JP2006519613A5

JP2006519613A5 -

Info

Publication number: JP2006519613A5
Application number: JP2006507666A
Authority: JP
Filing date: 2004-03-12
Publication date: 2007-05-10
Anticipated expiration: 2024-03-12

Claims

細菌内の炭素または窒素の流れの分布に影響を及ぼすタンパク質をコードする標的遺伝子を最適レベルに発現する細菌を得る方法であって、以下の工程：
（１）前記細菌の染色体に、前記標的遺伝子自身の調節配列の代わりに前記標的遺伝子発現用の調節配列を含むｉｎｖｉｔｒｏで構築されたＤＮＡフラグメントのセットを導入する工程、および
（２）所望の表現型を有する細菌を選択する工程
を含む方法。
前記細菌は、Ｌ−アミノ酸生産細菌である、請求項１に記載の方法。
前記Ｌ−アミノ酸は、Ｌ−グルタミン酸、Ｌ−グルタミン、Ｌ−プロリン、Ｌ−アルギニン、およびＬ−ロイシンからなる群から選択される、請求項２に記載の方法。
前記細菌は、核酸生産細菌である、請求項１に記載の方法。
前記核酸は、イノシン、グアノシンおよびアデノシンからなる群から選択される、請求項４に記載の方法。
前記ｉｎｖｉｔｒｏで構築されたＤＮＡフラグメントのセットは、プロモーター、リボソーム結合部位（ＲＢＳ）およびオペレーターからなる群から選択される１つまたはそれ以上の調節配列を含む、請求項１に記載の方法。
前記ｉｎｖｉｔｒｏで構築されたＤＮＡフラグメントのセットは、無作為化配列を有する調節配列を含む、請求項６に記載の方法。
前記ｉｎｖｉｔｒｏで構築されたＤＮＡフラグメントのセットは、既知の配列および既知の強度を有する調節配列から構成される、請求項６に記載の方法。
前記細菌は、エシェリヒア属に属する、請求項１に記載の方法。
Ｌ−アミノ酸生産に影響を及ぼすタンパク質をコードする遺伝子を最適レベルに発現する
Ｌ−アミノ酸生産細菌であって、請求項１に記載の方法により得られるＬ−アミノ生産細菌。
ｓｕｃＡＢ遺伝子のプロモーターの−３５領域の配列が、配列番号１０において24番目から27番目の塩基がＡＧＡＴまたはＴＴＧＣである配列を含む、請求項１０に記載のＬ−アミノ酸生産細菌。
Ｌ−アミノ酸を製造する方法であって、培地中で請求項１０に記載の細菌を培養し、該培地中にＬ−アミノ酸を蓄積させる工程、および前記培地からＬ−アミノ酸を採取する工程を含む方法。
前記Ｌ−アミノ酸は、Ｌ−グルタミン酸、Ｌ−グルタミン、Ｌ−プロリン、Ｌ−アルギニン、およびＬ−ロイシンからなる群から選択される、請求項１２に記載の方法。