JP2007067540A - 二重系系切替装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 下位ネットワーク通信異常を主系装置から待機系装置への系切替時の条件に追加すると共に、系切替時に待機系装置の状態によっては系切替を行わず、主系装置で処理を続行するようにした二重系系切替装置を得る。
【解決手段】 A系装置4の状態を監視するA系装置状態監視部24と、B系装置5の状態を監視するB系装置状態監視部25と、A系装置状態監視部24によりA系装置4の異常が検出されたとき、B系装置状態監視部25により監視されるB系装置5の異常の状態に応じてA系装置4からB系装置5への系切替を判断する系切替判断部26と、この系切替判断部26の系切替の判断によって、A系装置4からB系装置5への系切替を行う系切替出力部27とを備え、A系装置状態監視部24により検出される異常には、A系装置4とプラント機器21を接続する下位ネットワーク19の通信異常を含むようにした。
【選択図】図1

Description

この発明は、二重系で構成されたプラントの制御装置で用いられ、主系装置で異常が発生した場合に待機系装置へ系切替を行う二重系系切替装置に関するものである。
特許文献1に記載された従来の二重系システムの系切替装置では、CPUモジュール、系切替制御装置及びCPUラックを各1つずつ備えたものを一系統分のCPUシステムとし、このCPUシステムを2系統分具備するものである。
この二重系システムでは、系切替制御装置が、主系装置及び待機系装置の正常/異常及び制御/待機の状態を監視する。各CPUモジュールは、コンパクトPCIバスを介して、主系の系切替制御装置にアクセスすることにより、主系及び待機系装置の正常/異常の状態、及び制御/待機の状態を把握し、これらの情報に基づいて系切替を行う。
特開2002−149203号公報(第3〜6頁、図1)
特許文献1に記載された従来の制御装置の二重系系切替装置は、以上のように構成され、CPUモジュール異常時には、主系装置から待機系装置への系切替を行っていた。
ところで、近年は、プラント機器と制御装置間の通信を行う下位ネットワークを接続する構成が増え、制御装置と下位ネットワーク間で通信を行うための下位ネットワーク通信カードを制御装置に挿入する場合が増えている。しかしながら、この下位ネットワーク通信異常については、従来、系切替装置の系切替条件に含まれていなかった。その結果、主系装置で下位ネットワーク通信異常が発生した場合、待機系装置に異常がなくても、待機系装置への系切替が行われず、下位ネットワーク通信異常が発生している主系装置で処理を続行するため、上位ネットワークを介して接続された監視装置でプラントの監視・制御が行えず、プラント運用に支障をきたすという問題があった。
また、下位ネットワーク通信異常を系切替の条件に追加すれば、主系装置で下位ネットワーク通信異常時に待機系装置への系切替を行うことができるようになるが、この場合でも、主系装置の下位ネットワーク通信異常時にすべて待機系装置へ系切替を行うと、待機系装置で、下位ネットワーク通信異常よりもプラントを監視・制御する上で重要なCPUや上位ネットワークとの通信に異常が発生している場合は、プラント監視・制御の状態が系切替前よりも悪化するという問題がある。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、制御装置の主系装置から待機系装置へ系切替を行う場合に、下位ネットワーク通信異常でも主系装置から待機系装置に系切替を行い、待機系装置で主系装置より重大な異常が発生している場合には系切替を行わず、主系装置で処理を続行するようにした二重系系切替装置を得ることを目的としている。
この発明に係わる二重系系切替装置においては、プラント機器を下位ネットワークを介して制御する主系装置の状態を監視する主系装置状態監視部、主系装置に異常があるとき、主系装置の処理を引き継ぐよう待機する待機系装置の状態を監視する待機系装置状態監視部、主系装置状態監視部により主系装置の異常が検出されたとき、待機系装置状態監視部により監視される待機系装置の状態に応じて主系装置から待機系装置への系切替を判断する系切替判断部、及びこの系切替判断部の系切替の判断によって、主系装置から待機系装置への系切替を行う系切替出力部を備え、主系装置状態監視部により検出される異常には、下位ネットワークの通信異常が含まれるとともに、系切替判断部は、待機系装置状態監視部により待機系装置に主系装置の異常より重大な異常が検出されたときは、系切替を行わないように判断するものである。
この発明は、以上説明したように、プラント機器を下位ネットワークを介して制御する主系装置の状態を監視する主系装置状態監視部、主系装置に異常があるとき、主系装置の処理を引き継ぐよう待機する待機系装置の状態を監視する待機系装置状態監視部、主系装置状態監視部により主系装置の異常が検出されたとき、待機系装置状態監視部により監視される待機系装置の状態に応じて主系装置から待機系装置への系切替を判断する系切替判断部、及びこの系切替判断部の系切替の判断によって、主系装置から待機系装置への系切替を行う系切替出力部を備え、主系装置状態監視部により検出される異常には、下位ネットワークの通信異常が含まれるとともに、系切替判断部は、待機系装置状態監視部により待機系装置に主系装置の異常より重大な異常が検出されたときは、系切替を行わないように判断するので、下位ネットワークの通信異常によっても系切替を行うと共に、系切替された待機系装置の異常によりプラント状態が悪化することがないため、プラントの監視・制御の信頼性が向上する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるプラントの制御装置を示す構成図である。
図1において、制御装置は、A系装置4及びB系装置5の二重系で構成され、A系装置4、B系装置5は、それぞれCPUモジュール6、7及び下位ネットワーク通信カード12、13を具備する。CPUモジュール6、7は、それぞれ上位ネットワーク通信カード8、9及びCPU10、11から構成されており、CPU10とCPU11は、トラッキングケーブル17を介して通信を行う。
通常は、A系装置4を主系装置、B系装置5を待機系装置とし、A系装置4が上位ネットワーク通信カード8と通信ケーブル16を介して、上位ネットワーク15と通信を行うことにより、上位ネットワーク15に通信ケーブル23を介して接続された監視装置22が、プラント機器21の監視・制御を行っている。
B系装置5は、待機系装置として、通常は処理を行わないが、A系装置4が異常となった場合にA系装置4に代わり、主系装置となり、トラッキングケーブル17にてA系装置4が異常となる直前の状態を引き継いで、制御を続行することにより、主系であるA系装置4から待機系であるB系装置5への系切替をスムーズに行う。
また、下位ネットワーク通信カード12、13は、通信ケーブル18を介して下位ネットワーク19と通信を行い、下位ネットワーク19は、通信ケーブル20を介して、プラント機器21と通信を行っている。
二重系系切替装置1は、A系装置4が主系の場合には、A系動作中LED2が点灯し、B系装置5が主系の場合には、B系動作中LED3が点灯するというように、主系として動作している装置に対応して点灯するA系動作中LED2、B系動作中LED3を具備する。二重系系切替装置1は、主系装置4及び待機系装置5内のCPU10、11、上位ネットワーク通信カード8、9、下位ネットワーク通信カード12、13と、通信ケーブル14を介して接続される。
図2は、この発明の実施の形態1によるプラントの制御装置の二重系系切替装置を示すブロック図である。
図2において、1、4、5、10、11は図1におけるものと同一のものである。二重系系切替装置1は、A系装置4の状態を監視するA系装置状態監視部24(主系装置状態監視部)と、B系装置5の状態を監視するB系装置状態監視部25(待機系装置状態監視部)と、これらの監視結果に応じて、系切替を判断する系切替判断部26と、系切替判断部26による判断結果が切替を要する場合に、CPU10、11に系切替を指示する系切替出力部27とを有している。
図3は、この発明の実施の形態1によるプラントの制御装置の二重系系切替装置の動作を示すフローチャートである。
次に、動作について説明する。
A系装置4を主系装置、B系装置5を待機系装置として以下の説明を行う。
監視装置22では、プラント全体の監視・制御を行っている。プラント機器21が接続された下位ネットワーク19で通信異常が発生した場合には、下位ネットワーク通信カード12、13で異常を感知し、監視装置22が接続された上位ネットワーク15で通信異常が発生した場合には、上位ネットワーク通信カード8、9で異常を感知する。
A系装置状態監視部24及びB系装置状態監視部25は、常に主系装置4及び待機系装置5内のCPU10、11、上位ネットワーク通信カード8、9、下位ネットワーク通信カード12、13の現在の状態について、通信ケーブル14を通じて監視を行っており、いずれかにおいて異常を感知した場合は、監視結果を系切替判断部26に送信する。
系切替判断部26は、A系装置状態監視部24及びB系装置状態監視部25よりの異常の通知を受けて、異常箇所の重要度判定を行い、図3に示すフローチャートに従って系切替を行う。すなわち、系切替判断部26は、待機系装置5に、待機系装置5がプラントの監視・制御を行う上で、主系装置4より重要な異常がない場合は、待機系装置5へ系切替可能と判断し、系切替の指示を系切替出力部27より、A系装置4、B系装置5のCPU10、11へ通知して系切替を行う。
系切替判断部26による判断で、待機系装置5に、主系装置4と同等か、重大な異常がある場合には、待機系装置5に系切替を行うと、現状のまま主系装置4で処理を行うよりもシステム状態が悪化し、プラント運用に支障をきたすので、系切替を行わない。系切替の際は、点灯しているA系動作中LED2を消灯し、消灯しているB系動作中LED3を点灯する。
次に、系切替判断部26が装置状態監視部24、25より異常の通知を受けた場合に、系切替判断部26で系切替を行うことが可能と判断するまでの動作を、図3に基き説明する。
主系装置CPU10に異常が発生した場合(ステップS1)、待機系装置CPU11の状態を確認し(ステップS6)、正常ならば、待機系装置5へ系切替可能と判断する(ステップS7)。
主系装置4の上位ネットワーク通信カード8に異常が発生した場合(ステップS2)、待機系装置5の上位ネットワーク通信カード9(ステップS5)とCPU11(ステップS6)の状態を確認し、正常ならば、待機系装置5へ系切替可能と判断する(ステップS7)。
主系装置4の下位ネットワーク通信カード12に異常が発生した場合(ステップS3)、待機系装置5の下位ネットワーク通信カード13(ステップS4)と上位ネットワーク通信カード9(ステップS5)とCPU11(ステップS6)の状態を確認し、正常ならば、待機系装置5へ系切替可能と判断する(ステップS7)。
ステップS4、S5、S6で正常でなければ、系切替不可と判断する(ステップS8)。
以上のように、実施の形態1によれば、下位ネットワーク通信カード12が異常となり、待機系装置5への系切替を行う場合において、主系装置4、待機系装置5のCPUモジュール6、7及び下位ネットワーク通信カード12、13それぞれについて正常に作動しているかどうかの監視を行い、待機系装置5において主系装置4と同等以上の異常がないことを確認してから、系切替を行うので、この確認ができない場合には、下位ネットワーク通信カード12が異常となっている主系装置により、制御し続けることで、プラント監視・制御に支障をきたすことを防止し、かつ系切替の結果プラント状態が悪化することがないため、従来に比べ、プラントの監視・制御システムの信頼性が向上するという効果がある。
なお、ここではA系装置4が主系装置、B系装置5が待機系装置として説明したが、A系装置4が待機系装置、B系装置5が主系装置となった場合も、上記と同様の手順で系切替のための処理が行われる。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2によるプラントの制御装置の二重系系切替装置の動作を示すフローチャートである。
図4において、ステップS1〜S8は、図3におけるものと同一の処理を行う。図4では、A系装置4、B系装置5と二重系系切替装置1間を繋ぐ通信ケーブル14の動作状況の確認を行うステップS21が、ステップS1の前に追加されている。
実施の形態1では、A系装置4、B系装置5のCPUモジュール6、7、下位ネットワーク通信カード12、13の動作状況について、それぞれA系装置状態監視部24、B系装置状態監視部25で監視を行っていたが、実施の形態2では、図4に示すように、A系装置4、B系装置5と二重系系切替装置1間を繋ぐ通信ケーブル14の動作状況の確認を行うステップ(ステップS21)を設け、このステップS21で、通信ケーブル14が正常なときのみ、ステップS1〜S8を実行する。
すなわち、実施の形態2では、通信ケーブル14に異常がない場合のみ、系切替を行う処理を続行し、通信ケーブル14に異常がある場合は、系切替を行わない。
以上のように、実施の形態2によれば、通信ケーブル14においても異常が発生していないかどうかの確認を行うことで、通信ケーブル14断線時に誤って待機系装置への系切替を行うことを防止できるので、信頼性の高い方法で系切替の判断を行うことができるという効果がある。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3によるプラントの制御装置を示す構成図である。
図5において、1〜23は図1におけるものと同一のものである。図5では、実施の形態1、2の構成に加えて、二重系系切替装置1に、下位ネットワークの通信異常に対応して、異常発生時に系切替を行うか行わないかを、下位ネットワーク通信カード毎に手動で設定できる系切替スイッチ31を設けている。
図6は、この発明の実施の形態3によるプラントの制御装置の二重系系切替装置の動作を示すフローチャートである。
図6において、ステップS1〜S8は図3におけるものと同一の処理を行う。図6では、ステップS3の次に、主系下位ネットワーク異常に対応する系切替スイッチ31がONかどうかを判断するステップS31が設けられ、ステップS31で、系切替スイッチ31がONのとき、ステップS4〜S8が実行される。
実施の形態1、2では、下位ネットワーク通信カード12が、複数挿入されている場合、どれか1枚でも異常が発生したら系切替を行っていたが、実施の形態3では、各下位ネットワーク通信カード12がプラント機器21の監視・制御を行う上での重要度により、異常発生時に系切替を行うか行わないか手動で設定できる系切替スイッチ31を具備している。このため、系切替スイッチ31により、各下位ネットワーク通信カード12の重要度に応じて系切替を行うか行わないかを設定することができる。
図6で、ステップS3で、A系装置4のいずれかの下位ネットワーク通信カード12で異常が発生した場合、異常が発生した下位ネットワーク通信カード12の系切替スイッチ31がONになっている場合(ステップS31)、待機系装置5の下位ネットワーク通信カード13(ステップS4)と上位ネットワーク通信カード9(ステップS5)とCPU11(ステップS6)の状態を確認し、正常ならば、待機系装置5へ系切替可能と判断する(ステップS7)。ステップS31で、系切替スイッチOFFの場合は、待機系装置5への系切替は行わない。
以上のように、実施の形態3によれば、各下位ネットワーク通信カード12、13に応じた設定で系切替の判断を行うことができ、プラント監視・制御にあまり関係のない下位ネットワーク通信カード12、13の異常が発生した場合には、系切替を行わず、プラント監視・制御に必要な下位ネットワーク通信カード12、13については、系切替を行うというように、下位ネットワーク通信カード毎に自由に設定を行うことができる。
このため、プラント毎の運用の相違によって、下位ネットワーク通信カード毎に、系切替を行うかどうかの設定を行うことができるという効果がある。
実施の形態4.
図7は、この発明の実施の形態4によるプラントの制御装置を示す構成図である。
図7において、1〜23は図1におけるものと同一のものである。図7では、実施の形態1〜3の構成に加えて、二重系系切替装置1に、系切替を手動で行うための手動系切替スイッチ41を設けている。
図8は、この発明の実施の形態4によるプラントの制御装置の二重系系切替装置の動作を示すフローチャートである。
図8において、ステップS1〜S8は、図3におけるものと同一の処理を行う。図8では、系切替を手動で行う手動系切替スイッチ41のON(系切替の待機系装置が選択されたことを示す)を確認する処理(ステップ41)が、ステップS1の前に追加されている。
実施の形態1〜3では、CPUモジュール6、7、下位ネットワーク通信カード12、13の動作状況の通知を受け、制御装置のA系装置4に異常が起きた場合に、自動で系切替を行う場合について述べたが、実施の形態4は、二重系系切替装置1に系切替を手動で行うための手動系切替スイッチ41を具備し、手動系系切替スイッチ41により制御装置の待機系装置5が選択された場合(ステップS41)、すなわち、ONになった場合においても、待機系装置5のCPUモジュール7、下位ネットワーク通信カード13の正常を確認した上で系切替を行うようにしている。
すなわち、図8のステップ41で、手動系切替スイッチ41がONであれば、ステップS4〜S8を実行し、手動系切替スイッチ41がONでなければ、ステップS1〜S8を実行する。
以上のように、実施の形態4によれば、待機系装置5へ手動系切替スイッチ41を操作して系切替を実施する場合に、待機系装置5が正常に動作していることを確認してから系切替を行うので、待機系装置5に系切替を行うことでプラントに異常が発生することなく、安全に系切替を行うことができるという効果がある。
実施の形態5.
図9は、この発明の実施の形態5によるプラントの制御装置を示す構成図である。
図9において、1〜23、41は図1におけるものと同一のものである。図9では、実施の形態4の構成に加えて、二重系系切替装置1に、A系装置4、B系装置5が正常な場合にそれぞれ点灯するA系正常LED51(主系正常表示部)、B系正常LED52(待機系正常表示部)を設けている。
実施の形態4においては、手動系切替スイッチ41を操作する際に、A系装置4、B系装置5が正常に動作しているかどうかが、不明のまま操作することになるが、実施の形態5では、A系装置4、B系装置5が正常な場合に点灯するA系正常LED51、B系正常LED52を二重系系切替装置1に設けたので、待機系装置が正常に動作していることを作業者が認識した上で、系切替操作を行うことができる。
以上のように、実施の形態5によれば、A系装置4、B系装置5が正常に動作している場合に点灯するA系正常LED51、B系正常LED52を具備することで、手動系切替スイッチ41で系切替を行う場合に、待機系装置の動作状態が認識しやすくなることで、手動で切替を行う場合に異常が起きている制御装置に誤って系切替操作を行うことを防ぐ効果がある。
この発明の実施の形態1によるプラントの制御装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態1によるプラントの制御装置の二重系系切替装置を示すブロック図である。 この発明の実施の形態1によるプラントの制御装置の二重系系切替装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2によるプラントの制御装置の二重系系切替装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3によるプラントの制御装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態3によるプラントの制御装置の二重系系切替装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4によるプラントの制御装置を示す構成図である。 この発明の実施の形態4によるプラントの制御装置の二重系系切替装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態5によるプラントの制御装置を示す構成図である。
符号の説明
1 二重系系切替装置、2 A系動作中LED、3 B系動作中LED、
4 A系装置、5 B系装置、6,7 CPUモジュール、
8,9 上位ネットワーク通信カード、10,11 CPU、
12,13 下位ネットワーク通信カード、
14,16,18,20,23 通信ケーブル、15 上位ネットワーク、
17 トラッキングケーブル、19 下位ネットワーク、21 プラント機器、
22 監視装置、24 A系装置状態監視部、25 B系装置状態監視部、
26 系切替判断部、27 系切替出力部、31 系切替スイッチ、
41 手動系切替スイッチ、51 A系正常LED、52 B系正常LED。

Claims (5)

  1. プラント機器を下位ネットワークを介して制御する主系装置の状態を監視する主系装置状態監視部、上記主系装置に異常があるとき、上記主系装置の処理を引き継ぐよう待機する待機系装置の状態を監視する待機系装置状態監視部、上記主系装置状態監視部により上記主系装置の異常が検出されたとき、上記待機系装置状態監視部により監視される上記待機系装置の状態に応じて上記主系装置から上記待機系装置への系切替を判断する系切替判断部、及びこの系切替判断部の系切替の判断によって、上記主系装置から上記待機系装置への系切替を行う系切替出力部を備え、上記主系装置状態監視部により検出される異常には、上記下位ネットワークの通信異常が含まれるとともに、上記系切替判断部は、上記待機系装置状態監視部により上記待機系装置に上記主系装置の異常より重大な異常が検出されたときは、上記系切替を行わないように判断することを特徴とする二重系系切替装置。
  2. 上記主系装置状態監視部により検出される異常には、上記主系装置及び上記主系装置状態監視部間を接続する通信ケーブルの異常が含まれることを特徴とする請求項1記載の二重系系切替装置。
  3. 上記主系装置は、それぞれ上記下位ネットワークに接続された複数の下位ネットワーク通信カードを有し、上記主系装置状態監視部は、上記各下位ネットワーク通信カード毎に下位ネットワークの通信異常を監視すると共に、上記下位ネットワークの通信異常が発生した場合の系切替を行うかどうかを上記各下位ネットワーク通信カード毎に設定できる系切替スイッチを備えたことを特徴とする請求項1記載の二重系系切替装置。
  4. 上記主系装置から上記待機系装置への系切替を手動で行う手動系切替スイッチを備え、上記手動系切替スイッチは、上記系切替判断部により上記主系装置から上記待機系装置への系切替が判断された後に系切替を実行することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の二重系系切替装置。
  5. 主系装置が正常に動作していることを示す主系正常表示部、及び待機系装置が正常に動作していることを示す待機系正常表示部を備えたことを特徴とする請求項4記載の二重系系切替装置。
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