JP2007017353A - 磁気エンコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】 回転磁界検出型の磁気エンコーダの検出精度を向上することのできる構成を提供すること。
【解決手段】 磁気エンコーダ1において、磁気スケールとしての永久磁石20では、移動方向に沿ってN極とS極が交互に並ぶトラック21が3列、形成されている。永久磁石20では、トラック21A、21B、21Cの幅方向の縁部分211では、面内方向の向きが変化する回転磁界が形成されており、トラック21A、21B、21Cの境界部分212に対して磁気センサ15のセンサ面16を面対向させている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、磁気抵抗素子をセンサ面に備えた磁気センサと、該磁気センサに対して相対移動する永久磁石とを有する磁気エンコーダに関するものである。
磁気エンコーダは、磁気抵抗素子をセンサ面に備えた磁気センサと、磁気センサに対して相対移動する永久磁石とを有し、この永久磁石には、移動方向に沿ってN極とS極が交互に並ぶトラックが形成されている(例えば、特許文献1、2、3参照)。
このような磁気エンコーダは、一般に、一定方向の磁界の強弱により位置検出するタイプと、飽和感度領域以上の磁界強度で回転磁界の方向を検出するタイプとがあり、後者の磁気エンコーダの代表的なものが、図11(a)に示すロータリエンコーダである。このロータリエンコーダ101では、回転体105の上端面151に2つの磁極を備えた永久磁石120が形成されており、回転体105の回転によって、磁気センサ125が検出する回転磁界の方向を検出することにより、回転体105の回転数を検出する。
ここで、回転磁界の方向を検出する際の原理は以下のとおりである。まず、図12(a)に示すように、強磁性金属からなる磁気抵抗パターン301に矢印Aで示す電流を流し、かつ、図12(b)に示すように、抵抗値が飽和する磁界強度Hを印加したとき、磁界と電流方向がなす角度θと、磁気抵抗パターンの抵抗値Rとの間には、下式
R=R0−k×sin2θ
0:無磁界中での抵抗値
k:飽和感度領域以上のときは定数
で示す関係がある。従って、角度θが変化すると抵抗値、Rは図12(c)に示すように変化するので、磁気センサによって、回転体の回転数を検出することができる。また、特許文献3に開示の構成では、S/N比を改善することを目的に隙間寸法を狭くすると波形歪が大きくなるが、回転磁界検出型のエンコーダによれば、隙間寸法を狭くしても正弦波成分を安定して得ることができる。
また、図11(b)に示すように、永久磁石220において移動方向に沿ってN極とS極が交互に並ぶトラック221を形成した場合、各磁極の間では、永久磁石220に対して垂直な面内で磁界の方向が連続的に変化し、回転磁界が形成されるので、永久磁石220に対してセンサ面216を垂直に向くように磁気センサ215を配置すれば、リニアエンコーダ201を構成することもできる。
特開平5−172921号公報 特開平5−264701号公報 特開平6−207834号公報
しかしながら、図11(b)に示すように、永久磁石220に対してセンサ面216を垂直に向けてリニアエンコーダ201を構成した場合、永久磁石220から離れた位置では磁界が飽和感度領域に達しないことがあり、このような場合には、回転磁界による検出精度が著しく低下するという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、回転磁界検出型の磁気エンコーダの検出精度を向上することのできる構成を提供することにある。
以上のような課題を解決するために、本発明では、磁気抵抗素子をセンサ面に備えた磁気センサと、該磁気センサに対して相対移動する永久磁石とを有し、当該永久磁石には、移動方向に沿ってN極とS極が交互に並ぶトラックが形成されている磁気エンコーダにおいて、前記磁気センサは、前記センサ面が前記トラックの幅方向の縁部分に面対向し、当該縁部分で面内方向の向きが変化する回転磁界を検出することを特徴とする。
本願出願人は、永久磁石の磁界を調査、検討したところ、N極とS極が交互に並ぶトラックの幅方向の縁部分では、面内方向の向きが変化する回転磁界が形成されているという新たな知見を得た。本発明は、かかる新たな知見に基づいて成されたものであり、トラックの幅方向の縁部分で面内方向の向きが変化する回転磁界が形成されているのであれば、磁気センサのセンサ面をトラックの幅方向の縁部分に面対向させても、回転磁界を検出でき、磁気エンコーダを構成することができる。また、本発明では、磁気センサのセンサ面をトラックの幅方向の縁部分に面対向させているため、永久磁石に対してセンサ面を垂直に向けた場合と違って、永久磁石から離れた位置で磁界が飽和感度領域に達しないということを回避できるので、検出精度を向上することができる。
本発明において、前記永久磁石は、前記トラックが幅方向で複数、並列し、前記複数のトラックでは、隣接するトラック間でN極およびS極の位置が前記移動方向でずれていることが好ましい。隣接するトラック間でN極およびS極の位置が移動方向でずれていれば、トラックの幅方向における縁部分のうち、トラックの境界部分では、強度の大きな回転磁界が発生する。従って、かかるトラックの境界部分に対して磁気センサのセンサ面を面対向させれば、磁気エンコーダの感度を向上することができる。
本発明において、前記の隣接するトラック間でN極およびS極の位置が前記移動方向で1磁極分、ずれていることが好ましい。
本発明において、前記永久磁石は、例えば、前記トラックが幅方向で2列、並列している。
本発明において、前記永久磁石は、前記トラックが幅方向で3列以上、並列している場合があり、この場合、前記磁気センサは、前記センサ面が幅方向において3列以上のトラックと対向し、かつ、前記センサ面の両端部分が対向するトラック間では前記移動方向におけるN極およびS極の位置が一致していることが好ましい。このように構成すると、永久磁石と磁気センサとの幅方向における相対位置がずれても、検出感度が変化しないという利点がある。
本発明において、前記永久磁石は、前記トラックが1列、形成されている構成であってもよい。トラックが1列の場合でも、幅方向の縁部分で面内方向の向きが変化する回転磁界が形成されているので、磁気センサのセンサ面をトラックの幅方向の縁部分に面対向させても、回転磁界を検出でき、磁気エンコーダを構成することができる。
本発明に係る磁気エンコーダは、リニアエンコーダまたはロータリエンコーダとして構成される。また、本発明に係る磁気エンコーダがロータリエンコーダとして構成する場合、前記永久磁石は、回転体の端面または周面に形成すればよい。
本発明では、永久磁石のトラックの幅方向の縁部分に面内方向の向きが変化する回転磁界が形成されているのを利用して、磁気センサのセンサ面をトラックの幅方向の縁部分に面対向させて回転磁界を検出している。このため、回転磁界検出型の磁気エンコーダでありながら、永久磁石から離れた位置で磁界が飽和感度領域に達しないということを回避できるので、検出精度を向上することができる。
図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
[実施の形態1]
図1(a)、(b)、(c)は各々、本発明を適用した磁気エンコーダ(リニアエンコーダ)の構成を模式的に示す斜視図、断面図、およびその原理を示す説明図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る磁気エンコーダにおける永久磁石と磁気センサとの平面的な位置関係を示す説明図である。図3(a)、(b)、(c)は各々、本発明の実施の形態1に係る磁気エンコーダにおいて、永久磁石に形成されている磁界の向きを平面的にみたときの説明図、斜めにみたときの説明図、および側方からみたときの説明図である。
図1(a)、(b)、(c)に示すように、本形態の磁気エンコーダ1は、コード19が接続されたセンサヘッド10と、帯状に延びた永久磁石20からなる磁気スケールとを有しており、センサヘッド10と永久磁石20とが長手方向に相対移動することにより、その相対位置を検出する。例えば、工作機械や実装装置において、センサヘッド10および永久磁石20のうちの一方を固定体側に配置し、他方を移動体側に配置しておけば、固定体に対する移動体の移動速度や移動距離を検出することができる。
センサヘッド10には、磁気抵抗素子12を基板11上に備えた磁気センサ15、回路基板17、回路基板17と磁気センサ15とを接続するフレキシブル基板18などが内蔵されており、基板11の基板面がセンサ面16として機能する。基板11は、シリコン基板やセラミックグレーズ基板であり、基板11の表面には、強磁性体NiFe等の磁性体膜からなる磁気抵抗パターンを備えた磁気抵抗素子12が形成されている。ここで、磁気抵抗パターンは、例えば、ホイートストン・ブリッジなどを構成している。なお、磁気センサ15では、基板11において磁気抵抗素子12が形成されている側をセンサ面16として永久磁石20に対向させる場合には、その表面に薄い保護膜を形成する。また、磁気センサ15では、基板11において磁気抵抗素子12が形成されている側とは反対側をセンサ面16とすることもある。
永久磁石20には、移動方向に沿ってN極とS極が交互に並ぶトラック21が形成されており、本形態では、2列のトラック21(21A、21B)が幅方向で並列している。ここで、隣接する2つのトラック21A、21B間では、N極およびS極の位置が移動方向で1磁極分、ずれている。
本形態の磁気エンコーダ1において、永久磁石20では、図3を参照して後述するように、トラック21A、21Bの幅方向の縁部分211では、面内方向の向きが変化する回転磁界が形成されている。特に、トラック21A、21Bの幅方向における縁部分211のうち、隣接するトラック21A、21Bの境界部分212では、強度の大きな回転磁界が発生している。
そこで、本形態では、かかるトラック21A、21Bの境界部分212に対して磁気センサ15のセンサ面16を面対向させている。ここで、1つのトラック21の幅寸法は、例えば1mmであり、センサ面16の幅寸法は、例えば1mmである。また、センサ面16は、永久磁石20の幅方向の中央に位置しているため、センサ面16の幅方向における一方の端部161は、2つのトラック21A、21Bのうち、一方のトラック21Aの幅方向の中央に位置し、他方の端部162は、他方のトラック21Bの幅方向の中央に位置している。
このように構成した磁気エンコーダ1において、永久磁石20の磁界の面内方向の向きをマトリクス状の微小領域毎に磁場解析したところ、図3(a)、(b)、(c)に矢印で示すように、トラック21A、21Bの幅方向の縁部分211では、円Lで囲んだ領域のように、面内方向の向きが変化する回転磁界が形成され、特に、トラック21A、21Bの幅方向における縁部分211のうち、隣接するトラック21A、21B同士の境界部分212では、円L2で囲んだ領域のように、強度の大きな回転磁界が発生している。
従って、回転磁界型の検出原理については図12を参照して既に説明したので、その説明を省略するが、本形態の磁気エンコーダ1では、永久磁石20の隣接するトラック21A、21B同士の境界部分212に形成されている回転磁界を磁気センサ15で検出でき、その結果に基づいて、センサヘッド10と永久磁石20との相対移動速度や相対移動距離を検出することができる。それ故、磁気センサ15からは、波形品位の高い正弦波を得ることができ、かつ、外乱磁界に強いなど、回転磁界検出型の特徴を最大限発揮することができる。しかも、飽和感度領域を利用するので、磁気抵抗素子12の製造ばらつきの影響を受けることなく、高い検出感度を得ることができる。
また、本形態では、磁気センサ15のセンサ面16をトラック21A、21Bの境界部分212に面対向させて回転磁界を検出しているので、永久磁石20に対してセンサ面を垂直に向けた場合と違って、永久磁石20から離れた位置で磁界が飽和感度領域に達しないということを回避できるので、磁気センサ15の取付け精度が低い場合でも、磁気エンコーダ1の検出精度を向上することができる。
なお、本形態では、センサ面16の幅方向における端部161、162は各々、トラック21A、21Bの幅方向の中央に位置している構成であったが、センサ面16の幅寸法が永久磁石20の幅寸法よりも広く、センサ面16の端部161、162が永久磁石20の幅方向外側にはみ出している構成を採用してもよい。
[実施の形態2]
図4は、本発明の実施の形態2に係る磁気エンコーダにおける永久磁石と磁気センサとの平面的な位置関係を示す説明図である。図5(a)、(b)、(c)は各々、本発明の実施の形態2に係る磁気エンコーダにおいて、永久磁石に形成されている磁界の向きを平面的にみたときの説明図、斜めにみたときの説明図、および側方からみたときの説明図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と共通するので、共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
図4に示すように、本形態の磁気エンコーダ1も、実施の形態1と同様、磁気センサ15と永久磁石20とを有しており、永久磁石では、移動方向に沿ってN極とS極が交互に並ぶトラック21が形成されている。本形態では、3列のトラック21(21A、21B、21C)が幅方向で並列している。ここで、隣接する2つのトラック21A、21B間では、N極およびS極の位置が移動方向で1磁極分、ずれており、2つのトラック21B、21C間では、N極およびS極の位置が移動方向で1磁極分、ずれている。このため、2つのトラック21A、21C間では、N極およびS極の位置が移動方向で一致している。
本形態の磁気エンコーダ1において、永久磁石20では、図5を参照して後述するように、トラック21A、21B、21Cの幅方向の縁部分211では、面内方向の向きが変化する回転磁界が形成されている。特に、隣接するトラック21A、21Bの境界部分212、および隣接するトラック21B、21Cの境界部分212では、強度の大きな回転磁界が発生している。
そこで、本形態では、かかるトラック21A、21B、21Cの境界部分212に対して磁気センサ15のセンサ面16を面対向させている。ここで、1つのトラック21の幅寸法は、例えば1mmであり、センサ面16の幅寸法は、例えば2mmである。また、センサ面16は、永久磁石20の幅方向の中央に位置しているため、センサ面16の幅方向における一方の端部161は、トラック21Aの幅方向の中央に位置し、他方の端部162は、トラック21Cの幅方向の中央に位置している。
このように構成した磁気エンコーダ1において、永久磁石20の磁界の面内方向の向きを、マトリクス状の微小領域毎に磁場解析したところ、図5(a)、(b)、(c)に示すように、トラック21A、21B、21Cの幅方向の縁部分211では、円Lで囲んだ領域のように、面内方向の向きが変化する回転磁界が形成され、特に、トラック21A、21B、21Cの幅方向における縁部分211のうち、隣接するトラック21A、21B、21Cの境界部分212では、円L2で囲んだ領域のように、強度の大きな回転磁界が発生している。
従って、本形態の磁気エンコーダ1では、永久磁石20の隣接するトラック21A、21B、21C同士の境界部分212に形成されている回転磁界を磁気センサ15で検出でき、その結果に基づいて、センサヘッド10と永久磁石20との相対移動速度や相対移動距離を検出することができる。
また、本形態では、磁気センサ15のセンサ面16をトラック21A、21B、21Cの境界部分212に面対向させて回転磁界を検出しているので、永久磁石20に対してセンサ面を垂直に向けた場合と違って、永久磁石20から離れた位置で磁界が飽和感度領域に達しないということを回避できるので、磁気エンコーダ1の検出精度を向上することができる。
さらに、本形態において、磁気センサ15は、センサ面16が幅方向において3列のトラック21A、21B、21Cと対向し、かつ、センサ面16の両端部分が対向するトラック21A、21C間では移動方向におけるN極およびS極の位置が一致している。このため、永久磁石20と磁気センサ15との幅方向における相対位置がずれても、検出感度が変化しないという利点がある。
[実施の形態2の変形例]
図6は、本発明の実施の形態2の変形例に係る磁気エンコーダにおける永久磁石と磁気センサとの平面的な位置関係を示す説明図である。
図4を参照して説明した形態では。トラック数が3であったが、図6に示すように、センサ面16が幅方向において5列のトラック21A、21B、21C、21D、21Eと対向し、かつ、センサ面16の両端部分が対向するトラック21A、21E間では移動方向におけるN極およびS極の位置が一致している構成を採用してもよい。このように構成した場合も、実施の形態2と同様、永久磁石20と磁気センサ15との幅方向における相対位置がずれても、検出感度が変化しないという利点がある。
[実施の形態1、2の変形例]
図7は、本発明の実施の形態1、2の変形例に係る磁気エンコーダにおける永久磁石と磁気センサとの平面的な位置関係を示す説明図である。
実施の形態1、2では、隣接する2つのトラック21A、21B間では、N極およびS極の位置が移動方向で1磁極分、ずれていたが、図7に示すように、隣接する2つのトラック21A、21B間では、N極およびS極の位置が移動方向で1/2磁極分のみ、ずれている構成であってもよい。このように構成した場合も、隣接する2つのトラック21A、21Bの境界部分に発生する回転磁界を磁気センサ15で検出することができる。
[実施の形態3]
図8は、本発明の実施の形態3に係る磁気エンコーダにおける永久磁石と磁気センサとの平面的な位置関係を示す説明図である。図9(a)、(b)、(c)は各々、本発明の実施の形態3に係る磁気エンコーダにおいて、永久磁石に形成されている磁界の向きを平面的にみたときの説明図、斜めにみたときの説明図、および側方からみたときの説明図である。なお、本形態の基本的な構成は、実施の形態1と共通するので、共通する部分には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。
図8に示すように、本形態の磁気エンコーダ1も、実施の形態1と同様、磁気センサ15と永久磁石20とを有しており、永久磁石では、移動方向に沿ってN極とS極が交互に並ぶトラック21が形成されている。本形態では、1列のトラック21が形成されている。
本形態の磁気エンコーダ1において、永久磁石20では、図9を参照して後述するように、トラック21の幅方向の縁部分211では、面内方向の向きが変化する回転磁界が形成されている。
そこで、本形態では、かかるトラック21の縁部分211に対して磁気センサ15のセンサ面16を面対向させている。ここで、トラック21の幅寸法は、例えば1mmであり、センサ面16の幅寸法は、例えば2mmである。また、トラック21は、センサ面16の幅方向の中央に位置しているため、センサ面16の幅方向における端部161、162は、トラック21の幅方向外側にはみ出している。
このように構成した磁気エンコーダ1において、永久磁石20の磁界の面内方向の向きを、マトリクス状の微小領域毎に磁場解析したところ、図9(a)、(b)、(c)に示すように、トラック21の幅方向の縁部分211では、円Lで囲んだ領域のように、面内方向の向きが変化する回転磁界が形成されている。
従って、本形態の磁気エンコーダ1では、トラック21の縁部分211に形成されている回転磁界を磁気センサ15で検出でき、その結果に基づいて、センサヘッド10と永久磁石20との相対移動速度や相対移動距離を検出することができる。
[その他の実施の形態]
上記形態はいずれも、磁気エンコーダをリニアエンコーダとして構成した例であったが、図10(a)、(b)に示すように、磁気エンコーダ1によってロータリエンコーダを構成してもよい。この場合、図10(a)に示すように、回転体5の端面51において、周方向にトラック21が延びるように永久磁石20を構成し、このように構成したトラック21に対して、磁気センサ15のセンサ面16を対向させればよい。また、図10(b)に示すように、回転体5の外周面52において、周方向にトラック21が延びるように永久磁石20を構成し、このように構成したトラック21に対して、磁気センサ15のセンサ面16を対向させてもよい。
(a)、(b)、(c)は各々、本発明を適用した磁気エンコーダ(リニアエンコーダ)の構成を模式的に示す斜視図、断面図、およびその原理を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る磁気エンコーダにおける永久磁石と磁気センサとの平面的な位置関係を示す説明図である。 (a)、(b)、(c)は各々、本発明の実施の形態1に係る磁気エンコーダにおいて、永久磁石に形成されている磁界の向きを平面的にみたときの説明図、斜めにみたときの説明図、および側方からみたときの説明図である。 本発明の実施の形態2に係る磁気エンコーダにおける永久磁石と磁気センサとの平面的な位置関係を示す説明図である。 (a)、(b)、(c)は各々、本発明の実施の形態2に係る磁気エンコーダにおいて、永久磁石に形成されている磁界の向きを平面的にみたときの説明図、斜めにみたときの説明図、および側方からみたときの説明図である。 本発明の実施の形態2の変形例に係る磁気エンコーダにおける永久磁石と磁気センサとの平面的な位置関係を示す説明図である。 本発明の実施の形態1、2の変形例に係る磁気エンコーダにおける永久磁石と磁気センサとの平面的な位置関係を示す説明図である。 本発明の実施の形態3に係る磁気エンコーダにおける永久磁石と磁気センサとの平面的な位置関係を示す説明図である。 (a)、(b)、(c)は各々、本発明の実施の形態3に係る磁気エンコーダにおいて、永久磁石に形成されている磁界の向きを平面的にみたときの説明図、斜めにみたときの説明図、および側方からみたときの説明図である。 (a)、(b)は各々、本発明を適用した磁気エンコーダによってロータリエンコーダを構成したときの説明図である。 (a)、(b)は各々、従来の磁気エンコーダの説明図である。 (a)、(b)、(c)は各々、回転磁界検出型の磁気エンコーダの説明図である。
符号の説明
1 磁気エンコーダ
10 センサヘッド
12 磁気抵抗素子
15 磁気センサ
16 センサ面
20 永久磁石(磁気スケール)
21 トラック

Claims (8)

  1. 磁気抵抗素子をセンサ面に備えた磁気センサと、該磁気センサに対して相対移動する永久磁石とを有し、当該永久磁石には、移動方向に沿ってN極とS極が交互に並ぶトラックが形成されている磁気エンコーダにおいて、
    前記磁気センサは、前記センサ面が前記トラックの幅方向の縁部分に面対向し、当該縁部分で面内方向の向きが変化する回転磁界を検出することを特徴とする磁気エンコーダ。
  2. 請求項1において、前記永久磁石は、前記トラックが幅方向で複数、並列し、
    前記複数のトラックでは、隣接するトラック間でN極およびS極の位置が前記移動方向でずれていることを特徴とする磁気エンコーダ。
  3. 請求項2において、前記複数のトラックでは、隣接するトラック間でN極およびS極の位置が前記移動方向で1磁極分、ずれていることを特徴とする磁気エンコーダ。
  4. 請求項2または3において、前記永久磁石は、前記トラックが幅方向で2列、並列していることを特徴とする磁気エンコーダ。
  5. 請求項2または3において、前記永久磁石は、前記トラックが幅方向で3列以上、並列し、
    前記磁気センサは、前記センサ面が幅方向において3列以上のトラックと対向し、かつ、前記センサ面の両端部分が対向するトラック間では前記移動方向におけるN極およびS極の位置が一致していることを特徴とする磁気エンコーダ。
  6. 請求項1において、前記永久磁石は、前記トラックが1列、形成されていることを特徴とする磁気エンコーダ。
  7. 請求項1ないし6のいずれかにおいて、リニアエンコーダまたはロータリエンコーダとして構成されていることを特徴とする磁気エンコーダ。
  8. 請求項1ないし6のいずれかにおいて、前記永久磁石が回転体の端面または周面に形成されたロータリエンコーダとして構成されていることを特徴とする磁気エンコーダ。
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