JP2007047513A - 撮像レンズ及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 諸収差が良好に補正され、小型化及び薄型化を図りつつも、高い光学性能を実現することができる撮像レンズを提供し、また、このような撮像レンズを有する撮像装置を提供する。
【解決手段】 物体側より像側に向けて順に、開口絞りS、正の屈折力を有する第1レンズL1、負の屈折力を有する第2レンズL2、及び、負の屈折力を有する第3レンズL3が配列されて構成され、第1レンズ乃至第3レンズの少なくともいずれか一方の面が非球面となされている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像素子と組み合わせて使用するのに好適な撮像レンズ及びこの撮像レンズを有する撮像装置に関する。
従来、固体撮像素子などの撮像素子を用いて構成された撮像装置を備えた種々の情報機器が提案されている。このような情報機器は、例えば、いわゆるデジタルカメラやカメラ付携帯電話装置として構成されている。このような情報機器において用いられる撮像装置は、撮像素子と、この撮像素子の撮像面に物体(被写体)の像を結像させる撮像レンズとを有して構成されている。
そして、この撮像装置においては、撮像素子における画素数の増大及び高密度化が図られることに伴い、撮像レンズには、高解像度をはじめとする高い光学性能が要求されるに至っている。
また、特に携帯に適した小型の情報機器、もしくは、内部の設置スペースに余裕がない情報機器において使用される撮像装置においては、撮像レンズに対して、小型化及び薄型化も要求されることとなる。
このように、高い光学性能を有しながら、小型化及び薄型化が図られた撮像レンズを実現するためには、2枚以下のレンズ構成を採用するよりも、3枚構成のレンズ構成を採用することが有望であることが知られている。また、非球面を有するレンズを適宜採用することにより、高い光学性能を維持することができることが知られている。例えば、特許文献1には、物体側より像側に向けて順に、正−負−負の屈折力配置を有する3枚構成の撮像レンズが記載されており、また、特許文献2にも、物体側より像側に向けて順に、正−負−負の屈折力配置を有する3枚構成の撮像レンズが記載されている。
特許第3594088号公報 特開2004−226487公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に記載された撮像レンズにおいては、近年において要求されている光学仕様及び高い光学性能を実現することが困難である。
すなわち、特許文献1及び特許文献2に記載された撮像レンズにおいては、諸収差、特に、軸上色収差、倍率色収差、コマ収差が残存していることにより、像高を実際の大きさ、例えば、最大像高3mm(3mmは、1/3型撮像素子の対角相当)に合わせてレンズ形状を相似拡大すると、必要な空間周波数、例えば、85lp/mm、(85lp/mmは、1/3型200万画素撮像素子のナイキスト周波数の1/2の周波数)に対するコントラストが十分に得られない。
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みて提案されるものであって、諸収差が良好に補正され、小型化及び薄型化を図りつつも、要求される光学仕様及び高い光学性能を実現することができる撮像レンズ及びこのような撮像レンズを有する撮像装置を提供することを目的とするものである。
前述の課題を解決するため、本発明に係る撮像レンズは、以下の構成を有するものである。
〔構成1〕
物体側より像側に向けて順に、開口絞り、正の屈折力を有する第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズ、及び、負の屈折力を有する第3レンズが配列されて構成され、第1レンズ乃至第3レンズの少なくともいずれか一方の面が非球面となされていることを特徴とするものである。
撮像レンズ。
なお、屈折力の表現は、近軸の曲率によるものである。
〔構成2〕
構成1を有する撮像レンズにおいて、第1レンズが両凸形状を有し、第2レンズが物体側に凹面を向けたメニスカス形状を有することを特徴とするものである。
なお、面の形状の凹凸の表現は、近軸の曲率によるものである。
〔構成3〕
構成1、または、構成2を有する撮像レンズにおいて、開口絞りから第3レンズの像側の面までの距離及びバックフォーカスの合計をL、撮像レンズ全系の焦点距離をfとしたとき、下記条件式(1)が満足されていることを特徴とするものである。
L/f<1.2 ・・・(1)
〔構成4〕
構成1、または、構成2を有する撮像レンズにおいて、開口絞りから第3レンズの像側の面までの距離及びバックフォーカスの合計をL、撮像レンズ全系の焦点距離をfとしたとき、下記条件式(2)が満足されていることを特徴とするものである。
L/f<1.15 ・・・(2)
〔構成5〕
構成1乃至構成3のいずれか一を有する撮像レンズにおいて、第1レンズのアッベ数をνd1としたとき、下記条件式(3)が満足されていることを特徴とするものである。
νd1>60 ・・・(3)
〔構成6〕
構成1乃至構成5のいずれか一を有する撮像レンズにおいて、第1レンズのd線における屈折率をnd1、第1レンズのアッベ数をνd1としたとき、下記条件式(4)が満足されていることを特徴とするものである。
100/{(nd1−1)・νd1}<3.3 ・・・(4)
〔構成7〕
そして、本発明に係る撮像装置は、構成1乃至構成6のいずれか一にを有する撮像レンズと、撮像レンズの像面に撮像面を配置した撮像素子とを備えたことを特徴とするものである。
本発明は、前述の〔構成1〕、または、〔構成2〕を有することにより、明るく、画角が広く、諸収差が良好に補正された、小型の撮像レンズを提供することができる。この撮像レンズは、高画素化及び高密度化が図られた小型の撮像素子と組み合わせて使用することに好適な光学性能を有するものである。
さらに、本発明は、〔構成3〕または、〔構成4〕を有することにより、撮像レンズ全長の小さい小型の撮像レンズを提供することができる。
そして、本発明は、〔構成5〕または〔構成6〕を有することにより、諸収差をより良好に補正することができる。特に、軸上及び倍率の色収差を良好に補正することによって、より明るく、画角が広く、高解像度を有する小型の撮像レンズを提供することができる。
そして、本発明は、〔構成7〕を有することにより、撮像レンズとして小型で諸収差が良好に補正された撮像レンズと、撮像素子として高画素化及び高密度化が図られた小型の固体撮像素子を用いて、小型で、かつ、高性能の撮像装置を提供することができるものである。
すなわち、本発明は、諸収差が良好に補正され、小型化及び薄型化を図りつつも、要求される光学仕様及び高い光学性能を実現することができる撮像レンズ及びこのような撮像レンズを有する撮像装置を提供することができるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1、図3、図5、図7及び図9は、本発明の実施例1乃至実施例5における撮像レンズの構成を示す断面図である。
本発明に係る撮影レンズは、図1、図3、図5、図7及び図9に示すように、物体側より像側に向けて順に、開口絞りS、正の屈折力を有し両凸形状の第1レンズL1、負の屈折力を有し物体側に凹面を向けたメニスカス形状を有する第2レンズL2、及び、負の屈折力を有する第3レンズL3が配列されて構成されている。
この撮像レンズの像面には、例えば、撮像素子の撮像面が配置される。このように、この撮像レンズと、この撮像レンズの像面に撮像面を位置させた撮像素子とにより、撮像装置が構成される。
この撮像装置においては、撮像レンズの第3レンズL3と像面との間には、平行平面板からなるフィルタ1が配置される。このフィルタ1は、撮像素子への不要波長帯域の入射を防ぐための波長選択フィルタや、モアレ縞の発生を防ぐためのローパスフィルタ、あるいは、撮像素子のカバーガラス等であって、これらが単独で、もしくは、組み合わせられて配置されたものである。なお、フィルタ1としてこれら種々のフィルタを組み合わせて配置する場合には、各フィルタを互いに空気層を隔てて配置してもよく、また、各フィルタを互いに接合させて配置してもよい。
この撮像レンズにおいては、第1レンズL1は、正の屈折力を有しており、第1レンズL1の屈折力を適宜に大きくすることにより、撮像レンズ全長を小さくすることができる。
また、第1レンズL1は、本撮像レンズの正の屈折力を分担するため、及び、撮像レンズ全長を小さくするために、相対的に大きな正の屈折力を有することになる。特定のレンズが大きな屈折力を有することは収差補正にとって不利であるが、第1レンズL1を両凸形状とすることで、物体側の面及び像側の面により、第1レンズL1の正の屈折力を分担することができるため、各面の屈折力が大きくなりすぎることがない。また、各面で正の屈折力を分担することは、誤差感度の点からも好ましい。
また、第2レンズL2、及び、第3レンズL3は、負の屈折力を有しており、第2レンズL2及び第3レンズL3の屈折力を適宜に大きくすることにより、撮像レンズ全長を小さくすることができる。
また、第2レンズL2が、物体側に凹面を向けたメニスカス形状となっていることで、軸外収差、特に、コマ収差が更に良好に補正される。
さらに、諸収差を良好に補正するためには、第1乃至第3の各レンズL1,L2,L3は、少なくとも一方の面が、好ましくは両面が、非球面となされていることが好ましい。
さらに、この撮像レンズにおいて、撮像レンズ全長を小さくするためには、撮像レンズ全長、すなわち、開口絞りSから第3レンズL3の像側の面までの距離及びバックフォーカスの合計をL、撮像レンズ全系の焦点距離をfとしたとき、下記条件式(1)が満足されていることが望ましい。
L/f<1.2 ・・・(1)
また、この撮像レンズにおいて、下記条件式(2)が満足されていることがより好ましい。
L/f<1.15 ・・・(2)
さらに、この撮像レンズにおいて、諸収差、特に、軸上及び倍率の色収差をより良好に補正するためには、第1レンズL1のアッベ数をνd1としたとき、下記条件式(3)が満足されていることが望ましい。この条件式(3)は第1レンズの光学材料が低分散である場合に満足される。
νd1>60 ・・・(3)
また、別の表記としては、この撮像レンズにおいて、諸収差、特に、軸上及び倍率の色収差をより良好に補正するためには、第1レンズL1のd線における屈折率をnd1、第1レンズのアッベ数をνd1としたとき、下記条件式(4)が満足されていることが望ましい。この条件式(4)は第1レンズの光学材料が、その屈折率に対して低分散である場合に満足される。
100/{(nd1−1)・νd1}<3.3 ・・・(4)
この撮像レンズにおいて、第1乃至第3レンズL1,L2,L3をなす素材としては、合成樹脂材料(プラスチック)、ガラスなど、適切な光学材料を用いることができる。例えば、これら各レンズL1,L2,L3の素材の光学恒数としては、d線(波長587.6nm)における屈折率Ndが1.4乃至2.1、d線におけるアッベ数νdが20乃至85の範囲のものが好ましい。また、これらレンズ各L1,L2,L3の素材としては、入手の容易性や製造コストの観点からは、屈折率Ndが1.45乃至1.9、アッベ数νdが20乃至70の範囲のものがより好ましい。
なお、第1レンズL1については、例えば、d線におけるアッベ数νdが60乃至85程度の低分散ガラスを使用することによって、軸上及び倍率の色収差を良好に補正することができる。このような低分散のガラス素材を用いて、成形型を用いた成形加工を行うことによって、各光学面の形状を非球面とすることができ、諸収差をより良好に補正できる。
第1レンズL1については、d線における屈折率Ndが1.6乃至2.0程度の高屈折率のガラス素材を用いることにより、各面の曲率を過度に大きくせずに、必要な屈折力を得ることができる。このような高屈折率のガラス素材を用いることにより、第1レンズL1の各面の曲率を過度に大きくしないようにすれば、成形型加工及びこの成形型を用いた成形を容易とすることができる。
なお、第2レンズL2については、例えば、d線におけるアッベ数νdが35程度以下の低分散材料を使用することによって、色収差を良好に補正できる。
なお、第1乃至第3レンズL1,L2,L3は、精密モールドプレスにより成形することができる。第1乃至第3レンズL1,L2,L3を精密モールドプレスにより成形すれば、これら各レンズL1,L2,L3の成形に際して、各レンズの第1面と第2面とのシフト量を10μm以下、第1面と第2面との軸の傾き(成形ティルト)を2分以内とすることが可能であり、高い撮像性能を有する撮像レンズを構成することができる。
以下、本発明に係る実施例を挙げることにより、具体的に説明する。なお、本発明は、これら実施例の構成に限定されるものではない。
以下の各実施例の説明において使用される記号は、下記の通りである。
R:屈折面の曲率半径〔mm〕
D:屈折面の軸上面間隔〔mm〕
Nd:レンズ素材のd線における屈折率
νd:レンズ素材のd線におけるアッベ数
f:レンズ全系の焦点距離〔mm〕
F:Fナンバー
2Y:イメージサイズ(Y:最大像高)〔mm〕
また、非球面の形状は、面と光軸との交点を原点とし、光軸方向をZ軸とした直交座標系において、下記の非球面式で表される。
Z=Ch/〔1+√{1−(1+K)C}〕+A6h+A6h+A8h+A10h10+A12h12+A14h14
ただし、この非球面式における記号は、下記の通りである。
h=√(X+Y
C:近軸曲率(C=1/R)
K:円錐定数
A4〜A14:第4次乃至第14次の非球面係数
〔実施例1〕
本発明の実施例1におけるレンズデータを下記の〔表1〕に示す。
この撮像レンズの焦点距離は4.90mm、Fナンバーは3.35、最大像高は3.0mmである。
この実施例1における撮像レンズにおいては、以下の関係が成立している。
L/f=1.18
νd1=64.17
nd1=1.517
100/{(nd1−1)・νd1}=3.01
すなわち、条件式(1)、条件式(3)及び(4)が満足されている。
図1は、本発明の実施例1における撮像レンズの構成を示す断面図である。
図2は、本発明の実施例1における撮像レンズの収差図であり、(a)が非点収差(“×”がサジタル、“+”がメリジオナル)を示し、(b)が球面収差(“+”がd線(587.6nm)、“△”がF線(486.1nm)、“□”がC線(656.3nm))を示し、(c)が歪曲収差を示し、(d)がメリディオナルコマ収差(“+”がd線(587.6nm)、“△”がF線(486.1nm)、“□”がC線(656.3nm))を示している。
この実施例1における撮像レンズにおいては、図2に示すように、諸収差が良好に補正されており、高解像度を有する小型撮像素子と組み合わせて小型薄型の撮像装置を構成する撮像レンズとして好適である。
〔実施例2〕
本発明の実施例2におけるレンズデータを下記の〔表2〕に示す。
この撮像レンズの焦点距離は4.63mm、Fナンバーは3.1、最大像高は3.0mmである。
この実施例2における撮像レンズにおいては、以下の関係が成立している。
L/f=1.14
νd1=64.17
nd1=1.517
100/{(nd1−1)・νd1}=3.01
すなわち、条件式(1)乃至条件式(4)が満足されている。
図3は、本発明の実施例2における撮像レンズの構成を示す断面図である。
図4は、本発明の実施例2における撮像レンズの収差図であり、(a)が非点収差(“×”がサジタル、“+”がメリジオナル)を示し、(b)が球面収差(“+”がd線(587.6nm)、“△”がF線(486.1nm)、“□”がC線(656.3nm))を示し、(c)が歪曲収差を示し、(d)がメリディオナルコマ収差(“+”がd線(587.6nm)、“△”がF線(486.1nm)、“□”がC線(656.3nm))を示している。
この実施例2における撮像レンズにおいては、図4に示すように、諸収差が良好に補正されており、撮像素子と組み合わせて撮像装置を構成する撮像レンズとして好適である。
〔実施例3〕
本発明の実施例3におけるレンズデータを下記の〔表3〕に示す。
この撮像レンズの焦点距離は4.90mm、Fナンバーは2.8、最大像高は3.0mmである。
この実施例3における撮像レンズにおいては、以下の関係が成立している。
L/f=1.18
νd1=67.20
nd1=1.592
100/{(nd1−1)・νd1}=2.51
すなわち、条件式(1)、条件式(3)及び(4)が満足されている。
図5は、本発明の実施例3における撮像レンズの構成を示す断面図である。
図6は、本発明の実施例3における撮像レンズの収差図であり、(a)が非点収差(“×”がサジタル、“+”がメリジオナル)を示し、(b)が球面収差(“+”がd線(587.6nm)、“△”がF線(486.1nm)、“□”がC線(656.3nm))を示し、(c)が歪曲収差を示し、(d)がメリディオナルコマ収差(“+”がd線(587.6nm)、“△”がF線(486.1nm)、“□”がC線(656.3nm))を示している。
この実施例3における撮像レンズにおいては、図6に示すように、諸収差が良好に補正されており、撮像素子と組み合わせて撮像装置を構成する撮像レンズとして好適である。
〔実施例4〕
本発明の実施例4におけるレンズデータを下記の〔表4〕に示す。
この撮像レンズの焦点距離は4.90mm、Fナンバーは3.5、最大像高は3.0mmである。
この実施例4における撮像レンズにおいては、以下の関係が成立している。
L/f=1.17
νd1=64.17
nd1=1.517
100/{(nd1−1)・νd1}=3.01
すなわち、条件式(1)、条件式(3)及び(4)が満足されている。
図7は、本発明の実施例4における撮像レンズの構成を示す断面図である。
図8は、本発明の実施例4における撮像レンズの収差図であり、(a)が非点収差(“×”がサジタル、“+”がメリジオナル)を示し、(b)が球面収差(“+”がd線(587.6nm)、“△”がF線(486.1nm)、“□”がC線(656.3nm))を示し、(c)が歪曲収差を示し、(d)がメリディオナルコマ収差(“+”がd線(587.6nm)、“△”がF線(486.1nm)、“□”がC線(656.3nm))を示している。
この実施例4における撮像レンズにおいては、図8に示すように、諸収差が良好に補正されており、撮像素子と組み合わせて撮像装置を構成する撮像レンズとして好適である。
〔実施例5〕
本発明の実施例5におけるレンズデータを下記の〔表5〕に示す。
この撮像レンズの焦点距離は4.60mm、Fナンバーは3.0、最大像高は3.0mmである。
この実施例5における撮像レンズにおいては、以下の関係が成立している。
L/f=1.13
νd1=67.20
nd1=1.592
100/{(nd1−1)・νd1}=2.51
すなわち、条件式(1)乃至条件式(4)が満足されている。
図9は、本発明の実施例5における撮像レンズの構成を示す断面図である。
図10は、本発明の実施例5における撮像レンズの収差図であり、(a)が非点収差(“×”がサジタル、“+”がメリジオナル)を示し、(b)が球面収差(“+”がd線(587.6nm)、“△”がF線(486.1nm)、“□”がC線(656.3nm))を示し、(c)が歪曲収差を示し、(d)がメリディオナルコマ収差(“+”がd線(587.6nm)、“△”がF線(486.1nm)、“□”がC線(656.3nm))を示している。
この実施例5における撮像レンズにおいては、図10に示すように、諸収差が良好に補正されており、撮像素子と組み合わせて撮像装置を構成する撮像レンズとして好適である。
本発明の実施例1における撮像レンズの構成を示す断面図である。 本発明の実施例1における撮像レンズの収差図(非点収差、球面収差、歪曲収差及びメリディオナルコマ収差)である。 本発明の実施例2における撮像レンズの構成を示す断面図である。 本発明の実施例2における撮像レンズの収差図(非点収差、球面収差、歪曲収差及びメリディオナルコマ収差)である。 本発明の実施例3における撮像レンズの構成を示す断面図である。 本発明の実施例3における撮像レンズの収差図(非点収差、球面収差、歪曲収差及びメリディオナルコマ収差)である。 本発明の実施例4における撮像レンズの構成を示す断面図である。 本発明の実施例4における撮像レンズの収差図(非点収差、球面収差、歪曲収差及びメリディオナルコマ収差)である。 本発明の実施例5における撮像レンズの構成を示す断面図である。 本発明の実施例5における撮像レンズの収差図(非点収差、球面収差、歪曲収差及びメリディオナルコマ収差)である。
符号の説明
1 フィルタ
S 開口絞り
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ

Claims (7)

  1. 物体側より像側に向けて順に、開口絞り、正の屈折力を有する第1レンズ、負の屈折力を有する第2レンズ、及び、負の屈折力を有する第3レンズが配列されて構成され、
    第1レンズ乃至第3レンズの少なくともいずれか一方の面が非球面となされている
    ことを特徴とする撮像レンズ。
  2. 前記第1レンズが両凸形状を有し、
    前記第2レンズが物体側に凹面を向けたメニスカス形状を有する
    ことを特徴とする請求項1記載の撮像レンズ。
  3. 前記開口絞りから前記第3レンズの像側の面までの距離及びバックフォーカスの合計をL、撮像レンズ全系の焦点距離をf、としたとき、下記条件式(1)が満足されている
    ことを特徴とする請求項1、または、請求項2記載の撮像レンズ。
    L/f<1.2 ・・・(1)
  4. 前記開口絞りから前記第3レンズの像側の面までの距離及びバックフォーカスの合計をL、撮像レンズ全系の焦点距離をf、としたとき、下記条件式(2)が満足されている
    ことを特徴とする請求項1、または、請求項2記載の撮像レンズ。
    L/f<1.15 ・・・(2)
  5. 前記第1レンズのアッベ数をνd1としたとき、下記条件式(3)が満足されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一に記載の撮像レンズ。
    νd1>60 ・・・(3)
  6. 前記第1レンズのd線における屈折率をnd1、前記第1レンズのアッベ数をνd1としたとき、下記条件式(4)が満足されている
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか一に記載の撮像レンズ。
    100/{(nd1−1)・νd1}<3.3 ・・・(4)
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一に記載の撮像レンズと、
    前記撮像レンズの像面に撮像面を配置した撮像素子と
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
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