JP2007001568A - シートパンに対して回動してテーブル位置に配置し得る背もたれを含む自動車車両シート - Google Patents
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Abstract
【課題】背もたれの側部の全体寸法を増加させないシートを提供すること。
【解決手段】シートはシートパン(1)上で回動するように設置され、かつテーブル位置に配置されるように構成された背もたれ(2)を含む。背もたれ(2)の後部壁は車両の床(5)に取付配置されたシート支持フレーム(3)に実質的に平行な水平位置に維持される。シートパン(1)は十分な傾斜角度で位置づけ得るように前記フレームにそれ自体傾斜した態様で設置される。シートパンの後部が持ち上げられ、その結果、シートパン上で傾斜した背もたれはテーブル位置に配置し得る。リンクの回動がシートパンを前記十分な傾斜角度位置に配置すべく前記四辺形の変形に繋がるようにシートパン(1)はフレーム及びシートパンと共に変形可能な四辺形(ABCD)を構成する1組のリンク(6、7)によって前記フレーム(3)に連結される。
【選択図】図5
【解決手段】シートはシートパン(1)上で回動するように設置され、かつテーブル位置に配置されるように構成された背もたれ(2)を含む。背もたれ(2)の後部壁は車両の床(5)に取付配置されたシート支持フレーム(3)に実質的に平行な水平位置に維持される。シートパン(1)は十分な傾斜角度で位置づけ得るように前記フレームにそれ自体傾斜した態様で設置される。シートパンの後部が持ち上げられ、その結果、シートパン上で傾斜した背もたれはテーブル位置に配置し得る。リンクの回動がシートパンを前記十分な傾斜角度位置に配置すべく前記四辺形の変形に繋がるようにシートパン(1)はフレーム及びシートパンと共に変形可能な四辺形(ABCD)を構成する1組のリンク(6、7)によって前記フレーム(3)に連結される。
【選択図】図5
Description
本発明は、シートパンに対して回動し、かつ背もたれの後部が実質的に水平である、通常、“テーブル”位置と呼ばれる位置に配置し得る背もたれを含む自動車車両シートに関する。
現在の車両シートは、これらのシートが前部、中間位置(3列のシートがそあるとき)、あるいは後部に配置されるのかに拘わらず、ますます、背もたれ用”テーブル”機能を含むようになっている。この機能は、背もたれ傾斜角度設定機能から独立し得るか又は該背もたれ傾斜角度設定機能と組み合わせ得る。テーブル機能は、背もたれ傾斜快適性設定機能を設けずに存在し得る。
さらにまた、シート、特に前部シートは、背もたれの前方傾斜機能、すなわち、例えば、前記シートの背後に位置するシートに対するより容易なアクセスを可能にするために、シートパン上への背もたれの部分的折り畳みを含み得る。
テーブル及び背もたれ傾斜角度設定機能を組み合わせたシートでは、例えば、”断続ヒンジ(discontinuous hinge)”とも呼ばれる慣用の断続タイプ設定機構に、背もたれを”テーブル”位置に配置する可能性及び慣用的な断続ヒンジノッチングシステムを使って背もたれをこの位置に維持することが知られている。このタイプの解決策では、テーブル機能のための背もたれの回動は、背もたれの後部が水平になるまで背もたれをシートパン上に折り畳むことを可能にするために、この回動軸が十分高く位置することを要する、傾斜設定すなわち”快適性”設定のための回動軸線と同じ軸線の周りで行われる。
こうした形状構成は技術的又は人間工学的理由のため必ずしも適切ではないが、異なる軸線上で快適性のため、及びテーブル機能のためにそれぞれ要する回動を達成することが既に提案されている。背もたれの”快適性”設定は、この時、上述した断続ヒンジのような慣用の微調整機構によって、全体的に極めて低く位置する第1軸線の周りで達成される。テーブル機能のための背もたれの回動は、2つの前記使用位置である、現在位置及び”テーブル”位置間での回動と、微調整する必要のないこれらの2つの位置の各々での錠止と、を保証することのみを目的とする、より単純な機構によって、より高く位置する第2軸線の周りで保証される。
こうした装置は、背もたれの後部壁が水平に位置づけられた状態で、特に背もたれをテーブル位置に配置することを容易にする利点を供する。実際、シートパンクッションの厚さ及び背もたれの詰め物が背もたれのシートパン上への折り畳みを制限しないように、前記第2軸線は、この時、シートパンに対して十分高く配置し得る。
ヒンジが単純化された場合でさえ、テーブル機能を可能にするヒンジは、背もたれの側部の極めて高い水準に寸法の増大を必然的に作り出す欠点がある。これは、例えば、背もたれの側部内に統合される、或る膨張エアバッグのように、極めて低く配置しなければならない要素から成るこれらの側部に関する配置構成と非互換的にし得る。
また、こうした装置は、それぞれの錠止手段によって2つのオフセットした回動軸線を供しなければならない、シートパンと背もたれとの間のリンクを保証するレイアウト及び要素の製造を複雑にする。
従来技術文献は、シートパンが、床に取り付けられたシートパン及び基部と共に、変形可能な四辺形を構成し、シートパンがこの四辺形の変形によって前方及び下方に移動することを可能にする(例えば、特許文献1参照)。また、背もたれは、背もたれが前方に移動したシートパン上に折り重ね得るように、該背もたれを上向きに移動させ且つ該背もたれを前方に回動させるように配置された別の複雑なリンクシステムによって、この基部に対してヒンジ式に執り付けられる。シートパンを前方に移動させることと、背もたれヒンジを上向きに移動させることと、の組合せは、自身の後面が実質的に水平な状態で折り畳まれることを可能にする。しかしながら、このデバイスは、シートパン及び背もたれのそれぞれの運動に対して2つのリンクシステムが要求されるという事実により複雑になる。
独国特許第10123776号明細書
従来技術文献は、シートパンに対する背もたれの回動用単一軸線によって、上述した課題題を解決し易い別のシステムを開示する。この軸線は低位置に位置づけられ、かつシートクッション及び詰め物の全体寸法によって折り畳みを制限する課題を解決する(例えば、特許文献2参照)。このシステムは、シートパンクッションが背もたれの回動を制限するとき、背もたれの後部が水平位置に配置されることを可能にし、シートパンそれ自体がシートパンの前部に向かって位置する軸線の周りに回動することを可能にし、かくして、背もたれの後部を水平位置に配置可能にする。背もたれとシートパンとの間のヒンジの水準での許容される不十分な運動は車両の床に対するシートパンそれ自体の回動によって補償される。
特開2002−248980号公報
従って、このシステムは背もたれが水平位置に配置されるのを可能にする。シートパンの傾斜角度の変更は要求される更なる回動角度を与える。このシステムはシートパンが上述した2つの極限位置以外の位置に維持されるのを可能にしない。さらにまた、シートパンの前部の高さは該シートパンの回動軸線によって調整される。従って、例えば、使用者のためのより良い快適性を保証するために、シートパン傾斜角度調整を保証するために使用することはできない。
本発明の目的は、シートパンに向かう及びシートパンに対する背もたれの傾斜角度が背もたれ、シートパン及び/又はこれらのヒンジ運動の特定の形状構成によって限定されるときでさえ、背もたれをテーブル位置における水平位置に配置することを可能にするシステムを提案することによって、背もたれの側部の全体寸法を増加させないように要求に関して、上述した課題に対する新たな解決策を提供することである。
本発明の目的は、特に乗客側の前部シートに対して、背もたれをテーブル位置に配置可能にする一方で、背もたれの回動軸線を出来るだけ低い位置に設置可能にして、現使用において、背もたれ組立体を、前部に向かって傾斜可能にし、かくして、例えば、後部シートへのより良いアクセス可能性のためにシート背後の空間を最大限に自由にすることである。
本発明の目的は、背もたれをテーブル位置に配置可能にする一方で、背もたれの回動軸線を背もたれに対して、出来るだけ低い位置に設置可能にして、比較的長く且つ背もたれ内でかなり低く不必要に延在する胸ー腰(chast-pelvis)タイプのエアバッグを背もたれの側部に配置することを可能にすることである。
本発明の目的は、シートの現在の使用において、シート本体の傾斜角度の調節を相補的且つ単純に保証して特にシートを、全体的に後部に向かって傾斜した、”弛緩”位置に配置可能にすることによって快適性を改善することでもある。
これらの目標に留意すると、本発明の主題は、シートパン上で回動するように設置され、かつテーブル位置に配置されるように構成された背もたれを含む自動車車両シートである。ここで、背もたれの後部壁は、車両の床に取り付けられるように配置されたシート支持フレームに対して実質的に平行な、水平位置に維持される。シートパンは、自身を十分な傾斜角度で位置づけ得るように傾斜可能な態様で前記フレームにそれ自体設置される。シートパンの後部は持ち上げられ、その結果、シートパン上で傾斜した背もたれは前記テーブル位置である要求された傾斜位置に配置し得る。
本発明によれば、シートパンは変形可能な四辺形の一方の2対辺を構成する1組のリンクによってフレームに取り付けられ、四辺形の他方の2対辺はフレーム及びシートパンによってそれぞれ構成され、その結果、リンクの回動は前記四辺形を変形せしめてシートパンを十分傾斜した位置に配置する。また、錠止手段が設けられてシートパン又はフレームに対するリンクの回動を錠止する。
特定の配置構成によれば、前記リンクは、前記シートパンを1つ以上の弛緩位置に位置づけ得るように配置される。前記シートパンの後部は、その後、降下され、及び錠止手段は前記リンクが前記弛緩位置の各々で錠止されることを可能にする。
従って、変形可能な四辺形によって、シートパンは様々に傾斜した位置に配置し得る。
−基本位置、すなわち、幾つかの隣接する位置では、シートパンは乗客によるシートの現在の使用位置に対応する僅かに傾斜した後方及び下方位置にある。
−下方及び前方に実質的に傾斜した位置では、この傾斜角度は、背もたれをシートパン上に折り畳み、テーブル位置に配置可能にする。
−及び、相補的に、シートパンが基本位置にあるよりは後方且つ下方に傾斜している1つ以上の位置では、背もたれは使用者の所望によりシートパンに対して傾斜され、シートは弛緩位置にある。
−基本位置、すなわち、幾つかの隣接する位置では、シートパンは乗客によるシートの現在の使用位置に対応する僅かに傾斜した後方及び下方位置にある。
−下方及び前方に実質的に傾斜した位置では、この傾斜角度は、背もたれをシートパン上に折り畳み、テーブル位置に配置可能にする。
−及び、相補的に、シートパンが基本位置にあるよりは後方且つ下方に傾斜している1つ以上の位置では、背もたれは使用者の所望によりシートパンに対して傾斜され、シートは弛緩位置にある。
前記シートパンはこれらの位置の各々に、好ましくはリンクの回動を阻止する錠止手段によって錠止し得る。また、背もたれの傾斜角度は、周知の態様で、様々な快適位置に、シートパンに対して、さらになお、調節可能に留まる。
シートパンに対する背もたれの回動運動及び床に対するシートパンの回動運動は独立したものとし得るが、例えば、シートパン上の背もたれの傾斜がストッパに到達すると、このストッパはシートパンを自動的に解錠して該シートパンをその傾斜位置に向けて回動可能にして背もたれを”テーブル”位置に配置可能にする。
本発明は、本発明及びその実施例に従うシートの実施形態の以下の記載を読めば容易に理解できる。
添付の図面を参照して以下に発明の詳細な説明をする。
様々な図に示された座席はシートパン1を含む。このシートパンの上には、背もたれ2が自身のほぼ底面に位置する、回動軸線21の回りにヒンジ付けで設置される。これにより、エアバッグ又は他のシート装備を収容するために、軸線21よりも上に、背もたれの側に解放された空間を残す。背もたれの回動の制御は、例えば、周知のタイプのヒンジ機構によって、周知の態様で行われる。このヒンジ機構は背もたれをシートパンに対して所定位置に錠止する手段をさらにまた含む。シートは、例えば、背もたれの傾斜を現在の使用位置又はシートの最適な快適位置に配置可能にする、背もたれ回動記憶システムを随意に含む。
シートのシートパン1は、シートの長手方向位置の調整を保証するために、慣用の態様で、車両の床5に取り付けられた一対のスライド4に、それ自体設置された、フレーム3に設置される。
シートパン1とフレーム3の接続は一対のリンクによって保証される。
この一対のリンクは、
−フレームにAで、かつシートパンにBでヒンジ付けされた前部リンク5と、
−フレームにDで、かつシートパンにCでヒンジ付けされ、もって、シートパン及びフレームと共に、後述する錠止手段によって錠止し得る変形可能な四辺形ABCDを構成する、後部リンク7と、を含む。
この一対のリンクは、
−フレームにAで、かつシートパンにBでヒンジ付けされた前部リンク5と、
−フレームにDで、かつシートパンにCでヒンジ付けされ、もって、シートパン及びフレームと共に、後述する錠止手段によって錠止し得る変形可能な四辺形ABCDを構成する、後部リンク7と、を含む。
通常、線BCが線ADに平行である場合に、この四辺形が不等辺四辺形の形態であるように、距離BCは距離ADよりも短く、リンク6及び7の方向は線BCよりも上で収束する。(前部及び後部リンクの長さは図示する例で多かれ少なかれ等しい)所定長さのリンクと組み合わされた、この配置構成は、図1〜図6から明らかに分かるように、リンク6及び7の傾転角度に応じて、シートパンの傾斜角度が長手方向の運動と同時に変動する、湾曲した軌跡に沿って、シートパンをフレームに対して移動可能にする。
シートパンの傾斜角度のこれらの変動は、シートの位置を、必要に応じて調整可能にし、特に、図5に示す傾斜角度に配置して背もたれを”テーブル”位置に配置可能にする。
これに対して、図1の現在使用位置から始まり、背もたれを適所に錠止し得る、図2に示すように、背もたれはシートパン上に最大に傾斜される。シートパンの詰め物と干渉する、背もたれの横方向である長手方向に直角な詰め物を特に勘案すると、背もたれの回動軸線21は、例えば、チェスト−ピルビス型エアバッグを、背もたれの側部内に配置可能にすべく、低いため、背もたれの回動は制限され、かつ背もたれの後部壁は、テーブル位置に対応する水平位置から離れて、かなりの角度傾斜したままである。
この位置に到達するためには、それから、このリンクを解錠すれば十分である。これは、シートパンに対する回動停止位置への背もたれの錠止と連結させることによって随意に行い得る。これはリンクの回動を可能にする。シートの後部は、この時、持ち上げることができるか、あるいは背もたれの頂部を前方へ押し出すことができ、変形可能な四辺形ABCDの寸法及び図3及び図4から分かるようなリンク6及び7の位置決めによって、シートの全体的な傾斜運動が生じる。背もたれは、かくして、リンクを再び錠止し得る、図5に示すテーブル位置に到達する水平位置に近づく。前部リンク6は鉛直に対して最大傾斜角度位置にあり、かつ後部リンク7は鉛直に対して最小傾斜角度位置にある。
現使用位置への復帰はリンクを解錠後に逆順になされる。
さらにまた、図1の現在の使用位置から始まり、シートは、全体として、リンク解除後の後部に向かって傾斜し、かつ、前部リンク6が鉛直に対して最小傾斜角度位置にありかつ後部リンク7が鉛直に対して最大傾斜角度位置にある図6に示すような弛緩位置にシートを配置するための変形可能な四辺形ABCDの変形によって傾斜し得る。
1つの傾斜角度位置から別の傾斜角度位置までの変位を促進するために、シートは、例えば、シートパンをフレームに接続する減衰シリンダーのような釣合手段を装備し得る。
図7〜図9に概略的に示す錠止システムのような錠止手段10は、リンクの回動を、シートパン、あるいはフレームに対して所望の様々な位置にブロック可能にする。図7〜図9に関しては、シートの前部は図面の右に位置する。
これらの錠止手段は、例えば、後部リンク7に回転するように取り付けられた部分的歯付ディスク11を含む。歯付プレート12はシートパン1のフレームワークのフランジ上で回動するように設置される。また、このプレートは前記フレームワーク上で回動するように設置されたカム13によって錠止位置に保持され、かつレバー14によって制御される。図示しないバネ、例えば、カム回動シャフト15に設置された螺旋バネは、カムを保持し、かつ図7に示すような錠止位置にカムを保持する。
シートパンが図6に示すシートパンに対応する快適又は弛緩位置まで傾斜した、図7に示す位置では、図8に示すような解錠後に、リンク7の幾つかの傾斜角度位置で錠止を達成し得るように、プレート12の歯12aは、このプレート12の歯付領域12aよりも長い円弧に沿って延在する第1歯付領域11aの歯と係合する。この配置構成は、シートパンを、現在の使用位置及び1つ以上の快適位置又は弛緩位置にも錠止可能にする。この時、プレートは歯付領域11aの歯と常に係合する。
背もたれをテーブル位置に配置するためのシートパンの最大傾斜角度位置に対応する、図9に示す位置では、プレート12はその長さが該プレート12の歯付領域の長さに正確に等しい第2歯付領域11bに係合し、かくして背もたれの水平配向を確実に保証する唯一の位置への錠止を達成する。
しかしながら、錠止手段は、例示としてのみ上述したものに限定されない。錠止は、シートパンのフレームに対する直接錠止を保証する手段によって、特にテーブル位置に達成し得る。
本発明の目的は特にシートの背もたれを、背もたれの壁を車両の床に実施的に平行な、テーブル位置に配置することであるが、本発明による配置構成は、背もたれがこのテーブル位置に正確にないが特に所望される用途のための或る予め定義した傾斜角度を有する近傍位置内にあるようにも構成し得る。
1 シートパン
2 背もたれ
3 支持フレーム
4 スライド
5 床
6 前部リンク
7 後部リンク
10 錠止手段
11 部分的歯付ディスク
11a 第1歯付領域
11b 第2歯付領域
12 歯付プレート
12a 歯
13 カム
14 レバー
21 回動軸線
2 背もたれ
3 支持フレーム
4 スライド
5 床
6 前部リンク
7 後部リンク
10 錠止手段
11 部分的歯付ディスク
11a 第1歯付領域
11b 第2歯付領域
12 歯付プレート
12a 歯
13 カム
14 レバー
21 回動軸線
Claims (6)
- 自動車車両シートであって、
シートパン(1)上で回動するように設置され、かつ自身(2)の後部壁が車両の床(5)に取り付けられるように配置されたシート支持フレーム(3)に対して実質的に平行な水平に維持される、テーブル位置に配置されるように配置構成された背もたれ(2)を含み、
前記シートパン(1)それ自体は、十分な傾斜角度で位置づけ得るように前記フレーム上に傾斜した態様で設置され、
前記シートパンの後部が持ち上げられ、その結果、前記シートパン上で傾斜した前記背もたれを前記テーブル位置に配置し得る、自動車車両シートにおいて、
前記シートパン(1)は、変形可能な四辺形(ABCD)から成る2対辺を構成する1組のリンク(6、7)によって前記フレーム(3)に連結され、
前記リンクの回動が前記四辺形の変形に通じるように、前記フレーム及び前記シートパンによって、それぞれ、構成され、
前記シートパン又は前記フレームに対する前記リンクの回動を錠止するように設けられることを特徴とする自動車車両シート。 - 1組の前記リンクは位置(A)で前記フレーム(3)に、かつ位置(B)で前記シートパン(1)上にヒンジ式に取り付けられた前部リンク(6)と、位置(D)で前記フレームに、かつ位置(C)で前記シートパンにヒンジ式に取り付けられた後部リンク(7)と、を含み、距離(BC)は距離(AD)より短いことを特徴とする、請求項1に記載のシート。
- 前記シートパン(1)を1つ以上の弛緩位置に配置し得るように前記リンク(6、7)が配置され、前記シートパンの後部は低くなされ、前記錠止手段(10)は前記リンクが前記弛緩位置の各々に錠止可能になされることを特徴とする、請求項1に記載のシート。
- 前記背もたれ(2)の側部に配置された胸−腰タイプのエアバッグを含むことを特徴とする、請求項1に記載のシート。
- 自動車車両シートであって、
前記車両の床(5)に取り付けられるように配置されたシート支持フレーム(3)上で傾斜し得るように設置されたシートパン(1)と、
前記シートパン上で回動し、かつ停止位置まで前記シートパン上で傾斜可能に配置される背もたれ(2)と、を含み、
前記シートパンは、前記フレーム及び前記シートパンにヒンジ式に取り付けられた、1組のリンク(6、7)によって前記フレーム(3)に連結され、かつ、傾斜角度で錠止可能であり、
前記シートを、
現在の使用位置であって、該位置では、前記背もたれ(2)は持ち上げられ、前記シートパン(1)は基本傾斜角度に応じて前記床(5)に対して後部に向かって傾斜し、前記シートパンの後部が前記前部より低い、前記現在の使用位置と、
テーブル機能位置であって、該位置では、前記シートパンの後部は持ち上げられ、前記背もたれの後部壁を前記床に実質的に平行な水平位置に維持し得るように十分な傾斜角度に応じて前記床に対して前記正面に向けて傾斜させる、前記テーブル機能位置と、
に配置し得るように、前記フレーム及び前記シートパンと共に変形可能な四辺形(ABCD)を構成することを特徴とする自動車車両シート。 - 前記背もたれが持ち上げられ、かつ前記シートパンが前記基本傾斜角度より大きな1つ以上の傾斜角度に応じて前記床に対する前記後部に向けて傾斜された1つ以上の緩和位置に相補的に配置し得るように、変形可能な前記四辺形(ABCD)は変形し得ることを特徴とする、請求項5に記載のシート。
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