JP2007026311A - 情報提供システム - Google Patents

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信太郎 下門
Masatoshi Kuwata
雅敏 桑田
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Abstract

【課題】 ユーザに対して現在位置の近隣の情報を提供する情報提供システムを提供することである。
【解決手段】 表示・入力装置11〜1Nは一定の間隔を設けて街頭に設置され、ユーザによって携帯される無線タグ3をセンシングして、ユーザを検出し、無線タグ3からユーザIDを読み出しサーバ2に送信する。サーバ2は、ユーザの至近に位置する表示・入力装置を特定し、当該表示・入力装置の近隣の店舗情報及びイベント情報を当該表示・入力装置に送信する。表示・入力装置はサーバ2から送信された店舗情報及びイベント情報を表示エリア101A〜101Dに表示する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、街中を歩いている人物に情報を提供する情報提供システムに関する。
特許文献1には、物品に付された第1の無線タグから当該物品に関する属性情報と、携帯端末装置に付された第2の無線タグから当該端末装置の端末識別情報とを読取り、読取った属性情報に対する広告情報を表示すると共に、前記物品に対応する付加情報を前記端末識別情報を読取った携帯端末に送信する広告情報提供装置が開示されている。
特開2004−341316号公報
しかしながら、特許文献1記載の広告情報提供装置では、属性情報が読取られた物品に関しての広告の表示はなされているが、広告以外の情報、特に、近隣にある店舗等に関する情報は表示されていない。
本発明の目的は、ユーザに対して現在位置の近隣に関する情報を示す近隣情報を提供する情報提供システムを提供することである。
本発明による情報提供システムは、所定の場所に設置された表示装置と、前記表示装置に対して所定の通信ネットワークを介して接続されたサーバと、ユーザに携帯される無線通信装置とを備え、前記無線通信装置は、自己のユーザを特定するためのユーザIDを記憶するユーザID記憶手段を備え、前記表示装置は、前記無線通信装置を無線信号により探索し、自己の設置場所から通信範囲内に存在するユーザを検出するユーザ検出手段と、前記ユーザ検出手段により検出された無線通信装置から前記ユーザIDを受信し、当該ユーザIDを前記サーバに送信するユーザID送信手段とを備え、前記サーバは、ユーザIDを送信した表示装置に対し、当該表示装置の設置場所の近隣に関する情報を示す近隣情報を送信する近隣情報送信手段を備え、前記表示装置は、前記サーバから送信された近隣情報を表示する近隣情報表示手段を更に備えることを特徴とする。
また、上記構成において、前記表示装置は複数存在し、前記サーバは、前記ユーザID送信手段により送信されたユーザIDを有するユーザが予め登録されたユーザであるか否かの認証を行い、予め登録されたユーザである場合、システムへのログインを許可する認証手段と、前記ユーザ検出手段による無線通信装置の探索結果を基に、前記認証手段によりログインが許可されたユーザに対して最も近い場所に位置する表示装置を特定する表示装置特定手段とを更に備え、前記近隣情報表示手段は、前記表示装置特定手段により特定された表示装置に対して、近隣情報を送信することが好ましい。
また、上記構成において、前記表示装置は、ユーザの操作指令に基づいて、当該ユーザが移動を希望する目的場所を設定する目的場所設定手段を更に備え、前記表示装置特定手段により特定された表示装置の近隣情報表示手段は、前記目的場所設定手段により設定された目的場所に当該ユーザを誘導するための当該表示装置に応じた情報を表示することが好ましい。
また、上記構成において、前記目的場所設定手段は、災害が発生したことを示す情報を取得した際、近隣の避難場所を前記目的場所として設定することが好ましい。
また、上記構成において、前記サーバは、ユーザIDと、各ユーザが興味のある事柄を示す嗜好データとを予め対応づけて記憶するユーザ管理データベースと、表示装置を特定する表示装置特定情報と、各表示装置に対する近隣情報とを予め対応付けて記憶する近隣管理データベースと、前記ユーザ管理データベースと前記近隣管理データベースとを基に、前記表示装置特定手段により特定された表示装置に対する近隣情報のうち、ユーザが興味のある事柄に関連する近隣情報を抽出する近隣情報抽出手段とを更に備え、前記近隣情報送信手段は、前記近隣情報抽出手段により抽出された近隣情報を前記表示装置特定手段により特定された表示装置に送信することが好ましい。
また、上記構成において、前記近隣情報は店舗情報を含み、前記サーバと前記通信ネットワークを介して接続された店舗端末を更に備え、前記表示装置は、前記店舗に対するユーザによる予約指令を受け付け、受け付けた予約指令を前記サーバに送信する受付手段を備え、前記サーバは、受信した予約指令を前記店舗端末に送信する予約依頼手段を備え、前記店舗端末は、前記予約依頼手段により送信された予約指令を基に、ユーザからの店舗に対する予約を受領する予約受領手段を備えることが好ましい。
また、上記構成において、前記近隣情報表示手段は、複数の表示エリアを備え、前記サーバから複数のユーザに対応する近隣情報が送信された場合、複数の表示エリアを各ユーザに割り当て、割り当てた表示エリアに対応対する近隣情報を表示することが好ましい。
また、上記構成において、前記無線通信装置は、RFIDタグであることが好ましい。
請求項1記載の発明によれば、表示装置は、無線通信装置を探索することで無線通信装置を携帯するユーザを検出し、検出した無線通信装置からユーザIDを取得して、サーバに送信する。サーバは、表示装置に対して表示装置の設置場所の近隣情報を送信する。表示装置は、送信された近隣情報を表示する。
そのため、ユーザは、無線通信装置を携帯して、表示装置に近づくと、表示装置の近隣情報を見ることができる。その結果、ユーザは、この近隣情報を見ることによりショッピングプランを立てたり、今後のスケジュールを立てたりすることが可能となる。
請求項2記載の発明によれば、複数の表示装置が存在し、各表示装置には、各表示装置に応じた近隣情報が表示されるため、ユーザは、現在位置に応じてより適切な近隣情報を得ることができる。
請求項3記載の発明によれば、ユーザにより目的場所が設定されると、各表示装置には、設定された目的場所にユーザを誘導するような情報が表示されるため、ユーザは、表示装置の誘導に従って目的場所へと移動することが可能となり、地図等を参照しなくとも目的場所にスムーズに移動することができる。
請求項4記載の発明によれば、災害が発生すると、表示装置には所定の避難場所にユーザを誘導する情報が表示されるため、ユーザは表示装置の誘導に従って避難場所にスムーズに移動することができる。
請求項5記載の発明によれば、ユーザの嗜好にあった近隣情報が表示装置に表示されるため、情報量が低減され、ユーザは、自己の好みに一致する情報を容易に発見することが可能となる。
請求項6記載の発明によれば、ユーザは実際に店舗に訪問しなくとも表示装置から店舗に対する予約を行うことができるため、店舗に対する予約をスムーズに行うことができる。また、表示装置を用いて、訪問を希望する店舗の発見と、発見した店舗に対する予約とを連続して行うことができる。
請求項7記載の発明によれば、表示装置に対して複数のユーザに対する近隣情報が送信された場合、これらのユーザに対して近隣情報を区別して表示することができる。
請求項8記載の発明によれば、通信装置としてRFIDタグが採用されているため、安価にシステムを構築することができる。
以下、本発明の実施の形態による情報提供システムについて図面を参照して説明する。図1は、本情報提供システムの全体構成図を示している。本情報提供システムは、N(Nは整数)台の表示・入力装置(表示装置)11〜1N、サーバ2、無線タグ(無線通信装置)3、及び店舗端末4を備えている。
表示・入力装置11〜1N、サーバ2、店舗端末4は、ネットワーク5を介して相互に接続され、TCP/IP等の通信プロトコルに従って種々のデータを送受信する。なお、ネットワーク5としては、インターネット、専用回線、VPN等を採用することができる。
無線タグ3は、パッシブ型の無線タグが採用され、ユーザにより携帯される。無線タグ3は、無線タグ3を携帯するユーザに対して一意に与えられたユーザIDを記憶している。ここで、ユーザは例えば無線タグ3が内蔵されたカードを携帯することで、無線タグ3を携帯する。
なお、無線タグ3に代えて、無線タグ3と同じ近接無線機能を備えるモバイル端末を採用してもよい。この場合、モバイル端末のメモリにユーザIDを記憶させればよい。なお、無線タグ3としては、近年パッシブ型でありながら通信距離が10mのものも開発されており、この無線タグを採用することが好ましい。
店舗端末4は、公知のコンピュータから構成され、本情報提供システムが提供するサービスに協力する店舗を管理する装置であり、各店舗に対する顧客データベースや後述する予約管理データベースを備えている。
表示・入力装置11〜1Nは、無線タグリーダ等の近接通信機能、及び液晶パネル等の表示部を備え、繁華街等において所定の間隔を設けて設置されている。そして、無線タグ3をセンシングすることで無線タグ3を携帯するユーザを検出し、検出したユーザに対する近隣情報をサーバ2から読み出して、表示部に表示させる。すなわち、付近を通りかかったユーザに対して、近隣情報を知らせる。なお、近隣情報には、表示・入力装置11〜1Nの各々の近隣の店舗に関する情報を示す店舗情報と近隣で開催されるイベントに関する情報を示すイベント情報とが含まれる。
図2は、表示・入力装置11の設置状況の一例を示した図面である。図2の例では、表示・入力装置11は、あるコーヒーショップの入り口の左側に設置されている。また、入り口の右側にも表示・入力装置12が設置され、更にその隣にも表示・入力装置13が設置されている。そして、無線タグ3を携帯するユーザU1は、表示・入力装置11の通信範囲内に入場すると、表示・入力装置11により検出される。ここで、通信範囲内としては、表示・入力装置11を中心として半径10m以内を想定している。従って、表示・入力装置11〜1Nの設置間隔としては、20m以内が好ましい。
表示・入力装置11は、近隣の店舗を検索したり、移動を希望する目的地までユーザを誘導したりする装置である。図2に示すユーザU2は、表示・入力装置12を用いて店舗を検索しており、ユーザU3は、表示・入力装置13により表示される画像(図では右矢印)に従って、目的地に誘導されている。
図3は、表示・入力装置11に表示される画面図を示している。表示・入力装置11は、通信可能範囲内においてログインが許可されたユーザ数に応じて画面が分割される。図3の例では4人のログインが許可されたユーザが入場しているため、表示・入力装置11は表示エリア101A〜101Dに4分割され、各表示エリア101A〜101Dは、これら4人のユーザに対して割り当てられる。そして、各表示エリア101A〜101Dには、割り当てられたユーザ固有の近隣情報が表示される。
但し、表示パネルの分割数には限界があるため、分割数の上限値よりも多くのユーザが通信可能範囲内に存在する場合は、表示エリアが割り当てられないユーザも存在することになる。この場合、表示エリアが割り当てられていないユーザは、現在、表示エリアが割り当てられているいずれかのユーザが通信可能範囲内から退場するまで、表示待ちとさせればよい。
或いは、上限値を超えるユーザが通信範囲内に入場した場合、割り当て時間が最大であるユーザに割り当てられた表示エリアを、この新たに入場したユーザに対して割り当てても良い。
図4は、表示・入力装置11において、ある一人のユーザに対して割り当てられた表示エリアに表示される種々の画面図を示しており、(a)は通常状態において表示される画面図を示し、(b)はユーザU1が表示・入力装置11の通信可能範囲に入場したときに表示される画面図を示している。
図2に示すユーザU1が表示・入力装置11の通信可能範囲に入場し、ログインが許可されると、表示・入力装置11には、図4(b)に示す画面が表示される。(b)の例では、「こんにちは!入場を受け付けました。入場者名を確認されたいときは、以下の■をタッチして下さい。」との語が表示され、これにより、ユーザU1は、表示・入力装置11の通信範囲内に入場したことが分かる。そして、ユーザU1が、上記語の下部に表示された■ボタンにタッチすると、表示・入力装置11は画面を切り替え、例えばユーザU1の名前を表示する。これにより、ユーザU1は、本当に自分がログインしたことを確認することができる。
図5は、サーバ2の電気的構成を示すブロック図である。サーバ2は、ハードディスクドライブ(HDD)20、CPU25、通信部26、ROM27、及びRAM28を備えている。HDD20は、経路計算データベース21、店舗管理データベース22、イベント管理データベース23、及びユーザ管理データベース24を備えている。
経路計算データベース21は、ユーザが移動を希望する目的地までユーザを誘導するための種々のデータを記憶している。図6は、経路計算データベース21のデータ構造を示した図面である。図6に示すように経路計算データベース21は、表示・入力装置11〜1Nに対応するN個の経路計算テーブルT11〜T1Nを備えている。経路計算テーブルT11〜T1Nはデータ構造が同一であるため、経路計算テーブルT11のみ説明する。
図6に示すように経路計算テーブルT11は、目的地毎に作成された目的地レコードR1から構成されている。目的地レコードR1は、目的地名、誘導情報、及び地図情報のフィールドを備えている。目的地名のフィールドには、表示・入力装置11においてユーザが移動を希望すると想定される目的地名が記憶されている。誘導情報のフィールドには、表示・入力装置11の設置位置から目的地へとユーザを誘導するための誘導情報が記憶されている。誘導情報としては、目的地に向かうに際してユーザが進むべき方角が挙げられる。
図6の例では、目的地Aに対して「前進」、目的地Bに対して「先の角を右折」、目的地Cに対して「先のエスカレータを昇る」との誘導情報が記憶されている。なお、表示・入力装置11は、この誘導情報が示す方角を表す矢印の画像を、当該誘導情報と併せて表示エリア101A〜101Dに表示させる。
地図情報のフィールドには、表示・入力装置11の設置場所から目的地までのルートが地図上に示された地図情報が記憶されている。この地図情報は画像データである。
図5に示す店舗管理データベース22は、表示・入力装置11〜1Nに対して近隣の店舗に関する情報を記憶している。図7は店舗管理データベース22のデータ構造を示した図面である。店舗管理データベース22は、表示・入力装置11〜1Nに対応する店舗管理テーブルT21〜T2Nから構成されている。店舗管理テーブルT21〜T2Nは各々データ構造が同一であるため、店舗管理テーブルT21のみ説明する。
店舗管理テーブルT21は、店舗毎に作成された店舗管理レコードR2から構成されている。店舗管理レコードR2は、店舗名、店舗内容、抽出条件、及び位置情報のフィールドを備えている。店舗名のフィールドには、店舗の名称が記憶されている。店舗内容のフィールドには、店舗の内容が記憶されている。店舗内容としては、店舗の紹介、営業時間、及び定休日等が含まれる。例えば、店舗が映画館である場合は、現在上映されている映画、上映予定時刻表、及び近日公開予定の映画等が店舗内容とされる。
抽出条件のフィールドには、ユーザの嗜好に適合する店舗を抽出する際に使用される抽出条件が記憶されている。ここで、抽出条件としては、店舗に興味を持つと予想される世代、及び性別、並びに店舗に興味を持つと予想されるユーザが有する趣味が含まれる。
位置情報のフィールドには、店舗の位置を示す位置情報が記憶されている。この位置情報は、経路計算テーブルT11の目的地名のフィールドに記憶されるデータと同じデータであり、このデータをキーとして、店舗管理テーブルT21と経路計算テーブルT11とが対応付けられている。
図5に示すイベント管理データベース23は、図8に示すイベント管理テーブルT31〜3Nから構成されている。図8は、イベント管理テーブルT31〜T3Nのデータ構造を示した図面である。イベント管理テーブルT31〜T3Nは、表示・入力装置11〜1Nに対応している。
イベント管理テーブルT31〜T3Nは各々同一のデータ構造であるため、イベント管理テーブルT31のみ説明する。イベント管理テーブルT31は、イベント毎に作成されたイベント管理レコードR3から構成されている。イベント管理レコードR3は、イベント名、抽出条件、及び位置情報のフィールドを備えている。
イベント名のフィールドには、抽選会、コンサート、お祭り等のイベントの名称が記憶されている。抽出条件のフィールドには、ユーザの嗜好に適合するイベントを抽出する際に使用される抽出条件が記憶されている。ここで、抽出条件としては、イベントに興味を持つことが予想される世代及び性別、並びにイベントに興味を持つことが予想されるユーザの趣味が含まれる。
位置情報のフィールドには、イベントが開催される場所を示す位置情報が記憶されている。この位置情報は、経路計算テーブルT11〜T1Nの目的地名のフィールドに記憶される位置情報と同一のデータであり、この位置情報をキーとして、イベント管理テーブルT31は、経路計算テーブルT11と対応付けられる。
図5に示すユーザ管理データベース24は、図9に示すユーザ管理テーブルT4を記憶している。図9は、ユーザ管理テーブルT4のデータ構造を示す図面である。ユーザ管理テーブルT4は、ユーザ毎に作成されたユーザ管理レコードR4から構成されている。ユーザ管理レコードR4は、ユーザID、ユーザ名、入場スタンプ、入場時刻、ユーザ情報のフィールドを備えている。
ユーザIDのフィールドには、本情報提供システムにログインすることが許可されたユーザを特定するためのユーザIDが記憶されている。このユーザIDは、上記ユーザIDと同一のデータである。
ユーザ名のフィールドには、本情報提供システムにログインすることが許可されたユーザのユーザ名が記憶されている。入場スタンプのフィールドには、ユーザが、本情報提供システムに現在ログイン中であるか否かを示すデータが記憶されている。本実施の形態では、ユーザが本情報提供システムにログイン中である場合は、入場スタンプのフィールドに「入」のデータが書き込まれ、ユーザが本情報提供システムにログアウトしている場合、入場スタンプのフィールドはブランクとされる。
入場時刻のフィールドには、ユーザが本情報提供システムにログインした時刻が記憶される。ユーザ情報のフィールドは、性別、年齢、趣味、及び登録情報のフィールドから構成されている。性別のフィールドには、ユーザの性別が記憶され、年齢のフィールドにはユーザの年齢が記憶され、趣味のフィールドにはユーザの趣味が記憶され、登録情報のフィールドには、ユーザの特徴を示すデータが記憶されている。関電太郎の登録情報のフィールドには、「VIP 9回来場」のデータが記憶されており、関電太郎は、本情報提供システムへログインした回数が9回であることが分かる。
また、大林久美子の登録情報のフィールドには、「浪速区在住」のデータが記憶されており、大林久美子は浪速区在住の人物であることが分かる。
図5に示すCPU25は、認証部251、表示装置特定部252、近隣情報抽出部253、近隣情報送信部254、及び予約依頼部255の各種機能を備えている。これらの機能は、CPUがHDD20に記憶されたプログラムを実行することで実現される。
認証部251は、表示・入力装置11〜1Nから送信されたユーザIDを有するユーザが本情報提供システムにログインする権限を有するか否かをユーザ管理データベース24を参照することで判定する。
表示装置特定部252は、表示・入力装置11〜1Nから定期的に送信されるユーザIDを基に、本情報提供システムにログインしている各々のユーザの至近に位置する表示・入力装置11〜1Nを特定する。
近隣情報抽出部253は、ユーザ管理データベース24と店舗管理データベース22とを照合して、本情報提供システムにログインしている各ユーザに対して送信対象となる店舗情報を抽出すると共に、ユーザ管理データベース24とイベント管理データベース23とを照合して、本情報提供システムにログインしている各ユーザに対して送信対象となるイベント情報を抽出する。
近隣情報送信部254は、近隣情報抽出部253により抽出された店舗情報とイベント情報とを対応するユーザのユーザIDと対応付け、表示装置特定部252により特定された表示・入力装置に送信されるように通信部26を制御する。
予約依頼部255は、表示・入力装置11〜1Nにより受け付けられたある店舗に対する予約指令を、通信部26を介して受信し、受信した予約指令がその店舗に対応する店舗端末4に送信されるように通信部26を制御する。
通信部26は、モデム、或いはDSU等の通信装置から構成され、CPU25の制御の下、ネットワーク5に対して種々のデータを送信すると共に、ネットワーク5から種々のデータを受信する。
ROM27は、BIOS等のコンピュータを制御するプログラムを記憶する。RAM28は、CPU25の作業領域として使用される。
次に、表示・入力装置11〜1Nの詳細について説明する。表示・入力装置11〜1Nは各々同一構成であるため、表示・入力装置11のみ説明する。図10は、表示・入力装置11の電気的構成を示すブロック図である。表示・入力装置11は、操作表示部111、ROM112、RAM113、通信部114、無線タグリーダ115、及びCPU116を備えている。操作表示部111は、図3に示すようにユーザに対して割り当てられた複数の表示エリア101A〜101Dから構成されたタッチパネルであり、近隣情報及びイベント情報等を表示し、ユーザから店舗への予約指令を受け付け、移動を希望する目的地を設定するための操作指令を受け付ける。
ROM112は、EEPROM等の書き換え可能な不揮発性の記憶装置から構成され、表示・入力装置11を制御するためのプログラムを記憶する。RAM113は、CPUの作業領域として用いられる。
通信部114は、モデム、又はDSU等の通信装置から構成され、サーバ2に対してネットワーク5を介して種々のデータを送信すると共に、ネットワーク5を介して表示・入力装置11に対して送信された種々のデータを受信する。
無線タグリーダ115は、公知のパッシブ型の無線タグリーダから構成され、一定の周期で探索信号を送信して、周囲に存在する無線タグ3を検出すると共に、検出した無線タグ3に記憶されたユーザIDを読み出す。
CPU116は、表示設定部116a、近隣情報表示制御部116b、目的場所設定部116c、ユーザID送信部116d、及び災害情報取得部116eの機能を備えている。これらの機能は、CPU116がROMに記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
表示設定部116aは、ログインが許可されたユーザであって、表示装置特定部252により表示・入力装置11が至近の表示・入力装置と特定されたユーザのユーザIDを表示エリア101A〜101Dに設定し、表示エリア101A〜101Dに割り当てるユーザを決定する。
近隣情報表示制御部116bは、サーバ2から送信された店舗情報とイベント情報とを、表示設定部116aにより、これらの情報に対応するユーザに対して、割り当てられた表示エリアに表示させる。
目的場所設定部116cは、操作表示部111によりユーザが移動を希望する目的場所を設定するための操作指令を受け付け、受け付けた操作指令がサーバ2に送信されるように通信部114を制御する。
ユーザID送信部116dは、無線タグリーダ115により読取られたユーザIDがサーバ2に送信されるように通信部114を制御する。
災害情報取得部116eは、表示・入力装置11の設置場所近辺で、地震、火事等の災害が発生したことを示す情報を例えばオペレータによる操作指令、或いはネットワーク5を介して取得する。
図11は、店舗端末4が記憶する予約管理データベースのデータ構造を示す図面である。予約管理データベースは、店舗毎に作成された予約管理テーブルT5より構成されている。予約管理テーブルT5は、行方向に予約者、予約受付可のフィールドを備え、列方向に予約の時間帯を示す午前、昼、夕方、夜のフィールドを備えている。午前に対する予約者のフィールドには、「ユーザA/3名」、「ユーザB/10名」、「ユーザC/10名」のデータが記憶されており、午前の時間帯には、ユーザAを代表者とする3名の客、ユーザBを代表者とする10名の客、及びユーザCを代表者とする10名の客の予約が入っていることが分かる。そして、午前の予約受付可のフィールドには、これ以上、予約を受けることができないことを示す「×」のデータが記憶されている。
一方、夕方の予約者のフィールドはデータが何も記憶されておらず、予約が全く入っていない。そして、夕方に対する予約受付可のフィールドには、この時間帯において予約を受け付けることが可能であることを示す「○」のデータが記憶されている。
図12は、ユーザが本情報提供システムにログインする際の本情報提供システムの動作を示したフローチャートである。以下の説明では、表示・入力装置11の近傍にいるユーザが本情報提供システムにログインするケースを例に挙げて説明する。まず、ステップS21において、表示・入力装置11は、無線タグ3に対して一定の周期で探索信号を送信する。無線タグ3は、ステップS11において、表示・入力装置11からの探索信号を受信し、ステップS12において、探索信号に対する応答信号を表示・入力装置11に対して送信する。ここで、応答信号には無線タグ3が記憶するユーザIDが含まれる。
ステップS22において、表示・入力装置11は、無線タグ3から送信された応答信号を受信し、受信した応答信号に含まれるユーザIDを、サーバ2へ送信する(S23)。なお、表示・入力装置11〜1Nは予めサーバ2の通信アドレスを記憶しているものとする。ステップS31において、サーバ2は、ユーザIDを受信し、受信したユーザIDを有するユーザが本情報提供システムにログイン済みであるか否かを判定する(S32)。
ここで、サーバ2は、ユーザが本情報提供システムにログインした場合、ユーザ管理テーブルT4の当該ユーザに対応するレコードの入場スタンプのフィールドに「入」のデータを書き込む。そのため、サーバ2は、このユーザ管理テーブルT4を参照することにより、受信したユーザIDを有するユーザが既にログイン済みであるか否かを判定することができる。
ステップS32において、サーバ2は、受信したユーザIDを有するユーザがログイン済みでないと判定した場合(S32でNO)、ユーザ管理テーブルT4を参照して、このユーザが本情報提供システムにログインする権限を有するか否かの認証を行う(S34)。ここで、サーバ2は、受信したユーザIDが、ユーザ管理テーブルT4のユーザIDのフィールドに記憶されている場合、当該ユーザIDを有するユーザは本情報提供システムにログインする権限を有すると判定する。一方、受信したユーザIDが、ユーザ管理テーブルT4のユーザIDのフィールドに記憶されていない場合、当該ユーザIDを有するユーザは、本情報提供システムにログインする権限を有さないと判定する。
ステップS35において、サーバ2は、受信したユーザIDを有するユーザがログインする権限を有さないと判定した場合(S35でNO)、処理を終了する。一方、ステップS35において、受信したユーザIDを有するユーザがログインする権限を有すると判定した場合(S35でYES)、処理をステップS36に進める。この場合、表示・入力装置11は、図4(b)に示す画面を表示する。
次いで、サーバ2は、ユーザ管理テーブルT4において、受信したユーザIDを有するユーザのユーザ情報のフィールドに記憶されたデータを、表示・入力装置11に対する店舗管理テーブルT21の抽出条件と照合し、店舗管理テーブルT21に登録された店舗のうち、ユーザの嗜好に適合する店舗を抽出する(S36)。同様にして、サーバ2は、表示・入力装置11のイベント管理テーブルT31に登録されたイベントのうち、ユーザの嗜好に適合するイベントを抽出する。
ここで、サーバ2は、ユーザ情報のフィールドに記憶された性別、年齢、趣味、及び登録情報のフィールドうち、抽出条件を満たすフィールドの個数をカウントし、カウントした個数が一定以上である店舗、或いはイベントを、ユーザの嗜好に適合する店舗、或いはイベントと判定する。
ステップS37において、サーバ2は、ステップS36で抽出された店舗の店舗管理レコードR2から店舗名、店舗内容、及び位置情報をユーザIDと対応づけて店舗情報として表示・入力装置11に送信すると共に、ステップS36で抽出されたイベントのイベント管理レコードR3のイベント名及び位置情報をユーザIDと対応づけてイベント情報として表示・入力装置11に送信する。
一方、ステップS32において、受信したユーザIDを有するユーザが既にログイン済みである場合(S32でYES)、受信したユーザIDが、表示・入力装置11から初めて送信されたユーザIDであるか否かの判定がなされ(S33)、表示・入力装置11から初めて送信されたユーザIDであると判定された場合(S33でYES)、処理がステップS36に進められ、表示・入力装置11から初めて送信されたユーザIDでないと判定された場合(S33でNO)、処理が終了される。
ここで、ステップS33でYESと判定される場合とは、表示・入力装置11の通信範囲外にいるログイン済みのユーザが表示・入力装置11の通信範囲内に入場し、当該ユーザにより携帯される無線タグ3から送信されるユーザIDのうち、表示・入力装置11が初めて受信したユーザIDをサーバ2が受信した場合が該当する。
ステップS24において、表示・入力装置11は、サーバ2から送信された店舗情報及びイベント情報を受信して、店舗情報及びイベント情報を当該ユーザに対して割り当てられた表示エリアに表示させる(S25)。この場合、表示・入力装置11は、例えば図13(a)に示す画面を表示する。図13(a)〜(c)は図2に示すユーザU2が店舗を予約する際に表示される画面図を示している。
図13(a)に示すように、サーバから送信された店舗情報及びイベント情報は、図13(a)の中央部に示す大きなフレームFL内に表示される。また、このフレームFLの右側には、店舗検索ボタンB1、ユーザ特別情報表示ボタンB2、及び場所表示ボタンB3が表示されている。店舗検索ボタンB1は、表示・入力装置11の近隣の店舗を検索するためのボタンである。ユーザ特別情報表示ボタンB2は、ユーザの嗜好にあった店舗やイベント等の情報を通知するためのボタンである。場所表示ボタンB3は、表示・入力装置11の設置場所を示す地図を表示するためのボタンである。
例えば、ユーザに対して図3に示す表示エリア101Bが割り当てられている場合、表示エリア101Bは、このユーザの名前と、ステップS24で受信された店舗情報及びイベント情報とを表示する。具体的には、店舗情報に含まれる店舗名とイベント情報に含まれるイベント名とが一覧表示された画面が表示エリア101Bに表示される。
ユーザは、この一覧表示された画面の中から所望の店舗名、或いはイベント名をタッチする。すると、タッチした店舗名の店舗の店舗内容が表示される。或いはタッチしたイベント名のイベントのイベント内容が表示される。これにより、ユーザは、表示・入力装置11の近隣に存在する店舗及び近隣で開催されるイベントを知ることができる。
次に、図14に示すフローチャートを参照して、本情報提供システムによる目的地の誘導処理について説明する。このフローチャートにおいて、表示・入力装置11に対して目的地が設定されるケースを例に挙げて説明する。
まず、ステップS41において、表示・入力装置11は、ユーザからの目的地を設定するための操作指令を受け付ける。ここで、ユーザは、予め定められた目的地の中から移動を希望する目的地を設定するものとする。この目的地としては、表示・入力装置11の近隣の店舗であって、本情報提供システムに協力している店舗の場所、表示・入力装置11の近隣で開催されるイベントの開催場所が含まれている。そして、この目的地は、表示・入力装置11に対する経路計算テーブルT11に予め登録されている。
ここで、表示エリアには目的地を設定するための操作画面が表示され、ユーザは、この目的地を設定するための操作画面を操作することにより目的地を設定する。
ステップS42において、ユーザにより設定された目的地を示す目的地情報をサーバ2に送信する。ステップS51において、サーバ2は、表示・入力装置11から送信された目的地情報を受信し、目的地情報が示す目的地に対応する目的地レコードR1を経路計算テーブルT11から抽出する(S52)。
ステップS53において、ステップS52で抽出された目的地レコードR1に記憶された誘導情報と地図情報とをユーザIDと対応付けて、表示・入力装置11に送信する(S53)。
ステップS43において、表示・入力装置11は、サーバ2から送信された誘導情報と地図情報とを受信し、受信した誘導情報と地図情報とを対応するユーザに割り当てられた表示エリアに表示させる。この場合、図3に示す表示エリア101A〜101Dには、例えばユーザの名前と、誘導情報である前進等の文字と、この誘導情報に対応し、ユーザに進むべき道を案内する矢印の画像と、表示・入力装置11から目的場所までの経路を地図上に示した画像(地図情報)とが表示される。従って、ユーザは表示・入力装置11を見ることにより、目的地までの経路を速やかに知ることができる。
ステップS54において、サーバ2は、ユーザに対して最も近い位置にある表示・入力装置11〜1Nを特定する。
ここで、ユーザは、2つ以上の表示・入力装置によってほぼ同時期に検出されることもあり、この場合、サーバ2は、このユーザに対して最も近い(至近)位置にある表示・入力装置を特定することができない。そこで、表示・入力装置11〜1Nは、無線タグ3から送信される応答信号の電波の強度を測定し、この強度をユーザIDと対応づけてサーバ2へ送信する。そして、サーバ2は、最大の強度を測定した表示・入力装置をユーザの至近の表示・入力装置と判定する。
ステップS55において、ユーザの至近の表示・入力装置が前回特定した表示・入力装置11とは別の表示・入力装置(例えば表示・入力装置12)になっている場合(S55でYES)、サーバ2は、表示・入力装置12に対応する経路計算テーブルT12を参照し、現在設定されている目的地に対応する誘導情報及び地図情報を抽出し(S56)、ユーザIDと対応づけて表示・入力装置12に送信する(S57)。一方、ユーザの至近の表示・入力装置が前回特定した表示・入力装置と同一の表示・入力装置である場合(S55でNO)、処理がステップS54に戻される。
ステップS61において、表示・入力装置12は、表示・入力装置11と同様にして、サーバ2から送信された誘導情報及び地図情報を対応するユーザに対して割り当てられた表示エリアに表示させる(S62)。
次に、ユーザが表示・入力装置11〜1Nを介して店舗への予約を行なう際の本情報提供システムによる処理について図15に示すフローチャートを用いて説明する。以下の説明では表示・入力装置11に対してユーザが予約を行う場合を例に挙げて説明する。
まず、ステップS101において、表示・入力装置11は、ユーザから店舗への予約指令を受け付ける。この場合、表示・入力装置11は、店舗への予約指令の入力を促す操作画面を表示させる。図13(b)はこの操作画面の一例を示す図面である。なお、図13(b)に示す操作画面は、図13(a)に示す店舗検索ボタンB1をタッチすることで表示される。図13(b)の中央部に表示されたフレームFL内には、表示・入力装置11の近隣の店舗の位置を示す地図が表示されている。
ステップS102において、表示・入力装置11は、ユーザにより入力された予約指令をサーバ2に送信し、サーバ2は、受信した予約指令を店舗端末4に送信する(S103)。この予約指令には、予約を行ったユーザのユーザID、同伴者の人数、予約希望時刻、ユーザ名等からなる予約内容が含まれる。ここで、ユーザにより、図13(b)に示すフレームFL内に表示された地図の中から、好みの店舗がタッチされると、表示・入力装置11は、タッチした店舗を予約するための操作画面(図略)を表示する。そして、ユーザはこの店舗を予約するための操作画面を操作することで、店舗に予約を入れる。
ステップS104において、店舗端末4は、予約管理テーブルT5の予約受付可のフィールドを参照し、受信した予約指令の予約希望時間帯に予約受付が可能であるか否かの判定を行う。そして、予約受付が可能である場合(S104でYES)、店舗端末4は、空席状況及び待ち時間をサーバ2を介して、表示・入力装置11に送信し、表示・入力装置11は、受信した空席状況及び待ち時間を表示エリアに表示させる(S105)。
ステップS104において、予約受付が不可能であり(S104でNO)、予約指令の入力を中止する指令がユーザによりなされた場合(S106でYES)、処理が終了される。一方、予約指令の入力を中止する指令がユーザよりなされない場合(S106でNO)、他の店舗に対する予約指令が受け付けられ(S107)、処理がステップS102に戻される。
ステップS108において、表示・入力装置11は、ユーザによる予約決定指令を受け付けると(S108でYES)、予約決定指令をサーバ2に送信し、サーバ2は、予約決定指令を店舗端末4に送信し、予約決定指令を受信した店舗端末4は、先に受信した予約指令が示す予約内容を予約管理テーブルT5に書き込み、予約を受諾する(S109)。このとき、店舗端末4は、予約の受諾を示すデータを、サーバ2を介して表示・入力装置11に送信する。以上によりユーザは店舗に対する予約を行うことができる。
この場合、表示・入力装置11は、図13(c)に示す画面を表示して、予約が受け付けられたことをユーザに報知する。図13(c)に示すフレームFL内には、「予約受けつけました。表示装置の矢印などを参考にして下さい。お待ちしております!」との語が表示され、ユーザは、一目で予約が受け付けられたことを知ることができる。そして、図13(c)に示す画面において、場所表示ボタンB3がユーザによりタッチされると、図13に示すステップS41の処理が実行され、以降、図13に示すフローチャートの処理が実行され、ユーザは店舗まで誘導されることとなる。
なお、本発明は以下の態様を採用してもよい。
(1)図12に示すフローチャートでは、ステップS25において、表示・入力装置11は店舗情報及びイベント情報を表示して処理を終了していたが、これに限定されず、店舗情報及びイベント情報を表示した後、ユーザが選択した店舗の場所、或いはイベントの開催場所への誘導を指示する操作指令を受け付け、この目的地にユーザを誘導してもよい。この場合、表示・入力装置11は、図12のステップS37において、受信した店舗情報或いはイベント情報に含まれる位置情報を、サーバ2に送信し、位置情報を受信したサーバ2は、経路計算テーブルT11を参照して目的地名を特定し、特定した目的地名を図14のフローチャートで示す目的地として設定して、図14の処理を実行する。これにより、ユーザを店舗或いはイベントの開催場所まで誘導することができる。
(2)また、表示・入力装置11〜1Nは、災害の発生を示す情報を取得したとき、サーバ2は、表示・入力装置11〜1Nに所定の避難場所にユーザを誘導するための情報を表示させてもよい。この場合、所定の避難場所を図14のフローチャートで示す目的地として設定して、図14の処理を実行すればよい。
(3)上記実施の形態では、無線通信装置として、パッシブ型の無線タグを例示したが、これに限定されず、アクティブ型の無線タグを採用してもよいし、無線タグ以外のZigbee、無線LAN、UWB等の近接無線通信の規格に準拠した無線通信装置を採用しても良い。
本発明の実施の形態による情報提供システムの全体構成図を示している。 表示・入力装置の設置状況の一例を示した図面である。 表示・入力装置の画面図を示している。 表示・入力装置において、ある一人のユーザに対して割り当てられた表示エリアに表示される種々の画面図を示しており、(a)は通常状態において表示される画面図を示し、(b)はユーザが表示・入力装置の通信可能範囲に入場したときに表示される画面図を示している。 サーバ2の電気的構成を示すブロック図である。 経路計算データベースのデータ構造を示した図面である。 店舗管理データベースのデータ構造を示した図面である。 イベント管理テーブルのデータ構造を示す図面である。 ユーザ管理テーブルのデータ構造を示す図面である。 表示・入力装置の電気的構成を示すブロック図である。 店舗端末が記憶する予約管理データベースのデータ構造を示す図面である。 ユーザが本情報提供システムにログインする際の本情報提供システムの動作を示したフローチャートである。 図13(a)〜(c)はユーザが店舗を予約する際に表示される画面図を示している。 本情報提供システムによる目的地の誘導処理を示すフローチャートである。 ユーザが表示・入力装置11〜1Nを介して店舗への予約を行なう際の本情報提供システムによる処理を示すフローチャートである。
符号の説明
2 サーバ
3 無線タグ
4 店舗端末
5 ネットワーク
11〜1N 表示・入力装置
21 経路計算データベース
22 イベント管理データベース
22 店舗管理データベース
23 イベント管理データベース
24 ユーザ管理データベース
25 CPU
26 通信部
101A〜101D 表示エリア
111 操作表示部
114 通信部
115 無線タグリーダ
116a 表示エリア設定部
116b 近隣情報表示制御部
116c 目的場所設定部
116d ユーザID送信部
117e 災害情報取得部
251 認証部
252 表示装置特定部
253 近隣情報抽出部
254 近隣情報送信部
255 予約依頼部
R1 目的地レコード
R2 店舗管理レコード
R3 イベント管理レコード
R4 ユーザ管理レコード
T11〜T1N 経路計算テーブル
T21〜T2N 店舗管理テーブル
T31〜T3N イベント管理テーブル
T4 ユーザ管理テーブル
T5 予約管理テーブル

Claims (8)

  1. 所定の場所に設置された表示装置と、前記表示装置に対して所定の通信ネットワークを介して接続されたサーバと、ユーザに携帯される無線通信装置とを備え、
    前記無線通信装置は、
    自己のユーザを特定するためのユーザIDを記憶するユーザID記憶手段を備え、
    前記表示装置は、
    前記無線通信装置を無線信号により探索し、自己の設置場所から通信範囲内に存在するユーザを検出するユーザ検出手段と、
    前記ユーザ検出手段により検出された無線通信装置から前記ユーザIDを受信し、当該ユーザIDを前記サーバに送信するユーザID送信手段とを備え、
    前記サーバは、
    ユーザIDを送信した表示装置に対し、当該表示装置の設置場所の近隣に関する情報を示す近隣情報を送信する近隣情報送信手段を備え、
    前記表示装置は、
    前記サーバから送信された近隣情報を表示する近隣情報表示手段を更に備えることを特徴とする情報提供システム。
  2. 前記表示装置は複数存在し、
    前記サーバは、
    前記ユーザID送信手段により送信されたユーザIDを有するユーザが予め登録されたユーザであるか否かの認証を行い、予め登録されたユーザである場合、システムへのログインを許可する認証手段と、
    前記ユーザ検出手段による無線通信装置の探索結果を基に、前記認証手段によりログインが許可されたユーザに対して最も近い場所に位置する表示装置を特定する表示装置特定手段とを更に備え、
    前記近隣情報表示手段は、前記表示装置特定手段により特定された表示装置に対して、近隣情報を送信することを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
  3. 前記表示装置は、
    ユーザの操作指令に基づいて、当該ユーザが移動を希望する目的場所を設定する目的場所設定手段を更に備え、
    前記表示装置特定手段により特定された表示装置の近隣情報表示手段は、前記目的場所設定手段により設定された目的場所に当該ユーザを誘導するための当該表示装置に応じた情報を表示することを特徴とする請求項2記載の情報提供システム。
  4. 前記目的場所設定手段は、災害が発生したことを示す情報を取得した際、近隣の避難場所を前記目的場所として設定することを特徴とする請求項3記載の情報提供システム。
  5. 前記サーバは、
    ユーザIDと、各ユーザが興味のある事柄を示す嗜好データとを予め対応づけて記憶するユーザ管理データベースと、
    表示装置を特定する表示装置特定情報と、各表示装置に対する近隣情報とを予め対応付けて記憶する近隣管理データベースと、
    前記ユーザ管理データベースと前記近隣管理データベースとを基に、前記表示装置特定手段により特定された表示装置に対する近隣情報のうち、ユーザが興味のある事柄に関連する近隣情報を抽出する近隣情報抽出手段とを更に備え、
    前記近隣情報送信手段は、前記近隣情報抽出手段により抽出された近隣情報を前記表示装置特定手段により特定された表示装置に送信することを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の情報提供システム。
  6. 前記近隣情報は店舗情報を含み、
    前記サーバと前記通信ネットワークを介して接続された店舗端末を更に備え、
    前記表示装置は、
    前記店舗に対するユーザによる予約指令を受け付け、受け付けた予約指令を前記サーバに送信する受付手段を備え、
    前記サーバは、
    受信した予約指令を前記店舗端末に送信する予約依頼手段を備え、
    前記店舗端末は、
    前記予約依頼手段により送信された予約指令を基に、ユーザからの店舗に対する予約を受領する予約受領手段を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の情報提供システム。
  7. 前記近隣情報表示手段は、複数の表示エリアを備え、前記サーバから複数のユーザに対する近隣情報が送信された場合、複数の表示エリアを各ユーザに割り当て、割り当てた表示エリアに対応する近隣情報を表示することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の情報提供システム。
  8. 前記無線通信装置は、RFIDタグであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の情報提供システム。
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