JP2007046748A - ヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器 - Google Patents

ヒンジ装置並びにヒンジ装置を用いた電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】 良好なフリーストップを実現できる簡易構造のヒンジ装置並びにこのヒンジ装置を用いた電子機器を提供すること。
【解決手段】 回動軸部5を軸にしてカム部3とこれに係合し得るカム係合部4とを互いに相対回動自在に設け、このカム部3若しくはカム係合部4の、係合面と反対側となる背面に、このカム部3若しくはカム係合部4の背面に当接し得る摩擦当接部7を設け、この摩擦当接部7は、回動軸部5を軸にしてこの摩擦当接部7が当接し得るカム部3若しくはカム係合部4と互いに相対回動自在に設けると共に、この摩擦当接部7が当接し得るカム部3若しくはカム係合部4に対して係合するカム係合部4若しくはカム部3の回動と共に回動する構成とし、この摩擦当接部7をカム部3若しくはカム係合部4の背面に対して当接方向に付勢する当接付勢機構を備えるか或いはこの摩擦当接部7を前記係合付勢機構6の付勢力によりカム部3若しくはカム係合部4の背面に対して当接方向に付勢する構成とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、例えば、第一部材と第二部材との基端部同士を枢着して、双方が重合した閉塞状態から第一部材,第二部材のいずれか一方が所定角度(例えば180度近く)まで回動した開放状態に開閉できるヒンジ装置、並びにこのヒンジ装置を用いた例えば携帯電話やノート型パソコンなどの電子機器に関するものである。
例えば、開閉式の携帯電話やノート型パソコンは、操作部を備えた本体部に対してディスプレイ部を備えた開閉蓋部(重合部)がヒンジ装置を介して起伏開閉自在に設けられているが、この開閉蓋部を本体部に伏した重合閉塞状態でこの開閉蓋部が勝手に回動して開いてしまうことがないように、閉塞状態を維持する重合保持機能をヒンジ装置に設けているものがある。
即ち、例えば、ヒンジ装置の回動軸部を軸に互いに相対回動自在に設けられる本体部の回動と共に回動するカム部(例えば凸部)と、開閉蓋部の回動と共に回動するカム係合部(例えば凹部)とを有し、閉塞重合状態となるとき、このカム部とカム係合部とがバネ付勢によって係合することでこの重合状態が係合保持されるように構成し、開放回動時に再び係合し、所定回動位置が係合保持されるように構成している。例えば、重合閉塞時に係合若しくは係合途中となって閉塞保持された状態で重合保持され、180度近く起動回動すると、再び係合若しくは係合途中となって開放状態が係合クリック保持されるように構成されている。
このようにヒンジ装置を構成することで、別に閉塞保持装置を設けてこれをロック解除するなどの厄介な操作は一切不要にして重合状態とすることで自動的にカム係合付勢(バネ付勢)によってこの重合状態が係合保持されることとなり、そのままこの閉塞付勢に抗して回動すれば開放できることとなる。即ち、常に重合状態では開き止め付勢され、また、開放回動したいときにはこの付勢力に抗して回動すればカム係合が外れてそのまま開放回動することができる。
ところで、出願人は、従来から、閉塞状態と開放状態以外の回動途中で、カム部とカム係合部とに回動トルク(回動抵抗)を与えて、手を放した位置で開閉蓋部が回動停止するフリーストップ構造のヒンジ装置について研究・開発を行っており、既にカム部とカム係合部との回動摩擦抵抗が高くなる摩擦抵抗増大手段を備えて、回動抵抗の増大により良好な前記フリーストップ状態を実現するヒンジ装置並びにこのヒンジ装置を用いた電子機器を完成し、特許出願(特許文献1)している。
特開2003−247532号公報
本発明は、この特許文献1とは異なる構造により、良好なフリーストップを実現できる簡易構造の画期的なヒンジ装置並びにこのヒンジ装置を用いた電子機器を提供するものである。
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
第一部材1と第二部材2とを回動自在に連結するヒンジ装置Hであって、前記第一部材1の回動と共に回動するカム部3と、前記第二部材2の回動と共に回動するカム係合部4とを、回動軸部5を軸にして互いに相対回動自在に設け、このカム部3とカム係合部4とが係合若しくは係合途中となることでその回動位置が係合保持されるように構成し、このカム部3若しくはカム係合部4の少なくとも一方を係合方向に付勢する係合付勢機構6を備えて、この係合付勢機構6によりカム部3とカム係合部4の係合若しくは係合途中が保持される或いは係合付勢されるように構成したヒンジ装置Hにおいて、前記カム部3若しくはカム係合部4の、係合面と反対側となる背面に、このカム部3若しくはカム係合部4の背面に当接し得る摩擦当接部7を設け、この摩擦当接部7は、前記回動軸部5を軸にしてこの摩擦当接部7が当接し得るカム部3若しくはカム係合部4と互いに相対回動自在に設けると共に、この摩擦当接部7が当接し得るカム部3若しくはカム係合部4に対して係合するカム係合部4若しくはカム部3の回動と共に回動する構成とし、この摩擦当接部7をカム部3若しくはカム係合部4の背面に対して当接方向に付勢する当接付勢機構を備えるか或いはこの摩擦当接部7を前記係合付勢機構6の付勢力によりカム部3若しくはカム係合部4の背面に対して当接方向に付勢する構成として、この当接付勢機構或いは係合付勢機構6により摩擦当接部7がカム部3若しくはカム係合部4の背面に圧接当接することで、カム部3とカム係合部4との相対回動に抵抗を付与する構成としたことを特徴とするヒンジ装置に係るものである。
また、前記回動軸部5に前記カム係合部4若しくは前記カム部3を回り止め状態に設けると共に、この回動軸部5に前記摩擦当接部7を回り止め状態に設けて、この回動軸部5の回動と共にカム係合部4若しくはカム部3と摩擦当接部7とが回動する構成とし、この回り止め状態に設けられるカム係合部4若しくはカム部3と摩擦当接部7との間の回動軸部5に、前記カム部3若しくは前記カム係合部4を回動自在に設けて、回動軸部5と共に回動するカム係合部4若しくはカム部3及び摩擦当接部7と、回動軸部5に対し回動自在なカム部3若しくはカム係合部4とを相対回動自在に構成したことを特徴とする請求項1記載のヒンジ装置に係るものである。
また、前記摩擦当接部7は、前記カム係合部4若しくは前記カム部3と共に回動する基体70に、前記カム部3若しくは前記カム係合部4の背面に摩擦当接し得る摩擦凸部7Aを設けて成る構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のヒンジ装置に係るものである。
また、前記摩擦当接部7は、前記カム係合部4若しくは前記カム部3と共に回動する基体70に、前記カム部3若しくは前記カム係合部4の背面に摩擦当接し得る摩擦凸部7Aを設けて成る構成とし、この摩擦凸部7Aが係合する係入凹部8を、前記カム部3若しくは前記カム係合部4の背面に設けて、この摩擦凸部7Aと係入凹部8とが係合若しくは係合途中となることでカム部3とカム係合部4との回動位置が係合保持されるように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒンジ装置に係るものである。
また、上面に操作部9を備えた本体部を前記第一部材1若しくは前記第二部材2とし、伏面にディスプレイ部10を備えた開閉部を前記第二部材2若しくは前記第一部材1とし、この本体部と開閉部との端部同士を前記請求項1〜4のいずれか1項に記載のヒンジ装置Hによって枢着連結したことを特徴とするヒンジ装置を用いた電子機器に係るものである。
本発明は上述のように構成したから、摩擦当接部がカム部若しくはカム係合部に圧接当接することによるカム部とカム係合部との回動摩擦抵抗により良好なフリーストップを実現でき、しかも、本発明の構成は、カム部とカム係合部との係合構造自体には何ら変更を要せず、このカム部若しくはカム係合部とによるヒンジ構造に別部品の摩擦当接部を追加することで構成可能であるため、従来構造に対して大きな構造変更を要せず容易に設計実現可能であるなど、極めて実用性に秀れた画期的なヒンジ装置並びにこのヒンジ装置を用いた電子機器となる。
また、請求項2記載の発明においては、前記作用・効果を確実に発揮する本発明の構成を簡易に設計実現可能となる一層実用性に秀れた構成のヒンジ装置並びにこのヒンジ装置を用いた電子機器となる。
また、請求項3記載の発明においては、摩擦凸部による比較的小さな接触面積でカム部若しくはカム係合部の背面に接触して摩擦抵抗を付与する構成のため、この摩擦凸部に当接付勢機構或いは係合付勢機構による圧接当接力が集中して良好な摩擦回動抵抗が得られることになり、一層良好なフリーストップを実現できることになる極めて実用性に秀れたヒンジ装置並びにこのヒンジ装置を用いた電子機器となる。
また、請求項4記載の発明においては、前記請求項3記載の発明の効果に加えて、例えば、第一部材と第二部材の閉塞状態と開放状態以外の回動途中で摩擦凸部と係入凹部とが係合若しくは係合途中となる構成や、第一部材と第二部材の閉塞状態若しくは開放状態(係合クリック保持力)が一層強固となる構成を、カム部とカム係合部との係合構造を何ら構造変更することなしに容易に設計実現可能となる一層実用性に秀れた構成のヒンジ装置並びにこのヒンジ装置を用いた電子機器となる。
好適と考える本発明の実施形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいて本発明の作用を示して簡単に説明する。
例えば、第一部材1に対して第二部材2が重合した閉塞状態から、第一部材1に対し第二部材2を相対回動すると、回動軸部5を軸としてカム部3とカム係合部4とが相対回動するが、この際、カム係合部4若しくはカム部3と共に回動する摩擦当接部7が、当接付勢機構或いは係合付勢機構6によりカム部3若しくはカム係合部4の背面に圧接当接しているため、この摩擦当接部7がカム部3若しくはカム係合4の背面に圧接当接したままカム部3若しくはカム係合部4と相対回動し、この摩擦当接部7とカム部3若しくはカム係合部4の背面との接触摩擦抵抗により、カム部3とカム係合部4との相対回動に抵抗を生じることになる。
そして、この摩擦当接部7による回動抵抗の増大によって、第一部材1に対する第二部材2の回動途中で手を離した位置で回動停止するフリーストップ状態となる。
即ち、係合付勢機構6によりカム部3とカム係合部4とが圧接することによる回動抵抗に加えて、カム部3若しくはカム係合部4の背面に摩擦当接部7が圧接当接することによる回動抵抗が得られることで高い接触摩擦抵抗を発揮し、例えば第一部材1に対して第二部材2が手を放した位置で停止する極めて良好なフリーストップを実現でき、この本発明のヒンジ装置Hを用いた機器(例えば携帯電話など)は、第一部材1に対して第二部材2を使い易い所望の角度で自由に停止させて使用できることになる。
また、本発明の構成は、カム部3とカム係合部4との係合構造自体には何ら変更を要せず、このカム部3若しくはカム係合部4に別部品の摩擦当接部7を追加することで構成可能なシンプルな構造であるため、従来構造に対して大きな構造変更を要せず、容易に設計実現可能である。
また、例えば、前記回動軸部5に前記カム係合部4若しくは前記カム部3を回り止め状態に設けると共に、この回動軸部5に前記摩擦当接部7を回り止め状態に設けて、この回動軸部5の回動と共にカム係合部4若しくはカム部3と摩擦当接部7とが回動する構成とし、この回り止め状態に設けられるカム係合部4若しくはカム部3と摩擦当接部7との間の回動軸部5に、前記カム部3若しくは前記カム係合部4を回動自在に設けて、回動軸部5と共に回動するカム係合部4若しくはカム部3及び摩擦当接部7と、回動軸部5に対し回動自在なカム部3若しくはカム係合部4とを相対回動自在に構成すれば、カム係合部4若しくはカム部3と摩擦当接部7とが共に回動し、且つこの摩擦当接部7とカム部3若しくはカム係合部4とが相対回動する構成を簡易に設計実現可能となり、前記作用・効果を確実に発揮し得ることになる。
また、例えば、前記摩擦当接部7は、前記カム係合部4若しくは前記カム部3と共に回動する基体70に、前記カム部3若しくは前記カム係合部4の背面に摩擦当接し得る摩擦凸部7Aを設けて成る構成とすれば、例えば、平坦面形状の摩擦当接部7がカム部3若しくはカム係合部4に対して広く面接触するような構成に比べて、接触面積の小さい摩擦凸部7Aで接触する構成の方が、前記当接付勢機構或いは係合付勢機構6による摩擦凸部7Aの圧接当接力が集中して良好な摩擦回動抵抗が得られることになるので、一層良好なフリーストップを実現できることとなる。
また、例えば、前記摩擦当接部7は、前記カム係合部4若しくは前記カム部3と共に回動する基体70に、前記カム部3若しくは前記カム係合部4の背面に摩擦当接し得る摩擦凸部7Aを設けて成る構成とし、この摩擦凸部7Aが係合する係入凹部8を、前記カム部3若しくは前記カム係合部4の背面に設けて、この摩擦凸部7Aと係入凹部8とが係合若しくは係合途中となることでカム部3とカム係合部4との回動位置が係合保持されるように構成すれば、例えば、第一部材1と第二部材2の閉塞状態若しくは開放状態で摩擦凸部7Aと係入凹部8とが係合若しくは係合途中となる構成として、カム部3とカム係合部4との係合保持力に加え摩擦凸部7Aと係入凹部8との係合保持力が得られることでこの閉塞状態若しくは開放状態の係合クリック保持力を一層強固なものとしたり、第一部材1と第二部材2の閉塞状態と開放状態以外の回動途中で摩擦凸部7Aと係入凹部8とが係合若しくは係合途中となる構成として、この回動途中位置でも係合保持されるような構成としたりすることができるし、このような構成は、カム部3とカム係合部4との係合構造自体を何ら構造変更することなしに、単に、摩擦当接部7に形成する係入凹部8の位置を設定変更することにより容易に設計実現可能となるなど、一層実用的な構成となる。
本発明の具体的な実施例1について図1〜図9に基づいて説明する。
本実施例は、ヒンジ装置を用いた電子機器として図1に示すような携帯電話に本発明を適用したもので、回路基板,電源等の電子部品をケース内に内装すると共に、上面側に操作部9を備えた板状の本体部1を第一部材1とし、この本体部2に重合して操作部9を覆う略同形のディスプレイ部10を設けた板状の開閉蓋部2を第二部材2とし、この開閉蓋部2と本体部1とを図2に示したヒンジ装置Hにより起伏開閉回動自在に軸着連結した構成としている。
次に、本実施例のヒンジ装置Hについて説明する。
前記開閉蓋部2(第二部材2)に止着固定する第二取付部12に回動軸部5を設け、この回動軸部5に挿通状態にして凹部4Aを有するカム係合部4をこの第二取付部12に設けている。
更に詳しくは、図3,図4に示すように、第二取付部12にカム係合部4を係止ピン13により回り止め状態に固定し、且つこの係止ピン13により第二取付部12とカム係合部4とを回動軸部5の先端部に回り止め状態に固定している。図中符号12A,4C,5Aは係止ピン13を係止するための係止孔である。
また、カム係合部4は、リング状円板形に形成し、中心貫通孔4Dに対して略対称位置となる対向二箇所に略V字形(略台形)に凹設する凹部4Aを一体成形している。
従って、開閉蓋部2と共に第二取付部12,回動軸部5,カム係合部4が一体となって回動するように構成している。
一方、前記本体部1(第一部材1)の取付凹所14に回り止め係合するケース状の第一取付部11内に、前記カム係合部4の凹部4Aと凹凸係合する凸部3Aを有するカム部3を回り止め状態にしてスライド自在に収納し、カム係合部4に対してカム部3が相対回動することで凹部4Aに凸部3Aが凹凸係合する構成としている。
更に詳しくは、カム部3は、カム係合部4と略同形のリング状円板形に形成し、中心貫通孔3Bに対して略対称位置となる対向二箇所に略V字形(略台形)に凸設する凸部3Aを一体成形している。
また、このカム部3は、中心貫通孔3Bを回動軸部5に挿通装着してこの回動軸部5に対し回動自在に設けると共に、このカム部3を前記ケース状の第一取付部11内に回動軸部5に沿って係合離反方向にスライド移動自在に設けている。
また、本実施例では、このカム部3がカム係合部4に対し係脱するに際して離反方向に移動した際、このカム部3を係合方向に付勢するコイルバネ6を採用した係合付勢機構6を前記ケース状の第一取付部11内に収納している。
そして、図5に示すように、前記回動軸部5に前記カム部3,係合付勢機構6を挿通させてケース状の第一取付部11内に挿通配設すると共に、この回動軸部5基端部の径大抜止部5Bによって回動軸部5を挿通先端方向へ抜け止め支承し、反対端部(先端部)に前記カム係合部4と前記第二取付体12とを係止ピン13で固定している。図中符号15は回動軸部5の基端部を軸支する軸受部である。
従って、本体部1とケース状の第一取付部11とこの第一取付部11内のカム部3とは、回動軸部5を軸にして一体となって回動する構成としている。よって、本体部1に対して開閉蓋部2を回動すると、回動軸部5を軸に(回動軸部5と共に)第二取付部12が回動し、これに伴いカム係合部4が第一取付部11内で係合付勢機構6に弾圧された状態のカム部3に対して回動軸部5を軸に(回動軸部5と共に)相対回動し、所定回動位置でこのカム部3とカム係合部4とが凹凸係合若しくは係合途中となり、前記係合付勢機構6によりこの係合が保持される或いは係合付勢されるように構成している(図6参照。)。本実施例では、図9,図13に示すように、本体部1に対して開閉蓋部2が重合閉塞した状態(開閉蓋部2が図中Aに位置する状態)と、この閉塞状態から180度近くまで完全に開放した状態(開閉蓋部2が図中Cに位置する状態)とにおいて、カム部3(凸部3A)とカム係合部4(凹部4A)とが凹凸係合若しくは係合途中となってこの閉塞,完全開放状態が係合付勢機構6によって係合付勢保持される構成としている。
また、前記カム部3が前記カム係合部4から係脱した回動領域では、前記係合付勢機構6による付勢力でカム部3の凸部3Aの頂部がカム係合部4の凹部4Aに隣接する(凹部4A以外の)係合面である摺動用当接部4Bに当接するように構成し、この摺動用当接部4Bに凸部3Aが圧接摩擦当接することで、カム部3とカム係合部4との相対回動に回動抵抗が付与される構成としている(図7参照。)。
本実施例では、前記カム部3若しくはカム係合部4の、係合面と反対側となる背面に、このカム部3若しくはカム係合部4の背面に当接し得る摩擦当接部7を設けている。
具体的には、図3〜図5に示すように、カム部3の背面側に摩擦当接部7を設け、この摩擦当接部7は、前記回動軸部5を軸にしてこの摩擦当接部7が当接し得るカム部3と互いに相対回動自在に設けると共に、この摩擦当接部7が当接し得るカム部3に対して係合するカム係合部4の回動と共に回動する構成としている。
更に詳しくは、この摩擦当接部7は、前記カム部3,カム係合部4よりもやや径小なリング状円板形に形成し、中心貫通孔7Bを回動軸部5に挿通する構成とすると共に、この回動軸部5に回り止め状態に設けて、この回動軸部5,カム係合部4,第二取付部12と共に摩擦当接部7がカム部3に対し相対回動するように構成している。
即ち、この回り止め状態に設けられるカム係合部4と摩擦当接部7との間の回動軸部5に、前記カム部3を回動自在に設けて、回動軸部5と共に回動するカム係合部4及び摩擦当接部7と、回動軸部5に対し回動自在なカム部3とを相対回動自在に構成している。
また、この摩擦当接部7は、図6〜図8に示すように、回動軸部5(カム係合部4)と共に回動するリング状円板形の基体70に、前記カム部3の平坦背面に摩擦当接し得る摩擦凸部7Aを設けて成る構成としている。この摩擦凸部7Aは、基体70の中心貫通孔7Bに対して略対称位置となる対向二箇所に略方形の凸部7Aを一体成形し、この凸部7Aの頂部平坦面が前記カム部3の平坦背面に当接し得る構成としている。
また、本実施例では、この摩擦当接部7をカム部3の背面に対して当接方向に付勢する当接付勢機構を備えるか或いはこの摩擦当接部7を前記係合付勢機構6の付勢力によりカム部3の背面に対して当接方向に付勢する構成として、この当接付勢機構或いは係合付勢機構6により摩擦当接部7がカム部3の背面に圧接当接することで、カム部3とカム係合部4との相対回動に抵抗を付与する構成としている。
具体的には、前記係合付勢機構6により摩擦当接部7がカム部3の背面に圧接当接する構成としている。
更に詳しくは、図3,図4に示すように、カム部3の背面側に配された摩擦当接部の背面を係合付勢機構6たるコイルバネ6が付勢し、この摩擦当接部7を介してカム部3がカム係合部4への係合方向へ付勢される構成としている。図中符号16は摩擦当接部7とコイルバネ6との間に介在する座金である。
従って、係合付勢機構6により常に摩擦当接部7がカム部3の背面に圧接当接してカム部3とカム係合部4との相対回動に良好な摩擦抵抗を付与することになり、この良好な摩擦回動抵抗によりフリーストップ状態を実現できる構成としている。
特に、カム部3からカム係合部4が係脱した回動領域、即ち本体部1と開閉蓋部2とが閉塞した状態と完全に開放した状態以外の開放回動領域では、カム部3の凸部3Aがカム係合部4の摺動用当接部4Bに常に面接当接してカム部3とカム係合部4との相対回動に摩擦抵抗が付与されているので、このカム部3とカム係合部4との接触摩擦抵抗と、摩擦当接部7とカム部3との接触摩擦抵抗との相乗作用により、極めて良好なフリーストップ状態を実現できることになる構成としている(図7参照。)。
尚、本実施例では、カム部3の背面と摩擦当接部7の摩擦凸部7Aとの接触面を互いに平坦面とした場合を示したが、例えば、このカム部3の平坦背面と摩擦凸部7Aの頂部平坦面とのいずれか一方若しくは双方を荒らし面に形成するなどして一層摩擦抵抗を増大させ、フリーストップ効果を向上させる構成を採用しても良い。
本発明の具体的な実施例2について図9,図10に基づいて説明する。
本実施例は、前記実施例1において、前記カム部3の背面に、前記摩擦当接部7の摩擦凸部7Aが係合する係入凹部8を設け、この摩擦凸部7Aと係入凹部8とが係合することでカム部3とカム係合部4との回動位置(本体部1に対する開閉蓋部2の開放位置)が係合保持されるように構成した場合である。
具体的には、図10に示すように、カム部3背面の、中心貫通孔3Bに対して略対称位置となる対向二箇所に係入凹部8を形成している。
また、この係入凹部8は、凸部3Aに対して位置をずらして設け、更に詳しくは、本体部1に対して開閉蓋部2を開放回動した際の回動途中位置(図9中Bの約125度開放回動した位置)で摩擦凸部7Aが係合し得るように設定構成している。
従って、このように構成した本実施例によれば、本体部1に対する開閉蓋部2の閉塞状態,完全開放状態以外に、開放回動途中位置でもその開放状態(角度)が係合付勢保持される構成としている。
その他の構成は前記実施例1と同様である。
本発明の具体的な実施例3について図11,図13に基づいて説明する。
本実施例は、前記実施例2において、係入凹部8の形状とこれに係合する摩擦凸部7Aの形状とを異ならせた場合である。
具体的には、本実施例の係入凹部8は、図11に示すように、前記実施例2のそれに比して凹設深さを更に深くすると共に、この凹設底部に隣接する立ち上がり壁部を傾斜壁部に形成して、この係入凹部8が開放側程開放幅が広くなる略V字形(略台形の凹部形状)に形成している。
一方、摩擦当接部7の摩擦凸部7Aは、前記係入凹部8に略丁度凹凸係合し得る略V字形(略台形)、即ちこの摩擦凸部7Aの頂部平坦面に隣接する立ち上がり壁部を傾斜壁部とした形状に形成している。
従って、このように構成した本実施例によれば、前記実施例2と同様に、本体部1に対する開閉蓋部2の閉塞状態,完全開放状態以外に、開放回動途中位置(図13中Bの位置)でもその開放状態(角度)が係合付勢保持される構成となると共に、この開放回動途中位置での保持状態とする際に、摩擦凸部7Aの傾斜壁部と係入凹部8の傾斜壁部とが互いに当接する位置(図13中B1若しくはB2の位置)まで回動すれば、後は前記係合付勢機構6の付勢力により摩擦凸部7Aが係入凹部8に吸い込まれるように回動して完全に凹凸嵌合するまで自動的に回動することになるので、本体部1に対する開閉蓋部2の所定の回動保持位置への回動操作が一層容易に行われることになる。
尚、実施例1のカム部3とカム係合部4も、この摩擦凸部7Aと係入凹部8の関係と同様に、図9中及び図13中のA1,C1位置まで回動すれば、後は自動吸い込み回動作動が行われる構造である。
その他の構成は前記実施例1と同様である。
本発明の具体的な実施例4について図9,図12,図13に基づいて説明する。
本実施例は、係入凹部8と摩擦凸部7Aとを前記実施例3と同様の形状とし、カム部3に設ける係入凹部8の位置を凸部3Aの丁度反対側に位置するように形成した場合、即ち、本体部1に対する開閉蓋部2の閉塞状態と完全開放状態とにおいて、この係入凹部8と摩擦凸部7Aとが係合若しくは係合途中となる構成としている。
従って、このように構成した本実施例によれば、本体部1に対する開閉蓋部2の閉塞状態と完全開放状態との保持強度が一層向上し、且つ閉塞状態若しくは完全開放状態近く(図9中及び図13中のA1若しくはC1の位置)まで回動操作した際の自動吸い込み回動力も一層向上することになる。
その他の構成は前記実施例1と同様である。
尚、本発明は、実施例1〜4に限られるものではなく、各構成要件の具体的構成は適宜設計し得るものである。
例えば、上記実施例1では、カム部3の背面に摩擦当接部7が当接する構成とした場合を示したが、カム係合部4の背面に摩擦当接部7が当接する構成を採用しても良い。
また、例えば、上記実施例1では、カム部3とカム係合部4とを係合方向に付勢する係合付勢機構6が前記摩擦当接部7をカム部3の背面に当接付勢させるための当接付勢機構をも兼ねる構成とした場合を示したが、係合付勢機構6とは別に、摩擦当接部7をカム部3若しくはカム係合部4の背面に当接するように付勢する当接付勢機構を設ける構成としても良い。
実施例1の使用状態(完成状態)を示す説明斜視図である。 実施例1のヒンジ装置を示す斜視図である。 実施例1のヒンジ装置を示す説明分解斜視図である。 実施例1のヒンジ装置を示す別角度からの説明分解斜視図である。 実施例1のヒンジ装置を示す説明側断面図である。 実施例1のカム部とカム係合部との係合状態における、カム部とカム係合部と摩擦当接部との関係を示した部分拡大説明斜視図である。 実施例1のカム係合部からカム部が係脱した状態における、カム部とカム係合部と摩擦当接部との関係を示した部分拡大説明斜視図である。 実施例1のカム部と摩擦当接部とを示す拡大説明斜視図である。 実施例1並びに実施例2の作動説明図である。 実施例2のカム部と摩擦当接部とを示す拡大説明斜視図である。 実施例3のカム部と摩擦当接部とを示す拡大説明斜視図である。 実施例4のカム部と摩擦当接部とを示す拡大説明斜視図である。 実施例1並びに実施例3並びに実施例4の作動説明図である。
符号の説明
1 第一部材
2 第二部材
3 カム部
4 カム係合部
5 回動軸部
6 係合付勢機構
7 摩擦当接部
7A 摩擦凸部
8 係入凹部
9 操作部
10 ディスプレイ部
70 基体
H ヒンジ装置

Claims (5)

  1. 第一部材と第二部材とを回動自在に連結するヒンジ装置であって、前記第一部材の回動と共に回動するカム部と、前記第二部材の回動と共に回動するカム係合部とを、回動軸部を軸にして互いに相対回動自在に設け、このカム部とカム係合部とが係合若しくは係合途中となることでその回動位置が係合保持されるように構成し、このカム部若しくはカム係合部の少なくとも一方を係合方向に付勢する係合付勢機構を備えて、この係合付勢機構によりカム部とカム係合部の係合若しくは係合途中が保持される或いは係合付勢されるように構成したヒンジ装置において、前記カム部若しくはカム係合部の、係合面と反対側となる背面に、このカム部若しくはカム係合部の背面に当接し得る摩擦当接部を設け、この摩擦当接部は、前記回動軸部を軸にしてこの摩擦当接部が当接し得るカム部若しくはカム係合部と互いに相対回動自在に設けると共に、この摩擦当接部が当接し得るカム部若しくはカム係合部に対して係合するカム係合部若しくはカム部の回動と共に回動する構成とし、この摩擦当接部をカム部若しくはカム係合部の背面に対して当接方向に付勢する当接付勢機構を備えるか或いはこの摩擦当接部を前記係合付勢機構の付勢力によりカム部若しくはカム係合部の背面に対して当接方向に付勢する構成として、この当接付勢機構或いは係合付勢機構により摩擦当接部がカム部若しくはカム係合部の背面に圧接当接することで、カム部とカム係合部との相対回動に抵抗を付与する構成としたことを特徴とするヒンジ装置。
  2. 前記回動軸部に前記カム係合部若しくは前記カム部を回り止め状態に設けると共に、この回動軸部に前記摩擦当接部を回り止め状態に設けて、この回動軸部の回動と共にカム係合部若しくはカム部と摩擦当接部とが回動する構成とし、この回り止め状態に設けられるカム係合部若しくはカム部と摩擦当接部との間の回動軸部に、前記カム部若しくは前記カム係合部を回動自在に設けて、回動軸部と共に回動するカム係合部若しくはカム部及び摩擦当接部と、回動軸部に対し回動自在なカム部若しくはカム係合部とを相対回動自在に構成したことを特徴とする請求項1記載のヒンジ装置。
  3. 前記摩擦当接部は、前記カム係合部若しくは前記カム部と共に回動する基体に、前記カム部若しくは前記カム係合部の背面に摩擦当接し得る摩擦凸部を設けて成る構成としたことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のヒンジ装置。
  4. 前記摩擦当接部は、前記カム係合部若しくは前記カム部と共に回動する基体に、前記カム部若しくは前記カム係合部の背面に摩擦当接し得る摩擦凸部を設けて成る構成とし、この摩擦凸部が係合する係入凹部を、前記カム部若しくは前記カム係合部の背面に設けて、この摩擦凸部と係入凹部とが係合若しくは係合途中となることでカム部とカム係合部との回動位置が係合保持されるように構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のヒンジ装置。
  5. 上面に操作部を備えた本体部を前記第一部材若しくは前記第二部材とし、伏面にディスプレイ部を備えた開閉部を前記第二部材若しくは前記第一部材とし、この本体部と開閉部との端部同士を前記請求項1〜4のいずれか1項に記載のヒンジ装置によって枢着連結したことを特徴とするヒンジ装置を用いた電子機器。
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