JP2007009495A - 土木構造体および土木構造体用外装構築部材 - Google Patents

土木構造体および土木構造体用外装構築部材 Download PDF

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Abstract

【課題】 軽量性、経済性を損なわず、火災等の外熱による発泡樹脂ブロックの熱溶融を効果的に抑え、セメント硬化物層の脱落を阻止し得る土木構造体用外装構築部材を提供すること。
【解決手段】 発泡樹脂ブロック5の少なくとも1つの表面にセメント硬化物層6を形成してなる外装構築部材3において、前記セメント硬化物層6に、前記発泡樹脂ブロック5に侵入する突起部8を、一体的に、かつ複数個を適宜な間隔で設けた。
【選択図】 図3

Description

本発明は、土木構造体および土木構造体用外装構築部材に関するもので、特に、軽量性、経済性を損なわず、火災等の熱による発泡樹脂ブロックの熱溶融を効果的に抑えることができる、土木構造体および土木構造体用外装構築部材に関するものである。
軟弱地盤地帯、交通の激しい場所、或いは狭い環境下といった環境の悪いところでの施工に際し、その労力の削減、施工時間の短縮等のために、発泡樹脂ブロックからなる構築部材(主構築部材)を積み上げると共に、それらの外表面を構成する発泡樹脂製構築部材として、発泡樹脂ブロックの少なくとも1つの表面にセメント硬化物層を形成したもの(外装構築部材)を、該セメント硬化物層が外表面に位置するように配置することによって、外部からの熱に対する耐力および砂利等の異物に対する強度等を高めた土木構造体は知られている(例えば、特許文献1)。
実用新案登録第2607192号公報
しかしながら、上記特許文献1に示された土木構造体(道路やプラットホーム)においては、壁面を構成する外装構築部材のセメント硬化物層は、内部の発泡樹脂ブロックと直接、或いは接着剤を介して接触しているため、該土木構造体の壁面付近で火災等が発生し、壁面が直火や高温に晒された場合には、その熱(以下、外熱という。)はセメント硬化物層を伝達して内部の発泡樹脂ブロックを加熱し、該発泡樹脂ブロックが大きく熱溶融してしまい、場合よってはセメント硬化物層が脱落し、土木構造体としての熱に対する耐力がいっきに低下してしまう虞があった。
上記した発泡樹脂ブロックの外熱による熱溶融を防止するため、セメント硬化物層の厚さを十分に厚くすることも考えられるが、この場合には、外装構築部材の重量が嵩み、それだけ運搬労力、構築労力を必要とするばかりでなく、壁部の大幅な重量増加は、土木構造体としての耐震性能を低下させる憂いがある。また、セメント硬化物層と発泡樹脂ブロックとの間に、耐熱性および断熱性に優れた他部材を介在させることも有効と考えられるが、一般的にこのような耐熱性および断熱性に優れた部材は高価であり、また外装構築部材の製造工程も複雑となることから、製造コストが嵩み、経済性において課題を有するものとなる。
本発明は、上記した背景技術が有する課題に鑑みて成されたものであって、その目的は、軽量性、経済性を損なわず、火災等の外熱による発泡樹脂ブロックの熱溶融を効果的に抑え、セメント硬化物層の脱落を阻止し得る、土木構造体および土木構造体用外装構築部材を提供することにある。
上記した目的を達成するため、請求項1の土木構造体では、発泡樹脂ブロックからなる主構築部材を積み上げると共に、発泡樹脂ブロックの少なくとも1つの表面にセメント硬化物層を形成してなる外装構築部材を、前記積み上げた主構築部材の外側に、かつセメント硬化物層が外表面となるように配置して構築する土木構造体において、前記外装構築部材のセメント硬化物層に、前記発泡樹脂ブロックに侵入する突起部が、一体的に、かつ複数個が適宜な間隔で設けられていることを特徴とする。
ここで、上記突起部の形状は何ら限定されず、セメント硬化物層の全幅、或いは全高にわたる凸条でも、また、途中に切欠きを有する断続的な凸条でも、更には、円柱、角柱等の突起であってもよい。また、該突起部は、従来のセメント硬化物層と発泡樹脂ブロックとの接合のために設けられたアリ結合を行う突起部を兼ねたものとしてもよいが、発泡樹脂ブロックの熱溶融を効果的に抑え、セメント硬化物層の脱落を阻止する観点から、これらの突起部は、複数個が適宜な間隔、即ち、セメント硬化物層に偏りなく設けられていることが重要となる。
また、請求項2の土木構造体では、上記請求項1の発明において、上記突起部の1以上が、先端部に膨出部を有するアリ形状に形成され、上記発泡樹脂ブロックに形成されたアリ溝とアリ結合していることを特徴とする。
また、請求項3の土木構造体用外装構築部材では、発泡樹脂ブロックの少なくとも1つの表面にセメント硬化物層を形成してなる土木構造体用外装構築部材において、前記セメント硬化物層に、前記発泡樹脂ブロックに侵入する突起部を、一体的に、かつ複数個を適宜な間隔で設けたことを特徴とする。
ここで、上記セメント硬化物層に形成する突起部は、何らその形状を限定されず、セメント硬化物層の全幅、或いは全高にわたる凸条でも、また、途中に切欠きを有する断続的な凸条でも、更には、円柱、角柱等の突起であってもよい。また、該突起部は、従来のセメント硬化物層と発泡樹脂ブロックとの接合のために設けられたアリ結合を行う突起部を兼ねたものとしてもよいが、該外装構築部材を用いて構築した土木構造体において、外熱による発泡樹脂ブロックの熱溶融を効果的に抑え、セメント硬化物層の脱落を阻止する観点から、これらの突起部は、複数個が適宜な間隔で設けられていることが重要となる。
また、請求項4の土木構造体用外装構築部材では、上記請求項3の発明において、上記突起部の1以上が、先端部に膨出部を有するアリ形状に形成され、上記発泡樹脂ブロックに形成されたアリ溝とアリ結合していることを特徴とする。
上記した請求項1の本発明に係る土木構造体によれば、壁面を構築する外装構築部材のセメント硬化物層に、発泡樹脂ブロックに侵入する突起部が、一体的に、かつ複数個が適宜な間隔で設けられているため、該突起部が設けられた部分のセメント硬化物層の厚さは厚いものとなり、遮熱効果が高いため、該突起部周囲の発泡樹脂ブロックの熱溶融は抑えられ、該土木構造体の壁面付近で火災等が発生し、壁面が直火や高温に晒された場合においても、発泡樹脂ブロック全体が大きく熱溶融することはなく、表面のセメント硬化物層の脱落を効果的に防止でき、土木構造体としての熱に対する耐力がいっきに低下してしまうことを阻止できる。
また、上記した請求項2の本発明に係る土木構造体によれば、上記作用を果たす突起部の1以上が、先端部に膨出部を有するアリ形状に形成され、上記発泡樹脂ブロックに形成されたアリ溝とアリ結合しているため、通常の状態において、セメント硬化物層と発泡樹脂ブロックとの強固な結合が実現でき、また、外熱によって発泡樹脂ブロックが熱溶融した場合においても、該突起部における発泡樹脂ブロックとのアリ結合による引っ掛かりによって、より効果的にセメント硬化物層の脱落が防止できる。
また、上記した請求項3の本発明に係る土木構造体用外装構築部材によれば、セメント硬化物層に、発泡樹脂ブロックに侵入する突起部を、一体的に、かつ複数個を適宜な間隔で設けているため、該外装構築部材を積み上げて構築した土木構造体は、壁面が直火や高温に晒された場合においても、突起部における遮熱効果によって発泡樹脂ブロック全体が大きく熱溶融することはなく、セメント硬化物層の脱落を効果的に防止できる。
また、上記した請求項4の本発明に係る土木構造体用外装構築部材によれば、上記作用を果たす突起部の1以上が、先端部に膨出部を有するアリ形状に形成され、上記発泡樹脂ブロックに形成されたアリ溝とアリ結合しているため、通常の状態において、セメント硬化物層と発泡樹脂ブロックとの強固な結合が実現でき、また、外熱によって発泡樹脂ブロックが熱溶融した場合においても、該突起部における発泡樹脂ブロックとのアリ結合による引っ掛かりによって、より効果的にセメント硬化物層の脱落が防止できる。
以下、上記した本発明に係る土木構造体および土木構造体用外装構築部材の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
ここで、図1は、本発明に係る土木構造体の一実施の形態である片側垂直壁の拡幅盛土を示した断面図、図2は、その外側表面を構成する本発明に係る土木構造体用外装構築部材の一実施の形態を示した表面視斜視図、図3は、図2に示した土木構造体用外装構築部材の発泡樹脂ブロック部分を想像線(二点鎖線)で示した背面視斜視図である。また、図4〜図7は、本発明に係る土木構造体用外装構築部材の他の種々の実施の形態について、その発泡樹脂ブロック部分を想像線(二点鎖線)で示した背面視斜視図である。また、図8は、図2および図3に示した外装構築部材を積み上げた状態を示した部分的な斜視図である。図9は、図2および図3に示した外装構築部材の変形例に係る外装構築部材を積み上げた状態を示した部分的な斜視図である。図10は、やはり図2および図3に示した外装構築部材の更に他の変形例に係る外装構築部材を積み上げた状態を示した部分的な斜視図、図11は、図10の態様の外装構築部材を形成するに際して、凸条を別体に形成し、それらを切欠き部に接着する様子を示した斜視図、図12は、図11に示した外装構築部材の上面図、図13は、図11に示した外装構築部材の正面図である。
図1に示した片側垂直壁の拡幅盛土1は、主構築部材2を積み上げて内部構造体を形成し、その外側、即ち外側表面を形成する部位に、外装構築部材3を配置することによって構成されている。
上記主構築部材2は、直方体形状に形成された発泡樹脂ブロック4によって構成されている。一方、上記外装構築部材3は、図2に示したように、発泡樹脂ブロック5の1つの表面に、セメント硬化物層6を形成し、該セメント硬化物層6の周縁を、前記発泡樹脂ブロック5の周縁よりも僅かに内方に位置させて形成し、周縁に切欠き部7を有するものとしている。
また、上記セメント硬化物層6には、発泡樹脂ブロック5に侵入する突起部8が、一体的に、かつ複数個が適宜な間隔で形成されている。
例えば、図2および図3に示した外装構築部材3にあっては、セメント硬化物層6の全高にわたって、3本の凸条8a,8bが、セメント硬化物層6を幅方向で3等分割した場合の各々の中央付近に縦方向に向けて形成され、この内、真ん中の凸条8aは、先端部が膨出したアリ形状に形成され、発泡樹脂ブロック5に形成されたアリ溝9aとアリ結合しており、他の左右の凸条8bは、断面長方形に形成され、発泡樹脂ブロック5に形成された凹溝9bに各々嵌合している。
また、図4に示した外装構築部材3にあっては、真ん中付近にセメント硬化物層6の全高にわたる1本のアリ形状の凸条8aが縦方向に向けて形成され、その左右に、セメント硬化物層6の3分の1幅程度の間隔をあけて、途中に切欠きを有する断続的な凸条8cが前記アリ形状の凸条8aと並行に形成されている。また、図5に示した外装構築部材3にあっては、4本の断面長方形の凸条8bが、セメント硬化物層6を高さ方向に2等分割および幅方向に2等分割した場合の各々の中央付近に横方向に向けて形成されている。
さらに、図6に示した外装構築部材3にあっては、真ん中付近にセメント硬化物層6の全高にわたる1本のアリ形状の凸条8aが縦方向に向けて形成され、その左右に、4個の円柱形状の突起8dが、セメント硬化物層6の3分の1幅程度の間隔をあけた位置であって、高さ方向に2等分割した場合の各々の中央付近に形成されている。また、図7に示した外装構築部材3にあっては、6個の角柱形状の突起8eが、セメント硬化物層6を高さ方向に2等分割および幅方向に3等分割した場合の各々の中央付近に形成されている。
そして、上記した図4〜図7に示したセメント硬化物層6に形成された各々の突起部8(アリ形状の凸条8a,断面長方形の凸条8b,断続的な凸条8c,円柱形状の突起8d,角柱形状の突起8e)は、発泡樹脂ブロック5に形成された該突起部8の外周形状に対応した内周形状の凹部9(アリ溝9a,凹条9b等)に各々嵌合している。
上記主構築部材2の発泡樹脂ブロック4と、上記外装構築部材3の発泡樹脂ブロック5とは、同一の樹脂によって形成することができ、例えば、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル等の樹脂を発泡させたもので形成することができるが、安価であり、低密度でも強度が大きいポリスチレン樹脂を発泡させたものが最も好ましい。また、この発泡樹脂ブロック4,5は、通常、密度0.01〜0.05g/cm3の密度を有するものがよい。大きさとしては、特に限定されないが、例えば、縦100〜200cm、横50〜150cm、高さ30〜100cmが、施工性の観点等から好ましい。発泡樹脂ブロック4,5の発泡体は、耐水性、強度等を考慮して、独立した気泡を有するものであることが好ましい。
また、上記外装構築部材3の表面に設けられるセメント硬化物層6は、コンクリートやモルタル等の様々な水硬性セメントで形成することができる。水硬性セメントとしては、例えば、普通ポルトランドセメント、中庸熱ポルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、低硫酸塩ポルトランドセメント、白色ポルトランドセメント等のポルトランドセメントや、水硬性石灰、ローマン・セメント、天然セメント、アルミナセメント、高炉セメント、シリカセメント、膨張セメント、着色セメント等がある。これらの中では、ポルトランドセメントや水硬性石灰、天然セメント、高炉セメント、膨張セメント、着色セメントを用いることが好ましい。
また、上記セメントには、種々の骨材、補強材、軽量化材、水ガラス等を加えることもできる。骨材としては、硅砂、シリカフォーム等の通常の骨材や、膨張粘土、パーライト、膨張スラグ等の人工軽量骨材等がある。また、補強材としては、有機、無機の各種繊維、例えば、スラグ繊維、炭素繊維、ナイロン、ポリエステル繊維等がある。また、軽量化材としては、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン等の樹脂の、密度0.008〜0.1g/cm3、粒径2〜15mmの発泡樹脂粒子等がある。
特に、セメント硬化物層6に上記発泡樹脂粒子を混入させると、軽量でかつ断熱性にも優れ、また、例えば、拡幅盛土1を構築する際に、表層材としてアスファルトを施工する場合に、該セメント硬化物層6の表面に存在する発泡樹脂粒子が加熱されたアスファルトによって溶融され、その結果、溶融した後の粒子の穴にアスファルトが入り込み、アスファルトとセメント硬化物層6との密着性が優れたものになる。この発泡樹脂粒子の混合割合は、セメント100重量部に対して、0.2〜30重量部が適当である。
上記セメント硬化物層6の一般部位の厚さ(=t)としては、耐熱性、強度、軽量性等の観点から、10〜40mm、更には15〜25mmが適当である。また、該セメント硬化物層6に一体的に形成される突起部8の高さ〔図3、図4および図6の8aの高さ(=H)、図3の8b、図4の8c、図5の8b、図6の8dおよび図7の8eの高さ(=h)〕としては、断熱性、軽量性等の観点から、20mm以上であることが好ましく、更には30〜150mmが好ましく、40〜100mmがより好ましい。
また、上記セメント硬化物層6に形成される各々の突起部8の幅(=w)、長さ(=l)、或いは直径(=φ)、一辺の長さ(=a)等は、セメント硬化物層6の大きさ、また形成される突起部8の数によりその好ましい数値は大きく異なり、一概に規定できないが、セメント硬化物層6の板面面積に対する、形成する全突起部8のセメント硬化物層6に対する投影面積の割合は、軽量性と断熱性(外熱を受けた際の発泡ブロックの溶融抑制及びセメント硬化物層の脱落防止)との兼ね合いから、5〜25%が適当であり、更には7〜20%が好ましく、また、セメント硬化物層6の板面面積に対する、形成する突起部8の1個当たりの投影面の面積は50〜1000cm2が好ましく、75〜800cm2がより好ましい。
さらに、上記セメント硬化物層6に形成される突起部8の数としては、外熱による発泡樹脂ブロックの熱溶融を効果的に抑え、セメント硬化物層6の脱落を阻止する観点から、複数個、即ち2個以上である必要があり、好ましくは3個以上の突起部8を、上記した図2〜図7に示したように、適宜な間隔、即ち、セメント硬化物層6に偏りなく、各突起部8が略同一の面積部分を担当するように配置することが好ましい。
また、従来の外装構築部材を使用した場合には、外熱を受けたときの発泡樹脂ブロックの溶融の程度が外装構築部材の縦目地部分の付近が他よりも大きいことが判明した。従って、縦目地部分の発泡樹脂ブロックの溶融を最小限にし、セメント硬化物層の脱落をより効果的に防止する上で、図3に示す態様において、凸条8aを横方向中央部に、両側の2本の凸条8b,8bをそれぞれセメント硬化物層6の両端部又は両端部に近いところに設けたものが最も好ましい。この場合、3本の凸条8a,8bは、セメント硬化物層6の全高にわたって設けられており、外装構築部材3を幅方向に半分ずらして積み上げることによって土木構造体を構築すると、凸条8a上に凸条8b,8bが位置し、凸条8b,8b上に凸条8aが位置するので、外熱を受けたときの外装構築部材3の縦目地部分における発泡樹脂ブロック5の溶融を効果的に防止することが可能となる。その最も好ましい態様を図9及び図10に示す。図9の態様における凸条8b,8bは、発泡樹脂ブロック5の両側端部の一部を上下方向に切り欠いて形成された切欠き部9c,9cに配置されている。また、図10の態様における凸条8b,8bは、発泡樹脂ブロック5の両側端部のやや内側に形成された凹溝9b,9bに配置されている。このようにセメント硬化物層6の両端部又は両端部に近いところに設けた凸条8bは、縦目地部分の発泡樹脂ブロック5の溶融を効果的に抑える観点から、中央付近に設けたアリ形状の凸条8aに比して、幅(=w)は狭く、深く発泡樹脂ブロック5に侵入する、即ち、高さ(=h)の高い突起部とすることが好ましい。
上記したような外装構築部材3を作製するには、発泡形成した直方体形状の凹部9(アリ溝9a,凹条9b等)を形成し、或いは凹部9をも型成形により形成した発泡樹脂ブロック5を、該凹部9が形成された面を上に向けて型枠に入れ、その上方から所望の形状となるように未硬化のセメントモルタルを流し込み、養生・硬化させて、発泡樹脂ブロック5に侵入する突起部8(アリ形状の凸条8a,断面長方形の凸条8b,断続的な凸条8c,円柱形状の突起8d,角柱形状の突起8e等)を有するセメント硬化物層6を形成すればよい。また、逆に、型枠中に所定量入れられたセメントモルタル上に、凹部9が形成された面を下に向けて発泡樹脂ブロック5を載置し、養生・硬化させて、発泡樹脂ブロック5に侵入する突起部8を有するセメント硬化物層6を形成してもよい。
また、上記凸条8a,8b,8c,突起8d,8e等は、外装構築部材3の表面を構成するセメント硬化物層6と異なる素材で形成することも可能であるが、その場合は準不燃材料又は不燃材料から選択されたものが使用される。また、上記凸条8a,8b,8c,突起8d,8e等は、最終的にセメント硬化物層6と一体化されればよいので、セメント硬化物層6とは別体として形成しておき、発泡樹脂ブロック5の凹部9(アリ溝9a,凹条9b或いは切欠き部9c等)に接着した後又は接着しつつ、上記のようにしてセメント硬化物層6を上記凸条8a,8b,8c,突起8d,8e等及び発泡樹脂ブロックに接着一体化させてもよい。図10の態様の外装構築部材3を形成するに際して、上記凸条8b,8bを別体に形成し、それらを切欠き部9c,9cに接着する様子を示したのが図11である。また、図11のようにして上記凸条8b,8bを別体に形成し、それらを切欠き部9c,9cに接着した後の上面図を図12に、正面図を図13に示した。図11乃至図13に示したものでは、凸条8b,8bは珪酸カルシウム板から形成されており、その外側に発泡樹脂ブロック5と同じ素材の発泡樹脂を接着したもの使用した。また、接着剤としては、無機質セメント系を主成分とした接着剤が好ましい。
また、上記主構築部材2および外装構築部材3を用いて、図1に示した片側垂直壁の拡幅盛土1を構築するには、土砂を削ったり、土盛りした後、砂や砂利を敷いて、その上から突き固め作業を施して固めた基礎10を形成し、該基礎10上に、上記主構築部材2を積み重ね、その外側表面を形成する部位に、上記外装構築部材3を、表面にセメント硬化物層6が位置するように敷き並べて積み重ねて構造体と成し、その構造体の上面部に、コンクリート等によって床版11を形成し、その上方の路肩側に地覆コンクリート12を作り、路盤13、アスファルト舗装14等の仕上げ工事を施す。
そして、外装構築部材3の上記切欠き部7によって、外装構築部材3、3間の目地部表面に形成される凹部15に、バックアップ材(図示せず)を充填し、更にその表面側に、シーリング材(図示せず)を充填して、拡幅盛土1を構築する。
上記バックアップ材としては、発泡樹脂ブロック5よりも耐熱性があり、かつ断熱性を有する耐熱性発泡体を用いることができ、例えば、塩化ビニル樹脂発泡体、ポリウレタン樹脂発泡体、フェノール樹脂発泡体等を使用することができ、さらには、該樹脂に無機物質を混合して発泡させた、無機質系発泡体を好適に用いることができる。
また、上記シーリング材としては、シリコーンゴム、アスファルトエラスタイト、アスファルト含浸不織布、弾性モルタル等が挙げられ、このうち弾性モルタルが好ましい。
以上、本発明に係る土木構造体および土木構造体用外装構築部材の実施の形態を説明したが、本発明は、何ら既述の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の技術的思想の範囲内において、種々の変形および変更が可能であることは当然である。
例えば、上記実施の形態では、本発明の土木構造体として片側垂直壁の拡幅盛土1に適用した例を示したが、その他、鉄道のプラットホーム、歩道橋の昇降スロープ、車道接続歩道部の拡幅、橋の歩道部へのアプローチ道路等の各種土木構造体に、本発明に係る土木構造体および土木構造体用外装構築部材は適用できる。
また、上記実施の形態では、外装構築部材3として、セメント硬化物層6を発泡樹脂ブロック5の1つの表面(前面)にのみ配置したものにつき説明したが、必要に応じて、例えば、プラットホームの角部に配置される外装構築部材の場合には、発泡樹脂ブロックの前面および側面に、セメント硬化物層が配設される。
さらに、図3〜図13で示した外装構築部材3の実施の形態、特に突起部8の形状および配置は、種々例示したに過ぎず、本発明は、何ら図示した突起部8の形状および配置に限定されるものではない。
−実施例1−
発泡ポリスチレンブロック(株式会社ジェイエスピー製:スチロダイア土木ブロックD20、寸法:2m×1m×0.5m)の一側面(1m×0.5m)において、該面の幅方向中央部にアリ溝を、およびアリ溝から一定の間隔を隔てて2本の凹溝(アリ溝:開口部の幅80mm,深さ40mm,底部の幅150mm、凹溝:幅75mm,深さ75mm、アリ溝と左右の凹溝との芯−芯間の間隔300mm)を加工し、該アリ溝および2本の凹溝が形成された面を上に向けて型枠に入れ、その上方から未硬化のセメントモルタルを流し込み、養生・硬化させて、発泡ポリスチレンブロック5に侵入する3本の突起部8を有する、板厚20mmのセメント硬化物層6が形成された、図2および図3に示す外装構築部材3を作製した。
作製した外装構築部材3を、図8に示したように、それらのセメント硬化物層6が壁面を構築するように積み上げ、目地部に形成された凹部15(深さ20mm、幅10mm)に厚さ10mm、幅10mmのバックアップ材(株式会社ジェイエスピー製:ミラフネン)を充填し、さらにその外側にシーリング材(建築用シリコーン系シーリング材)を充填し、本発明の構造をもった土木構造体を構築した。
−実施例2−
上記実施例1において、発泡ポリスチレンブロックの2本の凹溝の位置と形状を変更して2本の切欠き部を加工し(アリ溝は上記実施例1と同一形状、同一位置に加工し)、切欠き部には事前に作製した珪酸カルシウム板からなる凸条を接着し、その後は、実施例1と同様に、セメントモルタルを流し込み、養生・硬化させて、発泡ポリスチレンブロック5に侵入する3本の突起部8を有する、板厚20mmのセメント硬化物層6が形成された外装構築部材3を作製し、実施例1と同様に、目地部に形成された凹部15(深さ20mm、幅10mm)に厚さ10mm、幅10mmのバックアップ材(株式会社ジェイエスピー製:ミラフネン)を充填し、さらにその外側にシーリング材(建築用シリコーン系シーリング材)を充填し、図9に示すようにして外装構築部材を積み上げて本発明の構造をもった土木構造体を構築した。
尚、2本の切欠き部は、開口部の幅80mm、深さ75mm、底部の幅115mm、アリ溝と左右の切欠き部との芯−芯間の間隔460mmとした。
−実施例3−
上記実施例1において、発泡ポリスチレンブロックの2本の凹溝の位置と形状を変更して2本の切欠き部を加工し(アリ溝は上記実施例1と同一形状、同一位置に加工し)、切欠き部には事前に作製した珪酸カルシウム板(水平方向の厚み80mm)に発泡ポリスチレン板(水平方向の厚み10mm)をセメント系樹脂モルタル(セメント:アクリルエマルジョン:水=1:0.5:0.2で配合したもの)で接着したものからなる凸条を、図11に示すようにして珪酸カルシウム板側を切欠き部に向けて接着し、その後は、実施例1と同様に、セメントモルタルを流し込み、養生・硬化させて、発泡ポリスチレンブロック5に侵入する3本の突起部8を有する、板厚20mmのセメント硬化物層6が形成された外装構築部材3を作製し、実施例1と同様に、目地部に形成された凹部15(深さ20mm、幅10mm)に厚さ10mm、幅10mmのバックアップ材(株式会社ジェイエスピー製:ミラフネン)を充填し、さらにその外側にシーリング材(建築用シリコーン系シーリング材)を充填し、図10に示すようにして外装構築部材を積み上げて本発明の構造をもった土木構造体を構築した。
尚、2本の切欠き部は、開口部の幅90mm、深さ80mm、底部の幅90mm、アリ溝と左右の切欠き部との芯−芯間の間隔455mmとした。
−比較例1−
上記実施例1において、発泡ポリスチレンブロックにアリ溝のみ(上記実施例1と同一形状のアリ溝を同一位置)を加工し、同様の製法によって、中央に一本の突起部のみを有するセメント硬化物層が形成された外装構築部材を作製し、該外装構築部材を使用した以外は、上記実施例1と同様にして土木構造体を構築した。
構築した上記各構造体に対し、図8に示したように、壁面に薪Mを立てかけた状態で、30分間にわたって焚き火を行った。
焚き火の消火後、壁面温度が30℃程度になってから、それぞれの構造体を解体し、セメント硬化物層6の裏面側の発泡ポリスチレンブロック5の最も大きく溶融している箇所の溶融状態を観察した。
その結果、実施例1のものでは、図14に示したように、適宜な間隔で形成された3本の突起部8の存在によって、発泡ポリスチレンブロック5の熱溶融が抑えられ、溶融面積は小さく、しかも溶融せずに残った突起部8部分の発泡ポリスチレンブロック5aによって、安定的にセメント硬化物層6が支えられ、セメント硬化物層6の脱落が心配されるものではなかった。
また、実施例2及び実施例3のものでは、図15及び図16に示したように、突起部(凸条8b)8を両端又はほぼ両端に位置させて縦目地を形成させたことにより、縦目地部における発泡ポリスチレンブロック5の熱溶融が実施例1よりも一層抑えられており、しかも溶融せずに残った突起部8部分の発泡ポリスチレンブロック5aによって、安定的にセメント硬化物層6が支えられ、いずれにしてもセメント硬化物層6の脱落が心配されるものではなかった。
これに対し、比較例1のものでは、図17に示したように、発泡ポリスチレンブロック5が大きく熱溶融し、溶融せずに残った突起部8部分の発泡ポリスチレンブロック5aも細く、また一箇所のみであるため、セメント硬化物層6の脱落の危険性が大きいものであった。
本発明に係る土木構造体の一実施の形態である片側垂直壁の拡幅盛土を示した断面図である。 図1に示した構造体において、その外側表面を構成する本発明に係る土木構造体用外装構築部材の一実施の形態を示した表面視斜視図である。 図2に示した土木構造体用外装構築部材の発泡樹脂ブロック部分を想像線(二点鎖線)で示した背面視斜視図である。 本発明に係る土木構造体用外装構築部材の他の実施の形態について、その発泡樹脂ブロック部分を想像線(二点鎖線)で示した背面視斜視図である。 本発明に係る土木構造体用外装構築部材の更に他の実施の形態について、その発泡樹脂ブロック部分を想像線(二点鎖線)で示した背面視斜視図である。 本発明に係る土木構造体用外装構築部材の更に他の実施の形態について、その発泡樹脂ブロック部分を想像線(二点鎖線)で示した背面視斜視図である。 本発明に係る土木構造体用外装構築部材の更に他の実施の形態について、その発泡樹脂ブロック部分を想像線(二点鎖線)で示した背面視斜視図である。 図2および図3に示した外装構築部材を積み上げた状態を示した部分的な斜視図(実施例1の土木構造体の部分的な斜視図)である。 図2および図3に示した外装構築部材の変形例に係る外装構築部材を積み上げた状態を示した部分的な斜視図(実施例1の土木構造体の部分的な斜視図)である。 図2および図3に示した外装構築部材の更に他の変形例に係る外装構築部材を積み上げた状態を示した部分的な斜視図(実施例1の土木構造体の部分的な斜視図)である。 図10の態様の外装構築部材を形成するに際して、凸条を別体に形成し、それらを切欠き部に接着する様子を示した斜視図である。 図11に示した外装構築部材の上面図である。 図11に示した外装構築部材の正面図である。 実施例1の土木構造体について、図8におけるA−A線に沿う部分の発泡樹脂ブロックの溶融状態を示した断面図である。 実施例2の土木構造体について、図9におけるB−B線に沿う部分の発泡樹脂ブロックの溶融状態を示した断面図である。比較例1の土木構造体について、 実施例3の土木構造体について、図10におけるC−C線に沿う部分の発泡樹脂ブロックの溶融状態を示した断面図である。 比較例1の土木構造体について、図8におけるA−A線に沿う部分に相当する発泡樹脂ブロックの溶融状態を示した断面図である。
符号の説明
1 拡幅盛土
2 主構築部材
3 外装構築部材
4,5 発泡樹脂ブロック
6 セメント硬化物層
7 切欠き部
8,8a,8b,8c,8d,8e 突起部
9,9a,9b 凹部
9c 切欠き部
10 基礎
11 床版
12 地覆コンクリート
13 路盤
14 アスファルト舗装
15 凹部

Claims (4)

  1. 発泡樹脂ブロックからなる主構築部材を積み上げると共に、発泡樹脂ブロックの少なくとも1つの表面にセメント硬化物層を形成してなる外装構築部材を、前記積み上げた主構築部材の外側に、かつセメント硬化物層が外表面となるように配置して構築する土木構造体において、前記外装構築部材のセメント硬化物層に、前記発泡樹脂ブロックに侵入する突起部が、一体的に、かつ複数個が適宜な間隔で設けられていることを特徴とする、土木構造体。
  2. 上記突起部の1以上が、先端部に膨出部を有するアリ形状に形成され、上記発泡樹脂ブロックに形成されたアリ溝とアリ結合していることを特徴とする、請求項1に記載の土木構造体。
  3. 発泡樹脂ブロックの少なくとも1つの表面にセメント硬化物層を形成してなる土木構造体用外装構築部材において、前記セメント硬化物層に、前記発泡樹脂ブロックに侵入する突起部を、一体的に、かつ複数個を適宜な間隔で設けたことを特徴とする、土木構造体用外装構築部材。
  4. 上記突起部の1以上が、先端部に膨出部を有するアリ形状に形成され、上記発泡樹脂ブロックに形成されたアリ溝とアリ結合していることを特徴とする、請求項3に記載の土木構造体用外装構築部材。
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