JP2007008075A - プリンタのスキュー矯正方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 搬送途中に傾斜した印刷用紙を正しい姿勢に矯正することができるプリンタの矯正装置を提供する。
【解決手段】第1ローディングローラ1及び第1フィードローラ2による印刷用紙Aの搬送方向の下流側に、長手方向を印刷用紙Aの搬送方向と直交する方向に向けたストッパ部25を配置する。ストッパ部25に印刷用紙Aの先端面が突き当たった後、第1ローディングローラ1及び第1フィードローラ2を所定の回転数だけ回転させて印刷用紙Aの上流側の端部を下流側へ搬送する。
【選択図】図5

Description

この発明は、感熱フィルムや感熱紙等の印刷媒体が正しい姿勢に対して傾斜するというスキューを矯正するためのプリンタのスキュー矯正方法及びその方法を実施するのに好適な矯正装置に関する。
一般に、プリンタは、印刷媒体を搬送するフィードローラと、このフィードローラによって所定の位置に搬送された印刷媒体に印刷をするプリント部とを有している。プリンタ部において印刷するときスキューが生じていると、印刷内容がスキューの分だけ印刷媒体に対して傾斜してしまう。
そこで、下記特許文献1に記載のものにおいては、印刷媒体の搬送経路の両側に一対のガイドを設け、このガイドによって印刷媒体の両側面を案内することにより、スキューの発生を防止している。しかも、一対のガイドは、互いに接近離間する方向へ位置調節可能であり、それらの間隔を適宜に調節することにより、幅の異なる各種の印刷媒体を案内することが可能になっている。
特開2002−2969号公報
上記公報に記載のプリンタにおいては、印刷媒体の幅が異なる毎に一対のガイドの位置を調節しなければならず、調節に手間が掛かるという問題があった。また、一対のガイドを移動させるための機構が必要であり、コストアップが避けられないという問題があった。
上記の問題を解決するために、この発明に係るプリンタのスキュー矯正方法は、印刷媒体を搬送するフィードローラと、このフィードローラによる上記印刷媒体の搬送方向の下流側に配置され、上記印刷媒体に印刷をするプリント部とを備えたプリンタにおいて、上記印刷媒体の先端面を上記プリント部より所定距離だけ下流側に配置されたストッパ部に突き当てた状態で上記印刷媒体の上流側の端部を上記フィードローラによって所定距離だけ下流側へ搬送することを特徴としている。
この場合、上記印刷媒体の先端面が上記ストッパ部に突き当たる前に上記先端面を検出した後、上記フィードローラを所定回転数だけ回転させることにより、上記印刷媒体の先端面を上記ストッパ部に突き当たてた状態で上記印刷媒体の上流側の端部を上記フィードローラによって上記所定距離だけ下流側へ搬送することが望ましい。
このようにすれば、先端面がストッパに突き当たった印刷媒体の下端部をフィードロールによって正確に、かつ容易に所定距離だけ下流側へ搬送することができる。
上記の問題を解決するために、この発明に係るプリンタのスキュー矯正装置は、印刷媒体を搬送するフィードローラと、このフィードローラによる上記印刷媒体の搬送方向の下流側に配置され、上記印刷媒体に印刷をするプリント部とを備えたプリンタにおいて、上記プリント部より所定距離だけ上記印刷媒体の搬送方向の下流側に、上記印刷媒体の先端面に突き当たることによって上記印刷媒体の下流側への移動を阻止するストッパ部が配置されていることを特徴としている。
この場合、上記ストッパ部によって下流側への移動が阻止された上記印刷媒体の上流側の端部が下流側へ押されたときに、上記印刷媒体の搬送方向の中央部が両端部に対し上記印刷媒体の表裏両面のいずれの面側に向かって突出するかを決定する突出方向決定手段と、上記ストッパ部によって停止させられ、かつ搬送方向の中央部が両端部に対して突出するように湾曲した上記印刷媒体の中央部を突出方向と逆方向へ向かって押すことにより、上記印刷媒体の先端面を上記ストッパ部から離脱させる離脱手段とをさらに備えていることが望ましい。
この矯正装置によれば、印刷媒体の中央部を常に一定の方向へ突出させることができる。したがって、離脱手段は必ず突出した中央部を押すことができ、印刷媒体の先端面をストッパ部から離脱させることができる。
上記突出方向決定手段が上記印刷媒体に作用する重力であることが望ましい。重力によって突出方向を定めることにより、特別な機構が不要になり、それだけ装置の構造を簡単にすることができ、製造費を低減することができる。
上記プリント部が、サーマルヘッドと、このサーマルヘッドに対して相対的に接近離間可能なプラテンとを有しており、上記印刷媒体の搬送方向における上記サーマルヘッドの先端部に上記ストッパ部が上記プラテン側に突出するようにして設けられ、上記印刷媒体の中央部が上記突出方向決定手段により上記プラテンから上記サーマルヘッドへ向かう方向に突出させられることが望ましい。
このようにすれば、既存のプリンタをこの発明に係るプリンタとして容易に改造することができる。
上記サーマルヘッドが上記プラテンに対して接近離間移動可能とされ、上記サーマルヘッドに上記離脱手段としての押圧部材が設けられ、この押圧部材は、上記サーマルヘッドの上記プラテン側への接近移動に伴って上記印刷媒体の中央部を上記プラテン側へ押すことにより、上記印刷媒体の先端面を上記ストッパ部から離脱させることが望ましい。
このようにすれば、離脱手段を簡単な構造にすることができるとともに、既存のプリンタをこの発明に係るプリンタとして容易に改造することができる。
上記サーマルヘッドが上記印刷媒体の搬送方向における後端部を中心として回動可能とされることによって上記プラテンに対して接近離間移動可能とされ、上記押圧部材が上記サーマルヘッドの回動中心と上記ストッパ部との間に配置されていることが望ましい。
この場合も、離脱手段を簡単な構造にすることができるとともに、既存のプリンタをこの発明に係るプリンタとして容易に改造することができる。
上記フィードローラと上記ストッパ部との間に配置され、上記印刷媒体を検出する検出手段と、この検出手段による検出信号に基づいて上記フィードローラの回転数を制御する制御手段とをさらに備えていることが望ましい。
このような構造を採用することにより、印刷媒体の中央部の突出量を高精度で一定にすることができる。
上記特徴構成を有するこの発明において、印刷媒体をフィードローラによって所定の位置まで搬送すると、印刷媒体の先端面がストッパ部に突き当たる。このとき、印刷媒体が搬送方向に対して傾斜していると、印刷媒体の先端面の幅方向の一端部だけがストッパ部に突き当たる。その状態でフィードローラをさらに回転させると、印刷媒体の一端部は、ストッパ部によって搬送方向前方への移動が阻止されているので、停止状態を維持する。このとき、フィードローラは、印刷媒体の一端部に対してスリップしている。一方、印刷媒体の他端部は、先端面の他端部がストッパ部に突き当たるまでフィードローラの回転に伴って下流側へ搬送される。この結果、印刷媒体は、その先端面の一端部を中心として他端部がストッパ部に突き当たるまで回転する。これにより、印刷媒体のスキューが矯正される。したがって、この発明によれば、スキューの発生を防止する一対のガイドが不要であり、その分だけプリンタのコストを低減することができる。しかも、一対のガイドの位置調節も不要であるから、調節に要する手間を省くことができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、この発明に係るプリンタの要部を示す側面図である。このプリンタは、それぞれ水平な軸を中心として回転駆動される第1ローディングローラ1、第1フィードローラ(フィードローラ)2、第2ローディングローラ3及び第2フィードローラ(フィードローラ)4を有している。第1ローディングローラ1は、ピンチローラ5と協働して印刷用紙(印刷媒体)Aを下流側へ搬送する。第1フィードローラ2は、第1ローディングローラ1及びピンチローラ5によって搬送された印刷用紙Aをピンチローラ6と協働してさらに下流側へ搬送する。同様に、第2ローディングローラ3及び第2フィードローラ4は、それぞれピンチローラ7,8と協働して印刷用紙(印刷媒体)Bを下流側へ搬送する。第1ローディングローラ1及び第1フィードローラ2が使用されるか、第2ローディングローラ3及び第2フィードローラ4が使用されるかは、印刷用紙A,Bのいずれに印刷するかによって決まる。第1ローディングローラ1及び第1フィードローラ2と、第2ローディングローラ3及び第2フィードローラ4とのいずれか一方だけが設置されることもある。なお、印刷用紙A,Bは、紙でなく、プラスチックフィルムでもよい。
印刷用紙A及び印刷用紙Bの両搬送方向の中間方向(図1において左上方)の下流側には、水平な軸を中心として回転可能なガイドロール9と、下端部がガイドロール9と対向し、上端部が印刷用紙Aの搬送方向と印刷用紙Bとの搬送方向との中間方向たる左上方へ向かって延びるガイド板10が配置されている。いずれの印刷用紙A,Bもガイドロール9とガイド板10の間に搬送される。そして、印刷用紙A,Bは、ガイドロール9とガイド板10の間を通過した後、ガイド板10に沿って搬送される。搬送された印刷用紙A又は印刷用紙Bには、スキュー矯正が行われた後、印刷される。なお、以下においては、印刷用紙Aにスキュー矯正及び印刷が行われるものとして説明を進める。勿論、印刷用紙Bが搬送される場合には、印刷用紙Bに対してスキュー及び印刷が行われる。
説明の便宜上、まず印刷用紙Aに対する印刷について述べると、ガイド板10の下流側には、プリント部11が設けられている。プリント部11は、サーマルヘッド12及びプラテン13を有している。サーマルヘッド12は、ガイド板10の下面と対向するよう、ガイド板10の左方に配置されている。サーマルヘッド12の下端部(下流側の端部)は、ガイドロール9の回転軸と平行な回転軸によって回動可能に支持されている。プラテン13は、サーマルヘッド12の右側面上端部と対向するように配置されており、ガイドロール9の回転軸と平行な回転軸を中心として回動可能に支持されている。
プリント部11は、印刷用紙Aが所定の位置に搬送されると印刷を開始する。すなわち、第1ローディングローラ1及び第1フィードローラ2により、印刷用紙Aの先端縁がサーマルヘッド12とプラテン13との間を通って所定の位置まで搬送されると、第1ローディングローラ1及び第1フィードローラ2が停止する。その後、サーマルヘッド12が図1の時計方向へ回転させられ、サーマルヘッド12の上端部が印刷用紙Aを介してプラテン13に押圧接触させられる。そして、印刷用紙Aに印刷される。サーマルヘッド12及びプラテン13による印刷用紙Aへの印刷は、周知のものと同様であるのでその詳細な説明は省略する。プリント部11によって印刷された印刷用紙Aは、ガイドローラ17によって図1の右方へ搬送され、さらに排出ローラ15,16によって外部に排出される。
印刷用紙Aは、搬送方向に対して傾斜した状態で、つまり正しい姿勢に対して傾斜した状態でプリント部11に搬送されることがある。このようなスキューが生じた印刷用紙Aを正しい姿勢に矯正するために、このプリンタはスキュー矯正装置20を備えている。スキュー矯正装置20は、次のように構成されている。
図2及び図3に示すように、ガイドロール9の上流側近傍には、発光素子21と受光素子22とからなる検出手段23が設けられている。発光素子21及び受光素子22は、それらの間を印刷用紙A(B)が通過するように、しかも印刷用紙Aの幅方向における中央部と対向するように配置されている。発光素子1及び受光素子22からなる検出手段23は、印刷用紙Aの幅方向の中央部のみならず、幅方向の両端部にそれぞれ配置してもよい。検出手段23が印刷用紙Aの搬送方向における先端縁を検出すると、第1フィードローラ2(第2フィードローラ4)が所定の回転数だけ回転した後、停止する。これにより、印刷用紙Aは、その先端縁が検出手段23によって検出された後、所定の距離だけ下流側へ搬送される。印刷用紙Aの搬送距離は、第1フィードローラ2の回転駆動源としてステッピングモータ(図示せず)を用い、検出手段23の検出信号を受けたマイクロコンピュータ等の制御手段から所定の数のパルスをステッピングモータに供給することによって正確に制御することができる。
印刷用紙Aの搬送方向におけるサーマルヘッド12の下流側端部、つまり図3における上端部には、当接板24が固定されている。この当接板24の先端部24は、サーマルヘッド12のプラテン13と対向する側面からプラテン13側に突出させられており、この突出した先端部がストッパ部25になっている。ストッパ部25は、印刷用紙Aの搬送方向の先端面に突き当たることにより、印刷用紙Aを停止させる。
第1ローディングローラ1及び第1フィードローラ2は、印刷用紙Aがストッパ部25に突き当たった後、印刷用紙Aの下流側端部をさらに所定距離だけ搬送して停止する。したがって、第1ローディングローラ1及び第1フィードローラ2が停止したとき、印刷用紙Aは、その搬送方向における中央部が両端部に対して図2及び図3の左右いずれかの方向に突出するように湾曲させられる。ここで、印刷用紙Aが左上がりに傾斜しているので、印刷用紙Aは、それに作用する重力により、つまり印刷用紙Aの自重により、印刷用紙Aの中央部が上面(右側の面)から下面(左側の面)に向かう方向へ突出するように僅かに湾曲する。よって、印刷用紙Aは、ストッパ部25に突き当たった後、第1フィードローラ2によってさらに搬送されると、必ず中央部が両端部に対して左方(プラテン13側からサーマルヘッド12側へ向かう方向)へ突出するように湾曲する。換言すれば、印刷用紙Aの中央部が両端部に対しストッパ部25の先端部から基端部へ向かう方向に突出する。このとき、印刷用紙Aが湾曲するのを許容するために、ストッパ部25に突き当たっている印刷用紙Aの左方には、印刷用紙Aの湾曲を許容するのに十分な空間Sが確保されている。
サーマルヘッド12のプラテン13と対向する側面には、押圧板(押圧部材)26が固定されている。押圧板26は、押圧部26aを有している。この押圧部26aは、ストッパ部25に突き当たった印刷用紙Aの搬送方向における中央部と対向するように、しかもストッパ部25とガイドロール9の印刷用紙Aとの接触箇所とを結ぶ線とほぼ平行に配置されている。したがって、サーマルヘッド12がプラテン13に接近するように回転すると、押圧部26aは印刷用紙Aの搬送方向における中央部、つまり左方へ最も突出した部位(以下、山部という。)に突き当たる。その状態でサーマルヘッド12がプラテン13側へさらに回動すると、押圧部26aが山部を右方へ押す。このとき、ストッパ部25又はサーマルヘッド12の上端部が印刷用紙Aの先端部を右方へ押圧移動させるが、押圧部26が山部を右方へ押すことによって印刷用紙Aの先端部を右方へ押圧移動させる量は、ストッパ部25又はサーマルヘッド12の上端部が印刷用紙Aを右方へ押圧移動させる量より大きい。したがって、印刷用紙Aの先端部は、サーマルヘッド12のプラテン13側へ回動に伴ってストッパ部25に対して右方へ向かって移動させられる。そして、サーマルヘッド12がプラテン13に突き当たる前にストッパ部25の先端部(図2,3において右端部)からプラテン13側へ向かって離間させられる。すると、印刷用紙Aは、搬送方向前方へ搬送可能になる。
上記構成のプリンタによって印刷用紙Aに印刷する場合、印刷用紙Aは、第1ローディングローラ1によって搬送され、さらに第1フィードローラ2により、ガイドローラ9とガイド板10との間を通り、さらにガイド板10に沿って搬送される。第1フィードローラ2及び第1ローディングローラ1は、印刷用紙Aの先端面が検出手段23によって検出されてから所定回転数だけ回転した後、停止する。第1ローディングローラ1及び第1フィードローラ2が停止する前に印刷用紙Aの先端面がストッパ部25に突き当たる。なお、第1ローディングローラ1は、印刷用紙Aがストッパ部25に突き当たる前に印刷用紙Aの搬送が終了していることもあり、そのような場合、第1ローディングローラ1は、スキュー及び印刷のための印刷用紙Aの搬送には関与しない。
ここで、印刷用紙Aが正しい姿勢で搬送されているときには、印刷用紙Aの先端面全体がストッパ部25に同時に突き当たる。一方、印刷用紙Aが傾斜している場合には、図5に示すように、印刷用紙Aの先端面の両端部のうち、傾斜することによって先行する端部(この例では、図5において左側の端部)がまずストッパ部25に突き当たる。その状態で第1ローディングローラ1及び第1フィードローラ2が回転すると、印刷用紙Aの左側の部分は、第1ローディングローラ1及び第1フィードローラ2に対して相対的に滑り、停止状態を維持する。一方、印刷用紙Aの右側の部分は、第1ローディングローラ1及び第1フィードローラ2によって下流側へ搬送される。この結果、印刷用紙Aがその先端面の左側の端部を中心として反時計方向へ回転し、図6に示すように、印刷用紙Aの先端面全体がストッパ部25に突き当たる。これにより、印刷用紙Aのスキューが矯正され、印刷用紙Aが正しい姿勢になる。
このように、印刷用紙Aのスキュー矯正が、ストッパ部25による印刷用紙Aの停止し、第1ローディングローラ1及び第1フィードローラ2による印刷用紙Aの搬送だけで行われるから、一対のガイドが全く不要である。したがって、一対のガイドの設置費用及びそれらの位置調節に要する手間を省くことができる。
スキューの発生の有無に拘わらず、第1ローディングローラ1及び第1フィードローラ2は、印刷用紙Aの先端面がストッパ部25に突き当たった後、所定の回転数だけ回転する。この結果、図3に示すように、印刷用紙Aの中央部が押圧部26aに接近するように湾曲させられる。その後、第1ローディングローラ1及び第1フィードローラ2が停止する。
第1ローディングローラ1及び第1フィードローラ2が停止すると、サーマルヘッド12がプラテン13に接近するように回動する。すると、押圧部26aが印刷用紙Aの山部に突き当たり、これをプラテン13側へ押す。これにより、印刷用紙Aの先端部が、図3において破線及び一点鎖線で示すように、ストッパ部25に対してその先端側へ相対移動させられ、ストッパ部25から離間する。その後、サーマルヘッド12が印刷用紙Aを介してプラテン13に突き当たる。そして、印刷媒体Aに印刷が行われる。印刷された印刷用紙Aは、排出ローラ15,16によって外部に排出される。
なお、この発明は、上記の実施の形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
例えば、上記の実施の形態では、印刷用紙A,Bとして感熱記録媒体が用いられている関係上、サーマルヘッド12及びプラテン13を有するプリント部11が用いられているが、感熱記録媒体以外の通常の印刷用紙を用いる場合には、サーマルヘッド、プラテン及びインクリボンを有するプリント部を用いてもよく、あるいはインクジェットノズルを備えたプリント部を採用してもよい。
また、上記の実施の形態においては、湾曲した印刷用紙Aの突出した中央部を押すことによって印刷用紙Aの先端面をストッパ部25から離脱させているが、ストッパ部25を移動可能にすることにより、より具体的述べると、ストッパ部25がサーマルヘッド12のプラテン13との対向面から出没するように、当接板24をサーマルヘッド12に移動可能に設け、ストッパ部25をサーマルヘッド12のプラテン13との対向面から引っ込めることにより、印刷用紙Aの先端面をストッパ部25から離脱させるようにしてもよい。
本発明に係るプリンタの概略構成を示す側面図である。 本発明に係るプリンタの要部をサーマルヘッドが初期位置に位置している状態で示す図である。 本発明に係るプリンタの要部をサーマルヘッドがプラテンに向かって回動している途中の状態で示す図である。 本発明に係るプリンタの要部をサーマルヘッドがプラテンに突き当たった状態で示す図である。 本発明に係る印刷用紙が傾斜した状態でストッパ部に突き当たった状態を示す図である。 本発明に係る印刷用紙の先端面全体がストッパ部に突き当たった状態を示す図である。
符号の説明
A…印刷用紙(印刷媒体)
B…印刷用紙(印刷媒体)
2…第1フィードローラ(フィードローラ)
4…第1フィードローラ(フィードローラ)
11…プリント部
12…サーマルヘッド
13…プラテン
20…スキュー矯正装置
23…検出手段
25…ストッパ部
26…押圧板(押圧手段)

Claims (9)

  1. 印刷媒体を搬送するフィードローラと、このフィードローラによる上記印刷媒体の搬送方向の下流側に配置され、上記印刷媒体に印刷をするプリント部とを備えたプリンタにおいて、
    上記印刷媒体の先端面を上記プリント部より所定距離だけ下流側に配置されたストッパ部に突き当てた状態で上記印刷媒体の上流側の端部を上記フィードローラによって所定距離だけ下流側へ搬送することを特徴とするプリンタのスキュー矯正方法。
  2. 上記印刷媒体の先端面が上記ストッパ部に突き当たる前に上記先端面を検出した後、上記フィードローラを所定回転数だけ回転させることにより、上記印刷媒体の先端面が上記ストッパ部に突き当たった状態で上記印刷媒体の上流側の端部を上記フィードローラによって上記所定距離だけ下流側へ搬送することを特徴とする請求項1に記載のプリンタのスキュー矯正方法。
  3. 印刷媒体を搬送するフィードローラと、このフィードローラによる上記印刷媒体の搬送方向の下流側に配置され、上記印刷媒体に印刷をするプリント部とを備えたプリンタにおいて、
    上記プリント部より所定距離だけ上記印刷媒体の搬送方向の下流側に、上記印刷媒体の先端面に突き当たることによって上記印刷媒体の下流側への移動を阻止するストッパ部が配置されていることを特徴とするプリンタのスキュー矯正装置。
  4. 上記ストッパ部によって下流側への移動が阻止された上記印刷媒体の上流側の端部が下流側へ押されたときに、上記印刷媒体の搬送方向の中央部が両端部に対し上記印刷媒体の表裏両面のいずれの面側に向かって突出するかを決定する突出方向決定手段と、上記ストッパ部によって停止させられ、かつ搬送方向の中央部が両端部に対して突出するように湾曲した上記印刷媒体の中央部を突出方向と逆方向へ向かって押すことにより、上記印刷媒体の先端面を上記ストッパ部から離脱させる離脱手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項3に記載のプリンタのスキュー矯正装置。
  5. 上記突出方向決定手段が上記印刷媒体に作用する重力であることを特徴とする請求項4に記載のプリンタのスキュー矯正装置。
  6. 上記プリント部が、サーマルヘッドと、このサーマルヘッドに対して相対的に接近離間可能なプラテンとを有しており、上記印刷媒体の搬送方向における上記サーマルヘッドの先端部に上記ストッパ部が上記プラテン側に突出するようにして設けられ、上記印刷媒体の中央部が上記突出方向決定手段により上記プラテンから上記サーマルヘッドへ向かう方向に突出させられることを特徴とする請求項4又は5に記載のプリンタのスキュー矯正装置。
  7. 上記サーマルヘッドが上記プラテンに対して接近離間移動可能とされ、上記サーマルヘッドに上記離脱手段としての押圧部材が設けられ、この押圧部材は、上記サーマルヘッドの上記プラテン側への接近移動に伴って上記印刷媒体の中央部を上記プラテン側へ押すことにより、上記印刷媒体の先端面を上記ストッパ部から離脱させることを特徴とする請求項6に記載のプリンタのスキュー矯正装置。
  8. 上記サーマルヘッドが上記印刷媒体の搬送方向における後端部を中心として回動可能とされることによって上記プラテンに対して接近離間移動可能とされ、上記押圧部材が上記サーマルヘッドの回動中心と上記ストッパ部との間に配置されていることを特徴とする請求項7に記載のプリンタのスキュー矯正装置。
  9. 上記フィードローラと上記ストッパ部との間に配置され、上記印刷媒体を検出する検出手段と、この検出手段による検出信号に基づいて上記フィードローラの回転数を制御する制御手段とをさらに備えていることを特徴とする請求項3〜8のいずれかに記載のプリンタのスキュー矯正装置。

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