JP2006505597A - プソイドイオノンおよびイオノンの連続的製造方法 - Google Patents

プソイドイオノンおよびイオノンの連続的製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2006505597A
JP2006505597A JP2004548796A JP2004548796A JP2006505597A JP 2006505597 A JP2006505597 A JP 2006505597A JP 2004548796 A JP2004548796 A JP 2004548796A JP 2004548796 A JP2004548796 A JP 2004548796A JP 2006505597 A JP2006505597 A JP 2006505597A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sup
ketone
reaction
sub
aldehyde
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004548796A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4727228B2 (ja
Inventor
ドブラー,ヴァルター
バール,ニコラウス
ブリュア,クラウス
キンドラー,アロイス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BASF SE
Original Assignee
BASF SE
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BASF SE filed Critical BASF SE
Publication of JP2006505597A publication Critical patent/JP2006505597A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4727228B2 publication Critical patent/JP4727228B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C403/00Derivatives of cyclohexane or of a cyclohexene or of cyclohexadiene, having a side-chain containing an acyclic unsaturated part of at least four carbon atoms, this part being directly attached to the cyclohexane or cyclohexene or cyclohexadiene rings, e.g. vitamin A, beta-carotene, beta-ionone
    • C07C403/14Derivatives of cyclohexane or of a cyclohexene or of cyclohexadiene, having a side-chain containing an acyclic unsaturated part of at least four carbon atoms, this part being directly attached to the cyclohexane or cyclohexene or cyclohexadiene rings, e.g. vitamin A, beta-carotene, beta-ionone having side-chains substituted by doubly-bound oxygen atoms
    • C07C403/16Derivatives of cyclohexane or of a cyclohexene or of cyclohexadiene, having a side-chain containing an acyclic unsaturated part of at least four carbon atoms, this part being directly attached to the cyclohexane or cyclohexene or cyclohexadiene rings, e.g. vitamin A, beta-carotene, beta-ionone having side-chains substituted by doubly-bound oxygen atoms not being part of —CHO groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C45/00Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
    • C07C45/51Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by pyrolysis, rearrangement or decomposition
    • C07C45/54Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds by pyrolysis, rearrangement or decomposition of compounds containing doubly bound oxygen atoms, e.g. esters
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2601/00Systems containing only non-condensed rings
    • C07C2601/12Systems containing only non-condensed rings with a six-membered ring
    • C07C2601/14The ring being saturated
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C2601/00Systems containing only non-condensed rings
    • C07C2601/12Systems containing only non-condensed rings with a six-membered ring
    • C07C2601/16Systems containing only non-condensed rings with a six-membered ring the ring being unsaturated

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

本発明は、一般式(I)または(I’)[式中、式中、R1は、CH3または(a)を表わし;R2、R3は、水素、CH3またはC2H5を表わし;R4、R5は、水素またはCH3を表わす]のプソイドイオノンおよびその異性体の連続的製造方法に関する。これらのプソイドイオノンは、水およびアルカリ水酸化物の存在下で、高温にて、均一な溶液中で、式(II)のアルデヒドを、一般式(III)[式中、R1、R2およびR3は、上記の意味を有する]の過剰なケトンと反応させることにより製造される。本発明の方法は、a)アルデヒド、ケトンおよびアルカリリイ(alkali lye)水溶液からなる均一溶液の相互混合が10〜120℃の温度で起こり、b)続いて、反応混合物に含まれる未溶解の水およびアルカリ水酸化物を除去し;c)続いて、逆混合が起こらないようにしながら、沸点が最も低い成分の沸点よりも10〜120℃上回る温度で、106〜107Paの蒸気圧pにて、その均一な反応混合物を、2〜300分の滞留時間を可能にする反応器に通し;d)膨張により、その反応混合物を冷却し;e)逆方向に流れる蒸気を用いて、その反応混合物からケトンを除去し;f)粗生成物を乾燥し、精留カラムを通して過剰なアルデヒドおよび二次的成分を除去することを特徴とする。
【化1】

Description

本発明は、プソイドイオノンの連続的製造方法、および場合により後続して行われるそれらのイオノンへの環化に関する。好ましいものは、6-メチルヘプタ-3,5-ジエン-2-オン、プソイドイオノン、メチルプソイドイオノン、ジメチルプソイドイオノン、プソイドイロン、メチルプソイドイロンおよびジメチルプソイドイロン、ならびにそれらの環化生成物、α-、β-およびγ-イオノン、α-、β-およびγ-メチルイオノン(n-型、イソ-型または混合物)、ならびにホモログなどの化合物の製造方法である。これらの物質は、匂い物質および匂い物質の中間体として経済的な面での価値が非常に高い。さらに、プソイドイオノン自体は、ビタミンEおよびAならびにカロチノイドの製造のための重要な中間体である。β-イオノンは、ビタミンAおよびカロチノイドの製造のための重要な中間体である。
シトラールからプソイドイオノンを製造する、多くの方法が知られている。
PL 147748には、シトラールとアセトンとを塩基性イオン交換体上で56℃にて縮合することによる、イオノンの製造方法が記載されている。これによれば、アセトンおよびシトラールは、フラスコバッチ式で、触媒と共に5時間にわたり撹拌する。この方法の欠点は、反応容器の時間当たりの生成量が非常に少ないことである。
DE-A 33 19430では、管型反応器内で、メチルケトンと不飽和アルデヒドとを、水素の存在下、100〜280℃および10〜60barにて、混合金属触媒上で縮合することによる、高級ケトンの製造が教示されている。
触媒としてLiOHを用いてシトラールをアセトンと反応させることによるプソイドイオノンの製造方法は、US 4,874,900に記載されている。これによれば、この反応は、バッチ式または連続式で、-20〜240℃の温度にて行われる。圧力は、反応混合物が適当な温度にて液相に留まるように調整される。バッチ式操作の場合は、反応物はタンク内で撹拌し、触媒は反応が完了したら濾別するが、連続式の場合は、予備混合した反応物を触媒充填カラムを通してポンピングする。いずれの場合も、反応が完了した後で、反応混合物をCO2で中和し、過剰なケトンは留去する。この方法では、アセトンとシトラールとのモル比は20であり、収率89.5%のシトラールが得られる。これらの低い収率は、工業的規模のプロセスでは不十分である。
DE-A 31 14071では、高温でアルデヒドを過剰のケトンと反応させることによる、プソイドイオノンの製造方法が記載されている。
また、従来技術には、続いてプソイドイオノンをイオノンへと環化するための多くの方法が開示されている。例えば、濃硫酸またはリン酸などの酸を用いたプソイドイオノンの環化において、α-イオノンとβ-イオノンとの混合物が得られることが知られている。これらの化合物が形成される量比は、反応が行われる条件に大いに依存する。
濃硫酸を使用する環化は非常に発熱的に進行するが、ここでは、局所的なホットスポットが生じないようにするために、反応熱を非常に迅速に取り除くことが重要である。この目的のために、公知のプロセスでは、反応混合物に希釈剤を添加する。
本発明の目的は、従来技術と比較して供給原料が少なくて済み、かつ供給原料当たりより多量の生成物を生じる、プソイドイオノンを製造し、それが適切である場合には、続いて対応するイオノンへと環化するための方法を開発することである。
1.本発明によれば、この目的は、一般式IまたはI’:
Figure 2006505597
または
Figure 2006505597
[式中、R1は、CH3または
Figure 2006505597
であり、
R2、R3は、それぞれ、水素、CH3またはC2H5であり、
R4、R5は、それぞれ、水素またはCH3である]
のプソイドイオノンおよびその異性体の連続的製造方法であり、
水およびアルカリ金属水酸化物の存在下で、高温にて、均一な溶液中で、式(II):
Figure 2006505597
のアルデヒドを、一般式(III):
Figure 2006505597
[上記の式中、R1、R2およびR3は、それぞれ、上記で定義したとおりである]
の過剰なケトンと反応させることによる前記方法であって、
a)10〜120℃の温度で、アルデヒド、ケトンおよびアルカリ金属水酸化物水溶液の均一溶液を混合し、次に、
b)反応混合物に溶解していない水およびアルカリ金属水酸化物を除去し、
c)続いて、逆混合が起こらないようにしながら、沸点が最も低い成分の沸点より10〜120℃上回る温度および106〜107Paの蒸気圧pにて、その均一な反応混合物を、2〜300分間の滞留時間を可能にする反応器に通し、
d)減圧下で、その反応混合物を冷却し、
e)向流ストリームで、その反応混合物からケトンを除去し、
f)粗生成物を乾燥し、精留カラムを用いて、それから過剰なアルデヒドおよび二次的成分を除去する
ことを含む、前記方法を提供することにより達成される。
本発明の方法は、6-メチルヘプタ-3,5-ジエン-2-オン、プソイドイオノン、メチルプソイドイオノン、ジメチルプソイドイオノン、プソイドイロン、メチルプソイドイロンおよびジメチルプソイドイロン、ならびにそれらの異性体の製造に使用することが好ましい。
本発明に従って使用されるアルデヒドは、好ましくは、シトラール、シトロネラール、および2,6-ジメチルオクタナールであるが、1〜10個の炭素原子を有する任意の直鎖状または分岐鎖状の飽和または不飽和アルデヒドであってもよく、使用されるケトンは、好ましくは、アセトン、2-ブタノンまたは2-もしくは3-ペンタノンである。
アルカリ金属水酸化物水溶液とは、水酸化カリウム、水酸化ナトリウムまたは水酸化リチウムの水溶液をいうが、好ましくは、水酸化ナトリウム溶液である。使用されるアルカリ金属水酸化物の濃度は、0.005〜50重量%、好ましくは1〜15重量%である。
異性体とは、プソイドイオノンまたはイオノンの全ての可能性のある位置異性体または二重結合異性体をいう。
本発明による方法では、アルカリ金属水酸化物溶液を、十分な混合後に均一に溶解し得る量で、10〜120℃、好ましくは50℃未満の温度で、アルデヒド、ケトンおよび水の反応物の均一混合物に添加する。分離した水およびアルカリ金属水酸化物を除去した後、その均一反応混合物を、逆混合が起こらないようにしながら、沸点が最も低い成分の沸点よりも10〜120℃上回る温度および106〜107Paの圧力p(ここで、pは、反応温度における反応混合物の蒸気圧である)で、2〜300分間、好ましくは5〜30分間の滞留時間を可能にする反応器に通す。反応混合物を減圧により冷却し、その間に過剰なケトンの一部を蒸発させて再循環(再利用)に供給することができ、次いで、ケトンを向流ストリームにより反応混合物から除去し、そのストリームは触媒の塩基を中和するのに十分な蒸発性の酸を含み、pHを4〜9にする。続いて、粗生成物を乾燥し、精留カラム、好ましくは隔壁カラム(例えばDE-A 3302525またはEP-A 804 951に開示されているようなもの)を用いて過剰なアルデヒドおよび二次的成分を除去する。
本発明はさらに、一般式(IV)、(V)および(VI)のイオノンならびにそれらの異性体の連続的製造方法であって、本発明による方法により得たプソイドイオノンを、一般式(IV)〜(VI)のイオノンへと転化することを含む、上記方法を提供する。
Figure 2006505597
Figure 2006505597
Figure 2006505597
ケトンとアルデヒドとの混合物を、均一に溶解し得る量のアルカリ金属水酸化物溶液のみと共に、反応器内でプロセス温度より低い温度で混合し、アルカリ金属水酸化物水溶液で飽和させた均一混合物を管型反応器内で、さら混合を行わずに、自然圧下下で目的とする反応温度にすると、アルカリ金属水酸化物による不均一性触媒作用、特に反応混合物の後処理における副反応物として生じる二次的および分解生成物の形成を抑制できることは、驚くべきことである。
混合物に溶解しておらず、従って過剰となって存在するアルカリ金属水酸化物溶液を反応器の入口で除去することが有利である。これは、反応器の下流に取り付けられているか、あるいは反応器の底部に組み込まれている分離装置で行うことが可能である。また、有利には、反応混合物に、高度に濃縮した、すなわち約10〜50%、好ましくは35〜45%のアルカリ金属水酸化物溶液を計量添加することによって、再循環させようとするケトンから過剰な水を除去することも可能である。そのアルカリ金属水酸化物溶液は、反応混合物を脱水し、必要量のアルカリ金属水酸化物を反応混合物に溶解させる。
反応は、使用するアルデヒドを基準にして最適な収率を得るために、5〜50倍、好ましくは20〜25倍モル過剰のケトンを用いて行う。未転化のケトン画分は、107〜109mPaabsの圧力で、反応領域の下流で除去し、合成のための新たなケトンに供給して戻す。
驚くべきことに、アルデヒド−ケトン混合物の水含有量もまた、特に重要である。これが、そのアルデヒド−ケトン混合物に均一に溶解し得るアルカリ金属水酸化物の量を決定することは明らかである。アルデヒド−ケトン混合物の水含有量は、1〜15重量%とすべきである。したがって、溶解しているアルカリ金属水酸化物の量は転化率を決定するが、不要な副生成物の存在にも影響を及ぼす。このことは、反応器の上流における過剰なアルカリの除去が有利である、という事実と合致する。従来技術とは違って、これにより、この段階における副生成物の形成を促進する反応水による水含有量の増大のために反応の終点付近でアルカリ金属水酸化物が反応混合物にさらに溶解するのが防止される。後者(反応水)は、特に反応性の高い不飽和アルデヒド(例えばシトラール)の場合に重要な役割を果たし、収率を低下させる。
水は、有利には、ケトン成分の範囲内であり、かつ反応混合物の蒸気ストリッピングにより反応器の下流で生成される割合でプロセスに導入する。これにより過剰なケトンがそれほど複雑でない技術で低いエネルギー強度で除去されることは、経済的な面で重要である。何故ならば、再循環前の煩雑な乾燥が不要になるからである。あるいはまた、アルデヒドとケトンとの無水混合物を用いて進行させ、非常に薄く希釈したアルカリ金属水酸化物溶液を使用することにより必要な水(約1〜15重量%)中で混合することも可能である。逆に、濃縮したアルカリ金属水酸化物を混合する場合には、水分含有量が非常に低いアルデヒドとケトンとの混合物を使用することが可能である。この場合、反応の開始が制御できなくならないように、低い混合温度が必要になる。同時に、アルカリ金属水酸化物の消費が起こる。何故ならば、それは有機相にほんの一部しか移動しないからである。それは、アルデヒド−ケトン混合物を部分的に脱水するものであり、取り出して廃棄しなければならない。
均一な反応溶液は、管型反応器内で自然圧下にて加熱し、所与の滞留時間における反応温度は、アルデヒド成分の転化率が60〜98%、好ましくは85〜95%となるように調整し、未転化のアルデヒドは取り出し、反応に再循環させる。管型反応器は、平均滞留時間が2〜300分間、好ましくは5〜30分間となるような大きさにして、逆混合がほとんど起こらないようにする。転化率が高いと、不相応な反応温度の上昇が起こり、副生成物の形成を促進する。転化率が低いと、それだけ低い反応温度が可能になり、副生成物が生じるのを抑えるが、ケトンおよびアルデヒドの再循環ストリーム、ひいてはプロセスのエネルギー需要は増大する。
管型反応器では、逆混合は最低限に抑えなければならない。これは、乱流を防止するために反応器の直径を十分に大きくするか、あるいはまた、内部をいずれかのタイプの層流にすることによって達成できる。これは驚くべきことであり、例えばDE-A 31 14 071によれば、管型反応器は、反応条件下で十分な乱流が起こるような設計を有していなければならない、とする従来技術とは異なる。
反応混合物は、標準圧まで減圧し、その間に、過剰なケトンの一部を蒸発させることによって冷却する。残存するケトンは、向流カラム内でストリームにより除去し、そのストリームには等モル量の揮発性の酸が添加されており、その間に、触媒の塩基を中和し、縮合物により希釈する。カラムパッキングを使用すると、ケトンおよび水以外の有意な量のさらなる生成物がカラムの上部で確実に得られないようになり、カラムへの還流は、有利には、ケトンが目的量の水と共に引き出されるように調整する。酸の量は、有利には、この時点でさらなる後処理に望ましいpH4〜9が達成されるようなものである。水相を除去した後、粗生成物を加熱し、減圧に保たれたフラッシュ容器に噴霧するすることにより乾燥する。そこから、混合物を精留カラムへと移す。そこでは、不飽和ケトンを減圧下で精製して不純物を取り除き、未転化のアルデヒドを取り出し、そこから再循環に供給する。再循環は、有利には、EP-A 804 951に記載されているような隔壁カラム内で行い、これは、好ましくは、両者の主要画分(生成物およびアルデヒド)を一工程で十分な純度で得るために、2つの側面引出口(side draw)を備えるものである。
上記で記載した方法は、アルデヒド成分としてシトラールおよびケトン成分として2-ブタノンが使用される場合に、非常に特に重要である。70〜97%のn-メチルプソイドイオノンと3〜30%のイソメチルプソイドイオノンとの特徴的な混合物が形成され、環化して、特徴的なメチルイオノンの混合物を得ることができる。メチルイオノンは、非常に様々な異性体比で存在する。それらの各々は、匂い物質産業により、工業的香料を製造するために大量に使用される。それぞれの異性体比は香調が多少異なり、いったん用いた異性体比の再現性は極めて重要である。
対応するイオノンを製造するために、反応条件下で不活性な希釈剤(さらに有利にはDE 196 19 557に記載されているようなもの)の存在下で、得られたプソイドイオノンの混合物を高度に濃縮した(すなわち約50〜約98%の)硫酸と反応させる。一方、環化と加水分解との間に10秒間より長い滞留時間を維持する場合には、20℃未満の環化温度および90%未満の硫酸濃度が有利である。メチルイオノンの場合、約2分間の滞留で約25℃にて、約89%の硫酸濃度とすることが有利であり、その場合、主にβ-異性体だけが得られ、α-n-およびγ-n-メチルイオノンの形成は約1%まで抑えられる。プソイドイオノンの場合、89%の硫酸を用いて、実質的にほぼβ-イオノンだけが高収率で形成され、α-イオノンおよびγ-イオノンはわずか1%の範囲にすぎず、精製蒸留において何の問題もなくオーバーヘッドで除去できる。
以下の実施例により、本発明を詳細に説明するが、それらに限定されない。
実施例1
プソイドイオノンの製造
370kg/hのシトラール(2.43kmol/h)、約26kg/hの再循環させたシトラール、3800kg/hの95%アセトン水溶液、および30kg/hの5%NaOH水溶液を混合する。これにより、均一な溶液が形成され、念のために、これを相分離装置に通す。水含有量またはNaOH含有量が指定値よりも高くなったら、混合プロセスの後で水相を分離することができ、分離除去しなければならない。混合物を108℃まで加熱し、160 l容の管型反応器を通してポンピングする。反応熱により混合物はさらに約112℃まで加熱される。約2分間の滞留時間において、約93%の転化が達成される。
管型反応器からの反応混合物を、標準圧まで減圧する。この間に、約2000 l/hのアセトンを留去し、生成物溶液を約60℃まで冷却する。続いて、約700kg/hのストリームによる向流下で混合物から残存するアセトンを除去する。十分な酢酸をストリームに添加し、混合物中の水酸化ナトリウム溶液を中和し、流出物である混合物水溶液のpHを4〜5とする。そのアセトンはプロセスに戻して再循環させる。
水相を除去した後、約100℃および約50mbarで乾燥し、2つの側面引出口(side draws)を備えた隔壁カラム内で蒸留精製する。下部の側面引出口では、約400kg/hの純度98%のプソイドイオノンが得られる(GLC面積%、異性体全部の合計)。上部の側面引出口では、約26kg/hのシトラールが得られ(異性体全部の合計)、プロセスに連続的に再循環させる。
実施例2
メチルプソイドイオノン
110kg/hのシトラール(0.72kmol/h)、約20kg/hの再循環させたシトラール(0.13kmol/h)、1800kg/hの82%の2-ブタノン水溶液および約20kg/hの5%NaOH水溶液を混合する。これにより、均一な溶液が形成され、それを念のため相分離装置に通す。水含有量またはNaOH含有量が指定値よりも高くなったら、混合プロセスの後で水相を分離することができ、分離除去しなければならない。混合物を136℃まで加熱し、160 l容の管型反応器を通してポンピングする。反応熱により、混合物はさらに約138℃まで加熱される。4分間の滞留時間の間に、シトラールに対して約82%の転化が達成される。
水相を除去した後、約100℃および約50mbarで乾燥し、2つの側面引出口を備えた隔壁カラム内で蒸留精製する。下部の側面引出口では、約100kg/hの純度98%のメチルプソイドイオノンが得られる(GLC面積%、異性体全部の合計)。上部の側面引出口では、約20kg/hのシトラールが得られ(異性体全部の合計)、プロセスに連続的に再循環させる。
ほぼn:iso=5:1の異性体比が得られる。
実施例3
メチルプソイドイオノン
100kg/hのシトラール(0.66kmol/h)、約25kg/hの再循環させたシトラール(0.16kmol/h)、2200 l/hの88%の2-ブタノン水溶液および約120kg/hの40%NaOH水溶液を混合する。これにより二相溶液が形成され、それを相分離装置に通す。約120kg/hのNaOH水溶液を除去し、約2100kg/hの有機相を120℃で加熱し、160 l容の管型反応器を通してポンピングする。反応熱により、混合物はさらに約132℃まで加熱される。4分間の滞留時間において、シトラールに対して約75%の転化が達成される。
管型反応器からの反応混合物を、標準圧まで減圧する。この間に、1000 l/hの2-ブタノンを留去し、生成物溶液を約75℃まで冷却する。続いて、約550kg/hのストリームによる向流下で混合物から残存する2-ブタノンを除去する。十分な酢酸をストリームに添加し、混合物中の水酸化ナトリウム溶液を中和し、流出物である混合物水溶液のpHを4〜5とする。
過剰な2-ブタノンはプロセスに戻して再循環させる。
水相を除去した後、約100℃および約50mbarで乾燥し、2つの側面引出口を備えた隔壁カラム内で蒸留精製する。下部の側面引出口では、約100kg/hの純度98%のメチルプソイドイオノンが得られる(GLC面積%、異性体全部の合計)。上部の側面引出口では、約25kg/hのシトラールが得られ(異性体全部の合計)、これをプロセスに連続的に再循環させる。
ほぼn:iso=8:1の異性体比が得られる。
実施例4
メチルイオノン
約140 l/hのメチルプソイドイオノン、400 l/hのヘキサン(-8℃まで予備冷却したもの)および200 l/hの89%硫酸を、反応ポンプ内で順次十分に混合する。反応混合物は自発的に約29℃まで温かくなり、約26℃まで冷却し、遅延領域(delay zone)で、この温度にて約2分間にわたりポンピングすることにより循環させた後、さらに別の反応ポンプ内で約600l/hの水で希釈する。水を添加したことにより、混合物は約47℃まで温かくなり、下流冷却器を用いて45℃未満に維持する。硫酸含有量が高い水相を除去した後、そしてさらに水でスクラビングした後、ストリームによる向流下でヘキサンを除去する。ヘキサンは、反応に戻して再循環させる。
水相を除去した後、約50mbarおよび約100℃で乾燥し、2つの側面引出口を備えた隔壁カラム内で精製する。主要画分(側面引出口1)では、β-n-メチルプソイドイオノンの含有量が80〜90%のメチルイオノン約120 l/hが得られる。
下記の表に、典型的な組成の1つを示す1)
Figure 2006505597

Claims (10)

  1. 一般式IまたはI’:
    Figure 2006505597
    または
    Figure 2006505597
    [式中、R1は、CH3または
    Figure 2006505597
    であり、
    R2、R3は、それぞれ、水素、CH3またはC2H5であり、
    R4、R5は、それぞれ、水素またはCH3である]
    のプソイドイオノンおよびその異性体の連続的製造方法であり、
    水およびアルカリ金属水酸化物の存在下で、高温にて、均一な溶液中で、式(II):
    Figure 2006505597
    のアルデヒドを、一般式(III):
    Figure 2006505597
    [上記の式中、R1、R2およびR3は、それぞれ、上記で定義したとおりである]
    の過剰なケトンと反応させることによる前記方法であって、
    a)10〜120℃の温度で、アルデヒド、ケトンおよびアルカリ金属水酸化物水溶液の均一溶液を混合し、次に、
    b)反応混合物に溶解していない水およびアルカリ金属水酸化物を除去し、
    c)続いて、逆混合が起こらないようにしながら、沸点が最も低い成分の沸点より10〜120℃上回る温度および106〜107Paの蒸気圧pにて、その均一な反応混合物を、2〜300分間の滞留時間を可能にする反応器に通し、
    d)減圧下で、その反応混合物を冷却し、
    e)向流ストリームで、その反応混合物からケトンを除去し、
    f)粗生成物を乾燥し、精留カラムを用いて、それから過剰なアルデヒドおよび二次的成分を除去する
    ことを含む、前記方法。
  2. 一般式(II)のケトン成分を5〜50倍モル過剰で添加し、反応領域の下流にある未転化の部分を、107〜5×108mPaabs.の圧力で除去し、合成のための新たなケトンに添加する、請求項1に記載の方法。
  3. 所与の滞留時間における反応温度を、アルデヒド成分の転化率が60〜98%であるようにして選択し、未転化のアルデヒドを除去し、反応に再循環させる、請求項1または2に記載の方法。
  4. 反応に使用される式(III)のケトンの水含有量が1〜15重量%である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 反応に使用されるアルカリ金属水酸化物の濃度が0.005〜50重量%、好ましくは5〜10重量%である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 式中でR2またはR3がメチルである式Iのプソイドイオノンおよびその異性体を製造するためのものであり、反応に使用されるアルカリ金属水酸化物の濃度が10〜50重量%、好ましくは35〜45重量%である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 使用される式(III)のケトンが、反応物から取り出された、水含有量が1〜15重量%である式(III)の過剰のケトンから実質的になり、そこに、水含有量が1〜15重量%の式(III)の無水ケトンまたはケトン水溶液を補充することができる、請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 式中でR2≠HでありR3=Hである一般式(III)のケトンを使用する反応の場合、70〜95%のn-アルキルプソイドイオノンおよび5〜30%のイソアルキルプソイドイオノン:
    Figure 2006505597
    Figure 2006505597
    を含む生成物混合物を得る、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 一般式(IV)、(V)および(VI):
    Figure 2006505597
    のイオノンならびにそれらの異性体の連続的製造方法であって、請求項1〜8のいずれか1項に従って得たプソイドイオノンを反応させて、一般式(IV)〜(VI)のイオノンを、請求項8に記載のn-型(R2=H、R3=アルキル)とイソ-型(R2=アルキル、R3=H)との割合が維持された形態で得ることを含む、前記方法。
  10. 請求項1〜8のいずれか1項に従って得られるプソイドイオノンを、反応条件下で不活性な希釈剤の存在下で、高度に濃縮した硫酸と反応させて、イオノンを得るものであり、反応温度が0〜20℃であり、環化と加水分解との間の滞留時間が10〜300秒間、好ましくは120秒間である、請求項9に記載の方法。
JP2004548796A 2002-11-07 2003-10-28 プソイドイオノンおよびイオノンの連続的製造方法 Expired - Lifetime JP4727228B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10252259 2002-11-07
DE10252259.6 2002-11-07
PCT/EP2003/011926 WO2004041764A1 (de) 2002-11-07 2003-10-28 Kontinuierliches verfahren zur herstellung von pseudojononen und jononen

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006505597A true JP2006505597A (ja) 2006-02-16
JP4727228B2 JP4727228B2 (ja) 2011-07-20

Family

ID=32308508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004548796A Expired - Lifetime JP4727228B2 (ja) 2002-11-07 2003-10-28 プソイドイオノンおよびイオノンの連続的製造方法

Country Status (9)

Country Link
US (1) US7141698B2 (ja)
EP (1) EP1562885B1 (ja)
JP (1) JP4727228B2 (ja)
CN (1) CN1310863C (ja)
AT (1) ATE372315T1 (ja)
AU (1) AU2003285305A1 (ja)
CA (1) CA2505094A1 (ja)
DE (1) DE50308134D1 (ja)
WO (1) WO2004041764A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010509255A (ja) * 2006-11-10 2010-03-25 ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. β−イオノン、並びにビタミンA、ビタミンA誘導体、カロテンおよびカロテノイドの製造方法
JP2010528998A (ja) * 2007-06-01 2010-08-26 ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. アルドール縮合反応とそのための触媒
JP2022507149A (ja) * 2018-11-13 2022-01-18 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 第1及び第2の量の水酸化物を添加するステップを含む、シトラール及びアセトンを含む水性混合物中でプソイドイオノン及びヒドロキシプソイドイオノンを製造する方法
US11958797B2 (en) 2019-04-15 2024-04-16 Dsm Ip Assets B.V. Process for the preparation of intermediates for the synthesis of vitamin A derivatives from polyenes by cyclisation

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2109597A1 (en) * 2007-01-30 2009-10-21 DSM IP Assets B.V. Process for preparing dienones
CN101781182B (zh) * 2010-01-15 2012-09-05 绍兴文理学院 一种联合制备β-紫罗兰酮的制备方法
CN101781183B (zh) * 2010-01-15 2012-08-22 绍兴文理学院 β-紫罗兰酮的制备方法
WO2012057894A1 (en) 2010-10-26 2012-05-03 Quinnova Pharmaceuticals, Inc. Econazole composition and methods of treatment therewith
GB201208566D0 (en) 2012-05-16 2012-06-27 Givaudan Sa Organic compounds
CN103044223B (zh) * 2012-12-28 2015-04-15 安徽丰原发酵技术工程研究有限公司 一种连续性制备维生素a中间体假性紫罗兰酮的方法
CN106045831B (zh) * 2016-06-08 2018-06-12 万华化学集团股份有限公司 一种假性甲基紫罗兰酮的绿色合成方法
CN106673980A (zh) * 2016-12-24 2017-05-17 上海弗鲁克科技发展有限公司 一种用微通道连续生产β—紫罗兰酮的装置和方法
ES2936631T3 (es) * 2018-11-13 2023-03-21 Basf Se Aparato y proceso para fabricar pseudoionona e hidroxipseudoionona
CN111825538B (zh) * 2020-07-13 2022-08-05 万华化学集团股份有限公司 一种连续化生产假性紫罗兰酮的方法
CN111909017A (zh) * 2020-08-06 2020-11-10 上海应用技术大学 一种提高反应速率及转化率的假性紫罗兰酮制备方法
CN112638855B (zh) * 2020-11-18 2023-05-23 厦门金达威维生素有限公司 一种假性紫罗兰酮的连续合成方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57179132A (en) * 1981-04-08 1982-11-04 Basf Ag Manufacture of unsaturated ketone
JP2000510130A (ja) * 1996-05-14 2000-08-08 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト イオノン、特にβ―イオノンを調製するための改善された方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3296080A (en) * 1963-08-08 1967-01-03 Rhodia Linalool homologues
US3840601A (en) * 1972-02-07 1974-10-08 Rhodia Process for preparation of methyl ionones
SU704938A1 (ru) 1978-05-29 1979-12-25 Всесоюзный научно-исследовательский институт синтетических и натуральных душистых веществ Способ получени псевдоионона
DE3302525A1 (de) 1983-01-26 1984-07-26 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Destillationskolonne zur destillativen zerlegung eines aus mehreren fraktionen bestehenden zulaufproduktes
DE3319430A1 (de) 1983-05-28 1984-11-29 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zur herstellung von ketonen
US4874900A (en) * 1987-06-16 1989-10-17 Union Camp Corporation Preparation of pseudoionones
DE19617210A1 (de) 1996-04-30 1997-11-06 Basf Ag Trennwandkolonne zur kontinuierlichen destillativen Zerlegung von Mehrstoffgemischen

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57179132A (en) * 1981-04-08 1982-11-04 Basf Ag Manufacture of unsaturated ketone
JP2000510130A (ja) * 1996-05-14 2000-08-08 ビーエーエスエフ アクチェンゲゼルシャフト イオノン、特にβ―イオノンを調製するための改善された方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010509255A (ja) * 2006-11-10 2010-03-25 ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. β−イオノン、並びにビタミンA、ビタミンA誘導体、カロテンおよびカロテノイドの製造方法
JP2010528998A (ja) * 2007-06-01 2010-08-26 ディーエスエム アイピー アセッツ ビー.ブイ. アルドール縮合反応とそのための触媒
JP2022507149A (ja) * 2018-11-13 2022-01-18 ビーエーエスエフ ソシエタス・ヨーロピア 第1及び第2の量の水酸化物を添加するステップを含む、シトラール及びアセトンを含む水性混合物中でプソイドイオノン及びヒドロキシプソイドイオノンを製造する方法
US11958797B2 (en) 2019-04-15 2024-04-16 Dsm Ip Assets B.V. Process for the preparation of intermediates for the synthesis of vitamin A derivatives from polyenes by cyclisation

Also Published As

Publication number Publication date
WO2004041764A1 (de) 2004-05-21
DE50308134D1 (de) 2007-10-18
ATE372315T1 (de) 2007-09-15
EP1562885B1 (de) 2007-09-05
CA2505094A1 (en) 2004-05-21
US20060014984A1 (en) 2006-01-19
CN1711232A (zh) 2005-12-21
CN1310863C (zh) 2007-04-18
EP1562885A1 (de) 2005-08-17
US7141698B2 (en) 2006-11-28
JP4727228B2 (ja) 2011-07-20
AU2003285305A1 (en) 2004-06-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4727228B2 (ja) プソイドイオノンおよびイオノンの連続的製造方法
KR102632030B1 (ko) 메탄 설폰산의 제조 방법
EP2987785B1 (de) Verfahren zur herstellung von 3-(methylthio)propanal
TW201625512A (zh) 用於製備甲基丙烯醛之最佳化製程
EP3505509A1 (en) Methods for the preparation of arylcycloalkylamine derivatives
JP2010509255A (ja) β−イオノン、並びにビタミンA、ビタミンA誘導体、カロテンおよびカロテノイドの製造方法
JP5581324B2 (ja) N,n−ジアルキルラクタミドを製造する方法
JP5199096B2 (ja) エポキシ化合物およびアルデヒドの調製方法
FR2821352A1 (fr) Procede de synthese de mono-ethers d'aryle et d'alkyle
EP0013995B1 (fr) Procédé pour la préparation de cétones macrocycliques acétyleniques
JPH0157102B2 (ja)
JP2500977B2 (ja) シクロヘキサノンの製造方法
WO2004037774A1 (en) Process for the production of 3-methylthiopropanal
JPS6130544A (ja) 1,3,5−トリアルキル−2,4,6−トリス(3,5−ジアルキル−4−ヒドロキシベンジル)ベンゼンの製造法
JP4437586B2 (ja) 2−アルキル−2−シクロペンテノンの製法
CN109665977B (zh) 高效的紫罗兰酮-α羟基磺酸钠加成物的生产方法
JP2013521248A (ja) 4−クロロベンゼンスルホン酸及び4,4’−ジクロロジフェニルスルホンの製造法
EP0070995B1 (fr) Procédé pour la préparation de cétones cycloaliphatiques polyinsaturées
CN117964470A (zh) 一种β-紫罗兰酮的合成方法
WO2024002503A1 (de) Verfahren zur herstellung von riech- und duftstoffen am dünnschichtverdampfer
JPS6122058A (ja) 3−(4−フルオロフエノキシ)プロピオニトリル及び該化合物を用いる6−フルオロ−4−クロマノンの製造法
CN114105819A (zh) 一种通过光氯化反应合成氯乙腈的方法
JPH11322659A (ja) 不飽和アルデヒドの製造方法
CH272568A (fr) Procédé de préparation de la cyclopentadécanone.
HU184620B (en) Continuous process and cascade apparatus for producing alkyl-esters of cyclopropane-carboxylic acid

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061024

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090901

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091110

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091117

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091218

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110315

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4727228

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140422

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term