JP2007038756A - 自動車用バンパービーム - Google Patents

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Abstract

【課題】 所定の曲げ強度を維持しつつ十分なクラッシュストロークを確保できる軽量で且つ安価な自動車用バンパービームを提供する。
【解決手段】 平板状の金属素材にプレス加工が施されることにより所定形状に加工されており、高い曲げ強度が要求される長手方向の中央部分では、一対の突出部34が連結部36を介して連結されたM字型断面形状とされている。また、クラッシュボックス14Rに固定される取付部32では、連結部36の幅寸法W2が中央部分における幅寸法W1よりも大きくされているとともに、突出部34の高さ寸法H2がクラッシュボックス14Rの圧壊荷重よりも高い曲げ強度が得られる範囲で中央部分における高さ寸法H1よりも小さくされ、全体として扁平なM字型断面形状を成している。
【選択図】 図1

Description

本発明は自動車用バンパービームに係り、特に、所定の強度を維持しつつ衝撃吸収部材が衝撃エネルギーを吸収するのに必要な十分なクラッシュストロークを確保できる自動車用バンパービームに関するものである。
長手形状を成しているとともに、長手方向の両端部においてそれぞれ衝撃吸収部材を介してサイドメンバーに取り付けられる自動車用バンパービームが広く用いられている(特許文献1参照)。図3のバンパービーム10はその一例で、車両のフロント側のもので車両の上方から見た概略平面図であり、左右のサイドメンバー12R、12Lの前端部にはそれぞれ衝撃吸収部材としてクラッシュボックス14R、14Lが配設されているとともに、バンパービーム10は、その左右の両端部においてクラッシュボックス14R、14Lに固定されている。図4は、図3のIV−IV断面すなわち右側の取付部付近の断面図で、バンパービーム10の断面形状はハット形状を成しており、そのハット形状の内側にクラッシュボックス14Rが挿入されて一体的に固定されている。バンパービーム10は左右対称で、左側の取付部も同様に構成されている。このバンパービーム10は、バンパーのリインフォースメント(補強部材)および取付部材として機能するもので、合成樹脂等から成るバンパー本体16が一体的に取り付けられるようになっている。また、クラッシュボックス14R、14Lは筒状の部材で、車両前方から衝撃が加えられた時に蛇腹状に圧壊されることにより、衝撃エネルギーを吸収してサイドメンバー12R、12L等の車両の構造部材に加えられる衝撃を緩和する。
一方、特許文献2には、素材管(パイプ)を液圧成形することにより、中央部分では断面B字形状として高い剛性(強度)が得られるようにするとともに、端部に向かうに従って高さ寸法(車両前方への突出寸法)が小さくなるようにして、車体のコーナー部分の角張りを抑制することが提案されている。車両用バンパービームは、衝撃吸収部材に固定される両端の取付部から遠い中央部分程大きな曲げ強度が必要とされ、取付部に近い端部側では必要強度が小さくなるため、高さ寸法を小さくしても差し支えない。
特開平9−95189号公報 特開2003−146159号公報
特許文献1すなわち前記図3、図4に記載の自動車用バンパービームは、平板状の金属素材を用いてプレス加工等により安価に製造できるものの、断面が単純なハット形状であるため、必要な曲げ強度(剛性)を確保するためには板厚を厚くする必要があり、重量増加を招く。また、衝撃吸収部材(クラッシュボックス)がハット形状の内側に挿入されて一体的に固定されるようになっているため、バンパービームがサイドメンバー等の構造物(図4では取付板62)に当接するまでの離間距離D(図4参照)が小さくなり、クラッシュボックスが完全に圧壊するのに必要なクラッシュストロークを確保できず、所期の衝撃吸収性能が得られなくなる可能性がある。
これに対し、特許文献2に記載の自動車用バンパービームによれば、優れた曲げ強度が得られるとともに、端部で高さ寸法が小さくなるため十分なクラッシュストロークを確保し易くなるが、パイプを利用しているため製造コストが高くなる。平板状の金属素材を曲げ加工して閉じ断面とすることも考えられるが、製造工程が複雑になるため、必ずしも十分にコスト低減を図ることができない。
一方、ロール成形や押出成形で図5に示すバンパービーム20のようにM字型断面とすることが考えられ、その場合はハット形状に比べて曲げ強度が高くなるため、板厚を薄くしたり高さ寸法を小さくしたりして軽量化を図ることができるとともに、閉じ断面のバンパービームに比べて安価に製造できるが、ロール成形や押出成形では一定の断面形状となるため、クラッシュボックスに対する取付部においても高さ寸法が大きくなり、その分だけクラッシュボックスの長さ寸法Lが短くなって衝撃吸収性能が低下する。なお、図5は、前記図4に対応する断面図である。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、所定の曲げ強度を維持しつつ十分なクラッシュストロークを確保できる軽量で且つ安価な自動車用バンパービームを提供することにある。
かかる目的を達成するために、第1発明は、長手形状を成しているとともに、長手方向の両端部においてそれぞれ衝撃吸収部材を介してサイドメンバーに取り付けられる自動車用バンパービームであって、(a) 平板状の金属素材にプレス加工が施されることにより所定形状に曲げ加工されたもので、(b) 前記衝撃吸収部材に固定される両端の取付部では、前記連結部の幅寸法W2は前記中央部分における幅寸法W1よりも大きくされているとともに、前記突出部の高さ寸法H2は前記衝撃吸収部材の圧壊荷重よりも高い曲げ強度が得られる範囲で前記中央部分における高さ寸法H1よりも小さくされ、全体として扁平なM字型断面形状を成しており、(c) 前記連結部の幅寸法は、前記中央部分から前記取付部に向かうに従って滑らかに増大させられ、前記突出部の高さ寸法は、前記中央部分から前記取付部に向かうに従って滑らかに減少させられていることを特徴とする。
第2発明は、長手形状を成しているとともに、長手方向の両端部においてそれぞれ衝撃吸収部材を介してサイドメンバーに取り付けられる自動車用バンパービームであって、(a) 平板状の金属素材にプレス加工が施されることにより所定形状に曲げ加工されたもので、(b) 前記長手方向の中央部分では、逆U字形状に突き出す一対の突出部が連結部を介して上下に離間して設けられ、全体としてM字型断面形状を成している一方、(c) その中央部分から両端部へ向かうに従って前記突出部の高さ寸法Hは滑らかに減少させられているとともに、前記連結部は該突出部の突出方向へ滑らかに変位させられており、(d) 前記衝撃吸収部材に固定される両端の取付部では、前記連結部が前記突出部と同じ突出位置まで変位して面一になり、全体として逆皿型断面形状を成しており、その逆皿型断面形状の内側に衝撃吸収部材が挿入されて固定されるとともに、その逆皿型断面形状の高さ寸法hは衝撃吸収部材の圧壊荷重よりも高い曲げ強度が得られ、且つ衝撃吸収部材が完全に圧壊することを許容する寸法とされていることを特徴とする。
第3発明は、第1発明または第2発明の自動車用バンパービームにおいて、前記金属素材の引張強度は780MPa以上であることを特徴とする。
第4発明は、第1発明または第2発明の自動車用バンパービームにおいて、前記プレス加工は、前記金属素材を高温に加熱して行う熱間プレス成形で、その熱間プレス成形により成形品が高強度化されることを特徴とする。
第1発明の自動車用バンパービームは、平板状の金属素材にプレス加工が施されることにより所定形状に曲げ加工されたものであるため、パイプを利用したり閉じ断面形状としたりする場合に比較して安価に製造できる一方、高い曲げ強度が要求される長手方向の中央部分では、一対の突出部が連結部を介して連結されたM字型断面形状とされているため、ハット形状に比べて高い曲げ強度が得られるようになり、板厚を薄くしたり高さ寸法H1を小さくしたりして軽量化を図ることができる。
また、衝撃吸収部材に固定される取付部では、連結部の幅寸法W2が中央部分における幅寸法W1よりも大きくされているとともに、突出部の高さ寸法H2が衝撃吸収部材の圧壊荷重よりも高い曲げ強度が得られる範囲で中央部分における高さ寸法H1よりも小さくされ、全体として扁平なM字型断面形状を成しているため、所定の曲げ強度を確保しつつ高さ寸法H2を小さくすることが可能で、それだけ衝撃吸収部材の長さ寸法を大きくして十分な衝撃吸収性能が得られるようにできる。その場合に、連結部の幅寸法および突出部の高さ寸法はそれぞれ滑らかに徐変させられているため、応力集中によって曲げ強度が損なわれる恐れがない。
第2発明の自動車用バンパービームも、平板状の金属素材にプレス加工が施されることにより所定形状に曲げ加工されたものであるため、パイプを利用したり閉じ断面形状としたりする場合に比較して安価に製造できる一方、高い曲げ強度が要求される長手方向の中央部分では、一対の突出部が連結部を介して連結されたM字型断面形状とされているため、ハット形状に比べて高い曲げ強度が得られるようになり、板厚を薄くしたり高さ寸法Hを小さくしたりして軽量化を図ることができる。
また、衝撃吸収部材に固定される取付部では逆皿型断面形状とされており、その逆皿型断面形状の内側に衝撃吸収部材が挿入されて固定されるとともに、その逆皿型断面形状の高さ寸法hは衝撃吸収部材の圧壊荷重よりも高い曲げ強度が得られ、且つ衝撃吸収部材が完全に圧壊することを許容する寸法とされているため、所定の曲げ強度を維持しつつ十分なクラッシュストロークを確保して所望の衝撃吸収性能を得ることができる。その場合に、中央部分から両端部へ向かうに従って突出部の高さ寸法Hは滑らかに減少させられ、連結部は突出部の突出方向へ滑らかに変位させられているため、応力集中によって曲げ強度が損なわれる恐れがない。
第3発明では、金属素材の引張強度が780MPa以上であり、第4発明では、熱間プレス成形により高強度化されるため、何れの場合も所定の曲げ強度を確保しつつ形状の設定の自由度が広がり、高さ寸法H1、H2、hを小さくしたり板厚を薄くしたりして更なる軽量化を図ることができるとともに、所定の衝撃吸収性能を維持しながら自動車のコーナー部分の丸みを大きくしたり、或いは衝撃吸収部材の長さ寸法を大きくして衝撃吸収性能を一層向上させたりすることができる。
本発明の自動車用バンパービームは、車両前側に取り付けられるバンパーにも車両後側に取り付けられるバンパーにも適用され得るが、何れか一方のみに適用するだけでも差し支えない。
また、バンパービームの長手方向の形状、すなわち車両の上方から見た平面視の形状は、例えば前側バンパーについては中央部が前方へ突き出すように滑らかに湾曲した形状とすることが望ましいが、略直線状であっても良いし、両端部のみ後方へ傾斜させたり湾曲させたりするなど、種々の態様が可能である。
長手方向の中央部分におけるM字型断面形状や取付部における扁平なM字型断面形状、或いは逆皿型断面形状は、何れも長手方向に対して直角な断面すなわち車両の上下方向の断面形状で、逆皿型断面形状とは、皿型の底部が車両の外側すなわち前方または後方へ突き出していることを意味する。M字型断面のうちの逆U字形状の突出部についても、U字形状の回曲部が車両の外側すなわち前方または後方へ突き出していることを意味する。
上記M字型断面形状や逆皿型断面形状、或いは逆U字形状の折れ曲がり部分は、円弧状に丸く湾曲しているものでも良いし、直角等に角張っているものでも良い。角張っているU字形状は、長方形状であっても良いし、台形状であっても良い。また、一対の突出部を連結する連結部は、少なくとも衝撃吸収部材に固定される取付部においては平坦面とされるが、長手方向の中央部分では円弧状に湾曲しても良いなど、種々の態様が可能である。M字型断面形状や逆皿型断面形状の両端部、すなわち長手形状のバンパービームにおける上下の両側部には、必要に応じて平坦なフランジが設けられても良い。
衝撃吸収部材は、サイドメンバー等の自動車構造部材に対する衝撃を緩和する機能を有し、例えば円筒或いは角筒等の筒形状を成す金属板材にて構成され、それが軸方向から圧縮されて蛇腹状に潰れることにより衝撃エネルギーを吸収するクラッシュボックスが好適に用いられるが、ゴムやバネ、圧縮エア等の弾性体を利用したものなど他の種々の衝撃吸収部材を採用できる。
第1発明において、取付部における連結部の幅寸法W2は、例えば衝撃吸収部材の取付板の幅寸法と同じかそれより小さい寸法(但し、取付スペースを確保できる寸法)とされるが、取付板の幅寸法より大きくすることも可能である。なお、取付板を備えていない衝撃吸収部材を採用し、平坦な取付部を衝撃吸収部材に直接固定することも可能である。
第2発明において、取付部における逆皿型断面形状の内側の幅寸法は、衝撃吸収部材を挿入して皿形状の底部に密着させることができるように、その衝撃吸収部材の取付板等の幅寸法より大きくされる。逆皿型断面形状の高さ寸法hは、バンパービームがサイドメンバー等の構造物に当接する前に衝撃吸収部材が完全に圧壊するように、衝撃吸収部材が完全に圧壊するのに必要なクラッシュストロークよりも、バンパービームから構造物までの離間距離が長くなるように定められる。衝撃吸収部材が完全に圧壊するクラッシュストロークは、例えばクランシュボックスの場合、その材質や板厚によっても異なるが、クラッシュボックスの長さ寸法の70〜75%であり、高さ寸法hは、逆皿型断面形状の内側に挿入されるクラッシュボックスの寸法が全長の20%未満となるようにすれば十分であるが、曲げ強度を確保する上では25%未満となるようにすることが望ましい。
第3発明のように、引張強度が780MPa以上の金属素材は、通常は冷間プレス加工により曲げ加工を行うことができる。第4発明のように、金属素材を高温に加熱する熱間プレス成形により曲げ加工を行って高強度化する場合には、引張強度を例えば1400MPa程度以上まで高くすることが可能で、曲げ強度が大幅に向上する。このように熱間プレス成形で高強度化される熱間プレス成形用の金属素材は、例えば特開2005−74468号公報に記載されている。
以下、第1発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1の自動車用バンパービーム30は、前記図3と同様にして車両のフロント側に配設されるもので、図1の(a) は長手方向の中央部分から右半分を示す斜視図、図1の(b) はその中央部分の断面図、図1の(c) は前記クラッシュボックス14Rに固定される取付部32の近傍の断面図で、前記図4に対応する図である。このバンパービーム30は、引張強度が780MPa以上で例えば980MPa以上の平板状の金属素材が、冷間プレス加工により所定形状に曲げ加工されるか、或いは熱間プレス成形用の平板状の金属素材が、熱間プレス成形により所定形状に曲げ加工されるとともに引張強度が1400MPa以上まで高強度化されたものであり、長手形状を成しているとともに、図3と同様に長手方向の両端部においてそれぞれクラッシュボックス14R、14Lを介して左右のサイドメンバー12R、12Lに一体的に取り付けられて使用される。なお、図1の(a) は、バンパービーム30の基本形状を示したもので、板厚は省略されている。
バンパービーム30の長手方向の中央部分では、図1(b) から明らかなように、逆U字形状に突き出す一対の突出部34が連結部36を介して上下に離間して設けられ、全体としてM字型断面形状を成しているとともに、その両端部、すなわちバンパービーム30の上下の両側部には平坦なフランジ38が設けられている。M字型断面の各折れ曲がり部分は、何れも比較的角張るように曲げ加工されており、一対の突出部34は、それぞれ先端側程幅寸法が狭くなる台形状を成している。また、連結部36は一直線すなわち平坦面で、フランジ38と共通の平面内に位置させられ、それ等が略垂直となる姿勢で配設される。図1(b) の左右方向はバンパービーム30(或いは車両)の上下方向で、上方が車両前側である。
また、図1(c) に示す取付部32では、前記連結部36の幅寸法W2が前記中央部分における幅寸法W1よりも大きくされているとともに、前記突出部34の高さ寸法H2がクラッシュボックス14Rの圧壊荷重よりも高い曲げ強度が得られる範囲で前記中央部分における高さ寸法H1よりも小さくされ、全体として扁平なM字型断面形状を成している。連結部36の幅寸法W2は、クラッシュボックス14Rの取付板40の幅寸法と略同じであるとともに、連結部36は平坦面で、取付板40の略全面に亘って密着する状態で、図示しないボルト等により一体的に固定されるようになっている。なお、一点鎖線で示すように取付板40を上下に延長し、バンパービーム30と略同じ幅寸法として、連結部36だけでなくフランジ38も取付板40に固定するようにしても良い。
上記連結部36の幅寸法Wは、図1(b) に示す中央部分から取付部32に向かうに従って滑らかに増大させられ、突出部34の高さ寸法Hは、図1(b) に示す中央部分から取付部32に向かうに従って滑らかに減少させられている。取付部32におけるバンパービーム30の全体の幅寸法、すなわち図1(c) における左右方向の寸法は、図1(b) に示す中央部分における幅寸法と略同じであり、プレス加工前の平坦な金属素材の状態では中央部分の幅寸法が最も大きく、両端部に向かうに従って滑らかに狭くなっている。
このような第1実施例の自動車用バンパービーム30においては、平板状の金属素材にプレス加工が施されることにより所定形状に曲げ加工されたものであるため、パイプを利用したり閉じ断面形状としたりする場合に比較して安価に製造できる一方、高い曲げ強度が要求される長手方向の中央部分では、一対の突出部34が連結部36を介して連結されたM字型断面形状とされているため、ハット形状に比べて高い曲げ強度が得られるようになり、板厚を薄くしたり高さ寸法H1を小さくしたりして軽量化を図ることができる。
また、クラッシュボックス14Rに固定される取付部32では、連結部36の幅寸法W2が中央部分における幅寸法W1よりも大きくされているとともに、突出部34の高さ寸法H2はクラッシュボックス14Rの圧壊荷重よりも高い曲げ強度が得られる範囲で中央部分における高さ寸法H1よりも小さくされ、全体として扁平なM字型断面形状を成しているため、所定の曲げ強度を確保しつつ高さ寸法H2を小さくすることが可能で、それだけクラッシュボックス14Rの長さ寸法Lを大きくして十分な衝撃吸収性能が得られるようにできる。その場合に、連結部36の幅寸法Wおよび突出部34の高さ寸法Hはそれぞれ滑らかに徐変させられているため、応力集中によって曲げ強度が損なわれる恐れがない。
また、本実施例では、引張強度が980MPa以上の金属素材を用いて冷間プレス加工により曲げ加工するか、或いは熱間プレス成形用の金属素材を用いて熱間プレス成形による曲げ加工で引張強度が1400MPa以上まで高強度化されるため、何れの場合も所定の曲げ強度を確保しつつ形状の設定の自由度が広がり、高さ寸法H1、H2を小さくしたり板厚を薄くしたりして更なる軽量化を図ることができるとともに、所定の衝撃吸収性能を維持しながらバンパービーム30の端部を車両後方側へ後退させて自動車のコーナー部分の丸みを大きくしたり、或いはクラッシュボックス14Rの長さ寸法Lを大きくして衝撃吸収性能を一層向上させたりすることができる。熱間プレス成形で高強度化される熱間プレス成形用の金属素材を用いる場合は、その効果が一層顕著となる。
次に、第2発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。
図2の自動車用バンパービーム50は、前記図3と同様にして車両のフロント側に配設されるもので、図2の(a) は長手方向の中央部分から右半分を示す斜視図、図2の(b) はその中央部分の断面図、図2の(c) は前記クラッシュボックス14Rに固定される取付部52の近傍の断面図で、前記図4に対応する図である。このバンパービーム50は、引張強度が780MPa以上で例えば980MPa以上の平板状の金属素材が、冷間プレス加工により所定形状に曲げ加工されるか、或いは熱間プレス成形用の平板状の金属素材が、熱間プレス成形により所定形状に曲げ加工されるとともに引張強度が1400MPa以上まで高強度化されたものであり、長手形状を成しているとともに、図3と同様に長手方向の両端部においてそれぞれクラッシュボックス14R、14Lを介して左右のサイドメンバー12R、12Lに一体的に取り付けられて使用される。なお、図2の(a) は、バンパービーム30の基本形状を示したもので、板厚は省略されている。
バンパービーム50の長手方向の中央部分では、図2(b) から明らかなように、逆U字形状に突き出す一対の突出部54が連結部56を介して上下に離間して設けられ、全体としてM字型断面形状を成しているとともに、その両端部、すなわちバンパービーム50の上下の両側部には平坦なフランジ58が設けられている。M字型断面の各折れ曲がり部分は、何れも比較的角張るように曲げ加工されており、一対の突出部54は、それぞれ先端側程幅寸法が狭くなる台形状を成している。また、連結部56は一直線すなわち平坦面で、フランジ58と共通の平面内に位置させられ、それ等が略垂直となる姿勢で配設される。図2(b) の左右方向はバンパービーム50(或いは車両)の上下方向で、上方が車両前側である。
上記中央部分から両端部へ向かうに従って突出部54の高さ寸法Hは滑らかに減少させられているとともに、連結部56は突出部54の突出方向へ滑らかに変位させられており、図2(c) に示す取付部52では、連結部56が突出部54の先端と同じ突出位置まで変位して面一になり、全体として逆皿型断面形状を成している。取付部52におけるバンパービーム50の全体の幅寸法、すなわち図2(c) における左右方向の寸法は、図2(b) に示す中央部分における幅寸法と略同じであり、プレス加工前の平坦な金属素材の状態では中央部分の幅寸法が最も大きく、両端部に向かうに従って滑らかに狭くなっている。
そして、この取付部52の逆皿型断面形状の内側にクラッシュボックス14Rが挿入された状態で、その逆皿型断面形状の底部60がクラッシュボックス14Rの取付板40に固定されるようになっている。すなわち、取付部52における逆皿型断面形状の内側の幅寸法は、クラッシュボックス14Rの取付板40の幅寸法よりも大きいとともに、逆皿型形状の底部60は平坦面とされており、その底部60が取付板40の略全面に亘って密着する状態で、図示しないボルト等により一体的に固定される。
また、逆皿型断面形状の高さ寸法hは、クラッシュボックス14Rの圧壊荷重よりも高い曲げ強度が得られとともに、クラッシュボックス14Rが完全に圧壊することを許容する寸法とされている。すなわち、高さ寸法hは、バンパービーム50のフランジ58が、クラッシュボックス14Rの他方の取付板62に当接する前にクラッシュボックス14Rが完全に圧壊するように、クラッシュボックス14Rが完全に圧壊するのに必要なクラッシュストロークよりも、フランジ58から取付板62までの離間距離Dが長くなるように定められる。具体的には、クラッシュボックス14Rが完全に圧壊するクラッシュストロークは、その材質や板厚によっても異なるがクラッシュボックス14Rの長さ寸法Lの70〜75%であるため、高さ寸法hは、逆皿型断面形状の内側に挿入されるクラッシュボックス14Rの寸法tが全長Lの20%未満となるようにすれば十分であるが、本実施例では曲げ強度を確保する上で25%未満となるように定められている。上記取付板62は、サイドメンバー12Rに一体的に固設されるもので、サイドメンバー12Rと同じ自動車の構造物として機能し、フランジ58が取付板62に当接すれば、それ以上のクラッシュボックス14Rの圧縮変形が阻害される。
このような第2実施例の自動車用バンパービーム50においては、平板状の金属素材にプレス加工が施されることにより所定形状に曲げ加工されたものであるため、パイプを利用したり閉じ断面形状としたりする場合に比較して安価に製造できる一方、高い曲げ強度が要求される長手方向の中央部分では、一対の突出部54が連結部56を介して連結されたM字型断面形状とされているため、ハット形状に比べて高い曲げ強度が得られるようになり、板厚を薄くしたり高さ寸法Hを小さくしたりして軽量化を図ることができる。
また、クラッシュボックス14Rに固定される取付部52は逆皿型断面形状を成しており、その内側にクラッシュボックス14Rの先端部が挿入されて固定されるとともに、その逆皿型断面形状の高さ寸法hはクラッシュボックス14Rの圧壊荷重よりも高い曲げ強度が得られ、且つクラッシュボックス14Rが完全に圧壊することを許容する寸法とされているため、所定の曲げ強度を維持しつつ十分なクラッシュストロークを確保して所望の衝撃吸収性能を得ることができる。その場合に、中央部分から両端部へ向かうに従って突出部54の高さ寸法Hは滑らかに減少させられ、連結部56は突出部の突出方向へ滑らかに変位させられているため、応力集中によって曲げ強度が損なわれる恐れがない。
また、本実施例では取付部52の内側へクラッシュボックス14Rの先端部が挿入されるため、前記第1実施例に比較してクラッシュボックス14Rの長さ寸法Lを大きくして衝撃吸収性能を一層向上させることができるとともに、所定の衝撃吸収性能を維持しながらバンパービーム50の端部を車両後方側へ後退させて自動車のコーナー部分の丸みを大きくしたりすることができる。
また、本実施例では、引張強度が980MPa以上の金属素材を用いて冷間プレス加工により曲げ加工するか、或いは熱間プレス成形用の金属素材を用いて熱間プレス成形による曲げ加工で引張強度が1400MPa以上まで高強度化されるため、何れの場合も所定の曲げ強度を確保しつつ形状の設定の自由度が広がり、高さ寸法H、hを小さくしたり板厚を薄くしたりして更なる軽量化を図ることができる。熱間プレス成形で高強度化される熱間プレス成形用の金属素材を用いる場合は、その効果が一層顕著となる。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これ等はあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実施することができる。
本発明の一実施例である自動車用バンパービームを示す図で、(a) は中央から右側半分を示す斜視図、(b) は中央部分の断面図、(c) は端部の取付部付近の断面図である。 本発明の他の実施例を示す図で、(a) 〜(c) はそれぞれ図1の(a) 〜(c) に対応する図である。 従来の自動車用バンパービームが左右のサイドメンバーの前端に衝撃吸収部材を介して取り付けられた状態を示す概略平面図である。 図3におけるIV−IV断面図である。 自動車用バンパービームの別の例を示す図で、図4に対応する断面図である。
符号の説明
12R、12L:サイドメンバー 14R、14L:クラッシュボックス(衝撃吸収部材) 30、50:自動車用バンパービーム 32、52:取付部 34、54:突出部 36、56:連結部

Claims (4)

  1. 長手形状を成しているとともに、長手方向の両端部においてそれぞれ衝撃吸収部材を介してサイドメンバーに取り付けられる自動車用バンパービームであって、
    平板状の金属素材にプレス加工が施されることにより所定形状に曲げ加工されたもので、
    前記長手方向の中央部分では、逆U字形状に突き出す一対の突出部が連結部を介して上下に離間して設けられ、全体としてM字型断面形状を成している一方、
    前記衝撃吸収部材に固定される両端の取付部では、前記連結部の幅寸法W2は前記中央部分における幅寸法W1よりも大きくされているとともに、前記突出部の高さ寸法H2は前記衝撃吸収部材の圧潰荷重よりも高い曲げ強度が得られる範囲で前記中央部分における高さ寸法H1よりも小さくされ、全体として扁平なM字型断面形状を成しており、
    前記連結部の幅寸法は、前記中央部分から前記取付部に向かうに従って滑らかに増大させられ、前記突出部の高さ寸法は、前記中央部分から前記取付部に向かうに従って滑らかに減少させられている
    ことを特徴とする自動車用バンパービーム。
  2. 長手形状を成しているとともに、長手方向の両端部においてそれぞれ衝撃吸収部材を介してサイドメンバーに取り付けられる自動車用バンパービームであって、
    平板状の金属素材にプレス加工が施されることにより所定形状に曲げ加工されたもので、
    前記長手方向の中央部分では、逆U字形状に突き出す一対の突出部が連結部を介して上下に離間して設けられ、全体としてM字型断面形状を成している一方、
    該中央部分から両端部へ向かうに従って前記突出部の高さ寸法Hは滑らかに減少させられているとともに、前記連結部は該突出部の突出方向へ滑らかに変位させられており、
    前記衝撃吸収部材に固定される両端の取付部では、前記連結部が前記突出部と同じ突出位置まで変位して面一になり、全体として逆皿型断面形状を成しており、該逆皿型断面形状の内側に該衝撃吸収部材が挿入されて固定されるとともに、該逆皿型断面形状の高さ寸法hは該衝撃吸収部材の圧壊荷重よりも高い曲げ強度が得られ、且つ該衝撃吸収部材が完全に圧壊することを許容する寸法とされている
    ことを特徴とする自動車用バンパービーム。
  3. 前記金属素材の引張強度は780MPa以上である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用バンパービーム。
  4. 前記プレス加工は、前記金属素材を高温に加熱して行う熱間プレス成形で、該熱間プレス成形により成形品が高強度化される
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の自動車用バンパービーム。
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