JP4079159B2 - ファクシミリ装置、ファクシミリ送信処理方法及び同受信処理方法 - Google Patents

ファクシミリ装置、ファクシミリ送信処理方法及び同受信処理方法 Download PDF

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Description

この発明は、親展ファックス機能を備えたファクシミリ装置、ファクシミリ送信処理方法及び同受信処理方法に関する。
なお、この明細書において、「ファクシミリ」を「ファックス」ともいう。
ファクシミリ装置には、親展ファックス機能を備えたものがある。このような機能を使用すると、受信された画像データは即座にプリントアウトされることはなく、一旦ファクシミリ装置の内部メモリに記憶される。
一方、親展ファックス機能を使用したいユーザは、予め自分の暗証番号等の認証データを装置に登録しておく。そのユーザが認証データを入力し、登録データと入力データが一致した場合で、かつ入力したユーザへの受信画像があれば、装置の内部メモリに記憶された画像データをプリントアウトすることができるため、通常のファックス受信よりも受信画像データに対する機密性を保持することができる。
なお、特許文献1には、機密データ等の出力要求を行うときに、暗証番号等の認証データの入力を行い、装置に設けられている操作パネルから、前記認証データを入力することにより、この機密データが印刷出力される画像形成装置が開示されている。この画像形成装置では、機密データの印刷出力を要求したユーザが画像形成装置の傍らにいるときに、機密データに基づいて印刷された用紙が排出される。
また、特許文献2には、使用者IDをカード内に指定し、使用者IDが記憶されたカードを画像形成装置に接続することで印字出力する技術が開示されている。
特開平5−143253号公報 特開2003−182187号公報
しかしながら、前述した親展ファックス機能を有する従来のファクシミリ装置では、通常のファックス受信よりも受信画像データに対する機密性を保持することができるものの、画像データの送信時には原稿が用いられ、受信した画像データはプリント物として排出されるため、前記原稿やプリント物が第三者の目に触れる危険があり、この点でさらなる機密性の確保が望まれていた。
また、前記特許文献1及び特許文献2に記載の技術では、やはりプリント物が第三者の目に触れる恐れがあった。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、親展ファックスの送信時、あるいは親展ファックスによる受信データの出力時に、原稿やプリント物として第三者の目に触れる恐れをなくして機密性を高めた親展ファックス機能付きのファクシミリ装置、ファクシミリ送信処理方法及び同受信処理方法の提供を目的とする。
上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)外部記憶装置を接続するための接続手段と、前記接続手段に外部記憶装置が接続されているか否かを検出する検出手段と、前記外部記憶装置が前記接続手段に接続されている場合には、親展ファックス送信機能を動作可能に、接続されていない場合には、親展ファックス送信機能を動作不可に切り換える切換手段と、前記接続手段に接続された外部記憶装置に記憶されている画像データの中から、ファクシミリ送信可能な画像データのファイル名を表示する表示手段と、前記表示手段に表示されたファイルの中から送信するファイルをユーザの指示に基づいて選択するファイル選択手段と、前記ファイル選択手段により選択されたファイルの画像データを、親展ファックス送信機能により送信する送信手段と、を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
(2)前記外部記憶装置の画像データを送信完了後、前記データを削除するか否かをユーザの指示に基づいて決定する決定手段と、データ削除が決定された場合には、前記データを削除するデータ削除手段と、をさらに備えている前項1に記載のファクシミリ装置。
(3)外部記憶装置を接続するための接続手段と、内部記憶手段と、前記接続手段に外部記憶装置が接続されているか否かを検出する検出手段と、親展ファックスによる画像データを受信する受信手段と、前記外部記憶装置が前記接続手段に接続されていない場合には、受信した親展ファックスによる画像データを、前記内部記憶手段に格納する格納手段と、前記外部記憶装置が前記接続手段に接続されたことが検出されたときに、親展受信キーを表示し、該親展受信キーが押下されることにより、前記内部記憶手段に記憶された親展ファックスによる受信データを前記外部記憶装置へ転送可能とする転送許可手段と、を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
(4)前記表示手段は、前記外部記憶装置が前記接続手段に接続されている場合に、親展送信キーを表示し、該親展送信キーが押下されると前記画像データのファイル名を表示する前項1に記載のファクシミリ装置。
(5)外部記憶装置はUSBメモリである前項1〜4の何れかに記載のファクシミリ装置。
(6)USBメモリは認証機能付きのものである前項5に記載のファクシミリ装置。
(7)外部記憶装置を接続するための接続手段に外部記憶装置が接続されているか否かを検出するステップと、前記外部記憶装置が前記接続手段に接続されている場合には、親展ファックス送信機能を動作可能に、接続されていない場合には、親展ファックス送信機能を動作不可に切り換えるステップと、前記接続手段に接続された外部記憶装置に記憶されている画像データの中から、ファクシミリ送信可能な画像データのファイル名を表示するステップと、表示されたファイルの中から送信するファイルをユーザの指示に基づいて選択するステップと、選択されたファイルの画像データを、親展ファックス送信機能により送信するステップと、を備えたことを特徴とするファクシミリ送信処理方法。
(8)前記外部記憶装置の画像データを送信完了後、前記データを削除するか否かをユーザの指示に基づいて決定するステップと、データ削除が決定された場合には、前記データを削除するステップと、をさらに備えている請求項7に記載のファクシミリ送信処理方法。
(9)外部記憶装置を接続するための接続手段に外部記憶装置が接続されているか否かを検出するステップと、親展ファックスによる画像データを受信するステップと、前記外部記憶装置が前記接続手段に接続されていない場合には、受信した親展ファックスによる画像データを、内部記憶手段に格納するステップと、前記外部記憶装置が前記接続手段に接続されたことが検出されたときに、親展受信キーを表示し、該親展受信キーが押下されることにより、前記内部記憶手段に記憶された親展ファックスによる受信データを前記外部記憶装置に転送可能とするステップと、を備えたことを特徴とするファクシミリ受信処理方法。
(10)前記画像データのファイル名を表示するステップでは、前記外部記憶装置が前記接続手段に接続されている場合に、親展送信キーを表示し、該親展送信キーが押下されると前記画像データのファイル名を表示する前項7に記載のファクシミリ受信処理方法。

前項(1)に記載の発明によれば、接続手段に外部記憶装置が接続されているときのみ、親展ファックス送信機能が動作可能となり、外部記憶装置に記憶されたファイルの中からユーザが指定したファイルの画像データが、自動的に親展ファックス送信される。このため、親展ファックス送信に際して原稿は不要となり、送信したい画像データを外部記憶装置に記憶させておけばよいから、送信しようとする画像データが第三者の目に触れる危険性をなくすことができ、より高い機密性を確保することができる。
前項(2)に記載の発明によれば、ユーザの指示に基づいて送信済みデータを削除できるから、さらに機密性を保持することができる。
前項(3)に記載の発明によれば、外部記憶装置が接続手段に接続されていない場合には、受信した親展ファックスによる画像データは内部記憶手段に格納され、外部記憶装置が接続手段に接続されたことが検出されたときに、親展受信キーを表示し、該親展受信キーが押下されることにより、前記内部記憶手段に記憶された親展ファックスによる受信データを外部記憶装置に転送可能となる。このため、受信者は親展ファックスデータをプリント物として出力する必要はなくなり、受信データが第三者の目に触れる危険性をなくすことができ、高い機密性を確保することができる。

前項(5)に記載の発明によれば、USBメモリを用いて、前記(1)〜(4)に記載の効果を得ることができる。
前項(6)に記載の発明によれば、機密性をさらに高くすることができる。
前項(7)に記載の発明によれば、親展ファックス送信に際して原稿は不要となり、送信したい画像データを外部記憶装置に記憶させておけばよいから、送信しようとする画像データが第三者の目に触れる危険性をなくすことができ、より高い機密性を確保することができる。
前項(8)に記載の発明によれば、ユーザの指示に基づいて送信済みデータを削除できるから、さらに機密性を保持することができる。
前項(9)に記載の発明によれば、受信者が外部記憶装置を接続手段に接続すれば、受信データを外部記憶装置に格納できるから、親展ファックスデータをプリント物として出力する必要はなくなり、受信データが第三者の目に触れる危険性をなくすことができ、より高い機密性を確保することができる。
以下、この発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
〔MFPの全体構成〕
図1は、この発明の一実施形態に係るファクシミリ装置としてのMFPを示す斜視図である。
図1において、MFP1は、コピー機能、プリント機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能等を有するデジタル複合機であり、ネットワークNW(図2)を介してユーザ端末等との間でデータの送受信が可能である。
MFP1は、複数(この実施形態では3個)のUSB(Universal Serial Bus)規格の外部機器を着脱可能な接続手段としての第1〜第3の3個の差込口20,21,22を有しており、この差込口20,21,22にUSBインターフェイスを有する外部機器、例えば外部記憶装置であるUSBメモリ320,321,322(図3)を接続することにより、外部機器とMFP1の間で、双方のデータ送受信が可能となされている。以下、差込口20,21,22をUSB差込口という。
MFP1は操作パネル10を備えており、この操作パネル10は、複数のキー11aと、当該キー11aに対するユーザの操作による各種の指示や、文字、数字などのデータの入力を受付ける操作部11と、ユーザに対する指示メニューや取得した画像に関する情報などの表示を行なう液晶等からなるディスプレイ12を有している。
また、MFP1は、原稿を光学的に読取って画像データを得るスキャナ部13と、画像データに基づいて記録シート上に画像を印刷するプリンタ部14とを備えている。
またMFP1の本体上面には、原稿をスキャナ部13に送るフィーダ部17が、下部にはプリンタ部14に記録シートを供給する給紙部18が、中央部にはプリンタ部14によって画像を印刷された記録シートが排出されるトレイ19がそれぞれ配備されている。さらにMFP1の本体の内部には、ネットワークNWを介して外部機器との間で画像データなどの送受信を行なう通信部16、および画像データなどを記憶するメモリ313などが備えられている。
なお、MFP1は、ネットワーク・インターフェイスを有し、前記通信部16は外部機器との間で各種データの送受信が可能なように、前記ネットワーク・インターフェイスを介してネットワークNWに接続されている。
前記ディスプレイ12は、データ送信の宛先の一覧表示や、USBメモリ320〜322内のファイルの一覧表示や、受信データをUSBメモリ320〜322に記憶させるか否かの選択表示を含む種々の表示に使用される。また、前記操作部11は、ユーザによる送信先の選択を含む種々の入力に用いられるものである。これらがユーザインターフェイスの要部として機能する。
前記スキャナ部13は、写真、文字、絵などの画像情報を原稿から光電的に読取って画像データを取得する。取得された画像データ(濃度データ)は、図示しない画像処理部においてデジタルデータに変換され、周知の各種画像処理を施された後、プリンタ部14や通信部16に送られ、画像の印刷やデータの送信に供される。また、後の利用のためにハードディスク等の記憶部に格納されても良い。
前記プリンタ部14は、スキャナ部13により取得された画像データ、通信部16により外部機器から受信した画像データ、またはメモリ313に格納されている画像データに基づいて記録シート上に画像を印刷するものである。
前記通信部16は、公衆電話回線を介してファックスデータの送受信を行なう他、LAN、インターネットなどのネットワークNWを介して、該ネットワークNWに接続される外部機器との間で電子メールなどを用いてデータの送受信を行なう。
これにより、MFP1は、通常のファックス通信を行なうファクシミリ装置としての機能のみならず、電子メールの送受信端末としての機能も有する。したがって、電子メールの添付ファイルとして、各種画像データを送受信することもできる。なお、MFP1が行なうネットワーク通信は有線でもよく無線でもよいが、図示の例では有線による通信方式が採用されている。
〔ネットワークの概要〕
図2はMFP1のネットワーク接続例を示すものである。
図2において、ネットワークNWは、ジョブとしての印字処理を要求する複数台の外部機器(端末)としてのパーソナルコンピュータ(以下PCともいう)2(2A,2B・・・)と、 このジョブを実行する複数台のMFP1(1A,1B,1C・・・)によって構成されている。ここで、各MFP1は、マルチジョブ機能を有するものとする。
マルチジョブ機能とは、デジタル化された画像データを用いて画像形成を行うデジタル複写機やプリンタ等の画像形成装置において、イメージリーダ等を用いて読み取った画像データをデジタル処理して画像形成に用いるものや、画像形成装置に接続された前記PC2等の外部端末から送信されてきた画像データを用いて画像形成を行うことができる機能である。また、画像形成を行いながら画像データの取得を行うことができる機能もマルチジョブ機能の一環である。
マルチジョブ機能を備える画像形成装置では、イメージリーダにより読み取られた一塊の原稿から得られた画像データを用いた画像形成や、PCから送信された画像データを用いた画像形成を、それぞれ一つのジョブとして取り扱い、ジョブ単位で順次画像形成を行っていく。
すなわち、原稿を読み取って得た画像データや、PCから送信された画像データは、それぞれのジョブの識別子(以下、「ジョブID」という。)と対応付けられて画像メモリに蓄積される一方、ジョブIDはそれぞれのジョブが画像形成装置に対して発行された順に所定の管理テーブルに登録されることになる。そして、テーブルに登録されたジョブIDの順に画像形成が行われる。
[MFP1の電気的構成]
図3は、MFP1の電気的構成を示すブロック図である。
図3において、このMFP1は、情報処理部301、ファクシミリ部302、通信制御部303、給紙手段304、前記スキャナ部13を構成する画像読み取り部305、前記プリンタ部14を構成する画像形成手段306、およびフィニッシャ部307を有している。前記ファクシミリ部302,通信制御部303が通信部16を構成する。
情報処理部301は、データ入出力手段308、データ通信制御部309、操作部11、制御装置311、メモリ313およびディスプレイ12等を有している。情報処理部301では画像メモリ313bに格納されたジョブの削除、出力等の制御が行えるようになっている。
前記制御装置311は、CPU3111、RAM3112、画像データ書き込み部3113、画像データ読み込み部3114等を有している。この制御装置311には、データ入出力手段308が接続され、ジョブを入出力する際に使用される。
前記CPU3111は、画像データのファクシミリ送信及び受信の実行、スキャナ部13やプリンタ部14の駆動、ディスプレイ12の表示制御、等のMFP1の全体の制御を行うものであり、ファクシミリ機能がリダイヤル待機状態になったときに経過時間を測定するタイマ3111aと、リダイヤルの実行回数を計数するカウンタ3111bを有している。
さらに、CPU3111は、この実施形態では以下の機能を有している。すなわち、USBメモリ320(321)(322)がUSB差込口20(21)(22)に接続されている(装着されている)ことを検知する機能や、前記USB差込口20(21)(22)にUSBメモリ320(321)(322)が接続されたときに、USBメモリ320(321)(322)内に、親展ファックス送信可能なファイルが記憶されているか否か、あるいはその他の判断を行う判断機能等を有している。
CPU3111の上述したような制御及び機能は、図示しないプログラム格納部に格納されたプログラムを実行することにより発揮される。
前記RAM3112は、CPU3111が動作する際の作業領域として機能する。
前記データ入出力手段308には、TCP/IPベースのネットワークのLAN(Local Aria Network)端子315、USB端子316、セントロニクス端子317、シリアルインタフェイス端子318および/またはJTAG端子319等のインタフェイス(I/F)端子が複数設けられている。
前記データ入出力手段308では、ネットワーク端子315、USB端子316、セントロニクス端子317、シリアルインタフェイス端子318またはJTAG端子319に接続された場合、制御装置311によりデータの読み出し、書き込み、削除ができるようになっている。
前記メモリ313は、画像形成手段306で用紙に印字するために展開された受信画像データを記憶しておくビットマップメモリ313aと、送信のためにスキャナ部13で読み取った画像データを画像メモリ313bに伝達するためのバッファメモリ313cと、バッファメモリ313cから伝達された送信/受信の各画像データを、何れも圧縮して記憶しておく画像メモリ313bとによって構成されている。メモリ313においては、メモリ間でのコピーが可能である。
この実施形態では、前述したように、USB端子316として複数の差込口があり、それぞれにUSBメモリ320,321,322を接続可能である。さらに、制御装置311はこれら複数のUSBメモリ320,321,322に対する各記憶情報の読み込み、および各USBメモリ320,321,322に対する情報の書き込みが同時に実行可能である。記憶情報の読み込みは制御装置311のデータ読み込み部3114により行われ、情報の書き込みはデータ書き込み部3113により行われる。
ファクシミリ部302は、画像データのファックス送信及び受信を行うものであり、ファックス送信及び受信には通常のファックス送受信の他、親展ファックス送信及び受信が含まれる。以下、親展ファックス送信、親展ファックス受信を単に親展送信、親展受信ともいう。
通信制御部303は、交換器の起動、修復手段、呼び出し信号の検出手段、相手先からの信号に基づいて送信が可能であるか否かを判別する判別手段等を有するものであり、ファクシミリ部302の機能を動作させるために必要な構成部材である。
〔操作パネル〕
図4は、MFP1における操作パネル10の構成を示す平面図である。
図4において、スタートキー201は、コピー/プリント/ファクシミリ送信/電子メール、FTP送信等の動作を開始させるために用いられる。テンキー202は、コピー枚数等の数値を入力するために用いられる。クリアキー203は、入力された数値のクリア、および画像メモリ313b等に蓄積された画像データを破棄するために用いられる。
ストップキー204は、コピー/スキャン動作の停止を指示するために用いられる。パネルリセットキー205は、設定されている操作モードおよびジョブを破棄するために用いられる。
また、ディスプレイ12は、各種モードの表示やその他の表示を行い、表面にはタッチパネル206が取り付けられている。このタッチパネル206によって、ユーザはディスプレイ12内の表示内容に従った各種設定や選択を行うことができる。
前記タッチパネル206における設定画面領域207には、通常は、コピー動作やファックス送信動作を実行する際に行う基本的/応用的な設定のためのボタンが配置されている。各ボタンを押下すると、その詳細設定を行うための階層画面が表示される。
タッチパネル206のジョブ情報画面領域208は、その時点でMFP1に投入されているジョブ情報が表示される。表示は、実行されるべきジョブの順序で並んでいる。特定のジョブに対して消去や変更等の操作を行う場合は、ジョブ操作ボタン209を選択した後、操作対象となるジョブ番号ボタンを押下する。それらの操作によってジョブ操作画面が表示され、特定のジョブに対する操作が可能となる。
コピーキー210、スキャンキー211、及びファックスキー212はMFP1をコピー/スキャナ/ファクシミリの何れの操作モードで動作させるかを設定するための選択キーである。
コピーキー210を押下した場合、MFP1はコピー機として使用可能となる。この状態では、スキャナ動作、およびファックス動作を実行することはできない。
この時、タッチパネル206の設定画面領域207には、コピー動作に対する各種設定を行うための表示が行われる。諸設定を終了後、原稿をセットしてスタートキー201を押下することにより、コピー動作が開始される。またスキャンキー211を押下した場合、MFP1はスキャナとなる。この状態では、コピー動作及びファックス動作を実行することはできない。
この時、タッチパネル206の設定画面領域207には、スキャン動作に対する各種設定を行うための表示が行われる。諸設定を終了後、原稿をセットしてスタートキー201を押下することにより、スキャン動作が開始される。
またファックスキー212を押下した場合、MFP1はファクシミリとなる。この状態では、コピー動作及びスキャナ動作を実行することはできない。
この時、タッチパネル206の設定画面領域207には、ファックス動作に対する各種設定を行うための表示が行われる。諸設定を終了後、原稿をセット、またはUSBメモリをセットし、スタートキー201を押下することにより、ファックス送信動作が開始される。
なお、コピーキー210、スキャンキー211、ファックスキー212は排他的動作となり、いずれかを選択すると自動的に他は非選択状態となる。
また、PC2からMFP1を使用してプリントする場合、PC2にこのプリンタ制御用ドライバソフトをインストールし、プリントの際の各種設定はそのドライバ画面にて行う。従って、MFP1の操作パネル10上へのプリント用設定画面、およびプリント切り換えキーの表示は不要である。
図5は、本実施の形態におけるファックス機能選択時に表示される操作パネルの画面である。
図3におけるファックスキー212が押下されると、ディスプレイ12の設定画面領域207には、ファクシミリ動作に対する各種設定を行うための、親展送信キー230及び親展受信キー231を含む表示が行われる。
この時、データを親展送信するための前記親展送信キー230は、MFP1の少なくともいずれかのUSB差込口(例えばUSB差込口20)に例えばUSBメモリ320が装着されており、USBメモリの装着の検出結果であるLED220が点灯している場合にのみ、表示されるか若しくは押下有効となる。つまり、親展送信機能が動作可能となる。また、USBメモリが未装着である場合には、親展送信キー230は非表示若しくは押下無効の状態となる。つまり、親展送信機能は動作不能となる。
親展送信キー230が押下され、USBメモリ320内に画像データファイルが存在した場合、タッチパネル206の設定画面領域207には、図6のようにUSBメモリ320内に存在する画像データファイル名が列挙され、ユーザが所望するファイルを選択可能とする。また、USBメモリ320内に存在するファイルが、この階層画面表示を越える個数の場合、“次頁”キーの押下により残りのファイルが表示される。この画面で“OK”キーが押下されると、MFP1は指定されたファイルの画像データを読み込む処理を開始する。
正常に画像データの読み込みが終了すると、データの送信先ファックス番号入力を促す表示となる。さらに、データ送信完了後、図7に示すように、親展ファックス送信を実行した画像データファイルを、USBメモリ320から削除するか否かを選択する画面が表示される。ここで「はい」を選択すると、送信された画像データファイルはUSBメモリ320から削除される。
また、図5の親展受信キー231は、MFP1のメモリ313内に親展受信データが存在し、且つMFP1の少なくともいずれかのUSB差込口(例えばUSB差込口20)に例えばUSBメモリ320が装着されており、USBメモリ320の装着検出結果であるLED220が点灯している場合のみ、表示されるか若しくは押下有効となる。親展受信キー231が有効な状態で押下されると、メモリ313内の受信データのUSBメモリへの転送が許可され、図8に示す確認画面が表示される。ここで「はい」を選択すると、MFP1のメモリ313内に一時的に保存されている親展受信データがUSBメモリ320に格納される。
これらの処理内容をフローチャートで説明する。なお、これらの処理は、制御装置311のCPU3111が、図示しないROM等の記憶媒体に格納されているプログラムを実行することによって行われる。
[親展送信処理]
親展送信時の処理を図9のフローチャートに示す。
ステップS500で、少なくともいずれかのUSB差込口20〜22に少なくともいずれかのUSBメモリ320〜322が装着されているか否かを判断する。装着されている場合(ステップS500でYES)、ステップS501で、ファックスキー212の押下で表示される図5のファックス設定画面において親展送信キー230を表示し、若しくは親展送信キー230を有効とする。
一方、USBメモリが未装着の場合(ステップS500でNO)、ステップS502で、親展送信キー230を非表示、若しくは無効とする。
次に、押下有効となった親展送信キー230がユーザにより押下された場合の処理を図10に示す。
まずステップS510で、装着されている例えばUSBメモリ320内に送信可能な画像データファイルが存在するか否かの判断が行われる。その判断の結果、USBメモリ内に画像データファイルが存在した場合(ステップS510でYES)、ステップS511で、送信対象となる画像データファイル名を一覧表示する。この際、表示画面に表示可能なファイル数を超える数のファィルが存在した場合、複数ページに渡って表示可能となるようにしておく。
ステップS512では、親展送信する画像データファイルが決定されるのを待ち、ユーザの選択に基づいて、画像データファイルが決定されると(ステップS512でYES)、ステップ513で、決定されたファイルの画像データがUSBメモリ320からMFP1のメモリ313へ転送され、ステップS514で、送信画像データの準備が完了となる。
他方、装着されたUSBメモリ320〜322内に送信可能な画像データファイルが存在しなかった場合(ステップS510でNO)、ステップ515で、タッチパネル206のメッセージ領域207に、「画像データファイルがない」旨のメッセージを表示する。この時点で、MFP1の装置状態としては送信画像データの準備が未完了であり、送信画像待ち状態となる(ステップS516)。
親展送信が実行された場合の処理を図11に示す。
ステップS520で、読み込まれた画像データの送信先が確定されるのを待つ。送信先電話番号が確定されると(ステップS520でYES)、ステップS521で、データの送信が開始される。そして、ステップS522で、全データの送信が完了したか否かの判断を行い、送信完了が確認されると(ステップS522でYES)、ステップ523で、送信対象となったUSBメモリ320内のデータを削除するか否かのユーザ選択を待つ画面を、タッチパネル206のメッセージ領域207に表示する。
ユーザにより削除が選択されると(ステップS523でYES)、ステップ524で、CPU3111は、送信対象となったUSBメモリ内のファイルの削除処理を実行する。削除が選択されなかった場合は(ステップS523でNO)、そのファイルは削除されることなくUSBメモリ内に残存する。
このように、この実施形態では、USB差込口20〜22に装着されたUSBメモリ20に記憶されたファイルの中からユーザが指定したファイルの画像データが、自動的に親展送信されるため、親展送信に際して原稿は不要となり、送信したい画像データをUSBメモリに記憶させておけばよいことになる。このため、送信しようとする画像データが第三者の目に触れる危険性をなくすことができ、より高い機密性を確保することができ、セキュリティに優れたものとなる。
また、ユーザの指示に基づいて送信済みデータを削除できるから、さらに高い機密性を保持することができる。
[親展受信処理]
親展受信時の処理を図12のフローチャートに示す。
ステップS530で、少なくともいずれかのUSB差込口320〜322に少なくともいずれかのUSBメモリ20〜22が装着されているか否かを判断する。装着されている場合(ステップS530でYES)、ステップS531で、ファックスキー212押下で表示される図5のファックス設定画面において親展受信キー231を表示し、若しくは親展受信キー231を有効とする。
一方、USBメモリが未装着の場合(ステップS530でNO)、ステップ532で、親展受信キー231を非表示、若しくは無効とする。
次に、押下有効となった親展受信キー231がユーザにより押下された場合の処理を図13に示す。
まずステップS540で、MFP1のメモリ313内に親展受信済みの画像データが存在するか否かを判断する。メモリ313内に親展受信データが存在している場合(ステップS540でYES)、ステップS541で、そのデータをMFP1のメモリ313からUSBメモリへ転送するか否かのユーザ選択を待つ画面(図8に示す)を、タッチパネル206のメッセージ領域207に表示する。
次に、ステップS542で、ユーザにより親展受信データのUSBメモリへの転送が選択されたか否かを判断し、選択されると(ステップS542でYES)、ステップS543で、親展受信データをMFP1のメモリ313からUSBメモリ320〜322へ転送する。転送が選択されなければ(ステップS542でNO)、処理を終了する。
他方、MFP1のメモリ313に親展受信データが存在しなかった場合(ステップS540でNO)、ステップS544で、タッチパネル206のメッセージ領域207に、「親展受信データがない」旨のメッセージを表示して、処理を終了する。
このように、USBメモリが装着されていない場合には、親展受信データはMFP1の内部メモリ313に格納され、USBメモリが装着状態となったときに、前記内部メモリに記憶された親展受信データがUSBメモリに転送可能となる。このため、受信者は親展受信データをプリント物として出力する必要はなくなり、受信データが第三者の目に触れる危険性をなくすことができ、高い機密性を確保することができる。
前記図12及び図13に示した実施形態では、USBメモリ320〜322が装着されていなくても、MFP1のメモリ313に親展受信データを一旦保存し、少なくともいずれかのUSBメモリ320〜322の装着が検出されると、USBメモリ320〜322への転送処理を行う制御であったが、別の実施形態として、親展受信が実行される時点でMFP1に少なくともいずれかのUSBメモリ320〜322が装着されていなければ、データ受信そのものを行わないこともできる。
この処理を図14に示す。まずステップS550で、親展受信が実行される際、USBメモリ320〜322が装着されているか否かを判断し、装着されていると判断されると(ステップS550でYES)、ステップS551で、親展受信が許可され処理が実行される。
一方、USBメモリが装着されていない場合には(ステップS550でNO)、ステップS552で親展受信は拒否され、それ以降、親展受信の処理は実行されない。また、USBメモリが装着されていない場合は受信拒否となるため、親展送信が行われた相手先に、受信が拒否された旨のメッセージが通知される。
図14に示した処理によっても、受信者は親展受信データをプリント物として出力する必要はなくなるから、受信データが第三者の目に触れる危険性をなくすことができ、高い機密性を確保することができる。
以上、この発明の一実施の形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されることはない。例えば、ファクシミリ装置として多機能複合機を例示したが、単独機能のファクシミリ装置であっても良く、ファクシミリ機能を有する装置に広く適用可能である。
また、USBメモリ320〜322に認証機能を設けて、セキュリティの強化を図っても良い(特に親展受信時)。
即ち、USBメモリ自体が鍵となり親展送信の送受信の使用許可を切換えるようにすることができる。例えば、USBメモリに登録されているコードが、ファクシミリ装置本体に保存(本体内にデータベースをもつ)されており、誰が利用しているのかを検知し明らかにすることが可能となる。当然コードが入力されていないUSBを用いた場合や、許可されていないコードが入力されたUSBメモリを用いた場合には、親展送受信のような特殊機能は制限されることとなる。
また、親展受信においては、当事者であることがUSBメモリのコードから明らかになり、暗証番号の設定が不要となる。尚、暗証番号とコードとをあわせて二重のチェックを行うようにすることも可能である。
鍵として以下のものが考えられる。
1.ハードウェアを使用したもの
各種ホストマシン(パソコン、MFP、ファクシミリ装置等)に対して動作可能/不可能の切り換えを行う方法として、例えば小型ハードウェア回路からなるハードウェアロック(あるいは、ソフトウェアの不正コピーを防止するために使用されるハードウェアキーの一種であるドングル)をホストマシンのUSB接続部に接続するものがある。
このハードウェアロックを、ファクシミリ装置の使用に先立ってUSB差込口に差し込んでおくと、ファクシミリ装置の起動時にハードウェアロックを利用した認証が行われ、それ以降の装置の使用が可能になる。
但し、このハードウェアロックはメモリではなく、通常のファクシミリ装置からはアクセスできない。そこで、例えば、ファクシミリ装置から読み込み/書き込みが可能な通常のフラッシュメモリ部と、認証用のハードウェアロック部を併せ持つUSBメモリ構成とすることにより、セキュリティが強化されたメモリストレージとなる。
2.ソフトウェアを使用したもの
特にハードウェア的にロック回路を持たないUSBメモリに対して、セキュリティ用の認証コードを記憶させる方法として、例えば、パソコン上で動作する認証コード書き込み用のアプリケーションソフトを使用する方法がある。このアプリケーションソフトを使用すると、USBメモリの特定領域(ユーザからはアクセス不可能なブート領域等)に指定したコードを書き込むことができる。
USBメモリがファクシミリ装置に装着されると、ファクシミリ装置はUSBメモリ内の特定領域を調べ、認証コードの有無によってそれ以降の動作を決定することができる。
また、上記実施形態では、外部記憶装置320〜322としてUSBメモリを例にして説明したが、可搬性ハードディスク装置、光ディスク、メモリカード等の外部記憶装置についても適用可能である。
この発明の一実施形態に係るファクシミリ装置が適用されたMFPの外観斜視図である。 同じくMFPのネットワーク環境を示すブロック図である。 同じくMFPの電気的構成を示すブロック図である。 操作パネルの表示画面の説明図である。 ファクシミリの設定画面である。 USBメモリ内の画像データファイル名の一覧表示画面である。 親展送信データを削除するか否かの選択画面である。 親展受信データをUSBメモリに保存するか否かの選択画面である。 親展送信キーを有効にするか無効にするかの判断処理を示すフローチャートである。 親展送信の実行時のフローチャートである。 親展送信後のデータ削除処理を示すフローチャートである。 親展受信キーを有効にするか無効にするかの判断処理を示すフローチャートである。 親展受信データのUSBメモリへの転送処理を示すフローチャートである。 親展受信の許否判断処理を示すフローチャートである。
符号の説明
10 操作パネル
12 ディスプレイ(表示手段)
20〜22 USB差込口(接続手段)
311 制御装置
3111 CPU(検出手段、切換手段、ファイル選択手段、格納手 段、決定手段)
3113 データ読み込み部
3114 データ書き込み部(格納手段)
313 メモリ(内部記憶手段)
320〜322 USBメモリ(外部記憶装置)
302 ファクシミリ部(送信手段、受信手段)

Claims (10)

  1. 外部記憶装置を接続するための接続手段と、
    前記接続手段に外部記憶装置が接続されているか否かを検出する検出手段と、
    前記外部記憶装置が前記接続手段に接続されている場合には、親展ファックス送信機能を動作可能に、接続されていない場合には、親展ファックス送信機能を動作不可に切り換える切換手段と、
    前記接続手段に接続された外部記憶装置に記憶されている画像データの中から、ファクシミリ送信可能な画像データのファイル名を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示されたファイルの中から送信するファイルをユーザの指示に基づいて選択するファイル選択手段と、
    前記ファイル選択手段により選択されたファイルの画像データを、親展ファックス送信機能により送信する送信手段と、
    を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 前記外部記憶装置の画像データを送信完了後、前記データを削除するか否かをユーザの指示に基づいて決定する決定手段と、
    データ削除が決定された場合には、前記データを削除するデータ削除手段と、
    をさらに備えている請求項1に記載のファクシミリ装置。
  3. 外部記憶装置を接続するための接続手段と、
    内部記憶手段と、
    前記接続手段に外部記憶装置が接続されているか否かを検出する検出手段と、
    親展ファックスによる画像データを受信する受信手段と、
    前記外部記憶装置が前記接続手段に接続されていない場合には、受信した親展ファックスによる画像データを、前記内部記憶手段に格納する格納手段と、
    前記外部記憶装置が前記接続手段に接続されたことが検出されたときに、親展受信キーを表示し、該親展受信キーが押下されることにより、前記内部記憶手段に記憶された親展ファックスによる受信データを前記外部記憶装置へ転送可能とする転送許可手段と、
    を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  4. 前記表示手段は、前記外部記憶装置が前記接続手段に接続されている場合に、親展送信キーを表示し、該親展送信キーが押下されると前記画像データのファイル名を表示する請求項1に記載のファクシミリ装置。
  5. 外部記憶装置はUSBメモリである請求項1〜4の何れかに記載のファクシミリ装置。
  6. USBメモリは認証機能付きのものである請求項5に記載のファクシミリ装置。
  7. 外部記憶装置を接続するための接続手段に外部記憶装置が接続されているか否かを検出するステップと、
    前記外部記憶装置が前記接続手段に接続されている場合には、親展ファックス送信機能を動作可能に、接続されていない場合には、親展ファックス送信機能を動作不可に切り換えるステップと、
    前記接続手段に接続された外部記憶装置に記憶されている画像データの中から、ファクシミリ送信可能な画像データのファイル名を表示するステップと、
    表示されたファイルの中から送信するファイルをユーザの指示に基づいて選択するステップと、
    選択されたファイルの画像データを、親展ファックス送信機能により送信するステップと、
    を備えたことを特徴とするファクシミリ送信処理方法。
  8. 前記外部記憶装置の画像データを送信完了後、前記データを削除するか否かをユーザの指示に基づいて決定するステップと、
    データ削除が決定された場合には、前記データを削除するステップと、
    をさらに備えている請求項7に記載のファクシミリ送信処理方法。
  9. 外部記憶装置を接続するための接続手段に外部記憶装置が接続されているか否かを検出するステップと、
    親展ファックスによる画像データを受信するステップと、
    前記外部記憶装置が前記接続手段に接続されていない場合には、受信した親展ファックスによる画像データを、内部記憶手段に格納するステップと、
    前記外部記憶装置が前記接続手段に接続されたことが検出されたときに、親展受信キーを表示し、該親展受信キーが押下されることにより、前記内部記憶手段に記憶された親展ファックスによる受信データを前記外部記憶装置に転送可能とするステップと、
    を備えたことを特徴とするファクシミリ受信処理方法。
  10. 前記画像データのファイル名を表示するステップでは、前記外部記憶装置が前記接続手段に接続されている場合に、親展送信キーを表示し、該親展送信キーが押下されると前記画像データのファイル名を表示する請求項7に記載のファクシミリ受信処理方法。
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