JP2007005186A - 燃料電池及び燃料電池スタック - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構成で、電解質・電極接合体の損傷を有効に阻止するとともに、所望の集電性を確保することを可能にする。
【解決手段】燃料電池11は、電解質・電極接合体26を挟持する一対のセパレータ28を備える。セパレータ28は、複数の円板部36を有し、各円板部36の面36aには、燃料ガス通路46を形成するための複数の突起部48が設けられる。円板部36の面36bには、酸化剤ガス通路62を形成し、且つ前記カソード電極22に密着する変形可能な導電性メッシュ部材64が配設される。電解質・電極接合体26では、カソード電極22の表面積がアノード電極24の表面積よりも小さく設定される。
【選択図】図3

Description

本発明は、電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体とセパレータとが積層される燃料電池、及び前記燃料電池が複数積層される燃料電池スタックに関する。
通常、固体電解質型燃料電池(SOFC)は、電解質に酸化物イオン導電体、例えば、安定化ジルコニアを用いており、この電解質の両側にアノード電極及びカソード電極を配設した電解質・電極接合体(単セル)を、セパレータ(バイポーラ板)によって挟持している。この燃料電池は、通常、単セルとセパレータとが所定数だけ積層された燃料電池スタックとして使用されている。
この種の固体電解質型燃料電池としては、例えば、特許文献1に開示されている内部マニホールド形式の平板型固体電解質燃料電池が知られている。この燃料電池は、図32に示すように、固体電解質層1を挟持して燃料極2と空気極3とが配設される単電池を備え、この単電池の両側には、セパレータ4がスペーサ5を介装して積層されている。燃料極2側には、弾性率の小さな集電体6が配設されている。
セパレータ4には、酸化剤ガス流路凸部7が前記セパレータ4とスペーサ5とのガスシール面8より突起して設けられ、その突起部9と空気極3との厚みの合計は、前記スペーサ5の厚みより大きく設定されている。
これにより、厚みの差分だけ固体電解質層1が燃料極2側に凸となるように湾曲している。従って、集電体6が圧縮されて縮小しても、空気極3とセパレータ4との間の接触を保持することができ、接触の低下を阻止することができる、としている。
特開平10−79258号公報(図1)
しかしながら、上記の特許文献1では、セパレータ4に設けられている凸部7によって、固体電解質層1が燃料極2側に凸となるように強制的に湾曲されており、この固体電解質層1に歪が発生し易くなって有効に耐久性が低下するという問題がある。特に、固体電解質層1や空気極3の厚さが薄く、強度が低い、いわゆる、支持膜型MEAでは、前記空気極3が破損し易なって有効に使用することができないという問題がある。
また、使用後の燃料ガス及び酸化剤ガスが混在する排ガスは、固体電解質層1の外周部外方に排出される場合が多い。その際、酸化剤ガスである空気の供給流量は、燃料ガスの供給流量よりも多く設定されているため、排ガス中に酸素が残存しており、前記排ガス中の酸素が燃料極2側に回り込み易い。
このため、燃料極2の外周が酸化され易く、前記燃料極2の有効面積が空気極3の有効面積に対して小さくなる。これにより、発電によって得られる起電力の低下が惹起されるとともに、燃料ガスの利用率が低下して経済的ではないという問題がある。
本発明はこの種の問題を解決するものであり、簡単な構成で、電解質・電極接合体の損傷を有効に阻止するとともに、所望の集電性を確保することができ、しかも排ガスによる影響を回避して燃料利用率の向上を図ることが可能な燃料電池及び燃料電池スタックを提供することを目的とする。
本発明は、電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体が、それぞれ1枚のプレートで構成される一対のセパレータ間に配設される燃料電池、及び前記燃料電池を複数積層する燃料電池スタックである。
燃料電池は、セパレータの一方の面に設けられ、アノード電極の電極面に沿って燃料ガスを供給するための燃料ガス通路を形成する突起部と、前記セパレータの他方の面に設けられ、カソード電極の電極面に沿って酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス通路を形成し且つ前記カソード電極に密着する変形可能な弾性通路部と、前記セパレータの一方の面又は他方の面に設けられ、燃料ガス供給部と前記燃料ガス通路に燃料ガスを導入するための燃料ガス導入口とに連通する燃料ガス供給通路を形成する通路部材とを備えるとともに、前記カソード電極の表面積は、前記アノード電極の表面積よりも小さく設定されている。
さらに、電解質・電極接合体で反応に使用された後の反応ガスを、排ガスとして前記電解質・電極接合体とセパレータとの積層方向に排出する排ガス通路を備え、前記排ガス通路内には、使用前の燃料ガスを前記積層方向に供給する燃料ガス供給部が気密に設けられるとともに、燃料ガス供給通路は、燃料ガス通路と前記燃料ガス供給部とを連通し、且つ前記排ガス通路を前記積層方向に交差するセパレータ面方向に横切って配置されることが好ましい。使用前の燃料ガスを排ガスの熱により加熱(予熱)することができ、熱効率の向上が図られるからである。
さらにまた、排ガス通路は、セパレータの中央部に設けられることが好ましい。排ガスの熱によってセパレータを中央部から放射状に加熱することが可能になり、熱効率を高めることができるからである。
また、燃料ガス供給部は、排ガス通路の中央部に気密に設けられることが好ましい。燃料ガスと排ガスとの混合を阻止し、前記燃料ガスの不要な消費を防ぐとともに、熱効率の向上を図ることが可能になるからである。
さらに、燃料ガス導入口は、電解質・電極接合体の中心又は中心に対して酸化剤ガスの流れ方向上流側に偏心した位置に設定されることが好ましい。燃料ガス導入口から導入される燃料ガスは、アノード電極の中心から放射状に拡散し易くなり、均一な反応が促進されて燃料利用率が向上するからである。
さらにまた、使用前の酸化剤ガスを電解質・電極接合体の外周側から酸化剤ガス通路に供給する酸化剤ガス供給部が設けられることが好ましい。排ガスをセパレータの中央部に向かって良好に排出させることができるからである。
また、電解質・電極接合体で反応に使用された後の反応ガスを、排ガスとして電解質・電極接合体とセパレータとの積層方向に排出する排ガス通路と、使用前の酸化剤ガスを酸化剤ガス通路に供給するために、前記積層方向に流動させる酸化剤ガス供給部とを備え、前記酸化剤ガス供給部内には、使用前の燃料ガスを前記積層方向に供給する燃料ガス供給部が気密に設けられるとともに、燃料ガス供給通路は、燃料ガス通路と前記燃料ガス供給部とを連通し、且つ前記酸化剤ガス供給部を前記積層方向に交差するセパレータ面方向に横切って配置されることが好ましい。使用前の燃料ガスを酸化剤ガスにより加熱することができ、熱効率の向上が図られるからである。
さらに、排ガス通路は、セパレータの外周端部に設けられることが好ましい。排ガス通路が断熱層として作用するため、セパレータ部材からの放熱を阻止することが可能になり、熱効率を高めることができるからである。
さらにまた、燃料ガス供給部は、セパレータの中央部に気密に設けられることが好ましい。燃料ガスの不要な消費を阻止するとともに、熱効率の向上を図ることが可能になるからである。
また、使用前の酸化剤ガスを電解質・電極接合体の内周側から酸化剤ガス通路に供給する酸化剤ガス供給部が設けられることが好ましい。使用前の燃料ガスを酸化剤ガスにより加熱することができ、熱効率の向上が図られるからである。
さらに、弾性通路部及びカソード電極の外周直径は、前記カソード電極の外周からアノード電極に回り込む排ガス中の酸化剤ガスに曝される前記アノード電極の外周縁部を除く領域に対応して設定され、弾性通路部の外周直径はカソード電極と略同等、あるいは、わずかに大きく設定することが好ましい。排ガスが電解質・電極接合体のアノード電極側に回り込んでも、前記アノード電極の外周縁部に対向するカソード電極の外周縁部に発電部が存在することがなく、集電電流の損失を阻止して集電特性を高めることが可能になり、前記カソード電極を弾性通路部内に確実に接触できるからである。
また、弾性通路部の外周直径は、カソード電極の外周直径と同等、あるいは、わずかに大きくに設定されることが好ましい。カソード電極の外周直径に寸法誤差(例えば、直径が若干大きい)がある場合、あるいは燃料電池スタックを組み付けるときに弾性通路部とカソード電極とにずれが生じる場合であっても、前記弾性通路部内に前記カソード電極全体を収容して確実に接触し且つ保持することができるからである。このため、どのような操作をしても、弾性通路部材とカソード電極との全表面積が接触することになり、発電反応が良好に行われ、発電効率が向上する。
さらにまた、弾性通路部は、導電金属製のメッシュ部材で構成されることがこのましい。構成が簡素化されて経済的であるからである。
また、突起部は、エッチングによりセパレータの一方の面に形成される複数の中実部で構成されることが好ましい。突起部の形状や位置を容易に設けることができるとともに、前記突起部の変形が阻止されて荷重の伝達及び集電性を高めることが可能になるからである。
さらに、電解質・電極接合体は、セパレータの中心部に対して同心円上に複数配列されることが好ましい。コンパクト化が容易に図られるとともに、熱歪みの影響を回避することができるからである。
本発明によれば、電解質・電極接合体が突起部と弾性通路部とに挟持されるため、前記弾性通路部の弾性変形作用下に、該弾性通路部とカソード電極との密着性が促進される。このため、電解質・電極接合体やセパレータに製造当初から存在する寸法誤差や歪み等を吸収することができ、積層時の損傷を阻止するとともに、接触点数の増加による集電性の向上が図られる。
さらに、突起部により積層方向の荷重が効率的に伝達されるため、少ない荷重で燃料電池を積層することができ、電解質・電極接合体やセパレータの歪みを低減することが可能になる。特に、電解質やカソード電極層が薄く、強度が低い場合にも、弾性通路部が前記電解質や前記カソード電極層に作用する応力を良好に緩和することができる。
さらにまた、カソード電極の表面積がアノード電極の表面積よりも小さく設定されるため、電解質・電極接合体の外周部外方に排出される排ガス中の酸素が前記アノード電極側に回り込んで、前記アノード電極の外周部が酸化されても、前記カソード電極内で電位が変動することがない。従って、電流の逆流等、不要な電流の流れを阻止することができ、高い起電力を容易に取り出すことが可能になる。しかも、不要な電流の流れによる燃料ガスの消費を抑制することができ、燃料利用率(燃費)の向上を図ることが可能になる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る燃料電池を組み込む燃料電池システム10の一部断面説明図であり、図2は、前記燃料電池システム10を構成する燃料電池11が矢印A方向に複数積層された燃料電池スタック12の概略斜視説明図である。
燃料電池システム10は、定置用の他、車載用等の種々の用途に用いられている。燃料電池システム10は、図1に示すように、燃料電池スタック12と、酸化剤ガスを前記燃料電池スタック12に供給する前に加熱する熱交換器14と、燃料を改質して燃料ガスを生成する改質器16と、前記燃料電池スタック12、前記熱交換器14及び前記改質器16を収容する筐体18とを備える。
筐体18内では、燃料電池スタック12の一方の側に、少なくとも熱交換器14及び改質器16を含む流体部19が配置されるとともに、前記燃料電池スタック12の他方の側に、燃料電池11の積層方向(矢印A方向)に締め付け荷重を付与する荷重付与機構21が配設される。流体部19及び荷重付与機構21は、燃料電池スタック12の中心軸に対して軸対称に配設される。
燃料電池11は、固体電解質型燃料電池であり、この燃料電池11は、図3及び図4に示すように、例えば、安定化ジルコニア等の酸化物イオン導電体で構成される電解質(電解質板)20の両面に、カソード電極22及びアノード電極24が設けられた電解質・電極接合体26を備える。電解質・電極接合体26は、円板状に形成されるとともに、少なくとも内側周端部(セパレータ28の中央側)には、酸化剤ガスの進入を阻止するためにバリアー層(図示せず)が設けられている。
図5に示すように、アノード電極24は、例えば、Niを構成材料とする多孔質材である。カソード電極22の表面積は、アノード電極24の表面積よりも小さく設定され、具体的には、前記カソード電極22の直径D1は、前記アノード電極24の直径D2よりも小径(D1<D2)に設定される。
カソード電極22の直径D1を、アノード電極24の直径D2に対して小さくする範囲は、前記アノード電極24側に排ガスが回り込む量(距離)によって決まる。排ガスの回り込む量は、アノード電極24と後述するセパレータ28との隙間高さ、燃料ガスの流量、酸化剤ガスの流量及び酸化剤ガスの流し方等によって変化し、これによって前記直径D1が設定される。
例えば、排ガスの回り込み量は、アノード電極24とセパレータ28との隙間高さに対して略10〜40倍程度であり、より好適には、略15〜30倍程度である。例えば、隙間高さが50μmの場合、回り込み量が0.75〜1.5mm程度であるため、前記カソード電極22の直径D1は、アノード電極24の直径D2よりも1.5〜3.0mm程度小さく設定すればよい。
燃料電池11は、一対のセパレータ28間に複数、例えば、8個の電解質・電極接合体26を挟んで構成される。セパレータ28間には、このセパレータ28の中心部である燃料ガス供給連通孔(燃料ガス供給部)30と同心円上に8個の電解質・電極接合体26が配列される。
セパレータ28は、図3に示すように、例えば、ステンレス合金等の板金で構成される1枚の金属プレートやカーボンプレート等で構成される。セパレータ28は、中央部に燃料ガス供給連通孔30を形成する第1小径端部32を有する。この第1小径端部32から外方に等角度間隔ずつ離間して放射状に延在する複数の第1橋架部34を介して比較的大径な円板部36が一体的に設けられる。各円板部36は、電解質・電極接合体26と略同一寸法に設定されており、燃料ガスを供給するための燃料ガス導入口38が、例えば、前記円板部36の中心又は中心に対して酸化剤ガスの流れ方向上流側に偏心した位置に設定される。
各円板部36のアノード電極24に接触する面36aには、前記アノード電極24の電極面に沿って燃料ガスを供給するための燃料ガス通路46を形成する複数の突起部48が設けられる。突起部48は、面36aに、例えば、エッチングにより形成される中実部で構成される。突起部48の断面形状は、矩形状、円形状、三角形状又は長方形状等、種々の形状に設定可能であるとともに、位置や密度は、燃料ガスの流れ状態等によって任意に変更される。
図6に示すように、各円板部36のカソード電極22に接触する面36bは、略平坦面に形成されるとともに、第1小径端部32には、燃料ガス供給連通孔30に連通して複数のスリット50が放射状に形成される。このスリット50には、凹部52が連通するとともに、第1橋架部34には、燃料ガス供給連通孔30から前記スリット50及び前記凹部52を介して燃料ガス導入口38に連通する燃料ガス供給通路(溝部)54が形成される。スリット50、凹部52及び燃料ガス供給通路54は、例えば、エッチングにより形成される。
図3に示すように、セパレータ28のカソード電極22に対向する面には、通路部材56が、例えば、ろう付けやレーザ溶接等により固着される。通路部材56は、平板状に構成されるとともに、中央部に燃料ガス供給連通孔30を形成する第2小径端部58を備える。この第2小径端部58から放射状に8本の第2橋架部60が延在するとともに、各第2橋架部60は、セパレータ28の第1橋架部34から円板部36の面36bに燃料ガス導入口38を覆って固着される(図7参照)。
円板部36の面36bには、図3及び図7に示すように、カソード電極22の電極面に沿って酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス通路62を形成し且つ前記カソード電極22に密着する変形可能な弾性通路部、例えば、導電性メッシュ部材64が配設される。メッシュ部材64は、例えば、ステンレス鋼(SUS材)の線材で構成され、略円板状を有する。メッシュ部材64は、積層方向(矢印A方向)の荷重に対して所望の弾性変形が可能な厚さに設定されるとともに、通路部材56の第2橋架部60を避けるために切り欠き部66を設ける。
図7に示すように、メッシュ部材64及びカソード電極22の外周直径は、面36a側の突起部48が設けられる範囲、すなわち、前記カソード電極22の外周からアノード電極24に回り込む排ガスの酸化剤ガスに曝される前記アノード電極24の外周縁部を除く領域に設定される。メッシュ部材64の外周直径は、カソード電極22の外周直径よりも大径に設定されてもよく、その際、前記メッシュ部材64の外周直径は、排ガスの酸化剤ガスに曝される領域Sを除く寸法に設定される(図7中、二点差線参照)。
メッシュ部材64に設けられる酸化剤ガス通路62は、電解質・電極接合体26の内側周端部と円板部36の内側周端部との間から矢印B方向に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給部67に連通する。この酸化剤ガス供給部67は、各円板部36の内方と第1橋架部34との間に位置して積層方向に延在している。
各セパレータ28間には、燃料ガス供給連通孔30をシールするための絶縁シール69が設けられる。絶縁シール69は、例えば、マイカ材やセラミック材で形成されている。燃料電池11には、円板部36の外方に位置して排ガス通路68が形成される。
図1及び図2に示すように、燃料電池スタック12は、複数の燃料電池11の積層方向両端にエンドプレート70a、70bを配置する。エンドプレート70aは、略円板状を有しており、外周部に軸線方向に突出してリング状部72が設けられる。このリング状部72の外周部には、周回溝部74が形成される。リング状部72の中心部に対応して、円柱状凸部76がこのリング状部72と同一方向に膨出形成され、前記凸部76の中央部に段付き孔部78が形成される。
エンドプレート70aには、凸部76を中心にして同一仮想円周上に孔部80とねじ孔82とが、交互に且つ所定の角度間隔ずつ離間して設けられる。孔部80及びねじ孔82は、第1及び第2橋架部34、60同士の間に形成される各酸化剤ガス供給部67に対応して設けられる。エンドプレート70bは、エンドプレート70aよりも大径に構成されるとともに、導電性の薄板で形成される。
筐体18は、荷重付与機構21を収容する第1筐体部86aと、燃料電池スタック12を収容する第2筐体部86bとを備える。第1及び第2筐体部86a、86b間は、エンドプレート70bの第2筐体部86b側に絶縁材を介装してねじ88及びナット90により締め付けられる。エンドプレート70bは、流体部19から荷重付与機構21に高温の排ガスや空気が流入することを阻止するガス遮蔽部を構成する。
第2筐体部86bには、リング状壁板92の一端部が接合されるとともに、前記壁板92の他端部には、ヘッド板94が固着される。流体部19は、燃料電池スタック12の中心軸に対して軸対称に配設される。具体的には、略リング状の熱交換器14の内側に、略円筒状の改質器16が同軸的に配設される。
エンドプレート70aの周回溝部74に壁板96が固定されて流路部材98が構成されるとともに、この流路部材98には、熱交換器14及び改質器16が直結される。流路部材98内に形成されるチャンバ98aには、熱交換器14を通って加熱された空気が一旦充填される。孔部80は、チャンバ98aに一旦充填された空気を燃料電池スタック12に供給するための開口部を構成する。
改質器16には、燃料ガス供給管100と改質ガス供給管102とが設けられる。燃料ガス供給管100は、ヘッド板94を介して外部に延在する一方、改質ガス供給管102は、エンドプレート70aの段付き孔部78に嵌挿されて燃料ガス供給連通孔30に連通する。
ヘッド板94には、空気供給管104と排ガス管106とが接続される。筐体18内には、空気供給管104から熱交換器14を介して流路部材98に直接開口する通路108と、燃料電池スタック12の排ガス通路68から熱交換器14を介して排ガス管106に至る通路110とが設けられる。
荷重付与機構21は、燃料ガス供給連通孔30の近傍に対して第1締め付け荷重T1を付与する第1締め付け部112aと、電解質・電極接合体26に対して前記第1締め付け荷重T1よりも小さな第2締め付け荷重T2を付与する第2締め付け部112bとを備える(T1>T2)。
第1締め付け部112aは、エンドプレート70aの一方の対角位置に設けられるねじ孔82、82に螺合する短尺な第1締め付けボルト114a、114aを備える。第1締め付けボルト114a、114aは、燃料電池11の積層方向に延在するとともに、第1押圧プレート116aに係合する。第1締め付けボルト114aは、セパレータ28の内部に設けた酸化剤ガス供給部67内に設けられる。第1押圧プレート116aは、幅狭な板状を有しており、燃料ガス供給連通孔30を覆ってセパレータ28の中央部に係合する。
第2締め付け部112bは、長尺な第2締め付けボルト114b、114bを備え、前記第2締め付けボルト114b、114bは、エンドプレート70aの他方の対角位置に設けられるねじ孔82、82に螺合する。第2締め付けボルト114bの端部は、外周湾曲形状の第2押圧プレート116bを貫通し、この端部にナット117が螺合する。第2締め付けボルト114bは、セパレータ28の内部に設けた酸化剤ガス供給部67内に設けられる。第2押圧プレート116bの各円弧状部には、燃料電池11の円板部36に配置される各電解質・電極接合体26に対応してスプリング118及び台座119が配設される。スプリング118は、例えば、セラミックススプリングにより構成される。
このように構成される燃料電池システム10の動作について、以下に説明する。
燃料電池システム10を組み付ける際には、先ず、図3に示すように、セパレータ28のカソード電極22に向かう面に通路部材56が接合される。このため、セパレータ28と通路部材56との間には、燃料ガス供給連通孔30に連通する燃料ガス供給通路54が形成されるとともに、前記燃料ガス供給通路54が燃料ガス導入口38から燃料ガス通路46に連通する(図7参照)。セパレータ28には、燃料ガス供給連通孔30を周回してリング状の絶縁シール69が設けられる。
これにより、セパレータ28が構成され、前記セパレータ28間には、8個の電解質・電極接合体26が挟持されて燃料電池11が得られる。図3及び図4に示すように、各セパレータ28には、互いに対向する面36a、36b間に電解質・電極接合体26が配置され、各アノード電極24の略中央部に燃料ガス導入口38が配置される。セパレータ28の面36bと電解質・電極接合体26との間には、メッシュ部材64が介装される。
上記の燃料電池11が矢印A方向に複数積層され、積層方向両端にエンドプレート70a、70bが配置される。図1及び図2に示すように、エンドプレート70b側には、第1締め付け部112aを構成する第1押圧プレート116aが燃料電池11の中央部側に対応して配置される。
この状態で、短尺な各第1締め付けボルト114aは、第1押圧プレート116aを貫通してエンドプレート70b側からエンドプレート70a側に挿入される。第1締め付けボルト114aの先端は、エンドプレート70aの一方の対角位置にあるねじ孔82に螺合する。第1締め付けボルト114aの頭部は、第1押圧プレート116aが係合しており、前記第1締め付けボルト114aがねじ孔82に螺回されることによって、前記第1押圧プレート116aの面圧が調整される。これにより、燃料電池スタック12には、燃料ガス供給連通孔30の近傍に対して第1締め付け荷重T1が付与される。
次いで、各円板部36に対応して配置される電解質・電極接合体26には、それぞれ軸方向にスプリング118及び台座119が配列されるとともに、一方の台座119には、第2締め付け部112bを構成する第2押圧プレート116bが係合する。
長尺な各第2締め付けボルト114bが、第2押圧プレート116bを貫通してエンドプレート70b側からエンドプレート70a側に挿入される。第2締め付けボルト114bの先端は、エンドプレート70aの他方の対角位置にあるねじ孔82に螺合するとともに、前記第2締め付けボルト114bの端部にナット117が螺合する。このため、ナット117の螺回状態を調整することにより、各電解質・電極接合体26には、各スプリング118の弾性力を介して第2締め付け荷重T2が付与される。
燃料電池スタック12は、エンドプレート70bが筐体18を構成する第1及び第2筐体部86a、86b間に挟持された状態で、前記第1及び第2筐体部86a、86bがねじ88及びナット90により固定される。第2筐体部86bには、流体部19が接合されており、この流体部19を構成する壁板96がエンドプレート70aの周回溝部74に装着される。これにより、エンドプレート70aと壁板96との間には、流路部材98が形成される。
次に、燃料電池システム10では、図1に示すように、燃料ガス供給管100から燃料(メタン、エタン又はプロパン等)及び必要に応じて水が供給されるとともに、空気供給管104から酸化剤ガスである酸素含有ガス(以下、空気ともいう)が供給される。
燃料が改質器16を通って改質されることにより燃料ガス(水素含有ガス)が得られ、この燃料ガスは、燃料電池スタック12の燃料ガス供給連通孔30に供給される。この燃料ガスは、積層方向(矢印A方向)に移動しながら各燃料電池11を構成するセパレータ28内のスリット50及び凹部52を介して燃料ガス供給通路54に導入される(図7参照)。
燃料ガスは、第1及び第2橋架部34、60間を燃料ガス供給通路54に沿って移動し、円板部36に形成された燃料ガス導入口38から燃料ガス通路46に導入される。燃料ガス導入口38は、各電解質・電極接合体26のアノード電極24の略中心位置に設定されている。このため、燃料ガスは、燃料ガス導入口38からアノード電極24の略中心に供給され、燃料ガス通路46に沿って該アノード電極24の外周部に向かって移動する。
一方、空気は、図1に示すように、空気供給管104から熱交換器14の通路108を通って一旦チャンバ98aに導入される。この空気は、チャンバ98aに連通する孔部80を通って各燃料電池11の略中央側に設けられている酸化剤ガス供給部67に供給される。その際、熱交換器14では、後述するように、排ガス通路68に排気される排ガスが通路110を通るため、使用前の空気と熱交換が行われ、この空気が予め所望の燃料電池運転温度に加温されている。
酸化剤ガス供給部67に供給された空気は、電解質・電極接合体26の内側周端部と円板部36の内側周端部との間から矢印B方向に流入し、メッシュ部材64に形成された酸化剤ガス通路62に送られる。図7に示すように、酸化剤ガス通路62では、電解質・電極接合体26のカソード電極22の内側周端部(セパレータ28の中央部)側から外側周端部(セパレータ28の外側周端部側)に向かって空気が流動する。
従って、電解質・電極接合体26では、アノード電極24の電極面の中心側から周端部側に向かって燃料ガスが供給されるとともに、カソード電極22の電極面の一方向(矢印B方向)に向かって空気が供給される。その際、酸化物イオンが電解質20を通ってアノード電極24に移動し、化学反応により発電が行われる。
なお、各電解質・電極接合体26の外周部に排出される排ガスは、排ガス通路68を介して積層方向に移動し、熱交換器14の通路110を通って空気との間で熱交換を行った後、排ガス管106から排出される。
この場合、第1の実施形態では、図7に示すように、電解質・電極接合体26のアノード電極24が、円板部36に設けられた複数の突起部48に当接する一方、前記電解質・電極接合体26のカソード電極22が、メッシュ部材64に当接した状態で、矢印A方向に積層荷重が付与されている。このため、メッシュ部材64の変形作用下に、前記メッシュ部材64とカソード電極22との密着性が促進される。
これにより、電解質・電極接合体26やセパレータ28自体に製造当初から存在する寸法誤差や歪等は、メッシュ部材64の弾性変形によって良好に吸収される。従って、第1の実施形態では、積層時の損傷を阻止するとともに、接触点数の増加により集電性の向上が図られるという効果が得られる。
さらに、円板部36に設けられている複数の突起部48により、積層方向の荷重が効率的に伝達される。このため、少ない荷重で、燃料電池11を積層することができ、電解質・電極接合体26やセパレータ28の歪みを低減することが可能になる。特に、電解質20やカソード電極22が薄く、強度が低い電解質・電極接合体26(いわゆる、支持膜型MEA)でも、メッシュ部材64が前記電解質20や前記カソード電極22に作用する応力を良好に緩和することができ、前記カソード電極22の破損の削減を図ることが可能になる。
さらにまた、第1の実施形態では、図5に示すように、円板状の電解質・電極接合体26を採用しており、カソード電極22の直径D1は、アノード電極24の直径D2よりも小径に設定されている。そこで、図8及び図9に示すように、この電解質・電極接合体26と比較例である電解質・電極接合体1aとを用いて発電実験を行った。電解質・電極接合体1aでは、電解質2aの両面にそれぞれ同一表面積に設定されるカソード電極3a及びアノード電極4aが設けられた。
次いで、電解質・電極接合体26、1aを用いて発電を行うと、それぞれ排ガス中の酸素がアノード電極24、4aの外周から回り込んで、前記アノード電極24、4aの外周部に酸化部位24a、5aが形成された。アノード電極24、4aの酸化部位24a、5aは、電気抵抗となり、図10及び図11に示す等価回路中、抵抗R1として作用した。なお、抵抗Rは、電解質・電極接合体26、1a内での過電圧や接触抵抗等を示す。
ここで、図9に示す電解質・電極接合体1aでは、カソード電極3aとアノード電極4aとが同一の表面積に設定されており、前記カソード電極3aの外周部には、前記アノード電極4aの酸化部位5aに対応して低電位部位が発生した(0V)。
従って、電解質・電極接合体1aの中心部では、起電力の高いカソード電極3aから集電体(図示せず)に電流が流れる一方、外周部では、前記集電体から起電力の低い前記カソード電極3aに電流が流れた。すなわち、図11に示すように、電解質・電極接合体1a内では、循環電流iが流れるため、発電部分では、全体として電流I+2iの電流が流れることになる。
これにより、外部に電流Iを取り出す際、電解質・電極接合体1a内に循環電流iだけ余分に電流が流れるため、その分の燃料の使用量が増大して、燃料利用率(燃費)が著しく低下した。
これに対して、電解質・電極接合体26では、カソード電極22の表面積をアノード電極24の表面積よりも小さく設定することにより、循環電流の経路を遮断することができた(図10参照)。このため、循環電流による燃料消費の増加が抑制され、高い起電力を容易に取り出すとともに、燃料利用率(燃費)の向上を図ることが可能になるという効果が得られる。
さらに、電解質・電極接合体26では、カソード電極22の表面積を設定するだけでよく、この電解質・電極接合体26の加工コストの高騰等が惹起されることがなく、経済的であるという利点がある。
また、メッシュ部材64の表面積は、カソード電極22の表面積と略同等、あるいは、前記メッシュ部材64の中に前記カソード電極22が収容される大きさに設定されるとともに、前記メッシュ部材64の外周直径は、排ガス中の酸化剤ガスに曝されない程度の大きさに設定されている。これにより、燃料電池スタック12の組み立て時に、カソード電極22とメッシュ部材64とにずれが生じたり、前記カソード電極22に寸法誤差があったとしても、前記メッシュ部材64の中に前記カソード電極22全体を入れ込むことができる。このため、メッシュ部材64とカソード電極22とが確実に接触することが可能になり、発電反応が良好に行われる。
さらにまた、第1の実施形態では、突起部48は、円板部36の面36aにエッチング等によって形成される中実部で構成されている。これにより、突起部48の形状、配置位置及び密度は、例えば、燃料ガスの流れ状態等によって任意且つ容易に変更することができ、経済的であるとともに、前記燃料ガスの良好な流れが達成されるという利点がある。しかも、突起部48が中実部で構成されるため、この突起部48の変形が阻止され、荷重の伝達及び集電性を高めることが可能になる。
また、第1の実施形態では、酸化剤ガス供給部67内には、燃料ガス供給連通孔30が気密に設けられるとともに、燃料ガス供給通路54がセパレータ面方向に横切って配置されている。このため、使用前の燃料ガスは、熱交換器14により熱交換されて高温となった酸化剤ガスにより加熱されることができ、熱効率の向上が図られる。
さらに、排ガス通路68は、セパレータ28の外周端部に設けられており、この排ガス通路68が断熱層として作用するため、前記セパレータ28の内部からの放熱を阻止することが可能になる。さらにまた、燃料ガス導入口38は、円板部36の中心又は中心に対して酸化剤ガスの流れ方向上流側に偏心した位置に設定されている。従って、燃料ガス導入口38から導入される燃料ガスは、アノード電極24の中心から放射上に拡散し易くなり、均一な反応が促進されて燃料利用率の向上を図ることができる。
また、電解質・電極接合体26は、セパレータ28の中心部に対して同心円上に8個配列されており、燃料電池11全体がコンパクト化されるとともに、熱歪の影響を回避することができる。
図12は、本発明の第2の実施形態に係る燃料電池120の分解斜視図である。なお、第1の実施形態に係る燃料電池11と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。また、以下に説明する第3〜第8の実施形態においても同様に、その詳細な説明は省略する。
燃料電池120を構成するセパレータ122には、アノード電極24に対向する面に通路部材124が固着される。図13に示すように、セパレータ122には、アノード電極24に向かう面側にスリット50、凹部52及び燃料ガス供給通路54が、例えば、エッチングにより形成される。
図12及び図14に示すように、通路部材124は、平板状に構成されるとともに、各第2橋架部60の先端部には、アノード電極24に向かって開口する複数の燃料ガス導入口126が形成される。円板部36の面36bには、弾性通路部、例えば、導電性メッシュ部材128が配設される。このメッシュ部材128は、円板状を有しており、上記のメッシュ部材64の切り欠き部66が不要であるとともに、各円板部36には、燃料ガス導入口38が不要である。
このように構成される第2の実施形態では、燃料ガス供給連通孔30に供給される燃料ガスは、各セパレータ122と通路部材124との間に形成される燃料ガス供給通路54に沿って移動する。さらに、燃料ガスは、通路部材124の各第2橋架部60の先端部に形成される複数の燃料ガス導入口126からアノード電極24に向かって供給される。
一方、空気は、酸化剤ガス供給部67からカソード電極22と各円板部36との間に介装されたメッシュ部材128に形成された酸化剤ガス通路62に沿って矢印B方向に流動し、前記カソード電極22に供給される。
図15は、本発明の第3の実施形態に係る燃料電池130の分解斜視図である。
燃料電池130を構成するセパレータ132は、カソード電極22に対向する面に通路部材134が固着される。通路部材134は、セパレータ132に向かう面側に燃料ガス供給連通孔30に連通する複数のスリット50を有し、このスリット50には、凹部52が連通するとともに、第2橋架部60には、前記凹部52に連通する燃料ガス供給通路54が設けられる。スリット50、凹部52及び燃料ガス供給通路54は、例えば、エッチングにより形成されており、第2橋架部60は、断面略コ字状に構成される。
セパレータ132は、図16に示すように、面36b側が平坦状に構成されており、通路部材134は、第1小径端部32から第1橋架部34及び円板部36の燃料ガス導入口38を覆って固着される(図17参照)。
このように構成される第3の実施形態では、燃料ガス、酸化剤ガス及び排ガスは、図17に示すように、実質的に第1の実施形態と同様に流動する。
図18は、本発明の第4の実施形態に係る燃料電池140の分解斜視図である。
燃料電池140を構成するセパレータ142には、アノード電極24に向かう面に通路部材144が固着される。通路部材144は、上記の通路部材134と同様に、燃料ガス供給連通孔30に連通するスリット50、凹部52及び燃料ガス供給通路54が、例えば、エッチングにより形成される。第2橋架部60の先端部には、アノード電極24の中心位置近傍に対応して開口する複数の燃料ガス導入口146が形成される。
このように構成される第4の実施形態では、燃料ガス、酸化剤ガス及び排ガスは、図19に示すように流動し、実質的に第2の実施形態と同様である。
図20は、本発明の第5の実施形態に係る燃料電池システム150の一部断面説明図である。
燃料電池システム150は、筐体18内に収容される燃料電池スタック152を備える。燃料電池スタック152は、矢印A方向に複数積層される燃料電池154を備え、前記燃料電池154がエンドプレート70a、70b間に挟持されている。
燃料電池154は、図21及び図22に示すように、電解質・電極接合体26を構成するカソード電極22に沿って供給される酸化剤ガスの流れ方向が、第1〜第4の実施形態とは反対に設定され、この酸化剤ガスは、前記カソード電極22の外側周端部から内側周端部に向かって矢印C方向に流動する。
燃料電池154を構成するセパレータ155では、円板部36の外方に位置して、酸化剤ガス供給部67が設けられるとともに、前記円板部36の内方と第1橋架部34との間に位置して、排ガス通路68が積層方向に延在して設けられる。各円板部36には、両側の円板部36に向かって突出する突片部156a、156bが設けられる。互いに隣り合う突片部156a、156b間には、空間部158が形成され、この空間部158には、邪魔板部材160が積層方向に延在して配設される。
図23に示すように、酸化剤ガス通路62は、電解質・電極接合体26の外周端部と円板部36の外周端部との間から矢印C方向に酸化剤ガスを供給する酸化剤ガス供給部67に連通する。この酸化剤ガス供給部67は、各円板部36の突片部156a、156b間に設けられる(図21参照)。
図20に示すように、エンドプレート70a側には、排ガス通路68に孔部80を介して連通するチャンバ162aを設ける流路部材162が形成される。チャンバ162aには、燃料電池154から排出された排ガスが一旦充填されるとともに、この排ガスは、前記チャンバ162aに直接開口する開口部163を通って熱交換器14内の通路110を通過する。
ヘッド板94には、空気供給管164と排ガス管166とが接続される。空気供給管164は、改質器16の近傍まで延在する一方、排ガス管166の端部は、ヘッド板94に接続される。
このように構成される第5の実施形態では、燃料は、燃料ガス供給管100から改質器16を通って燃料ガス供給連通孔30に供給される。一方、酸化剤ガスである空気は、空気供給管164から熱交換器14の通路108を通って各燃料電池154の外周側に設けられている酸化剤ガス供給部67に供給される。図23に示すように、空気は、電解質・電極接合体26の外周端部と円板部36の外周端部との間から矢印C方向に流入し、メッシュ部材64の酸化剤ガス通路62に送られる。
これにより、電解質・電極接合体26では、発電が行われ、この発電に使用された反応後の燃料ガス及び空気が混在する排ガスは、セパレータ155内に形成される排ガス通路68を介して積層方向に移動する。そして、排ガスは、孔部80を通ってエンドプレート70a側に形成されている流路部材162内のチャンバ162aに一旦充填される(図20参照)。さらに、排ガスは、通路110を介して熱交換器14を通って空気との間で熱交換を行った後、排ガス管166から排出される。
上記のように、第5の実施形態では、排ガス通路68内には、燃料ガス供給連通孔30が気密に設けられるとともに、燃料ガス供給通路54は、セパレータの面方向に横切って配置されている。このため、燃料ガス供給連通孔30を流れる使用前の燃料ガスは、排ガス通路68に排出される排ガスの熱によって加熱され、熱効率の向上が図られる。
さらに、排ガス通路68は、セパレータ155の中央部に設けられるため、排ガスの熱によってセパレータ155を中央部から放射状に加熱することが可能になり、熱効率を高めることができる。
図24は、本発明の第6の実施形態に係る燃料電池170の分解斜視図である。
燃料電池170を構成するセパレータ172には、アノード電極24に向かう面に通路部材174が固着される。通路部材174は、平板状に構成されるとともに、各第2橋架部60の先端部には、アノード電極24に向かって開口する複数の燃料ガス導入口176が形成される。図25に示すように、セパレータ172には、面36a側に燃料ガス供給連通孔30に連通するスリット50、凹部52及び燃料ガス供給通路54が、例えば、エッチングにより形成される。
このように構成される第6の実施形態では、酸化剤ガス、燃料ガス及び排ガスは、図26に示すように流動する。
図27は、本発明の第7の実施形態に係る燃料電池180の分解斜視図である。
燃料電池180を構成するセパレータ182には、カソード電極22に向かう面に通路部材184が固着されるとともに、前記通路部材184には、スリット50、凹部52及び燃料ガス供給通路54が、例えば、エッチングにより形成される。セパレータ182は、図28に示すように、面36b側が第1小径端部32、第1橋架部34から円板部36にわたって平坦状に構成される。
このように構成される第7の実施形態では、図29に示すように、酸化剤ガス、燃料ガス及び排ガスが流動する。
図30は、本発明の第8の実施形態に係る燃料電池190の分解斜視図である。
燃料電池190を構成するセパレータ192には、アノード電極24に向かう面に通路部材194が固着される。この通路部材194には、スリット50、凹部52及び燃料ガス供給通路54が、例えば、エッチングにより形成される。通路部材194の各第2橋架部60の先端には、アノード電極24に向かって開口する複数の燃料ガス導入口196が形成される。
このように構成される第8の実施形態では、酸化剤ガス、燃料ガス及び排ガスは、図31に示すように流動する。
本発明の第1の実施形態に係る燃料電池システムの一部断面説明図である。 前記燃料電池システムを構成する燃料電池スタックの概略斜視説明図である。 前記燃料電池スタックを構成する燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池のガス流れ状態を示す一部分解斜視説明図である。 前記燃料電池を構成する電解質・電極接合体の断面図である。 前記セパレータの正面の説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 実施例の電解質・電極接合体の説明図である。 比較例の電解質・電極接合体の説明図である。 前記実施例の電解質・電極接合体の等価回路説明図である。 前記比較例の電解質・電極接合体の等価回路説明図である。 本発明の第2の実施形態に係る燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池を構成するセパレータの正面説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 本発明の第3の実施形態に係る燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池を構成するセパレータの正面説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 本発明の第4の実施形態に係る燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 本発明の第5実施形態に係る燃料電池システムの一部断面説明図である。 前記燃料電池システムを構成する燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池のガス流れ状態を示す一部分解斜視説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 本発明の第6実施形態に係る燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池を構成するセパレータの正面説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 本発明の第7実施形態に係る燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池を構成するセパレータの正面説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 本発明の第8実施形態に係る燃料電池の分解斜視説明図である。 前記燃料電池の動作を説明する概略断面説明図である。 特許文献1の燃料電池の説明図である。
符号の説明
10、150…燃料電池システム
11、120、130、140、154、170、180、190…燃料電池
12、152…燃料電池スタック 14…熱交換器
16…改質器 18…筐体
20…電解質 21…荷重付与機構
22…カソード電極 24…アノード電極
26…電解質・電極接合体
28、122、132、142、155、172、182、192…セパレータ
30…燃料ガス供給連通孔 36…円板部
38、126、146、176、196…燃料ガス導入口
46…燃料ガス通路 48…突起部
50…スリット 52…凹部
54…燃料ガス供給通路
56、124、134、144、174、184、194…通路部材
62…酸化剤ガス通路 64、128…メッシュ部材
67…酸化剤ガス供給部 68…排ガス通路

Claims (20)

  1. 電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体が、それぞれ1枚のプレートで構成される一対のセパレータ間に配設される燃料電池であって、
    前記セパレータの一方の面に設けられ、前記アノード電極の電極面に沿って燃料ガスを供給するための燃料ガス通路を形成する突起部と、
    前記セパレータの他方の面に設けられ、前記カソード電極の電極面に沿って酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス通路を形成し且つ前記カソード電極に密着する変形可能な弾性通路部と、
    前記セパレータの一方の面又は他方の面に設けられ、燃料ガス供給部と前記燃料ガス通路に燃料ガスを導入するための燃料ガス導入口とに連通する燃料ガス供給通路を形成する通路部材と、
    を備えるとともに、
    前記カソード電極の表面積は、前記アノード電極の表面積よりも小さく設定されることを特徴とする燃料電池。
  2. 請求項1記載の燃料電池において、前記電解質・電極接合体で反応に使用された後の反応ガスを、排ガスとして前記電解質・電極接合体と前記セパレータとの積層方向に排出する排ガス通路を備え、
    前記排ガス通路内には、使用前の燃料ガスを前記積層方向に供給する前記燃料ガス供給部が気密に設けられるとともに、
    前記燃料ガス供給通路は、前記燃料ガス通路と前記燃料ガス供給部とを連通し、且つ前記排ガス通路を前記積層方向に交差するセパレータ面方向に横切って配置されることを特徴とする燃料電池。
  3. 請求項2記載の燃料電池において、前記排ガス通路は、前記セパレータの中央部に設けられることを特徴とする燃料電池。
  4. 請求項2又は3記載の燃料電池において、前記燃料ガス供給部は、前記排ガス通路の中央部に気密に設けられることを特徴とする燃料電池。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の燃料電池において、前記燃料ガス導入口は、前記電解質・電極接合体の中心又は中心に対して前記酸化剤ガスの流れ方向上流側に偏心した位置に設定されることを特徴とする燃料電池。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の燃料電池において、使用前の酸化剤ガスを前記電解質・電極接合体の外周側から前記酸化剤ガス通路に供給する酸化剤ガス供給部が設けられることを特徴とする燃料電池。
  7. 請求項1記載の燃料電池において、前記電解質・電極接合体で反応に使用された後の反応ガスを、排ガスとして前記電解質・電極接合体と前記セパレータとの積層方向に排出する排ガス通路と、
    使用前の酸化剤ガスを前記酸化剤ガス通路に供給するために、前記積層方向に流動させる酸化剤ガス供給部と、
    を備え、
    前記酸化剤ガス供給部内には、使用前の燃料ガスを前記積層方向に供給する前記燃料ガス供給部が気密に設けられるとともに、
    前記燃料ガス供給通路は、前記燃料ガス通路と前記燃料ガス供給部とを連通し、且つ前記酸化剤ガス供給部を前記積層方向に交差するセパレータ面方向に横切って配置されることを特徴とする燃料電池。
  8. 請求項7記載の燃料電池において、前記排ガス通路は、前記セパレータの外周端部に設けられることを特徴とする燃料電池。
  9. 請求項7又は8記載の燃料電池において、前記燃料ガス供給部は、前記セパレータの中央部に気密に設けられることを特徴とする燃料電池。
  10. 請求項7乃至9のいずれか1項に記載の燃料電池において、使用前の酸化剤ガスを前記電解質・電極接合体の内周側から前記酸化剤ガス通路に供給する酸化剤ガス供給部が設けられることを特徴とする燃料電池。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の燃料電池において、前記弾性通路部及び前記カソード電極の外周直径は、前記カソード電極の外周から前記アノード電極に回り込む排ガス中の酸化剤ガスに曝される前記アノード電極の外周縁部を除く領域に対応して設定されることを特徴とする燃料電池。
  12. 請求項11記載の燃料電池おいて、前記弾性通路部の外周直径は、前記カソード電極の外周直径と同等以上に設定されることを特徴とする燃料電池。
  13. 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の燃料電池において、前記弾性通路部は、導電金属製のメッシュ部材で構成されることを特徴とする燃料電池。
  14. 請求項1乃至13のいずれか1項に記載の燃料電池において、前記突起部は、エッチングにより前記セパレータの一方の面に形成される複数の中実部で構成されることを特徴とする燃料電池。
  15. 請求項1乃至14のいずれか1項に記載の燃料電池において、前記電解質・電極接合体は、前記セパレータの中心部に対して同心円上に複数配列されることを特徴とする燃料電池。
  16. 電解質をアノード電極とカソード電極とで挟んで構成される電解質・電極接合体が、それぞれ1枚のプレートで構成される一対のセパレータ間に配設される燃料電池を備え、前記燃料電池を複数積層する燃料電池スタックであって、
    前記燃料電池は、前記セパレータの一方の面に設けられ、前記アノード電極の電極面に沿って燃料ガスを供給するための燃料ガス通路を形成する突起部と、
    前記セパレータの他方の面に設けられ、前記カソード電極の電極面に沿って酸化剤ガスを供給するための酸化剤ガス通路を形成し且つ前記カソード電極に密着する変形可能な弾性通路部と、
    前記セパレータの一方の面又は他方の面に設けられ、燃料ガス供給部と前記燃料ガス通路に燃料ガスを導入するための燃料ガス導入口とに連通する燃料ガス供給通路を形成する通路部材と、
    を備えるとともに、
    前記カソード電極の表面積は、前記アノード電極の表面積よりも小さく設定されることを特徴とする燃料電池スタック。
  17. 請求項16記載の燃料電池スタックにおいて、前記弾性通路部及び前記カソード電極の外周直径は、前記カソード電極の外周から前記アノード電極に回り込む前記排ガス中の酸化剤ガスに曝される前記アノード電極の外周縁部を除く領域に対応して設定されることを特徴とする燃料電池スタック。
  18. 請求項17記載の燃料電池スタックにおいて、前記弾性通路部の外周直径は、前記カソード電極の外周直径と同等以上に設定されることを特徴とする燃料電池スタック。
  19. 請求項16乃至18のいずれか1項に記載の燃料電池スタックにおいて、前記弾性通路部は、導電金属製のメッシュ部材で構成されることを特徴とする燃料電池スタック。
  20. 請求項16乃至19のいずれか1項に記載の燃料電池スタックにおいて、前記突起部は、エッチングにより前記セパレータの一方の面に形成される複数の中実部で構成されることを特徴とする燃料電池スタック。
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