JP2007040221A - 排気浄化装置 - Google Patents

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峰啓 村田
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好央 武田
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Abstract

【課題】 未燃燃料成分の排出を抑えながら、触媒コンバータを迅速に昇温して排気浄化性能を確保できるようにした排気浄化装置を提供する。
【解決手段】 触媒コンバータ(38)より上流側の排気通路(20)にフロント酸化触媒(30)を配設し、触媒コンバータ(38)の入口側排気温度に基づき推定したフロント酸化触媒(30)の温度がライトオフ温度に達していないときには、フロント酸化触媒(30)の温度に応じて設定される燃料供給量及び/又はフロント酸化触媒(30)の温度に応じて設定される遅角量でポスト噴射を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、エンジンの排気を浄化するための排気浄化装置に関し、特に触媒コンバータの上流に、この触媒コンバータが排気を浄化可能な温度となるように昇温するためのフロント触媒を備えた排気浄化装置に関する。
エンジンから排出される排気を浄化するための触媒コンバータが良好な排気浄化性能を発揮するためには、触媒コンバータが活性化温度に達している必要がある。しかし、エンジン始動直後や排気温度が低いアイドル運転時などでは、触媒コンバータが活性化温度に達しておらず、十分な排気浄化を行うことができない場合がある。
このような問題を解決するため、触媒コンバータの上流側で比較的エンジンに近い位置に、触媒コンバータを昇温するためのフロント触媒を設けることが知られている。この排気浄化装置では、エンジンの気筒内に主噴射を行った後の膨張行程または排気行程にポスト噴射を行うなどのエンジンの燃焼制御によりフロント酸化触媒にHCやCOを供給し、フロント酸化触媒でこのHCやCOが酸化することで高温となった排気によって触媒コンバータを活性化温度まで昇温する。
このようなフロント酸化触媒を備えた排気浄化装置は、例えば特許文献1などに開示されている。
特開2001−227379号公報
フロント酸化触媒にポスト噴射でHCやCOを供給して触媒コンバータを活性化温度に昇温するようにした排気浄化装置では、昇温制御の開始直後などでフロント酸化触媒自体が活性化していない場合がある。この場合に、触媒コンバータを活性化温度に昇温するためのポスト噴射を実行すると、フロント酸化触媒でHCやCOが酸化されず、そのまま大気中に放出されてしまうという問題がある。
図6は、エンジンがアイドル運転のときに、フロント酸化触媒が活性化していない状態で触媒コンバータの活性化温度への昇温に必要なポスト噴射を実行した場合の、フロント酸化触媒温度とフロント酸化触媒入口側の排気温度、並びにそのときフロント酸化触媒に供給されるHC及びCOの量とフロント酸化触媒から排出されるHC及びCOの量を時間の経過と共に示す図である。
ポスト噴射による昇温制御を開始する前の時点では、フロント酸化触媒温度が図中に一点鎖線で示すフロント酸化触媒のライトオフ温度(酸化を開始する温度)より低い状態にあり、図中のaの時点でポスト噴射による昇温制御が開始される。
ポスト噴射の開始により、触媒コンバータを活性化温度に昇温するのに必要な量のHCが気筒内に供給され、そのごく一部が排気中で燃焼してフロント酸化触媒入口側の排気温度が上昇することによりフロント酸化触媒の温度も徐々に上昇していく。このときポスト噴射で供給されたHC及びCOは、ライトオフ温度に達していないフロント酸化触媒を通過し、触媒コンバータに達する。触媒コンバータも活性化温度に達していないため、これらHC及びCOはそのまま大気中に排出されてしまうことになる。
やがて排気温度の上昇により、HC及びCOの燃焼量も徐々に増加するため、フロント酸化触媒から排出されるHCとCOの量は減少し始め、図6中のb点でフロント酸化触媒の温度がライトオフ温度に達する。
フロント酸化触媒がライトオフ温度に達した後は、ポスト噴射により供給されたHCやCOがフロント酸化触媒で酸化されるため、フロント酸化触媒から排出されるHCやCOの量が急激に減少すると共に、フロント酸化触媒の温度は、HCやCOの反応熱によって入口側排気温度より高温となって上昇していくことになる。
このように、フロント酸化触媒の温度がライトオフ温度に達していない状態で、触媒コンバータを活性化温度に昇温するのに必要なポスト噴射をそのまま実行してしまうと、図6中のa点からb点までの間に、大量のHCとCOが大気中に放出されてしまうことになる。
特許文献1の排気浄化装置においても、フロント酸化触媒が活性化していない場合に排気温度を上昇させるために、ポスト噴射により一定量の燃料を供給するようにしているので、ポスト噴射でフロント酸化触媒に供給されたHCやCOがフロント酸化触媒で酸化されずにそのまま大気中に放出されることになる。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、未燃燃料成分の排出を抑えながら、触媒コンバータを迅速に昇温して排気浄化性能を確保できるようにした排気浄化装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明の排気浄化装置は、エンジンの排気通路に配設され前記エンジンの排気を浄化する触媒コンバータと、前記触媒コンバータより上流側の前記排気通路に配設されたフロント酸化触媒と、前記触媒コンバータの入口側排気温度を検出する排気温度検出手段と、前記排気温度検出手段によって検出された前記触媒コンバータの入口側排気温度に基づき推定した前記フロント酸化触媒の温度がライトオフ温度に達していないときに、前記フロント酸化触媒の温度に応じて設定される量の燃料を、前記エンジンの気筒内への主噴射の後のポスト噴射により前記気筒内に供給する制御手段とを備えたことを特徴とする(請求項1)。
このように構成された排気浄化装置によれば、触媒コンバータの入口側排気温度から推定したフロント酸化触媒の温度がライトオフ温度に達していないときに、フロント酸化触媒の温度に応じて設定される量の燃料が、主噴射の後のポスト噴射により気筒内に供給される。
また、前記目的を達成するため、本発明の排気浄化装置は、エンジンの排気通路に配設され前記エンジンの排気を浄化する触媒コンバータと、前記触媒コンバータより上流側の前記排気通路に配設されたフロント酸化触媒と、前記触媒コンバータの入口側排気温度を検出する排気温度検出手段と、前記排気温度検出手段によって検出された前記触媒コンバータの入口側排気温度に基づき推定した前記フロント酸化触媒の温度がライトオフ温度に達していないときに、前記フロント酸化触媒の温度に応じて設定される遅角量で、前記エンジンの気筒内への主噴射の後のポスト噴射により前記気筒内に燃料を供給する制御手段とを備えたことを特徴とする(請求項2)。
このように構成された排気浄化装置によれば、触媒コンバータの入口側排気温度から推定したフロント酸化触媒の温度がライトオフ温度に達していないときに、フロント酸化触媒の温度に応じて設定される遅角量の噴射時期で実行されるポスト噴射により燃料が気筒内に供給される。
また、このような排気浄化装置において、前記制御手段は、前記ポスト噴射の燃料量を前記フロント酸化触媒の温度に応じて設定することを特徴とする(請求項3)。
このように構成された排気浄化装置では、ポスト噴射の際の燃料量についてもフロント酸化触媒の温度に応じて設定される。
また、これらの排気浄化装置のいずれかにおいて、前記制御手段は、前記フロント酸化触媒の温度が前記ライトオフ温度に達した後は、前記触媒コンバータが前記排気を浄化可能な温度となるように、前記ポスト噴射を行うことを特徴とする(請求項4)。
このように構成された排気浄化装置によれば、フロント酸化触媒の温度がライトオフ温度に達した後は、ポスト噴射によってフロント酸化触媒に供給されたHCやCOがフロント酸化触媒で酸化されることにより、触媒コンバータが排気を浄化可能な温度とされる。
請求項1の排気浄化装置によれば、フロント酸化触媒の温度がライトオフ温度に達していないときには、フロント酸化触媒の温度に応じた量の燃料が主噴射の後のポスト噴射で気筒内に供給されるので、筒内での膨張行程後期における燃焼が可能で且つフロント触媒で反応可能な燃料量となるようにポスト噴射による燃料供給量を調整することが可能となり、例えばフロント酸化触媒の温度が低いほどポスト噴射による燃料供給量を少なくするように制御することが可能となる。
このようなポスト噴射を行うことにより、ポスト噴射で供給されたHCやCOがフロント酸化触媒で酸化されずにそのまま大気中に放出されるといった問題を防止しながら、膨張行程後期における筒内燃焼によって排気を昇温させ、またフロント酸化触媒の微量の酸化反応によりフロント酸化触媒や触媒コンバータを迅速に昇温して活性化することができる。
また、請求項2の排気浄化装置によれば、フロント酸化触媒の温度がライトオフ温度に達していないときには、フロント酸化触媒の温度に応じた遅角量の噴射時期で、主噴射の後のポスト噴射により気筒内に燃料が供給されるので、筒内で膨張行程後期にポスト噴射された燃料が燃焼しやすくなるようにポスト噴射時期の遅角量を調整することが可能となり、例えばフロント酸化触媒の温度が低いほどポスト噴射の遅角量を少なくして、フロント酸化触媒に達するHCやCOの量を低減させると共にフロント酸化触媒に供給される排気の温度を迅速に上昇させることが可能となる。
このようなポスト噴射を行うことにより、ポスト噴射で供給されたHCやCOがフロント酸化触媒で酸化されずにそのまま大気中に放出されるといった問題を防止しながら、排気を昇温させ、またフロント酸化触媒の微量の酸化反応によりフロント酸化触媒や触媒コンバータを迅速に昇温して活性化することができる。
更に、請求項3の排気浄化装置によれば、ポスト噴射の遅角量をフロント酸化触媒の温度に応じて設定する際に、ポスト噴射の燃料量もフロント酸化触媒の温度に応じて設定するようにしたので、より一層良好にポスト噴射によるHCやCOの大気放出を抑制しながら、フロント酸化触媒や触媒コンバータを迅速に昇温して活性化することが可能となる。
また、請求項4の排気浄化装置によれば、フロント酸化触媒の温度がライトオフ温度に達した後は、ポスト噴射によってフロント酸化触媒に供給されたHCやCOがフロント酸化触媒で酸化されることにより、触媒コンバータが排気を浄化可能な温度とされるので、触媒コンバータによる排気の浄化を良好に維持することができる。
更に、触媒コンバータの入口側排気温度に基づきフロント酸化触媒の温度を推定するようにしているので、高負荷運転から低負荷運転への移行時などで実際のフロント酸化触媒の温度がライトオフ温度より低下した場合であっても、触媒コンバータの入口側排気温度に基づくフロント酸化触媒の推定温度がライトオフ温度以上であれば、引き続き触媒コンバータが排気を浄化可能な温度となるようにポスト噴射が行われる。この場合には、フロント酸化触媒ではポスト噴射によるHCやCOが十分に酸化されずに触媒コンバータに流入することになるが、触媒コンバータに流入する排気の温度が十分高温であるため、触媒コンバータでこれらのHCやCOが酸化され、大気中にHCやCOが放出されることがない。
以下、図面に基づき本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の1実施形態に係る排気浄化装置が適用される4気筒のディーゼルエンジン(以下、エンジンという)のシステム構成図を示しており、図1に基づき本発明に係る排気浄化装置の構成を説明する。
エンジン1は各気筒共通の高圧蓄圧室(以下コモンレールという)2を備えており、燃料噴射ポンプ(図示せず)から供給されてコモンレール2に蓄えられた高圧の燃料である軽油が、各気筒に設けられたインジェクタ4に供給され、各インジェクタ4からそれぞれの気筒内に軽油が噴射される。
吸気通路6にはターボチャージャ8が装備されており、図示しないエアクリーナから吸入された吸気は、吸気通路6からターボチャージャ8のコンプレッサ8aへと流入し、コンプレッサ8aで過給された吸気はインタークーラ10及び吸気制御弁12を介して吸気マニホールド14に導入される。また、吸気通路6のコンプレッサ8aより上流側には、エンジン1への吸入空気流量を検出するための吸気流量センサ16が設けられている。
一方、エンジン1の各気筒から排気が排出される排気ポート(図示せず)は、排気マニホールド18を介して排気管(排気通路)20に接続されている。なお、排気マニホールド18と吸気マニホールド14との間には、EGR弁22を介して排気マニホールド18と吸気マニホールド14とを連通するEGR通路24が設けられている。
排気管20はターボチャージャ8のタービン8bを経た後、排気絞り弁26を介して排気後処理装置28に接続されている。また、タービン8bの回転軸はコンプレッサ8aの回転軸と連結されており、タービン8bが排気管20内を流動する排気を受けてコンプレッサ8aを駆動する。
タービン8bの近傍下流側の排気通路20には、フロント酸化触媒30が設けられている。このフロント酸化触媒30は、エンジン1のアイドル運転時などで排気温度が比較的低い場合に、排気中のHCやCOを酸化することにより排気温度を上昇させ、排気後処理装置28の排気浄化機能を維持するために設けられている。
排気後処理装置28は、上流側ケーシング32と、上流側ケーシング32の下流側に連通路34で連通された下流側ケーシング36とで構成される。
上流側ケーシング32内には、吸蔵型のNOx触媒(触媒コンバータ)38が収容されると共に、NOx触媒38の下流側にパティキュレートフィルタ(以下フィルタという)40が収容されている。
この吸蔵型のNOx触媒38は、排気空燃比がリーンであるときに排気中のNOxを吸蔵し、排気空燃比がリッチであるときに、吸蔵しているNOxを放出して還元する機能を有している。
また、フィルタ40はハニカム型のセラミック担体からなり、上流側と下流側とを連通する通路が多数並設されると共に、通路の上流側開口と下流側開口とが交互に閉鎖されており、排気中のパティキュレートを捕集することによりエンジン1の排気を浄化する。
NOx触媒38へのNOx吸蔵量が限界量を超えて吸蔵されなくなった排気中のNOxはフィルタ40に流入し、フィルタ40に捕捉されて堆積したパティキュレートに対して酸化剤として作用することにより、パティキュレートを酸化してフィルタ40から除去してフィルタ40を連続再生すると共にNとなって大気中に排出される。
上流側ケーシング32内には、フィルタ40の前後に、フィルタ40上流側の排気圧力を検出する上流圧力センサ42と、フィルタ40下流側の排気圧力を検出する下流圧力センサ44とが設けられている。
下流側ケーシング36内には、後段酸化触媒46が収容されている。後段酸化触媒46は、フロント酸化触媒30やNOx触媒38で浄化されずに排気中に残留するHCやCOを酸化するほか、NOx触媒38のNOx還元のための間欠的なリッチ運転の際にスリップするHC及びCOの浄化や、後述するフィルタ40の強制再生でスリップしたHC及びCOを酸化したり、フィルタ40の強制再生でパティキュレートが焼却される際に発生するCOを酸化し、COとして大気中に排出する機能などを有している。
排気絞り弁26と排気後処理装置28との間の排気管20には、排気後処理装置28に流入する排気、即ちNOx触媒38に流入する排気の温度を検出する排気温度センサ(排気温度検出手段)48と、燃料噴射ポンプ(図示せず)から燃料が供給され、排気管20内の排気中に燃料を噴射する燃料添加弁50とが設けられている。
NOx触媒38に流入する排気中に燃料添加弁50から燃料を噴射して排気空燃比をリッチにすることにより、NOx触媒38に吸蔵されているNOxが放出され還元される。また、後述するフィルタ40の強制再生の際にも、燃料添加弁50から排気中に燃料を噴射し、フィルタ40の昇温を行う。
ECU(制御手段)52は、エンジン1の運転制御をはじめとして総合的な制御を行うための制御装置であり、CPU、メモリ、タイマカウンタなどから構成され、様々な制御量の演算を行うと共に、その制御量に基づき各種デバイスの制御を行っている。
ECU52の入力側には、各種制御に必要な情報を収集するため、上述した吸気流量センサ16、上流圧力センサ42、下流圧力センサ44、及び排気温度センサ48のほか、エンジン回転数を検出する回転数センサ54、及びアクセルペダルの踏み込み量を検出するアクセル開度センサ56などの各種センサ類が接続されており、出力側には演算した制御量に基づき制御が行われる各気筒のインジェクタ4、吸気制御弁12、EGR弁22、排気絞り弁26、及び燃料添加弁50などの各種デバイス類が接続されている。
エンジン1の各気筒への燃料供給量の演算、及び演算した燃料供給量に基づくインジェクタ4からの燃料供給制御もECU52によって行われる。エンジン1の運転に必要な燃料供給量(主噴射量)は、回転数センサ54によって検出されたエンジン回転数とアクセル開度センサ56によって検出されたアクセル開度とに基づき、予め記憶しているマップから読み出して決定する。各気筒に供給される燃料の量は、インジェクタ4の開弁時間によって調整され、決定された燃料量に対応した駆動時間で各インジェクタ4が開弁駆動され、各気筒に主噴射が行われることにより、エンジン1の運転に必要な燃料量が供給される。
またECU52は、フィルタ40を強制再生するための制御も行う。フィルタ40に堆積したパティキュレートは、前述したようにフィルタ40に流入するNOとの反応による連続再生によって酸化除去されるが、このような連続再生だけでは、堆積したパティキュレートが十分に酸化除去されない場合がある。このような状態が継続すると、フィルタ40内にパティキュレートが過剰に堆積し、フィルタ40が目詰まりを起こすおそれがあるため、フィルタ40におけるパティキュレートの堆積状況に応じて、適宜フィルタ40の強制再生が行われる。
即ち、上流圧力センサ42及び下流圧力センサ44や吸気流量センサ16の検出値などに基づきフィルタ40へのパティキュレート堆積量が所定量に達したと判断すると、強制再生の制御が開始される。
この強制再生制御では、吸気制御弁12や排気絞り弁26を閉方向に制御することにより排気温度を上昇させると共に、インジェクタ4からのポスト噴射や燃料添加弁50からの排気中への燃料噴射により、パティキュレートを焼却可能な温度までフィルタ40を昇温する。即ち、燃料添加弁50によって供給された燃料はNOx触媒38に達し、NOx触媒38でのHCの酸化反応によって温度の上昇した高温の排気がフィルタ40内に流入する。フィルタ40に堆積したパティキュレートは高温の排気により焼却されフィルタ40から除去される。
以上のように構成された排気浄化装置を備えるエンジン1がアイドル運転状態にある場合には、エンジン1から排出される排気の温度が低く、NOx触媒38が活性化していない場合がある。このような場合には、早急にNOx触媒を昇温して活性化させ、NOxが大気中に放出されるのを防止する必要があるため、各気筒の主噴射の後、膨張行程や排気行程でポスト噴射を実行することにより、NOx触媒38の昇温制御を行う。
このNOx触媒38の昇温制御では、ポスト噴射によりフロント酸化触媒30にHC及びCOを供給し、フロント酸化触媒30でのHCやCOの酸化反応によって温度が上昇した排気をNOx触媒38に導入することで、NOx触媒38を昇温して活性化させる。
このようなNOx触媒38の昇温制御は、図2に示すフローチャートに従って、所定の制御周期で行われる。
昇温制御がスタートすると、まずステップS2で、排気温度センサ48によって検出されたNOx触媒38の入口側排気温度に基づき、フロント酸化触媒30の温度Tfを推定する。本実施形態では、NOx触媒38の入口側排気温度を、そのままフロント酸化触媒30の温度Tfとしている。
次に、ステップS4に進むと、ステップS2で推定したフロント酸化触媒30の温度Tfがフロント酸化触媒30のライトオフ温度(所定の酸化反応を開始する温度)以上であるか否かを判定する。
昇温制御の開始時点などでは、フロント酸化触媒30自体も低温の排気により活性化していない可能性がある。フロント酸化触媒30が活性化していない状態でNOx触媒38を活性温度とするのに必要な量の燃料をポスト噴射で供給してしまうと、フロント酸化触媒30に供給されたHCやCOが酸化せずにそのままフロント酸化触媒30から排出されてしまうことになる。
そこで、ステップS4ではフロント酸化触媒30の温度Tfがライトオフ温度に達しているか否かによって制御を切り換えるようにしているのである。
ステップS4でフロント酸化触媒30の温度Tfがライトオフ温度に達していないと判定した場合はステップS6に進み、ステップS2で推定したフロント酸化触媒30の温度Tfに対応するポスト噴射の燃料量を、予め記憶したポスト噴射量マップから読み出して設定する。
このポスト噴射量マップでは、フロント酸化触媒30の温度Tfとポスト噴射の燃料量との関係が図3のように設定されている。図中のQpはフロント酸化触媒30が活性化しているときに、NOx触媒38を活性化温度まで昇温するのに必要な燃料量であって、フロント酸化触媒30がライトオフ温度に達していない場合には、ポスト噴射による燃料供給量がこのQpより少なく、かつフロント酸化触媒30の温度上昇と共に増大するようになっている。また、このときにポスト噴射で供給される燃料量は、筒内での膨張行程後期における燃焼が可能で且つフロント酸化触媒30で適度の酸化反応が可能なHC及びCOの量に対応するものとなっている。
従って、ステップS6では、フロント酸化触媒30の温度Tfに対応して図3中のQpより少ない燃料供給量が設定される。
このようにしてステップS6でポスト噴射により燃料供給量を設定した後、ステップS8に進んで、ステップS2で推定したフロント酸化触媒30の温度Tfに対応するポスト噴射時期の遅角量を、予め記憶したポスト噴射遅角量マップから読み出して設定する。
このポスト噴射遅角量マップでは、フロント酸化触媒30の温度Tfとポスト噴射時期の遅角量との関係が図4のように設定されている。図中のRpはフロント酸化触媒30が活性化しているときに、NOx触媒38を活性化温度まで昇温するのに適切な遅角量であって、フロント酸化触媒30がライトオフ温度に達していない場合には、ポスト噴射時期の遅角量がこのRpより少なく、かつフロント酸化触媒30の温度上昇と共に増大するようになっている。
昇温制御におけるポスト噴射は、各気筒の膨張行程から排気行程の間に行われるが、比較的早い時期にポスト噴射を行った場合には、主噴射による燃料が燃焼した後の経過時間が短く燃焼後の排気温度の低下が少ないため、ポスト噴射で供給された燃料が筒内で燃焼しやすくなる。
フロント酸化触媒30が活性化していない状態では、フロント酸化触媒30にHCを供給するのではなく、主に筒内で積極的に燃焼させて排気温度を上昇させ、フロント酸化触媒を活性化する必要がある。このような観点から、図4に示すように、フロント酸化触媒30の温度Tfが低いほどポスト噴射時期の遅角量を少なくしている。
従って、ステップS8では、フロント酸化触媒30の温度Tfに対応して図4中のRpより少ないポスト噴射時期の遅角量が設定される。
このようにしてステップS8でポスト噴射時期の遅角量を設定すると、次のステップS14に進む。ステップS14では、ステップS6で設定した量の燃料を、ステップS8で設定した遅角量の噴射時期で、各インジェクタ4から各気筒内にポスト噴射し、今回の制御周期を終了する。
このようにしてポスト噴射された燃料は、筒内で膨張行程後期に燃焼し、フロント酸化触媒30に流入する排気の温度を上昇させる。
次の制御周期以降も、フロント酸化触媒30の温度Tfがライトオフ温度に達していない場合には、その制御周期のステップS2で推定したフロント酸化触媒30の温度Tfに基づき、ステップS6でポスト噴射量マップから読み出した供給量の燃料を、ステップS8でポスト噴射遅角量マップから読み出した遅角量の噴射時期において、ステップS14でポスト噴射する。
このようにして、フロント酸化触媒30が活性化しているときにNOx触媒38を昇温するのに必要なポスト噴射の燃料供給量Qp及びポスト噴射時期の遅角量Rpに対し、より少ない供給量の燃料をより少ない遅角量で、制御周期ごとに繰り返しポスト噴射することにより、フロント酸化触媒30の温度を徐々に上昇させる。また、このときポスト噴射で供給されたHC及びCOは筒内やフロント酸化触媒30で燃焼可能な量となるように制限されているので、大気中へのHCやCOの排出が抑制される。
このときの、フロント酸化触媒30の温度とフロント酸化触媒30の入口側排気温度、並びにフロント酸化触媒30に供給されるHC及びCOの量とフロント酸化触媒30から排出されるHC及びCOの量の変化を図5に示す。
図5のa点において昇温制御が開始され、上述のようにしてポスト噴射により燃料が供給されることにより、筒内での膨張行程後期の燃焼でフロント酸化触媒30に流入する排気の温度が徐々に上昇していく。このとき、フロント酸化触媒30はまだライトオフ温度に達していないので、フロント酸化触媒30の温度は排気温度の上昇とほぼ同様にして徐々に上昇していく。
また、このときポスト噴射により供給されるHC及びCOはそのほとんどが筒内の膨張行程後期に燃焼するため、フロント酸化触媒30に供給されてそのまま排出されるHCやCOの量はわずかである。
こうしてフロント酸化触媒30の温度Tfが上昇し、図2のステップS4でフロント酸化触媒30の温度Tfがライトオフ温度以上であると判定するとステップS10に進む。
ステップS10では、フロント酸化触媒30が既にライトオフ温度に達しているので、NOx触媒38を昇温するために必要な燃料供給量Qpを、今回の制御周期におけるポスト噴射量として設定し、次のステップS12に進む。
ステップS12では、同様にフロント酸化触媒30が既にライトオフ温度に達しているので、NOx触媒38を昇温するために適切なポスト噴射時期の遅角量Rpを、今回の制御周期におけるポスト噴射量の遅角量として設定し、次のステップS14に進む。
ステップS14では、ステップS10で設定された燃料供給量及びステップS12で設定された遅角量に基づきポスト噴射を実行し、今回の制御周期を終了する。即ち、このポスト噴射により、NOx触媒38を昇温するために必要な供給量Qpの燃料が、遅角量Rpの噴射時期で各インジェクタ4から各気筒内にポスト噴射される。
次の制御周期以降も、NOx触媒38の昇温が要求されている間は図2のフローチャートによる昇温制御が継続し、フロント酸化触媒30の温度は既にライトオフ温度に達していることから、ステップS10及びステップS12で設定された供給量Qp及び遅角量Rpで制御周期ごとにポスト噴射が繰り返される。
このようにしてポスト噴射が行われることにより、ポスト噴射によって生成されたHC及びCOが排気と共にフロント酸化触媒30に流入する。流入したHC及びCOは活性化したフロント酸化触媒30により酸化され、この酸化反応によって温度の上昇した排気がフロント酸化触媒30からNOx触媒38に供給される。この結果、NOx触媒38が昇温されて活性化し、排気中のNOxを浄化可能となる。
このときのフロント酸化触媒30の温度とフロント酸化触媒30の入口側排気温度、並びにフロント酸化触媒30に供給されるHC及びCOの量とフロント酸化触媒30から排出されるHC及びCOの量の変化は、図5中のb点以降に示される。
即ち、フロント酸化触媒30がライトオフ温度に達したことにより、ポスト噴射によって排気中に存在するHCとCOはフロント酸化触媒30で酸化されるようになり、その酸化反応によってフロント酸化触媒30の温度は入口側排気温度に比して急激に上昇するようになる。
一方、フロント酸化触媒30に供給されるHCとCOの量も、ポスト噴射による燃料供給量がQpとされると共に、ポスト噴射時期の遅角量がRpとされることにより大きく増大するが、既にフロント酸化触媒30がライトオフ温度に達しているため、そのほとんどがフロント酸化触媒30で酸化され、フロント酸化触媒30から排出するHCとCOの量はわずかである。
以上のようにしてNOx触媒38の昇温制御が行われることにより、制御開始当初にフロント酸化触媒30が活性化していなかったとしても、ポスト噴射によるHCやCOの大気中への排出が抑制され、未燃焼成分の大気への放出を防止しながら迅速にNOx触媒の昇温を行うことができる。
また、NOx触媒38の入口側排気温度に基づきフロント酸化触媒30の温度を推定するようにしているので、例えば高負荷運転から低負荷運転への移行時などで実際のフロント酸化触媒30の温度がライトオフ温度より低下した場合であっても、NOx触媒触媒38の入口側排気温度に基づくフロント酸化触媒30の推定温度がライトオフ温度以上であれば、引き続きNOx触媒38が活性化温度を維持するようにポスト噴射が行われる。
この場合には、フロント酸化触媒30ではポスト噴射によるHCやCOの多くが酸化されずにNOx触媒38に流入することになるが、NOx触媒38に流入する排気の温度が依然として十分高温であるため、NOx触媒38でこれらのHCやCOが酸化され、大気中へのHCやCOの放出が抑制される。
特に本実施形態のように、フィルタ40を排気後処理装置28に設けている場合には、フィルタ40の強制再生制御などのために排気後処理装置28の入口側排気温度を検出するための排気温度センサ48が既に存在するため、わざわざNOx触媒38の昇温制御のために新たな温度センサを設ける必要がなく、コストの面でも有利である。
以上で本発明の一実施形態に係る排気浄化装置についての説明を終えるが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。
例えば、前記実施形態では、触媒コンバータとしてNOx触媒38を用いたが、NOx触媒38に代えて前段酸化触媒を用いたものでもよい。この場合、前段酸化触媒は、前記実施形態におけるNOx触媒と同様にフィルタ40の強制再生を行うときに、インジェクタ4によるポスト噴射や燃料添加弁50によって供給されたHCを酸化してフィルタ40を昇温する機能を有するほか、排気中のNOを酸化してNOを生成し、このNOによりフィルタ40に堆積したパティキュレートを酸化除去して、フィルタ40の連続再生を行う機能を有する。
また、触媒コンバータはNOx触媒38や前段酸化触媒に限られるものではなく、フロント酸化触媒30との組み合わせにより昇温制御を行うことができるものであればどのようなものでもよい。従って、フィルタ40や後段酸化触媒46についても、これらを排気後処理装置28に設けることは任意であり、本発明の実施に必須のものではない。
更に、前記実施形態では、排気温度センサ48によって検出されたNOx触媒38の入口側排気温度をそのままフロント酸化触媒30の温度として用いたが、フロント酸化触媒30の温度の推定方法はこれに限られるものではない。例えば、フロント酸化触媒30とNOx触媒38との間の排気通路20の容積や熱容量などに基づき予め設定された補正係数を用いてNOx触媒38の入口側排気温度を補正することにより、フロント酸化触媒30の温度を推定するようにしてもよい。
また、前記実施形態では、排気後処理装置28を上流側ケーシング32と下流側ケーシング36とに分けて構成したが、単一のケーシングで排気後処理装置28を構成するようにしてもよい。
更に、前記実施形態において、フロント酸化触媒30がライトオフ温度に達していないときにポスト噴射で供給される燃料量は、図3に示すように、フロント酸化触媒30の温度Tfに比例して変化させるようにしたが、これに限られるものではなく、フロント酸化触媒30の温度の上昇と共にポスト噴射による燃料供給量が増加する関係にあればよい。
また、前記実施形態において、フロント酸化触媒30がライトオフ温度に達した後は、一定量Qpの燃料がポスト噴射により供給されるようにしたが、これに限られるものではなく、エンジン1の運転状態や排気温度などに応じて適宜供給量を調整するようにしてもよい。
ポスト噴射時期の遅角量についても、前記実施形態において、フロント酸化触媒30がライトオフ温度に達していないときの遅角量は、図4に示すように、フロント酸化触媒30の温度Tfに比例して変化させるようにしたが、これに限られるものではなく、フロント酸化触媒30の温度の上昇と共にポスト噴射時期の遅角量が増加するような関係にあればよい。
また、前記実施形態において、フロント酸化触媒30がライトオフ温度に達した後は、ポスト噴射時期の遅角量を一定量Rpとしたが、これに限られるものではなく、エンジン1の運転状態や排気温度などに応じて適宜遅角量を調整するようにしてもよい。
最後に、前記実施形態はディーゼルエンジンの排気浄化装置に本発明を適用したものであったが、エンジンの形式はこれに限定されるものではなく、フロント酸化触媒30と、その下流側に設けられた触媒コンバータとを備えたエンジンであればどのようなものでも適用可能である。
本発明の一実施形態に係る排気浄化装置の全体構成図である。 図1の排気浄化装置で行われる昇温制御のフローチャートである。 図2の昇温制御で用いられるポスト噴射量マップの、ポスト噴射量とフロント酸化触媒温度との関係を示すグラフである。 図2の昇温制御で用いられるポスト噴射遅角量マップの、ポスト噴射時期遅角量とフロント酸化触媒温度との関係を示すグラフである。 図2の昇温制御実行時の、フロント酸化触媒に関する温度変化、並びにHC及びCOの供給量と排出量の変化を示す図である。 従来の排気浄化装置におけるポスト噴射実行時の、フロント酸化触媒に関する温度変化、並びにHC及びCOの供給量と排出量の変化を示す図である。
符号の説明
1 エンジン
20 排気管(排気通路)
30 フロント酸化触媒
38 NOx触媒(触媒コンバータ)
48 排気温度センサ(排気温度検出手段)
52 ECU(制御手段)

Claims (4)

  1. エンジンの排気通路に配設され前記エンジンの排気を浄化する触媒コンバータと、
    前記触媒コンバータより上流側の前記排気通路に配設されたフロント酸化触媒と、
    前記触媒コンバータの入口側排気温度を検出する排気温度検出手段と、
    前記排気温度検出手段によって検出された前記触媒コンバータの入口側排気温度に基づき推定した前記フロント酸化触媒の温度がライトオフ温度に達していないときに、前記フロント酸化触媒の温度に応じて設定される量の燃料を、前記エンジンの気筒内への主噴射の後のポスト噴射により前記気筒内に供給する制御手段と
    を備えたことを特徴とする排気浄化装置。
  2. エンジンの排気通路に配設され前記エンジンの排気を浄化する触媒コンバータと、
    前記触媒コンバータより上流側の前記排気通路に配設されたフロント酸化触媒と、
    前記触媒コンバータの入口側排気温度を検出する排気温度検出手段と、
    前記排気温度検出手段によって検出された前記触媒コンバータの入口側排気温度に基づき推定した前記フロント酸化触媒の温度がライトオフ温度に達していないときに、前記フロント酸化触媒の温度に応じて設定される遅角量で、前記エンジンの気筒内への主噴射の後のポスト噴射により前記気筒内に燃料を供給する制御手段と
    を備えたことを特徴とする排気浄化装置。
  3. 前記制御手段は、前記ポスト噴射の燃料量を前記フロント酸化触媒の温度に応じて設定することを特徴とする請求項2に記載の排気浄化装置。
  4. 前記制御手段は、前記フロント酸化触媒の温度が前記ライトオフ温度に達した後は、前記触媒コンバータが前記排気を浄化可能な温度となるように、前記ポスト噴射を行うことを特徴とする請求項1乃至3に記載の排気浄化装置。
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