JP2007013562A - 受信装置および受信方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】同じ放送局が放送している同一番組については1つの行にまとめて表示をすることで、1度に表示できる番組一覧表示の情報量を多くする。
【解決手段】EPG情報が多重されたデジタル放送を受信し、この受信された受信信号からEPG情報を取得する。EPG情報から複数のチャンネルに同一番組が割り当てられていることを検出し、前記同一番組が割り当てられている複数のチャンネルを1つのチャンネルとして番組一覧表示する。チャンネル061を除く番組一覧表示する。
【選択図】図4

Description

この発明は、受信装置に関し、特に番組一覧を表示することが可能な受信装置に関する。
従来、電子番組ガイドによる情報を用いて、例えば裏番組の一覧表示を行う受信装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
デジタル放送では、まだら放送が行われており、例えば地上デジタルD101〜D103の枠を使って、1チャンネルのハイビジョン放送が行われることがある。
従来、例えば裏番組の一覧表示を行う場合、地上デジタルD101、地上デジタルD102、地上デジタルD103で、各1行使用して裏番組の一覧表示を行っていた。
特開平09−270673号公報
このようにイベント共有が行われている番組一覧表示時に、1つの番組が3つの行を占有する為に、表示スペースを無駄に使用してしまうという問題があった。
また、番組一覧表示時に、5分程度の料理番組や番組宣伝用の番組などの比較的短い時間の番組であっても1つの番組として扱うため、多くの視聴者が通常望む本来の次番組が表示されないという問題があった。
この発明は、同じ放送局が放送している同一番組については1つの行にまとめて表示をすることで、1度に表示できる番組一覧表示の情報量を多くすることを目的とする。
また、この発明は、5分程度の料理番組や番組宣伝用の番組などの比較的短い時間の番組については1つの番組として扱わず、多くの視聴者が通常望む本来の次番組を検索して番組一覧表示を表示することを目的とする。
上記の目的を達成するために、この発明においては、EPG情報が多重されたデジタル放送を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された受信信号からEPG情報を取得する手段と、前記EPG情報から、複数のチャンネルに同一番組が割り当てられていることを検出する検出手段と、前記EPG情報から番組一覧情報を生成する番組一覧情報生成手段とを備え、前記番組一覧情報生成手段は、前記同一番組が割り当てられている複数のチャンネルを1つのチャンネルとして番組一覧表示することを特徴とする受信装置を提供する。
なお、装置に係る本発明は方法に係る発明としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明としても成立する。
また、装置または方法に係る本発明は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段として機能させるための、あるいはコンピュータに当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラムとしても成立し、該プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体としても成立する。
この発明によれば、同じ放送局が放送している同一番組については1つの行にまとめて表示をすることで、1度に表示できる番組一覧表示の情報量を多くすることができる。
また、この発明は、5分程度の料理番組や番組宣伝用の番組などの比較的短い時間の番組については1つの番組として扱わずに次番組を検索するので、多くの視聴者が通常望む本来の次番組を検索して番組一覧表示を表示することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
(第1の実施例)
図1は、この発明を適用したデジタルテレビジョン放送受信装置111の外観と、このデジタルテレビジョン放送受信装置111を中心として構成されるネットワークシステムの一例を概略的に示している。
すなわち、デジタルテレビジョン放送受信装置111は、主として、薄型のキャビネット112と、このキャビネット112を起立させて支持する支持台113とから構成されている。そして、キャビネット112には、例えばSED(Surface-conduction Electron-emitter Display)表示パネル,液晶表示パネル等でなる平面パネル型の映像表示器114、スピーカ115、操作部116、リモートコントローラ117から送信される操作情報を受ける受光部118等が設置されている。
また、このデジタルテレビジョン放送受信装置111には、例えばSD(Secure Digital)メモリカード、MMC(Multimedia Card)及びメモリスティック等の第1のメモリカード119が着脱可能となっており、この第1のメモリカード119に対して番組や写真等の情報の記録再生が行なわれるようになっている。
さらに、このデジタルテレビジョン放送受信装置111には、例えば契約情報等の記録された第2のメモリカード(ICカード)120が着脱可能となっており、この第2のメモリカード120に対して情報の記録再生が行なわれるようになっている。
また、このデジタルテレビジョン放送受信装置111は、第1のLAN(Local Area Network)端子121、第2のLAN端子122、USB(Universal Serial Bus)端子123及びi.LINK端子124を備えている。
このうち、第1のLAN端子121は、LAN対応HDD専用ポートとして使用されるもので、接続されたNAS(Network Attached Storage)であるLAN対応のHDD125に対して、イーサネット(登録商標)により情報の記録再生を行なうために使用される。
このように、LAN対応HDD専用ポートとしての第1のLAN端子121を設けることにより、他のネットワーク環境やネットワーク使用状況等に影響されることなく、HDD125に対してハイビジョン画質による番組の情報記録を安定して行なうことができる。
また、第2のLAN端子122は、イーサネット(登録商標)を用いた一般的なLAN対応ポートとして使用されるもので、例えばハブ126を介して、LAN対応のHDD127、PC(Personal Computer)128、HDD内蔵のDVD(Digital Versatile Disk)レコーダ129等の機器を接続し、これらの機器と情報伝送を行なうために使用される。
なお、PC128については、家庭内ネットワークにおいてコンテンツのサーバー機器として動作するための機能を持ち、さらにコンテンツのアクセスに必要なURI(Uniform Resource Identifier)情報を提供するサービスを備えたUPnP(ユニバーサルプラグアンドプレイ)対応機器として構成される。
なお、DVDレコーダ129については、第2のLAN端子122を介して通信されるデジタル情報が制御系のみの情報であるため、デジタルテレビジョン放送受信装置111との間でアナログの映像及び音声情報を伝送するために、専用のアナログ伝送路130を設ける必要がある。
さらに、この第2のLAN端子122は、ハブ126に接続されたブロードバンドルータ131を介して、例えばインターネット等のネットワーク132に接続し、このネットワーク132を介してPC133や携帯電話134等と情報伝送を行なうために使用される。
なお、PC133についてはコンテンツのサーバー機器として動作するための機能を持ち、さらにコンテンツのアクセスに必要なURI情報を提供するサービスを備えたUPnP対応機器として構成される。
また、上記USB端子123は、一般的なUSB対応ポートとして使用されるもので、例えばハブ135を介して、携帯電話136、デジタルカメラ137、メモリカードに対するカードリーダ/ライタ138、HDD139、キーボード140等のUSB機器を接続し、これらのUSB機器と情報伝送を行なうために使用される。
さらに、上記i.LINK端子124は、例えばAV−HDD141、D(Digital)−VHS(Video Home System)142等をシリアル接続し、これらの機器と情報伝送を行なうために使用される。
図2は、上記したデジタルテレビジョン放送受信装置111の主要な信号処理系を示している。
すなわち、BS/CSデジタル放送受信用のアンテナ243で受信した衛星デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子244を介して衛星デジタル放送用のチューナ245aに供給される。
チューナ245aは、制御部261からの制御信号により所望のチャンネルの放送信号を選局し、この選局された放送信号をPSK(Phase Shift Keying)復調器245bに出力する。
PSK復調器245bは、制御部261からの制御信号により、チューナ245aで選局された放送信号を復調し、所望の番組を含んだトランスポートストリームを得て、TS復号器245cに出力する。
TS復号器245cは、制御部261からの制御信号によりトランスポートストリーム(TS)多重化された信号のTS復号処理を行い、所望の番組のデジタルの映像信号及び音声信号を信号処理部247に出力し、デジタル放送により送られている番組を取得するための各種データ(サービス情報),電子番組ガイド(EPG)情報,番組属性情報(番組ジャンル等),字幕情報等を制御部261へ出力する。
また、地上波放送受信用のアンテナ248で受信した地上デジタルテレビジョン放送信号は、入力端子249を介して地上デジタル放送用のチューナ250aに供給される。
チューナ250aは、制御部261からの制御信号により所望のチャンネルの放送信号を選局し、この選局された放送信号をOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)復調器250bに出力する。
OFDM復調器250bは、制御部261からの制御信号により、チューナ250aで選局された放送信号を復調し、所望の番組を含んだトランスポートストリームを得て、TS復号器250cに出力する。
TS復号器250cは、制御部261からの制御信号によりトランスポートストリーム(TS)多重化された信号のTS復号処理を行い、所望の番組のデジタルの映像信号及び音声信号を信号処理部247に出力し、デジタル放送により送られている番組を取得するための各種データや電子番組ガイド(EPG)情報,番組属性情報(番組ジャンル等)等を制御部261へ出力する。
また、上記地上波放送受信用のアンテナ248で受信した地上アナログテレビジョン放送信号は、入力端子249を介して地上アナログ放送用のチューナ252aに供給されることにより、所望のチャンネルの放送信号が選局される。そして、このチューナ252aで選局された放送信号は、アナログ復調器252bに供給されてアナログの映像信号及び音声信号に復調された後、上記信号処理部247に出力される。
ここで、上記信号処理部247は、PSK復調器245b及びOFDM復調器250bからそれぞれ供給されたデジタルの映像信号及び音声信号に対して、選択的に所定のデジタル信号処理を施し、グラフィック処理部254及び音声処理部255に出力している。
また、上記信号処理部247には、複数(図示の場合は4つ)の入力端子256a,256b,256c,256dが接続されている。これら入力端子256a〜256dは、それぞれ、アナログの映像信号及び音声信号を、デジタルテレビジョン放送受信装置111の外部から入力可能とするものである。
信号処理部247は、上記アナログ復調器253及び各入力端子256a〜256dからそれぞれ供給されたアナログの映像信号及び音声信号を選択的にデジタル化し、このデジタル化された映像信号及び音声信号に対して所定のデジタル信号処理を施した後、グラフィック処理部254及び音声処理部255に出力する。
グラフィック処理部254は、信号処理部247から供給されるデジタルの映像信号に、OSD(On Screen Display)信号生成部257で生成されるOSD信号を重畳して出力する機能を有する。このグラフィック処理部254は、信号処理部247の出力映像信号と、OSD信号生成部257の出力OSD信号とを選択的に出力すること、また、両出力をそれぞれ画面の半分を構成するように組み合わせて出力することができる。
EPGを表示するとき、グラフィック処理部254は、制御部261からの制御信号およびEPG情報に基づき、映像信号上にEPG情報を重畳する処理を行う。
また、字幕放送による字幕を表示するとき、グラフィック処理部254は、制御部261からの制御信号および字幕情報に基づき、映像信号上に字幕情報を重畳する処理を行う。なお、この実施形態では、グラフィック処理部254が字幕情報を映像信号上に重畳する処理を行うとして説明するが、これに限定されず、信号処理部247により字幕情報を映像信号上に重畳する処理を行ってもよい。
更に、このデジタルテレビジョン放送受信装置111は、現時刻に裏で放送されている番組の一覧を表示する「裏番組ガイド」と呼ばれる機能を有している。この「裏番組ガイド」機能は、制御部261がEPG情報を用いて、現時刻に裏で放送されている裏番組一覧を生成し、この生成した裏番組一覧を映像信号上に重畳するよう、グラフィック処理部254に対して制御を行う。
更に、このデジタルテレビジョン放送受信装置111は、現時刻に放送されている次の番組の一覧を表示する「次番組ガイド」と呼ばれる機能を有している。この「次番組ガイド」機能は、制御部261がEPG情報を用いて、現時刻に放送されている番組一覧を生成し、この生成した番組一覧を映像信号上に重畳するよう、グラフィック処理部254に対して制御を行う。
グラフィック処理部254から出力されたデジタルの映像信号は、映像処理部258に供給される。この映像処理部258は、入力されたデジタルの映像信号を、前記映像表示器114で表示可能なフォーマットのアナログ映像信号に変換した後、映像表示器114に出力して映像表示させるとともに、出力端子259を介して外部に導出させる。
また、上記音声処理部255は、入力されたデジタルの音声信号を、前記スピーカ115で再生可能なフォーマットのアナログ音声信号に変換した後、スピーカ115に出力して音声再生させるとともに、出力端子260を介して外部に導出させる。
ここで、このデジタルテレビジョン放送受信装置111は、上記した各種の受信動作を含むその全ての動作を制御部261によって統括的に制御されている。この制御部261は、CPU(Central Processing Unit)等を内蔵しており、前記操作部116からの操作情報を受け、または、リモートコントローラ117から送出された操作情報を、前記受光部118を介して受信し、その操作内容が反映されるように各部をそれぞれ制御している。
この場合、制御部261は、主として、そのCPUが実行する制御プログラムを格納したROM(Read Only Memory)261aと、該CPUに作業エリアを提供するRAM(Random Access Memory)261bと、各種の設定情報及び制御情報等が格納される不揮発性メモリ261cとを利用している。
また、この制御部261は、カードI/F(Interface)265を介して、前記第1のメモリカード119が装着可能なカードホルダ266に接続されている。これによって、制御部261は、カードホルダ266に装着された第1のメモリカード119と、カードI/F265を介して情報伝送を行なうことができる。
さらに、上記制御部261は、カードI/F267を介して、前記第2のメモリカード120が装着可能なカードホルダ268に接続されている。これにより、制御部261は、カードホルダ268に装着された第2のメモリカード120と、カードI/F267を介して情報伝送を行なうことができる。
また、上記制御部261は、通信I/F269を介して第1のLAN端子121に接続されている。これにより、制御部261は、第1のLAN端子121に接続されたLAN対応のHDD125と、通信I/F269を介して情報伝送を行なうことができる。この場合、制御部261は、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能を有し、第1のLAN端子121に接続されたLAN対応のHDD125にIP(Internet Protocol)アドレスを割り当てて制御している。
さらに、上記制御部261は、通信I/F270を介して第2のLAN端子122に接続されている。これにより、制御部261は、第2のLAN端子122に接続された各機器(図1参照)と、通信I/F270を介して情報伝送を行なうことができる。
また、上記制御部261は、USB I/F271を介して前記USB端子123に接続されている。これにより、制御部261は、USB端子123に接続された各機器(図1参照)と、USB I/F271を介して情報伝送を行なうことができる。
さらに、上記制御部261は、i.LINK I/F272を介してi.LINK端子124に接続されている。これにより、制御部261は、i.LINK端子124に接続された各機器(図1参照)と、i.LINK I/F272を介して情報伝送を行なうことができる。
ところで、この実施形態では、HDD125に初期登録時のHDD125、HDD127、PC128、DVDレコーダ129それぞれに割り当てられたストレージID(IPアドレス、機器名を含む)を記述した登録ファイルを記憶保持している。
また、不揮発性メモリ261cに、HDD125、HDD127、PC128、DVDレコーダ129それぞれのストレージIDを記憶している。
また、制御部261は、この発明に係わる機能として、UPnPを利用した(1)サーバー機器発見機能261dと、(2)UPnPを利用したコンテンツ情報取得機能261eと、(3)コンテンツアクセス制御機能261fとを備えている。
(1)制御部261は、サーバー機器発見機能261dにより、UPnPのディスカバリ機能を用いてネットワーク上のUPnP対応機器を発見する。例えばサーバー機器発見機能261dは、UPnPのディスカバリ機能を用いてPC128を発見する。
(2)制御部261は、コンテンツ情報取得機能261eにより、UPnPのコントロール機能を用いてUPnP対応機器をコントロールし、UPnP対応機器内のコンテンツをアクセスするために必要なURI情報を取得する。例えばコンテンツ情報取得機能261eは、PC128をコントロールし、PC128内のHDD等に蓄積されているコンテンツをアクセスするために必要なURI情報をPC128から取得する。
(3)制御部261は、コンテンツアクセス制御機能261fにより、サーバー機器発見機能261dにより取得したサーバー機器のIPアドレス情報と、コンテンツ情報取得機能261eにより取得したURI情報から得たIPアドレス情報と、デジタルテレビジョン放送受信装置111のLAN端子122に割り当てられたIPアドレスとネットマスクに基づいてコンテンツへのアクセス可否判定を行う。そして制御部261は、アクセス可と判断した場合にはコンテンツアクセスを許可するが、否と判断した場合には許可できない旨を映像表示器114にOSDにより表示させる。
(裏番組ガイド:イベント共有時の裏番組一覧の表示方法)
次に、上記「裏番組ガイド」機能による裏番組一覧の表示処理について詳細に説明する。
なお、ここでは、全て図3に示す番組表に対応したEPG情報が送信されているものとする。
通常、EPGによる番組表の表示は、画面いっぱいを利用して多くのチャンネルの多くの時間帯での番組を一度に表示する。これに対し「裏番組ガイド」機能では、現在視聴中の画面を出来るだけ邪魔しないように、小さなエリアに、現時刻に裏で放送されている裏番組一覧を表示する。また、社団法人 電波産業会で定める、「地上デジタルテレビジョン放送運用規定」等で規定されているように、デジタル放送では複数のサービス(論理的なチャンネル)で同一の番組を放送する運用がなされている。例えば、図3に示すように地上デジタル放送の011チャンネルから013チャンネルで、PM4:00〜PM6:00の間、「大相撲」が放送されるというような状況である。
従来の「裏番組ガイド」機能では、イベント共有が行われているチャンネルであっても独立したチャンネルとして扱っていた。このため図4(b)に示すように、全てのチャンネル(例えば、011チャンネルから013チャンネルの3つのチャンネル)が表示され、全てのチャンネルで同じ番組の情報(番組名等)が表示されていた。これでは図4(b)に示すように、「裏番組ガイド」機能で4チャンネル分の表示エリアを用意していても、その内3チャンネル分は同じ番組の情報が表示されてしまうことになる。
この実施形態の「裏番組ガイド」機能では、イベント共有が行われているチャンネルは1チャンネルとして扱い表示する。これにより1度に確認できる番組数を増やすことができ、チャンネル061を視聴時に「裏番組ガイド」機能が起動されると、例えば、図4(a)に示すようなチャンネル061を除く裏番組一覧が表示される。
図5は、このときのデジタルテレビジョン放送受信装置111の制御部261による、「裏番組ガイド」機能の処理動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS501:ユーザによる操作部116の操作によって「裏番組ガイド」機能が指示されると、EPG情報から、現時刻に他のチャンネルで放送されている番組を検索する。
ステップS502:イベント共有が行われているチャンネルが有ればマージして1チャンネルとして扱って裏番組一覧を表示させる。このとき図3に示すEPG情報が送られている場合、1つのチャンネルに対して地上デジタル放送の011チャンネルから013チャンネルがイベント共有されていることが分かるように、図4(a)に示すように1つのチャンネルの領域に、マージされた複数のチャンネルを表示する。これにより視聴者はイベント共有が行われてマージされたチャンネルであることを知ることができる。
なお、上記ステップS502での、イベント共有を行っていることは、放送波のデジタル信号(TS:Transport Stream)内のSI(Service Information)を解析することで検出することができる。具体的には、サービス(各チャンネルの番組)の情報であるPMT(Program Map Table)の中にあるES PIDが複数のPMTで同じであることから、イベント共有が行われていることを検出することができる。このことは、社団法人 電波産業会の発行する「地上デジタルテレビジョン放送運用規定」(ARIB TR-B14) 第二分冊 第2部などに詳しく述べられている。
以上説明したとおり、この実施形態によれば、同じ放送局が放送している同一番組については1つの行にまとめて表示をすることで、1度に表示できる情報量を多くすることができる。これにより、従来より一度に多くのチャンネルを確認できるようになり、視聴者がより少ない操作で目的の番組を探すことが出来る。
(第2の実施例)
(次番組ガイド:次番組の表示方法)
次に、上記「次番組ガイド」機能による次番組一覧の表示処理について詳細に説明する。なお、この例では、全て図3に示す番組表に対応したEPG情報が送信されているものとする。
従来の「次番組ガイド」機能では、5分程度の料理番組や番組宣伝用の番組などの比較的短い時間の番組であっても1つの番組として扱っていた。このため図6(b)に示すように、多くの視聴者が通常望む本来の次番組ではなく、上記した短い時間の番組が表示されていた。これでは多くの視聴者が通常望む本来の次番組が表示されないことになる。
この実施形態の「次番組ガイド」機能では、所定の時間よりも短い番組は検索の対象とせずに次番組を検索し表示する。これにより多くの視聴者が通常望む本来の次番組を表示することができる。この結果、例えば、図6(a)に示すような裏番組一覧が表示される。
このとき、所定の時間よりも短い番組は検索の対象とせず次番組を検索する。例えば、図3の例で、5時50分に041チャンネルを視聴しているときに、次番組が検索されると、所定の時間(例えば7分)よりも短い6分の番組である番組名「今夜の番組」は検索の対象とせずに無視し、
6時00分から放送が開始される番組名「プロ野球中継」が次番組として検索される。
図7は、このときのデジタルテレビジョン放送受信装置111の制御部261による、「次番組ガイド」の処理動作を説明するためのフローチャートである。ユーザによる操作部116の操作によって「次番組ガイド」機能が指示されると、「次番組ガイド」処理が開始される。
ステップS701:チャンネルを第1番目のチャンネルとする。
ステップS702:現時刻の次に放送される、次番組をEPG情報から検索する。
ステップS703:検索された次番組が7分よりも短いか否か判断し、7分よりも短い場合にはステップS704へ進み、7分以上の場合にはステップS705へ進む。
ステップS704:検索された番組の次に放送される、次々番組を検索する。このステップS704の検索を繰り返すことにより、現在検索しているチャンネルの次番組がいずれ確定することとなる。
ステップS705:検索された次番組が7分以上の場合なので、この検索された次番組を、当該チャンネルに対する次番組として確定する。
ステップS706:全てのチャンネルについて次番組が確定していなければ、次のチャンネルに切替えてステップS701からの処理を繰り返し、全てのチャンネルについて次番組が確定すれば処理を終了する。
上記した所定の時間は、予め決められている他、ユーザが設定できるようにしてもよい。例えば、制御部261は、OSD信号生成部257に対して例えば図8に示すGUI画面を生成させ、このGUI画面に対する操作部116の操作により所定の時間を選択させ、この選択した所定の時間を不揮発性メモリ261cに記憶する。
以上説明した通り本発明によれば、「次番組ガイド」の対象とする番組の時間を使用者に決定させることで、短い時間の番組を飛ばして、正しいと考えられる次番組を「次番組ガイド」に表示させることで、本来の視聴者が望む次番組を表示させることができる。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。例えば、第1の実施形態と第2の実施形態とを組み合わせ、所望の番組属性として、ジャンル、チャンネルを組みとしたものとしてもよい。
本発明を適用したデジタルテレビジョン放送受信装置111の外観と、このデジタルテレビジョン放送受信装置111を中心として構成されるネットワークシステムを説明するための図。 デジタルテレビジョン放送受信装置111の主要な信号処理系を示す図。 実施形態の例で使用している番組表を示す図。 本発明の裏番組検索結果の画面を説明するための図。 従来の裏番組検索結果の画面を説明するための図。 本発明の次番組検索結果の画面を説明するための図。 従来の次番組検索結果の画面を説明するための図。 短時間番組の表示設定画面を説明するための図。
符号の説明
111…デジタルテレビジョン放送受信装置、112…キャビネット、113…支持台、114…映像表示器、115…スピーカ、116…操作部、117…リモートコントローラ、118…受光部、119…第1のメモリカード、120…第2のメモリカード、121…第1のLAN端子、122…第2のLAN端子、123…USB端子、124…i.LINK端子、125,127,139…HDD、126,135…ハブ、128,133…PC、129…DVDレコーダ、130…アナログ伝送路、131…ブロードバンドルータ、132…ネットワーク、134,136…携帯電話、137…デジタルカメラ、138…カードリーダ/ライタ、140…キーボード、141…AV−HDD、142…D−VHS。

Claims (6)

  1. EPG情報が多重されたデジタル放送を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された受信信号からEPG情報を取得する手段と、
    前記EPG情報から、複数のチャンネルに同一番組が割り当てられていることを検出する検出手段と、
    前記EPG情報から番組一覧情報を生成する番組一覧情報生成手段とを備え、
    前記番組一覧情報生成手段は、前記同一番組が割り当てられている複数のチャンネルを1つのチャンネルとして番組一覧表示することを特徴とする受信装置。
  2. 前記検出手段は、イベント共有が行われているチャンネルを検出することにより、複数のチャンネルに同一番組が割り当てられていることを検出することを特徴とする請求項1記載の受信装置。
  3. EPG情報が多重されたデジタル放送を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された受信信号からEPG情報を取得する手段と、
    前記EPG情報から、各チャンネルについて次に放送される次番組を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された次番組の番組一覧情報を生成する番組一覧情報生成手段とを備え、
    前記検出手段は、検出された次番組が所定の長さよりも短いときには、更に次の番組を次番組とすることを繰り返し、所定の長さ以上の次番組が検出されたときに最終的な次番組とすることを特徴とする受信装置。
  4. デジタル放送信号から映像信号を取得する手段と、
    前記映像信号に、前記番組一覧情報を重畳する重畳手段とを備えたことを特徴とする請求項1または3に記載の受信装置。
  5. EPG情報が多重されたデジタル放送を受信し、
    この受信された受信信号からEPG情報を取得し、
    この取得された前記EPG情報から、複数のチャンネルに同一番組が割り当てられていることを検出し、
    前記取得された前記EPG情報から、前記同一番組が割り当てられている複数のチャンネルを1つのチャンネルとした番組一覧情報を生成することを特徴とする受信方法。
  6. EPG情報が多重されたデジタル放送を受信し、
    この受信された受信信号からEPG情報を取得し、
    前記取得した前記EPG情報から、各チャンネルについて次に放送される次番組を検出し、
    この検出された次番組が所定の長さよりも短いときには、更に次の番組を次番組とすることを繰り返し、所定の長さ以上の次番組が検出されたときに最終的な次番組とした次番組の番組一覧情報を生成することを特徴とする受信方法。
JP2005191658A 2005-06-30 2005-06-30 受信装置および受信方法 Pending JP2007013562A (ja)

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