JP2006521465A - 成形加工される歯科部品の電着のための装置及びその部品 - Google Patents
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Abstract
本発明は、電着用の装置、特に成形加工される歯科部品の電着用の装置に関する。標準のコンポーネントに加えて、本装置は、少なくとも1本の電極と装置の電流/電圧供給源との間で電着のために電気的接触を生じるための少なくとも1個の磁気接続手段を含む。さらに、本発明は、保持/接触要素として作用し、磁石を有する電極、及びこの電極と相互作用し、磁石接触接続を提供するための第2の磁石を有するコンポーネントを記載する。本コンポーネントは、そのとき、電着器具の電流/電圧供給源或いはヘッド部品又はカバー部品に設けられる。
Description
本発明は、請求項1のプレアンブルに従って、電着用、特に、歯冠、インレー、ブリッジなどのための骨格のような成形加工される歯科部品の電着用の装置及びその重要部品に関する。
金属層の電着、すなわち、電流のもとでの付着は、すでに長い間知られている。成形加工部品、すなわち、固有に安定な本体にこの方法が用いられれば、それを電鋳と呼ぶことができる。
歯科技術での電鋳の使用は、RogersとArmstrongが電着によってインレー及びアンレーを作製した1960年代初頭に遡る。その段階では依然としてシアン化合物系であった金浴が、昨今では、たとえば、出願者(EP0360848)の亜硫酸系の金浴のような様々な金浴に移行している。
電着により製造された金の層は、電解質の組成によって、60〜80HVの間又は100〜130HVの間で、鋳造の金の層よりも有意に高い硬度を有する。これらの電着した金の層は一般に、鋳造した際、避けることができない空洞、不均質さ及び不純物がない。にもかかわらず、不潔な作業条件及び結果として混入される不純物によって、又は製造者に関係する器具特異的な工程の変動の結果、生じる付着への破壊の可能性がある。付着に対するこれらの破壊は、たとえば、電着材料における不純物の取り込み、層における芽又は個々の層又は孔の形成によってそれ自体明らかになる。最も芳しくない状況下では、この性質の破壊は、焼成中の安定性の欠如を招くことができ、従って、さらなる歯科加工に好適ではない層/成形加工された本体を作製する可能性がある。電着により歯の修復部品/成形加工された歯科用部品を製造する際の問題は、場合によっては、必要とされる複雑な幾何学的形状及び特殊な付着特性にある。安定性及び加工性については、均一で均質な層構造及びできるだけ均一である層の厚さ分布が望ましい。電流制御の電着は、形成されるとき、たとえば、出願者のAGC器具において、さらにかなり高い信頼性を有し、且つ、再現性のある良好な特性を有する。
長年にわたって、種々の器具が歯科市場で市販され、電着により歯の修復材又は骨格を作製するための歯科技術の研究室で利用されてきた。この背景で、用語、骨格は、歯冠キャップ又はブリッジキャップのような金属基礎構造を意味すると理解されるべきであり、それはその後、たとえば、歯科技工士によってセラミックで被覆され、次いで最終的な歯の置換を形成するために焼成される。種々の理由で、特に患者にとっての生体適合性のために、これらの骨格は純度の高い金から作られる。言及される器具は、小型の電着器具として知られるものであり、それは、工業的規模の電着設備と違って、連続的に作動するのではなく、むしろ不連続的に作動する。器具の種類及び大きさによって、工程時間は一般に数時間、たとえば、1〜16時間である。これらの器具は、一般におよそ1リットル以下の使用可能な容積の電解質及びその中の工程で製造されうる2、3の歯の修復材、たとえば、歯冠キャップの容量とともに、小さな作業台に設置され、操作されることができる。
この種の電着器具のユーザーは、一般に歯科技工室で作業をする人々、たとえば、歯科技工士、すなわち、特別な訓練なしで電着を行なう技量のあるスタッフである。そこで、具体的には、そこで作製される歯の修復材の質に関して、及びオペレータの健康への潜在的な害に関して、リスクを伴わずに且つ容易に、この種の電着器具を使用できることが重要である。そこで、この種の電着装置の製造者らは、できるだけユーザーに優しく且つ工程が信頼できる器具を提供しようとしている。この背景で言及することができる例には、出願者により作製された器具のAGCレンジが挙げられ、それは、たとえば、同時に電着できる1〜16の対象及び1〜16時間の工程時間の総力をカバーする。
最大限のユーザーへの優しさ及び工程への信頼性を達成することに関連して、接触接続を考慮することも必要である。「電着器具」において、電解質(たとえば、出願者により作製されたAGC金浴)、陽極、及び陰極として接続される、接続銀の層が設けられた、歯又は口の状態の(少なくとも)1つの複製モデルがある。複製モデルは、一般に同時に電気的接触として機能する、保持ロッド/ワイヤを介して器具における電流/電圧供給源に接続される。この保持ロッドは、ステンレス鋼のロッド、又は、たとえば、銅/チタンのロッドであってもよいし、単回使用又は再利用可能に設計することができる。この種の接触ロッドによって、工程中、特定の部分が常に電解質に浸され、この部分は、それが金によってメッキされないように、電解質から電気的に絶縁されるべきである。これは一般に、プラスチック又は好適な被覆材からできた焼きばめ管として知られるものによって行なわれる。
次いで、金属クランプ又はピンチ接続によるプラグ接続接触(たとえば、ソケット)を介して、接触ロッド/保持ロッドを器具における電流/電圧供給源に接続する。器具への接触はまた長い耐用年数を有することが必要であり、電気メッキセル内に位置するならば、腐食に受けやすくすべきではない。腐食産物は、電極を汚染しうるし、工程の全体的な機能をリスクに陥れる。接触、すなわち、器具と複製モデル及び電気的な接触接続との結合の生成は、この場合、オペレータによって達成される。
この背景で、工程への信頼性を確実にする一方と、できるだけ単純な取り扱いを保つ他方とで整理されて、特別の要求が、接触接続法にのしかかっている。工程への信頼性については、たとえば、電気的接触は、長い時間、すなわち、工程全体の時間、再現可能なままにすることが肝要である。
上述の種類の接触の欠点の1つは、接触抵抗が常に生じ、確定されない可能性があり、特定の状況下では、電気メッキされるべき複製モデルに十分な電流が流れるのを妨げることである。そのような状態で、電着中に不良が生じ、それは、薄すぎる及び/又は破壊された層構造を有する電着された金骨格によって、又は全体的に妨害された電着工程による過激さにおいて、それ自体明らかになる。さらに、前述の接触は、場合によっては、オペレータが取り扱うのが難しく、それに接続される部品は互いに関して調整するのが困難である。
その結果、本発明は、従来技術で生じる接触接続の問題を回避する又は実質的に除外する目的に基づく。電流/電圧供給源に接続されることは、電気メッキされるべき部品又はモデルにとって単純であるべきであり、この接続は、加工時間全体を通して確実に維持されるべきである。さらに、新しい部品/モデルを電気メッキ器具に導入するのを可能にするために、電気的接続が単純な方法で再び中断されることも可能であるべきである。
この目的は、請求項1の特徴及びその重要な構成要素、すなわち、請求項12の特徴を有する電極、請求項19の特徴を有する電流/電圧供給源及び請求項22の特徴を有するヘッド部品及びカバー部品を有する装置によって達成される。本装置又は相当する部品の好ましい実施態様は、従属請求項2〜11、13〜18並びに20、21、23及び24に提示される。全請求項の文言が本明細書の内容に参照によって組み入れられる。
本発明に係る装置は、少なくとも1台の電流/電圧供給源及び電解質で満たすことができる容器に配置されうる電極を有する。電着のために電気的接触を生成するには、少なくとも1本の電極と電流/電圧供給源との間に少なくとも1個の磁気接続手段が提供される。この背景で、本発明の核心的概念は、電極と電流/電圧供給源との間の電気的接触を生じるために磁気接触接続を提供することに基づく。電圧下にある2個の磁気金属部品の磁気結合力は、これら部品間の相当する接触によって閉鎖されるべき電気回路を生じる。
本発明に従って提供される磁気接続手段が好ましくは2部品設計であることは、これまで述べたことから明らかであろう。この場合、この種の2部品設計は、第1の部品としての磁石及び磁化可能な金属からできた第2の部品を含んでもよい。特に好ましい実施態様では、2部品磁気接続手段は、その相互の引力により必要とされる接触を生じる2個の磁石を含む。2個の磁石を使用すれば、特に良好な保持力及び最小限の接触抵抗が達成される。
上述の磁石は好ましくは、従来技術から知られているような、永久磁石として知られるものである。これらは、磁化可能な金属にて、又は使用されるべきさらなる補助的手段の必要がなく、互いに対して、必要とされる保持力を提供する。さらに、使用される磁石は好ましくは、断面が円形である。この種の磁石は丸い磁石として記載することができる。
改良点では、本発明に係る装置において、磁石は電流/電圧供給源に設けられる。本発明が、序言で言及した電気メッキ器具と共に実現されるのならば、この種の器具は、電着を行なう場合、電解質を収容する容器の上に配置されるヘッド部品又はカバー部品として知られているものを有することが多い。この種の実施態様では、この電流/電圧供給源に設けられる磁石は好ましくは、このヘッド部品又はカバー部品の上に配置される。このようにして、そのとき、電極との接触を生じるのは特に容易である。前記実施態様では、次いで、特に電流/電圧供給源にて、特にヘッド部品又はカバー部品にて磁石が収容されるスリーブが提供される。この種の特に好ましい実施態様を図面と共に以下でさらに詳細に説明する。
さらに好ましい実施態様では、磁石は電極又は電極の部品に設けられる。序言で言及したように、電極は便宜上、ロッド様コンポーネントであり、接触ロッド/保持ロッドと呼ぶことができる。従って、これらの実施態様では、磁石は好ましくは、これらロッド様のコンポーネントに設けられる。そのような電極は、特にロッドは好ましくはスリーブ様の容器を有し、その中に磁石が導入される。これは同様に図面と共にさらに詳細に説明する。
これまでに与えられた説明から明らかなように、本発明はまた、電着用、特に成形加工される歯科部品の電着用の新規の電極を包含する。本発明に従って、本電極は、少なくとも1個の磁気接続手段、特に、2部品磁気接続手段の少なくとも1部品を有するような方法で構成される。本電極は好ましくは、これまでに開示された接触ロッド/保持ロッドの形状に基本的に相当するようなロッドの形態である。
本発明に従って、新規の電極において、磁気接続手段又はその1部品が電極の一方の端に提供される。これは通常、電気的接触の生成後の電着中に電流/電圧供給源に設けられる端である。
この場合、磁気接続手段は磁化可能な金属であってもよく、それはそのとき電流/電圧供給源に設定された磁石と相互作用する。しかしながら、電極における磁気接続手段は、上記ですでに詳細に説明したように好ましくは磁石である。この種の磁石は好ましくは永久磁石である。断面が丸い磁石(丸い磁石)が好ましい。
本発明に係る電極のそのほかの好ましい実施態様では、磁石は電極の一方の末端でのスリーブ様の容器に位置する(好ましくはロッド様の設計)。本容器中の磁石を腐食から保護するためにも、本容器は好ましくはカバー部品によって仕切られる。本カバー部品は好ましくは平板設計である。この場合、カバーの表は、電流/電圧供給源に設定された磁気接続手段のほかの部品と相互作用する接触面を形成する。
電極それ自体は、原則として任意の伝導性物質で構成される。しかしながら、電極及び磁石を収容する容器を閉鎖するために存在するカバー部品はステンレス鋼から作られることが好ましい。この物質は腐食に対して良好な保護を提供する。適当であれば、電極の外面全体、又は好ましくは接触面を形成する、カバー部品の少なくとも表を別の金属で被覆してもよい。この種の金属被覆を用いて、腐食耐性又は電気伝導性をさらに高めることができる。この背景で、電極上又はカバー部品上のみを電気メッキすることにより、好ましくは付着することができる金又は金合金からできた被覆について特に言及すべきである。
電着中、被覆されるべき部品/モデルを運ぶ「下方」末端では、本発明に係る電極は好ましくは、「上方」末端、すなわち電流/電圧供給源又はヘッド部品若しくはカバー部品に面した末端よりも小さな断面を有する。電極がその「下方」末端で先端に向かって狭くなる又は先細りになることが好ましい。このようにして容易に、被覆されるべき部品/モデルが電極に固定され、それが同時に保持ロッドとして作用する。
最終的に、電極は、電気的に非伝導性の被覆、特にプラスチックの被覆をその外面に提供されてもよいことも言及されるべきである。これによってそこでの金属の電着及び/又は腐食作用及び電極への損傷が妨げられる。被覆されるべき部品/モデルへの単純な接触接続を確実にするために、電極の「下方」末端がこの種の被覆を欠くことが好ましい。
さらなる新規のコンポーネントとして、本発明は、電着用、特に成形加工される歯科部品の電着用の電流/電圧供給源及びヘッド部品又はカバー部品(上述のような)を含む。これらのコンポーネントは同様に、少なくとも1個の磁気接続手段、特に、2部品磁気接続手段の少なくとも1部品を有することを特徴とする。これは、磁化可能な金属であってもよく、又は好ましくは磁石であってもよい。この場合でも、永久磁石に特に言及すべきである。磁石は好ましくは断面が丸い(丸い磁石)。
これら2種の新規のコンポーネントでも磁石は好ましくはスリーブ様の容器に位置する。腐食から保護するために、この容器に好ましくはカバー部品を設けてもよい。この点で、本発明に係る電極と共に与えられたさらなる鋭意説明を参照してもよい。この場合もまた、そのとき、カバー部品の表によって接触面が形成される。
最終的に、本発明の核心的概念は、電着中、少なくとも1個の電極と電流/電圧供給源との間の電気的接触を生じるための少なくとも1個の磁気接続手段の使用として定式化される。
本電着は好ましくは、歯冠、インレー、ブリッジなどのための骨格のような成形加工される歯科部品の製造のために使用される電着である。
本発明に係る装置又は本装置の本発明に係る構成要素は、これまでに開示された接触接続を有するものを超えて多数の利点を有する。
たとえば、本発明では、必要とされる電気的接触は、目標とされる磁力によって生じる。これは、電着が行なわれている間、ずっとこの接触が維持されるほど十分に強い。この利点は、磁気接続手段の2つの相互作用する部品の上述の好ましい実施態様、特に上述の2個の磁石を使用すれば、それ自体明らかになる。目標とされる磁力のために、2個の相互作用する部品は、2個の部品、特に2個の磁石が互いの上に一致して位置するように互いに関して正しい位置で必然的に引き合う。これによって確実に、確定された接触面が常に存在し、確定されない接触抵抗により生じる乏しい電着の結果が事実上除外されるようにする。
言及すべきである本発明のさらなる利点は、オペレータが電気的接触接続を迅速且つ容易に生じることができることである。たとえば、電極/接触ロッドが容易に差し替えられ、それはオペレータにとっての作業効率を有意に高める。さらに、たとえば、接触面の汚染が実質的に除外されるので、コンポーネント上で実施されるべき何であれ、保守管理の必要がない。その時々にクリーニングが必要であると判明すれば、このクリーニングは単にコンポーネントを拭うことによって容易に達成することができる。
その上、本発明に係る実施態様の別の利点は、特に歯科領域において標準の電着の工程温度が適用されれば、それ自体明らかになる。この種の工程温度は一般に50℃〜70℃の間であり、普通、約65℃である。この結果は、電解質の縮合生成物が容器の上部又は電気メッキセルに集まるということである。それらの化学組成のために、この種の縮合生成物は電気的接触を生じる部品で腐食を招きうる。腐食により生じる生成物がそのとき、今度は電解質に入り、後者を汚染する可能性がある。この種の不純物がそのとき電着に含まれ、たとえば、金と一緒に付着され、このようにして、電着された成形加工される部品、特に歯の置換骨格の質に有害な効果を有しうる。本発明に従って達成される接触接続は、事実上の確実性を持ってこれを除外することができる。これは特に、磁石がカバー部品によってしっかりと仕切られているスリーブ様のコンポーネントに位置する実施態様に適用される。
本発明の利点は、電気的接触を生じるために使用される磁石のための被覆加工された構造の種類を持つ、特に後者の実施態様において、特に明瞭にそれ自体を明らかにする。この種の実施態様では、この被覆加工された構造によって磁石は完全に保護される。従って、この種の構造に使用される物質は、好ましくは腐食耐性のステンレス鋼である。これによって電気的接触接続に対する腐食を除外する。金の層が追加的にステンレス鋼の電極/ステンレス鋼のロッドに適用されるのならば、少なくとも接触面で、たとえば、カバー部品で、一方では、この腐食耐性がその上さらに高まり、且つ、他方では、優れた電気伝導性が達成される。従って、そのほかの設計の特徴と組み合わせたこれらの実施態様によって、電極/保持ロッドと電流/電圧供給源又はヘッド部品又はカバー部品との間の接触位置において、優れた、永続的な且つ再現性のある電気的接触が創出される。
最終的に、本発明に係る電極又は本発明に係る保持/接触ロッドは永続的に再利用可能である。それが、その表面において保護層、特にたとえばプラスチックのような非伝導性の保護層で被覆されれば、これが適用される。
本発明のこれら及びそのほかの特徴は、クレームと組み合わせて以下に記載する実施例及び図面から明らかになるであろう。この背景で、個々の特徴はそれ自体又は互いに組み合わせて実施することができる。
本発明に従って、出願者により作製されたタイプ、AGCスピードの電気メッキ器具を改変する。この出発点は、図ではさらに詳しく説明していないこの器具の単一セル版である。器具は実質的に、電流/電圧供給源及び制御ユニットを収容する筺体を含む。さらに、器具は、ヘッド部品又はカバー部品を持ち、陽極、及び電着によって被覆されるべき部品/モデルを提供される陰極が固定される、電解質容器を有する。出願者によって作製されたAGCスピード器具の場合、ヘッド部品又はカバー部品を持つ電解質容器全体を器具から取り外すことができる。これによって、被覆されるべき部品/モデルの電解質容器への導入が簡素化され、器具の残りのコンポーネントがたとえば電解質による汚染から保護される。
出願者によって作製されたAGCスピード器具の以前の設計では、一般に環状の陽極として設計される陽極、及び陰極として接続される特に保持/接触ロッドを固定する/接触接続するためにプラグ接続接触を用いた。この背景で、これらの電極のロッド様の設計である上方末端は、ヘッド部品又はカバー部品における相当する容器の中に、たとえば、所定の位置に掛け金で止めて導入された。しかしながら、この固有に信頼できる接触接続は、迅速に交換できないことが多い。さらに、相対的に複雑な方法で、電解質から上昇する蒸気からの腐食に対して接触面を保護しなければならなかった。
図1及び図2に説明される2個のコンポーネントは、出願者により作製され、記載されてた器具を本発明に従って改変するのに使用する。
この背景で、図1は保持又は接触ロッドの形態での本発明に係る電極1を示す。本電極1は、ステンレス鋼から作られ、他方の末端3よりも一方の末端2で小さな断面積を有する。この場合、末端2は、電着によって被覆されるべき部品又はモデル(図1には示さず)に電極を固定するように作用する先端の形態で設計される。以下でこれをさらに詳細に説明する。
他方の末端3では、磁石5が導入されるスリーブ様の容器/収納部4がある。本磁石5は、丸い断面積を持つ永久磁石であり、すなわち、丸い磁石として知られるものである。本磁石5を腐食から保護するために、同様にステンレス鋼から作られ、密封形式で容器4を仕切るカバー部品6が電極1の上に存在する。その結果、電極1の設計3は、磁石5を完全に内包することを意味する。
本発明に従って、カバー部品6の外側に存在する表面7は、接触面を形成し、それを介して、2部品磁気接続手段の1部品としての磁石5が第2の部品と相互作用する。磁力によって生じる電気的接触を最適化するために、電極1の表面7又は適当であればその外側面全体を金メッキしてもよい。このことは図1には詳細に示さない。同様に、接触面として作用する表面7を除く、電極1の外表面にプラスチック被覆を提供することが可能である。そのときこれは、電極自体で望ましくない電着が起きるのを防ぐ。プラスチック被覆が存在しなければ、この付着は、他の対策、たとえば、焼きばめ管により電極1を取り囲むことによって、オペレータにより防がれる。
図2は、断面が丸い、同様にステンレス鋼から作られるスリーブ様のコンポーネント11を示す。本コンポーネント11は、保持/接触ロッドとして作用する図1の電極1と一体化する部分部品を形成する。たとえば、コンポーネント11を、出願者によって作製されたAGCスピード器具のヘッド部品又はカバー部品に導入してもよく、或いは異なった設計の電着器具の場合、異なった方法で電流/電圧供給源に設定してもよい。
一方の末端12にて、コンポーネント11は容器/収納部13を有し、その中に磁石14が導入される。この場合も、磁石14の断面が丸い永久磁石、すなわち、丸い磁石である。丸い磁石14を伴った容器13は、同様にステンレス鋼から成るカバー部品15で密封方式で仕切られる。これによりまたもや電解質から上昇する蒸気によって磁石14が腐食されるのを防ぐ。
コンポーネント11の場合、カバー部品15に存在する外面16が、磁石14に対する接触面を表し、2部品磁気接続手段の他方の部品と相互作用する。この場合も、表面16、及び適当であれば、コンポーネント11の外面全体を金メッキしてもよい。相当するプラスチック被覆(表面16は別として)も可能である。
電極1の表面7が今やコンポーネント11の表面16に向かって移動すれば(磁石5及び14が正しい方向性で導入された)、これら2つの表面は磁力によって引かれ合い、互いに関して正しく位置付けられる。同時に、電着に必要とされる電気的接触が生じる。そのとき、電流は、たとえば、表面16を持つコンポーネント11を横切って電極1の表面7に流れ、従って、その末端2に固定された歯の修復材のモデルにも流れる。当然、電気的接触は、陽極として接続された電極に対しても同様に生じうる。この種の陽極は普通、単純に金属のロッドである。
歯の修復材は、図1及び図2に示すコンポーネントを用いて改変した、出願者により作製されたAGCスピード器具を用いた電鋳により作製される。この場合、コンポーネント11(例、図2)が、器具のヘッド部品又はカバー部品に導入され、電極1(例、図1)は歯の修復材又はモデルに保持/接触ロッドとして用いられる。
以下に提示する2つの実験では、出発物質は、1つの場合でプラスタースタンプであり、それを伝導性の銀を用い、普通の方法で伝導性にする。他の場合では、出発点は、金属製の一次歯冠であり、その後一次歯冠を二次歯冠に接合するセメントを考慮に入れて、同様に伝導性の銀で被覆する(二重歯冠技法)。用いた電解質は出願者により作製された亜硫酸系の金浴である。しかしながら、金浴の組成は、効果を生じる本発明に係る利点には重要ではない。
電着の実行のための調製を以下の表に要約する。双方の実施例は、層厚300μmの純度の高い金からできた完全な成形加工部品を作製する。これは、本発明に係る「磁石接触接続」が結果として歯科技術に必要とされる高品質の成形加工部品を導くことを明らかにしている。序言及び説明ですでに言及してきたように、以前の接触接続に比べて達成される利点を考慮に入れれば、本発明に従った器具への改変は、真の進歩を表す。
Claims (25)
- 電着用、特に、歯冠、インレー、ブリッジなどのための骨格のような成形加工される歯科部品の電着用である、少なくとも1台の電流/電圧供給源及び電解質で満たすことができる容器に配置することができる電極を有する装置であって、少なくとも1つの電極と電流/電圧供給源との間の電着のために電気的接触を生じるための少なくとも1つの磁気接続手段があることを特徴とする装置。
- 磁気接続手段が磁力を介して互いに相互作用する2つの部分を含むことを特徴とする請求項1に記載の装置。
- 磁気接続手段が2つの磁石を含むことを特徴とする請求項2に記載の装置。
- 磁気接続手段が磁石及び磁化可能な金属部分を含むことを特徴とする請求項2に記載の装置。
- 磁石が丸い断面積を有することを特徴とする請求項3又は4に記載の装置。
- 磁気接続手段の部品の1つ、特に磁石が電流/電圧供給源に設けられることを特徴とする請求項2〜5の1項に記載の装置。
- 部品、特に磁石が、電着中、電解質で満たすことができる容器の上に位置し、且つ好ましくは電極が配置されるヘッド部品又はカバー部品に設けられることを特徴とする請求項6に記載の装置。
- 磁石がスリーブ様コンポーネントに配置されることを特徴とする請求項6又は7に記載の装置。
- 磁気接続手段の一部が電極又は電極の一部に設けられることを特徴とする請求項2〜8の1項に記載の装置。
- 電極又は電極の一部がロッド様の設計であることを特徴とする請求項9に記載の装置。
- 磁石が、電極又は電極の一部におけるスリーブ様の容器に設置されることを特徴とする請求項9又は10に記載の装置。
- 電着用、特に、歯冠、インレー、ブリッジなどのための骨格のような成形加工される歯科部品の電着用の電極であって、少なくとも1つの磁気接続手段、特に、2部分磁気接続手段の1部分を有することを特徴とする電極。
- それがロッド様の設計であることを特徴とする請求項12に記載の電極。
- 磁気接続手段が電極の一方の端に配置され、この端が好ましくは、電着中、電流/電圧供給源に設けられることを特徴とする請求項12又は13に記載の電極。
- 磁気接続手段が磁石であることを特徴とする請求項12〜14の1項に記載の電極。
- 磁石が電極におけるスリーブ様の容器に配置され、好ましくは、カバー部品によってこの容器を仕切ることが可能であることを特徴とする請求項15に記載の電極。
- 磁気接続手段のない電極の端が磁気接続手段のある電極の端よりも小さな断面積を有し、磁気接続手段のない電極の端が好ましくは、先端に向けて円錐状に又は先細りに狭くなることを特徴とする請求項12〜16の1項に記載の電極。
- 電気的に非伝導性の被覆、特にプラスチックの被覆が設けられ、磁気接続手段のない電極の端が好ましくはこの種の被覆を欠くことを特徴とする請求項12〜17の1項に記載の電極。
- 電着用、特に、歯冠、インレー、ブリッジなどのための骨格のような成形加工される歯科部品の電着用の電流/電圧供給源であって、少なくとも1つの磁気接続手段、特に、2部分磁気接続手段の少なくとも1部分を有することを特徴とする電流/電圧供給源。
- 磁気接続手段が磁石であることを特徴とする請求項19に記載の電流/電圧供給源。
- 磁石がスリーブ様の容器に配置され、好ましくは、カバー部品によってこの容器を仕切ることが可能であることを特徴とする請求項20に記載の電流/電圧供給源。
- 電着用、特に、歯冠、インレー、ブリッジなどのための骨格のような成形加工される歯科部品の電着用であり、電着中、このヘッド部品又はカバー部品が電解質で満たすことができる容器の上に配置されるヘッド部品又はカバー部品であって、少なくとも1つの磁気接続手段、特に、2部分磁気接続手段の少なくとも1部分を有することを特徴とするヘッド部品又はカバー部品。
- 磁気接続手段が磁石であることを特徴とする請求項22に記載のヘッド部品又はカバー部品。
- 磁石がスリーブ様の容器に配置され、好ましくは、カバー部品によってこの容器を仕切ることが可能であることを特徴とする請求項23に記載のヘッド部品又はカバー部品。
- 電着中、特に、歯冠、インレー、ブリッジなどのような成形加工される歯科部品の電着中、少なくとも1つの電極と少なくとも1つの電流/電圧供給源との間の電気的接触を生じるための少なくとも1つの磁気接続手段の使用。
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