JP2007019971A - 自動原稿送り装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像読取装置により読み取られる原稿の画像品質を向上することができる自動原稿送り装置を提供すること。
【解決手段】読取位置Rの上流に配置される第2の搬送ローラ127と、読取位置Rの下流に配置される第3の搬送ローラ129とから構成され、取り込まれた原稿Dを搬送して、読取位置Rを通過させる通過装置12aと、読取位置Rの上流で、かつ前記読取面21aと対向する位置に設けられ、搬送される原稿Dの動きを安定させる安定ローラ128と、安定ローラ128の下流で、かつ前記読取面21aと対向する位置に設けられ、搬送される原稿Dを案内する第2のガイド部材122とを備え、原稿Dの厚さT<安定ローラ128と読取面21aとの隙間G1<第2のガイド部材122のガイド面122aと読取面21aとの隙間G2なる関係がある。
【選択図】 図3
【解決手段】読取位置Rの上流に配置される第2の搬送ローラ127と、読取位置Rの下流に配置される第3の搬送ローラ129とから構成され、取り込まれた原稿Dを搬送して、読取位置Rを通過させる通過装置12aと、読取位置Rの上流で、かつ前記読取面21aと対向する位置に設けられ、搬送される原稿Dの動きを安定させる安定ローラ128と、安定ローラ128の下流で、かつ前記読取面21aと対向する位置に設けられ、搬送される原稿Dを案内する第2のガイド部材122とを備え、原稿Dの厚さT<安定ローラ128と読取面21aとの隙間G1<第2のガイド部材122のガイド面122aと読取面21aとの隙間G2なる関係がある。
【選択図】 図3
Description
本発明は、原稿などの画像を用紙などに複写するデジタル複写機等に用いられ、複数の原稿を1枚ずつ所定の読取位置に供給する自動原稿送り装置に関する。
デジタル複写機などの画像形成装置には、原稿を1枚ずつ取り込んで原稿読取装置の読取位置に搬送する、いわゆるシートスルー方式の自動原稿送り装置(ADF)が搭載されることがある。
シートスルー方式の自動原稿送り装置を搭載した画像形成装置では、原稿読取装置の読取位置に読取面となるガラス板が設けられ、このガラス板越しに搬送中の原稿画像の読取が行われる。
シートスルー方式の自動原稿送り装置は、取り込まれた原稿を搬送する複数の搬送ローラと、ガラス板の読取位置に対向配置され、原稿の挙動を安定させる安定ローラと、ガラス板の読取位置より上流に対向配置され、原稿をガラス面に沿って案内する案内部材とを備えている。
このようなシートスルー方式に関連する技術として、バックアップローラとコンタクトガラスとの隙間について規定された画像読取装置が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開平9−27889号公報
ところで、シートスルー方式の自動原稿送り装置では、ガラス板と安定ローラとの隙間や、ガラス板と案内部材との隙間が、読取画像の品質に影響を与えることが知られている。特にカラー複写機では、これらの隙間が読取画像の品質に大きな影響を与えることも知られている。しかしながら、従来から使用されている自動原稿送り装置では、これらの隙間が最適化されておらず、十分な画像品質が得られていないという問題がある。
本発明は、前記事情を鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、画像読取装置により読み取られる原稿の画像品質を向上することができる自動原稿送り装置を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、本発明の自動原稿送り装置は次のように構成されている。
(1)原稿を1枚ずつ取り込んで読取装置の読取面上に設けられた読取位置に送り込む自動原稿送り装置において、前記読取位置の上流に配置される上流ローラと、下流に配置される下流ローラとから構成され、取り込まれた原稿を搬送して、前記読取位置を通過させる搬送手段と、前記読取位置の上流であって、かつ前記読取面と対向する位置に設けられ、前記搬送手段により搬送される原稿の動きを安定させる安定ローラと、前記安定ローラの下流であって、かつ前記読取面と対向する位置に設けられ、前記搬送手段により搬送される原稿を案内する案内手段とを備え、前記原稿の厚さ<前記読取面と前記安定ローラとの隙間<前記読取面と前記案内手段との隙間なる関係がある。
(2)(1)に記載された自動原稿送り装置において、前記安定ローラの駆動軸である第1の軸体と、前記下流ローラの駆動軸である第2の軸体と、一端部が前記第1の軸体に回転可能に連結され、且つ他端部が第2の軸体に回転可能に連結され、前記第2の軸体を中心として前記安定ローラを回動可能に支持する支持部材と、前記支持部材の一端部に設けられ、前記読取面側に突出して、前記読取面と前記安定ローラとの隙間を保持する突出部とを備えている。
本発明によれば、画像読取装置により読み取られる原稿の画像品質を向上することができる。
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について詳細に説明する。
(デジタル複写機の構成)
図1は、本発明の一実施形態に係るデジタル複写機を示す正面図である。図1に示すように、デジタル複写機は、自動原稿送り装置(ADF;オートドキュメントフィーダ)10、スキャナユニット20、及びプリンタエンジン部30を備えている。
(デジタル複写機の構成)
図1は、本発明の一実施形態に係るデジタル複写機を示す正面図である。図1に示すように、デジタル複写機は、自動原稿送り装置(ADF;オートドキュメントフィーダ)10、スキャナユニット20、及びプリンタエンジン部30を備えている。
自動原稿送り装置10は、スキャナユニット20の上面において、その一側を中心として回動可能に支持されており、原稿Dを1枚ずつ取り込み、読取位置R(後述する)に供給するものである。
スキャナユニット20は、自動原稿送り装置10あるいは手置きにより供給された原稿Dの画像を光学的に読み取り、画像データに変換するものである。
プリンタエンジン部30は、帯電チャージャ、レーザユニット、感光体ドラム、現像装置、転写ローラ、及び定着装置(いずれも図示しない)を備えている。帯電チャージャは、感光体ドラムの表面を所定電位に帯電する。レーザユニットは、スキャナユニット20からの画像データに基づき、感光体ドラムの表面に静電潜像を形成する。現像装置は、感光体ドラム上の静電潜像をトナーにより現像する。転写ローラは、感光体ドラム上に形成されたトナー像を用紙に転写する。定着装置は、用紙に転写されたトナー像を定着させる。このような構成により、スキャナユニット20により読み取られた原稿画像は、プリンタエンジン部30にて用紙に複写される。
(自動原稿送り装置10の構成)
図2は、同実施形態に係る自動原稿送り装置10とスキャナユニット20の内部構造を示す断面図、図3は、同実施形態に係る自動原稿送り装置10とスキャナユニット20の読取位置Rの周辺構造を拡大して示す断面図である。
図2、図3に示すように、自動原稿送り装置10は、複数枚の原稿Dが載置される給紙トレイ11と、給紙トレイ11から原稿Dを取り出して、搬送経路C(後述する)に沿って搬送する搬送装置12と、搬送装置12から排出される複数枚の原稿Dが収容される排紙トレイ13とから構成される。
図2は、同実施形態に係る自動原稿送り装置10とスキャナユニット20の内部構造を示す断面図、図3は、同実施形態に係る自動原稿送り装置10とスキャナユニット20の読取位置Rの周辺構造を拡大して示す断面図である。
図2、図3に示すように、自動原稿送り装置10は、複数枚の原稿Dが載置される給紙トレイ11と、給紙トレイ11から原稿Dを取り出して、搬送経路C(後述する)に沿って搬送する搬送装置12と、搬送装置12から排出される複数枚の原稿Dが収容される排紙トレイ13とから構成される。
搬送装置12は、第1、第2のガイド部材121、122を備えている。これら第1、第2のガイド部材121、122は、その内面に滑らかなガイド面121a、122aを備えており、これらガイド面121a、122aの隙間には、原稿Dが搬送される搬送経路Cが形成されている。
この搬送経路Cは、給紙トレイ11と排紙トレイ13とを連結しており、最もスキャナユニット20に接近する部分には、原稿画像の読み取りが行われる読取位置Rが設けられている。
この搬送経路Cは、読取位置Rの上流に、読取位置Rに原稿Dを進入させるための進入部C1を備え、読取位置Rの下流に、読取位置Rから原稿Dを退出させるための退出部C2を備えている。
進入部C1と退出部C2は、それぞれガラス板21(後述する)の読取面21aに対して、角度θ1と角度θ2で傾斜している。これにより、搬送される原稿Dは、読取位置Rに対して斜めに接近し、そして斜めに離間するようになっている。
なお、角度θ1、θ2は、特に限定されるものではないが、発明者の実験によれば、角度θ1が35度程度で、かつ角度θ2が40度程度であるときに、読取位置Rを通過する原稿Dの挙動が最も安定することが確認されている。
第1のガイド部材121は、第2のガイド部材122の外側に配置されており、その読取位置Rには長方形の開口部121bが形成されている。これにより、搬送経路Cを搬送される原稿Dは、読取位置Rを通過するときに、スキャナユニット20と対向するようになっている。
第2のガイド部材122は、読取位置Rにおいて、第1のガイド部材121の開口部121bを介してスキャナユニット20と対向しており、スキャナユニット20に設けられたガラス板21(後述する)の読取面21aとの間には、原稿Dを搬送するための隙間(後述する)が形成されている。
搬送経路Cには、原稿Dの搬送方向の上流側から順に、ピックアップローラ123、さばきローラ124、第1の搬送ローラ125、レジストローラ126、第2の搬送ローラ(上流ローラ)127、安定ローラ128、第3の搬送ローラ(下流ローラ)129、及び排紙ローラ130が配置されている。
ピックアップローラ123は、給紙トレイ11から原稿Dを1枚ずつピックアップして搬送装置12の搬送経路Cに取り込む。さばきローラ124は、ピックアップローラ123により複数枚の原稿Dが取り込まれたときに、最も上位にある原稿Dのみを通過させ、残りの原稿Dの進行を遮断する。第1〜第3の搬送ローラ125、127、129は、さばきローラ124によりさばかれた原稿Dを搬送経路Cに沿って搬送する。このうち、第2、第3の搬送ローラ127、129は、それぞれ読取位置Rの上流と下流、すなわち搬送経路Cの進入部C1と退出部C2に配置されており、原稿Dを搬送して読取位置Rを通過させる通過装置12a(搬送手段)を構成している。レジストローラ126は、第1〜第3の搬送ローラ125、127、129により搬送される原稿Dを整位する。安定ローラ128は、読取位置Rの上流において、ガラス板21の読取面21aに対向配置されており、第1〜第3の搬送ローラ125、127、129により搬送される原稿Dの挙動を安定させる。なお、この安定ローラ128は、原稿Dの搬送速度と略同じ速度で回転する、摩擦係数の低いローラであって、ガラス板21の読取面21aとの間には、原稿Dを搬送するための隙間(後述する)が形成されている。排紙ローラ130は、第1〜第3の搬送ローラ125、127、129により搬送される原稿Dを搬送装置12の搬送経路Cから排出する。
なお、これらのローラ123〜128は、水平に支持された駆動軸に所定間隔で複数個ずつ、本実施形態では4個ずつ設けられており、各駆動軸が回転すると、その駆動軸に設けられた全てのローラ123〜128が一斉に回転するようになっている。
(スキャナユニット20の構成)
図2に示すように、スキャナユニット20は、自動原稿送り装置10がスキャナユニット20に接合しているときに読取位置Rと対応する位置にガラス板21を備えている。このガラス板21は無色透明をしており、その上面は原稿画像を読み取るための読取面21aとして機能している。
図2に示すように、スキャナユニット20は、自動原稿送り装置10がスキャナユニット20に接合しているときに読取位置Rと対応する位置にガラス板21を備えている。このガラス板21は無色透明をしており、その上面は原稿画像を読み取るための読取面21aとして機能している。
スキャナユニット20の内部には、読取位置Rを通過する原稿Dの画像を読み取る読取装置22が設けられている。この読取装置22は、第1のキャリッジ23a、第2のキャリッジ23b、結像レンズ24、及びCCDセンサ25を備えている。
第1のキャリッジ23aには、ガラス板21の読取面21a上を通過する原稿Dに光を照射する露光ランプ26が設けられている。また、第1、第2のキャリッジ23a、23bには、原稿面での反射光を所定方向に反射する第1〜第3のミラー27a〜27cが取り付けられている。
露光ランプ26から照射された光は、ガラス板21を介して、読取位置Rを通過中の原稿Dに到達する。原稿Dに到達した光は、その原稿面で反射し、ガラス板21を介して、再びスキャナユニット20に戻る。スキャナユニット20に戻った光は、第1〜第3のミラー27a〜27cで反射して、結像レンズ24で収束される。結像レンズ24で収束された光は、CCDセンサ25により検出され、その検出信号が画像データの作成に使用される。
また、スキャナユニット20の上面には、自動原稿送り装置10を用いることなく、原稿画像を読み取る場合に使用され、手置きにより原稿Dが載置される原稿ガラス台28が設けられている。
さらに、スキャナユニット20の上面には、読取位置Rの下流であって、かつ第1のガイド部材121の開口部121bと対応する位置に、読取位置Rを通過した原稿Dの先端部を掬い上げて、搬送経路Cの退出部C2に導くための掬い面29(図3にのみ図示)が設けられている。
(読取位置Rの周辺における搬送経路C)
図3に示すように、本実施形態における、原稿Dの厚さT、ガラス板21の読取面21aと安定ローラ128との隙間G1、及びガラス板21の読取面21aと第2のガイド部材122のガイド面122bとの隙間G2には、
原稿厚さT<隙間G1<隙間G2
という関係がある。
図3に示すように、本実施形態における、原稿Dの厚さT、ガラス板21の読取面21aと安定ローラ128との隙間G1、及びガラス板21の読取面21aと第2のガイド部材122のガイド面122bとの隙間G2には、
原稿厚さT<隙間G1<隙間G2
という関係がある。
すなわち、本実施形態における隙間G1、G2は、原稿Dの厚さTより大きく設定されている。これにより、搬送される原稿Dは、安定ローラ128と読取面21aとの隙間や、第3の搬送ローラ129と読取面21aとの隙間で紙詰まりを起こすことなく、円滑に読取位置Rを通過するようになっている。
また、本実施形態における隙間G2は、隙間G1より大きく設定されている。これにより、読取位置Rを通過した原稿Dは、第2のガイド部材122に邪魔されることなく、円滑に搬送経路Cの退出部C2に、すなわち斜め上方に向かって移動するようになっている。
(安定ローラ128の支持構造)
図4は、同実施形態に係る安定ローラ128の支持構造を示す斜視図、図5は、同実施形態に係る安定ローラ128の支持構造を示す正面図である。
図4は、同実施形態に係る安定ローラ128の支持構造を示す斜視図、図5は、同実施形態に係る安定ローラ128の支持構造を示す正面図である。
図4、図5に示すように、安定ローラ128の駆動軸(第1の軸体)128aと、第3の搬送ローラ129の駆動軸(第2の軸体)129aとは、その長手方向の両側に配設された2つの支持部材131により連結されている。
各支持部材131は、両端部に挿通孔を備えており、その内部には安定ローラ128の駆動軸128a、及び第3の搬送ローラ129の駆動軸129aが回転可能に挿入されている。これにより、安定ローラ128は、第3の搬送ローラ129の駆動軸129aを中心として回動可能に支持される。
支持部材131の材料としては、摺動性の良好な例えばポリアセタールなどが使用される。そのため、安定ローラ128の回転に伴い、駆動軸128aと支持部材131とが擦れても、駆動軸128aや支持部材131が磨耗あるいは加熱されることがない。
支持部材131の安定ローラ128に近い端部には、本発明の重要なポイントである突出部134が設けられている。この突出部134は、自動原稿送り装置10が下げられた状態において、スキャナユニット20の原稿ガラス台28側に突出しており、原稿ガラス台28と対向する端面には円弧面134aが形成されている。
この円弧面134aは、安定ローラ128の駆動軸128aの軸心上に曲率中心を備えており、その曲率半径は、安定ローラ128の半径よりも前述の隙間G1分だけ大きく設定されている。
これにより、自動原稿送り装置10が原稿ガラス台28に接合すると、突出部134が原稿ガラス台28に当接して、安定ローラ128とガラス板21の読取面21aとの間に前述の隙間G1が形成されるようになっている。
(本実施形態による作用)
本実施形態における、原稿厚さT、ガラス板21の読取面21aと安定ローラ128との隙間G1、及びガラス板21の読取面21aと第2のガイド部材122のガイド面122aとの隙間G2には、原稿厚さT<隙間G1<隙間G2、という関係がある。
本実施形態における、原稿厚さT、ガラス板21の読取面21aと安定ローラ128との隙間G1、及びガラス板21の読取面21aと第2のガイド部材122のガイド面122aとの隙間G2には、原稿厚さT<隙間G1<隙間G2、という関係がある。
そのため、搬送される原稿Dは、ガラス板21の読取面21aと安定ローラ128との隙間や、ガラス板21の読取面21aと第2のガイド部材122との隙間で停止することなく、読取位置Rを円滑に通過する。これにより、読取位置Rにおける原稿Dの挙動が安定するから、読取装置22により読み取られる原稿画像の品質が向上する。
また、本実施形態における隙間G1は、突出部134の円弧面134aが原稿ガラス台28に当接することにより規定されている。そのため、自動原稿送り装置10を下げてスキャナユニット20に接合するだけで、隙間G1が前述の大小関係を満たすことになるから、隙間G1を定期的に調整する、といった作業が不要である。
しかも、本実施形態における突出部134は、第3の搬送ローラ129の駆動軸129aを中心として回動可能に支持された支持部材131に固定されている。そして、突出部134の端面には、安定ローラ128の駆動軸128aの軸心を曲率中心とする円弧面134aが形成されている。
そのため、突出部134の円弧面134aにおける原稿ガラス台28との接触位置がずれても、前記隙間G1は必ず規定値となるから、前述の大小関係が確実に満たされることになる。
さらに、本実施形態における支持部材131は、ポリアセタールなどの摺動性の良好な素材が使用されている。そのため、安定ローラ128の回転により、駆動軸128aと支持部材131とが摺動しても、駆動軸128aや支持部材131が磨耗、あるいは加熱され難い。
また、本実施形態において、ガラス板21の読取面21aに対する進入部C1の角度θ1は約35度であり、ガラス板21の読取面21aに対する退出部C2の角度θ2は約40度である。そのため、読取位置Rを通過する原稿Dの挙動がさらに安定し、読取装置22により読み取られる原稿画像の品質がより一層向上する。
本発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
10…自動原稿送り装置、12a…通過装置(搬送手段)、21a…読取面、22…読取装置、122…第2の案内部材(案内手段)、127…第2の搬送ローラ(上流ローラ)、128…安定ローラ、128a…駆動軸(第2の軸体)、129…第3の搬送ローラ(下流ローラ)、129a…駆動軸(第1の軸体)、131…支持部材、134…突出部、134a…円弧面(突出部の端面)、D…原稿、R…読取位置、T…原稿厚さ、G1…隙間(読取面と安定ローラとの隙間)、G2…隙間(読取面と案内手段との隙間)。
Claims (2)
- 原稿を1枚ずつ取り込んで読取装置の読取面上に設けられた読取位置に送り込む自動原稿送り装置において、
前記読取位置の上流に配置される上流ローラと、下流に配置される下流ローラとから構成され、取り込まれた原稿を搬送して、前記読取位置を通過させる搬送手段と、
前記読取位置の上流であって、かつ前記読取面と対向する位置に設けられ、前記搬送手段により搬送される原稿の動きを安定させる安定ローラと、
前記安定ローラの下流であって、かつ前記読取面と対向する位置に設けられ、前記搬送手段により搬送される原稿を案内する案内手段とを備え、
前記原稿の厚さ<前記読取面と前記安定ローラとの隙間<前記読取面と前記案内手段との隙間なる関係があることを特徴とする自動原稿送り装置。 - 前記安定ローラの駆動軸である第1の軸体と、
前記下流ローラの駆動軸である第2の軸体と、
一端部が前記第1の軸体に回転可能に連結され、且つ他端部が第2の軸体に回転可能に連結され、前記第2の軸体を中心として前記安定ローラを回動可能に支持する支持部材と、
前記支持部材の一端部に設けられ、前記読取面側に突出して、前記読取面と前記安定ローラとの隙間を保持する突出部と、
を備えていることを特徴とする請求項1記載の自動原稿送り装置。
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