JP2007046196A - 抄紙用プレスフェルト - Google Patents

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Abstract

【課題】ニップ通過後のフェルトの圧力解放に伴う湿紙側への水分移動(再湿)を低減させることができる抄紙用プレスフェルトを提供すること。
【解決手段】プレスフェルト10は、基体20とバット層30により構成され、これらがニードルパンチングで絡合されている。バット層30は湿紙側層32、中層34、及びプレス側層36からなる。湿紙側のバット層30に配置された中層34は、ステープルファイバー50と中空繊維52を一定の割合で混綿するか、或いは中空繊維52のみで構成されている。中層34の中空繊維52は、ニップ加圧下では平坦に潰れるが、ニップ加圧下から解放される際、元の形状に復帰するとともに、プレスフェルト10内にある水分が湿紙に移行する前に、その端部から水分を中空空間内に吸収し、再湿防止効果を発揮する。
【選択図】図1

Description

本発明は、抄紙用のプレスパートに使用されるフェルトに関し、特に、搾水性を向上させることが可能な抄紙用プレスフェルト(以下、単に「プレスフェルト」という。)に関する。
従来から、製紙工程において、湿紙から搾水するため、プレス装置が使用されている。
プレス装置において、紙層形成が行われた湿紙は、プレスニップでプレスフェルトを介して搾水される。なお、一般的に、プレス装置は、複数のプレスニップから構成される。
図5は、プレス装置におけるプレスニップの概略図である。
このプレスニップは、一対のプレスロールP’,P’と、湿紙W’を挟持する一対のプレスフェルト11’,11’からなり、プレスロールP’,P’の加圧部において、プレスフェルト11’,11’と湿紙W’に圧力を加えて、湿紙W’から水分が搾り出されて、プレスフェルト11’,11’に吸収される。
ところが、加圧部の中央から出口にかけて、湿紙W’とプレスフェルト11’,11’に掛けられた圧力が急激に解放される。
それに伴い、加圧部の中央から出口にかけて、プレスフェルト11’,11’及び湿紙W’の体積が急激に膨張することにより、プレスフェルト11’,11’に負圧が生じる。さらに、湿紙W’が細繊維からなるため、毛細管現象も加わる。
その結果、プレスフェルト11’,11’に吸収されていた水分が、再び湿紙側へ移行する現象、すなわち、再湿現象(re-wetting)として当業者間で問題視される現象が生じる。
このような再湿現象を防止するため、バット層に、極細繊維、或いは親水性不織布が設けられたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
図6は、従来のプレスフェルト10’のCMD方向断面図である。
図6において、従来のプレスフェルト10’は、基体20’、バット層30’、及び親水性不織布40’からなり、これらがニードルパンチングされることにより、絡合一体化されている。
バット層30’は、湿紙側層31’と、プレス側層32’とにより構成される。なお、バット層30’は、基体20’にステープルファイバー50’がニードルパンチングされた構成である。そのため、ステープルファイバー50’は基体20’中にも配置されている。
親水性不織布40’は、湿紙側層31’内に配置される。
なお、親水性不織布40’としては、繊度が4デシテックス(dtex)以下の親水性のナイロン繊維で構成された、スパンボンド不織布等が用いられる。
親水性不織布40’は、バット繊維よりも密度が高く、且つ、通水性が低い。そのため、第2湿紙側層31b’及びプレス側層32’の水分は、親水性不織布40’を透過しにくく、湿紙へと戻りにくい。
また、親水性不織布40’の繊度が、バット層30’よりも低く構成されているため、毛細管現象により、第1湿紙側層31a’に保持された水分は、親水性不織布40’へと移行しやすくなる。
この従来のプレスフェルト10’によれば、バット層の湿紙側層内に、親水性不織布を配置することにより、再湿防止効果に優れた抄紙用プレスフェルトを提供することができるとされている。
また、プレスフェルトの基材に用いる経糸、又は緯糸を、中空フィラメントヤーンで構成したものがある(例えば、特許文献2参照。)。
このように基材に中空繊維を用いたものであると、基材の弾性力を高めることにより、ニップ加圧される接触面積を拡大させることができる。それに伴い、プレスフェルトの搾水性を高め、湿紙の再湿現象を防ぐことができるとされている。
特開2004−143627号公報 米国特許第6179965号明細書
然し乍ら従来のプレスフェルト、例えば、特許文献1のプレスフェルトでは、親水性不織布が湿紙側層内に設けられているものの、親水性不織布を湿紙側層内の適切な位置に、皺になったり、重なったりしないように均一に配置するには、高度な技術が必要であるという問題があった。
また、プレスフェルトの基材を中空フィラメントヤーンで構成したものの場合、当該中空フィラメントヤーンは長繊維フィラメントであるから、その端部はフェルト内部に位置していないため、中空フィラメントヤーンの中空部に、フェルト内の水分を吸収する効果はないので、再湿現象防止という観点からは、中空フィラメントヤーンの活用が十分ではないという問題があった。
そこで、本発明は、ニップ通過後のフェルトの圧力解放に伴う湿紙側への水分移動(再湿)に関し、中空繊維の活用により、湿紙接触層に移動する水の量を減らして、再湿を低減させることができる抄紙用プレスフェルトを提供することを課題とする。
本発明は、基体と、湿紙側層及びプレス側層を具えたバット層により構成される抄紙用プレスフェルトにおいて、
前記湿紙側バット層に中空繊維のステープルファイバーを含む中層が配置されていることを特徴とする抄紙用プレスフェルトにより、前記課題を解決した。
本発明によれば、プレスフェルトが加圧下から解放されてゆく過程で、中空繊維の中空形状が回復することに伴い、プレスフェルト内部に残った水を中空繊維の端部にある中空部分に吸取らせることができる。その結果、表層に水が移行するのを抑え、再湿現象を効果的に抑制することができる。ステープルファイバーは、通常、50〜150mmの短繊維(カット綿)であるから、このようなステープルファイバーの端部は、プレスフェルトのバット層内に多量に配置させることができる。
さらに、本発明によると、湿紙側のバット層に中空繊維のステープルファイバー(以下、単に「中空繊維」と云う。)を含む中層を配置するという比較的簡単な構成により、再湿防止効果に優れた抄紙用プレスフェルトを提供することができる。
本発明のプレスフェルト10の実施形態を、図1及び図2を参照して説明する。
図1及び図2は、本発明に用いるプレスフェルト10のCMD方向の断面図である。
なお、「機械方向(MD)」は、抄紙機がプレスフェルトを移動させる経方向であり、また、「機械横断方向(CMD)」は、抄紙機がプレスフェルトを移動させる方向を横切る緯方向である。
図1において、プレスフェルト10は、基体20と、バット層30により構成され、これらがニードルパンチングで絡合され、抄紙用プレスフェルトとなる。
基体20はプレスフェルト10の強度を発現させるために設けられ、その素材としては、織布、又は、糸材を織製せずに重ね合わせた構成、フィルム等、当業者により種々提案されているものを適宜用いることができる。
基体20の素材としては、羊毛等の天然繊維や、耐摩耗性、耐疲労性、伸張特性、防汚性等に優れたポリエステルやナイロン6、ナイロン66等の合成繊維が好適である。
バット層30は、湿紙側層32、中層34、及びプレス側層36からなる。
なお、バット層30に用いるステープルファイバー50としては、抄紙機のプレスパートの前段で使用するピックアップ用フェルトでは、湿紙側層32には、10〜25デシテックス(dtex)程度の繊度のものを使用し、プレス側層36には、15〜25デシテックス(dtex)程度の繊度のものを使用するとよい。
また、抄紙機のプレスパートの中段で使用する2番プレスや3番プレス用のフェルトでは、湿紙側層32には、10〜15デシテックス(dtex)程度の繊度のものを使用し、プレス側層36には、10〜20デシテックス(dtex)程度の繊度のものを使用するとよい。
また、抄紙機のプレスパートの後段で使用する4番プレスやシュープレス用のフェルトでは、湿紙側層32には、5〜15デシテックス(dtex)程度の繊度のものを使用し、プレス側層36には、5〜20デシテックス(dtex)程度の繊度のものを使用するとよい。
なお、抄紙機用プレス装置におけるプレスパートの構成等は、当業者には周知であり、例えば、特開平2004−143627号公報(段落0002〜0005及び図1、並びに段落0037〜0038及び図14)において詳述されていることであるから、本明細書での詳しい説明は省略する。
湿紙側のバット層30内に、中空繊維52を含む中層34が配置される。
なお、中層34は、ステープルファイバー50と中空繊維52を一定の割合で混綿して構成するか、或いは中空繊維52のみで構成される。
中層34は、中空繊維52単独の場合、坪量:100〜300g/m2 の範囲 で設けるとよく、坪量:200g/m2 程度が好適である。また、中層34を、25〜75重量%の中空繊維52で構成し、それ以外をステープルファイバー50で補うようにしてもよい。
中空繊維52としては、例えば、断面形状が丸中空形、四角中空形、星中空形、又は多孔中空形のものが挙げられる。但し、これらの形状に限定されることはなく、中空繊維52は中空形状であればよい。また、中空繊維52としてはポリエステルやナイロン等の合成繊維からなる、繊度が3〜25デシテックス(dtex)のものを使用することができる。なお、その繊維長が50〜150mmのものを使用することができる。そして、例えば、中空繊維52として丸中空形のものを用いた場合、ニップ加圧下において、中空繊維52が平坦に潰れ、加圧下から解放される際に元の形状に復元し易く、さらに、中空繊維52が、繰返し加圧されることに対する耐久性が高い。
なお、中空繊維52としては、抄紙機のプレスパートの前段で使用するピックアップ用フェルトでは、中層34には、15〜25デシテックス(dtex)程度の繊度のものを使用し、また、抄紙機のプレスパートの中段で使用する2番プレスや3番プレス用のフェルトでは、中層34には、10〜20デシテックス(dtex)程度の繊度のものを使用し、さらに、抄紙機のプレスパートの後段で使用する4番プレスやシュープレス用のフェルトでは、中層34には、5〜20デシテックス(dtex)程度の繊度のものを使用するとよい。
なお、基体20とバット層30がニードルパンチングされることに伴い、基体20内にもステープルファイバー50や中空繊維52が交絡するので、基体20とバット層30が強固に一体化されることにより、プレスフェルトとして安定なものとなる。
次に、図1に示すプレスフェルト10の作用を説明する。
従来、プレスロールによるニップ加圧下において、プレスフェルト10が機械方向に進行し、ニップ加圧下を脱した際、湿紙からの水分がプレスフェルト10内へ移行した水分が再び湿紙に移行する、いわゆる再湿現象が起きていた。しかし、本発明のプレスフェルト10においては、中層34に、ニップ加圧下で平坦に潰れ易い中空繊維が配されているため、中層34の密度は高くなるが、加圧の効果のため、水分は中層34よりもロール側に位置する基体及びプレス側層36に移行する。特に、加圧が効果的に働いた場合には、水分は、プレス側層36からロール側に排出される。
さらに、プレスフェルト10がニップ加圧下を脱してゆく際、中空繊維52は、徐々に圧力から解放されるに伴い、中空形状に復元してゆく。この際、プレスフェルト10内、特に基体20及びプレス側層36に残存している水分が再び湿紙に移行する前に、その水分を、中層34に配された中空繊維52が、端部から中空繊維52内に吸収することができる。
その結果、本発明のプレスフェルト10は、ニップ加圧下から脱してゆく際、湿紙側層32に移動する水分の量を減らすことができるため、再湿現象を効果的に抑制することができる。
また、さらに湿紙側層32から湿紙への水分移行量を減少させるため、湿紙側層34内における中空繊維52の比率を高くした場合、より多くのバット層30内の水分を中空繊維52に吸収させ、湿紙側層32から湿紙への水分移行量を減少させることができる。
図2において、湿紙側のバット層30は、湿紙と接触する側の第1湿紙側層32a及び、基体20側の第2湿紙側層32bの、複数の層からなる。
第1湿紙側層32aにおいては、湿紙と接触する湿紙接触層320aよりも基体20側に、複数の中層34a,34b,34cが配置されている。そして、第2湿紙側層32bとして、中層34が配置されている。
なお、図2において、中層34,34a,34b,34cは、湿紙接触層320aから遠くなるにつれて、中空繊維52が混綿されている比率が高くなっている。そのため、湿紙接触層320aの湿紙に対する平滑性を維持しつつ、且つ、より多くのバット層30内の水分を中空繊維52に吸収させることにより、湿紙接触層320aから湿紙への水分移行量を減少させることができる
なお、本発明の効果を従来のプレスフェルトと比較するために、バット層30の構成を簡単なものとして実験した。実験では、中層34に用いる中空繊維52の繊度は、具体的には、7デシテックス(dtex)とした。そして、中層34の坪量は、200g/m2 とした。
また、湿紙接触層320a、中層34a,34b,34cの坪量は、各々50g/m2 に構成し、その上で、湿紙接触層320aには、ステープルファイバー50のみを用い、中層34aは、坪量の75%をステープルファイバー50で構成し、坪量の25%を中空繊維52で構成した。また、中層34bは、坪量の50%をステープルファイバー50で構成し、坪量の50%を中空繊維52で構成した。そして、中層34cは、坪量の25%をステープルファイバー50で構成し、坪量の75%を中空繊維52で構成した。
本発明の抄紙用プレスフェルトの効果を確認すべく、以下のような実験を行った。
なお、実施例、比較例ともに諸条件を共通とするため、全てのフェルトの基本構成を次の通りとした。
基体(ナイロンモノフィラメントの撚糸を平織):坪量300g/m2
バット層(ナイロン6及び中空繊維のステープルファイバー):総坪量550g/m2
針打ち密度:700回/cm2
比較例以外は、前記バット層の湿紙側層内に中空繊維からなる中層が配置されており、バット層として湿紙側層(第1湿紙側層、第2湿紙側層)及びプレス側層を有している。
ここで、実施例、比較例におけるバット層の素材・繊度・坪量について、表1に示す実施例及び比較例を得た。
上記の実施例及び比較例の抄紙用プレスフェルトを使用して、図3及び図4に示される装置により実験を行った。
まず、図3、図4に示される装置において、図中、Pはプレスロール、110はトップ側フェルト、10はボトム側フェルト、SCはサクションチューブ、SNはシャワーノズルである。
なお、上記実施例及び比較例は、いずれの装置においてもボトム側フェルト10として使用されている。この場合、トップ側フェルトとしては、比較例1に示したものと同様のプレスフェルトを使用した。
また、図3、図4に示される装置は、ともに、フェルトの走行速度が500m/minであり、プレス圧力が100kg/cmである。
図3に示される装置は、ニップ圧下を脱した湿紙が、ボトム側フェルト10に載置され搬送される構造となっている。従って、ニップ圧下を脱した後、ボトム側フェルト10に載置され搬送された位置(プレス出口1)における湿紙の湿潤度合いを計測すると、再湿現象が発生した湿紙の水分含有量データを得ることができる。
これに対し、図4に示される装置は、ボトム側フェルト10がプレスロールに接触する面積が大きく、ニップ圧下を脱した湿紙が、フェルト10,110に接触する時間が非常に短いものである。ここで、このニップ圧下を脱した直後の位置(プレス出口2)における湿紙の湿潤度合いを計測すると、再湿現象のあまり生じていない湿紙の水分含有量データが得られる。
ここで、図3の装置による水分含有量データと、図4の装置による同データの差を求め、再湿現象の評価を行った。この際、両者の差が0.5%未満のものは再湿現象を生じないものとした(評価「良」)。一方、この両者の差が0.5%以上1.0%未満のものは、やや再湿現象が生じているとし(評価「可」)、1.0%以上のものは再湿現象が生じているとした(評価「不可」)。
この結果をまとめたものを表1に示す。
Figure 2007046196
表1に示されるように、本発明の抄紙用プレスフェルトは、再湿現象を効果的に抑えることが可能となり、優れた効果を発揮することが確認された。
ここで、特に、バット層の湿紙側層内に、中空繊維を含む中層が配置されていることの効果を、実施例と比較例との比較により確認することができた。
また、前記バット層が湿紙側から順に、多層構造になっており、且つ、1層目は中空繊維を含まないナイロンの層からなり、2層目以降がナイロンの含有率が25%〜75%で、中空繊維の含有率が75%〜25%で混綿されていると好適であることを、実施例2〜3により確認することができた。
以上の通り、本発明によると、湿紙側のバット層内に中空繊維を含む中層を配置するという比較的簡単な構成により、再湿防止効果に優れた抄紙用プレスフェルトを提供することができる。
本発明のプレスフェルトの実施形態の断面図。 本発明のプレスフェルトの別の実施形態の断面図。 本発明のプレスフェルトの効果を確認するための装置の概要図。 本発明のプレスフェルトの効果を確認するための装置の概要図。 製紙機械のプレス装置の概略説明図。 従来のプレスフェルトの断面図。
符号の説明
10:抄紙用プレスフェルト
20:基体
30:バット層
32,32a,32b:湿紙側層
34,34a,34b,34c:中層
36:プレス側層
52:中空繊維

Claims (2)

  1. 基体と、湿紙側層及びプレス側層を具えたバット層により構成される抄紙用プレスフェルトにおいて、
    前記湿紙側バット層に中空繊維のステープルファイバーを含む中層が配置されていることを特徴とする、
    抄紙用プレスフェルト。
  2. 前記バット層が多層構造で、該バット層の前記湿紙側層から順に、1層目が前記中空繊維のステープルファイバーを含まないナイロンの層からなり、2層目以降がナイロンの含有率25%〜75%、前記中空繊維の含有率75%〜25%で混綿されたものである、請求項1の抄紙用プレスフェルト。
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