JP2007032452A - キャンドポンプ - Google Patents

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JP2007032452A
JP2007032452A JP2005218148A JP2005218148A JP2007032452A JP 2007032452 A JP2007032452 A JP 2007032452A JP 2005218148 A JP2005218148 A JP 2005218148A JP 2005218148 A JP2005218148 A JP 2005218148A JP 2007032452 A JP2007032452 A JP 2007032452A
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rotor
bearing
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JP2005218148A
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Takenori Kawashima
丈典 川島
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Nidec Shibaura Corp
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Nidec Shibaura Corp
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Abstract

【課題】キャンドポンプの軸受部は、特に中枢軸が長い場合、従来の構造では2ピースに分けて形成されることが多いが、軸受部はやはり1ピースであることが同心度の観点からも望ましい。
【解決手段】電磁鋼板を積層してなるコア3に巻線4を施してモールド成形した固定子2と、プラスチックマグネット8とインペラを一体成形した回転子9と、流入口11と流出口12を備え該回転子9を挿入するために2個に分割したケーシング10と、該ケーシング10の中央に位置し該回転子9を支持する軸13とを、備えたキャンドポンプ1において、該回転子9と一体形成された軸受14の内径例の中央部に、凹形状の溝15を設けるようにする。
【選択図】図1

Description

本発明はキャンドポンプに設けられた軸受に関するものである。
従来、モールド成形により防液加工した固定子と、回転運動を行う回転子と、該回転子を内部に搭載したハウジングとを組み合わせたキャンドポンプが公知となっている。たとえば、ハウジングが、流体の流入口部と流出口部とを有したポンプ室部と、モータ室部とを備え、ロータが略円板状の基部の表面側に突設されて、前記ポンプ室部側に配置されるインペラと、前記基部の裏面側から突設されて前記モータ室部側に配置される略円筒状の磁石部とを備えて、前記流体中に配設される構成とするとともに、前記磁石部の内周側に配置される前記モータ室部側のステータによって発生する回転磁界により回転駆動されて、前記流体を前記流入口部から流入させて前記流出口部から流出させる磁気結合ポンプであって、前記ステータの内周側に、前記ロータの磁石部の内周面側及び前記基部の裏面側と連通するように、前記流体の流入する流入凹部が配設されていることを特徴とする磁気結合ポンプ等が開示されている。
特開2004−346774号公報
しかしながら従来は、図2に示すように、キャンドポンプのベアリングメタルと呼ばれる軸受101は、回転子を支持するための軸が特に長い場合、従来の構造のように2ピースに分けて形成されることが多かった。しかし、この構造だと部材が増える分コスト高となってしまう。また軸受の同心度の確保が困難となり、ポンプの雑音や過磨耗となるため、ポンプの寿命が短くなったり、故障しやすくなったりするという問題を有していた。
軸受はやはり1ピースであることが望ましいのであるが、1ピースの長軸であると、組み付け時に軸受部を冷却した際、ヒケや窪みが発生することが避けられなかった。
本発明は上記の問題に鑑み、ヒケの発生を極力抑え、低コストでポンプの寿命も長く、故障も少ないキャンドポンプの軸受を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、電磁鋼板を積層してなるコアに巻線を施してモールド成形した固定子と、プラスチックマグネットとインペラを一体成形した回転子と、流入口と流出口を備え該回転子を挿入するために分割した2個のケーシングと、該ケーシングの中央に位置し前記2個のケーシングで保持され該回転子を支持する軸と、長円筒状の軸受とを、備えたキャンドポンプにおいて、該軸受は、回転子形成時に一体に保持され、かつ、この軸受の内径側の中央部に、凹形状の溝を設けたことを特徴とするキャンドポンプである。
請求項2に係る発明は、前記軸受の両端にスラストワッシャを組み付けてなることを特徴とした請求項1記載のキャンドポンプである。
本発明の請求項1に係る発明においては、軸受が従来の2ピースから1ピースに変えているため、成形方法が容易なものとなる。
また、1ピースにすることで、各部品の互いの同心度を取りやすくなり、ポンプの雑音や過磨耗を抑えることができ、結果、ポンプの寿命を長くすることができる。
また、軸受内径中央部を凹形状にし、軸受成形時に樹脂の冷却時間を均一にすることで、熱伝導を良くして、成形後樹脂冷却時のヒケや窪みの発生を防ぎ、寿命の長い軸受を提供できる。
本発明の請求項2に係る発明においては、軸受の端面磨耗が抑制され軸受の寿命の長いものを提供できる。
以下、本案の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明のキャンドポンプ1の一部断面側面図である。固定子2は、電磁鋼板を積層して形成されたコア3に巻線4を施し、モールド成形により防液加工している。シュラウド5とシュラウド受け部材6と前記部材5,6に挟み込まれてなるブレード7とでインペラ部分を形成し、このインペラとプラスチック製のマグネット8とが、組み付け用ピン(図示せず)で組み合わされて、回転子9が形成してなる。ケーシング10は、流入口11及び流出口12を設けている上部と、前記固定子2と組み合わされる下部で形成されている。このケーシング10の中央部には軸13が設けられており、回転子9を支持している。
前記回転子9の中央部にはカーボン樹脂製の軸受14が一体に成形されている。この軸受14を成形する際、軸受14の内径側の中央部には、凹形状のヒケ防止用溝15を設けるようにする。溝15を設けている部分は、細くなっているため樹脂の冷却時間が均一になり、成形時における冷却の際に発生するヒケや窪みの発生を抑えることができる。
軸13の両端にスラストワッシャ16を組み付けてもよい。これにより、軸受14の端面磨耗が抑制される。
本発明のキャンドポンプは医療機器、家電製品等、キャンドポンプが必要とされるあらゆる分野のものに応用可能である。
本発明のキャンドポンプの一部断面側面図。 従来のキャンドポンプの一部断面側面図。
符号の説明
1 キャンドポンプ
2 固定子
3 コア
4 巻線
5 シュラウド
6 シュラウド受け部材
7 ブレード
8 プラスチックマグネット
9 回転子
10 ケーシング
11 流入口
12 流出口
13 軸
14、101 軸受
15 ヒケ防止用溝
16 スラストワッシャ

Claims (2)

  1. 電磁鋼板を積層してなるコアに巻線を施してモールド成形した固定子と、プラスチックマグネットとインペラを一体成形した回転子と、流入口と流出口を備え該回転子を挿入するために分割した2個のケーシングと、該ケーシングの中央に位置し前記2個のケーシングで保持され該回転子を支持する軸と、長円筒状の軸受とを備えたキャンドポンプにおいて、該軸受は、回転子形成時に一体に保持され、かつ、この軸受の内径側の中央部に、凹形状の溝を設けたことを特徴とするキャンドポンプ。
  2. 前記軸受の両端にスラストワッシャを組み付けてなることを特徴とした請求項1記載のキャンドポンプ。
JP2005218148A 2005-07-28 2005-07-28 キャンドポンプ Pending JP2007032452A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008278739A (ja) * 2007-03-30 2008-11-13 Nidec Sankyo Corp モータ

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