JP2006522914A - コンパクトな車両用ラジエータ - Google Patents

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カルトン トマ
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Abstract

【課題】ラジエータにおける配管接続部の密封性を高める。
【解決手段】流体タンク(1)(2)の長手方向のラジエータの体積を減少させるために、前側ラジエータ表面(F1)の先まで突き出た流体の注入および排出用の接続部(5)(6)は、流体タンク(1)(2)の長手方向軸(A1)(A2)に対して傾いている。

Description

本発明は、車両の乗員区画を暖めるラジエータに関する。このラジエータは、その中央面内に存在する長手方向軸に沿って、このラジエータの第1前側面から、第2前側面に延びる少なくとも第1の流体ボックスと、この流体ボックスから始まり、ほぼ前記中央面に沿って延びる熱交換器バンドルとを備え、この熱交換器バンドルにより、流体ボックス内を循環する冷却液と、バンドルを通過する空気の流れとの間で熱が交換され、さらにこのラジエータは、流体ボックスの前記第1前側面における端部から突き出た流体の注入または排出用の配管を備えている。
この明細書において、「流体ボックス」および「配管」という用語は、それぞれ、機能的ユニットおよび非構造的ユニットを指し、流体ボックスは、流体がバンドルと直接連通する要素を指し、配管は、ラジエータ以外の流体回路の構成要素に流体ボックスを連結するパイプを指す。
後でわかるように、配管の少なくとも1つの領域は、流体ボックスに固定することができ、流体ボックスと同じ1つまたは複数の部分によって形成することができる。
上に述べた公知のタイプのラジエータでは、流体ボックスの端部から突き出た配管の存在が、ラジエータが、その長手方向軸の方向にかさばる一因になっている。しかし、車両内でラジエータ用に利用可能なスペースは、通常極めて制限されている。このことは、特に、ラジエータが、車両の乗員の足の近くにある場合、特にラジエータの下側部分付近にあてはまる。
配管の存在によって、ラジエータの前側面と、ラジエータを収容する加熱ユニットボックスの間の気密性を保つことも難しくなる。この気密性を得るためには、高価なフォームガスケットを挿入する必要があるが、このフォームガスケットは、定位置に入れることが難しく、かつ、ラジエータをボックス内に挿入するときにずれることがあり、そのため、密封性が悪くなる。さらに、この機能は、ガスケットが経時変化すると弱くなる。
本発明の目的は、上記で述べた欠点のすべて、または一部をなくすことである。
具体的には、本発明の目標は、第1前側面から始まる前記配管の第1部分が、前記長手方向軸から傾き、かつ/または前記中央面から偏心している、前記で定義したタイプのラジエータを提供することである。
配管の第1部分が傾いていることにより、所与の長さの配管について、流体ボックスの長手方向の配管の体積が、例えばエルボのところまで減少する。偏心させることにより、第1前側面内のこの中央面の他方の側に、ほぼ平坦な表面が残るように、配管の第1部分を前記中央面の第1の側に向かってオフセットさせることが可能になる。それによって、ガスケットの挿入の有無にかかわらず、ラジエータと加熱ユニットボックス、特に着脱可能なカバーが付随する加熱ユニットボックスとの間で、気密接触が行われる。
本発明の任意選択的な追加または代替の例を次にあげる。
−配管の前記第1部分は、中央面の第1の側に向かってオフセットされ、それによって、前記中央面の他方の側の第1前側面内に平坦な表面が残り、その結果、ラジエータと、このラジエータを含む加熱ユニットボックスとの間で、気密接触が行われる。
−配管の前記第1部分は、前記中央面に対して傾いている。
−配管の前記第1部分は、前記中央面の第1の側に向かって傾いている。
−配管の前記第1部分は、流体ボックスの長手方向軸を含み、かつ前記中央面と直交する面に対して傾いている。
−配管の前記第1部分は、エルボによって、前記長手方向軸と直交し、かつ前記エルボに正接する境界面に対して、流体ボックスと同じ側に配置された第2部分に連結されている。
−前記第2部分は、前記長手方向軸とほぼ直交して延び、かつ、前記境界面に正接している。
−前記第2部分は、前記エルボから始まり、前記境界面から離れている。
−次の関係を有する。
cosβ×sinα≦(Xmax/L)
cosβ×cosα≦(Ymax/L)
0≦α≦2π
−π/2≦β≦π/2
ただし、Lは、配管の第1部分の中央軸と第1前側面の交点と、配管の第1部分の中央軸と第2部分の中央軸の交点とを接続するベクトルの長さであり、αは、前記ベクトルと前記中央面によって形成される角度、βは、前記ベクトルと、流体ボックスの長手方向軸を含み、前記中央面と直交する面とによって形成される角度、Ymaxは、配管を収容するのに車両内で利用可能な、第1前側面から始まる流体ボックスの長手方向軸の方向の最大距離、Xmaxは、配管を収容するのに車両内で利用可能な、前記ベクトルの起点から始まる前記中央面に直交する方向の最大距離である。αおよびβは、ともにゼロではない。
−流体ボックスおよびこの流体ボックスに隣接する配管の少なくとも1つのセグメントは、少なくとも2つの部分からなる分離不可能なアセンブリによって形成されている。
−流体ボックスおよび前記セグメントは、2つの部分からなるアセンブリによって形成されている。これらの部分は、それぞれ、ボックスのほぼ半分および前記セグメントのほぼ半分を画定している。
−流体ボックスおよび前記セグメントは、2つの部分からなるアセンブリによって形成されている。これらの部分の一方は、ボックスの長手方向の壁を概ね画定し、他方は、ボックスおよび前記セグメントの残りを画定している。
−流体ボックスおよび前記セグメントは、3つの部分からなるアセンブリによって形成されている。これらの部分の2つは、ボックスの半分を概ね画定し、第3の部分は、前記セグメントを画定している。
−前記部分は、アルミニウム系材料からなっている。
−第2の流体ボックスは、前記中央面に含まれる長手方向軸に沿って延び、熱交換器バンドルは、これらの2つの流体ボックス間に挿入されている。これら2つの流体ボックスの一方は、流体注入配管に関連し、他方は、流体排出配管に関連するものである。第2の流体ボックスに関連する配管も、上記で定義したものである。
本発明の別の目的は、上記で定義したラジエータを備える、車両の乗員区画用の加熱または空調用のユニットを提供することである。前記ボックスは、配管の第1部分が傾き、かつ/または偏心しているために空いている前記第1前側面の区域と概ね気密に接触している。
以下の説明は、添付の図面を参照して、本発明の特徴および利点をより詳細に説明するものである。
図1〜図3は、本発明による、自動車の乗員区画を暖めるか、あるいは空調するユニット用の加熱ラジエータを示す。図に示すラジエータは、水平長手方向軸A1に沿って、このラジエータの第1前側面F1から、第2前側面F2に延びる上部流体ボックス1を備えている。これらの前側面の方向は、ともに直角である。
このラジエータは、さらに、軸A1と平行な長手方向軸A2に沿って、表面F1から表面F2に延びる下側流体ボックス2を備えている。熱交換器バンドル3は、流体ボックス1と流体ボックス2の間に配置され、チューブ4の列を有する。
チューブ4は、それぞれ、垂直に延び、表面F1と表面F2の間で水平方向に整列されている。各チューブ4の上端および下端は、それぞれ、流体ボックス1および2に貫入され、それによって、冷却液が、これらのチューブを通って、一方から他方に循環することができる。この冷却液から、バンドル3のチューブ4の間を通過する空気の流れに熱が伝達される。
それぞれ流体ボックス1および2と連通する2つの配管5および6は、前側面F1から突き出ている。これらの配管の一方は、ラジエータに冷却液を入れ、他方は、この流体を、ラジエータから排出するのに使用される。これらの配管は、それぞれ、対応する流体ボックスに隣接する第1のほぼ真っ直ぐな部分5−1、6−1と、エルボ5−3、6−3を介して第1部分に連結された、第2のほぼ真っ直ぐな部分5−2、6−2とを備えている。
本発明によれば、これらの配管の第1部分5−1、6−1は、軸A1、A2に対して傾いており、かつ、軸A1およびA2を含むラジエータの中央面Pから偏心している。
図5に図式的に示すところにより、傾き、および偏心というこれらの概念が、よりよく理解されると思う。この図で、流体ボックス1の端部領域は、前側面F1のところまで延び、そこから、配管5が突き出ているのがわかる。
配管5は、エルボ5−3によって互いに連結された第1部分5−1および第2部分5−2を有する。部分5−1の長手方向軸A3は、この実施例では、ボックス1の長手方向軸A1と表面F1の交点O1から、横方向にオフセットされた点Oで前側面F1と交わっている。したがって、配管の部分5−1は、流体ボックス1から偏心している。
さらに、軸A1とA3は平行ではなく、鋭角で交わっている。したがって、部分5−1は、軸A1に対し傾いている。
再度図1〜図3を参照すると、配管の部分5−1および6−1は、ともに、図2の左側に向かって傾き、かつ偏心している。そのため、前側面F1から、面Pの右側までの幅の空の部分が残り、それによって、平面ストリップ10は、この表面の高さ全体にわたって延びることができ、その結果、後でわかるように、加熱ユニットのボックスとの気密接触を容易に達成することができる。
図1〜図3は、配管の部分5−1が、面Pから傾いており、かつ、面Pと直交し、軸A1を含む面P1と平行であるところも示している。一方、下側配管6の第1部分6−1は、面Pからも傾き、かつ、面Pと直交し、軸A2を含む面P2に対しても傾いている。
上側配管5の第2部分5−2は、水平を向き、前側面F1と平行であり、下側配管6の第2部分6−2は、垂直に延びている。各配管の表面F1からの距離D1、D2は、各配管の第1部分の長さ、および各配管のエルボの曲率半径によって決まる。
これらの配管の第1部分が傾いていることにより、第1部分の長さ、およびエルボの曲率半径に等しいこの距離を、第1部分の向きが軸A1および軸A2に沿っている先行技術と比較して、短くすることが可能になる。
同様に、下側配管6の第1部分6−1が傾いていることにより、下側配管6が図2の左側向きの表面F3から突き出る距離D3を、短くすることができる。表面F3は、交換器の主要な表面の1つであり、ここを通って、空気の流れが通過する。
配管5および6は、それぞれ、表面F1の面と、軸A1および軸A2と直交し、表面F1から、D1およびD2の距離のところに位置する面P3および面P4との間に完全に含まれている。面P3およびP4は、エルボ5−3、6−3、ならびに図1〜図3の実施例では、面P3およびP4と平行に延びる部分5−2、6−2に正接している。
これらの部分5−2、6−2を、面P3およびP4に必ずしも平行とせず、図5で配管5に関して示すように、表面F1の面に向けることもできる。この場合、部分5−2は、もはや面P3に正接せず、面P3と表面F1の面との間にある。
図4は、本発明によるラジエータの流体ボックス1の端部領域の斜視図であり、図5に、この流体ボックスの同じ領域、および対応する配管5の平面図である。
図5において、A3およびA4は、この配管の部分5−1および5−2の長手方向軸を示す。これらの長手方向軸は、点Aで交わっている。Lは、点Aと、軸A3とラジエータの前側面F1が交わる点Oとの間で、軸A3に沿う距離である。Ymaxは、軸A1の方向であるY方向に表面F1から始まる配管の最大許容容積を示す。Xmax(図4)は、面Pと直交するOX方向に、点Oから始まる配管の最大容積を示す。
また図4において、Bは、XOY面上への点Aの投影を示し、αおよびβは、それぞれ、角度BOYおよびAOBを示す。
OX−OY座標系における点Bの座標は、次のとおりである。
L×cosβ×sinα、およびL×cosβ×cosα
したがって、点A、すなわち点Bが、制限XmaxおよびYmaxの外側に出ないようにするために、次の関係を保持するべきである。
cosβ×sinα≦(Xmax/L)
cosβ×cosα≦(Ymax/L)
0≦α≦2π
−π/2≦β≦π/2
ただし、αおよびβは、ともにゼロではない。
これらの関係を守ることが可能な値であれば、どの値でも、角度αおよびβとして採用し得る。
図6〜図8は、それぞれ、流体ボックスと、この流体ボックスに固定された配管セグメントとからなる様々なアセンブリを示す。これらのアセンブリは、折り曲げるか、あるいは打ち抜いたアルミニウムプレートを、溶接またはろう付けして組み立てることによって得られる。このセグメントは、この配管の、流体ボックスに隣接する第1部分の少なくとも1つの初期領域を示す。
これらのアセンブリのタイプにより、本発明に従って、傾けること、かつ/または偏心を生成することが容易になり、その結果、この配管の第1部分の全部または一部分が、このセグメントにより形成される。
図6では、2つの部分11および12は、それぞれ、流体ボックス1のほぼ半分および配管のセグメント5−0のほぼ半分を画定している。
図7では、第1部分13は、ボックス1の長手方向の壁を概ね画定し、第2部分14は、このボックスの残りおよび配管のセグメント5−0を画定している。
最後に、図8では、2つの部分15および16は、それぞれ、ボックス11の半分を概ね画定し、第3部分17は、配管のセグメント5−0を概ね画定している。
それぞれの場合において、セグメント5−0は、この流体ボックスのこれら2つの部分の接合面から傾いている。
図1は、ラジエータに加えて、ユニットボックスにおける、このラジエータに隣接する要素21、22、23を示している。このユニットボックスは、ラジエータがよりはっきりとわかるように、詳細には示していない。
具体的には、要素23は、開口24を閉じる着脱可能なカバーに属するものである。開口24を通して、ラジエータが組み立てられる。これらの要素は、ラジエータに、その周辺全体にわたって接触するリブ25、26、27、28を備え、それによって、ラジエータの上流側と下流側の間の気密性が得られる。
本発明では、カバー23に固定されたリブ28用の台座を提供する平面ストリップ10(図2)によって、このような密封を容易に得ている。
本発明は、ラジエータが、このラジエータの同じ前側面から始まる2本の配管とそれぞれ関連する平行な軸に沿って延びる2つの流体ボックスを有する上述の実施形態に限定されるものではない。具体的には、
−単一の流体ボックス
−それぞれ軸が平行でない2つのボックス
−ラジエータの前側表面から延びる単一の配管
−それぞれ2つの前側表面の一方から延び、かつそれぞれ異なるボックスに関連するか、あるいは両方が同じボックスに関連する2本の配管
という代替形態、もしくはこれらを組み合わせることも可能である。
本発明によるラジエータの斜視図であり、ラジエータが収容される加熱または空調用のユニットボックスを部分的に示す。 図1のラジエータの側面図である。 図1のラジエータの正面図である。 配管の傾き角を計算する方法を示す説明図である。 配管の傾き角を計算する方法を示す説明図である。 本発明によるラジエータ内の流体ボックスおよび配管の可能なアセンブリを示す模式図である。 本発明によるラジエータ内の流体ボックスおよび配管の可能なアセンブリを示す模式図である。 本発明によるラジエータ内の流体ボックスおよび配管の可能なアセンブリを示す模式図である。
符号の説明
1 上部流体ボックス
2 下側流体ボックス
3 熱交換器バンドル
4 チューブ
5 上側配管
6 下側配管
5−0 セグメント
5−1 第1のほぼ真っ直ぐな部分
5−2 第2のほぼ真っ直ぐな部分
5−3 エルボ
6−1 第1のほぼ真っ直ぐな部分
6−2 第2のほぼ真っ直ぐな部分
6−3 エルボ
10 平面ストリップ
11 部分
12 部分
13 第1部分
14 第2部分
15 部分
16 部分
17 第3部分
21 要素
22 要素
23 要素、カバー
24 開口
25 リブ
26 リブ
27 リブ
28 リブ
A 点
A1 水平長手方向軸
A2 長手方向軸
A3 長手方向軸
A4 長手方向軸
B 投影
D1 距離
D2 距離
D3 距離
F1 第1前側面
F2 第2前側面
F3 表面
L 距離
O 点
O1 交点
P 中央面
P1 面
P2 面
P3 面
P4 面
Xmax 最大距離
Ymax 最大距離、最大許容容積
α 角度
β 角度

Claims (16)

  1. 車両の乗員区画を暖めるラジエータであって、前記ラジエータの中央面(P)内における長手方向軸(A1)に沿って、前記ラジエータの第1前側面(F1)から第2前側面(F2)に延びる第1の流体ボックス(1)と、前記流体ボックスから始まり、ほぼ前記中央面(P)に沿って延びる熱交換器バンドル(3)とを備え、前記熱交換器バンドル(3)により、前記流体ボックス内を循環する冷却液と、前記バンドルを通過する空気の流れとの間で熱交換され、前記ラジエータはさらに、前記流体ボックスの第1前側面(F1)における端部から突き出た流体の注入用または排出用の配管(5)を備えるラジエータにおいて、前記配管(5)は、第1前側面(F1)から始まり、かつ前記長手方向軸(A1)に対して傾き、かつ/または前記中央面(P)に対して偏心している第1部分(5−1)を有することを特徴とするラジエータ。
  2. 前記配管の第1部分(5−1)は、前記中央面(P)の第1の側に向かってオフセットしており、それによって、前記第1前側面(F1)内の前記中央面の他方の側に、平坦な表面(10)が残り、その結果、前記ラジエータと、前記ラジエータを収容する加熱ユニットボックスとは、気密的に接触している、請求項に記載のラジエータ。
  3. 前記配管(5)の第1部分(5−1)は、前記中央面に対して傾いている、請求項1または2に記載のラジエータ。
  4. 前記配管の第1部分は、前記中央面(P)の第1の側に向かって傾いている、請求項1または2に記載のラジエータ。
  5. 配管(6)の第1部分(6−1)は、流体ボックス(2)の長手方向軸(A2)を含み、かつ前記中央面(P)と直交する面(P2)に対して傾いている、請求項1〜4のいずれかに記載のラジエータ。
  6. 前記配管(5)の第1部分(5−1)は、エルボ(5−3)によって、前記長手方向軸と直交し、かつ前記エルボ(5−3)に正接する境界面(P3)に対して、前記流体ボックス(1)と同じ側に配置された第2部分(5−2)に連結されている、請求項1〜5のいずれかに記載のラジエータ。
  7. 前記第2部分(5−2)は、前記長手方向軸(A1)とほぼ直交して延び、かつ、前記境界面(P3)に正接している、請求項1〜6のいずれかに記載のラジエータ。
  8. 前記第2部分(5−2)は、前記エルボから始まり、前記境界面(P3)から離れている、請求項1〜6のいずれかに記載のラジエータ。
  9. cosβ×sinα≦(Xmax/L)
    cosβ×cosα≦(Ymax/L)
    0≦α≦2π
    −π/2≦β≦π/2
    の関係を有し、ただし、Lは、前記配管(5)の前記第1部分(5−1)の中央軸(A3)と第1前側面(F1)の交点(0)と、前記配管(5)の前記第1部分(5−1)の中央軸(A3)と、前記第2部分(5−2)の中央軸(A4)の交点(A)とを接続するベクトルの長さであり、αは、前記ベクトルと前記中央面(P)によって形成される角度、βは、前記ベクトルと、前記流体ボックス(1)の長手方向軸(A1)を有し、かつ前記中央面(P)と直交する面(P1)によって形成される角度、Ymaxは、前記配管を収容するのに前記車両内で利用可能な、前記第1前側面(F1)から始まる前記流体ボックス(1)の長手方向軸(A1)の方向の最大距離、Xmaxは、前記配管を収容するのに前記車両内で利用可能な、前記ベクトルの起点(O)から始まる中央面(P)と直交する方向の最大距離であり、αおよびβは、ともにゼロではない、請求項1〜8のいずれかに記載のラジエータ。
  10. 前記流体ボックス(1)および流体ボックスに隣接する前記配管(5)の少なくとも1つのセグメントは、少なくとも2つの部分(11)(12)からなる分離不可能なアセンブリによって形成されている、請求項1〜9のいずれかに記載のラジエータ。
  11. 前記流体ボックス(1)および前記セグメントは、2つの部分(11)(12)からなる前記アセンブリによって形成され、かつ前記部分は、それぞれ、前記ボックス(1)のほぼ半分、および前記セグメントのほぼ半分を画定している、請求項1〜9のいずれかに記載のラジエータ。
  12. 前記流体ボックス(1)および前記セグメントは、2つの部分からなるアセンブリによって形成され、前記部分の一方(13)は、前記ボックス(1)の長手方向の壁を概ね画定し、他方(14)は、前記ボックス(1)および前記セグメントの残りを画定している、請求項1〜9ののいずれかに記載のラジエータ。
  13. 前記流体ボックス(1)および前記セグメントは、3つの部分からなるアセンブリによって形成され、かつ前記部分の2つ(15)(16)は、前記ボックス(1)の半分を概ね画定し、第3の部分(17)は、前記セグメントを画定している、請求項1〜9のいずれかに記載のラジエータ。
  14. 前記部分は、アルミニウム系材料からなるものである、請求項1〜13のいずれか一項に記載のラジエータ。
  15. 前記中央面(P)に含まれる長手方向軸(A2)に沿って延びる第2の流体ボックス(2)を備え、前記熱交換器バンドル(3)は、前記2つの流体ボックス間に挿入され、前記2つの流体ボックスの一方は、流体注入配管(5)に関連し、他方は、流体排出配管(6)に関連し、前記第2の流体ボックス(2)に関連する前記配管も、前記請求項1〜14のいずれかで定義されたものである、請求項1〜14のいずれかに記載のラジエータ。
  16. 車両の乗員区画用の加熱または空調用のユニットであって、このユニットは、ボックス(21)(22)(23)(24)に収容された、請求項1〜15のいずれかに記載のラジエータを備え、前記ボックスは、前記配管(5)の第1部分(5−1)が傾き、かつ/または偏心しているために空いている前記第1前側面(F1)の区域(10)と概ね気密に接触しているユニット。
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