JP2006343593A - 光学ユニット及び投影型画像表示装置 - Google Patents

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圭輔 三谷
Shuichi Yoshinaka
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Abstract

【課題】 光学インテグレータの入射面近傍で拡散される不要光の影響を防止して、カラーホイールの回転を精度良く検出することができる光学ユニット及び該光学ユニットを備える投影型画像表示装置を提供する。
【解決手段】 カラーホイール(2)の回転中心と、インデックスセンサ4の検出中心(例えば、受光面4aの中心)と、光学インテグレータ5の光の通過中心(例えば、入射面5aの中心)とを同一の仮想平面60上に位置するように、インデックスセンサを配置する。ロッドインテグレータ5の入射面5a付近で集光されるランプ1からの白色光が、不要光としてインデックスセンサ4の受光面4aに入射することを防止し、受光面4aに入る不要光を最も排除する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光源からの光を光変調して投影することにより画像表示を実現する光学ユニット及び該光学ユニットを備える投影型画像表示装置に関する。
投影型画像表示装置には、画像データに基づいて光源からの光を光変調し、変調光をスクリーンの前から投影して画像表示を行うフロントプロジェクション方式を用いたプロジェクタ、及び変調光をスクリーンの後ろから投影して画像表示を行うリアプロジェクション方式を用いた高精細度テレビジョンなどがあり、光変調を行う空間光変調素子(ライトバルブ)として、DMD(Digital Mirror Device:登録商標)を用いたDLP(Digital Light Processing:登録商標)方式のもの、液晶表示パネルを用いたものなどがある。
従来のDLP方式の投影型画像表示装置は、光源から出射した白色光を、赤色、緑色、青色のカラフィルターを配列した円盤状のカラーホイールを回転させることによって順次赤色、緑色、青色に分別(又は変換)する。分別された光は、光の分布密度を略均一にするための柱状のロッドインテグレータの入射面に入射され、ロッドインテグレータの出射面から出た赤色、緑色、青色の各光は時分割的にDMDに照射される。DMDは照射される光と同色の画像データに基づいて、照射された光を変調し、変調光はレンズで拡大投影され画像のカラー表示が行われる。
カラーホイールは一定速度で回転され、カラーホイールと同軸回転可能に設けられたホイールハブの周面には、カラーホイールの回転位置を検出するためのマーカ(例えば、黒色)を設けてある。ホイールハブの周面に近接して対向配置されたインデックスセンサは、赤外線を照射し、ホイールハブからの反射光をインデックスセンサの受光面で受光してカラーホイールの回転位置を検出する。DMDの光変調は、カラーホイールの回転位置に応じて制御される。上述のようなDLP方式の投影型画像表示装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開2004−347711号公報
しかしながら、特許文献1のDLP方式の投影型画像表示装置にあっては、インデックスセンサが照射する赤外光の強度は、光源から照射される白色光に比べて非常に微小であり、光源から出射した白色光は、ロッドインテグレータの入射面の近傍で集光されるため、入射面付近の白色光の強度は最も強い。また、集光された光が入射面付近で拡散する。拡散した光(不要光)が、カラーホイール又はハブなどの表面で反射され、インデックスセンサの受光面に入るため、光源からの白色光の影響を受け易く、カラーホイールの回転位置を精度良く検出することができない場合があった。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであり、軸回りに回転して光源から発せられた光を色分別して通過させるカラーホイールと、該カラーホイールを通過した光を入射させる光学インテグレータと、前記カラーホイールと同軸回転可能であって、前記カラーホイールの前記光学インテグレータ側に円柱状に延設されたホイールハブと、該ホイールハブの周面に対向配置され、該周面に付された印を検出する検出器とを備え、該検出器は、前記ホイールハブを間にして前記光学インテグレータと対向するように配置してあることにより、前記光学インテグレータの入射面近傍で拡散される光(不要光)の影響を防止して、前記印を精度良く検出することができる光学ユニット及び該光学ユニットを備える投影型画像表示装置を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、前記カラーホイールの回転中心と、前記検出器の検出中心と、前記光学インテグレータの光の通過中心とを同一の仮想平面上に位置させてあることにより、前記検出器に入る不要光を最も多く遮光することができる光学ユニット及び該光学ユニットを備える投影型画像表示装置を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、前記検出器の周囲を被う遮光部材を備えることにより、前記検出器に入る不要光をさらに少なくすることができる光学ユニット及び該光学ユニットを備える投影型画像表示装置を提供することにある。
本発明に係る光学ユニットは、軸回りに回転して光源から発せられた光を色分別して通過させるカラーホイールと、該カラーホイールを通過した光を入射面で入射し、入射した光の強度を略均一化して出射面から出射する光学インテグレータと、前記カラーホイールと同軸回転可能であって、前記カラーホイールの前記光学インテグレータ側に円柱状に延設されたホイールハブと、該ホイールハブの周面に対向配置され、該周面に付された印を検出する検出器とを備える光学ユニットにおいて、前記検出器は、前記ホイールハブを間にして前記光学インテグレータと対向するように配置してあることを特徴とする。
本発明に係る光学ユニットは、前記カラーホイールの回転中心と、前記検出器の検出中心と、前記光学インテグレータの光の通過中心とを同一の仮想平面上に位置させてあることを特徴とする。
本発明に係る光学ユニットは、前記検出器の周囲を被う遮光部材を備えることを特徴とする。
本発明に係る投影型画像表示装置は、本発明に係る光学ユニットと、該光学ユニットの光学インテグレータを通過した光で画像を表す変調光を生成する光変調素子と、該光変調素子で生成した変調光を被投射体へ投影する投影レンズとを備えることを特徴とする。
本発明にあっては、光源から発せられた光は、カラーホイールを通過し、光学インテグレータの入射面近傍で集光されて、前記光学インテグレータに入射する。該光学インテグレータの入射面近傍では、光源から発せられた光を集光するため、前記入射面近傍で拡散する光(不要光)が最も多くなる。ホイールハブの周面に付した印を検出する検出器を、前記ホイールハブを間にして前記光学インテグレータと対向するように配置することにより、不要光を前記ホイールハブで遮り、前記検出器に入る不要光を制限する。
本発明にあっては、前記カラーホイールの回転中心と、前記検出器の検出中心(例えば、受光面の中心)と、前記光学インテグレータの光の通過中心(例えば、入射面の中心)とを同一の仮想平面上に位置させることにより、前記検出器の検出中心を、ホイールハブを間にして、前記入射面の中心の正反対に位置させ、前記入射面近傍の不要光が前記検出器に入ることをさらに低減する。
本発明にあっては、前記検出器の周囲を被う遮光部材を備えることにより、前記検出器に入る不要光をさらに遮光する。
本発明にあっては、前記検出器を、前記ホイールハブを間にして前記光学インテグレータと対向するように配置することにより、光学インテグレータの入射面近傍で拡散する光(不要光)を、前記ホイールハブで遮り、前記検出器に入る不要光の影響を防止して、前記ホイールハブの周面に付した印を精度良く検出することができる。
本発明にあっては、前記カラーホイールの回転中心と、前記検出器の検出中心と、前記光学インテグレータの光の通過中心とを同一の仮想平面上に位置させることにより、前記検出器に入る不要光をさらに低減し、前記検出器に入る不要光を最も多く遮光する。
本発明にあっては、前記検出器の周囲を被う遮光部材を備えることにより、前記検出器に入る不要光をさらに少なくすることができる。
以下、本発明を実施の形態を示す図面に基づいて説明する。図1は本発明の投影型画像表示装置100の構成を示す概略図であり、図2はインデックスセンサ4の配置を示す外観斜視図である。図において、1はランプである。ランプ1は、例えば、フィラメント型の電極構造を有するハロゲンランプ、アーク放電を発生させる電極構造を有するメタルハライドランプ、キセノンショートアークランプ、及び高圧型の水銀ランプなどであり、ランプ1の中央部に設けられた発光管1aから出射した光(紫外光、可視光、赤外光を含み、視認上は白色光)は、例えば、硝子基材からなる楕円面又は双曲面で形成されたリフレクタ(反射鏡)1bで反射して、所望の方向及び領域を照射するように進行する。
光学ユニット50は、後述するカラーホイール2、ホイールハブ3、インデックスセンサ4、ロッドインテグレータ5、コンデンサレンズ6a、6bなどを備える。カラーホイール2は、円盤状であって、ランプ1の中心軸上にランプ1に対向して回転可能に配置している。カラーホイール2の回転軸は、ランプ1の中心軸に平行に配置してあり、カラーホイール2は、回転軸を中心にして放射状に、例えば、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の光を夫々透過するダイクロイックミラーで形成された3つのセグメントに分割されたフィルタを配列してある。カラーホイール2を一定速度で回転することにより、ランプ1から照射された白色光は、カラーホイール2の回転に同期して時分割的に、赤色、緑色、青色の各色の光に分別される。
カラーホイール2のランプ1と反対側には、カラーホイール2と同軸回転するホイールハブ3を円柱状に延設してある。カラーホイール2を間にして、ランプ1の中心軸上に光軸を一致させてランプ1に対向してロッドインテグレータ5を設けている。ロッドインテグレータ5は、例えば、硝子基材で柱状に形成され、一方の矩形端面(入射面5a)から所望の広がり角で入射した光を、硝子基材と周囲の空気との屈折率の差により、硝子基材の内側界面で全反射を繰り返した後、他方の矩形端面(出射面5b)から出射面5bでの光の照度が略均一化された光が出射される。
ホイールハブ3の直径は、ロッドインテグレータ5の入射面5aの縦寸法より大きく、ホイールハブ3の回転軸方向の長さは、カラーホイール2とロッドインテグレータ5の入射面5aとの離隔寸法より大きい。ホイールハブ3は、カラーホイール駆動部11(例えば、交流モータを含む)から出力される駆動力により、例えば、1秒間に60回の割合で回転する。
ホイールハブ3の外周面は、例えば、銀色に施され、銀色の外周面の一部には、カラーホイール2の回転位置を検出するための、例えば、黒色のマーカ3aを設けている。ホイールハブ3の外周面に近接して、カラーホイール2の回転位置を検出するための受光面4aを有するインデックスセンサ4が、図示しないシャーシ(又は台座など)に立設された取付け板13に取り付けてある。インデックスセンサ4は、ホイールハブ3を間にしてロッドインテグレータ5と対向するように配置してある。より具体的には、カラーホイール2の回転中心Oと、インデックスセンサ4の検出中心(例えば、受光面4aの中心)と、光学インテグレータ5の光の通過中心(例えば、入射面5aの中心)とを同一の仮想平面60上に位置してある。
インデックスセンサ4は、一定速度で回転するホイールハブ3の円周面に対して図示しない発光部から赤外線を照射し、ホイールハブ3の円周面で反射された赤外線を受光面4aで受光することによりカラーホイール2の回転位置(すなわち、カラーホイール2の配列されたRGBのフィルタがランプ1からの白色光を分別するタイミング)を検出する。すなわち、前記発光部から照射した赤外線がマーカ3aに照射された場合には、反射光がなくなり、これによりマーカ3aの位置が検出され、カラーホイール2の回転位置も検出される。インデックスセンサ4は、検出結果を制御部10へ出力する。
ロッドインテグレータ5の出射面5bに対向して光軸を一致させてコンデンサレンズ6a、6bを配置し、前記光軸が中心になるようにミラー7を配置している。ロッドインテグレータ5の出射面5bから出射した光(赤色、緑色、青色の各色の光)は、コンデンサレンズ6a、6bを通して、ミラー7に入射し、ミラー7で反射した光はDMD8に入射する。
DMD8は、解像度(例えば、XGAでは1024×768画素)に対応して数十万個の微小のミラーを照射面に配列してあり、DMD8に入力されるデジタルデータに基づいて、各ミラーの角度を±10°程度の二方向に変化させ、一方向のとき(ON時)に反射する光で画像を形成するようにしている。
上述の通り、カラーホイール2の回転に応じて、DMD8には、順次赤色、緑色、青色の光が照射される。例えば、赤色の光が照射される場合、赤色の階調度に応じて重み付けられた画像データをDMD8に入力し、入力された画像データの重み付けに応じて、各ミラーのON時間をパルス変調(PWM)して調節することにより、所望の階調度で赤色の画面を構成する。緑色の光、青色の光についても、同様に各ビットに対応する重み付けにより時分割することにより、各色の画面を順次構成する。
DMD8で反射(変調)された光は、投影レンズ9を通してスクリーン(不図示)上に投影され、画像を形成する。人は、時分割して表示される赤色、緑色、青色の各光を残像現象として認識するため、赤色、緑色、青色の時分割によるチラツキは認識できず、カラー映像として認識する。
制御部10は、投影型画像表示装置100のON・OFF操作に応じて、ON・OFF信号をランプ駆動部12へ出力し、ランプ駆動部12は、入力されたON・OFF信号に基づいて、ランプ1を点灯又は消灯する。また、制御部10は、インデックスセンサ4から入力されたカラーホイール2の回転位置の検出結果と、DMD8から入力される同期信号に基づいて、カラーホイール2の回転制御するための位相回転制御信号をカラーホイール駆動部11へ出力し、これにより、DMD8の動作に同期してカラーホイール2の回転を制御する。
図3は回転軸方向から見たインデックスセンサ4の配置を示す配置図であり、図4は取付け板13の立設方向から見たインデックスセンサ4の配置を示す配置図である。なお、図3において、簡単のためカラーホイール2は破線で示す。図3に示すように、ロッドインテグレータ5の入射面5aの中心と、インデックスセンサ4の受光面4aの中心と、カラーホイール2の回転中心とは、同一の仮想平面60上に位置してある。
ランプ1から出射した白色光は、ロッドインテグレータ5の入射面5aの近傍で集光されるため、入射面5a付近の白色光の強度は最も強い。また、集光された光が入射面5a付近で拡散する。拡散した光(不要光)が、カラーホイール2又はホイールハブ3などの表面で反射された場合であっても、インデックスセンサ4の受光面4aは、ホイールハブ3の回転中心を挟んでロッドインテグレータ5の入射面5aと正反対側に配置してあるため、不要光を最も多く排除することができ、不要光の影響を最小限にすることが可能となる。
また、図に示すように、ホイールハブ3の直径Rは、ロッドインテグレータ5の入射面5aの縦寸法Lより大きく(R>L)、ホイールハブ3の回転軸方向の長さd2は、カラーホイール2とロッドインテグレータ5の入射面5aとの離隔寸法d1より大きい(d2>d1)。これにより、ロッドインテグレータ5の入射面5a付近で拡散した不要光は、ホイールハブ3により遮蔽され、インデックスセンサ4の受光面4aに不要光が入射することを防止する。
すなわち、ホイールハブ3の直径Rをロッドインテグレータ5の入射面5aの縦寸法Lより大きくするのに応じて、ホイールハブ3で遮蔽される不要光の量が多くなり、不要光の影響を少なくすることができる。一方、ホイールハブ3の直径Rをロッドインテグレータ5の入射面5aの対角寸法Lに近づけるのに応じて、ホイールハブ3で遮蔽される不要光の量が少なくなり、インデックスセンサ4の受光面4aに不要光が入りやすくなる。
また、ホイールハブ3の回転軸方向の長さd2を、カラーホイール2とロッドインテグレータ5の入射面5aとの離隔寸法d1より大きくするのに応じて、ホイールハブ3で遮蔽される不要光の量が多くなり、不要光の影響を少なくすることができる。一方、ホイールハブ3の回転軸方向の長さd2を、カラーホイール2とロッドインテグレータ5の入射面5aとの離隔寸法d1に近づけるのに応じて、ホイールハブ3で遮蔽される不要光の量が少なくなり、インデックスセンサ4の受光面4aに不要光が回り込みやすくなる。
カラーホイール2の回転中心Oと、インデックスセンサ4の検出中心(例えば、受光面4aの中心)と、光学インテグレータ5の光の通過中心(例えば、入射面5aの中心)とを同一の仮想平面60上に位置するように配置することが、不要光を遮光する点で最も好ましいが、投影型画像表示装置を構成する部品の配置上の制約などにより、インデックスセンサ4の受光面4aの中心の位置を変えることも可能である。
図5はインデックスセンサ4の配置の変形例を示す配置図である。図に示すように、カラーホイール2の回転中心Oと、インデックスセンサ4の検出中心(例えば、受光面4aの中心)と、光学インテグレータ5の光の通過中心(例えば、入射面5aの中心)とを同一の仮想平面上に配置していないものの、インデックスセンサ4は、ホイールハブ3を間にしてロッドインテグレータ5と対向するように配置してある。これにより、不要光の影響を少なくしつつ、投影型画像表示装置を構成する部品の配置自由度を向上することもできる。
さらに不要光がインデックスセンサ4の受光面4aに入らないように遮光部材を設けることもできる。図6はインデックスセンサ4の受光面4a近傍の遮光板の例を示す配置図であり、図7はインデックスセンサ4の受光面4a近傍の遮光筒の例を示す配置図である。図6(a)は回転軸方向から見た配置を示し、図6(b)は、図6(a)で受光面4a側から見た配置を示す。また、同様に図7(a)は回転軸方向から見た配置を示し、図7(b)は、図7(a)で受光面4a側から見た配置を示す。
図6において、14は遮光板である。遮光板14、14は、板状の基体14aの一端に、適幅適高の直方体状の端板14bを有し、端板14b、14bを、インデックスセンサ4を間にして適宜の離隔寸法を有して、取付け板13上に対設してある。基体14aの他端には、端板14bと同一方向に、板状の側板14cを延設してある。端板14b、14bの端部は、ホイールハブ3の周面に近接して設けてあり、ホイールハブ3と端板14b、14bとの間隙を通過する不要光を遮光する。ロッドインテグレータ5の入射面5a付近で拡散した不要光は、ホイールハブ3の上側及び下側の空間からホイールハブ3の反対側(ロッドインテグレータ5から見てホイールハブ3の裏側)に回りこむ。この場合であっても、遮光板14、14は、不要光が受光面4aに入り込むことを防止する。
図7において、15は遮光筒である。遮光筒15は、適径適高の輪状であって、取付け板13上に、インデックスセンサ4の回りに周設してある。遮光筒15の端部は、ホイールハブ3の周面に近接して設けてあり、ホイールハブ3と遮光筒15との間隙を通過する不要光を遮光する。ロッドインテグレータ5の入射面5a付近で拡散した不要光は、ホイールハブ3の上側、下側、側面(カラーホイール2に対向する端面)などの空間からホイールハブ3の反対側(ロッドインテグレータ5から見てホイールハブ3の裏側)に回りこむ。この場合であっても、遮光筒15は、不要光が受光面4aに入り込むことを防止する。
以上説明したように、本発明にあっては、カラーホイール2の回転中心Oと、インデックスセンサ4の検出中心(例えば、受光面4aの中心)と、光学インテグレータ5の光の通過中心(例えば、入射面5aの中心)とを同一の仮想平面60上に位置するように、インデクッスセンサを配置することにより、ロッドインテグレータ5の入射面5a付近で集光されるランプ1からの白色光が、不要光としてインデックスセンサ4の受光面4aに入射することを防止でき、受光面4aに入る不要光を最も排除することが可能になる。
本発明の投影型画像表示装置は、フロントプロジェクション方式又はリアプロジェクション方式のいずれにも適用可能であることはいうまでもない。
上述の実施の形態において、遮光板14、遮光筒15の形状、配置は一例であって、これに限定されるものではない。例えば、インデックスセンサ4の回りに矩形状に遮蔽板を周設してもよい。また、遮蔽板の高さ方向の端部は、ホイールハブ3の外周面に近接させるほど、不要光を多く遮蔽することが可能である。
上述の実施の形態においては、ロッドインテグレータ5の入射面5aの2つの平行する辺が、仮想平面の平行になるようにロッドインテグレータ5を配置しているが、ロッドインテグレータ5の配置はこれに限定されるものではない。例えば、入射面5aの1つの対角線が仮想平面に平行になるように配置してあってもよい。この場合は、ホイールハブ3の直径Rは、ロッドインテグレータ5の入射面5aの対角寸法より大きくすればよい。
本発明の投影型画像表示装置の構成を示す概略図である。 インデックスセンサの配置を示す外観斜視図である。 回転軸方向から見たインデックスセンサの配置を示す配置図である。 取付け板の立設方向から見たインデックスセンサの配置を示す配置図である。 インデックスセンサの配置の変形例を示す配置図である。 インデックスセンサの受光面近傍の遮光板の例を示す配置図である。 インデックスセンサの受光面近傍の遮光筒の例を示す配置図である。
符号の説明
1 ランプ
2 カラーホイール
3 ホイールハブ
3a マーカ
4 インデックスセンサ
4a 受光面
5 ロッドインテグレータ
5a 入射面
13 取付け板
14 遮光板
14a 基体
14b 端板
14c 側板
15 遮光筒
50 光学ユニット
60 仮想平面

Claims (4)

  1. 軸回りに回転して光源から発せられた光を色分別して通過させるカラーホイールと、該カラーホイールを通過した光を入射面で入射し、入射した光の強度を略均一化して出射面から出射する光学インテグレータと、前記カラーホイールと同軸回転可能であって、前記カラーホイールの前記光学インテグレータ側に円柱状に延設されたホイールハブと、該ホイールハブの周面に対向配置され、該周面に付された印を検出する検出器とを備える光学ユニットにおいて、
    前記検出器は、前記ホイールハブを間にして前記光学インテグレータと対向するように配置してあることを特徴とする光学ユニット。
  2. 前記カラーホイールの回転中心と、前記検出器の検出中心と、前記光学インテグレータの光の通過中心とを同一の仮想平面上に位置させてあることを特徴とする請求項1に記載の光学ユニット。
  3. 前記検出器の周囲を被う遮光部材を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の光学ユニット。
  4. 前記請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の光学ユニットと、
    該光学ユニットの光学インテグレータを通過した光で画像を表す変調光を生成する光変調素子と、
    該光変調素子で生成した変調光を被投射体へ投影する投影レンズと
    を備えることを特徴とする投影型画像表示装置。
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