JP2006345375A - 光心線判別システム - Google Patents

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雄司 大盛
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Abstract

【課題】通信装置のポートから光信号を出力する送信部の電源をオン・オフして光心線を判別する判別信号を送信するように構成した光心線判別システムを提供する。
【解決手段】光信号を伝送する光心線7と、少なくとも1つ以上のポート31を有し、このポート31に接続された光心線7を集線し、光心線7との間で光信号の入出力を行う少なくとも1台の通信装置(集合MC3)とからなる光ネットワーク1に適用される光心線判別システム10において、集合MC3が、ポート31に接続された光心線7に光信号を出力するレーザ駆動部若しくは発光部を単位時間当たり所定の回数オン・オフして光心線7に判別信号Dを出力する制御部を有するように構成する。そして、集合MC3の制御部に制御装置21と、光心線7において判別信号Dを検出し、判別信号Dの単位時間当たりのオン・オフの回数を出力する心線判別器70とから構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ネットワークの構築のための工事において、複数本の光心線から目的の光心線を判別するための光心線判別システムに関する。
光ネットワークは、複数の光心線が束ねられ被覆された光ケーブルで構成されている。集線拠点から加入者までの間は光ケーブルが張られた複数の区間からなり、各区間の境界において、電柱等に配設されたクロージャ内で光心線同士が融着され、集線拠点と加入者との間の光通信回路が構成される。
光心線をクロージャで接続、若しくは、切断する工事においては、工事対象となる光心線を特定する必要がある。すなわち、間違った光心線同士を接続すると光ネットワークが錯綜し、既に加入者に接続されている光心線を切断すると通信ができなくなる虞があるからである。そのため、光ネットワークの工事において、工事対象となる光心線を判別する方法としては、例えば、通信装置の所定のポートに接続された光心線をこのポートから外し、その光心線に特殊光源を接続して所定の周波数で変調された光信号を入力して送信し、クロージャにおいてその光信号を検出して目的の光心線であることの判別を行う方法(例えば、特許文献1参照)や、クロージャ側で接続・切断の工事をする作業者と、集線拠点で待機する作業者が組になり通信装置のポートに対して光心線の挿抜を繰り返すことにより目的の光心線であることの判別を行う方法がとられる。
特開2005−94720号公報
しかしながら、このような光心線の判別方法を用いると、クロージャ側で光心線の接続・切断工事をする作業者だけでなく、通信装置が設置された集線拠点側にも判定用の光信号を目的の光心線に対して入力する作業者や目的の光心線をポートに対して挿抜する作業者が必要となる。また、作業現場と集線拠点の作業者が携帯電話等で連絡を取りながら作業を行う必要もある。そのため、作業者数や作業量が増加して工事のコストが増加するという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、通信装置のポートから光信号を出力する送信部をオン・オフして光心線を判別する判別信号を送信するように構成した光心線判別システムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る光心線判別システムは、光信号を伝送する光心線と、少なくとも1つ以上のポートを有し、このポートに接続された光心線を集線し、光心線との間で光信号の入出力を行う少なくとも1台の通信装置(例えば、実施形態における集合メディアコンバータ3)とからなる光ネットワークに適用されるものであり、通信装置が、ポートに接続された光心線に光信号を出力する送信部(例えば、実施形態におけるレーザ駆動部33若しくは発光部34)をオン・オフして光心線に判別信号を出力する判別信号送信機能(例えば、実施形態における制御部39)を有し、通信装置の判別信号送信機能を制御して光心線に判別信号を送信させる制御装置と、光心線において判別信号を検出する心線判別器とから構成される。
このとき、本発明に係る光心線判別システムにおいて、制御装置が、判別信号を送信する通信装置、この通信装置におけるポート、および、判別信号として送信する信号パターンからなる制御情報(例えば、実施形態における工事情報K)を記憶する制御情報記憶手段(例えば、実施形態におけるスケジュールデータベース22)を有し、制御情報記憶手段から制御情報を読み出して、制御情報で指定された通信装置の判別信号送信機能に対して、判別信号を送信するポートおよび信号パターンを指定し、判別信号送信機能が、指定された信号パターンで送信部をオン・オフして指定されたポートから判別信号を送信するように構成されることが好ましい。
あるいは、心線判別器が、判別信号を送信する通信装置、通信装置におけるポート、および、判別信号として送信する信号パターンからなる制御情報が入力され、この制御情報を制御装置に送信するように構成され、制御装置が、心線判別器から送信された制御情報から、制御情報で指定された通信装置の判別信号送信機能に対して、判別信号を送信するポートおよび信号パターンを指定し、判別信号送信機能が、指定された信号パターンで送信部をオン・オフして指定されたポートから判別信号を送信するように構成されることが好ましい。
なお、心線判別器が、制御情報を記憶する判別器側制御情報記憶手段(例えば、実施形態におけるスケジュール記憶部76)を有し、光心線から検出された判別信号の信号パターンと、判別器側制御情報記憶手段に記憶された制御情報の信号パターンとを比較するように構成されることが好ましい。
このような本発明に係る光心線判別システムにおいては、信号パターンが、送信部が単位時間当たりにオン・オフされる回数であり、信号情報送信手段が、オン・オフの回数が単位時間当たり信号パターンの回数となるように送信部を制御して判別信号を送信するように構成されることが好ましい。
本発明に係る光心線判別システムを以上のように構成すると、判別信号を送信するための特別な装置を必要とすることなく、通信装置の送信部を用いて光心線を判別するための判別信号を送信することができる。また、この判別信号の信号パターンを変えることにより、同一の通信装置に接続された異なる光心線に対して同時に判別信号を送信することができるため、作業者は、連続して光心線を判別して工事を行うことができ、作業効率を向上させることができる。
このとき、制御装置から通信装置に対して判別信号を出力させるように制御することにより、通信装置が設置された集線拠点に判別信号を出力させるための作業者を配置する必要がなくなるため、作業効率が向上するとともに作業コストを低減することができる。
あるいは、心線判別器から判別信号を出力させる通信装置やそのポートを入力可能に構成することにより、作業者が作業現場から判別したい光心線に判別信号を送信させることができるので、工事の自由度が向上し作業効率を向上させることができる。
なお、制御情報を心線判別器に記憶させておき、心線判別器で検出した判別信号の信号パターンと記憶された制御情報の判別信号の信号パターンとを比較することにより、目的の光心線であることの判断を心線判別器で行うことができるため、作業者の作業効率を向上させることができる。
また、信号パターンを、送信部を単位時間当たりにオン・オフする回数とすることにより、判別信号の送信を容易に実現することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る光心線判別システム10が適用される光ネットワーク1を示しており、集線拠点4と加入者5との間に敷設される光ケーブル6、および、集線拠点4に設置され加入者5のメディアコンバータ9に対して接続される光ケーブル6(光心線7)を集線して上位ネットワーク2と接続する集合メディアコンバータ3(以下、「集合MC3」と呼ぶ)から構成されている。
光ケーブル6は、複数の光心線7が束ねられ全体が被覆で覆れて構成されており、分岐や延長が行われることを考慮して複数の区間に分けられて敷設されている。この光ケーブル6の分岐および延長は、電柱等に配設されたクロージャ8において、このクロージャ8に引き込まれる各々の区間の光ケーブル6の光心線7同士を融着若しくは切断することによりで行われる。
集合MC3は、光心線7を媒体として送受信される光信号と電気信号を相互に変換する複数のメディアコンバータ部37と、このメディアコンバータ部37間、若しくは、メディアコンバータ部37と上位ネットワーク2間でパケット(電気信号)のやり取りを制御するL2スイッチ部38とから構成されている。
メディアコンバータ部37は、光ケーブル6を構成する光心線7のそれぞれが接続されるポート31を有している。光心線7からポート31で受信した光信号はフォトダイオード等で構成される受光部32で電気信号に変換され、伝送路符号化部35でデコードされてパケット処理部36で処理される。反対に、上位ネットワーク2、若しくは、他のポート31から受信した信号(電気信号)はパケット処理部36から伝送路符号化部35でエンコードされてレーザ駆動部33に渡され、レーザ駆動部33により発光ダイオード等で構成される発光部34が制御されて光信号としてポート31を介して光心線7に送信される。なお、伝送路符号化部35は、上位ネットワーク2等とやり取りされるパケットの情報(0/1の2値で表現される)と光伝送に適した符号系列とを相互に変換(エンコード
/デコード)するものである。
それでは、本発明に係る第1実施例として、光心線判別システム10について説明する。この光心線判別システム10は、図2に示すように、制御装置21から集合MC3に指令信号Cを送信し、この指令信号Cで指定されたポート31のレーザ駆動部33若しくは発光部34をオン・オフして判別信号Dをポート31から光心線7に送信するものであり、作業者は、光心線7から心線判別器70により判別信号Dを受信して工事(接続、若しくは、切断工事)の対象である光心線7か否かを判別するものである。なお、集線拠点4は複数存在するため、制御装置21は例えば光ネットワーク1全体を監視するネットワーク監視センタ20に設置され、この制御装置21と各々の集合MC3とは監視ネットワーク40により接続される。また、集合MC3は集線拠点4や集合MC3の管理番号等からなる識別情報(識別番号)で一義的に識別されて管理されている。
制御装置21から送信された指令信号Cは、集合MC3の制御部39で受信される。指令信号Cは、判別信号Dを送信するポート31の識別情報と信号パターンから構成される。ここで信号パターンとは、単位時間当たりにレーザ駆動部33若しくは発光部34をオン・オフする回数である。制御部39は、指令信号Cを受信すると、指定されたポート31に対して、信号パターンに応じて発光部34の発光のオン・オフを行うか、若しくは、レーザ駆動部33の作動・停止を行う。
ところで、光心線7により送受信される光信号は、図3(a)に示すように、例えば100Mbps〜1Gbps程度の高い周波数でオン・オフ(点灯・消灯)された信号で構成されている。この光信号は、送受信されるデータがあるときは、そのデータに従ってオン・オフされ、送信されるデータが無いときは、オン・オフが交互に繰り返し送信されており、光心線7を流れている光信号を通常の検出器で検出しようとすると感度が十分対応できず常時点灯しているように検出されてしまう。そのため、制御部39は、図3(b)に示すように、所定の時間間隔(ミリ秒〜秒のオーダー)で発光部34(若しくはレーザ駆動部33)をオン・オフする。これにより、光心線7でこの光信号を受信すると、図3(c)に示すように、ミリ秒〜秒のオーダーのオン・オフ信号(この信号が、後述する判別信号Dとなる)として検出することができる。
心線判別器70は、図4に示すように、光心線7を保持し、この光心線7から判別信号Dを検出する検出器72を有する検出部71、検出器72で検出された判別信号Dのオン・オフをカウントする処理部73、および、カウントした結果を表示する表示部74から構成される。上述のように、目的のポート31に接続されている光心線7には、図3(b)で示したような光信号(判別信号D)が送信されているため、検出器72からは図3(c)に示す信号が検出される。そのため、この信号の単位時間当たりのオン・オフの回数をカウントして表示部74に表示することにより目的の光心線7か否かを作業者は判別することができる。
それでは、制御装置21により工事対象のポート31に接続された光心線7に判別信号Dを送信させる処理について図5を用いて説明する。なお、作業員は、工事会社50等に設置された工事端末51から工事の日時(開始日時、終了日時)と工事対象の光心線7が接続された集線拠点4および集合MC3の識別情報、工事対象のポート31の識別情報、並びに、信号パターンを工事情報Kとして入力する。そして、この工事情報Kは工事用ネットワーク60を介して制御装置21に送られ、スケジュールデータベース22に記憶されるものとして説明を行う。
制御装置21は、所定の時間間隔毎に、スケジュールデータベース22に対して、その時刻において判定信号の送信を開始するポート31や終了するポート31が登録されていないかを検索する(ステップS100)。そして、判定信号Dの送信開始や終了のポート31が登録されている場合には(ステップS101)、指定された集線拠点4の集合MC3を識別情報により識別し、その集合MC3に指令信号C(ポート31の識別情報および信号パターン)を送信する(ステップS102)。なお、判定信号の終了指令を行うときは、指令信号Cはポート31の識別情報だけで良い。ステップS101において、指令信号Cを送信するポート31が無い場合はそのまま処理を終了する。
作業者は予め工事端末51から工事対象の集線拠点4、集合MC3およびポート31を指定することにより、所定の時間(開始日時と終了日時で設定される)にそのポート31から判別信号Dを送信させることができる。このとき、信号パターン(すなわち、単位時間当たりのオン・オフ回数)を指定することができるので、心線判別器70の表示部74で判別信号Dの単位時間当たりのカウント数を確認することにより目的の光心線7か否かを判別することができる。そのため、光心線7の接続・切断の工事では、集線拠点4若しくは監視センター20に作業者を配置する必要がなく、作業者が単独で行うことができるため、作業者数や作業量を低減して作業効率を向上させるとともに、作業コストを低減させることができる。
また、集合MC3の複数のポート31に対して同時に信号パターンを変えて判別信号Dを出力するように動作させることも可能であり、作業者は一度の作業で複数の光心線7の工事を連続して行うことができ、さらに作業効率を向上させることができる。
なお、以上の実施例においては、集合MC3に制御装置21から指令信号Cを受信してレーザ駆動部33若しくは発光部34を制御する制御部39をひとつ設け、この制御部39が各々のメディアコンバータ部37のレーザ駆動部33若しくは発光部34を制御するように構成した場合について示したが、図6に示すように、各々のメディアコンバータ部37に制御部39を設けて構成することも可能である。この場合、制御装置21は、工事情報Kから判別信号Dを出力する集線拠点4および集合MC3の識別情報とポート31を得て、その集合MC3のポート31を有するメディアコンバータ部37の制御部39に指令信号Cを送信するように構成される。
また、光心線7を判別するための判別信号Dは、レーザ駆動部33若しくは発光部34が単位時間当たりにオン・オフされる回数だけではなく、所定の符号化で変調された信号(所定のパターンでオン・オフされる信号)としてレーザ駆動部33若しくは発光部34をオン・オフした信号として構成することも可能である。例えば、調歩同期式の信号伝送のように、レーザ駆動部33若しくは発光部34のオン・オフによりスタートビット、光心線7の番号、および、ストップビットを順次送信することにより目的の光心線7を心線判別器70で判別するように構成することや、オンあるいはオフされている時間を変化させてモールス信号のように情報を送信して心線判別器70で光心線7を判別するように構成することができる。この場合、心線判別器7の処理部73は符号化された判別信号Dを復調して信号パターンを検出し、若しくは、その中に含まれる番号等の情報を取り出して表示するように構成される。
以上のように、集合MC3の目的とするポート31から判別信号Dを送信することにより、クロージャ8で光心線7の接続若しくは切断の工事を行う作業者は目的の光心線7を判別することができるが、PON(Passive Optical Network)構成のように光スプリッタが設置されてひとつの光心線7から複数の光心線7に分岐するような構成であっても、光スプリッタにより分岐されるまでの光心線7に対しては本実施例により判別することが可能である。
第1実施例においては、工事端末51から入力された工事情報Kは、制御装置21に送信されてスケジュールデータベース22に格納されていたため、目的の光心線7に対して送信されている判別信号Dの信号パターンは作業者が記憶している必要があったが、この工事情報Kを心線判別器70に記憶させることにより、信号パターンの確認も心線判別器70に行わせることができる。このように構成した心線判別器70′の構成を図7に示す。なお、第1実施例と同一の構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
心線判別器70′には工事端末51と接続するための端末インタフェース75が設けられており、例えば、USBケーブル52により工事端末51と接続される。工事端末51は、作業者から入力された工事情報Kを制御装置21に送信すると同時に心線判別器70′に送信する。そして、心線判別器70′は工事情報Kを受信するとスケジュール記憶部76(例えば、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成される)に記憶する。なお、この心線判別器70′には、工事情報Kの選択等を行うための入力部(キーボードやボタン、タッチパネル等)77が設けられている。
心線判別器70′での処理について図8を用いて説明すると、まず、処理部73′は、スケジュール記憶部76に記憶された工事情報Kの一覧を表示部74に表示し、作業者は入力部77から目的とする工事情報Kを選択する(ステップS110)。そして、検出部71に工事対象の光心線7を保持すると、検出部72が判別信号Dを検出して処理部73′に出力される(ステップS111)。判別信号Dが検出されると、処理部73′は単位時間当たりの判別信号Dのオン・オフをカウントし、選択された工事情報Kの信号パターンと比較する(ステップS112)。最後に処理部73′は、比較の結果(一致したか、一致しなかった)を表示部74に表示する(ステップS113)。なお、スケジュールデータベース22に記憶された工事情報Kにより集合MC3のポート31から判別信号Dを送信する処理は第1実施例と同様である。
本発明に係る光心線判別システム10を以上のように構成すると、作業者は工事情報Kを選択して、目的の光心線7から判別信号Dを検出することにより自動的にその光心線7が工事対象のものか否かを判別することができるため、工事(工事情報K)に対する判別信号Dの信号パターンの記憶間違いや確認間違いに起因する誤接続・誤切断を防止するとともに、作業者の負担を軽減し、作業効率を向上させることができる。
以上の第1および第2実施例においては、制御装置21によりスケジュールデータベース22に記憶された工事情報Kに従って判別信号Dを集合MC3のポート31から送信するように制御した場合について説明したが、この第3実施例では、心線判別器70″に無線通信機能を搭載し、作業の都度、心線判別器70″により無線通信で判別信号Dを出力する集合MC3およびポート31を選択して制御するように構成した場合について図9〜図11を用いて説明する。心線判別器70″は、無線インタフェース75′を有しており、無線ネットワーク60′を介して制御装置21′と通信可能に構成されている。なお、無線インタフェース75′としては、携帯電話網、無線LAN、PHS網等が用いられる。
作業者は、心線判別器70″の入力部77から工事情報(集合MC3の識別情報、工事対象のポート31の識別情報、および、信号パターン)を入力すると(ステップS120)、処理部73″は無線インタフェース75′を用いてこの工事情報Kを制御装置21′に送信する(ステップS121)。制御装置21′は工事情報Kを受信すると、この工事情報Kで指定された集合MC3に指令信号Cを送信するため、指定されたポート31から判別信号Dが送信される。作業者は、検出部71に工事対象の光心線7を保持すると、検出器72が判別信号Dを検出し処理部73″に出力される(ステップS122)。判別信号Dが検出されると、処理部73″は単位時間当たりの判別信号Dのオン・オフをカウントし、ステップS120で入力した信号パターンと比較する(ステップS123)。最後に処理部73″は、比較の結果(一致したか、一致しなかった)を表示部74に表示する(ステップS124)。
このように、無線通信で集合MC3のポート31から出力される判別信号Dを制御することにより、作業者は事前に工事情報Kを登録する作業が不要になり、作業効率を向上させることができる。特に、工事予定が変更になった場合でも、再度工事情報Kを登録し直す必要がなくなり、作業現場から判別信号Dの送信を制御できるので、工事の自由度を向上させることができる。
なお、工事の進捗を管理する工事管理システムと連動することにより、心線判別器70″によりオンラインで工事の進捗状況を管理することも可能である。
ところで、上述のようにクロージャ8は電柱等に設置されていることから、光心線7の接続・切断工事は屋外で行われる場合がある。そのため、心線判別器7で光心線7から判別信号Dを検出する作業も屋外で行われる場合があり、検出器72に対しては外界の光のノイズ(太陽光等)の影響を受ける可能性がある。これに対して、図6に示すように集合MC3のメディアコンバータ部37に変調部40を設け、レーザ駆動部33に数百〜数kHz程度の正弦波等を加えて発光部34から送信される光信号を変調する(変調された判別信号Dを図3(d)に示す)ことにより、心線検出器7でこの変調信号を識別して判別の感度を向上させることができる。
第1実施例に係る光心線判別システムの構成を示すブロック図である。 本発明に係る集合MCの構成を示すブロック図である。 光心線を送受信される光信号を示す説明図であり、(a)は通常の信号状態を示し、(b)は、送信部をオン・オフしたときの信号状態を示し、(c)は心線判別器で受信した信号状態を示し、(d)は判別信号が変調された状態を示している。 第1実施例に係る心線判別器の構成を示すブロック図である。 第1実施例における制御装置の処理を示すフローチャートである。 第1実施例において、制御部を集合MCを構成するメディアコンバータ部の各々に設けた場合の構成を示すブロック図である。 第2実施例に係る心線判別器の構成を示すブロック図である。 第2実施例に係る心線判別器の処理を示すフローチャートである。 第3実施例に係る光心線判別システムの構成を示すブロック図である。 第3実施例に係る心線判別器の構成を示すブロック図である。 第3実施例に係る心線判別器の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 光ネットワーク
7 光心線
3 集合メディアコンバータ(通信装置)
10 光心線判別システム
21 制御装置
22 スケジュールデータベース(制御情報記憶手段)
31 ポート
33 レーザ駆動部(送信部)
34 発光部(送信部)
39 制御部(判別信号送信機能)
70 心線判別器
76 スケジュール記憶部(判別器側制御情報記憶手段)
D 判別信号
K 工事情報(制御情報)

Claims (5)

  1. 光信号を伝送する光心線と、
    少なくとも1つ以上のポートを有し、前記ポートに接続された前記光心線を集線し、前記光心線との間で前記光信号の入出力を行う少なくとも1台の通信装置とからなる光ネットワークにおいて、
    前記通信装置が、前記ポートに接続された前記光心線に光信号を出力する送信部をオン・オフして前記光心線に判別信号を出力する判別信号送信機能を有し、
    前記通信装置の前記判別信号送信機能を制御して前記光心線に前記判別信号を送信させる制御装置と、
    前記光心線において前記判別信号を検出する心線判別器とから構成されることを特徴とする光心線判別システム。
  2. 前記制御装置が、
    前記判別信号を送信する前記通信装置、前記通信装置における前記ポート、および、前記判別信号として送信する信号パターンからなる制御情報を記憶する制御情報記憶手段を有し、
    前記制御情報記憶手段から前記制御情報を読み出して、前記制御情報で指定された前記通信装置の前記判別信号送信機能に対して、前記判別信号を送信する前記ポートおよび前記信号パターンを指定し、
    前記判別信号送信機能が、前記信号パターンで前記送信部をオン・オフして前記ポートから前記判別信号を送信するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の光心線判別システム。
  3. 前記心線判別器が、
    前記判別信号を送信する前記通信装置、前記通信装置における前記ポート、および、前記判別信号として送信する信号パターンからなる制御情報が入力され、前記制御情報を前記制御装置に送信するように構成され、
    前記制御装置が、前記心線判別器から送信された前記制御情報から、前記制御情報で指定された前記通信装置の前記判別信号送信機能に対して、前記判別信号を送信する前記ポートおよび前記信号パターンを指定し、
    前記判別信号送信機能が、前記信号パターンで前記送信部をオン・オフして前記ポートから前記判別信号を送信するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の光心線判別システム。
  4. 前記心線判別器が、
    前記制御情報を記憶する判別器側制御情報記憶手段を有し、
    前記光心線から検出された前記判別信号の前記信号パターンと、前記判別器側制御情報記憶手段に記憶された前記制御情報の前記信号パターンとを比較するように構成されたことを特徴とする請求項2または3に記載の光心線判別システム。
  5. 前記信号パターンが、前記送信部が単位時間当たりにオン・オフされる回数であり、
    前記信号情報送信手段が、オン・オフの回数が単位時間当たり前記信号パターンの前記回数となるように前記送信部を制御して前記判別信号を送信するように構成されたことを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の光心線判別システム。
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