JP2007006358A - デジタルカメラ及びデジタル一眼レフカメラ - Google Patents

デジタルカメラ及びデジタル一眼レフカメラ Download PDF

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Abstract

【課題】スルー画出力が可能な一眼レフカメラであっても、フレーミングを決定する際にイメージャにダメージを与えることのないデジタルカメラ及びデジタル一眼レフカメラを提供することである。
【解決手段】撮影レンズを有する交換レンズ80を介して入射する被写体光量は、絞り駆動回路84及び絞りモータ85を介して、絞り機構102によって調節される。また、交換レンズ80から、開放絞り値を含むレンズデータが、演算部81を介して演算部50に取得される。そして、スルー画モードが設定された際に、演算部50により、取得されたレンズデータに基づいて絞り機構102の初期値が設定される。また、演算部50によって、上記スルー画の表示の実行中に、測光センサ56で検出された被写体輝度データに基づいて絞り機構102の絞り値の設定が変更される。
【選択図】図4

Description

本発明はデジタルカメラに関し、より詳細には観察中の画像と撮影中の画像とを表示画面に表示可能なデジタル一眼レフカメラの改良に関するものである。
従来より、撮影レンズ等の撮影光学系により結像される被写体像を、撮像素子によって光電変換し、これにより得られた画像信号に基づいて液晶モニタ等の画像表示装置に表示するカメラが一般的に知られている。
こうした被写体像を表示するカメラとしては、本露出用の露出手段とは別に、被写界のモニタ用に別の撮像手段を設けてファインダ光学系内にハーフミラーを配置し、スルー画(ほぼリアルタイムの動画像)表示用の撮像素子に被写体光束を導くカメラが知られている。この場合、スルー画表示モードでは、撮像素子によって繰り返し撮像を行い、表示装置に表示するものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−165730号公報
一方で、レンズ交換式のデジタル一眼レフレックス(以下、単に一眼レフと記す)カメラに於いては、Fナンバ(FNo.)の明るいレンズや望遠レンズが装着された状態で、太陽を画面内にフレーミングした際、イメージャにダメージを与える危険性があった。特に、スルー画出力が可能な一眼レフカメラに於いては、フレーミングを決定する際にもイメージャは露光され続けるため、ダメージを与えるリスクの高いものとなっていた。
したがって、本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、スルー画出力が可能な一眼レフカメラであっても、フレーミングを決定する際にイメージャにダメージを与えることのないデジタルカメラ及びデジタル一眼レフカメラを提供することを目的とする。
すなわち請求項1に記載の発明は、被写体像を連続的に撮像して表示するスルー画モードを有するデジタル一眼レフカメラに於いて、交換可能な撮影レンズと、上記撮影レンズを介して入射する被写体光量を調節するための絞り機構と、上記撮影レンズから、開放絞り値を含むレンズデータを取得するデータ取得手段と、上記スルー画モードが設定された際に、上記データ取得手段で取得された上記レンズデータに基づいて上記絞り機構の初期値を設定する設定手段と、被写体輝度を検出する測光手段と、上記スルー画表示の実行中に、上記測光手段で検出された被写体輝度データに基づいて上記絞り機構の絞り値の設定を変更する変更手段と、を具備することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記変更手段は、上記被写体輝度の変化に応じて上記絞り値を所定段数ずつ変更することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記変更手段は、上記絞り機構の絞りが開放で、上記被写体輝度が所定値よりも高輝度で、且つ、上記撮影レンズが大口径レンズの場合、上記絞り機構を所定値まで絞り込むことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記測光手段は、上記スルー画像の輝度分布に基づいて上記被写体輝度を検出することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、レンズ交換可能なデジタル一眼レフカメラに於いて、一駒毎の撮像と、一定間隔で連続した撮像が可能な撮像素子と、連続した撮像モードを選択可能とする選択手段と、レンズに固有の情報を記憶した記憶手段と、上記交換レンズに内蔵された光量制御手段と、被写体の輝度状態を測定する測定手段と、を具備し、上記光量制御手段は、連続した撮像モードが選択された際に、被写体輝度が所定値を超えた場合に光量を削減することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明に於いて、上記光量制御手段は、上記レンズ内の絞り部材で構成されることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、レンズ交換可能なデジタル一眼レフカメラに於いて、一駒毎の撮像と、一定間隔で連続した撮像が可能な撮像素子と、連続した撮像モードを選択可能とする選択手段と、レンズに固有の情報を記憶した記憶手段と、上記交換レンズに内蔵された光量制御手段と、被写体の輝度状態を測定する測定手段と、連続した撮像モードが選択された際には、上記情報伝達手段で取得された上記装着されたレンズの固有の情報を基に、上記光量制御手段にて光量を所定の状態に設定する制御手段と、を具備し、上記光量制御手段は、上記所定の状態にて連続した撮像モードが継続中に、被写体の輝度状態が所定値を超えた場合には光量を制御することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明に於いて、上記測定手段は、撮像画像の輝度分布状態の検出であることを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、被写体像を連続的に撮像して表示するスルー画モードを有するデジタル一眼レフカメラに於いて、交換可能な撮影レンズと、一駒毎の撮像と、一定間隔で連続した撮像が可能な撮像素子と、連続した撮像モードを選択可能とする選択手段と、上記交換レンズに内蔵された被写体光量を調節する光量調節手段と、被写体の輝度状態を検出する測光手段と、上記選択手段で連続した撮像モードが選択された場合に、上記測光手段で検出された被写体輝度が所定値を超えた場合には上記光量調節手段による光量を削減するように制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明に於いて、上記光量調節手段は、上記撮影レンズ内の絞り部材で構成されることを特徴とする。
本発明によれば、スルー画出力が可能な一眼レフカメラであっても、フレーミングを決定する際にイメージャにダメージを与えることのないデジタルカメラ及びデジタル一眼レフカメラを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
図1及び図2は、本発明の一実施形態を示すもので、本発明に係るデジタル一眼レフカメラの本体部の構成を示す断面図であり、図1は被写体観察時の状態を示した図、図2は撮影時の状態を示した図である。また、図3は、本実施形態に於けるデジタル一眼レフカメラの交換レンズの構成を示す断面図である。
図1及び図2に於いて、このデジタル一眼レフカメラ(以下、カメラと略記する)は、カメラ本体部としてのカメラボディ10と、図3に示される交換レンズ80とから主に構成されており、該カメラボディ10の前面部に設けられたボディマウント42に、所望の交換レンズ80が着脱自在に装着される。
図1に於いて、図示されない交換レンズより入射された被写体光束は、その一部がハーフミラーで構成されたメインミラー11の表面で反射され、更にスクリーン12を介してプリズム13に入射する。プリズム13に入射された被写体光束は、プリズム13内の反射面とミラーA(以下、ミラー(A)と記す)15で反射され、複数のレンズで構成されるリレー系レンズ16を介して、更にミラーB(以下、ミラー(B)と記す)17及びミラーC(以下、ミラー(C)と記す)18で反射され、複数のレンズで構成された接眼系レンズ20を通って、図示されない撮影者の眼により観察される。尚、上記プリズム13、ミラー(A)15、リレー系レンズ16、ミラー(B)17及びミラー(C)18は、リレー光学系を構成している。これらリレー光学系は、スクリーン12上に結像された被写体像を、コントローラ(C)18と接眼系レンズ20の間に再度結像させるためのものである。
上記ミラー(B)17はハーフミラーで構成されているもので、その入射光の一部はミラー(B)17を透過し、該ミラー(B)17の後方に配置された再結像系レンズ22を介してサブイメージャ23に導かれる。このサブイメージャ23は、後述する第1の撮像素子であるイメージャ35に対して第2の撮像素子を構成している。また、ミラー(C)18の近傍には、ファインダ内に撮影情報等を表示するためのファインダ内表示用LCD26と、このファインダ内表示用LCD26で表示された撮影情報等を、接眼系レンズ20を介して撮影者の眼に導くための表示プリズム25が配置されている。
上記メインミラー11を透過した被写体光束は、メインミラー11の裏面側に取り付けられたサブミラー30によって反射されて自動測距及び測光を行うための測定手段であるAFAEユニット31に導かれる。
尚、上記メインミラー11は、軸11aを中心に回動可能に設けられている光路変更手段である。被写体観察時は図1に示される位置に配置されており、撮影時は軸11aを中心に上方に移動して、図2に示されるように、撮影光路より退避された位置(退避位置)となる。このとき、サブミラー30は、メインミラー11が退避位置に移動される際に折りたたまれて、メインミラー11と共に退避位置に移動される。
撮影光軸上でメインミラー11の後方には、フォーカルプレーンシャッタ33、ローパスフィルタ34及びイメージャプレート36に装着された第1の撮像素子であるイメージャ35が、配設されている。また、イメージャプレートの後方には、種々の電気部品が装填された基板38が配置されている。更に、この基板38の後方には、液晶ディスプレイ等で構成されたモニタ40が配置されている。撮影者は、カメラボディ10の背面側に設けられたモニタ窓41を通して、モニタ40の画面に表示された画像を視認することができる。
一方、交換レンズ80は、図3に示されるように構成されている。
この交換レンズ80は、内部にフォーカスレンズ101aとズームレンズ101bから構成される撮影レンズ101を有している。そして、上記フォーカスレンズ101aとズームレンズ101bの間に、光量調節手段または光量制御手段としての絞り102が配置されている。更に、この交換レンズ80の外部で、且つ図示されないカメラボディ10側には、該交換レンズ80をカメラボディ10に装着するための、ボディマウント42と係合するレンズ側のレンズマウント105が設けられている。これらボディマウント42とレンズマウント105との係合により、交換レンズ80はカメラボディ10に着脱自在となっている。
図4は、本実施形態に於けるデジタル一眼レフカメラの電気系の構成を示すブロック図である。尚、このカメラのブロック図は、交換レンズが装着された状態を示している。
図4に於いて、演算部50は、このカメラ全体の制御を司ると共に演算を行うためのもので、データ取得手段、設定手段、選択手段、変更手段及び制御手段の機能を有する、例えばCPU等により構成される。この演算部50には、モータ駆動回路51を介してシャッタミラー駆動モータ52が接続されると共に、シャッタ制御回路53を介してフォーカルプレーンシャッタ33が接続されている。
また、上記演算部50には、AFAEユニット31内に設けられた測距センサ55及び被写体の明るさを測定する測光センサ(測光手段)56と、シャッタチャージが行われたときに切り替わるチャージカムスイッチ(SW)57と、フォーカルプレーンシャッタ33の先幕(図示せず)に取り付けられるもので、シャッタの開口部の全開状態を検出するための先幕スイッチ(SW)58と、イメージャ35を駆動するためのイメージャ駆動回路60と、サブイメージャ23を駆動するためのサブイメージャ駆動回路61と、モニタ40を駆動するためのモニタ駆動回路62と、ファインダ内表示用LCD26を駆動するためのLCD駆動回路63とが接続されている。
更に、演算部50には、操作釦65と、操作ダイヤル66と、レリーズスイッチ(SW)67と、記録メディア69と、メモリ70と、画像データメモリ71とが接続されている。操作釦65は、図示されないがメニュー釦、十字キー、OK釦等から成るもので、このカメラに種々の操作を行わせるためのものである。操作ダイヤル66は、撮影時の撮影モードやスルー画モード等の選択を行うための選択手段としての操作部材である。
レリーズスイッチ67は、撮影準備動作及び露光動作を実行させるための釦である。このレリーズスイッチ67は、第1レリーズスイッチと第2レリーズスイッチの2段式のスイッチで構成されており、図示されないレリーズ釦が半押し操作されることによって、第1レリーズスイッチがオンされて測光処理や測距処理などの撮影準備動作が実行される。また、上記レリーズ釦が全押し操作されることによって、第2レリーズスイッチがオンされて露光動作が実行される。
上記記録メディア69は、図示されないカメラのインターフェイスを介してカメラボディ10に対し脱着可能な各種のメモリカードや外付けのハードディスクドライブ(HDD)等の記録媒体である。メモリ70は、デジタルカメラ全体の制御を行うための制御プログラムが予め記憶されているものである。また、画像データメモリ71は、画像データを一時的に保管するためのメモリである。
一方、交換レンズ80には、該交換レンズ80内の各部を駆動制御するもので、CPU等で構成され、データ取得手段である演算部81を有している。この演算部81には、モータ駆動回路82を介してフォーカスモータ83と、絞り駆動回路84を介して絞りモータ85と、フォーカスパルスカウンタ87と、ズームエンコーダ88と、メモリ90とが接続されている。
上記フォーカスモータ83は、上記カメラボディ10内の測距センサ55の測距結果に基づいてフォーカスレンズ101aを駆動するためのモータである。同様に、絞りモータ85は、上記カメラボディ10内の測光センサ56の測光結果に基づいて、光量調節手段または光量制御手段である絞り機構(絞り)102を駆動するためのモータである。フォーカスパルスカウンタ87は、上記フォーカスレンズを駆動させるにあたり、該フォーカスレンズの移動を検出して位置制御を行うためのものである。また、ズームエンコーダ88は、図示されない撮影レンズの焦点距離に応じた移動信号を検出して演算部81に出力する。更に、メモリ90は、この交換レンズ80内のレンズ情報が記憶されている記憶手段である。
尚、演算部81は、図示されない通信コネクタ等を介して、カメラボディ10内の演算部50と電気的に接続がなされる。そして、演算部81は、カメラボディ10の演算部50の指令に従って制御される。
次に、本発明の一実施形態に係るカメラの動作について説明する。
このカメラは、操作ダイヤル66が操作されてスルー画モードが選択されることにより、スルー画モードに入る。これにより、図示されないメインルーチンから図5に示されるスルー画モードのサブルーチンが動作される。
図5は、本発明の一実施形態に於いてスルー画モードでのカメラの動作を説明するフローチャートである。尚、このカメラの動作は、主にカメラボディ10内の演算部50の制御によって行われる。
スルー画モードのルーチンに入ると、先ず、ステップS1に於いて、交換レンズ80側と通信が行われて、演算部81より当該交換レンズ80のレンズ情報が読み込まれる。このレンズ情報は、例えば、最小絞り、開放絞り、焦点距離等の情報である。次いで、ステップS2にて、絞りの初期設定が行われる。ここでは、開放以外の絞りが設定される。また、2回目以降の場合は、後述するステップS6のサブルーチン「絞り変更」で変更された絞り値に応じて設定される。
そして、ステップS3にて、サブイメージャ駆動回路61を介してサブイメージャ23がオンされると、続くステップS4にてサブイメージャ23により得られた被写体像が読み出される。更に、ステップS5にて、上記ステップS4で読み出された被写体像が、モニタ40に表示される。このようにして、サブイメージャ23によるスルー画表示が行われる。次に、ステップS6にて、サブルーチン「絞り変更」が実行される。
ここで、図6のフローチャートを参照して、図5のフローチャートのステップS6に於けるサブルーチン「絞り変更」の詳細な動作について説明する。
本サブルーチンに入ると、先ず、ステップS21にて、測光センサ56により輝度分布測定が行われる。次いで、ステップS22に於いて、現在の絞りが開放であるか否かが判定される。ここで、絞りが開放であればステップS23に移行し、そうでなければステップS26に移行する。
ステップS23では、被写体が高輝度であるか否かが判定される。ここでは、例えば、輝度分布の飽和領域が50%以上であるか否かが判定される。その結果、高輝度であればステップS24へ移行して、カメラボディ10に装着されている交換レンズ80が大口径レンズであるか否か、例えばこの場合FNo.が2.0より明るいか否かが判定される。装着されている交換レンズ80が大口径レンズである場合は、ステップS25に移行して、絞り102が最小絞りまで絞り込まれる。その後、本ルーチンを抜けて図5のフローチャートのステップS7へ移行する。尚、上記ステップS25では、最小絞りまで絞るとしているが、イメージャ35に影響を与えない程度の絞り値であれば、例えばFNo.8.0程度であってもよい。
一方、上記ステップS26に於いては、低輝度限界であるか否かが判定される。ここで、低輝度限界であると判定された場合は、ステップS27に移行して、絞り102が1段分開かれる。その後、本ルーチンを抜けて図5のフローチャートのステップS7へ移行する。
そして、上記ステップS26にて低輝度限界でない場合、ステップS23で高輝度でない場合、更にステップS24で大口径レンズでない場合は、何れもステップS28に移行して、絞り102が最小絞りであるか否かが判定される。その結果、最小絞りである場合は本ルーチンを抜け、そうでない場合はステップS29へ移行する。ステップS29では、被写体が高輝度であるか否かが判定される。ここで、高輝度である場合は、ステップS30に移行して絞り102が1段分絞り込まれた後、本ルーチンを抜けて図5のフローチャートのステップS7へ移行する。また、上記ステップS29にて被写体が高輝度でない場合は、ステップS30をスキップして本ルーチンを抜ける。
尚、上記ステップS27及びS30では絞り102が1段分動かされるが、1段に限られるものではなく、複数段であってもよい。
このようにしてステップS6で「絞り変更」の処理が実行された後は、ステップS7に於いて、上述した2段式のレリーズスイッチ67の半押し状態である第1(1st)レリーズスイッチの状態が判定される。ここで、第1レリーズスイッチがオンされなければ、ステップS8に移行して、レンズ交換が行われたか、或いは焦点距離が変更されたか否かが判定される。ここで、何れかの操作が行われた場合は上記ステップS1に移行して上述した処理動作が繰り返され、そうでない場合は後述するステップS18に移行する。
一方、上記ステップS7で第1レリーズスイッチがオンされたならば、ステップS9に移行して、AFの状態が判定される。その結果、まだAFが完了していない場合は、ステップS10に移行してAF、AEが実行される。その後、上記ステップS3に移行して上述した処理動作が繰り返される。上記ステップS9にてAFが完了したならば、ステップS11に移行して、上述した第2レリーズスイッチの状態が判定される。ここで、第2レリーズスイッチがオンされていない場合は、上記ステップS3に移行して上述した処理動作が繰り返される。
上記ステップS11にて第2レリーズスイッチがオンされたならば、ステップS12に移行してモニタ40が消灯される。続いて、ステップS13にてサブイメージャ23の駆動が停止される。更に、ステップS14にて、シャッタミラー駆動モータ52によりメインミラー11がアップされる。すなわち、図1に示されるような撮影光路内から、図2に示されるような退避位置まで移動される。次いで、ステップS15にてイメージャ35による露光、すなわち撮像が行われる。そして、ステップS16では、この撮像によって取り込まれた被写体像が読み出される。
その後、ステップS17にて、シャッタミラー駆動モータ52によるメインミラー11のダウン(図2に示される退避位置から図1に示される撮影光路内への復帰)が行われる。そして、ステップS18に於いて、モード変更が行われたか否かが判定される。ここで、変更されずにスルー画モードのままであれば、上記ステップS3に移行して上述した処理動作が繰り返される。また、モードが変更された場合は、本ルーチンを抜けて図示されないメインルーチンに復帰する。
このように、本実施形態によれば、スルー画モード時の設定絞り値を制御するので、フレーミングを決定する際に極めて高輝度の被写体が画面内にフレーミングされることがあっても、イメージャにダメージを与えることがなくなる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態以外にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
本発明の一実施形態を示すもので、本発明に係るデジタル一眼レフカメラの本体部の構成を示す断面図であり、被写体観察時の状態を示した図である。 本発明の一実施形態を示すもので、本発明に係るデジタル一眼レフカメラの本体部の構成を示す断面図であり、撮影時の状態を示した図である。 本発明の一実施形態に於けるデジタル一眼レフカメラの交換レンズの構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係るデジタル一眼レフカメラの電気系の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に於いてスルー画モードでのカメラの動作を説明するフローチャートである。 図5のフローチャートのステップS6に於けるサブルーチン「絞り変更」の詳細な動作について説明するフローチャートである。
符号の説明
10…カメラボディ、11…メインミラー、12…スクリーン、13…プリズム、15…ミラーA(ミラー(A))、16…リレー系レンズ、17…ミラーB(ミラー(B))、18…ミラーC(ミラー(C))、20…接眼系レンズ、22…再結像系レンズ、23…サブイメージャ、25…表示プリズム、26…ファインダ内表示用LCD、30…サブミラー、31…AFAEユニット、33…フォーカルプレーンシャッタ、34…ローパスフィルタ、35…イメージャ、36…イメージャプレート、38…基板、40…モニタ、41…モニタ窓、42…ボディマウント、51…モータ駆動回路、52…シャッタミラー駆動モータ、53…シャッタ制御回路、55…測距センサ、56…測光センサ、57…チャージカムスイッチ(SW)、58…先幕スイッチ(SW)、60…イメージャ駆動回路、61…サブイメージャ駆動回路、62…モニタ駆動回路、63…LCD駆動回路、65…操作釦、66…操作ダイヤル、67…レリーズスイッチ(SW)、69…記録メディア、70…メモリ、71…画像データメモリ、80…交換レンズ、81…演算部、82…モータ駆動回路、83…フォーカスモータ、84…絞り駆動回路、85…絞りモータ、87…フォーカスパルスカウンタ、88…ズームエンコーダ、90…メモリ、101…撮影レンズ、101a…フォーカスレンズ、101b…ズームレンズ、102…絞り機構(絞り)、105…レンズマウント。

Claims (10)

  1. 被写体像を連続的に撮像して表示するスルー画モードを有するデジタル一眼レフカメラに於いて、
    交換可能な撮影レンズと、
    上記撮影レンズを介して入射する被写体光量を調節するための絞り機構と、
    上記撮影レンズから、開放絞り値を含むレンズデータを取得するデータ取得手段と、
    上記スルー画モードが設定された際に、上記データ取得手段で取得された上記レンズデータに基づいて上記絞り機構の初期値を設定する設定手段と、
    被写体輝度を検出する測光手段と、
    上記スルー画表示の実行中に、上記測光手段で検出された被写体輝度データに基づいて上記絞り機構の絞り値の設定を変更する変更手段と、
    を具備することを特徴とするデジタルカメラ。
  2. 上記変更手段は、上記被写体輝度の変化に応じて上記絞り値を所定段数ずつ変更することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  3. 上記変更手段は、上記絞り機構の絞りが開放で、上記被写体輝度が所定値よりも高輝度で、且つ、上記撮影レンズが大口径レンズの場合、上記絞り機構を所定値まで絞り込むことを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  4. 上記測光手段は、上記スルー画像の輝度分布に基づいて上記被写体輝度を検出することを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  5. レンズ交換可能なデジタル一眼レフカメラに於いて、
    一駒毎の撮像と、一定間隔で連続した撮像が可能な撮像素子と、
    連続した撮像モードを選択可能とする選択手段と、
    レンズに固有の情報を記憶した記憶手段と、
    上記交換レンズに内蔵された光量制御手段と、
    被写体の輝度状態を測定する測定手段と、
    を具備し、
    上記光量制御手段は、連続した撮像モードが選択された際に、被写体輝度が所定値を超えた場合に光量を削減することを特徴とするデジタル一眼レフカメラ。
  6. 上記光量制御手段は、上記レンズ内の絞り部材で構成されることを特徴とする請求項5に記載のデジタル一眼レフカメラ。
  7. レンズ交換可能なデジタル一眼レフカメラに於いて、
    一駒毎の撮像と、一定間隔で連続した撮像が可能な撮像素子と、
    連続した撮像モードを選択可能とする選択手段と、
    レンズに固有の情報を記憶した記憶手段と、
    上記交換レンズに内蔵された光量制御手段と、
    被写体の輝度状態を測定する測定手段と、
    連続した撮像モードが選択された際には、上記情報伝達手段で取得された上記装着されたレンズの固有の情報を基に、上記光量制御手段にて光量を所定の状態に設定する制御手段と、
    を具備し、
    上記光量制御手段は、上記所定の状態にて連続した撮像モードが継続中に、被写体の輝度状態が所定値を超えた場合には光量を制御することを特徴とするデジタル一眼レフカメラ。
  8. 上記測定手段は、撮像画像の輝度分布状態の検出であることを特徴とする請求項7に記載のデジタル一眼レフカメラ。
  9. 被写体像を連続的に撮像して表示するスルー画モードを有するデジタル一眼レフカメラに於いて、
    交換可能な撮影レンズと、
    一駒毎の撮像と、一定間隔で連続した撮像が可能な撮像素子と、
    連続した撮像モードを選択可能とする選択手段と、
    上記交換レンズに内蔵された被写体光量を調節する光量調節手段と、
    被写体の輝度状態を検出する測光手段と、
    上記選択手段で連続した撮像モードが選択された場合に、上記測光手段で検出された被写体輝度が所定値を超えた場合には上記光量調節手段による光量を削減するように制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とするデジタル一眼レフカメラ。
  10. 上記光量調節手段は、上記撮影レンズ内の絞り部材で構成されることを特徴とする請求項9に記載のデジタル一眼レフカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008294668A (ja) * 2007-05-23 2008-12-04 Canon Inc 撮像装置及びその制御方法

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