を導入するための導入孔及び第一内歯車部を有し、前記クランク軸及び前記カム軸のうち一方と連動して回転する第一回転体と、
    軸方向において隣接する前記第一内歯車部を挟んで前記導入孔とは反対側に位置する第二内歯車部を有し、前記クランク軸及び前記カム軸のうち他方と連動して回転する第二回転体と、
    第一外歯車部及び第二外歯車部を有し、前記第一外歯車部及び前記第二外歯車部がそれぞれ前記第一内歯車部及び前記第二内歯車部に噛合しつつ一体に遊星運動することにより前記第一回転体と前記第二回転体との間の相対回転位相を変化させる遊星歯車と、
    を備え、
    前記第二内歯車部の歯先円は前記第一内歯車部の歯底円よりも大径であることを特徴とするバルブタイミング調整装置。
  2. 前記第二外歯車部の歯底円は前記第一外歯車部の歯先円よりも大径であることを特徴とする請求項1に記載のバルブタイミング調整装置。
  3. 前記第一外歯車部は二段円筒状の前記遊星歯車の小径部分に形成され、前記第二外歯車部は当該二段円筒状の前記遊星歯車の大径部分に形成されることを特徴とする請求項2に記載のバルブタイミング調整装置。
  4. 前記第一内歯車部と前記第二内歯車部とは互いに当接することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
  5. 少なくとも一つの前記導入孔の出口部は、前記第一内歯車部の内周側へ向かって開口することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
  6. 前記導入孔は、前記第一内歯車部及び前記第二内歯車部の共通の周方向において複数設けられることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
  7. 前記第二回転体は、前記第一内歯車部及び前記第二内歯車部を挟んで前記導入孔とは反対側から外部へ前記潤滑流体を排出するための排出孔を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
  8. 少なくとも一つの前記排出孔の入口部は、前記第二内歯車部の歯溝へ向かって開口することを特徴とする請求項7に記載のバルブタイミング調整装置。
  9. 前記遊星歯車を内周側から自転自在に支持し、前記遊星歯車の公転方向へ回転する遊星枠と、
    前記遊星枠に与える前記公転方向の回転トルクを制御する制御ユニットと、
    を備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のバルブタイミング調整装置。
  10. 前記制御ユニットは、前記回転トルクを発生する電動モータを有することを特徴とする請求項9に記載のバルブタイミング調整装置。
  11. 前記吸気弁のバルブタイミングを調整するバルブタイミング調整装置であって、
    前記第一回転体は前記カム軸と連動して回転し、
    前記第二回転体は前記クランク軸と連動して回転し、
    前記回転トルクにより前記遊星枠が前記第二回転体に対して遅角方向へ相対回転するとき、前記第一回転体が前記第二回転体に対して遅角方向へ相対回転することを特徴とする請求項10に記載のバルブタイミング調整装置。
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