JP2006347588A - 段ボール製薄板用緩衝材 - Google Patents

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Abstract

【課題】
ガラスなどの薄板状の梱包物を梱包用段ボール箱に収めたときに、破損することなく安全に輸送することができる段ボール製薄板用緩衝材を提供する。
【解決手段】
一枚の段ボールから、一対の角筒状受及び振止板を備えた緩衝材が折り上がるようにしたものであって、前記段ボールは、一対の側板及び一対の端板により周壁を構成し、側板の下縁に角筒状受を構成する、下板、第一支持板、受板、第二支持板、補助板を夫々折目を介して順次連設した形態を備えており、上縁には、振止板を夫々連設し、振止板を内側に折り曲げることで、V字状の空間を形成し、振止板、側板に、所定間隔を隔て、薄板状の梱包物を挿入するための複数の切込を設けた。
【選択図】図5

Description

この発明は、ガラスなどの薄板状の梱包物を梱包用段ボール箱に収めたときに、破損することなく安全に輸送することができる段ボール製薄板用緩衝材に関するものである。
従来より、ガラスなどの破損しやすい薄板状の梱包物は、梱包物に応じた梱包用段ボール箱に緩衝材を配置、固定し、梱包物が破損しないようにしている。また、段ボールを折り上げ緩衝材を形成するようなものもある。(例えば、特許文献1参照。)
特開2003−312734号公報
しかしながら、従来の緩衝材では、組立が簡単であるが、トラックなどの大きく重量のあるガラスなどには強度が足りなかった。また、強度を保つために、保持部材などを追加することは、組立作業性の悪化、コストアップ、在庫管理に手間がかかるなどの要因となっていた。
また、梱包物300の大きさに合わせた梱包用段ボール箱200が必要であり、図11に示すように、緩衝材400と梱包用段ボール箱200との間に空間が発生するときは、空間を埋めるための別パーツ500を必要としていた。
そこでこの発明は、一枚の段ボールを折り上げるだけで、重量物に対応でき、梱包物の大きさが異なったときにも一種類の梱包用段ボール箱で対応することのできる段ボール製薄板用緩衝材を提供することを課題とする。
以上の課題を解決するために、この発明は、一枚の段ボールから、一対の角筒状受及び振止板を備えた緩衝材が折り上がるようにしたものであって、前記段ボールは、一対の側板及び一対の端板により周壁を構成し、前記側板の下縁に角筒状受を構成する、下板、第一支持板、受板、第二支持板、補助板を夫々折目を介して順次連設した形態を備えており、上縁には、振止板を夫々連設し、前記振止板を内側に折り曲げることで、V字状の空間を形成し、前記振止板、側板に、所定間隔を隔て、薄板状の梱包物を挿入するための複数の切込を設けたのである。
また、前記振止板、側板に設けた複数の切込の内側を振止受板とし、前記振止受板を外側に折り曲げるための補助折目を夫々設けてもよい。
また、前記角筒状受を形成し固定するための、ロック片、ロック溝、突起部、差込穴を夫々設けてもよい。
また、前記角筒状受をL字状に折り曲げることで高さを調整できるようにしたことで、梱包物の大きさが異なっても一種類の梱包用段ボール箱にて対応することができる。
更に、前記段ボール製薄板用緩衝材を梱包用段ボール箱に収めた状態で、前記段ボール製薄板用緩衝材の端板が前記梱包用段ボール箱の内側に当接した状態で互いにステープル止めできるようにしてもよい。
このような段ボール製薄板用緩衝材であれば、簡単に組み上げることができ、重量のある梱包物に対しても、二対の角筒状受を備えているために対応することが可能である。また、ロック片、ロック溝、突起部、差込穴を夫々設けているために、組立作業が容易である。
また、梱包用段ボール箱と段ボール製薄板用緩衝材の間に空間が発生するときは、角筒状受をL字状に折り曲げることにより、空間を埋めることができるので、一種類の梱包用段ボール箱にて対応することができるのである。
更に、梱包用段ボール箱の内側と段ボール製薄板用緩衝材の端板を当接した状態で互いにステープルにて固定することができるため、梱包物を強く固定することができ、振動に耐えることができる。
先ず、本発明の実施形態について図1乃至図4に基づいて説明する。図1は、段ボールを素材とする、この発明の段ボール製薄板用緩衝材100の展開図であり、一対の側板1と一対の端板2が交互に連設され、一方の側板1の開放側に付代片3が連設され、一方の端板2の開放側上下に、ロック片21を夫々設け、付代片3と重なり合う位置に切込を設け、ロック溝22を形成し、側板1の上縁には、振止板4を折目aを介して夫々連設し、側板1、振止板4に折目aと平行に折目b、cを夫々設け、折目bを基端として折目cまで所定間隔に複数の切込を設け、その内側を振止受板5とし、前記振止受板5の折目a、b間に所定間隔を存して補助折目iを折目bと平行に設けている。このとき、折目b、cは、段ボール製薄板用緩衝材100を組み上げたときの下面から等しい距離に設けることが好ましい。また、側板1の下縁には、角筒状受50を構成する、下板6、第一支持板7、受板8、第二支持板9、補助板10を折目d、e、f、g、hを介して順次連設し、補助板10の端縁には突起部23を設け、前記突起部23に対応する折目f付近に切込を設け、差込穴24を形成している。
このような展開図から成る段ボール製薄板用緩衝材100は、図2に示すように、下板6を折目dに沿って垂直に起立させ、第一支持板7を折目eに沿って側板1と平行に折り曲げ、受板8を折目fに沿って下板6と平行に折り曲げ、第二支持板9を折目gに沿って第一支持板7と平行に折り曲げ、補助板10を折目hに沿って折目fに対角するように折り曲げ、突起部23を差込穴24に挿入することで、角筒状受50を形成し、各折目の反発による開きを固定するために、受板8に切込を設け、ロック溝26を形成し、前記ロック溝26と対応する側板1に切込を設け、ロック片25を形成し、ロック片25をロック溝26に掛けて固定することができる。このようにすることで一対の角筒状受50を形成することができる。
次いで、図3に示すように、振止板4を折目aに沿って内側に斜めに折り曲げた状態で、図4に示すように、付代片3を反対側の端板2に重ね合わせ、ロック辺21をロック溝22に掛けることで周壁を形成、固定することができ、対向する振止板4の下縁同士が干渉し合い、V字状の空間を形成することができる。
次いで、梱包物300を梱包用段ボール箱200に収める方法について図5乃至図7に基づいて説明する。先ず、上記にて組み上げられた段ボール製薄板用緩衝材100に梱包物300を挿入するための振止溝40を形成する。詳しくは、図5に示すように、振止受板5を折目cに沿って内側に折り曲げることにより、折目bが外側に折れ曲がると同時に補助折目iが内側に折れ曲がり、振止受板5が二重に重なることで、梱包物300を挿入する振止溝40を形成することができる。このとき、梱包物300が曲面形状を成すときは、対向した振止受板5を二重に折り曲げるのではなく、梱包物300の曲面形状に合わせ、互い違いに振止受板5を二重に折り曲げることで形状に合った振止溝40を形成することができる。
そして、梱包用段ボール箱200の底面201に段ボール製薄板用緩衝材100を複数個挿入し、梱包物300を振止溝40に合わせ挿入し、梱包用段ボール箱200の端面202、上面203にも同様に段ボール製薄板用緩衝材100を所定の位置に配置し、梱包物300を振止溝40に挿入する。更に、段ボール製薄板用緩衝材100の端板2が梱包用段ボール箱200の内側に当接した状態で互いにステープル60止めをすることにより、頑丈に固定することができ、振動による破損を防ぎ、安全に輸送することができる。
このように、梱包物300を梱包用段ボール箱200に収めることにより、図6に示すように梱包用段ボール箱200の底面201、端面202、上面203には、角筒状受50にて梱包物300の荷重を支え、側面203には、側板1、振止板4が梱包物300を支える構造となることで、振動や落下、横倒れに対して高い緩衝性を得ることができる。
また、梱包物300の大きさが異なるときの梱包方法について図8、図9に基づいて説明する。図9に示すように、梱包物300が梱包用段ボール箱200に対して小さいとき、角筒状受50をL字状に折り曲げることにより高さを調整することができる。詳しくは、図8に示すように、角筒状受50を各折目に沿って角筒状に折り曲げずに、一対の受板8を折目fに沿って垂直に折り曲げ、補助板10にロック溝26と重なる位置に切込を設け、ロック片27を形成し、ロック片27をロック溝26に掛けることで固定することができる。このように、下板6、第一支持板7を平板状にすることで、梱包用段ボール箱200と段ボール製薄板用緩衝材100との間の空間を保持することができるのである。
なお、本発明の前記実施形態では、端板2のロック片21を付代片3のロック溝22に掛けることで周壁を形成、固定しているが、付代片3と端板2を糊貼加工しても同様の効果を得ることができる。また、梱包物300を挿入するための振止溝40は、振止受板5を二重に折り曲げることで形成しているが、図10に示すように、折目b、c上に切込を設け、振止受板5を削除し、振止溝40を形成することで、振止受板5を折り曲げる手間を省くことができる。
本発明の段ボール製薄板用緩衝材の展開図である。 角筒状受を組み立てる過程を示す斜視構成図である。 振止板を斜めに折り曲げた状態を示す斜視構成図である。 周壁を形成する過程を示す斜視構成図である。。 段ボール製薄板用緩衝材を組み立てた状態を示す斜視構成図である。 梱包物を梱包用段ボール箱に挿入した状態を示す側面図である。 梱包用段ボール箱の内側と段ボール製薄板用緩衝材の端板をステープルにて固定した状態を示す斜視構成図である。 角筒状受50をL字状に折り曲げた状態を示す斜視構成図である。 角筒状受50をL字状に折り曲げることで梱包用段ボール箱との空間を埋めた状態を示す側面図である。 振止溝を形成した状態を示す斜視構成図である。 梱包用段ボール箱と緩衝材の間の空間を別パーツにて埋めた状態を示す側面図である。
符号の説明
1 側板
2 端板
3 付代片
4 振止板
5 振止受板
6 下板
7 第一支持板
8 受板
9 第二支持板
10 補助板
21、25、27 ロック片
22、26 ロック溝
23 突起部
24 差込穴
40 振止溝
50 角筒状受
60 ステープル
100 段ボール製薄板用緩衝材
200 梱包用段ボール箱
201 底面
202 端面
203 上面
204 側面
300 梱包物
500 別パーツ
a〜h 折目
i 補助折目


Claims (5)

  1. 一枚の段ボールから、一対の角筒状受及び振止板を備えた緩衝材が折り上がるようにしたものであって、前記段ボールは、一対の側板及び一対の端板により周壁を構成し、前記側板の下縁に角筒状受を構成する、下板、第一支持板、受板、第二支持板、補助板を夫々折目を介して順次連設した形態を備えており、上縁には、振止板を夫々連設し、前記振止板を内側に折り曲げることで、V字状の空間を形成し、前記振止板、側板に、所定間隔を隔て、薄板状の梱包物を挿入するための複数の切込を設けたことを特徴とする段ボール製薄板用緩衝材。
  2. 前記振止板、側板に設けた複数の切込の内側を振止受板とし、前記振止受板を外側に折り曲げるための補助折目を夫々設けたことを特徴とする請求項1に記載の段ボール製薄板用緩衝材。
  3. 前記角筒状受を形成し固定するための、ロック片、ロック溝、突起部、差込穴を夫々設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の段ボール製薄板用緩衝材。
  4. 前記角筒状受をL字状に折り曲げることで高さを調整できるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の段ボール製薄板用緩衝材。
  5. 前記段ボール製薄板用緩衝材を梱包用段ボール箱に収めた状態で、前記段ボール製薄板用緩衝材の端板が前記梱包用段ボール箱の内側に当接した状態で互いにステープル止めできるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の段ボール製薄板用緩衝材。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013244981A (ja) * 2012-05-25 2013-12-09 Sanyo Electric Co Ltd 梱包材
CN116119152A (zh) * 2023-04-04 2023-05-16 浙江一鸣包装印刷有限公司 一种小家电包装瓦楞纸箱

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