JP2007040379A - クリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】 軸状部材に対する取付作業性を向上することのできるクリップを提供する。
【解決手段】 スタッドボルト2に嵌合した状態で取付けられるクリップ本体11と、クリップ本体11をその弾性を利用して拡径した状態に仮止めする仮止手段20とを備える。仮止手段20による仮止め状態のクリップ本体11をスタッドボルト2に嵌合しかつ仮止手段20による仮止めの解除によるクリップ本体11の縮径方向の弾性復元によりスタッドボルト2に取付けられる。クリップ本体11に、その縮径方向の弾性復元によりスタッドボルト2に係合する抜止爪22を設ける。仮止手段20の仮止めを解除するための操作部15を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばスタッドボルト、スタッドピン等の軸状部材に、例えばハーネスクランプ、インシュレータ等の部品を抜け止めする際に使用するクリップに関する。
従来、例えばスタッドボルト、スタッドピン等の軸状部材に、例えばハーネスクランプ、インシュレータ等の部品を抜け止めする際に使用するものとしては、例えば特許文献1に記載された押込ナットがある。特許文献1の押込ナットは、図9に示すように、六角壁体101の上縁部に、弾性を有する支持レバー102と縁部103を交互に配したものである。そして、押込ナット100をスタッドボルトに取付けるには、押込ナット100の支持レバー102の先端部間にスタッドボルトの先端部を相対的に嵌合させた後、スタッドボルトに対する取付位置まで押込ナット100が押込まれる。
特開平11−270533号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載された押込ナット100では、スタッドボルトの先端部から取付位置まで押込む際に、支持レバー102がスタッドボルトに弾性的に押付けられた状態で摺動させなければならないために、摺動抵抗が大きいものであった。したがって、押込ナット100を作業者が強い押圧力をもって押込まなければならない。そのために、押込ナット100が取付位置に達していないにもかかわらず、作業者が取付位置に達したと誤認してしまい、押込ナット100の取付け不良を招くおそれがあるため、押込ナット100を作業者が注意深く押込まなければならなかった。このように、前記特許文献1の押込ナット100では、作業者が強い押圧力でかつ注意深く押込まなければならないことから、押込ナット100の取付作業性が悪いという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、軸状部材に対する取付作業性を向上することのできるクリップを提供することにある。
前記した課題は、特許請求の範囲の欄に記載された構成を要旨とするクリップにより解決することができる。
すなわち、特許請求の範囲の請求項1にかかるクリップは、軸状部材に嵌合した状態で取付けられるクリップ本体と、前記クリップ本体をその弾性を利用して拡径した状態に仮止めする仮止手段とを備える。さらに、前記仮止手段による仮止め状態の前記クリップ本体を前記軸状部材に嵌合しかつ前記仮止手段による仮止めの解除による前記クリップ本体の縮径方向の弾性復元により前記軸状部材に取付けられる構成としたものである。
このように構成すると、仮止手段による仮止め状態のクリップ本体を軸状部材に嵌合した状態で、仮止手段による仮止めを解除すれば、クリップ本体が縮径方向に弾性復元することにより軸状部材に取付けられる。
したがって、軸状部材に嵌合する際のクリップ本体が、仮止手段による仮止め状態で拡径した状態にある。このため、軸状部材に対して、クリップ本体を取付位置までほとんど抵抗なく嵌合させることができる。また、その後は、仮止手段による仮止めの解除によって、クリップ本体が縮径方向に弾性復元することにより軸状部材に容易に取付けられる。したがって、軸状部材に対する取付作業性を向上することのできるクリップを提供することができる。
また、特許請求の範囲の請求項2にかかるクリップは、請求項1に記載のクリップにおいて、クリップ本体に、その縮径方向の弾性復元により軸状部材に抜止可能に係合する抜止部を設けたものである。
このように構成すると、クリップ本体に設けた抜止部が、クリップ本体の縮径方向の弾性復元により軸状部材に係合することにより、軸状部材に対するクリップの取付強度を向上することができる。
また、特許請求の範囲の請求項3にかかるクリップは、請求項1又は2に記載のクリップにおいて、前記仮止手段の仮止めを解除するための操作部を設けたものである。
このように構成すると、操作部を操作することにより、クリップ本体に対する仮止めを容易に解除することができる。
本発明のクリップによれば、軸状部材に対する取付作業性を向上することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について実施例を参照して説明する。
[実施例1]
本発明の実施例1を説明する。図1に示すように、本実施例のクリップ10は、ベース側の部材1上のスタッドボルト2に対して部品5を抜け止めするものである。ベース側の部材1としては、例えば、自動車のボデーパネル、ドアパネル等が相当する。また、スタッドボルト2は、例えば金属製で、ベース側の部材1の取付面1a上に円柱状に突出されており、その外周面におねじ部3を有している。なお、スタッドボルト2は、本明細書でいう「軸状部材」に相当する。また、部品5としては、例えば、ハーネスクランプ、インシュレータ、ブラケット等が相当する。また、図1では、部品5が有する板状の嵌合部6が部分的に示されている。嵌合部6には、スタッドボルト2に嵌合可能な嵌合孔6aが形成されている。
図1におけるクリップ10は、前記スタッドボルト2に対して遊嵌状に嵌合可能な拡径状態に仮止めされた状態で示されている。クリップ10は、帯状の金属製の板ばね材により形成されている。クリップ10は、リング状に巻回されたクリップ本体11と、そのクリップ本体11の両端部から径方向外方へ折り曲げられた一対の突出片12,13とを有している。クリップ10には、クリップ本体11の一端部及びその端部に連なる一方の突出片12に跨る長細状の長孔部14が形成されている。しかして、一方(図1において左方)の突出片12の一側(図1において上側)には、張出部12aが連設されている。張出部12aの張出端部(図1において上端部)には、L字状に折り曲げられた操作部15が形成されている。また、クリップ本体11の他端部及びその端部に連なる他方の突出片13は、幅狭状に形成されている。なお、説明の都合上、クリップ本体11の他端部の幅狭状の端部を幅狭側の端部11bといい、その端部に連なる突出片13を幅狭側の突出片13という。また、クリップ本体11の一端部を幅広側の端部11aといい、その端部に連なる突出片12を幅広側の突出片12という。
前記クリップ本体11の巻回にともない、前記幅狭側の突出片13が前記幅広側の突出片12における長孔部14内を潜り抜けているとともに、クリップ本体11の幅狭側の端部11bが幅広側の端部11aにおける長孔部14内に遊嵌状に嵌合されている。しかして、幅狭側の突出片13の一側(図1において下側)には、ストッパ部16が連設されている。ストッパ部16は、幅広側の突出片12の張出部12aの張り出し方向とは反対の方向(図1において下方)へ突出されている。また、クリップ本体11には、幅狭側の端部11bと長孔部14との間に位置する適数個(図1では2個を示す。)の窓部17が開口されている。また、クリップ本体11の自由状態における内径は、前記スタッドボルト2を緊締可能いわゆる締付可能な口径、すなわちスタッドボルト2の外径に比べて小さい口径となるように設定されている。
図2に示すように、前記長孔部14の幅広側の突出片12側の開口端部には、内方に突出する係合部18が形成されている。また、係合部18における先端面は、案内面18aとなっている。また、係合部18の図2における上側に隣り合う長孔部14の開口端部には、逃がし溝部14aが形成されている。また、前記クリップ本体11の幅狭側の端部11bには、係止爪19が切り起こし加工により径方向外方に向けて突出されている。係止爪19には、幅狭側の突出片13側に面する係合面19aと、その係合面19aの背面側にて傾斜状をなす案内斜面19bが形成されている。
前記クリップ10のクリップ本体11の自由状態において、両突出片12,13を相互に近付ける方向へ付勢することにより、クリップ本体11をそのばね性いわゆる弾性を利用して拡径させることができる。これとともに、幅広側の突出片12の係合部18に、クリップ本体11の幅狭側の端部11bの係止爪19を係合することにより、クリップ本体11を拡径した状態に仮止めされる。このとき、係止爪19の案内斜面19bが幅広側の突出片12の係合部18の案内面18aに当接しかつ相対的に摺動することで、その両端部11a,11bがその弾性を利用して相対的に径方向(詳しくは、端部11aが径方向外方、端部11bが径方向内方)へ段違い状にずらされる。そして、最終的には、係止爪19が幅広側の突出片12の係合部18の案内面18aを通過することにより、クリップ本体11の両端部が径方向に弾性復元するとともに、クリップ本体11の縮径方向の弾性復元力をもって幅広側の突出片12の係合部18に対してクリップ本体11の幅狭側の端部11bの係止爪19(詳しくは、係合面19a)が係合する(図1及び図2参照。)。この仮止め状態におけるクリップ本体11の内径は、前記スタッドボルト2に遊嵌状に嵌合可能な口径、すなわちスタッドボルト2の外径に比べて大きい口径に設定されている。なお、クリップ本体11の仮止めをなす係合部18と係止爪19とにより、仮止手段20が構成されている(図4参照。)。
図1に示すように、前記クリップ本体11の幅狭側の端部11bと長孔部14との間における一側部(図1において上側部)には、適数個(図1では3個を示す。)の抜止爪22が、切り起こし加工により径方向内方に向けて突出されている。抜止爪22は、前記スタッドボルト2をクリップ本体11が締付けた際に、そのスタッドボルト2のおねじ部3のねじ溝3a内に係入いわゆる係合可能に形成されている(図5及び図6参照。)。なお、抜止爪22は、本明細書でいう「抜止部」に相当する。
次に、前記クリップ10を用いて、ベース側の部材1のスタッドボルト2に対して部品5を抜け止めする手順について説明する。まず、図1に示す状態において、ベース側の部材1のスタッドボルト2に対して、その上方から部品5の嵌合部6の嵌合孔6aを嵌合する。次に、仮止め状態のクリップ10(図1参照。)のクリップ本体11を、スタッドボルト2にその上方から嵌合する(図3参照。)。このとき、クリップ本体11は、仮止め状態すなわち拡径状態にあることから、スタッドボルト2に対して遊嵌状に嵌合される。そして、図3に示すように、クリップ10のストッパ部16が部品5の嵌合部6上に当接することにより、クリップ本体11がスタッドボルト2に対する取付位置に適正に嵌合されたことになる。
続いて、クリップ10の操作部15を、作業者が指先F(図3参照。)で押込方向すなわち図3において下方へ操作すると、部品5の嵌合部6上に支持されたストッパ部16を有する幅狭側の突出片13に対して、操作部15を有する幅広側の突出片12が部品5の嵌合部6側(図3において下方)へ押動される。なお、操作部15を指先で操作しにくい場合には、ドライバー、棒状工具等を用いて、操作部15を押込方向へ操作してもよい。
これにより、クリップ本体11の幅狭側の端部11bの係止爪19に対し、幅広側の突出片12の係合部18が図2において矢印Y方向へ摺動していくことにより、その係止爪19に対する係合部18の係合が解除されすなわち外れる。これにともない、係止爪19が幅広側の突出片12の逃がし溝部14a内に通過可能に位置することにより、クリップ本体11がその弾性復元力によって縮径方向に弾性復元する。したがって、クリップ本体11がその弾性復元によりスタッドボルト2を締付けると同時に、そのクリップ本体11の抜止爪22がスタッドボルト2のおねじ部3のねじ溝3a内に係合することにより、スタッドボルト2にクリップ10が抜け止めされる(図5及び図6参照。)。
上記のようにして、クリップ10がベース側の部材1のスタッドボルト2に取付けられることにより、ベース側の部材1に部品5が抜け止めされる(図4参照。)。なお、上記したように、スタッドボルト2に取付けられたクリップ10は、両突出片12,13を相互に近付ける方向へ付勢し、クリップ本体11をそのばね性いわゆる弾性を利用して拡径させることにより、スタッドボルト2から取り外すことができる。また、クリップ10をスタッドボルト2から取り外すことにより、スタッドボルト2から部品5を抜き外すことができる。
上記したクリップ10によると、スタッドボルト2に嵌合する際のクリップ本体11が、仮止手段20の係合部18と係止爪19との係合による仮止め状態で拡径した状態にある(図1及び図3並びに図5の二点鎖線11参照。)。このため、スタッドボルト2に対して、クリップ本体11を取付位置すなわち部品5の嵌合部6上に当接するまでほとんど抵抗なく嵌合させることができる。また、その後は、係合部18と係止爪19との係合による仮止めの解除によって、クリップ本体11が縮径方向に弾性復元することによりスタッドボルト2に容易に取付けられる。したがって、スタッドボルト2に対する取付作業性を向上することのできるクリップ10を提供することができる。
また、クリップ本体11に設けた抜止爪22が、クリップ本体11の縮径方向の弾性復元によりスタッドボルト2のおねじ部3のねじ溝3aに係合する(図5及び図6参照。)。これにより、スタッドボルト2に対するクリップ10の取付強度を向上することができる。
また、クリップ10の操作部15を操作することにより、クリップ本体11に対する仮止手段20の係合による仮止めを容易に解除することができる。また、操作部15を押込方向(図3において下方)へ操作するものであるから、ストッパ部16が部品5に当接した状態を維持したまま、クリップ本体に対する仮止手段20による仮止めを容易に解除することができる。
また、前記クリップ10は、金属製であるため、樹脂製のものに比べて、スタッドボルト2に強固に取付けることができる。
また、クリップ本体11が、その縮径方向の弾性復元によりスタッドボルト2を締付けることによっても、スタッドボルト2に対する取付強度を向上することができる。
[実施例2]
本発明の実施例2を説明する。図7に示すように、本実施例は、前記実施例1におけるにおけるスタッドボルト2(図1参照。)をスタッドピン8に変更したものである。なお、前記実施例1と同一部位には同一符号を付すことにより重複する説明は省略する。
スタッドピン8は、例えば金属製で、部品5を取付けるベース側の部材1の取付面1a上に、前記スタッドボルト2の外径と等しい円柱状をもって突出されている。スタッドピン8の先端部の外周面8aには、円環状の環状溝9が形成されている。環状溝9は、前記クリップ10のクリップ本体11の抜止爪22を係合すなわち受入可能に形成されている。
次に、クリップ10を用いて、ベース側の部材1のスタッドピン8に対して部品5を抜け止めする手順について説明する。まず、ベース側の部材1のスタッドピン8に対して、その上方から部品5の嵌合部6を嵌合する。次に、仮止め状態のクリップ10のクリップ本体11を、前記実施例1と同様に、スタッドピン8に嵌合してストッパ部16を部品5の嵌合部6上に当接させる。続いて、クリップ10の操作部15を押込方向へ操作すると、係止爪19に対する係合部18の係合が解除されると同時に、クリップ本体11がその弾性復元力によって縮径方向に弾性復元する。これにより、図8に示すように、クリップ本体11がスタッドピン8を締付けると同時に、そのクリップ本体11の抜止爪22がスタッドピン8の環状溝9内に係合して、スタッドピン8にクリップ10が抜け止めされる。
上記のようにして、クリップ10がベース側の部材1のスタッドピン8に取付けられることにより、ベース側の部材1に部品5が抜け止めされる。したがって、本クリップ10は、スタッドピン8に対しても容易に取付けることができる。なお、上記したように、スタッドピン8に取付けられたクリップ10は、前記実施例1と同様に、両突出片12,13を相互に近付ける方向へ付勢してクリップ本体11を拡径させることにより、スタッドピン8から取り外すことができる。
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、前記実施例では、クリップ本体11を、その縮径方向の弾性復元により軸状部材(スタッドボルト2又はスタッドピン8)を締付けるとともに、抜止爪22をねじ溝3a又は環状溝9に係合するものとしたのに対し、抜止爪22を省略することにより、クリップ本体11の縮径方向の締付けのみで軸状部材に取付けるものとしてもよい。この場合、抜止爪22が係合するスタッドボルト2のねじ溝3a又はスタッドピン8の環状溝9等の溝を省略することができる。また、ねじ溝3a又は環状溝9等の溝に対するクリップ本体11の抜止爪22の係合のみで軸状部材に取付けるものとしてもよい。この場合、クリップ本体11の縮径方向の弾性復元による軸状部材に対する締付け力を必要としないので、クリップ本体11の弾性すなわちばね荷重を低減することができる。また、クリップ本体11の縮径方向の弾性復元により、抜止爪22を軸状部材の外周面にくい込ませることもできる。この場合、軸状部材を樹脂製としたり、ゴム状弾性体としたり、軟らかい金属製としたりすることが考えられる。また、ベース側の部材1にクリップ10を配置し、部品5側に軸状部材を配置することも考えられる。
また、前記実施例では、幅広側の突出片12を操作することにより仮止めを解除する例を示したが、幅狭側の突出片13を操作することにより仮止めを解除するようにしてもよい。この場合、幅狭側の突出片13に操作部15を設けると良い。また、前記実施例では、幅広側の突出片12を押込方向へ操作することにより、仮止めを解除する例を示したが、幅広側の突出片12を径方向外方へ操作したり、幅狭側の突出片13を径方向内方へ操作したりあるいは引き上げ操作したりすることにより、仮止めを解除することができる。この場合、フック状の引っ掛け工具、ラジオペンチ等の把持工具等の工具を使用することができる。また、軸状部材に対するクリップ10の嵌合方向を逆向き、図1において上下を逆向きにしてもよい。
また、クリップ本体11は、金属製に代えて、樹脂製とすることができる。また、スタッドボルト2、スタッドピン8等の軸状部材は、金属製に代えて、樹脂製とすることができる。また、クリップ10を部品5に配置することも考えられる。この場合、部品5の嵌合孔6aを有する嵌合部6を省略することができ、クリップ10を軸状部材に直接的に取付けることが可能になる。また、クリップ10の抜止部は、抜止爪22に代えて、軸状部材に対して面接触状に当接するパッド状に形成したり、軸状部材の外周面に突出するねじ山又は突起部を係合すなわち受入れる凹型状に形成したり、適宜の形状のものに変更することができる。また、クリップ10の操作部15は省略することが可能である。この場合、作業者の指先で幅広側の突出片12を押込方向へ操作しにくい場合には、ドライバー、専用工具等の棒状工具を用いて、幅広側の突出片12を押込方向へ操作すればよい。
本発明の実施例1にかかるクリップとスタッドボルトと部品を示す分解斜視図である。 クリップの仮止手段を示す部分斜視図である。 スタッドボルトに部品及びクリップを嵌合した状態を示す斜視図である。 スタッドボルトに対するクリップの取付状態を示す斜視図である。 スタッドボルトに対するクリップの取付状態を示す側断面図である。 スタッドボルトに対するクリップの取付状態を示す平断面図である。 本発明の実施例2にかかるクリップとスタッドピンと部品を示す分解斜視図である。 スタッドピンに対するクリップの取付状態を示す側断面図である。 従来の押込ナットを示す斜視図である。
符号の説明
2 スタッドボルト(軸状部材)
8 スタッドピン(軸状部材)
10 クリップ
11 クリップ本体
15 操作部
20 仮止手段
22 抜止爪(抜止部)

Claims (3)

  1. 軸状部材に嵌合した状態で取付けられるクリップ本体と、
    前記クリップ本体をその弾性を利用して拡径した状態に仮止めする仮止手段と
    を備え、
    前記仮止手段による仮止め状態の前記クリップ本体を前記軸状部材に嵌合しかつ前記仮止手段による仮止めの解除による前記クリップ本体の縮径方向の弾性復元により前記軸状部材に取付けられる構成としたことを特徴とするクリップ。
  2. 請求項1に記載のクリップであって、
    前記クリップ本体に、その縮径方向の弾性復元により前記軸状部材に係合する抜止部を設けたことを特徴とするクリップ。
  3. 請求項1又は2に記載のクリップであって、
    前記仮止手段の仮止めを解除するための操作部を設けたことを特徴とするクリップ。

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