JP2007053778A - 画像処理装置、消耗品補充通知方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

画像処理装置、消耗品補充通知方法、およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像処理装置に消耗品が補充された場合に、その旨を効率的にユーザに通知する。
【解決手段】ユーザから与えられた指令に基づいて画像に関する処理のジョブを実行する画像形成装置1に、ジョブごとに、そのジョブの実行条件を示す実行条件情報と指令元であるユーザを識別するユーザ識別情報とを対応付けて記憶するユーザジョブ履歴データベースDB2と、画像形成装置1自身の消耗品の補充を検知する装置構成検知部103と、ユーザジョブ履歴データベースDB2に記憶されている実行条件情報およびユーザ識別情報に基づいて、消耗品の残量が所定の量未満であるときに実行されたジョブの指令元であるユーザを判別する、通知対象判別部104と、補充がされた旨を、判別されたユーザに対して通知する新機能等通知部105と、を設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、ネットワークを介してユーザの端末装置にデータの送信が可能なMFPなどの画像処理装置およびその制御方法などに関する。
近年、プリンタまたはコピー機などの画像処理装置に様々な機能が備えられるようになっている。例えば、従来のコピー機能およびネットワークプリンティング機能に加え、スキャナ機能、FAX機能、またはドキュメントサーバ(ボックス)機能などが備えられた画像処理装置が提案されている。このような画像処理装置は、複合機またはMFP(Multi Function Peripherals)などと呼ばれている。
上記の機能がすべて最初から標準機能として備えられている画像処理装置もあれば、一部の機能についてはオプション機能として後から拡張しなければならない画像処理装置もある。また、画像処理装置の販売が開始された後で、新しい機能が開発され提供される場合もある。特に、近年は、CPUの性能が向上し、大容量のメモリが低価格で提供されるようになったので、画像処理や各ユニットの制御処理などの全部または一部をソフトウェアによって実現することが容易になった。これにより、画像処理装置の機能の拡張が従来よりも容易になり、画像処理装置の販売が開始された後でも、新しい機能をユーザに容易に提供できるようになった。
また、MFPなどの画像処理装置は、多数のユーザによって使用される。よって、画像処理装置の状態に何か変化があった場合にそれをユーザに効率的に通知する方法が求められている。状態の変化をユーザに通知する方法として、特許文献1〜8のような方法が提案されている。
特許文献1に記載される方法によると、印刷装置の利用権限の設定が変更された時に、利用権限が変更された利用者に対して、変更内容を通知する。特許文献2に記載される方法によると、定期的なポーリングなどにより印刷装置から装置情報を取得し、印刷装置の状態に更新がある場合に、その更新の内容を電子メールにより情報処理装置に対し通知する。
特許文献3に記載される方法によると、プリンタの設定情報が変更された場合に、変更後の設定情報を自動的にホストに送信する。特許文献4に記載される方法によると、電子メールを用いて遠隔からインターネットファクシミリ装置の設定の更新の操作が行われると、インターネットファクシミリ装置は、その更新の成否および内容の情報を更新者に通知する。
特許文献5に記載される方法によると、ジョブの実行時に装置内で異常が発生したことを検知すると、そのジョブの送信元の属性を識別する。そして、送信元であるユーザが近くにいないという結果が得られた場合は、その装置の近くにいる人に異常発生情報を通知する。特許文献6に記載される方法によると、エラーが発生すると、エラーの種類に応じて、このエラーにより実行に影響が出る全てのジョブを求める。これらのジョブの実行を依頼してきたそれぞれの装置を求める。そして、これらの装置にエラーメッセージを送信する。
特許文献7に記載される方法によると、プリントエラー発生時に、カレントジュブを起動中のユーザにその旨を通知する。その後、リカバリがなされたら全登録ユーザにその旨を通知する。特許文献8に記載される方法によると、プリンタの動作異常が検出されると、その検出後、所定の時間が経過すると、動作異常が解消したかどうかを監視する。そして、解消していない場合は、動作異常検出時に処理していたプリントデータを送信したホストや、それ以前またはそれ以後にプリントデータを送信したホストに対してエラー情報を送信する。
また、装置の機能を拡張する方法も提案されている。例えば、特許文献9に記載される方法によると、印刷処理装置が省エネルギー状態のときに、ソフトウェアの更新作業を自動的に実行する。
特開2002−259100号公報 特開2002−196915号公報 特開2002−123380号公報 特開2003−189041号公報 特開2003−150359号公報 特開2002−169683号公報 特開平11−327854号公報 特開平9−305334号公報 特開2002−366319号公報
しかし、特許文献1〜9に記載されるような従来の方法では、例えば画像処理装置に新しい機能が追加されても、画像処理装置を使用するユーザに効率的にその機能を紹介することはできない。すなわち、特許文献1、6、8に記載される方法では、設定変更またはエラーの影響を直接受けるユーザに、設定変更またはエラーに関する情報を通知する。しかし、これらの方法では、追加された新しい機能についてどのユーザに通知するのがよいのかを判別することはできない。
特許文献2、5、7に記載される方法では、更新またはエラーに関する情報を全ユーザに通知する。しかし、これらの方法も、やはり、追加された新しい機能についてどのユーザに通知するのがよいのかを判別することはできない。また、ユーザは、受け取った通知が自分にとってすべて重要であるとは限らないので、すべての通知を受け取ることを煩わしいと感じることがある。
特許文献3、4、9に記載される方法でも、どのユーザに通知するのが効率的であるのかを判別することはできない。
本発明は、このような問題点に鑑み、画像処理装置に新しい機能が追加されるなどの変化があった場合に、その旨を効率的にユーザに通知することを目的とする。
本発明に係る画像処理装置は、ユーザから与えられた指令に基づいて画像に関する処理のジョブを実行する画像処理装置であって、前記ジョブごとに、当該ジョブの実行条件を示す実行条件情報と指令元であるユーザを識別するユーザ識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、当該画像処理装置の状態の変化を検知する状態変化検知手段と、前記変化があった旨を通知すべきユーザである通知対象ユーザを、前記記憶手段に記憶されている前記実行条件情報および前記ユーザ識別情報に基づいて判別する、通知対象判別手段と、判別された前記通知対象ユーザに対して前記変化があった旨を通知する通知手段と、を有することを特徴とする。
前記変化とは、例えば、当該画像処理装置に機能が新たに追加されたことである。または、当該画像処理装置に消耗品が補充されたことである。前者の場合は、前記通知対象判別手段は、前記通知対象ユーザとして、追加された機能を必要とするユーザを判別する。後者の場合は、前記通知対象判別手段は、前記通知対象ユーザとして、前記消耗品の残量が所定の量未満であるときに実行された前記ジョブの指令元であるユーザを判別する。
本発明によると、画像処理装置に新しい機能が追加されるなどの変化があった場合に、その旨を効率的にユーザに通知することができる。
図1は本発明に係る画像形成装置1が設けられたネットワークシステム全体の構成の例を示す図、図2は画像形成装置1のハードウェア構成の例を示す図、図3は操作パネル1hの構成の例を示す図、図4は画像形成装置1の機能的構成の例を示す図である。
本発明に係る画像形成装置1は、図1に示すように、通信回線3を介して端末装置2と接続されている。通信回線3として、LAN、インターネット、公衆回線、または専用線などが用いられる。プロトコルとして、FTP(File Transfer Protocol)、POP(Post Office Protocol)、またはSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)などが用い
られる。
画像形成装置1は、コピー、ネットワークプリンティング、およびスキャナなどの機能を集約した装置である。複合機またはMFP(Multi Function Peripherals)などと呼ばれることもある。この画像形成装置1は、ハードウェアまたはソフトウェアを増設することによって、機能を拡張することができる。例えば、FAX機能およびドキュメントサーバ機能などの大きな機能や、コピーまたはネットワークプリンティングの処理の際に排出される印刷物を仕分けする機能および印刷物をステープル綴じする機能などの小さな機能など、様々な機能を拡張することができる。
図2に示すように、画像形成装置1は、CPU1a、RAM1b、ROM1c、不揮発性メモリ1d、スキャナ1e、印刷装置1f、ネットワークインタフェース1g、操作パネル1h、原稿送り装置1m、および制御用回路1jなどによって構成される。
スキャナ1eは、原稿の用紙(以下、単に「原稿」と記載することがある。)に描かれている写真、文字、絵、図表などの画像を光電的に読み取って画像データを生成する装置である。原稿送り装置1mは、セットされた1枚または複数枚の原稿を順にスキャナ1eに送るための装置である。本実施形態では、原稿送り装置1mとして、スキャン対象の画像が用紙の両面に描かれている原稿をスキャナ1eに送ることができる自動両面原稿送り装置が用いられる。以下、用紙の両面に処理対象の画像が描かれている原稿を「両面原稿」と記載し、片面のみに描かれている原稿を「片面原稿」と記載することがある。
印刷装置1fは、スキャナ1eで読み取った画像または端末装置2などから送信されてきた画像データの画像を用紙に印刷する装置である。
操作パネル1hは、図3に示すように、ディスプレイ1h1および複数の操作ボタンからなる操作ボタンユニット1h2などによって構成される。
操作ボタンユニット1h2は、数字、文字、または記号などを入力するための複数のキー、押下されたキーを認識するセンサ、および認識したキーを示す信号をCPU1aに送信する送信用回路などによって構成される。
ディスプレイ1h1は、この画像形成装置1を操作するユーザに対してメッセージまたは指示を与えるための画面、ユーザが設定内容および処理内容を入力するための画面、および画像形成装置1で形成された画像および処理の結果を示す画面などを表示する。本実施形態では、ディスプレイ1h1として、タッチパネルが用いられる。したがって、ディスプレイ1h1は、ユーザが指で触れたタッチパネル上の位置を検知し、検知結果を示す信号をCPU1aに送信する機能を備えている。
このように、操作パネル1hは、画像形成装置1を直接操作するユーザのためのユーザインタフェースの役割を果たしている。なお、端末装置2には、画像形成装置1に対して指令を与えるためのアプリケーションプログラムおよびドライバがインストールされている。したがって、ユーザは、端末装置2を使用して画像形成装置1を遠隔的に操作することもできる。
図2のネットワークインタフェース1gは、端末装置2と通信を行うための装置である。ネットワークインタフェース1gとして、NIC(Network Interface Card)、モデム、またはTA(Terminal Adapter)などが用いられる。
制御用回路1jは、不揮発性メモリ1d、スキャナ1e、印刷装置1f、ネットワークインタフェース1g、操作パネル1h、および原稿送り装置1mなどの装置を制御するための回路である。
不揮発性メモリ1dは、EEPROMまたはフラッシュメモリなどのような、データの書換えが可能でありかつ不揮発性であるメモリである。ROM1cは、読出し専用のメモリである。一般に、ROMは不揮発性メモリに含まれるが、本実施形態では、EEPROMまたはフラッシュメモリなどとROMとを区別し、前者を「不揮発性メモリ1d」と記載し後者を「ROM1c」と記載する。
不揮発性メモリ1dには、図4に示す全体制御部101、ユーザ認証部102、装置構成検知部103、通知対象判別部104、新機能等通知部105、画像処理部106、データベース管理部1K1、およびプログラム管理部1K2などの各機能を実現するためのプログラムおよびデータなどが格納されている。これらのプログラムは、CPU1aによって実行される。これらのプログラムまたはデータの一部または全部を、ROM1cに記憶させておいてもよい。または、図4に示す機能の一部または全部を、制御用回路1jによって実現するようにしてもよい。
端末装置2には、前に述べたように、画像形成装置1に対応したアプリケーションプログラムおよびドライバがインストールされている。そのほか、電子メール用のアプリケーションプログラムおよびファイル転送用のアプリケーションプログラムなどがインストールされている。端末装置2として、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、またはPDA(Personal Digital Assistant)などが用いられる。
図5はユーザ情報データベースDB1の例を示す図、図6はユーザジョブ履歴データベースDB2の例を示す図、図7はログイン画面HG1の例を示す図、図8はコピージョブ受付画面HG2の例を示す図、図9は応用コピー設定画面HG3の例を示す図、図10はスキャンジョブ受付画面HG4の例を示す図である。
以下、標準の機能および拡張可能な機能(オプション機能)として、次のようなものが用意されている画像形成装置1を例に、図4の各部の処理内容について説明する。
(a)標準の機能:両面原稿のスキャン、片面印刷、2in1印刷、4in1印刷
(b)拡張可能な機能:両面印刷、ステープル綴じ仕上げ、仕分け、ブックレット仕上げ、FAX送信、ボックス、確認プリント
なお、「確認プリント」機能とは、複数部を出力(印刷またはコピー)する際に、予め1部だけを出力し、その仕上がり状態を確認してから残りの部数を出力する、という機能である。「試し印刷機能」と呼ばれることもある。「ブックレット仕上げ」機能とは、印刷物の中央を綴じ代にして小冊子やパンフレット、週刊誌のような仕上げにする、という機能である。「週刊誌綴じ機能」と呼ばれることもある。「ボックス」機能とは、ユーザごとに「ボックス」または「パーソナルボックス」などと呼ばれる記憶領域を与えておき、各ユーザが自分の記憶領域によって画像ファイルなどのドキュメントデータを保存し管理するための機能である。ボックスは、パーソナルコンピュータにおける「フォルダ」または「ディレクトリ」に相当する。
図4のデータベース管理部1K1は、ユーザ情報データベースDB1およびユーザジョブ履歴データベースDB2などのデータベースを記憶し管理している。ユーザ情報データベースDB1には、図5に示すように、画像形成装置1を使用することができる各ユーザのユーザID(ユーザアカウント)、パスワード、および連絡先の電子メールアドレスなどに関する情報が格納されている。ユーザジョブ履歴データベースDB2には、図6に示すように、画像形成装置1が実行したジョブに関する情報が格納されている。各項目の内容については、後に説明する。
プログラム管理部1K2は、画像形成装置1にインストールされているプログラムの管理を行う。後に説明する機能拡張のためのプログラムも、プログラム管理部1K2によって管理される。
全体制御部101は、基本的な処理が実行されるように画像形成装置1の全体を制御する。例えば、所定のタイミングで所定の画面が表示されるように制御し、ユーザが行った操作の内容が受け付けられるように制御し、その操作の内容に基づいてスキャン、印刷、またはデータ送信などのジョブが実行されるように制御する。
ユーザ認証部102は、これから画像形成装置1を使用しようとする者が正規のユーザであるか否かの認証を行う。係る認証は、次のような手順で行われる。誰も画像形成装置1を直接操作していないときは、ディスプレイ1h1には、図7に示すようなログイン画面HG1が表示されている。画像形成装置1を使用したいユーザは、操作ボタンユニット1h2を操作して、自分のユーザIDおよびパスワードを入力する。すると、全体制御部101はそのユーザIDおよびパスワードを受け付け、ユーザ認証の処理を実行するようにユーザ認証部102に対して指令する。
ユーザ認証部102は、図5のユーザ情報データベースDB1の中から、入力されたユーザIDと同じ値のユーザIDを持つレコードを抽出する。そして、入力されたパスワードとそのレコードのパスワードとを照合し、両者が一致すれば、そのユーザが正規のユーザであると認証する。一致しなかった場合は、不正なユーザであると判別する。ユーザ情報データベースDB1の中に、入力されたユーザIDと同じ値のユーザIDを持つレコードがない場合も、不正なユーザであると判別する。不正なユーザであると判別された者は、画像形成装置1を使用することはできない。
正規のユーザである旨の認証を受けた場合は、画像形成装置1を使用することが認められる。つまり、画像形成装置1にログインした状態になる。すると、全体制御部101は、ディスプレイ1h1に、図8に示すようなコピージョブ受付画面HG2を表示させる。ここで、ユーザは、所定の操作を行うことによって、自分の所望する処理を画像形成装置1に実行させることができる。
例えば、原稿をコピーしたい場合は、その原稿を原稿送り装置1mにセットする。そして、コピーしたい部数を入力し、操作ボタンユニット1h2(図3参照)の中にある「スタート」ボタンを押下する。
応用コピーを所望する場合は、コピージョブ受付画面HG2の中から「応用」ボタンを押下する。すると、全体制御部101は、図9に示すような応用コピー設定画面HG3をディスプレイ1h1に表示させる。ユーザは、この応用コピー設定画面HG3の中のボタンを操作して、どのような応用コピーを行いたいのかを設定することができる。例えば、両面原稿を用紙の片面にのみコピーしたい場合は、「原稿」列にある「両面」ボタンおよび「出力」列にある「片面」ボタンを押下して選択しておく。コピー処理によって得られた印刷物をステープル綴じ仕上げにしたい場合は「ステープル」ボタンを押下して選択しておく。原稿の2ページ分を縮小して1ページに纏めて印刷(2in1印刷)したい場合は、「2in1」ボタンを押下して選択しておく。そして、所望する設定ができたら、「設定」ボタンを押下してコピージョブ受付画面HG2に戻り、操作ボタンユニット1h2の「スタート」ボタンを押下する。
原稿をスキャンしたい場合は、「スキャン」ボタンを押下する。すると、ディスプレイ1h1に表示されている画面がコピージョブ受付画面HG2から図10に示すようなスキャンジョブ受付画面HG4に変わる。ここで、ユーザは、原稿が片面原稿または両面原稿のいずれであるかおよびスキャンされた画像の画像データをどの装置に送信するのかなどを指定し、操作ボタンユニット1h2の「スタート」ボタンを押下する。
このような操作がユーザによってなされると、全体制御部101は、その操作の内容に応じた処理を実行するためのジョブのジョブデータを生成し、ジョブの待ち行列(以下、「キュー」と記載する。)に登録する。そして、そのジョブがキューの先頭に来たら、ジョブデータに基づいてそのジョブを実行する。そのジョブを実行した旨の履歴(ログ)は、図6のユーザジョブ履歴データベースDB2に登録される。
例えば、コピージョブ受付画面HG2で「部数」のテキストボックスに「3」と入力されかつ応用コピー設定画面HG3の「原稿」列の「両面」ボタン、「出力」列の「片面」ボタン、「2in1」ボタンが押下されて生成されたジョブの場合は、スキャナ1eは原稿送り装置1mから順次送られてくる原稿の表面の画像および裏面の画像をスキャンし、画像処理部106はこれらの画像を所定の倍率に縮小し、印刷装置1fは1枚の原稿の表面の画像および裏面の画像を1組にして3枚の用紙のそれぞれの片面に印刷して出力トレイに排出する。
または、スキャンジョブ受付画面HG4で「送信先」のテキストボックスに「sato@〜.co.jp」と入力されかつ「片面」ボタンが押下されて生成されたジョブの場合は、スキャナ1eは原稿送り装置1mから順次送られてくる原稿の表面の画像をスキャンし、画像処理部106はこれらの画像を所定のフォーマット(例えば、PDFまたはTIFFなど)の画像ファイルに変換し、全体制御部101はこれを電子メールに添付して「sato@〜.co.jp」という電子メールアドレスに送信するようにネットワークインタフェース1gなどを制御する。なお、送信先としてIPアドレスが指定されている場合は、FTPによってそのIPアドレスが割り振られている装置に画像ファイルを送信してもよい。
ジョブの実行後、図6のユーザジョブ履歴データベースDB2にそのジョブに関する情報を登録する。図6において、1つのレコードが1つのジョブに対応する。「ジョブID」は、そのレコードに係るジョブを識別する識別情報である。
「ユーザID」は、ジョブを要求したユーザのユーザIDである。「アプリケーション」は、そのジョブを実行するために使用されたアプリケーションを示しており、ジョブの種類を示しているとも言える。「原稿枚数」は、そのジョブの処理対象の原稿の枚数を示している。「部数」は、印刷またはコピーを行った部数を示している。「原稿面」は、そのジョブの処理対象の原稿が両面原稿であったのか片面原稿であったのかを示している。「出力面」は、画像を用紙の両面に印刷またはコピーを行ったのか片面に行ったのかを示している。
「仕分け」は、部数が複数である場合に印刷物を1部ずつ仕分して出力トレイに排出したか否かを示している。「仕上げ」は、ステープル綴じ、2in1印刷、または4in1印刷などを行ったか否かを示している。
「実行結果」は、そのジョブの実行結果に関する情報を示している。ユーザがコピージョブ受付画面HG2、応用コピー設定画面HG3、またはスキャンジョブ受付画面HG4で指定した処理条件の通りにジョブが実行された場合は「0:正常終了」という値が格納される。処理条件の一部または全部を変更してジョブが実行された場合は「1:強制解除実行」という値が格納される。
すなわち、例えば、前に述べたように、本実施形態の画像形成装置1は、仕分け機能およびステープル綴じ機能はオプションの機能であって、標準には備わっていない。これらの機能がまだ画像形成装置1に追加されていないにも関わらず、ユーザがこれらの機能を応用コピー設定画面HG3またはスキャンジョブ受付画面HG4で指定した場合は、画像形成装置1は、これらの機能の指定を強制的に解除して(つまり、無視して)ジョブを実行する。このような場合に、そのジョブの「実行結果」に「1:強制解除実行」という値が格納される。なお、強制解除した場合は、「仕分け」および「仕上げ」の項目には、現実の処理条件の代わりに、ユーザが指定した条件を示す情報を格納しておく。
また、ユーザが指定した処理条件の通りにジョブを実行したが、トナーの残量が少なくなるなどして、印刷物の印字が通常よりも薄くなってしまった場合は、そのジョブの「実行結果」に「2:ニアエンプティ」という値が格納される。ニアエンプティであるか否かの判別は、画像形成装置1がトナーの残量を検知することによって行ってもよいし、画像形成装置1の管理者が印刷物をチェックして行ってもよい。
ジョブの実行が失敗した場合は、そのジョブの「実行結果」に「3:異常終了」という値が格納される。この場合は、「異常終了要因」にその原因を示す値が格納される。
なお、ユーザは、端末装置2を用いて遠隔的に画像形成装置1を使用することもできる。この場合は、その端末装置2のディスプレイに図7のログイン画面HG1と同等の画面を表示させ、キーボードまたはマウスなどを操作して自分のユーザIDおよびパスワードを入力する。以下、画像形成装置1を直接操作する場合と同様に、入力されたユーザIDおよびパスワードが図4の全体制御部101によって受け付けられ、ユーザ認証の処理がユーザ認証部102によって行われる。端末装置2のユーザは、ユーザ認証が得られ画像形成装置1にログインできた後、画像形成装置1を使用することができる。そして、端末装置2のワープロソフトや描画ソフトなど作成した原稿の印刷処理(ネットワークプリンティング)などを画像形成装置1に実行させることができる。
図11は機能追加処理の流れの例を説明するフローチャート、図12は通知対象判別処理の流れの例を説明するフローチャート、図13は交互ソートの例を示す図である。
図4の装置構成検知部103は、画像形成装置1に新たに追加(拡張)された機能を検知する。または、トナーが補充された場合はこれを検知する。すると、通知対象判別部104はその機能が追加された旨またはトナーが補充された旨を通知すべきユーザを判別する。そして、新機能等通知部105は、判別されたユーザの電子メールアドレスに、その旨を記載したメッセージを電子メールとして送信する。これらの一連の処理は、例えば、図11に示すような手順で行われる。
画像形成装置1の管理者は、新たな機能を実現するために必要なハードウェアまたはソフトウェアを画像形成装置1に取り付けまたはインストールする作業を行う(図11の#101)。または、トナーの補充を行う。ハードウェアを取り付ける場合は、画像形成装置1の電源をオフにしておくのが望ましい。作業が完了したら、必要に応じて、画像形成装置1の電源をオンにしまたは再起動する(#102でYes)。
すると、画像形成装置1の装置構成検知部103は、これまでの画像形成装置1の構成と現在の画像形成装置1の構成とを比較するなどして、新しいハードウェアまたはソフトウェアを認識し、新しい機能を検知する(#103でYes)。例えば、内蔵または外付けされているハードウェアの型番、インストールされているソフトウェアの型番またはバージョンなどを比較するなどして検知する。
通知対象判別部104は、追加された新たな機能に関してどのユーザに対して通知すべきかを、例えば図12に示すような手順で判別する(#104)。
両面印刷機能が追加されたと検知された(つまり、両面印刷ユニットが取り付けられた)場合は(#112でYes)、両面原稿を用紙の片面に印刷するジョブを実行させたことのあるユーザに対して本機能が追加された旨を通知すべきである、と判別する(#113)。
ステープル綴じ仕上げの機能が追加されたと検知された(つまり、ステープル綴じのフィニッシャが取り付けられた)場合は(#114でYes)、1組の原稿について複数の部数を出力(印刷またはコピー)するジョブまたはステープル綴じが処理条件として指定されたが強制解除されたジョブを実行させたことのあるユーザに対して本機能が追加された旨を通知すべきである、と判別する(#115)。
トナーが補充されたと検知された場合は(#116でYes)、ニアエンプティの状態で印刷またはコピーのジョブを実行させたことのあるユーザに対してトナーが補充された旨を通知すべきである、と判別する(#117)。なお、トナーの補充は、トナーカートリッジを交換することによって行う場合とトナータンクに直接トナーを入れることによって行う場合とがある。
仕分け機能が追加されたと検知された場合は(#118でYes)、1組について原稿を複数の部数を出力(印刷またはコピー)するジョブを実行させたことのあるユーザに対して本機能が追加された旨を通知すべきである、と判別する(#119)。
なお、印刷物の仕分けは、例えば次の2つの方法によって行うことができる。1つは、複数の出力トレイに印刷物を1組ずつ排出する方法である。もう1つは、図13に示すように、印刷物を1部(1組)ごとに縦向きおよび横向きに交互に排出する方法(「交互ソート」などと呼ばれる。)である。前者の方法による仕分け機能を追加する場合は、画像形成装置1に出力トレイを増設し、その出力トレイおよび既存の出力トレイなどを制御するためのソフトウェアをインストールする。後者の場合は、後者の方法による仕分け機能を追加する場合は、RAM1b(図2参照)に記憶されている画像データの画像を90度回転させる画像処理のソフトウェアをインストールする。また、必要に応じて、同じサイズの用紙を縦向きおよび横向きに給紙する給紙ユニットを増設する。
ブックレット仕上げの機能が追加されたと検知された場合は(#120でYes)、2in1または4in1の印刷またはコピーのジョブを実行させたことのあるユーザに対して本機能が追加された旨を通知すべきである、と判別する(#121)。なお、ブックレット仕上げの機能の追加は、所定値以上の記憶容量を確保するためにハードディスクまたはメモリなどを増設し、原稿の画像を並べ替えるプログラムなどをインストールすることによって行われる。
FAX機能が追加されたと検知された(つまり、FAX対応モデムおよびFAX用のプログラムなどが追加された)場合は(#122でYes)、スキャンのジョブを実行させたことのあるユーザに対して本機能が追加された旨を通知すべきである、と判別する(#123)。
ボックス機能が追加されたと検知された(つまり、大容量のハードディスクが増設されファイル管理プログラムがインストールされた)場合は(#124でYes)、スキャンのジョブを実行させたことのあるユーザに対して本機能が追加された旨を通知すべきである、と判別する(#125)。これにより、特に、送信容量の制限のために、大量の原稿を何回かに分けて相手先にスキャン送信しなければならなかったユーザにとって、便利になる。つまり、本機能によると、このようなユーザは、原稿のスキャン画像のデータを自分のボックスに保存し、相手先にそのデータをダウンロードするように依頼するだけで、従来と同等の作業を実現することができるようになる。
確認プリント機能が追加されたと検知された(つまり、確認プリントのプログラムがインストールされた)場合は(#126でYes)、原稿枚数が同じであるコピーまたは印刷のジョブを連続して実行させたことのあるユーザに対して本機能が追加された旨を通知すべきである、と判別する(#127)。
図11に戻って、通知対象判別部104は、この判別の結果および図6のユーザジョブ履歴データベースDB2に基づいて、図5のユーザ情報データベースDB1に登録されているユーザのうち、どのユーザに対して今回追加(拡張)された機能について通知すべきであるかを決定する(#105)。
例えば、両面印刷機能が追加された場合は、両面原稿を片面印刷するジョブを実行させたことのあるユーザに対してその旨を通知すべきである、とステップ#104すなわち図12の判別処理によって判別されている。したがって、図6のユーザジョブ履歴データベースDB2を参照し、ジョブIDが「J005」、「J007」であるジョブを実行させたユーザすなわちユーザIDが「102」、「100」である各ユーザに対して通知すべきであると決定する。
同様に、ユーザジョブ履歴データベースDB2および図12の判別処理の結果に基づいて、ステープル綴じ機能が追加された場合は、複数の部数を出力(印刷またはコピー)するジョブすなわちジョブIDが「J003」、「J005」、「J007」、「J010」であるジョブを実行させた各ユーザに対して通知すべきであると決定する。トナーが補充された場合は、実行結果が「2:ニアエンプティ」であるジョブすなわちジョブIDが「J011」であるジョブを実行させたユーザに対して通知すべきであると決定する。
ブックレット仕上げの機能が追加された場合は、2in1または4in1で出力するジョブすなわちジョブIDが「J001」、「J008」であるジョブを実行させた各ユーザに対して通知すべきであると決定する。FAX機能が追加された場合は、スキャンのジョブすなわちジョブIDが「J004」、「J006」、「J012」であるジョブを実行させた各ユーザに対して通知すべきであると決定する。ボックス機能が追加された場合も同様である。確認プリント機能が追加された場合は、原稿枚数が同じであるコピーまたは印刷の種類のジョブを連続して実行させたユーザすなわちジョブIDが「J009」、「J010」であるジョブを両方実行させたユーザに対して通知すべきであると決定する。
新機能等通知部105は、図5のユーザ情報データベースDB1を参照し、通知対象判別部104によって決定された各ユーザの電子メールアドレスに対して、新たに追加(拡張)された機能に関する通知またはトナーが補充された旨の通知を電子メールによって送信する(#106)。なお、後者の通知とともに、以前に印字が薄くなってしまったことについての謝りのメッセージを送信してもよい。
画像形成装置1からの通知を受信した端末装置2のディスプレイには、その通知の内容が表示される。これにより、ユーザは、新たに追加された機能の存在を知り、画像形成装置1の活用の幅を広げることができる。
図14は画像形成装置1の全体的な処理の流れを説明するフローチャートである。次に、画像形成装置1の全体的な処理の流れを、図14のフローチャートを参照して説明する。
画像形成装置1は、これから画像形成装置1を使用しようとするユーザのユーザIDおよびパスワードの入力を受け付けると、図5のユーザ情報データベースDB1を参照し、正規のユーザであるか否かの認証を行う(#1)。ユーザは、正規のユーザであることの認証が得られれば(#2でYes)、自分の所望する処理を実行すべき旨の指令を画像形成装置1に対して与えることができる。ユーザIDなどの入力および処理の指令は、ディスプレイ1h1に表示される画面(図7、図8、図9、図10参照)を見ながら行う。または、端末装置2を用いて遠隔的に行うこともできる。
画像形成装置1は、処理の指令を受け付けると、そのユーザの所望する処理を実行するためのジョブを生成し、これをキューに登録する(#3)。そして、そのジョブがキューの先頭に来たら(#4)、そのジョブの実行を開始する(#5)。
ジョブの実行が終了したら(#6)、そのジョブのジョブID、指令元であるユーザのユーザID、今回の実行条件(プリント、コピー、またはスキャンなどの種別(アプリケーション)、原稿枚数、部数、原稿面、出力面、仕分け、または仕上げなど)、実行結果、および異常終了した場合の要因などに関する情報を、図6のユーザジョブ履歴データベースDB2に登録する(#7)。強制解除された実行条件がある場合は、この実行条件も登録しておく。
そして、ステップ#3に戻って、ユーザの所望する他の処理の指令を受け付ける。ユーザがログアウトした場合は、ステップ#1に戻って、ユーザIDおよびパスワードの入力を待つ。
画像形成装置1に新たに機能を追加(拡張)する場合またはトナーを補充する場合は(#8でYes)、機能追加処理を実行する(#9)。係る処理の手順は、前に図11および図12で説明した通りである。係る処理によると、機能が追加されたことまたはトナーが補充されたことによる恩恵を受けられると考えられるユーザに対してのみ、通知がなされる。
機能の追加後は、必要に応じて、画像形成装置1の電源がオンにされまたは再起動される。そして、ステップ#1に戻って、ユーザIDおよびパスワードの入力を待つ。
本実施形態によると、画像形成装置1に新しい機能が追加されまたはトナーが補充された場合に、そのことによって大きなメリットを得ることができるユーザにのみ通知を行う。よって、従来よりも効率的に画像形成装置1の変化を通知することができる。また、ユーザは、自分に必要な事項に関する通知のみを、すぐに(ほぼリアルタイムで)受けることができる。
本実施形態では、ユーザへの通知を、そのユーザの電子メールアドレスに対して電子メールを送信することによって行ったが、これに限られるものではない。例えば、通知対象のユーザが画像形成装置1にログインしたときに、ディスプレイ1h1にメッセージを表示することによって行ってもよい。または、ユーザの近くにある他のMFPに宛ててメッセージをFAX送信することによって行ってもよい。ユーザの近くにあるMFPは、例えば、次のようにして検索することができる。通常、会社などの組織においては、同じ部署に設置されている装置は、同じサブネットワークに属している。この点に鑑み、そのユーザの端末装置2のIPアドレスおよびサブネットマスクと各MFPのIPアドレスおよびサブネットマスクとを比較することによって、その端末装置2と同じサブネットワークに所属するMFPを検索してもよい。または、各ユーザの近くにあるMFPをデータベースに登録しておき、これを用いて検索してもよい。
本実施形態では、両面印刷、ステープル綴じ仕上げ、仕分け、ブックレット仕上げ、FAX送信、ボックス、および確認プリントの各機能を追加する場合を例に説明したが、これら以外の機能が追加される場合にも本発明を適用することができる。
例えば、機密プリント機能(端末装置2などからネットワークプリンティングを行う際に、画像形成装置1が印刷データを受信しても直ちに印刷処理を実行せずにこれを保留しておき、後でユーザが、予め設定しておいたパスワードを画像形成装置1の操作パネルを操作して正しく入力したら、印刷処理を開始する、という機能)が標準搭載されている画像形成装置1に、データを暗号化する機能が追加された場合に、機密プリントの機能を使用したことのあるユーザに対して、追加の通知を行ってもよい。または、ウォータマーク機能(「COPY」というようなウォータマーク(透かし)が入っている用紙を使って画像形成装置1で印刷を行い、その印刷物を原稿としてコピーを行うと、複写物にそのウォータマークが印字されるようにする機能)が追加された場合にも、機密プリントの機能を使用したことのあるユーザまたはその追加された機能を必要とするユーザに対して、追加の通知を行ってもよい。
また、トナー以外の消耗品を補充した場合にも、所定の要件を満たすユーザを判別し、そのユーザにその旨を通知するようにしてもよい。例えば、ステープル綴じ仕上げの機能が設けられている画像形成装置1において、ステープル(針)がなくなった後、ステープルが補充された場合に、処理条件としてステープル綴じが指定されたにも関わらずステープル綴じができなかったときのジョブを抽出し、そのジョブを指令したユーザに対してステープルが補充された旨を通知してもよい。
その他、画像形成装置1の全体または各部の構成、処理内容、処理順序、ジョブの処理条件、データベースの構成、および通知先の判別方法などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
本発明は、特に、多人数で使用されかつ拡張性の高いMFPなどの画像処理装置に好適に用いられる。
本発明に係る画像形成装置が設けられたネットワークシステム全体の構成の例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。 操作パネルの構成の例を示す図である。 画像形成装置の機能的構成の例を示す図である。 ユーザ情報データベースの例を示す図である。 ユーザジョブ履歴データベースの例を示す図である。 ログイン画面の例を示す図である。 コピージョブ受付画面の例を示す図である。 応用コピー設定画面の例を示す図である。 スキャンジョブ受付画面の例を示す図である。 機能追加処理の流れの例を説明するフローチャートである。 通知対象判別処理の流れの例を説明するフローチャートである。 交互ソートの例を示す図である。 画像形成装置の全体的な処理の流れを説明するフローチャートである。
符号の説明
1 画像形成装置(画像処理装置)
1e スキャナ(画像読取手段)
1f 印刷装置(印刷手段)
1g ネットワークインタフェース(画像データ送信手段)
103 装置構成検知部(状態変化検知手段)
104 通知対象判別部(通知対象判別手段)
105 新機能等通知部(通知手段)
DB2 ユーザジョブ履歴データベース(記憶手段)

Claims (3)

  1. ユーザから与えられた指令に基づいて画像に関する処理のジョブを実行する画像処理装置であって、
    前記ジョブごとに、当該ジョブの実行条件を示す実行条件情報と指令元であるユーザを識別するユーザ識別情報とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    当該画像処理装置の消耗品の補充を検知する補充検知手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記実行条件情報および前記ユーザ識別情報に基づいて、前記消耗品の残量が所定の量未満であるときに実行された前記ジョブの指令元であるユーザを判別する、特定ユーザ判別手段と、
    前記特定ユーザ判別手段によって判別されたユーザに対して前記補充がされた旨を通知する通知手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. ユーザから与えられた指令に基づいて画像に関する処理のジョブを実行する画像処理装置の消耗品が補充されたことを通知する、消耗品補充通知方法であって、
    前記ジョブごとに、当該ジョブの実行条件を示す実行条件情報と指令元であるユーザを識別するユーザ識別情報とを対応付けて記憶手段に記憶させておき、
    当該画像処理装置の消耗品が補充されたことを検知すると、
    前記記憶手段に記憶されている前記実行条件情報および前記ユーザ識別情報に基づいて、前記消耗品の残量が所定の量未満であるときに実行された前記ジョブの指令元であるユーザを判別し、
    判別されたユーザに対して前記消耗品が補充された旨を通知する、
    ことを特徴とする消耗品補充通知方法。
  3. ユーザから与えられた指令に基づいて画像に関する処理のジョブを実行する画像処理装置を制御するコンピュータプログラムであって、
    前記ジョブごとに、当該ジョブの実行条件を示す実行条件情報と指令元であるユーザを識別するユーザ識別情報とを対応付けて記憶手段に記憶させる処理と、
    当該画像処理装置の消耗品が補充されたことを検知する処理と、
    前記記憶手段に記憶されている前記実行条件情報および前記ユーザ識別情報に基づいて、前記消耗品の残量が所定の量未満であるときに実行された前記ジョブの指令元であるユーザを判別する処理と、
    判別されたユーザに対して前記消耗品が補充された旨を通知する処理と、
    をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
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