JP7326060B2 - 光ファイバー給電システム - Google Patents

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Description

本開示は、光ファイバー給電システムに関する。
近時、電力を光(給電光と呼ばれる)に変換して伝送し、当該給電光を電気エネルギーに変換して電力として利用する光給電システムが研究されている。
特許文献1には、電気信号で変調された信号光、及び電力を供給するための給電光を発信する光発信機と、上記信号光を伝送するコア、上記コアの周囲に形成され上記コアより屈折率が小さく上記給電光を伝送する第1クラッド、及び上記第1クラッドの周囲に形成され上記第1クラッドより屈折率が小さい第2クラッド、を有する光ファイバーと、上記光ファイバーの第1クラッドで伝送された上記給電光を変換した電力で動作し、上記光ファイバーのコアで伝送された上記信号光を上記電気信号に変換する光受信機と、を備えた光通信装置が記載されている。
特開2010-135989号公報
光給電においては、より一層の光給電効率の向上が求められている。そのための一つとして、給電側及び受電側における光電変換効率の向上が求められている。
本開示の1つの態様の光ファイバー給電システムは、
電力によりレーザー発振して給電光を出力する半導体レーザーを含む給電装置と、
前記給電光を電力に変換する光電変換素子を含む受電装置と、
前記給電光を伝送する複数の光ファイバーケーブルと、
複数の前記光ファイバーケーブルを選択的に接続する光スイッチを含む複数の接続装置とを備え、
複数の前記光ファイバーケーブルと複数の前記接続装置とにより、少なくとも二以上の前記給電光の伝送経路が構成可能であり、
複数の前記接続装置は、前記給電光の伝送不良状態を検出する検出部と、前記検出部の検出結果を前記光ファイバーケーブルを通じて他の前記接続装置、前記給電装置又は前記受電装置に出力する出力部とを有し、
前記伝送不良状態を検出した検出部を有する複数の内で最も上流側となる前記接続装置の前記検出部の検出結果に応じて伝送不良箇所を特定し、当該伝送不良箇所を迂回する他の前記給電光の伝送系路を構成するように複数の前記接続装置の前記光スイッチを制御する制御装置を備えている。
本開示の1つの態様の光ファイバー給電システムによれば、光給電効率の向上を図ることが可能となる。
本開示の第1実施形態に係る光ファイバー給電システムの構成図である。 本開示の第2実施形態に係る光ファイバー給電システムの構成図である。 本開示の第2実施形態に係る光ファイバー給電システムの構成図であって、光コネクタ等を図示したものある。 本開示の他の一実施形態に係る光ファイバー給電システムの構成図である。 本開示の第2実施形態に係る光ファイバー給電システムにおいて給電光の伝送不良を検出する機能を有する構成例(1)の構成図である。 図5の構成例(1)における伝送不良発生時の状態の構成図である。 図5の構成例(1)における接続装置の構成図である。 接続装置の制御装置が行う給電光の伝送不良の検出時の処理のフローチャートである。 接続装置の制御装置が実行する給電光の伝送不良箇所を迂回する伝送経路を構成するための処理のフローチャートである。 構成例(2)における給電装置の構成図である。
以下に本開示の一実施形態につき図面を参照して説明する。
(1)システム概要
〔第1実施形態〕
図1に示すように本実施形態の光ファイバー給電(PoF:Power over Fiber)システム1Aは、給電装置(PSE:Power Sourcing Equipment)110と、光ファイバーケーブル200Aと、受電装置(PD:Powered Device)310を備える。
なお、本開示における給電装置は電力を光エネルギーに変換して供給する装置であり、受電装置は光エネルギーの供給を受け当該光エネルギーを電力に変換する装置である。
給電装置110は、給電用半導体レーザー111を含む。
光ファイバーケーブル200Aは、給電光の伝送路を形成する光ファイバー250Aを含む。
受電装置310は、光電変換素子311を含む。
給電装置110は電源に接続され、給電用半導体レーザー111等が電気駆動される。
給電用半導体レーザー111は、上記電源からの電力によりレーザー発振して給電光112を出力する。
光ファイバーケーブル200Aは、一端201Aが給電装置110に接続可能とされ、他端202Aが受電装置310に接続可能とされ、給電光112を伝送する。
給電装置110からの給電光112が、光ファイバーケーブル200Aの一端201Aに入力され、給電光112は光ファイバー250A中を伝搬し、他端202Aから受電装置310に出力される。
光電変換素子311は、光ファイバーケーブル200Aを通して伝送されてきた給電光112を電力に変換する。光電変換素子311により変換された電力が、受電装置310内で必要な駆動電力とされる。さらに受電装置310は光電変換素子311により変換された電力を外部機器用に出力可能とされる。
給電用半導体レーザー111及び光電変換素子311の光‐電気間の変換効果を奏する半導体領域を構成する半導体材料が500nm以下の短波長のレーザー波長をもった半導体とされる。
短波長のレーザー波長をもった半導体は、バンドギャップが大きく光電変換効率が高いので、光給電の発電側及び受電側における光電変換効率が向上され、光給電効率が向上する。
そのためには、同半導体材料として、例えば、ダイヤモンド、酸化ガリウム、窒化アルミニウム、GaN等、レーザー波長(基本波)が200~500nmのレーザー媒体の半導体材料を用いてもよい。
また、同半導体材料として、2.4eV以上のバンドギャップを有した半導体が適用される。
例えば、ダイヤモンド、酸化ガリウム、窒化アルミニウム、GaN等、バンドギャップ2.4~6.2eVのレーザー媒体の半導体材料を用いてもよい。
なお、レーザー光は長波長ほど伝送効率が良く、短波長ほど光電変換効率が良い傾向にある。したがって、長距離伝送の場合には、レーザー波長(基本波)が500nmより大きいレーザー媒体の半導体材料を用いてもよい。また、光電変換効率を優先する場合には、レーザー波長(基本波)が200nmより小さいレーザー媒体の半導体材料を用いてもよい。
これらの半導体材料は、給電用半導体レーザー111及び光電変換素子311のいずれか一方に適用してもよい。給電側又は受電側における光電変換効率が向上され、光給電効率が向上する。
〔第2実施形態〕
図2に示すように本実施形態の光ファイバー給電(PoF:Power over Fiber)システム1は、光ファイバーを介した光給電システムと光通信システムとを含むものであり、給電装置(PSE:Power Sourcing Equipment)110を含む第1のデータ通信装置100と、光ファイバーケーブル200と、受電装置(PD:Powered Device)310を含む第2のデータ通信装置300とを備える。
なお、以下の説明では、原則として、既に説明された構成については同一の符号を付して、特に言及がない場合には既に説明された構成と同一の構成とする。
給電装置110は、給電用半導体レーザー111を含む。第1のデータ通信装置100は、給電装置110のほか、データ通信を行う発信部120と、受信部130とを含む。第1のデータ通信装置100は、データ端末装置(DTE(Date Terminal Equipment))、中継器(Repeater)等に相当する。発信部120は、信号用半導体レーザー121と、モジュレーター122とを含む。受信部130は、信号用フォトダイオード131を含む。
光ファイバーケーブル200は、信号光の伝送路を形成するコア210と、コア210の外周に配置され、給電光の伝送路を形成するクラッド220と有する光ファイバー250を含む。
受電装置310は、光電変換素子311を含む。第2のデータ通信装置300は、受電装置310のほか、発信部320と、受信部330と、データ処理ユニット340とを含む。第2のデータ通信装置300は、パワーエンドステーション(Power End Station)
等に相当する。発信部320は、信号用半導体レーザー321と、モジュレーター322とを含む。受信部330は、信号用フォトダイオード331を含む。データ処理ユニット340は、受信した信号を処理するユニットである。また、第2のデータ通信装置300は、通信ネットワークにおけるノードである。または第2のデータ通信装置300は、他のノードと通信するノードでもよい。
第1のデータ通信装置100は電源に接続され、給電用半導体レーザー111、信号用半導体レーザー121と、モジュレーター122、信号用フォトダイオード131等が電気駆動される。また、第1のデータ通信装置100は、通信ネットワークにおけるノードである。または第1のデータ通信装置100は、他のノードと通信するノードでもよい。
給電用半導体レーザー111は、上記電源からの電力によりレーザー発振して給電光112を出力する。
光電変換素子311は、光ファイバーケーブル200を通して伝送されてきた給電光112を電力に変換する。光電変換素子311により変換された電力は、発信部320、受信部330及びデータ処理ユニット340の駆動電力、その他の第2のデータ通信装置300内で必要となる駆動電力とされる。さらに第2のデータ通信装置300は、光電変換素子311により変換された電力を外部機器用に出力可能とされていてもよい。
一方、発信部120のモジュレーター122は、信号用半導体レーザー121からのレーザー光123を送信データ124に基づき変調して信号光125として出力する。
受信部330の信号用フォトダイオード331は、光ファイバーケーブル200を通して伝送されてきた信号光125を電気信号に復調し、データ処理ユニット340に出力する。データ処理ユニット340は、当該電気信号によるデータをノードに送信し、その一方で当該ノードからデータを受信し、送信データ324としてモジュレーター322に出力する。
発信部320のモジュレーター322は、信号用半導体レーザー321からのレーザー光323を送信データ324に基づき変調して信号光325として出力する。
受信部130の信号用フォトダイオード131は、光ファイバーケーブル200を通して伝送されてきた信号光325を電気信号に復調し出力する。当該電気信号によるデータがノードに送信され、その一方で当該ノードからのデータが送信データ124とされる。
第1のデータ通信装置100からの給電光112及び信号光125が、光ファイバーケーブル200の一端201に入力され、給電光112はクラッド220を伝搬し、信号光125はコア210を伝搬し、他端202から第2のデータ通信装置300に出力される。
第2のデータ通信装置300からの信号光325が、光ファイバーケーブル200の他端202に入力され、コア210を伝搬し、一端201から第1のデータ通信装置100に出力される。
なお、図3に示すように第1のデータ通信装置100に光入出力部140とこれに付設された光コネクタ141が設けられる。また、第2のデータ通信装置300に光入出力部350とこれに付設された光コネクタ351が設けられる。光ファイバーケーブル200の一端201に設けられた光コネクタ230が光コネクタ141に接続する。光ファイバーケーブル200の他端202に設けられた光コネクタ240が光コネクタ351に接続する。光入出力部140は、給電光112をクラッド220に導光し、信号光125をコア210に導光し、信号光325を受信部130に導光する。光入出力部350は、給電光112を受電装置310に導光し、信号光125を受信部330に導光し、信号光325をコア210に導光する。
以上のように、光ファイバーケーブル200は、一端201が第1のデータ通信装置100に接続可能とされ、他端202が第2のデータ通信装置300に接続可能とされ、給電光112を伝送する。さらに本実施形態では、光ファイバーケーブル200は、信号光125,325を双方向伝送する。
給電用半導体レーザー111及び光電変換素子311の光‐電気間の変換効果を奏する半導体領域を構成する半導体材料としては上記第1実施形態と同様のものが適用され、高い光給電効率が実現される。
なお、図4に示す光ファイバー給電システム1Bの光ファイバーケーブル200Bのように、信号光を伝送する光ファイバー260と、給電光を伝送する光ファイバー270とを別々に設けてもよい。光ファイバーケーブル200Bも複数本で構成してもよい。
(2)伝送不良を検出する構成について
[伝送不良検出機能を有する構成例(1)]
次に、給電光の伝送不良を検出する構成について図面を参照して説明する。
図5は前述した光ファイバー給電システム1において、給電光の伝送不良を検出する機能を有する構成例(1)を示し、図6は当該構成例(1)における伝送不良発生時の状態を示している。
この伝送不良検出機能を有する構成例(1)における光ファイバー給電システム1では、給電光112の伝送経路を複数本の光ファイバーケーブル200a~200gで構成し、各光ファイバーケーブル200a~200gを、給電用の光スイッチ410を含む複数の接続装置400a~400dにより選択可能に接続している。
上記光ファイバーケーブル200a~200gは、その配置以外については同一の構成なので、これらを区別して説明する必要がない場合には、「光ファイバーケーブル200」と略記する(図7参照)。
また、同様に、上記接続装置400a~400dも配置以外は同一の構成なので、これらを区別して説明する必要がない場合には、「接続装置400」と略記する(図7参照)。
なお、この伝送不良検出機能を有する構成例(1)では、第1のデータ通信装置100と第2のデータ通信装置300との間を少なくとも二以上の伝送経路で接続できれば良い。従って、この構成例(1)では、七本の光ファイバーケーブル200a~200gを四基の接続装置400a~400dで接続する構成を例示しているが、光ファイバーケーブル200及び接続装置400の個数は増減可能である。
第1のデータ通信装置100と第2のデータ通信装置300との間には、四本の光ファイバーケーブル200a,200b,200c,200dが三つの接続装置400a,400b,400cを介して直列接続状態で配置されている。
全ての光スイッチ410は、光ファイバーケーブル200のクラッド220の端部を接続するポートを三つ備えており、三つのポートの内の二つのポートを選択的に光の伝送が可能となるように接続することができる。
各接続装置400a,400b,400cの光スイッチ410は、それぞれ二つのポートを使用して四本の光ファイバーケーブル200a~200dの直列接続を行っている。さらに、各接続装置400a,400b,400cの光スイッチ410の残りの一つのポートには、それぞれ他の光ファイバーケーブル200e~200gの一端部が接続されており、これら三本の光ファイバーケーブル200e~200gの他端部は、接続装置400dの光スイッチ410の三つのポートに個別に接続されている。
第1のデータ通信装置100と第2のデータ通信装置300の間にこのような接続構成を構築したことにより、例えば、第1のデータ通信装置100から第2のデータ通信装置300への給電光112の伝送は、光ファイバーケーブル200a,200b,200c,200dからなる第一の伝送経路と、光ファイバーケーブル200a,200e,200g,200c,200dからなる第二の伝送経路と、光ファイバーケーブル200a,200b,200g,200f,200dからなる第三の伝送経路と、光ファイバーケーブル200a,200e,200f,200dからなる第四の伝送経路のいずれかを選択的に構成することができる。
従って、伝送不良検出機能を有する構成例(1)における光ファイバー給電システム1では、図6に示すように、例えば、いずれかの光ファイバーケーブル200で伝送不良が生じた場合に(図6では光ファイバーケーブル200cを例示)、伝送不良を迂回した別の伝送経路を利用して給電光112の伝送を行うことができる(図6では第四の伝送経路を例示)。
図7は各接続装置400の構成を示すブロック図である。
各接続装置400は、給電光112の光経路を切り替える前述した給電用の光スイッチ410と、信号光125,325及び後述する他の信号光の光経路を切り替える信号用の光スイッチ420と、光スイッチ410,420の切り替え制御を行う制御装置433と、光ファイバーケーブル200の端部から信号光125,325及び他の信号光(以下、信号光等という)の一部を取り出すビームスプリッター451と、ビームスプリッター451によって取り出された一部の信号光等を受光する信号用フォトダイオード452とを備えている。
さらに、各接続装置400は、光ファイバーケーブル200の端部から給電光112の一部を取り出すビームスプリッター431と、ビームスプリッター431によって取り出された一部の給電光112を受光する光電変換素子432と、信号用半導体レーザー443と、制御装置433の制御によりレーザー光を変調するモジュレーター442と、変調された他の信号光を信号光125,325と同じ伝送経路上に出力するビームスプリッター441とを備えている。
なお、上記ビームスプリッター431及び光電変換素子432は、給電光112の伝送不良状態を検出する検出部を構成する。
信号用の光スイッチ420は、給電用の光スイッチ410と同様に、光ファイバーケーブル200のコア210の端部を接続するポートを三つ備えており、三つのポートの内の二つのポートを選択的に光の伝送が可能となるように接続することができる。
なお、給電用の光スイッチ410と信号用の光スイッチ420とは、いずれも同じ光ファイバーケーブル200同士を接続するように制御装置433に制御される。
上記ビームスプリッター431は、伝送経路の途中で給電光112の一部を取り出し、光電変換素子432に入力する。光電変換素子432は、入力された一部の給電光112の光強度を検出して制御装置433に入力する。
また、光電変換素子432は、給電光112の入射により接続装置400の各構成に電源供給を行う構成を付加しても良い。これにより、各接続装置400には電源を不要とすることができる。
ビームスプリッター451は、第1のデータ通信装置100側に向かう信号光等の一部と第2のデータ通信装置300側に向かう信号光等の一部とを取り出し、信号用フォトダイオード452に入力する。信号用フォトダイオード452は、ビームスプリッター451から入力された信号光等を電気信号に復調して制御装置433に入力する。
信号用半導体レーザー443はレーザー光を出力し、制御装置433によって制御されたモジュレーター442により変調されて他の信号光となってビームスプリッター441に入力される。
ビームスプリッター441は、信号光125,325と同じ伝送経路上で他の信号光を第1のデータ通信装置100側と第2のデータ通信装置300側とに送出する。
なお、信号用半導体レーザー443、モジュレーター442及びビームスプリッター441は、検出部の検出結果を外部に出力する出力部を構成する。
制御装置433は、給電光112の光強度から給電光112の伝送不良状態の有無を判定して判定結果を外部に出力する第一の処理と、各接続装置400からの伝送不良状態の有無の判定結果から伝送不良箇所を迂回する伝送経路を構成するための各接続装置400の光スイッチ410に対するポート接続状態の指令を外部に出力する第二の処理と、当該ポート接続状態の指令に従って、光スイッチ410及び420のポート接続を切り替える制御を行う第三の処理とを実行する。
制御装置433は、マイクロコンピュータから構成されてもよいし、アナログ回路又はデジタル回路を利用したシーケンサから構成されてもよい。
制御装置433は、第一の処理のために、光電変換素子432によって検出される給電光112の光強度から当該接続装置400の上流側(第1のデータ通信装置100側)の給電光112の伝送不良状態の有無を判定する。即ち、接続装置400の上流側で伝送不良状態が発生すると、給電光112の検出光強度は低下を生じる。従って、制御装置433に、予め定めた閾値の記憶部を設け、当該閾値と給電光112の検出光強度を比較することで伝送不良状態の有無を判定することができる。
さらに、制御装置433は、信号用半導体レーザー443及びモジュレーター442を通じて他の信号光を形成し、判定結果を外部(他の接続装置400,第1及び第2のデータ通信装置100,300)に出力する。
このとき、制御装置433は、他の信号光に、判定を行ったのがいずれの接続装置400であるかを示す送信元情報と判定結果情報とを含ませて外部に出力する。これにより、他の信号光を受信した他の接続装置400,第1及び第2のデータ通信装置100,300は、特定の接続装置400よりも上流側となる範囲が正常状態又は伝送不良状態であるかを認識することができる。
さらに、制御装置433は、第二の処理のために、自機以外の接続装置400における判定結果情報を他機の接続装置400からの他の信号光から取得する。
即ち、制御装置433は、現在、選択されている第一~第四のいずれかの伝送経路を構成する他の全ての接続装置400から判定結果情報を、信号用フォトダイオード452を通じて受信し、自機を含めた全ての判定結果情報を収集する。
そして、制御装置433は、現在の伝送経路を構成する全ての接続装置400の内で、判定結果が伝送不良状態である最も上流側の接続装置400の上流側に接続された光ファイバーケーブル200が伝送不良箇所であると特定することができる。
さらに、伝送不良が生じている光ファイバーケーブル200が特定されると、制御装置433は、当該光ファイバーケーブル200を含まない伝送経路を第一~第四の伝送経路の中から選択する。なお、制御装置433は、伝送経路の選択において、伝送不良の発生の有無にかかわらず、常に、伝送経路の経路長がより短いものを優先的に選択するように構成することが好ましい。また、第一~第四の伝送経路の優先順位を予め決めておいてもよい。
なお、伝送不良の程度によっては、給電光112や信号光等が完全に途絶えてしまう場合がある。その場合には、他の接続装置400から判定結果情報を収集する際に、現在の伝送経路に含まれた接続装置400であって、判定結果情報を含む他の信号光を得ることができなかった接続装置400については、伝送不良状態にあるものと見なす処理を行う。これにより、伝送不良箇所である光ファイバーケーブル200を特定することができる。
そして、制御装置433は、選択した伝送経路を構成するために各接続装置400a~400dの光スイッチ410のポート接続状態(三つのポートのいずれといずれを接続するか)を切り替える指令を出力する。
即ち、制御装置433は、信号用半導体レーザー443及びモジュレーター442を通じて他の信号光を形成し、上記ポート接続状態の指令を外部(他の接続装置400,第1及び第2のデータ通信装置100,300)に出力する。
また、制御装置433は、第三の処理のために、伝送不良箇所を迂回する伝送経路を構成するためのポート接続状態の指令を自己で生成した場合、又は、他の接続装置400から信号用フォトダイオード452を通じて伝送不良箇所を迂回する伝送経路を構成するためのポート接続状態の指令を受信した場合に、当該指令に従って、光スイッチ410及び420のポート接続を切り替える制御を実行する。
同様にして、他の接続装置400でも、制御装置433が、伝送不良箇所を迂回する伝送経路を構成するためのポート接続状態の指令に従って、光スイッチ410及び420のポート接続を切り替える制御を実行することにより、伝送不良箇所を迂回する伝送経路が構成される。
なお、この給電光の伝送不良を検出する機能を有する構成例(1)における光ファイバー給電システム1では、全ての接続装置400が、上記第一~第三の処理を実行可能な制御装置433を備えるので、システム1内で複数の接続装置400の制御装置433が並行して、伝送不良が生じている光ファイバーケーブル200を特定し、伝送不良箇所を迂回する伝送経路を選択し、当該伝送経路を構成するためのポート接続状態の指令を外部に送信することになる。
しかしながら、各接続装置400が受信する判定結果情報を含む他の信号光は、いずれも同一となるので、各接続装置400が出力する伝送不良箇所を迂回する伝送経路を構成するためのポート接続状態の指令も同じ内容となるので、適正に伝送不良箇所を迂回する伝送経路を構成することが可能である。
図8は各接続装置400の制御装置433が実行する給電光112の伝送不良の検出時の処理(第一の処理)を示すフローチャートである。この処理は、短周期的に常に繰り返し実行される。
図示のように、制御装置433は、給電時において、光電変換素子432が受光する一部の給電光112の光強度を検出し(ステップS1)、その検出光強度を予め記憶された閾値と比較する(ステップS3)。
そして、一部の給電光112の検出光強度が閾値以上である場合には、制御装置433は、信号用半導体レーザー443及びモジュレーター442を通じて他の信号光を形成し、自機を示す送信元情報と給電光112の伝送が正常であることを示す判定結果情報とを含ませて外部に出力する(ステップS5)。
また、一部の給電光112の検出光強度が閾値に満たない場合には、制御装置433は、信号光に送信元情報と給電光112の伝送不良状態であることを示す判定結果情報とを含ませて外部に出力する(ステップS7)。
図9は各接続装置400の制御装置433が実行する給電光112の伝送不良箇所を迂回する伝送経路を構成するための処理(第二の処理)を示すフローチャートである。
各接続装置400の制御装置433は、信号用フォトダイオード452を通じて他の接続装置400から出力された送信元情報と判定結果情報を取得する。
そして、現在の伝送経路に含まれる全ての接続装置400の判定結果情報を参照し、伝送不良が存在するか否かを判定する(ステップS11)。このとき、送信元情報及び判定結果情報が得られない接続装置400については、伝送不良と見なす。
伝送不良の接続装置400が存在しない場合には、ステップS11の処理を繰り返し実行し、伝送不良の接続装置400が存在する場合には、その中で最上流側(第1のデータ通信装置側)となる接続装置400を特定する(ステップS13)。
そして、最上流側の接続装置400のさらに上流側に接続された光ファイバーケーブル200を伝送不良箇所と特定する(ステップS15)。
次いで、制御装置433は、伝送不良箇所となる光ファイバーケーブル200を通らない伝送経路を四つの伝送経路の中から選択し、必要な場合には伝送距離や優先順位等を考慮して、迂回可能な一つの伝送経路を決定する(ステップS17)。
そして、決定した伝送経路を構成するために各接続装置400a~400dの光スイッチ410のポート接続状態を切り替える指令を信号用半導体レーザー443及びモジュレーター442を通じて外部に出力する(ステップS19)。
これにより、各接続装置400では、信号用フォトダイオード452を通じて複数の他の接続装置400からのポート接続状態を切り替える指令を受信するが、各接続装置400の制御装置433は、いずれも共通するアルゴリズムで伝送経路を決定するので、同一内容の指令を受信する。このため、いずれかの指令に従う。
なお、各接続装置400からポート接続状態を切り替える指令を受信するので、制御装置433は、これらの指令が同一であるか否かを判定する確認処理を行っても良い。その場合、同一であれば次の処理を進め、同一ではない場合には、何らかの異常が発生したものとして、各接続装置400にエラーを報知する処理を行っても良い。
そして、制御装置433は、ポート接続状態を切り替える指令の中から自機の接続装置400の光スイッチ410,420に対する指令を抽出し、当該指令に従って、光スイッチ410,420のポート接続が行われるように制御する。
そして、各接続装置400a~400dは、各々の光スイッチ410のポート接続状態を適宜切り替える制御を行い、伝送不良箇所の位置を迂回することが可能な伝送経路を構成する。
このように、伝送不良検出機能を有する構成例(1)の光ファイバー給電システム1では、接続装置400が、給電光112の伝送不良状態を検出する検出部と検出結果を外部に出力する出力部としての構成を備え、制御装置433が、複数の接続装置400の伝送不良状態の検出結果に応じて伝送不良箇所を特定し、当該伝送不良箇所を迂回する他の給電光の伝送系路を構成するように、ポート接続状態を切り替える指令を出力して複数の接続装置400の光スイッチを制御している。
このため、ある給電光の伝送経路で伝送不良が発生した場合でも迂回して新たな伝送経路で給電光112を伝送することができる。
これにより、伝送不良箇所によって給電光112が伝送できない状態が生じても、速やかに回復することができ、より高い効率で電力を供給することが可能となる。
また、上記光ファイバー給電システム1では、各接続装置400は、給電光112の光強度から伝送不良状態を検出しているので、容易な構成により安定的に伝送不良を検出することが可能となる。
また、上記光ファイバー給電システム1では、接続装置400が、光ファイバーケーブル200を通じて伝送不良の検出結果を外部に出力しているので、光ファイバー給電システム1が備える通信機能を利用して、各光スイッチ410を制御することが可能となる。従って、システムの複雑化を回避し、少ない資源でシステムを構築すること可能となる。
また、上記光ファイバー給電システム1では、伝送不良箇所を迂回する他の給電光の伝送系路を構成するように複数の接続装置400の光スイッチ410を制御する制御装置433を、光スイッチ410を備える接続装置400に設けたので、伝送不良が生じて、通信の困難が生じた場合であっても、接続装置400は自律的に判断し、少なくとも自機の光スイッチ410だけは適正に作動させることが可能となる。
さらに、上記光ファイバー給電システム1において、全ての接続装置400が上記制御装置433を備える構成とした場合には、全ての接続装置400が自律的に光スイッチ410を切り替えることができるので、伝送不良で相互の通信も困難な状況に陥っても、迂回する伝送経路を構成することができ、復旧をより適正に行うことができ、システムの信頼性を向上させることが可能となる。
[伝送不良検出機能を有する構成例(2)]
前述した光ファイバー給電システム1の伝送不良検出機能を有する構成例(1)では、各接続装置400の制御装置433が、伝送不良状態の有無の判定結果を外部に出力する第一の処理と、伝送不良箇所を迂回する伝送経路を決定してそのポート接続状態の指令を外部に出力する第二の処理と、光スイッチ410及び420のポート接続を切り替える制御を行う第三の処理とを実行する例を示したが、第二の処理については、第1のデータ通信装置100が行う構成としても良い。
このように、第1のデータ通信装置100が第二の処理を行う制御装置151を備える伝送不良検出機能を有する構成例(2)について、図10のブロック図に基づいて説明する。
なお、この構成例(2)では、第1のデータ通信装置100が制御装置151を備える点と各接続装置400の制御装置433が第二の処理を行わない構成とする点以外は、前述した光ファイバー給電システム1の伝送不良検出機能を有する構成例(1)と同一の構成である。
第1のデータ通信装置100の制御装置151は、受信部130の信号用フォトダイオード131から他の信号光に含まれる各接続装置400の送信元情報及び伝送不良の有無を示した判定結果情報を取得することができる。
そして、制御装置151は、第二の処理として、現在、選択されている第一~第四のいずれかの伝送経路を構成する全ての接続装置400から判定結果情報を、信号用フォトダイオード131を通じて収集する。
さらに、制御装置151は、現在の伝送経路を構成する全ての接続装置400の内で、判定結果が伝送不良状態である最も上流側の接続装置400の上流側に接続された光ファイバーケーブル200が伝送不良箇所であると特定し、経路長の短さや各電層経路の優先順位を考慮して、伝送不良が生じている光ファイバーケーブル200を含まない伝送経路を選択する。
そして、制御装置151は、発信部120のモジュレーター122を制御して、選択した伝送経路を構成するために各接続装置400a~400dの光スイッチ410のポート接続状態を切り替える指令を他の通信光として出力し、各接続装置400に送信する。このように、制御装置151は、選択した伝送経路を構成する各接続装置400a~400dに光スイッチ410のポート接続状態を切り替える指令を送信することにより、間接的に各光スイッチ410を制御しているといえる。
なお、制御装置151は、マイクロコンピュータから構成されてもよいし、アナログ回路又はデジタル回路を利用したシーケンサから構成されてもよい。
このように、第1のデータ通信装置100に第二の処理を行う制御装置151を設けた場合には、各接続装置400で第二の処理を行う必要がなくなるので、システム構成を簡略化することが可能となる。
また,各接続装置400からではなく、第1のデータ通信装置100からのみ、ポート接続状態を切り替える指令が出力されるので、通信時の渋滞を低減し、良好な通信を維持することが可能となる。
[伝送不良検出機能を有する構成例(3)]
前述した光ファイバー給電システム1の伝送不良検出機能を有する構成例(1)の制御装置433が行う第二の処理は、第2のデータ通信装置300が有する制御装置としてのデータ処理ユニット340が行う構成としても良い。
この場合、各接続装置400の制御装置433が第二の処理を行わない構成とする点以外は、光ファイバー給電システム1は図2に示す構成と同じである。
第2のデータ通信装置300のデータ処理ユニット340は、受信部330の信号用フォトダイオード331から他の信号光に含まれる各接続装置400の送信元情報及び伝送不良の有無を示した判定結果情報を取得し、伝送不良状態である光ファイバーケーブル200を特定し、これを迂回するための伝送経路を選択する。
そして、データ処理ユニット340は、発信部320のモジュレーター322を制御して、選択した伝送経路を構成するために各接続装置400a~400dの光スイッチ410のポート接続状態を切り替える指令を他の通信光として出力し、各接続装置400に送信する。この場合も、データ処理ユニット340は、選択した伝送経路を構成する各接続装置400a~400dに光スイッチ410のポート接続状態を切り替える指令を送信することにより、間接的に各光スイッチ410を制御しているといえる。
このように、第2のデータ通信装置300のデータ処理ユニット340が第二の処理を行う構成とした場合も、システム構成を簡略化し、通信時の渋滞を低減し、良好な通信を維持することが可能となる。
以上本開示の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として示したものであり、この他の様々な形態で実施が可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成要素の省略、置き換え、変更を行うことができる。
例えば、伝送不良検出機能を有する構成例(1)~(3)では、伝送不良検出機能を有する構成を光ファイバー給電システム1に適用した例を示しているが、これらと同じように、伝送不良検出機能を有する構成を光ファイバー給電システム1Bにも適用することが可能である。
また、伝送不良検出機能を有する構成例(1)では、全ての接続装置400の制御装置433が第二の処理を実行する例を示したが、一部の接続装置400の制御装置433のみが第二の処理を実行する構成としても良い。
この場合、給電光112の第一~第四の伝送経路の全てに含まれる接続装置400a又は400cの制御装置433が第二の処理を実行する構成とすることが好ましい。また、より上流側に位置する接続装置400aの制御装置433が第二の処理を実行する構成とすることがより好ましい。
また、伝送不良検出機能を有する構成例(1)~(3)では、伝送不良検出機能を有する構成を、一つの第1のデータ通信装置100から一つの第2のデータ通信装置300に給電を行う光ファイバー給電システム1に適用した例を示しているが、これに限られない。
例えば、一つの第1のデータ通信装置100から複数の第2のデータ通信装置300に給電を行う光ファイバー給電システムに適用しても良い。その場合、第1のデータ通信装置100から複数の第2のデータ通信装置300に対して分岐して給電光112の伝送経路が構成されるので、一つの第2のデータ通信装置300に対する給電光112の伝送経路に伝送不良箇所が発生した場合でも、他の第2のデータ通信装置300に対する給電光112の伝送経路を迂回させることができ、迂回させるための専用の伝送経路を用意する必要がなくなり、構成の簡易化、省資源化を図ることが可能である。
1,1A,1B 光ファイバー給電システム
100 第1のデータ通信装置
110 給電装置
111 給電用半導体レーザー
112 給電光
120 発信部
121 信号用半導体レーザー
122 モジュレーター
123 レーザー光
124 送信データ
125 信号光
130 受信部
131 信号用フォトダイオード
140 光入出力部
141 光コネクタ
151 制御装置
200,200A,200B,200a~200g 光ファイバーケーブル
210 コア
220 クラッド
230,240 光コネクタ
250,250A,260,270 光ファイバー
300 第2のデータ通信装置
310 受電装置
311 光電変換素子
320 発信部
321 信号用半導体レーザー
322 モジュレーター
323 レーザー光
324 送信データ
325 信号光
330 受信部
331 信号用フォトダイオード
340 データ処理ユニット
350 光入出力部
351 光コネクタ
400,400a~400d 接続装置
410,420 光スイッチ
431 ビームスプリッター(検出部)
432 光電変換素子(検出部)
433 制御装置
441 ビームスプリッター(出力部)
442 モジュレーター(出力部)
443 信号用半導体レーザー(出力部)

Claims (9)

  1. 電力によりレーザー発振して給電光を出力する半導体レーザーを含む給電装置と、
    前記給電光を電力に変換する光電変換素子を含む受電装置と、
    前記給電光を伝送する複数の光ファイバーケーブルと、
    複数の前記光ファイバーケーブルを選択的に接続する光スイッチを含む複数の接続装置とを備え、
    複数の前記光ファイバーケーブルと複数の前記接続装置とにより、少なくとも二以上の前記給電光の伝送経路が構成可能であり、
    複数の前記接続装置は、前記給電光の伝送不良状態を検出する検出部と、前記検出部の検出結果を前記光ファイバーケーブルを通じて他の前記接続装置、前記給電装置又は前記受電装置に出力する出力部とを有し、
    前記伝送不良状態を検出した検出部を有する複数の内で最も上流側となる前記接続装置の前記検出部の検出結果に応じて伝送不良箇所を特定し、当該伝送不良箇所を迂回する他の前記給電光の伝送系路を構成するように複数の前記接続装置の前記光スイッチを制御する制御装置を備える光ファイバー給電システム。
  2. 前記検出部は、前記給電光の光強度から伝送不良状態を検出する請求項1に記載の光ファイバー給電システム。
  3. 複数の前記接続装置の前記出力部は、前記光ファイバーケーブルを通じて、前記検出部の検出結果を外部に出力する請求項1又は2に記載の光ファイバー給電システム。
  4. 前記制御装置は、前記給電装置に設けられている請求項1から3のいずれか一項に記載の光ファイバー給電システム。
  5. 前記制御装置は、前記受電装置に設けられている請求項1から3のいずれか一項に記載の光ファイバー給電システム。
  6. 前記制御装置は、いずれかの前記接続装置に設けられている請求項1から3のいずれか一項に記載の光ファイバー給電システム。
  7. 前記制御装置は、全ての前記接続装置に設けられている請求項6に記載の光ファイバー給電システム。
  8. 前記半導体レーザーの光‐電気間の変換効果を奏する半導体領域を構成する半導体材料が、レーザー波長500nm以下のレーザー媒体とされた請求項1から7のいずれか一項に記載の光ファイバー給電システム。
  9. 前記光電変換素子の光‐電気間の変換効果を奏する半導体領域を構成する半導体材料が、レーザー波長500nm以下のレーザー媒体とされた請求項1から8のいずれか一項に記載の光ファイバー給電システム。
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