JP2006342810A - 圧力調整弁装置 - Google Patents

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Takeshi Fushiki
毅 伏木
Hiroshi Ogawa
博史 小川
Minoru Ishii
稔 石井
Takashi Sehata
崇史 瀬畑
Yasumasa Suzuki
康巨 鈴木
Kiyoharu Ikeda
清春 池田
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Abstract

【課題】加工コストが安く、部品点数の少ない圧力調整弁装置を提供する。
【解決手段】この発明に係る圧力調整弁装置は、圧力調整弁前流路と、この圧力調整弁前流路に連通する圧力調整弁収納空間と、この圧力調整弁収納空間に設けられ、圧力調整バネで付勢されて第1の圧力の圧力調整弁前流路と第2の圧力の圧力調整弁収納空間との連通を制御する圧力調整弁と、圧力調整弁収納空間の内周に部分的に圧入され、圧力調整バネを押える圧力調整バネ押さえとを備えたことを特徴とする。
【選択図】図5

Description

この発明は、冷凍空調機器に使用されるスクロール圧縮機に関するものである。
図7,8は、出願人が出願した特願平10−330775号における従来のスクロール圧縮機を示す図で、図7はスクロール圧縮機の縦断面図、図8はスクロール圧縮機の中間圧調整弁周辺の説明図である。
図において、1は固定スクロールであり、外周部はガイドフレーム15にボルト(図示せず)によって締結されている。台板部1aの一方の面(図7において下側)には板状渦巻歯1bが形成されている。固定スクロール1の側面には、吸入管10aが密閉容器10を貫通して圧入されと共に、吐出パイプ10bが密閉容器10に圧入されている。
2は揺動スクロールであり、台板部2aの上面には固定スクロール1の板状渦巻歯1bと実質的に同一形状の板状渦巻歯2bが設けられており、幾何学的に圧縮室1dを形成している。台板2aの板状渦巻歯2bと反対側の面の中心部には中空円筒のボス部2fが形成されており、主軸4上端の揺動軸部4bと回転自在に係合されている。
コンプライアントフレーム3はその外周部に設けられた上下2つの円筒面3d,3eを、ガイドフレーム15の内周部に設けた円筒面15a,15bにより半径方向に支持されており、その中心部にはモータ7により回転駆動される主軸4を半径方向に支持する主軸受け3cおよび副主軸受け3hが形成されている。
また、コンプライアントフレーム3には、中間圧調整弁収納空間3pも形成されており、この中間圧調整弁収納空間3pの一端(図8において下側)は中間圧調整弁前流路3jを介してボス部外部空間2hに連通すると共に他端(図8において上側)は、中間圧調整弁後流路3nを介して台板外部空間2iに連通する。
また、この中間圧調整弁収納空間3pには、その下部に往復運動自在に中間圧調整弁3lが、その上部には中間圧調整中間圧調整バネ押さえ3tがコンプライアントフレーム3に固着されて収納されており、これら中間圧調整弁3lと中間圧調整中間圧調整バネ押さえ3tとには中間圧調整バネ3mが自然長より縮められて収納されている。
密閉容器10底部の冷凍機油10eは、差圧により主軸4を軸方向に貫通する中空空間4gを通り揺動軸受け部2gに導かれる。この揺動軸受け部2gの絞り作用によって中間圧力となった冷凍機油10eは、揺動スクロール2とコンプライアントフレーム3によって囲まれた空間(ボス部空間)2hを満たし、この空間2hと低圧雰囲気空間を連絡する中間圧調整弁3lを経由して低圧空間に導かれ、低圧の冷媒ガスとともに圧縮室1dに吸入される。
圧縮行程により冷凍機油10eは高圧の冷媒ガスとともに吐出ポート1fから密閉容器10内に開放され、ここで冷媒ガスと分離されて、再び密閉容器10底部に戻る。
また、ボス部空間2hは、中間圧調整バネ3mのバネ力と中間圧調整弁前流路3jの断面積とで決定される差圧を維持し、低圧雰囲気空間より、この差圧分だけ高い中間圧に設定される。このため、揺動スクロール2に働く下向きの力は、この中間圧により、一部キャンセルされ、スラスト力の軽減を図ることが可能となる。
特開平11−107938号公報 特開平11−82352号公報 特開昭61−118580号公報 特開平1−253581号公報 特開平5−187370号公報
しかしながら、中間圧調整弁3lは、軸方向に配置されているため、中間圧調整弁前流路3jおよび、中間圧調整弁後流路3nの加工が困難であり、さらに、中間圧調整バネ押さえ3tがスラスト軸受け3a側に面してしまうため、スラスト面積の縮小によるスラスト軸受け3aの摩耗あるいは焼き付きという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたもので、スクロール圧縮機の中間圧調整弁を径方向に配置して一方向のみの機械加工とし、機械加工コストを大幅に低減することを目的とする。
また、スラスト軸受けの摩耗および焼き付きを解消することを目的とする。
また、コンプライアントフレームに接線方向の機械加工を不要とし、機械加工コストを大幅に低減することを目的とする。
この発明に係る圧力調整弁装置は、圧力調整弁前流路と、この圧力調整弁前流路に連通する圧力調整弁収納空間と、この圧力調整弁収納空間に設けられ、圧力調整バネで付勢されて第1の圧力の圧力調整弁前流路と第2の圧力の圧力調整弁収納空間との連通を制御する圧力調整弁と、圧力調整弁収納空間の内周に部分的に圧入され、圧力調整バネを押える圧力調整バネ押さえとを備えたことを特徴とする。
この発明に係る圧力調整弁装置は、上記構成により、加工コストの低減、部品点数の低減が可能となる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1〜4は実施の形態1を示す図で、図1はスクロール圧縮機の縦断面図、図2は主要箇所の部分縦断面図、図3は主要箇所の斜視図、図4は主要箇所の部分縦断面図である。
図において、1は固定スクロールであり、その外周部はガイドフレーム15にボルト(図示せず)によって締結されている。台板部1aの一方の面(図1において下側)には板状渦巻歯1bが形成されるとともに、外周部にはオルダム案内溝1cがほぼ一直線上に2個形成されている。このオルダム案内溝1cにはオルダムリング9の爪9cが往復摺動自在に係合されている。
さらに、固定スクロール1の側面には、吸入冷媒が通る吸入管10aが密閉容器10を貫通して圧入されている。
2は揺動スクロールであり、台板部2aの上面には固定スクロール1の板状渦巻歯1bと実質的に同一形状の板状渦巻歯2bが設けられており、幾何学的に圧縮室1dを形成している。台板2aの板状渦巻歯2bと反対側の面の中心部には中空円筒のボス部2fが形成されており、主軸4上端の揺動軸部4bと回転自在に係合されている。
また、台板2aの板状渦巻歯2bと反対側の面には、コンプライアントフレーム3のスラスト軸受け3aと圧接摺動可能なスラスト面2dが形成されている。揺動スクロール台板2aの外周部には、固定スクロール1のオルダム案内溝1cと90度の位相差をもつオルダム案内溝2eがほぼ一直線上に2ヶ形成されており、このオルダム案内溝2eにはオルダムリング9の爪9aが往復摺動自在に係合されている。また台板部2aには圧縮室1dとスラスト面2dを貫通する抽出孔2jが設けられ、圧縮途中の冷媒ガスを抽出してスラスト面2dに導く構造となっている。
コンプライアントフレーム3はその外周部に設けられた上下2つの円筒面3d,3eを、ガイドフレーム15の内周部に設けた円筒面15a,15bにより半径方向に支持されており、その中心部にはモータ7により回転駆動される主軸4を半径方向に支持する主軸受け3cおよび副主軸受け3hが形成されている。
また、スラスト軸受け3a面内から軸方向に貫通する連絡通路3sが設けてあり、そのスラスト軸受け側開口部2kは揺動スクロール抽出孔2jに対面して配置されている。
抽出孔2jのスラスト面側開口部2kは、通常運転時にはその描く円軌跡がコンプライアントフレーム3のスラスト軸受け3aの軸受け面内部に設けた連絡通路の開口部3fに収まるように配置されており、揺動スクロール2とコンプライアントフレーム3との密着摺動により、吸入圧力雰囲気空間1gへのリークはない構造となっている。
中間圧調整弁とコンプライアントフレーム周辺の構成について、図2〜4により説明する。図において、3jは中間圧調整弁前流路、3nは中間圧調整弁後流路、3lは中間圧調整弁、3mは中間圧調整バネ、3tは中間圧調整バネ押さえ、3uはバネ押さえ固定用ボルト、3wはバネ押さえ固定用平坦部である。
コンプライアントフレーム3の中間圧調整弁収納空間3pには、中間圧調整弁3l、中間圧調整バネ3mを収納し、これらを中間圧調整バネ押さえ3tを介してバネ押さえ固定用ボルト3uで固定している。
また、コンプライアントフレーム3には、中間圧調整バネ押さえ3tとバネ押さえ固定用ボルト3uが取り付けやすいよう、バネ押さえ固定用平坦部3wが接線方向の機械加工等により形成されている。
ガイドフレーム15の外周面15gは焼きばめ、もしくは溶接などによって密閉容器10に固着されているものの、その外周部に設けた切り欠き部15cにより、固定スクロール1の吐出ポート1fから吐出される高圧の冷媒ガスをモータ側に設けられた吐出管10bに導く流路は確保されている。またガイドフレーム15の内周面には、コンプライアントフレーム3の外周面に形成された上下円筒面3d,3eと係合する円筒面15a,15b、およびシール材を収納するシール溝が2カ所設けられており、それぞれシール材16a,16bが設置されている。
これら2つのシール材を用いて密封されたガイドフレーム15の内周面とコンプライアントフレーム3の外周面からなるフレーム空間15fは、コンプライアントフレーム3の連絡通路3sとのみ連通しており、揺動スクロール抽出孔2jより供給される圧縮途中の冷媒ガスを封入する構造となっている。
4は主軸であり、その上端部は揺動スクロール2の揺動軸受け2cと回転自在に係合する揺動軸4bが形成されており、その下側には主軸バランサ4eが焼きばめられている。さらにその下にはコンプライアントフレーム3の主軸受け3cおよび副主軸受け3hと回転自在に係合する主軸部4cが形成されている。また主軸4の下側はサブフレーム6の副軸受け6aと回転自在に係合する副軸部4dが形成され、この副軸部4dと前述した主軸部4c間にはロータ8が焼きばめられている。
ロータ8の上端面には上バランサ8aが、下端面には下バランサ8bが固定されており、前述した主軸バランサ4eとあわせて合計3ヶのバランサにより、静バランスおよび動バランスがとられている。さらに主軸4の下端にはオイルパイプ4fが圧入されており、密閉容器10底部にたまった冷凍機油10eを吸い上げる構造となっている。
密閉容器10の側面にはガラス端子10fが設置されており、モータ7からのリード線が接合されている。
次に、動作を説明する。
低圧の吸入冷媒は吸入管10aから固定スクロール1および揺動スクロール2の板状渦巻歯で形成される圧縮室1dに入る。モータ7により駆動される揺動スクロール2は偏芯旋回運動とともに圧縮室1dの容積を減少させる。この圧縮行程により吸入冷媒は高圧となり、固定スクロール1の吐出ポート1fより密閉容器10内に吐き出される。なお上記圧縮行程において圧縮途中の中間圧力の冷媒ガスは揺動スクロール2の抽出孔2jよりコンプライアントフレーム3の連絡通路3sを経て、フレーム空間15fに導かれ、この空間の中間圧力雰囲気を維持する。
高圧となった吐出ガスは密閉容器10内を高圧雰囲気で満たし、やがて吐出パイプ10bから圧縮機外に放出される。
密閉容器10底部の冷凍機油10eは、差圧により主軸4を軸方向に貫通する中空空間4gを通り揺動軸受け部2gに導かれる。この軸受け部の絞り作用によって中間圧力となった冷凍機油10eは、揺動スクロール2とコンプライアントフレーム3によって囲まれた空間(ボス部空間)2hを満たし、この空間と低圧雰囲気空間を連絡する中間圧調整弁3lを経由して低圧空間に導かれ、低圧の冷媒ガスとともに圧縮室1dに吸入される。圧縮行程により冷凍機油10eは高圧の冷媒ガスとともに吐出ポート1fから密閉容器10内に開放され、ここで冷媒ガスと分離されて、再び密閉容器10底部に戻る。
中間圧調整バネ3mのバネ定数で決まるバネ力よりも、中間圧調整弁前流路3jの断面積とボス部空間2hの圧力と台板外部空間2iとの圧力との差圧との積で決まる力が小さい場合は、図2に示す通り中間圧調整弁3lは閉じている。
また、中間圧調整バネ3mのバネ定数で決まるバネ力よりも、中間圧調整弁前流路3jの断面積とボス部空間2hの圧力と台板外部空間2iとの圧力との差圧との積で決まる力が大きい場合は、図4に示す通り中間圧調整弁3lが開き、中間圧調整弁後流路3nを介して台板外部空間2iに連通する。この中間圧後流路3nは、コンプライアントフレーム3のスラスト軸受け3aの外側に配置され、鋳肌でも機械加工によるものでも連通していればよい。
上記のように、ボス部空間2hは、中間圧調整バネ3mのバネ定数で決まるバネ力以下のボス部空間2hの圧力と台板外部空間2iとの圧力との差圧を維持し、低圧雰囲気空間より、この差圧分だけ高い中間圧に設定される。このため、揺動スクロール2に働く下向きの力は、この中間圧により、一部キャンセルされ、スラスト力の軽減をはかることが可能となる。
コンプライアントフレーム3には、圧縮作用により固定スクロール1と揺動スクロール2が軸方向に離れようとするスラストガス力と、ボス部空間2hの中間圧力によりコンプライアントフレーム3と揺動スクロール2が離れようとする力の合計が、図中下向きの力として作用する。
一方、圧縮途中の冷媒ガスを導いて中間圧力雰囲気となったフレーム空間15fがコンプライアントフレーム3とガイドフレーム15を引き離そうとする力と、下部の高圧雰囲気に露出している部分に作用する差圧力の合計が、上向きの力として作用する。
定常運転時においては前述した上向きの力が下向きの力を上回るように設定されており、このためコンプライアントフレーム3は上下2つの嵌合された円筒面3d、3eにガイドされて上方に浮上する。揺動スクロール2はコンプライアントフレーム3と密着摺動して同様に浮上し、その板状渦巻歯2bを固定スクロール1に接触させて摺動する。
また、起動時や液圧縮時などには前述したスラストガス力が大きくなり、揺動スクロール2はスラスト軸受け3aを介してコンプライアントフレーム3を下方に強く押し下げるので、揺動スクロール2と固定スクロール1の歯先と歯底には比較的大きな隙間が生じ、圧縮室の異常な圧力上昇は回避される。この動作をリリーフ動作といい、生じる隙間量をリリーフ量という。
リリーフ量はコンプライアントフレーム3とガイドフレーム15が衝突するまでの距離により管理される。
コンプライアントフレーム3には揺動スクロール2に発生する転覆モーメントの一部または全部が、スラスト軸受け3aを介して伝達されるものの、主軸受け3cから受ける軸受け負荷と、その反作用である2つの合力、すなわちコンプライアントフレーム3とガイドフレーム15の上下2つの円筒嵌合面3d、3eから受ける反力の合力によって生じる偶力が前記転覆モーメントを打ち消すように作用するので、非常に良好な定常運転時追随動作安定性、およびリリーフ動作安定性を有する。
上述の実施の形態によれば、中間圧調整弁前流路3jには、径方向からの一方向のみの加工となる。このため、加工コストの低減が可能となり、また、バネ押さえ3tをスラスト面側に配置することなく構成されるため、スラスト面積の縮小によるスラスト軸受け3aの焼き付きなどの問題が起こらない。
この発明の実施の形態に係るスクロール圧縮機は、密閉容器と、この密閉容器内に設けられ、それぞれ台板上の板状渦巻歯が相互間に圧縮室を形成するように噛み合わされた固定スクロールおよび揺動スクロールと、この揺動スクロールを軸方向に支持するコンプライアントフレームと、このコンプライアントフレームを半径方向に支持するガイドフレームと、揺動スクロールとコンプライアントフレームとの間に形成され、吐出圧力から減圧された中間圧力となる揺動スクロール背面空間と、コンプライアントフレームの軸直角方向の径方向に配置され、揺動スクロール背面空間の中間圧力を制御する中間圧調整弁と、を備えたものである。
この発明に係るスクロール圧縮機は、揺動スクロール背面空間の中間圧力を制御する中間圧調整弁をコンプライアントフレームの軸直角方向の径方向に配置したので、一方向のみの機械加工となり、機械加工コストの大幅な低減が可能となる。
また、スラスト軸受けの面積を縮小することなく、中間圧制御弁を設置できるため、スラスト軸受けの摩耗および焼き付き事故を解消する効果がある。
また、中間圧調整弁を付勢するバネと、このバネを押さえるバネ押さえと、を備えたものである。
また、中間圧調整弁を付勢するバネと、このバネを押さえるバネ押さえと、を備えたことにより、簡単な構成でボス部空間を中間圧に設定することができる。
実施の形態2.
図5は実施の形態2を示す図で、中間圧調整弁周辺の構成図である。
図に示すように、中間圧調整バネ押さえ3tを全周圧入にせず、例えば、たこ足状の流路を持ったバネ押さえにすることにより、実施の形態1で示したバネ押さえ固定用平坦部3wが不要となり、コンプライアントフレーム3に接線方向の機械加工を施すことなく流路を確保することができる。
また、バネ押さえを中間圧調整弁収納空間の内周に部分的に圧入して、冷媒ガスの流路を確保する構成としたものである。
また、バネ押さえを中間圧調整弁収納空間の内周に部分的に圧入して、冷媒ガスの流路を確保する構成としたので、コンプライアントフレームに接線方向の機械加工が不要となり、機械加工コストの大幅な低減が可能となる。
また、スラスト軸受けの面積を縮小することなく、中間圧制御弁を設置できるため、スラスト軸受けの摩耗および焼き付き事故を解消する効果がある。
実施の形態3.
図6は実施の形態3を示す図で、中間圧調整弁周辺の構成図である。
図に示すように、中間圧調整バネ押さえ3tを全周圧入とし、例えば、中心に開口部を設け流路を確保することにより、実施の形態2と同様に、コンプライアントフレーム3に接線方向の機械加工を施すことなく流路を確保することができる。
また、バネ押さえを中間圧調整弁収納空間の全周に圧入し、バネ押さえに冷媒ガスの流路となる開口部を設けたものである。
また、バネ押さえを中間圧調整弁収納空間の全周に圧入し、バネ押さえに冷媒ガスの流路となる開口部を設けたので、コンプライアントフレームに接線方向の機械加工が不要となり、機械加工コストの大幅な低減が可能となる。
また、スラスト軸受けの面積を縮小することなく、中間圧制御弁を設置できるため、スラスト軸受けの摩耗および焼き付き事故を解消する効果がある。
実施の形態1を示す図で、スクロール圧縮機の縦断面図である。 実施の形態1を示す図で、スクロール圧縮機の主要箇所の部分縦断面図である。 実施の形態1を示す図で、スクロール圧縮機の主要箇所の斜視図である。 実施の形態1を示す図で、スクロール圧縮機の主要箇所の部分縦断面図である。 実施の形態2を示す図で、スクロール圧縮機の主要箇所の部分縦断面図である。 実施の形態3を示す図で、スクロール圧縮機の主要箇所の部分縦断面図である。 従来のスクロール圧縮機の縦断面図である。 従来のスクロール圧縮機の中間圧調整弁周辺の説明図である。
符号の説明
1 固定スクロール、1a 台板部、1b 板状渦巻歯、1c オルダム案内溝、1d 圧縮室、1f 吐出ポート、1g 吸入圧力雰囲気空間、2 揺動スクロール、2a 台板部、2b 板状渦巻歯、2d スラスト面、2e オルダム案内溝、2f ボス部、2g 揺動軸受け空間、2h ボス部空間、2i 台板外部空間、2j 抽出孔、2k 抽出孔のスラスト面側開口部、3 コンプライアントフレーム、3a スラスト軸受け、3d 上側円筒面、3e 下側円筒面、3f 連絡通路ザグリ、3g 絞り部、3j 中間圧調整弁前流路、3l 中間圧調整弁、3m 中間圧調整バネ、3n 中間圧調整弁後流路、3p 中間圧調整弁収納空間、3s 連絡通路、3t 中間圧調整バネ押さえ、3u バネ押さえ固定用ボルト、3w バネ押さえ固定用平坦部、4 主軸、4b 揺動軸部、4c 主軸部、4d 副軸受け部、4e 主軸バランサ、4f オイルパイプ、4g 中空空間、6 サブフレーム、7 モータ、8 ロータ、8a 上バランサ、8b 下バランサ、9 オルダムリング、9a 揺動スクロール側爪、 9c 固定スクロール側爪、10 密閉容器、10a 吸入パイプ、10b 吐出パイプ、10d 密閉容器内空間、10e 冷凍機油、10f ガラス端子、15 ガイドフレーム、15a 上側円筒面、15b 下側円筒面、15f フレーム空間、15g 外周面、16a 上側シール材、16b 下側シール材。

Claims (2)

  1. 圧力調整弁前流路と、
    この圧力調整弁前流路に連通する圧力調整弁収納空間と、
    この圧力調整弁収納空間に設けられ、圧力調整バネで付勢されて第1の圧力の前記圧力調整弁前流路と第2の圧力の前記圧力調整弁収納空間との連通を制御する圧力調整弁と、
    前記圧力調整弁収納空間の内周に部分的に圧入され、前記圧力調整バネを押える圧力調整バネ押さえとを備えたことを特徴とする圧力調整弁装置。
  2. 前記圧力調整バネ押さえを、たこ足状としたことを特徴とする請求項1記載の圧力調整弁装置。
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