JP2006274979A - 排気浄化装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 パティキュレートフィルタ(30)の下流側の排気通路(18)に設けられ、前記排気通路(18)を開閉する下流側排気絞り弁(40)と、
パティキュレートフィルタ(30)の強制再生を行っているときに、エンジン(1)が停止したことを検知すると、前記下流側排気絞り弁(40)を閉じる排気制御手段(52)とを備える。
【選択図】 図1
Description
このようなフィルタでは、捕集したパティキュレートがフィルタ内に堆積することにより、次第に排気抵抗が増大するため、適宜堆積したパティキュレートを何らかの方法で強制的に焼却してフィルタを再生する、即ちフィルタを強制再生しなければならない。
このように、フィルタを強制再生する際には、電気エネルギや燃料を消費するため、できるだけ効率よくフィルタの温度を上昇させる必要がある。その1つの手法として、フィルタ下流側の排気通路に排気絞り弁を設け、車両が停止してエンジンがアイドル運転状態にあるときに、所定時間にわたり排気絞り弁を閉じると共にエンジンへの燃料供給量を増大させてエンジン回転数を上昇させることにより、フィルタの温度を速やかに上昇させるようにした排気浄化装置が知られている(特許文献1)。
このため、特許文献1の排気浄化装置のように、エンジン運転中に効率よくフィルタの温度上昇を行ってフィルタの強制再生を実施することができたとしても、車両停止時にエンジンを止めてしまうことによりフィルタの温度が低下してしまい、低下したフィルタ温度を上昇させるために、次にエンジンを始動した後に再び余分な燃料や電気エネルギを消費しなければならず、燃費が悪化するといった問題があった。
また、前記パティキュレートフィルタ上流側の前記排気通路に設けられ、前記排気通路を開閉する上流側排気絞り弁を更に備え、前記排気制御手段は、前記強制再生手段によって前記パティキュレートフィルタの強制再生を行っているときに、前記エンジンが停止したことを検知すると、前記下流側排気絞り弁と前記上流側排気絞り弁とを共に閉じることを特徴とする(請求項2)。
更に、前記排気制御手段は、前記強制再生手段によって前記パティキュレートフィルタの強制再生を行っているときに、前記エンジンがアイドル運転状態になったことを検知すると、前記上流側排気絞り弁のみを閉じることを特徴とする(請求項3)。
図1は、本発明の1実施形態に係る排気浄化装置が適用される4気筒のディーゼルエンジン(以下、エンジンという)のシステム構成図を示しており、図1に基づき本発明に係る排気浄化装置の構成を説明する。
エンジン1は各気筒に共通の高圧蓄圧室(以下コモンレールという)2を備えており、コモンレール2に蓄えられた高圧の軽油を各気筒に設けられたインジェクタ4に供給し、各インジェクタ4からそれぞれの気筒内に軽油が噴射される。
排気管18はターボチャージャ8のタービン8bを経て排気後処理装置24に接続されている。タービン8bはコンプレッサ8aと連結されており、排気管18内を流動する排気を受けてコンプレッサ8aを駆動する。
排気後処理装置24は、ケーシング内の上流側に酸化触媒28が収容されると共に、この酸化触媒28の下流側には、排気中のパティキュレートを捕捉するパティキュレートフィルタ(以下フィルタという)30が収容されている。
酸化触媒28とフィルタ30との間には、酸化触媒28の出口側の排気温度を酸化触媒28の温度として検出する触媒温度センサ32と、フィルタ30上流側の排気圧力を検出する上流圧力センサ34とが設けられている。また、フィルタ30の下流側には、フィルタ30下流側の排気圧力を検出する下流圧力センサ36と、フィルタ30の出口側の排気温度をフィルタ30の温度として検出するフィルタ温度センサ38とが設けられている。
ECU42は、エンジン1を含め、本発明に係る排気浄化装置の総合的な制御を行うための制御装置であり、CPU、メモリ、タイマカウンタなどから構成され、様々な制御量の演算を行うと共に、その制御量に基づき各種デバイスの制御を行っている。
まず、図3のステップS2において、強制再生フラグF1の値が1であるか否かを判定する。強制再生フラグF1は強制再生を実行中であるか否かを示すものであり、値が1であると強制再生を実行中であり、値が0であると強制再生を実行していないことを示す。強制再生フラグF1の初期設定値は0となっており、最初の制御周期ではステップS2からステップS4へと進む。
触媒温度Tcが250℃未満である場合にはステップS10に進み、酸化触媒28の昇温制御が行われる。
上述のように酸化触媒28は十分活性化していない状況であるため、パティキュレートの焼却は行われておらず、パティキュレートの推定堆積量は強制再生終了判定値より大であると判定されて今回の制御周期を終え、次の制御周期で再びステップS2から制御を行う。
ステップS14及びS16は、フィルタ30に供給される排気の温度を600℃に維持するように、第2の追加燃料を各気筒に噴射するものであって、第2の追加燃料は排気行程で噴射されるようになっている。このような噴射タイミングで第2の追加燃料が各気筒に噴射されることにより、第2の追加燃料は気筒内や排気マニホールド16内で燃焼することなく酸化触媒28に達し、活性化温度にある酸化触媒28及びフィルタ30で燃焼する。この燃焼により排気温度が600℃まで上昇し、フィルタ30に堆積したパティキュレートが焼却される。
このようにして、フィルタ30の強制再生を行っているときにエンジン1が停止状態になると、排気後処理装置24の上流側及び下流側の排気管18が閉じられるので、排気後処理装置24が密閉され、酸化触媒28及びフィルタ30の熱が排気管18から大気中に漏れず、強制再生制御によって上昇したフィルタ30の温度の低下が抑制される。
図5中に一点鎖線で示すフィルタ入口温度は、排気制御部52による保温制御が行われない場合の変化を表すものである。この場合には、時刻t2でエンジン1が停止すると、保温制御が行われる場合に比べてフィルタ入口温度が急激に低下し、時刻t3では400℃を大きく下回るようになる。この結果、時刻t3でエンジン1が再始動された後、再生制御部50による強制再生制御が再開されてフィルタ入口温度が強制再生可能な温度まで上昇するにはかなりの時間を要することになる。
また、エンジンの始動と停止が頻繁に繰り返されても、エンジンの膨張行程や排気行程における追加燃料の噴射を長時間継続する必要がないため、燃料の一部がエンジンの潤滑油中に混入することによる潤滑油の希釈化を抑制することができる。
例えば、上記実施形態では、フィルタ30の強制再生実施中にエンジン1が停止した場合、下流側排気絞り弁40を閉じると共に、排気ブレーキとして作動する上流側排気絞り弁26も閉じたが、下流側排気絞り弁40のみを閉じるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、フィルタ30の強制再生実施中にエンジン1が停止した場合に、上流側排気絞り弁26と下流側排気絞り弁40を共に閉じ、それ以外の場合には共に開くようにしたが、強制再生中のエンジン1のアイドル運転時にこれらを開閉制御するようにしてもよい。
従って、ステップS102からステップS106及びステップS108に進んで行われる処理、及びステップS102からステップS104を経てステップS110及びステップS1112に進んで行われる処理は、図4のフローチャートによるものと全く同じである。
最後に、上記実施形態はディーゼルエンジンの排気浄化装置に本発明を適用したものであったが、エンジン形式はこれに限定されるものではなく、フィルタを用いてパティキュレートの除去を行い、パティキュレートの焼却によりフィルタの再生を行うエンジンであればどのようなものでも適用可能である。
18 排気管(排気通路)
26 上流側排気絞り弁
30 フィルタ(パティキュレートフィルタ)
40 下流側排気絞り弁
50 再生制御部(再生制御手段)
52 排気制御部(排気制御手段)
Claims (4)
- エンジンの排気通路に配置され、排気中のパティキュレートを捕集するパティキュレートフィルタと、
予め定められた条件が成立すると前記パティキュレートフィルタに堆積したパティキュレートを焼却して前記パティキュレートフィルタの強制再生を行う再生制御手段と、
前記パティキュレートフィルタ下流側の前記排気通路に設けられ、前記排気通路を開閉する下流側排気絞り弁と、
前記強制再生手段によって前記パティキュレートフィルタの強制再生を行っているときに、前記エンジンが停止したことを検知すると、前記下流側排気絞り弁を閉じる排気制御手段と
を備えたことを特徴とする排気浄化装置。 - 前記パティキュレートフィルタ上流側の前記排気通路に設けられ、前記排気通路を開閉する上流側排気絞り弁を更に備え、
前記排気制御手段は、前記強制再生手段によって前記パティキュレートフィルタの強制再生を行っているときに、前記エンジンが停止したことを検知すると、前記下流側排気絞り弁と前記上流側排気絞り弁とを共に閉じることを特徴とする請求項1に記載の排気浄化装置。 - 前記排気制御手段は、前記強制再生手段によって前記パティキュレートフィルタの強制再生を行っているときに、前記エンジンがアイドル運転状態になったことを検知すると、前記上流側排気絞り弁のみを閉じることを特徴とする請求項2に記載の排気浄化装置。
- 前記パティキュレートフィルタは、炭化珪素により形成されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の排気浄化装置。
Priority Applications (1)
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2005
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