JP2007020992A - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Hidetoshi Wakamatsu
英俊 若松
Eiji Matsuda
栄治 松田
Koji Kanzaki
浩二 神崎
Norio Onizuka
典夫 鬼塚
Fumihiko Migaki
文彦 三垣
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Abstract

【課題】回転ドラム内の洗濯物や洗濯水が偏った状態で回転ドラムを回転させたことにより生じる振動を減衰させるドラム式洗濯機を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明のドラム式洗濯機は、本体1と、本体1に内包される水槽4と、水槽4に内包され斜め方向に回転軸6aを有する回転ドラム6と、本体1と水槽4との間に略鉛直方向に設けられた第1のダンパー3とを備え、第1のダンパー3とは異なる方向に第2のダンパー11が配設されたものである。
【選択図】図1

Description

本発明は、斜め方向に回転中心軸を有する回転ドラム内で洗濯、すすぎ、脱水などの各行程を逐次制御するドラム式洗濯機に関するものである。
従来、この種のドラム式洗濯機は図9及び図10に示すような構成であった。以下、その構成について説明する。
図9は、従来のドラム式洗濯機の前後方向の断面図であり、図10は従来のドラム式洗濯機の左右方向の断面図である。前面に洗濯物を出し入れするための開口部を有する本体1と、サスペンション2と、水槽の振動を減衰させる第1のダンパー3と、サスペンション2と第1のダンパー3とで支持され本体の開口部に対応する位置に開口部を有する水槽4と、水槽4の前面開口部を開閉するドア5と、水槽4内に回転自在に配設された回転ドラム6と、回転ドラム6を駆動する洗濯モータ7と、洗濯水を供給する洗濯用給水弁8と、洗濯水を排水する排水コック9と、水槽4の開口部と本体1の前面開口部との間を連結する略環状のパッキング部材10とで構成している(例えば、特許文献1参照)。
このようなドラム式洗濯機における洗濯・脱水行程について説明する。ドア5が開けられ回転ドラム6内に洗濯物が投入されると、洗濯用給水弁8を開き水槽4内に所定の水位まで給水して洗濯行程を開始する。次に洗濯モータ7を駆動して回転ドラム6を回転させる。回転ドラム6の回転により洗濯物は持ち上げられては落下を繰り返し、水面に落下したときの衝撃力と洗剤とによって洗濯される。洗濯行程を終了すると排水コック9を開き洗濯水を排水する。排水が終わると洗濯モータ7を駆動して回転ドラム6を約900r/minで高速回転させ脱水を行う。
特開2005−137643号公報
しかしながら、上述した従来の構成では、脱水行程において、洗濯物や洗濯水が回転ドラム6の下方に偏った状態で高速回転を行うと、水槽4に大きな振動が生じ、特に図9に示す回転ドラム6の回転軸が斜め方向であるドラム式洗濯機では、洗濯物や洗濯水が下方に偏りやすいため、脱水行程において水槽4及び回転ドラム6の振動が大きくなりやすかった。
また、回転軸が水平である場合に比べて、本体に対して上下方向の振動だけでなく前後方向、左右方向の振動も生じやすく、この振動がパッキング部材10を介して本体1に伝達されてしまうと騒音が発生したり、ドラム式洗濯機自体が振動で移動してしまっていた。
また、第1のダンパー3は本体1に対して上下方向である略鉛直方向の振動しか減衰させることができず、本体1に対して前後方向や左右方向の振動を減衰させることはできなかった。
さらに、第1のダンパー3は、図10に示すように本体1に対して左右方向に二つ並べているが、前後方向に対しては図9に示すように同じ位置に配設しているため、水槽4は開口部を有する前部と洗濯モータ7が配設された後部とがそれぞれ上下逆方向に動く首振り運動が生じ、その振動が本体に伝わっていた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、回転ドラム内の洗濯物や洗濯水が偏った状態で回転ドラムを回転させたことにより生じる振動を減衰させることで、低振動、低騒音のドラム式洗濯機を提供することを目的とする。
従来の課題を解決するために、本発明のドラム式洗濯機は、本体と、前記本体に揺動自在に内包された水槽と、前記水槽に回転自在に内包され回転軸が前面側から後面側へ傾斜して設けられた回転ドラムと、前記本体と水槽との間に略鉛直方向に設けられた第1のダンパーとを備え、前記本体と水槽との間には、前記第1のダンパーとは異なる方向に第2のダンパーが配設されたものである。
この構成により、脱水行程において生じる回転ドラムと水槽の振動であって鉛直方向以外の方向の振動を第2のダンパーにより減衰させることができる。
本発明のドラム式洗濯機は、回転ドラム内の洗濯物や洗濯水が偏った状態で回転ドラムを回転させたことにより生じる振動を減衰させることができるので、低振動、低騒音を実現することができる。
第1の発明は、本体と、前記本体に揺動自在に内包された水槽と、前記水槽に回転自在に内包され回転軸が前面側から後面側へ傾斜して設けられた回転ドラムと、前記本体と水槽との間に略鉛直方向に設けられた第1のダンパーとを備え、前記本体と水槽との間には、前記第1のダンパーとは異なる方向に第2のダンパーが配設されたドラム式洗濯機である。
この構成により、脱水行程において生じる回転ドラムと水槽の振動であって鉛直方向以外の方向の振動を第2のダンパーにより減衰されることができるので、低振動、低騒音を実現することができる。
第2の発明は、前記第1の発明において第2のダンパーは、回転軸に対して略平行方向に配設されたことを特徴とするものである。
この構成により、脱水行程において回転ドラム及び水槽の振動であって回転軸に対して平行な方向の振動を第2のダンパーにより減衰させることができるので、低振動、低騒音を実現することができる。
第3の発明は、前記第1の発明において第2のダンパーは、回転軸に対して略垂直方向に配設されたことを特徴とするものである。
この構成により、脱水行程において回転ドラム及び水槽の振動であって回転軸に対して垂直な方向の振動を第2のダンパーにより減衰させることができるので、低振動、低騒音を実現することができる。
第4の発明は、前記第1の発明において、第2のダンパーは、回転軸に対して略平行方向および略垂直方向にそれぞれ配設されたことを特徴とするものである。
この構成により、脱水行程において回転ドラム及び水槽の振動であって回転軸に対して平行方向と垂直方向の振動を減衰させることができるので、低振動、低騒音を実現することができる。
第5の発明は、前記第1の発明から前記第4の発明において、第2のダンパーは両端に、互いに平行な位置にある略正方形の第1、第2の板と、前記第1の板および第2の板と垂直に位置する略長方形の第3の板とで形成される略コ字状の取付金具を有し、前記第2のダンパーの両端は、前記第1の板および前記第2の板と、第1の弾性部材を介して固定され、かつ、前記取付金具を介して本体に固定されることを特徴とするものである。
この構成により、本体に対して左右方向の振動が生じた場合に第1の弾性部材が振動を吸収し、本体の振動を減衰させることができるので、低振動、低騒音を実現することができる。
第6の発明は、前記第5の発明において、第2のダンパーの両端は、第1の貫通孔を有する略円筒状の取付リングを一体に形成し、前記第1の貫通孔は、第2の貫通孔を有する略円筒状の第2の弾性部材を内包し、前記第2の貫通孔は、第3の貫通孔を有する略円筒状の取付部を内包し、第1の板、第2の板、および第1の弾性部材は、前記第3の貫通孔と連通する、第4の貫通孔、第5の貫通孔および第6の貫通孔をそれぞれ有し、前記第2のダンパーと前記取付金具は、第3の貫通孔、第4の貫通孔、第5の貫通孔および第6の貫通孔が連通するように固定されることを特徴とするものである。
この構成により、本体に対して左右の方向の振動が生じた場合に、第1の弾性部材と第2の弾性部材とで振動を左右方向の振動を吸収し、本体の振動を減衰させることができるので、低振動、低騒音を実現することができる。
第7の発明は、前記第1の発明から前記第6の発明において、第1のダンパーまたは第2のダンパーは、オイルダンパーであることを特徴とするものである。
この構成により、ダンパー取付時はダンパーをゆっくり動かすため生じるダンパー力が弱いので取り付けやすく、脱水行程時は水槽の振動に対して大きなダンパー力が生じるため振動を抑えることができ、低振動、低騒音を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態におけるドラム式洗濯機の前後方向断面図である。
図1において、本体1の正面側には、洗濯物を出し入れするための開口部が設けられており、さらにその開口部を開閉自在に覆うドア5が設けられている。
第1のダンパー3はオイルダンパーであり、図2に示すようにシリンダー13と、シリンダー13の下端に伸縮自在に取り付けられたピストンロッド14と、ピストンロッド14の外周部に配置され水槽4を支持するコイルバネ15と、シリンダー13の上端に固定された支持軸17とを備えている。ピストンロッド14は、本体1の基底部に固定された支持台18に緩衝材16を介して固定されている。また支持軸17は、水槽4の下方に固定された下部支持金具19に緩衝材16を介して固定されている。
水槽4は、本体1の開口部に対応する位置に洗濯物を出し入れするための開口部を有しており、回転ドラム6を内包している。この水槽4は、回転ドラム6を回転させるための洗濯モータ7等が後側に配設されているため、重心位置が後側に偏っており不安定な状態であるが、第1のダンパー3が有するコイルバネ15が下方から支持し、サスペンション2が本体1から揺動可能に吊り下げているため、背面側に倒れるのを抑えている。
回転ドラム6は、水槽4の開口部に対応する位置に洗濯物を出し入れするための開口部を有し、外周部に多数の通水孔を全面に有している。また、回転運動の軸である回転軸6aが本体1の前側から後側に向けて下向きに傾斜した状態で、水槽4内に回転自在に配設されている。
回転軸6aには水槽4の後側に取り付けた洗濯モータ7が連結されており、洗濯モータ7は回転ドラム6を正転または逆転方向に回転駆動させるものである。
次に、第2のダンパー11と第2のダンパー12の構成、及び取付方について説明する。
図3は、第2のダンパー11の正面図であり、図4は、第2のダンパー11の側面図である。第2のダンパー11は、第1のダンパー3と同じオイルダンパーであり、第1のダンパー3と同じシリンダー13とピストンロッド14を有している。さらに、第2のダンパー11の両端には取付リング20が一体に形成されている。
図4に示すように、取付リング20は、底面20a、上面20bおよび貫通孔20cを有する円筒状であり、貫通孔20cの内壁に沿って、貫通孔21aを有する円筒状で取付リング20の高さと略同一の弾性部材21(ブチルゴム等)を設け、さらに貫通孔21aの内壁に沿って、貫通孔22aを有する円筒状の取付部22を設けている。また、取付部22の高さを、取付リング20および弾性部材21の高さより高くし、取付部22が貫通孔20aおよび貫通孔21aから貫通して突出させている。
取付リング20の底面20aおよび上面20bに、貫通孔23aを有する略環状の弾性部材23を、弾性部材21から突出した取付部22が貫通孔23aに内包されるように、それぞれ外方から設けている。この弾性部材23の内径は、取付部22の外径と略同一とし、外径は、取付リング20の外径と略同一としている。
図5(a)は第2のダンパー11を本体1に固定するための取付金具24の斜視図、(b)は取付リング20に取付金具24を取り付けた状態を表す構成図、(c)は取付リング20に取付金具24を取り付けた状態の断面図である。図5(a)に示すように、取付金具24は、略正方形の板24aと、板24aと同じ略正方形でかつ板24aに平行に配置した板24bと、板24aと板24bの両方に垂直な位置でこれらに一体に設けた略長方形の板24cとで略コ字状に構成されている。また、板24aと板24bには、第2のダンパー11を取り付けるためのボルト25aを通す孔24dと孔24eとを設け、板24cには、取付金具24を本体1、下部支持金具19及び支持台18に固定するためのボルト27を通す孔24fを設けている。
この取付金具24の板24aと板24bの間に、板24a、板24bと弾性部材23が平行に接し、孔24d、取付部22の貫通孔22aおよび孔24eがこの順序で連通するように第2のダンパー11の取付リング20を挿入する。次に板24aの外方からボルト25aを孔24dに挿入し、続いて取付部22の貫通孔22aおよび孔24eに挿入し、板24bの外方からナット25bで固定する。
このようにして第2のダンパー11の両端に固定された取付金具24を、第2のダンパー11が回転ドラム6の回転軸6aと略平行になるように、一端に取り付けた取付金具24を図1のように第1のダンパー3を固定している下部支持金具19の裏側に、取付金具24の孔24fと下部支持金具19に設けた孔(図示せず)とにボルト27を挿入し、ナット28で固定する。
次に、他端に取り付けた取付金具24を、図6に示すように固定する。図6は、本実施の形態におけるドラム式洗濯機の左右方向の断面図である。図1および図6で示すように、本体1の両側面から延設し略直角に内側へ折り曲げた本体フランジ部1aに、後方から補強板26をボルト26aとナット26bで固定し、補強板26に設けた孔(図示せず)と取付金具24の孔24fにボルト27とを挿入しナット28で固定する。
次に、第2のダンパー12について説明する。第2のダンパー12は、第2のダンパー11と同様の構成のオイルダンパーである。図7は、本実施の形態におけるドラム式洗濯機の左右方向の断面図であり。図1および図7に示すように第2のダンパー12が回転ドラム6の回転軸6aと略垂直になるように、第2のダンパー12の一端に取り付けた取付金具24を、第1のダンパー3を固定した下部支持金具19の裏側に固定し、他端に取り付けた取付金具24を、第1のダンパー3を固定した支持台18の上面に固定している。固定の仕方は、第2のダンパー11と同様であるため説明を省略する。
以上のように構成されたドラム式洗濯機について、その動作、作用を説明する。回転ドラム6内に洗濯物が投入され洗濯行程が開始されると、洗濯用給水弁8を開き水槽4内に所定の水位まで給水する。次に洗濯モータ7を駆動して回転ドラムを回転させると、洗濯物は持ち上げられては落下を繰り返し、洗剤水と水面に落下したときの衝撃力によって洗浄される。洗濯行程が終わると排水コック9が駆動し洗濯水を排水する。排水が終わると洗濯モータ7により、回転ドラム6を約900rpmで高速回転させ脱水を行う。
この脱水行程において、洗濯水や洗濯物が偏りアンバランスな状態である場合、回転ドラム6が回転することにより水槽4及び回転ドラム6が大きく振動する。
この水槽4の振動のうち本体1に対して上下方向の振動は第1のダンパー3が減衰させ、回転軸6aに対し平行な振動は第2のダンパー11が減衰させ、回転軸6aに対し垂直な振動は第2のダンパー12が減衰させる。
これにより、水槽4及び回転ドラム6の振動を減衰させることができ、本体1に伝わる振動も減らすことができる。
また、図1に示すように本体1に対して前後方向にずらして第1のダンパー3、第2のダンパー11、第2のダンパー12をそれぞれ設けたので、水槽4及び回転ドラム6の首振り運動を低減することができる。
また、取付金具24に対し第2のダンパー11が回転自在の状態で支持されているため、第2のダンパー11に過大な応力が生じず、耐久性能も向上させることができる。
また、本実施の形態では本体1に対して左右方向の振動を減衰させるような向きにダンパーを設けていないが、第2のダンパー11と第2のダンパー12に設けた円筒状の弾性部材21と略環状の弾性部材23により左右方向の振動を低減させることができる。
図8は、本発明の第1の実施の形態における第2のダンパー11の断面図である。水槽4及び回転ドラム6が図8の矢印Aが示す方向に振動すると、弾性部材21及び弾性部材23が図8に示すように変形することによって振動を吸収するため、取付金具24には振動が伝わらない。
さらに、本実施の形態において、第1のダンパー3、第2のダンパー11および第2のダンパー12としてオイルダンパーを用いたが、オイルダンパーは速度依存性があるため、ダンパーを取り付ける際には作業者がダンパーのピストンロッド14を伸ばしたり縮めたりするためピストンロッド14の伸縮速度が遅く、生じるダンパー力が小さいので作業しやすい。逆に、脱水行程時にはピストンロッド14の伸縮速度が速くなるため大きいダンパー力が生じ、振動を減衰させることができる。
なお、本実施の形態では第2のダンパー11と第2のダンパー12の両方を配設したが、どちらか一方のみを配設しても、その配設したダンパーの向きに応じた方向の振動に対して、本実施の形態と同様の効果を奏することができる。
また、第2のダンパー11と第2のダンパー12をそれぞれ一本ずつ設けたが、それぞれ複数設けることによりさらに水槽4と回転ドラム6の振動を減衰させることができる。
また、第2のダンパー11と第2のダンパー12を、第1のダンパー3を配設した下部支持金具19に配設したが、それぞれ異なる支持金具を水槽4に新たに設け、その支持金具にそれぞれ配設してもよい。異なる支持金具を設けることにより、ダンパーを前後方向へ互いにより離して設けることができ、それにより水槽4の首振り運動を低減することができる。
また、第2のダンパー11と第2のダンパー12を回転軸6aに対してそれぞれ平行方向と垂直方向になるよう配設したが、配設する傾きは平行方向と垂直方向に限らない。それぞれのダンパーを互いに異なる方向に配設することが望ましく、互いに異なる方向に配設することにより、配設したダンパー全体で様々な方向の振動を減衰させることができる。
例えば、第1のダンパー3と垂直になるよう第2のダンパー11を配設し、第2のダンパー12を第1のダンパー3と第2のダンパー11の両方に対して垂直になるよう配設することで、本体1に対して上下方向、左右方向、前後方向の全方向の振動を減衰させることができる。
さらに、本実施の形態では、第1のダンパー3、第2のダンパー11、第2のダンパー12としてオイルダンパーを用いたが、振動を減衰させるものであればどのような構成のダンパーでもよく、例えば摩擦ダンパーを用いてもよい。
以上のように、本発明にかかるドラム式洗濯機は、回転ドラム内の洗濯物や洗濯水が偏った状態で回転ドラムを回転させたことにより生じる振動を減衰させることができるので、水平方向または傾斜方向に回転軸を有する回転ドラム内で、洗濯、すすぎ、脱水する洗濯機等として有用である。
本発明の実施の形態1におけるドラム式洗濯機の前後方向断面図 同第1のダンパー3の構成図 同第2のダンパー11の構成図 同第2のダンパー11の構成図 (a)取付金具24の斜視図(b)同第2のダンパー11と取付金具24の正面図(c)同第2のダンパー11と取付金具24の断面図 同第2のダンパー11の取付位置を説明する構成図 同第2のダンパー12の取付位置を説明する構成図 同第2のダンパー11の左右方向の振動の減衰を説明する構成図 従来のドラム式洗濯機の前後方向断面図 同左右方向断面図
符号の説明
1 本体
3 第1のダンパー
4 水槽
6 回転ドラム
6a 回転軸
11 第2のダンパー
12 第2のダンパー

Claims (7)

  1. 本体と、前記本体に揺動自在に内包された水槽と、前記水槽に回転自在に内包され回転軸が前面側から後面側へ傾斜して設けられた回転ドラムと、前記本体と水槽との間に略鉛直方向に設けられた第1のダンパーとを備え、前記本体と水槽との間には、前記第1のダンパーとは異なる方向に第2のダンパーが配設されたことを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 第2のダンパーは、回転軸に対して略平行方向に配設されたことを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯機。
  3. 第2のダンパーは、回転軸に対して略垂直方向に配設されたことを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯機。
  4. 第2のダンパーは、回転軸に対して略平行方向および略垂直方向にそれぞれ配設されたことを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯機。
  5. 第2のダンパーは両端に、互いに平行な位置にある略正方形の第1、第2の板と、前記第1の板および第2の板と垂直に位置する略長方形の第3の板とで形成される略コ字状の取付金具を有し、前記第2のダンパーの両端は、前記第1の板および前記第2の板と、第1の弾性部材を介して固定され、かつ、前記取付金具を介して本体に固定されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のドラム式洗濯機。
  6. 第2のダンパーの両端は、第1の貫通孔を有する略円筒状の取付リングを一体に形成し、前記第1の貫通孔は、第2の貫通孔を有する略円筒状の第2の弾性部材を内包し、前記第2の貫通孔は、第3の貫通孔を有する略円筒状の取付部を内包し、第1の板、第2の板、および第1の弾性部材は、前記第3の貫通孔と連通する、第4の貫通孔、第5の貫通孔および第6の貫通孔をそれぞれ有し、前記第2のダンパーと前記取付金具は、第3の貫通孔、第4の貫通孔、第5の貫通孔および第6の貫通孔が連通するように固定されることを特徴とする請求項5記載のドラム式洗濯機。
  7. 第1のダンパー及び第2のダンパーは、オイルダンパーであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のドラム式洗濯機。
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