JP2007017064A - 換気装置及び建物 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱交換素子の氷結を防止できるようにした換気装置を提供する。
【解決手段】換気装置1Aは、外気を吸い込んで室内に給気する給気ファン5と、室内の空気を吸い込んで屋外に排気する排気ファン6と、外気と室内の空気との間で熱交換を行う熱交換素子9を備える。また、換気装置1Aは、給気風路25aにおいて、熱交換素子9の風上側に外気温度センサ26とヒータ27Aを備えると共に、排気風路25bにおいて、熱交換素子9の風下側に風圧センサ28を備える。そして、外気の温度と風圧から熱交換素子9における氷結の発生を検出し、ヒータ27Aで外気OAを加熱して氷結を溶かす。
【選択図】 図1

Description

本発明は、室内の空気を換気する換気装置と、換気装置を備えた建物に関する。
従来から、室内の空気と外気の換気を行う換気装置が提案されている。このような換気装置としては、室内の空気と外気の間で熱交換を行い、外気を室内の温度に近づけて供給できるようにするため、熱交換素子を備えた換気装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許3503369号公報
このような熱交換素子を備えた換気装置を寒冷地等で使用すると、冬季は、温度の低い外気と、温度及び湿度の高い室内の空気との間で熱交換が行われることで、熱交換素子において、室内の空気が流れる風路側で結露及び氷結が発生し、熱交換素子が目詰まりを起こすという問題がある。
そして、熱交換素子が目詰まりを起こすと、排気が行えなくなり、換気能力が低下するという問題がある。また、外気と室内の空気との間での熱交換が行われなくなり、温度の低い空気が室内に供給されるという問題がある。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、熱交換素子の氷結を防止できるようにした換気装置及びこの換気装置を備えた建物を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る換気装置は、外気を吸い込んで室内に給気する給気手段と、室内の空気を吸い込んで屋外に排気する排気手段と、給気手段で吸い込んだ外気と排気手段で吸い込んだ室内の空気との間で熱交換を行う熱交換手段と、熱交換手段に供給される外気を加熱する加熱手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の換気装置では、外気と室内の空気との間で熱交換を行って、外気を室内に給気することで、外気が室温に近づけて給気される。冬季に換気装置を使用すると、温度の低い外気と温度及び湿度の高い室内の空気との間で熱交換が行われることで、熱交換手段では、室内の空気が流れる風路側で結露及び氷結が発生する。
このため、熱交換手段に供給される外気を加熱することで、外気の温度を上昇させて、氷結を解凍すると共に、氷結の発生を防ぐ。
本発明に係る換気装置は、外気を吸い込んで室内に給気する給気手段と、室内の空気を吸い込んで屋外に排気する排気手段と、給気手段で吸い込んだ外気と排気手段で吸い込んだ室内の空気との間で熱交換を行う熱交換手段と、熱交換手段を加熱する加熱手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の換気装置では、外気と室内の空気との間で熱交換を行って、外気を室内に給気することで、外気が室温に近づけて給気される。冬季に換気装置を使用すると、温度の低い外気と温度及び湿度の高い室内の空気との間で熱交換が行われることで、熱交換手段では、室内の空気が流れる風路側で結露及び氷結が発生する。
このため、熱交換手段を加熱することで、氷結が発生する部分を直接加熱して、氷結を解凍すると共に、氷結の発生を防ぐ。
本発明に係る換気装置は、外気を吸い込んで室内に給気する給気手段と、室内の空気を吸い込んで屋外に排気する排気手段と、給気手段で吸い込んだ外気と排気手段で吸い込んだ室内の空気との間で熱交換を行う熱交換手段と、熱交換手段に供給される外気が通る風路を開閉する風路開閉手段と、熱交換手段に供給される外気の温度を検出する外気温度検出手段と、外気温度検出手段で検出される外気の温度に基づいて氷結の発生の有無を検出し、氷結の発生の有無に基づいて、熱交換手段への外気の供給の有無を風路開閉手段により切り替える制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の換気装置では、外気と室内の空気との間で熱交換を行って、外気を室内に給気することで、外気が室温に近づけて給気される。冬季に換気装置を使用すると、温度の低い外気と温度及び湿度の高い室内の空気との間で熱交換が行われることで、熱交換手段では、室内の空気が流れる風路側で結露及び氷結が発生する。
このため、外気の温度が低く、氷結が発生するような場合は、外気の供給を停止することで、氷結の発生を防ぐと共に、温度の低い外気が室内に給気されることを防ぐ。
本発明に係る換気装置は、外気を吸い込んで室内に給気する給気手段と、室内の空気を吸い込んで屋外に排気する排気手段と、給気手段で吸い込んだ外気と排気手段で吸い込んだ室内の空気との間で熱交換を行う熱交換手段と、熱交換手段で室内の空気が流入する室内空気流入部より風上側の排気風路に設置される除湿手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の換気装置では、外気と室内の空気との間で熱交換を行って、外気を室内に給気することで、外気が室温に近づけて給気される。熱交換手段に供給される室内の空気は、除湿手段で除湿されることで、温度が低い外気との間で熱交換が行われる場合でも飽和空気にならず、結露や氷結が発生しない。
本発明に係る建物は、上述した換気装置の何れかを備えたことを特徴とする。
本発明の建物では、換気装置により外気が室温に近づけられて給気されると共に、室内の空気が屋外へ排気されることで、室内の換気が行われる。冬季に換気装置が使用される場合も、熱交換手段での氷結の発生が抑制されることで、常時換気が可能である。
本発明の換気装置によれば、熱交換手段の氷結を防ぐことができるので、熱交換手段における風路の目詰まりを防ぐことができる。これにより、換気能力の低下を防ぐことができる。また、風路の目詰まりに起因して、外気と室内の空気との間での熱交換が行われなくなり、温度の低い外気が室内の給気されることを防ぐことができる。
本発明の建物によれば、上述した換気装置を備えたことで、換気能力が低下することなく常時換気が行われ、室内の空気を新鮮な状態に保つことができると共に、室内の温度低下を防ぐことができる。
以下、図面を参照して本発明の換気装置及び建物の実施の形態について説明する。
<第1の実施の形態の換気装置の構成例>
図1は第1の実施の形態の換気装置1Aの一例を示す構成図である。第1の実施の形態の換気装置1Aは、外気を吸い込んで室内に給気すると共に、室内の空気を吸い込んで屋外に排気し、かつ、外気と室内の空気との間で熱交換を行う装置であり、ファンユニット2と、熱交換ユニット3と、ファンユニット2及び熱交換ユニット3等を収容した本体ケース4を備える。
ファンユニット2は、給気ファン5と、排気ファン6と、給気ファン5及び排気ファン6を駆動するファンモータ7と、給気ファン5と排気ファン6とファンモータ7が取り付けられたハウジング8等を備える。
給気ファン5は給気手段の一例で、ファンモータ7に回転駆動される多翼ファン5aと、風路を形成するファンケース5bを備える。また、排気ファン6は排気手段の一例で、ファンモータ7に回転駆動される多翼ファン6aと、風路を形成するファンケース6bを備える。
ファンユニット2は、給気ファン5においては、多翼ファン5aの軸方向に沿ってファンケース5bの下面に形成されたファン吸込口5cと連通した外気吸込口8aを、ハウジング8の一方の側面に備える。また、ファンケース5bによって多翼ファン5aの接線方向に沿って形成される風路と連通した外気吹出口8bを、ハウジング8の他方の側面に備える。
ファンユニット2は、排気ファン6においては、多翼ファン6aの軸方向に沿ってファンケース6bの下面に形成されたファン吸込口6cと連通した室内空気吸込口8cを、ハウジング8の他方の側面に備える。また、ファンケース6bによって多翼ファン6aの接線方向に沿って形成される風路と連通した室内空気吹出口8dを、ハウジング8の一方の側面に備える。
これにより、給気ファン5と排気ファン6は、外気吹出口8bと室内空気吹出口8dが、逆向きとなるように上下に重ねて配置される。ファンモータ7は駆動手段の一例で、本例では両軸のモータであり、駆動軸の一端側に給気ファン5の多翼ファン5aが取り付けられ、駆動軸の他端側に排気ファン6の多翼ファン6aが取り付けられて、単一の駆動源で給気ファン5と排気ファン6が駆動される。
熱交換ユニット3は、熱交換素子9と、風路形成枠体10を備える。図2は熱交換素子9の概略構成を示す斜視図であり、まず熱交換素子9の構成について説明する。
熱交換素子9は熱交換手段の一例で、熱伝導性を有する材質で形成され、第1の風路である外気風路11aが並列して形成された熱交換素子材12aと、第2の風路である室内空気風路11bが並列して形成された熱交換素子材12bとを、外気風路11aと室内空気風路11bが直交する向きとして交互に積層して直方体状に構成したものである。
熱交換素子9は、外気風路11aと連通する面の一方が外気流入部13aとなり、外気流入部13aと直交し、室内空気風路11bと連通する面の一方が室内空気流入部14aとなる。
また、外気流入部13aと対向し、外気風路11aと連通する面が外気流出部13bとなり、室内空気流入部14aと対向し、室内空気風路11bと連通する面が室内空気流出部14bとなる。
熱交換素子9は、図1に示す風路形成枠体10により本体ケース4に取り付けられる。風路形成枠体10は、ファンユニット2の外気吹出口8bと連通し、熱交換素子9の外気流入部13aに面した外気流入風路15aと、熱交換素子9の外気流出部13bに面した外気流出風路15bを備える。
また、風路形成枠体10は、熱交換素子9の室内空気流入部14aに面した室内空気流入風路16aと、ファンユニット2の室内空気吸込口8cと連通し、熱交換素子9の室内空気流出部14bに面した室内空気流出風路16bを備える。
風路形成枠体10は、本体ケース4の内部を上下に仕切る仕切り壁部10aを備え、上下方向に配置される外気流入風路15aと室内空気流出風路16bとの間、及び室内空気流入風路16aと外気流出風路15bとの間は、それぞれ仕切り壁部10aで仕切られる。また、隣接する外気流入風路15aと室内空気流入風路16aとの間、及び外気流出風路15bと室内空気流出風路16bとの間は、それぞれ熱交換素子9で仕切られる。
熱交換ユニット3は、外気流入風路15aに給気フィルタ17を備えると共に、室内空気流入風路16aに排気フィルタ18を備える。給気フィルタ17は、熱交換素子9の外気流入部13aに対向して配置され、排気フィルタ18は、熱交換素子9の室内空気流入部14aに対向して配置されて、それぞれ熱交換素子9に対して空気の流れる方向の上流側に配置される。
また、給気フィルタ17と排気フィルタ18は、図示しないガイドレール等に引き出し自在に支持されて、熱交換ユニット3の下面を塞ぐ底蓋19に形成したフィルタ着脱口19aから着脱自在な構成である。
熱交換ユニット3は、本体ケース4の下面にドレンパン20を備える。ドレンパン20はドレン部材の一例で、熱交換ユニット3の底蓋19の下部に取り付けられ、フィルタ着脱口19aの下部に開閉可能に設けられる点検蓋21と、排水口22を備える。
点検蓋21は、排水口22側に設けた軸21aを支点に回転して、熱交換ユニット3の下面を開閉する。また、点検蓋21は、固定ネジ21b等を利用したロック機構を備え、点検蓋21を閉じて、固定ネジ21bをドレンパン20側の図示しないネジ穴に締結することで、点検蓋21は閉状態でロックされる。
点検蓋21は、閉状態では水を受ける機能を有し、点検蓋21を含めたドレンパン20の下面は、排水口22へ向けて下がる方向に傾斜しており、水が排水口22へ集められる構成である。
なお、ドレンパン20と点検蓋21の継ぎ目には、ゴムパッキン等を利用した図示しないシール部材を備える。また、点検蓋21を閉じた状態では、ドレンパン20と点検蓋21の継ぎ目は、水の流れる方向に対して上流側が上側となるように重ね合わさる構成であり、ドレンパン20と点検蓋21との継ぎ目からの水漏れを防ぐ。
熱交換ユニット3の底蓋19は、水抜き穴19bを備え、熱交換ユニット3において結露等により発生した水分は、フィルタ着脱口19aや水抜き穴19bからドレンパン20に流れ、ドレンパン20の排水口22から屋外等へ排水される。
本体ケース4は直方体形状で、ファンユニット2の外気吸込口8a及び室内空気吹出口8dと対向した一方の側面に、外気吸込口8aと連通した外気吸込ダクト取付口23aを備えると共に、室内空気吹出口8dと連通した排気ダクト取付口23bを備える。
また、本体ケース4は、熱交換ユニット3の外気流出風路15b及び室内空気流入風路16aと対向した他方の側面に、外気流出風路15bと連通した給気ダクト取付口24aを備えると共に、室内空気流入風路16aと連通した室内吸込ダクト取付口24bを備える。
これにより、換気装置1Aでは、外気吸込ダクト取付口23aから給気ファン5を通り、給気フィルタ17を介して熱交換素子9の外気風路11aを通って給気ダクト取付口24aにいたる給気風路25aと、室内吸込ダクト取付口24bから排気フィルタ18を介して熱交換素子9の室内空気風路11bを通り、排気ファン6を通って排気ダクト取付口23bにいたる排気風路25bが独立して形成される。
換気装置1Aは、給気風路25aにおいて、熱交換素子9の風上側に外気温度センサ26とヒータ27Aを備える。また、排気風路25bにおいて、熱交換素子9の風下側に風圧センサ28を備える。
外気温度センサ26は外気温度検出手段の一例で、外気流入風路15aにおいて、給気フィルタ17を介して熱交換素子9の外気流入部13aと対向した位置に配置され、熱交換素子9に流入する外気の温度を検出する。
ヒータ27Aは加熱手段の一例で、外気流入風路15aにおいて、給気フィルタ17を介して熱交換素子9の外気流入部13aと対向した位置に配置され、熱交換素子9に流入する外気を加熱する。
風圧センサ28は風圧検出手段の一例で、室内空気流出風路16bにおいて、熱交換素子9の室内空気流出部14bと対向した位置に配置され、熱交換素子9から流出する室内空気の風圧を検出する。
<第1の実施の形態の換気装置の設置例>
図3は第1の実施の形態の換気装置1Aの設置例を示す構成図である。換気装置1Aは、後述するような建物の天井裏の空間31に、例えばアンカーボルト32を利用して吊り下げる形態で設置される。
換気装置1Aは、外気吸込ダクト取付口23aに外気吸込ダクト33が接続され、排気ダクト取付口23bに排気ダクト34が接続される。また、換気装置1Aは、給気ダクト取付口24aに給気ダクト35が接続され、室内吸込ダクト取付口24bに室内吸込ダクト36が接続される。
外気吸込ダクト33は、外気の取り入れ口となる屋外フード33aから外気を吸い込む。また、排気ダクト34は、室内空気の排気口となる屋外フード34aから室内の空気を排気する。
給気ダクト35は、天井パネル37に設置される給気グリル35aと接続され、外気を部屋に給気する。ここで、給気ダクト35に分岐チャンバー35bを備え、1本の給気ダクト35に複数の給気グリル35aを接続できるようにして、複数の部屋への給気が可能な構成である。
室内吸込ダクト36は、天井パネル37に設置される吸込グリル36aと接続され、室内の空気を吸い込む。
なお、天井パネル37には開閉可能な点検口37aを備え、点検口37aを開けることで、換気装置1Aのドレンパン20に設けた点検蓋21を開けて、フィルタの交換が可能となっている。
<第1の実施の形態の換気装置の制御機能例>
図4は第1の実施の形態の換気装置1Aの制御系の一例を示す機能ブロック図である。換気装置1Aは、制御部41Aと操作部42を備える。制御部41Aは制御手段の一例で、ファンモータ7と、ヒータ27Aと、外気温度センサ26と、風圧センサ28等が接続される。
制御部41Aは、図示しないCPUやメモリ等を備え、操作部42での操作と、外気温度センサ26及び風圧センサ28の出力を受け、予め記憶されているプログラムに従って、ファンモータ7とヒータ27Aを制御する。
<第1の実施の形態の建物の構成例>
図5は換気装置1Aが設置された第1の実施の形態の建物の一例を示す構成図で、図5(a)は建物51の概要側面図、図5(b)は建物51の概要平面図である。
建物51は、本例では2階建ての一戸建て住宅を例にしており、居間や台所等、壁52aや扉52bで仕切られた複数の部屋52を有する。建物51は、各フロアの廊下53等の天井裏の空間31に換気装置1Aを備える。
換気装置1Aは、建物51の外壁に屋外フード33aと屋外フード34aが取り付けられ、図3で説明したように、屋外フード33aと外気吸込ダクト33を介して接続されると共に、屋外フード34aと排気ダクト34を介して接続される。
また、換気装置1Aは、ドレンパン20の排水口22が排水ホース54を介して屋外と接続される。
建物51は、例えば複数の部屋52のそれぞれの天井に給気グリル35aを備え、各給気グリル35aと換気装置1Aは、給気ダクト35a及び分岐チャンバー35bを介して接続される。また、建物51は、例えば廊下53の天井に吸込グリル36aを備え、吸込グリル36aと換気装置1Aは、室内吸込ダクト36を介して接続される。
建物51は、扉52bに設けたアンダーカットUDや、図示しないガラリ等を通して部屋52と廊下53の間等で空気が流れる構成である。
<第1の実施の形態の換気装置の動作例>
次に、各図を参照して第1の実施の形態の換気装置1Aの動作について説明する。
換気装置1Aは、所定時間、例えば1時間で部屋52の空気の半分を入れ替えるために、24時間連続運転される。すなわち、換気装置1Aは、ファンモータ7を駆動することで、給気ファン5の多翼ファン5aと排気ファン6の多翼ファン6aが同期して回転する。
まず、給気ファン5側の空気の流れを説明すると、給気ファン5の多翼ファン5aが回転駆動されることで、給気風路25aを通る空気の流れが生じ、ファンユニット2の外気吸込口8aから空気が吸い込まれ、吸い込まれた空気はファンユニット2の外気吹出口8bから熱交換ユニット3の外気流入風路15aへ排出される。
外気吸込口8aは外気吸込ダクト取付口23aと連通し、外気吸込ダクト取付口23aは、図3及び図5に示すように、屋外フード33aと外気吸込ダクト33を介して接続されるので、給気ファン5が回転駆動されることで、外気OAが吸い込まれる。
ファンユニット2の外気吹出口8bから熱交換ユニット3の外気流入風路15aへ排出された空気(外気)は、給気フィルタ17を介して外気流入部13aから熱交換素子9の外気風路11aへ流入し、外気流出部13bから外気流出風路15bへ排出される。
外気流出風路15bは給気ダクト取付口24aと連通し、給気ダクト取付口24aは、図3及び図5に示すように、給気グリル35aと給気ダクト35及び分岐チャンバー35bを介して接続されるので、給気ファン5が回転駆動されることで、外気OAが給気SAとして各部屋52に供給される。
次に、排気ファン6側の空気の流れを説明すると、排気ファン6の多翼ファン6aが回転駆動されることで、排気風路25bを通る空気の流れが生じ、室内吸込ダクト取付口24bから熱交換ユニット3の室内空気流入風路16aに空気が吸い込まれる。室内吸込ダクト取付口24bは、図3及び図5に示すように、吸込グリル36aと室内吸込ダクト36を介して接続されるので、排気ファン6が回転駆動されることで、廊下53から室内の空気(RA)が吸い込まれる。
ここで、建物51では、廊下53と各部屋52の間は、扉52bのアンダーカットUDや図示しないガラリ等を介して空気が流れる構成である。このため、廊下53に設けた吸込グリル36aから換気装置1Aにより空気を吸い込むと、図5に矢印で示すように、各部屋52から廊下53へと空気が流れる。これにより、換気装置1Aで各部屋52の空気が吸い込まれる。
室内吸込ダクト取付口24bから熱交換ユニット3の室内空気流入風路16aへ吸い込まれた空気は、排気フィルタ18を介して室内空気流入部14aから熱交換素子9の室内空気風路11bへ流入し、室内空気流出部14bから室内空気流出風路16bへ排出される。
熱交換ユニット3の室内空気流出風路16bへ排出された空気は、室内空気流出風路16bと連通したファンユニット2の室内空気吸込口8cから吸い込まれ、吸い込まれた空気はファンユニット2の室内空気吹出口8dへ排出される。
室内空気吹出口8dは排気ダクト取付口23bと連通し、排気ダクト取付口23bは、図3及び図5に示すように、屋外フード34aと排気ダクト34を介して接続されるので、排気ファン6が回転駆動されることで、室内の空気RAが吸い込まれて排気EAとして屋外へ排気される。
熱交換素子9は、上述したように外気風路11aを外気OAが通る。これに対して、室内空気風路11bは室内の空気RAが通る。これにより、外気風路11aが形成された熱交換素子材12aと室内空気風路11bが形成された熱交換素子材12bを介して熱交換が行われ、外気OAは室温に近づけられて供給される。
換気装置1Aでは、建物51の屋外から吸い込まれて、各部屋52に供給される外気OAが通る給気風路25aと、各部屋52から吸い込まれて屋外へ排気される室内の空気RAが取る排気風路25bは、熱交換ユニット3を構成する風路形成枠体10、熱交換素子9、ファンユニット2を構成するハウジング8によって独立している。
これにより、屋外から吸い込んだ外気OAと部屋52から吸い込んだ室内の空気RAが混合することなく、熱交換が行われて換気が行われる。更に、熱交換ユニット3に給気フィルタ17を備えることで、埃等が除去される。よって、建物51の各部屋52に新鮮な空気を供給することができると共に、各部屋52の空気を排気することで、部屋52の空気を入れ替えることができる。
なお、熱交換ユニット3に排気フィルタ18を備えるのは、室内の埃等で熱交換素子9が目詰まり等を起こすことを防ぐためである。
さて、寒冷地に建築された建物51に換気装置1Aを設置して使用する場合、特に冬季は外気OAと室内温度の差が大きいことから、熱交換ユニット3で内部結露を生じる。
換気装置1Aは、熱交換ユニット3の下部にドレンパン20を備えているので、熱交換ユニット3で発生した内部結露による水は、底蓋19のフィルタ着脱口19aや水抜き穴19b等を通してドレンパン20に流れ込み、排水口22から排水ホース54を介して建物51の屋外へ排水される。
<第1の実施の形態の換気装置の氷結防止制御例>
図6は第1の実施の形態の換気装置1Aにおける氷結防止制御例を示すフローチャートで、次に、各図を参照して、第1の実施の形態の換気装置1Aにおける氷結防止制御について説明する。
ステップSA1:換気装置1Aの制御部41Aは、上述した動作例で説明した通り、ファンモータ7を駆動して建物51の常時24時間換気を行う。
ステップSA2:制御部41Aは、外気温度センサ26の出力を監視する。外気温度センサ26は、検出した温度が所定の値を下回ると、例えば出力がオンに変化するように構成される。外気温度センサ26は給気風路25aに備えてあるので、給気ファン5で吸い込んだ外気OAの温度が検出される。これにより、冬季に換気装置1Aを使用した場合、外気OAの温度が低下(例えば氷点下)すると、外気温度センサ26の出力がオンに変化する。
ステップSA3:制御部41Aは、風圧センサ28の出力を監視する。風圧センサ28は、検出した風圧が所定の値を下回ると、例えば出力がオンに変化するように構成される。風圧センサ28は、排気風路25bにおいて熱交換素子9の風下側に備えてあるので、熱交換素子9の室内空気風路11bを正常に空気が流れているか否かが検出される。
さて、冬季に換気装置1Aを使用した場合、外気OAの温度が低く、これに対して空気調和された室内の空気RAの温度及び湿度が高いので、外気OAと室内の空気RAが熱交換素子9で熱交換されると、湿った暖かい室内の空気RAが冷却されることで飽和空気となり、熱交換素子9の室内空気風路11bで結露が生じる。
そして、寒冷地で冬季に換気装置1Aを使用して、外気OAの温度が氷点下に達すると、熱交換素子9の室内空気風路11bで氷結が発生し、目詰まりを生じる。熱交換素子9においては、特に、室内空気風路11bと繋がる室内空気流出部14bで氷結が発生しやすい。
これにより、冬季に換気装置1Aを使用した場合、外気OAの温度が氷点下に達すると、熱交換素子9の室内空気風路11b側で氷結が発生することで空気の流れが悪化し、風圧センサ28の出力がオンに変化する。
ステップSA4:制御部41Aは、外気温度センサ26の出力がオンに変化し、風圧センサ28の出力がオンに変化すると、ヒータ27Aに通電する。ヒータ27Aは、給気風路25aにおいて熱交換素子9の風上側に備えてあるので、ヒータ27Aに通電すると、熱交換素子9に流入する外気OAが加熱される。
これにより、温度の高い空気が熱交換素子9の外気風路11aを通過することになり、熱交換素子材12a,12bを介して外気風路11aと接する室内空気風路11bも温められ、室内空気風路11側bで発生した氷結を解凍することができる。
従って、熱交換素子9の室内空気風路11b側での目詰まりは解消し、換気能力が正常になる。なお、氷結が解凍したことで発生した水分は、底蓋19のフィルタ着脱口19aや水抜き穴19b等を通してドレンパン20に流れ込み、排水口22から排水ホース54を介して建物51の屋外へ排水される。
そして、熱交換素子9の室内空気風路11b側での目詰まりが解消すると、風圧センサ28の出力がオフに変化する。制御部41Aは、風圧センサ28の出力がオフに変化すると、ヒータ27Aへの通電を停止する。
なお、外気OAの温度が高い場合に、埃等で熱交換素子9の室内空気風路11bが目詰まりを起こし、風圧センサ28の出力がオンに変化した場合は、外気温度センサ26の出力はオフのままでオンに変化しないので、ヒータ27Aは通電されない。よって、誤動作を防止できる。
以上説明したように、第1の実施の形態の換気装置1Aでは、外気OAの温度と熱交換素子9の室内空気風路11bを流れる空気の風圧から、熱交換素子9での氷結の発生を検出し、ヒータ27Aで外気OAを加熱して氷結を溶かす構成とした。寒冷地で冬季に換気装置1Aを使用した場合に、熱交換素子9の室内空気風路11bで氷結が発生すると、排気風路25bを正常に空気が流れなくなり、換気能力が低下する。また、熱交換素子9での熱交換が行われなくなり、熱交換されない冷たい空気が部屋に供給される。
これに対して、熱交換素子9での氷結の発生を検出して、氷結が発生していると判断できる場合は、換気運転は行いながら、ヒータ27Aに通電して氷結を溶かすこととしたので、寒冷地で冬季に換気装置1Aを使用しても、換気能力及び熱交換能力を低下させることなく24時間換気が可能となる。
<第2の実施の形態の換気装置の構成例>
図7は第2の実施の形態の換気装置1Bの一例を示す構成図である。第2の実施の形態の換気装置1Bは、外気を吸い込んで室内に給気する給気ファン5と、室内の空気を吸い込んで屋外に排気する排気ファン6とを有するファンユニット2と、外気と室内の空気との間で熱交換を行う熱交換素子9を有する熱交換ユニット3とを備える。
そして、図1で説明した第1の実施の形態の換気装置1Aの外気温度センサ26とヒータ27Aと風圧センサ28に代えて、温度センサ29とヒータ27Bを、室内空気流出風路16bにおいて熱交換素子9の室内空気流出部14bと対向した位置に備えたものである。
温度センサ29は氷結温度検出手段の一例で、熱交換素子9の室内空気流出部14bの表面に取り付けられ、熱交換素子9の室内空気流出部14bの温度を検出する。
ヒータ27Bは加熱手段の一例で、熱交換素子9の室内空気流出部14bを直接的に加熱する。
ここで、第2の換気装置1Bにおいて、他の構成は第1の実施の形態の換気装置1Aと同等であるので、構成の説明は省略する。また、第2の実施の形態の換気装置1Bの設置例としては、図3及び図5に示す設置例と同じで良く、換気装置1Aを換気装置1Bに置き換えれば良い。
<第2の実施の形態の換気装置の制御機能例>
図8は第2の実施の形態の換気装置1Bの制御系の一例を示す機能ブロック図である。換気装置1Bは、制御部41Bと操作部42を備える。制御部41Bは制御手段の一例で、ファンモータ7と、ヒータ27Bと、温度センサ29等が接続される。
換気装置1Bは、換気風量を切り替えられる構成であり、本例では、換気風量として「標準」と「弱」の2段階に切り替えられるように、ファンモータ7の速度を2段階に切り替える例えば速度切り替えリレー43を備える。
ここで、本例では、常時の24時間換気を行う場合の換気風量を「標準」と設定し、常時24時間換気運転時より弱い換気風量で換気運転を行う場合の換気風量を「弱」と設定している。
制御部41Bは、図示しないCPUやメモリ等を備え、温度センサ29の出力を受け、予め記憶されているプログラムに従って、ファンモータ7とヒータ27Bを制御する。
<第2の実施の形態の換気装置の氷結防止制御例>
図9は第2の実施の形態の換気装置1Bにおける氷結防止制御例を示すフローチャートで、次に、各図を参照して、第2の実施の形態の換気装置1Bにおける氷結防止制御について説明する。
ステップSB1:換気装置1Bの制御部41Bは、換気風量が「標準」となるようにファンモータ7の速度を速度切り替えリレー43で切り替えて、建物51の常時24時間換気を行う。
ステップSB2:制御部41Bは、温度センサ29の出力を監視して、熱交換素子9の室内空気流出部14bの温度を検出する。上述したように、冬季に換気装置1Bを使用した場合、外気OAの温度が低く、これに対して空気調和された室内の空気RAの温度及び湿度が高いので、外気OAと室内の空気RAが熱交換素子9で熱交換されると、湿った暖かい室内の空気RAが冷却されることで、熱交換素子9の室内空気風路11bで結露が生じる。
そして、寒冷地で冬季に換気装置1Bを使用して、外気OAの温度が氷点下に達すると、熱交換素子9の室内空気風路11bで主に室内空気流出部14bに氷結が発生する。これにより、寒冷地で冬季に換気装置1Bを使用して、室内空気流出部14bに氷結が発生すると、温度センサ29での検出温度は0℃以下となる。
ステップSB3:制御部41Bは、温度センサ29での検出温度が例えば0℃以下となると、ヒータ27Bに通電する。なお、ヒータ通電時の検出温度は一例である。ヒータ27Bは、熱交換素子9の室内空気流出部14bに対向して備えてあるので、ヒータ27Bに通電すると、氷結が発生しやすい熱交換素子9の室内空気流出部14bが直接加熱される。
これにより、熱交換素子9の室内空気流出部14bや室内空気風路11bで発生した氷結を溶かすことができる。
ステップSB4:制御部41Bは、温度センサ29での検出温度が0℃以下となると、換気風量が「弱」となるようにファンモータ7の速度を速度切り替えリレー43で切り替えて、換気運転を続行する。
換気風量を「弱」に切り替えることで、熱交換素子9を通る外気OAの風量が低下する。これにより、氷結の促進を抑制すると共に、ヒータ27Bの加熱による氷結の解凍を促進する。
ステップSB5:制御部41Bは、ヒータ27Bへの通電及び換気風量を「弱」としての換気運転を実行すると、温度センサ29の出力を監視して、熱交換素子9の室内空気流出部14bの温度を検出する。ヒータ27Bへの通電により、熱交換素子9の室内空気流出部14bが加熱されると、氷結が解凍すると共に、熱交換素子9の室内空気流出部14bの温度が上昇する。これにより、温度センサ29での検出温度は、氷結が発生しない温度、例えば+5℃となる。
そして、制御部41Bは、温度センサ29での検出温度が氷結が発生しない温度、例えば+5℃以上となると、ステップSB1に戻り、換気風量が「標準」となるようにファンモータ7の速度を速度切り替えリレー43で切り替えて、建物51の常時24時間換気を行う。
これに対して、制御部41Bは、温度センサ29での検出温度が氷結が発生しない温度、例えば+5℃に到達しない場合は、ヒータ27Bへの通電及び換気風量を「弱」としての換気運転を続行する。
以上説明したように、第2の実施の形態の換気装置1Bでは、氷結の発生しやすい熱交換素子9の室内空気流出部14bの温度を直接検出し、ヒータ27Bで熱交換素子9の室内空気流出部14bを加熱して氷結を溶かす構成とした。
これにより、寒冷地で冬季に換気装置1Bを使用する際に、氷結による熱交換素子9の目詰まりを防ぎ、換気能力及び熱交換能力を低下させることなく24時間換気が可能となる。
また、熱交換素子9の室内空気流出部14bの温度を直接検出することで、氷結の発生を確実に検出することができ、ヒータ27Bへの無駄な通電を抑えることができる。更に、熱交換素子9の室内空気流出部14bを直接加熱することで、氷結を短時間で解凍することができると共に、換気風量を落とすことで、氷結の解凍を促進することができる。
これにより、ヒータ27Bでの電力消費を抑えることができる。
<第3の実施の形態の換気装置の構成例>
図10は第3の実施の形態の換気装置1Cの一例を示す構成図である。第3の実施の形態の換気装置1Cは、外気を吸い込んで室内に給気する給気ファン5と、室内の空気を吸い込んで屋外に排気する排気ファン6とを有するファンユニット2と、外気と室内の空気との間で熱交換を行う熱交換素子9を有する熱交換ユニット3とを備える。
そして、図1で説明した第1の実施の形態の換気装置1Aの外気温度センサ26とヒータ27Aと風圧センサ28に代えて、温度センサ30を外気吸込ダクト取付口23aに備えると共に、外気吸込ダクト取付口23aに風路開閉ダンパ23cを備えたものである。
温度センサ30は外気温度検出手段の一例で、換気装置1Cで吸い込む外気OAの温度を検出する。
風路開閉ダンパ23cは風路開閉手段の一例で、外気吸込ダクト取付口23aを開閉して、外気OAを吸い込む風路の開閉を行う。
ここで、第3の換気装置1Cにおいて、他の構成は第1の実施の形態の換気装置1Aと同等であるので、構成の説明は省略する。また、第3の実施の形態の換気装置1Cの設置例としては、図3及び図5に示す設置例と同じで良く、換気装置1Aを換気装置1Cに置き換えれば良い。
<第3の実施の形態の換気装置の制御機能例>
図11は第3の実施の形態の換気装置1Cの制御系の一例を示す機能ブロック図である。換気装置1Cは、制御部41Cと操作部42を備える。制御部41Cは制御手段の一例で、ファンモータ7と、温度センサ30と、風路開閉ダンパ23cを駆動するダンパモータ44等が接続される。
換気装置1Cは、換気風量を切り替えられる構成であり、本例では、換気風量として「標準」と「弱」の2段階に切り替えられるように、ファンモータ7の速度を2段階に切り替える例えば速度切り替えリレー43を備える。
ここで、本例では、常時の24時間換気を行う場合の換気風量を「標準」と設定し、常時24時間換気運転時より弱い換気風量で換気運転を行う場合の換気風量を「弱」と設定している。
制御部41Cは、図示しないCPUやメモリ等を備え、温度センサ30の出力を受け、予め記憶されているプログラムに従って、ファンモータ7とダンパモータ44を制御する。
<第3の実施の形態の換気装置の氷結防止制御例>
図12は第3の実施の形態の換気装置1Cにおける氷結防止制御例を示すフローチャートで、次に、各図を参照して、第3の実施の形態の換気装置1Cにおける氷結防止制御について説明する。
ステップSC1:換気装置1Cの制御部41Cは、換気風量が「標準」となるようにファンモータ7の速度を速度切り替えリレー43で切り替えて、建物51の常時24時間換気を行う。
ステップSC2:制御部41Cは、温度センサ30の出力を監視して、換気装置1Cで吸い込む外気OAの温度を検出する。上述したように、寒冷地で冬季に換気装置1Cを使用すると、外気OAの温度によっては熱交換素子9の室内空気風路11bで主に室内空気流出部14bに氷結が発生する。このため、制御部41Cは、吸い込んだ外気OAの温度が、熱交換素子9で氷結が発生する温度か否かを判断する。
ステップSC3:制御部41Cは、温度センサ30での検出温度が熱交換素子9で氷結が発生する温度以下、例えば−10℃以下となると、ダンパモータ44を駆動して、風路開閉ダンパ23cにより外気吸込ダクト取付口23aを閉じる。
風路開閉ダンパ23cで外気吸込ダクト取付口23aを閉じると、給気ファン5が駆動されていても、外気OAは吸い込まれないので、室内への給気は停止する。熱交換素子9の室内空気流出部14bで氷結が発生して、室内空気風路11bが目詰まりを起こすと、外気風路11a側でのみ空気が流れることで、外気OAと室内の空気RAの熱交換が行われず、室内に温度の低い外気OAがそのまま供給されてしまう。
このため、風路開閉ダンパ23cで外気吸込ダクト取付口23aを閉じることで、室内への給気を停止して、温度の低い外気OAが室内へ供給されることを防ぐ。
また、これにより、熱交換素子9へ温度の低い外気OAの供給が停止されることで、氷結の発生を抑えると共に、暖かい室内の空気RAは熱交換素子9へ供給されるので、熱交換素子9で氷結が発生している場合は、氷結は解凍される。
ステップSC4:制御部41Cは、温度センサ30での検出温度が熱交換素子9で氷結が発生する温度以下、例えば−10℃以下となると、換気風量が「弱」となるようにファンモータ7の速度を速度切り替えリレー43で切り替えて、換気運転を続行する。
換気風量を「弱」に切り替えることで、室内の暖められている空気の排気量を減らし、室内の温度低下を防ぐ。
ステップSC5:制御部41Cは、ヒータ27Bへの通電及び換気風量を「弱」としての換気運転を実行すると、温度センサ30の出力を監視して、外気OAの温度を検出する。そして、制御部41Cは、温度センサ30での外気OAの検出温度が熱交換素子9で氷結が発生しない温度以上、例えば−5℃以上となると、ダンパモータ44を駆動して、風路開閉ダンパ23cにより外気吸込ダクト取付口23aを開ける。また、換気風量が「標準」となるようにファンモータ7の速度を速度切り替えリレー43で切り替えて、建物51の常時24時間換気を行う。
これに対して、制御部41Cは、温度センサ30での外気OAの検出温度が熱交換素子9で氷結が発生しない温度以上、例えば−5℃に到達しない場合は、風路開閉ダンパ23cによる外気吸込ダクト取付口23bの閉鎖及び換気風量を「弱」としての換気運転を続行する。
以上説明したように、第3の実施の形態の換気装置1Cでは、吸い込む外気OAの温度を検出し、外気OAの温度が熱交換素子9で氷結が発生する温度以下となると、外気吸込ダクト取付口23aを閉鎖して外気OAを供給しない構成とした。
これにより、寒冷地で冬季に換気装置1Cを使用する際に、氷結による熱交換素子9の目詰まりを防ぐことができる。また、温度の低い外気OAが室内に供給されることを防ぐと共に、換気風量を落とすことで、室内の暖められている空気の排気量を減らし、室内の温度低下を防ぐことができる。
<第4の実施の形態の換気装置の構成例>
図13は第4の実施の形態の換気装置1Dの一例を示す構成図である。第4の実施の形態の換気装置1Dは、外気を吸い込んで室内に給気する給気ファン5と、室内の空気を吸い込んで屋外に排気する排気ファン6とを有するファンユニット2と、外気と室内の空気との間で熱交換を行う熱交換素子9を有する熱交換ユニット3とを備える。
そして、図1で説明した第1の実施の形態の換気装置1Aの外気温度センサ26とヒータ27Aと風圧センサ28に代えて、熱交換素子9の室内空気流入部14bより風上側の風路に除湿手段としての除湿部材を備えたものである。
除湿部材38Aは、湿気を吸収すると共に空気を通すシート状の部材を、排気フィルタ18に設置した例である。
除湿部材38Bは、熱交換素子9の室内空気流入部14bより風上側の風路を構成する室内吸込ダクト36の内壁に、湿気を吸収する部材を設置した例である。
除湿部材38Cは、湿気を吸収すると共に空気を通すシート状の部材を、室内吸込ダクト36に接続された吸込グリル36aのフィルタ39に設置した例である。
なお、除湿部材38A〜38Cは、全てを備えても良いし、何れかを単体もしくは組み合わせて選択的に備えても良い。
ここで、第4の換気装置1Dにおいて、他の構成は第1の実施の形態の換気装置1Aと同等であるので、構成の説明は省略する。また、第4の実施の形態の換気装置1Dの設置例としては、図3及び図5に示す設置例と同じで良く、換気装置1Aを換気装置1Dに置き換えれば良い。
<第4の実施の形態の換気装置の動作例>
次に、第4の実施の形態の換気装置1Dの動作例について説明する。換気装置1Dは、所定時間、例えば1時間で部屋52の空気の半分を入れ替えるために、24時間連続運転される。すなわち、換気装置1Dは、ファンモータ7を駆動することで、給気ファン5の多翼ファン5aと排気ファン6の多翼ファン6aが同期して回転する。
これにより、第1の実施の形態の換気装置1Aの動作で説明したように、給気ファン5によって外気OAが吸い込まれ、吸い込まれた外気OAは熱交換素子9の外気風路11aに流入する。また、排気ファン6によって室内の空気RAが吸い込まれ、吸い込まれた室内の空気RAは熱交換素子9の室内空気風路11bに流入する。
換気装置1Dは、熱交換素子9の室内空気風路11bと繋がる室内空気流入部14bより風上側の風路に除湿部材38A〜38Cを備えている。これにより、熱交換素子9の室内空気風路11bに流入する室内の空気RAは湿気が吸収され、低湿度の空気となる。
例えば、除湿部材38Aを備えた構成では、室内の空気RAが排気フィルタ18を通過することで除湿される。また、除湿部材38Bを備えた構成では、室内の空気RAが室内吸込ダクト36を通ることで除湿される。更に、除湿部材38Cを備えた構成では、室内の空気RAが吸込グリル36aから吸い込まれ、吸込グリル36aのフィルタ39を通ることで除湿される。
熱交換素子9では、外気OAと室内の空気RAとの間で熱交換が行われるが、熱交換素子9の室内空気風路11bに流入する室内の空気RAが低湿度の空気であるので、冬季に換気装置1Dを使用した場合に、温度が低い外気OAと温度の高い室内の空気RAとの間で熱交換が行われ、室内の空気RAが冷却されても、飽和空気とはならない。これにより、熱交換素子9の室内空気風路11bで結露や氷結は発生せず、熱交換素子9の室内空気風路11bでの目詰まりは起こらない。
熱交換素子9で熱交換されて室温に近づけられた外気OAは、給気SAとして室内に供給される。また、室内の空気RAは排気EAとして屋外に排気される。
以上説明したように、第4の実施の形態の換気装置1Dでは、熱交換素子9の室内空気風路11bと繋がる室内空気流入部14bより風上側の風路に除湿部材38(A〜C)を備える構成とした。
これにより、熱交換素子9の室内空気風路11bに流入する室内の空気RAは湿気が吸収され、低湿度の空気となるので、冬季に換気装置1Dを使用した場合に、温度が低い外気OAと温度の高い室内の空気RAとの間で熱交換が行われ、室内の空気RAが冷却されても、飽和空気とはならない。
従って、熱交換素子9の室内空気風路11bで結露や氷結は発生せず、熱交換素子9の室内空気風路11bでの目詰まりは起こらないので、寒冷地で冬季に換気装置1Dを使用しても、換気能力及び熱交換能力を低下させることなく24時間換気が可能となる。
<換気装置及び建物の変形例>
以上説明した第1の実施の形態の換気装置1Aでは、外気温度センサ26と風圧センサ28を用いて氷結の発生を検出するようにしたが、外気温度センサ26と風圧センサ28のどちらか一方を備えて氷結の発生を検出する構成としても良い。
また、第1の実施の形態の換気装置1A、第2の実施の形態の換気装置1B及び第3の実施の形態の換気装置1Cは、第4の実施の形態の換気装置1Dと組み合わせて、熱交換素子9の室内空気流入部14bより風上側の風路に除湿部材38(A〜C)を備える構成としても良い。
また、本実施の形態の建物51では、給気を行う部屋と室内の空気を吸い込む部屋を異なる部屋としたが、同じ部屋でも良い。
本発明は、寒冷地で使用される換気装置に適用される。
第1の実施の形態の換気装置の一例を示す構成図である。 熱交換素子の概略構成を示す斜視図である。 第1の実施の形態の換気装置の設置例を示す構成図である。 第1の実施の形態の換気装置の制御系の一例を示す機能ブロック図である。 換気装置が設置された第1の実施の形態の建物の一例を示す構成図である。 第1の実施の形態の換気装置における氷結防止制御例を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の換気装置の一例を示す構成図である。 第2の実施の形態の換気装置の制御系の一例を示す機能ブロック図である。 第2の実施の形態の換気装置における氷結防止制御例を示すフローチャートである。 第3の実施の形態の換気装置の一例を示す構成図である。 第3の実施の形態の換気装置の制御系の一例を示す機能ブロック図である。 第3の実施の形態の換気装置における氷結防止制御例を示すフローチャートである。 第4の実施の形態の換気装置の一例を示す構成図である。
符号の説明
1A,1B,1C,1D・・・換気装置、2・・・ファンユニット、3・・・熱交換ユニット、4・・・本体ケース、5・・・給気ファン、6・・・排気ファン、7・・・ファンモータ、8・・・ハウジング、8a・・・外気吸込口、8b・・・外気吹出口、8c・・・室内空気吸込口、8d・・・室内空気吹出口、9・・・熱交換素子、10・・・風路形成枠体、11a・・・外気風路、11b・・・室内空気風路、12a・・・熱交換素子材、12b・・・熱交換素子材、13a・・・外気流入部、13b・・・外気流出部、14a・・・室内空気流入部、14b・・・室内空気流出部、15a・・・外気流入風路、15b・・・外気流出風路、16a・・・室内空気流入風路、16b・・・室内空気流出風路、17・・・給気フィルタ、18・・・排気フィルタ、19・・・底蓋、20・・・ドレンパン、21・・・点検蓋、22・・・排水口、23a・・・外気吸込ダクト取付口、23b・・・排気ダクト取付口、23c・・・風路開閉ダンパ、24a・・・給気ダクト取付口、24b・・・室内吸込ダクト取付口、25a・・・給気風路、25b・・・排気風路、26・・・外気温度センサ、27A,27B・・・ヒータ、28・・・風圧センサ、29・・・温度センサ、30・・・温度センサ、31・・・天井裏、32・・・アンカーボルト、33・・・外気吸込ダクト、34・・・排気ダクト、35・・・給気ダクト、36・・・室内吸込ダクト、38A,38B,38C・・・除湿部材、41A,41B,41C・・・制御部、42・・・操作部、44・・・ダンパモータ、51・・・建物、52・・・部屋、53・・・廊下、

Claims (19)

  1. 外気を吸い込んで室内に給気する給気手段と、
    室内の空気を吸い込んで屋外に排気する排気手段と、
    前記給気手段で吸い込んだ外気と前記排気手段で吸い込んだ室内の空気との間で熱交換を行う熱交換手段と、
    前記熱交換手段に供給される外気を加熱する加熱手段と
    を備えたことを特徴とする換気装置。
  2. 前記熱交換手段に供給される外気の温度を検出する外気温度検出手段と、
    前記外気温度検出手段で検出される外気の温度に基づいて氷結の発生の有無を検出し、氷結の発生の有無に基づいて、前記熱交換手段に供給される外気の前記加熱手段による加熱の有無を切り替える制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の換気装置。
  3. 前記熱交換手段を通る室内の空気の風圧を検出する風圧検出手段と、
    前記風圧検出手段で検出される前記熱交換手段を通る室内の空気の風圧に基づいて氷結の発生の有無を検出し、氷結の発生の有無に基づいて、前記熱交換手段に供給される外気の前記加熱手段による加熱の有無を切り替える制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の換気装置。
  4. 前記熱交換手段に供給される外気の温度を検出する外気温度検出手段と、
    前記熱交換手段を通る室内の空気の風圧を検出する風圧検出手段と、
    前記外気温度検出手段で検出される外気の温度と前記風圧検出手段で検出される前記熱交換手段を通る室内の空気の風圧に基づいて氷結の発生の有無を検出し、氷結の発生の有無に基づいて、前記熱交換手段に供給される外気の前記加熱手段による加熱の有無を切り替える制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の換気装置。
  5. 前記制御手段は、氷結の発生を検出すると、換気運転を続行しながら、前記熱交換手段に供給される外気の前記加熱手段による加熱を行う
    ことを特徴とする請求項2,3または4記載の換気装置。
  6. 前記加熱手段は、前記熱交換手段で外気が流入する外気流入部側に配置される
    ことを特徴とする請求項1〜5に何れか記載の換気装置。
  7. 前記外気温度検出手段は、前記熱交換手段で外気が流入する外気流入部側に配置される
    ことを特徴とする請求項2または4記載の換気装置。
  8. 前記風圧検出手段は、前記熱交換手段で室内の空気が流出する室内空気流出部側に配置される
    ことを特徴とする請求項3または4記載の換気装置。
  9. 外気を吸い込んで室内に給気する給気手段と、
    室内の空気を吸い込んで屋外に排気する排気手段と、
    前記給気手段で吸い込んだ外気と前記排気手段で吸い込んだ室内の空気との間で熱交換を行う熱交換手段と、
    前記熱交換手段を加熱する加熱手段と
    を備えたことを特徴とする換気装置。
  10. 前記熱交換手段の温度を検出する氷結温度検出手段と、
    前記氷結温度検出手段で検出される前記熱交換手段の温度に基づいて氷結の発生の有無を検出し、氷結の発生の有無に基づいて、前記加熱手段による前記熱交換手段の加熱の有無を切り替える制御手段と
    を備えたことを特徴とする請求項9記載の換気装置。
  11. 前記制御手段は、前記加熱手段による前記熱交換手段の加熱の有無と連動して、換気風量を切り替える
    ことを特徴とする請求項10記載の換気装置。
  12. 前記加熱手段は、前記熱交換手段で室内の空気が流出する室内空気流出部を加熱する位置に配置される
    ことを特徴とする請求項9,10または11記載の換気装置。
  13. 前記氷結温度検出手段は、前記熱交換手段で室内の空気が流出する室内空気流出部の温度を検出する位置に配置される
    ことを特徴とする請求項10,11または12記載の換気装置。
  14. 外気を吸い込んで室内に給気する給気手段と、
    室内の空気を吸い込んで屋外に排気する排気手段と、
    前記給気手段で吸い込んだ外気と前記排気手段で吸い込んだ室内の空気との間で熱交換を行う熱交換手段と、
    前記熱交換手段に供給される外気が通る風路を開閉する風路開閉手段と、
    前記熱交換手段に供給される外気の温度を検出する外気温度検出手段と、
    前記外気温度検出手段で検出される外気の温度に基づいて氷結の発生の有無を検出し、氷結の発生の有無に基づいて、前記熱交換手段への外気の供給の有無を前記風路開閉手段により切り替える制御手段と
    を備えたことを特徴とする換気装置。
  15. 前記制御手段は、前記熱交換手段への外気の供給の有無と連動して、換気風量を切り替える
    ことを特徴とする請求項14記載の換気装置。
  16. 前記熱交換手段で室内の空気が流入する室内空気流入部より風上側の風路に除湿手段を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜15に何れか記載の換気装置。
  17. 外気を吸い込んで室内に給気する給気手段と、
    室内の空気を吸い込んで屋外に排気する排気手段と、
    前記給気手段で吸い込んだ外気と前記排気手段で吸い込んだ室内の空気との間で熱交換を行う熱交換手段と、
    前記熱交換手段で室内の空気が流入する室内空気流入部より風上側の風路に設置される除湿手段と
    を備えたことを特徴とする換気装置。
  18. 前記熱交換手段の下部に、排水口を有するドレン部材を備えた
    ことを特徴とする請求項1〜17に何れか記載の換気装置。
  19. 請求項1〜18に何れか記載の換気装置を備えた
    ことを特徴とする建物。
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