JP2006341672A - リヤスイングアーム取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】大きな締め付けトルクや大型化を伴うことなく、リヤスイングアームのがたつきが回避されるリヤスイングアーム取付構造を提供する。
【解決手段】リヤスイングアーム取付構造において、一対の車体フレーム71、72のピボット支持孔71a、72aに、ピボット軸170が挿通される筒状のスペーサ230が螺合されている。スペーサ230は、大径の頭部232と、該頭部232より小径のねじ部233からなり、頭部232が車体フレームのピボット支持孔72aの端面に当接され、ねじ部233の先端がリヤスイングアーム6の端面に当接されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、自動二輪車のリヤスイングアーム取付構造に関する。
従来のリヤスイングアーム取付構造100では、図7に示すように、一対の車体フレーム102a、102bにピボット支持孔102c、102dが同軸上に穿設され、これらピボット支持孔102c、102d間に、リヤスイングアーム101a、101bのピボット部のピボットボルトの挿通孔101c、101dが同軸上に配置されている。そして、ピボット支持孔102c、102dおよび挿通孔101c、101dには、ピボットボルト103が挿通され、ピボットボルト103にはナット104が螺合されている。その結果、リヤスイングアーム101a、101bは、一対の車体フレーム102a、102b間に、ピボットボルト103を中心として揺動自在に支持された状態となっている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、リヤスイングアーム101aと車体フレーム102aとの隙間調整は、アジャストボルト105aおよびロックナット106aを用いて行われる。すなわち、車体フレーム102aのピボット支持孔102cには、アジャストボルト105aが螺合され、アジャストボルト105a内に、ピボットボルト103が挿通される。アジャストボルト105aが、螺合による進退動によって、ピボット支持孔102cの軸線上を移動することにより、リヤスイングアーム101aと車体フレーム102aとの隙間が調整される。この状態で、アジャストボルト105aがロックナット106aによって固定される。
同様に、リヤスイングアーム101bと車体フレーム102bとの隙間調整は、アジャストボルト105bおよびロックナット106bを用いて行われる。すなわち、車体フレーム102bのピボット支持孔102dには、アジャストボルト105bが螺合され、アジャストボルト105b内に、ピボットボルト103が挿通される。アジャストボルト105bが、螺合による進退動によって、ピボット支持孔102dの軸線上を移動することにより、リヤスイングアーム101bと車体フレーム102bとの隙間が調整される。この状態で、アジャストボルト105bがロックナット106bによって固定される。
特開2004−122864号公報
しかしながら、前記リヤスイングアーム取付構造100では、アジャストボルト105a、105bおよびロックナット106a、106bを用いて、リヤスイングアーム101a、101bと車体フレーム102a、102bとの隙間調整がなされるが、特にシャフトドライブ機構を有する自動二輪車の場合、リヤスイングアーム101a、101bの重量が大きくなるため、アジャストボルト105a、105bに大きな締め付けトルクが必要になるとともに、これに伴いロックナット106a、106bの大型化を強いられ、作業工数の増加と重量の増大を招くという事情があった。
本発明の技術的課題は、前記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、大きな締め付けトルクや大型化を伴うことのないリヤスイングアーム取付構造を提供することにある。
前記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、一対の車体フレームにピボット支持孔が同軸上に穿設され、前記ピボット支持孔間に、リヤスイングアームの挿通孔が同軸上に配置され、前記リヤスイングアームは、前記一対の車体フレーム間に、前記両ピボット支持孔および前記挿通孔を挿通するピボット軸を介して枢支されたリヤスイングアーム取付構造において、前記ピボット支持孔に、前記ピボット軸が挿通される筒状のスペーサが螺合され、前記スペーサは、大径の頭部と、該頭部より小径のねじ部からなり、前記頭部が前記ピボット支持孔の車体外方側の端面に当接され、前記ねじ部の先端が前記リヤスイングアームの端面に当接されていることを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、前記ピボット支持孔には、前記スペーサの頭部を収容する凹部が形成されていることを特徴とする。
また、請求項3記載の発明は、前記スペーサの頭部には、工具と係合可能な係合部が形成されていることを特徴とする。
また、請求項4記載の発明は、前記スペーサの頭部の径は、前記係合部が露出するように、前記ピボット軸の頭部の径より大きく形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、リヤスイングアームと車体フレーム間の隙間調整が、簡単な構成部品で容易になされ、大きな締め付けトルクを必要とせず、リヤスイングアーム取付構造の大型化が回避され、作業工数の増加および重量の増大を招くことがない。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る一実施の形態に係るリヤスイングアーム取付構造を備えた自動二輪車1を例示したものである。図1には自動二輪車1がスタンド200によって支持された状態が図示されている。
図1に示されるように、自動二輪車1は、車体フレーム2と、車体フレーム2の前端部に回動可能に支持された左右一対のフロントフォーク3と、これらフロントフォーク3の上端部に取り付けられた操舵用のハンドル4と、フロントフォーク3に回転自在に支持された前輪5と、車体フレーム2に揺動自在に支持されたリヤスイングアーム6と、このリヤスイングアーム6の後端部に回転自在に支持された後輪7と、車体フレーム2に支持されたエンジン8と、車体フレーム2の上部に配設された燃料タンク9と、この燃料タンク9の後方に設けられて運転者が着座する運転者用シート10と、運転者用シート10の後方に設けられて乗員が着座する乗員用シート11と、運転者用ステップ12と、乗員用ステップ13と、車体後部の左右に取り付けられているサイドトランク14と、車体のほぼ全体を覆うカウリング15とを備えている。
エンジン8の気筒部には排気管8Aが接続され、排気管8Aのそれぞれは下方に延びてからエンジン8下方にて屈曲し、その後方に配置されているマフラ8Bに接続されている。
カウリング15は、車体前部を覆うフロントカウル17と、シート10、11の下の部分である車体後部を覆うリヤカウル18とからなっている。さらにフロントカウル17は、車体前端に設けられたアッパーカウル19と、エンジン8の側部を覆うミドルカウル20と、エンジン8の下部(排気管8Aの下部)を覆うアンダーカウル21とから構成されている。
フロントカウル17のうち、高さ方向中央部には第1開口部22が形成されており、下部には第2開口部23が形成されている。第1開口部22および第2開口部23のそれぞれを介してカウリング内部と外部との間で空気(走行風)が出入りする。第1開口部22からはエンジン8のヘッドカバーが露出している。また、フロントカウル17のうちミドルカウル20の前方にはカウリング内に走行風を取り入れるための走行風取入口20Aが設けられており、ミドルカウル20の下部左右には車体外側に膨出する膨出パネル20Bが設けられている。
アッパーカウル19の内側には、速度計やエンジン回転計等が取り付けられたメータユニット(図示せず)が配置されている。また、アッパーカウル19の前面には前照灯24が設けられており、アッパーカウル19の両側面にはバックミラーカバー25が膨出するように設けられている。バックミラーカバー25の内部にはバックミラー(図示せず)が設けられている。また、バックミラーカバー25のそれぞれの前面には方向指示器26が設けられている。アッパーカウル19の上部には、前方視野用のための透明合成樹脂製のウインドスクリーン27が設けられている。
前記リヤカウル18は、シート10、11の下方から後方にわたって形成され、その後部にはシート11の後方部分を覆うテール部18aを一体に有している。このリヤカウル18の後端には、後輪7の上方後部を覆うリヤフェンダ7Aが取り付けられている。
前輪5は、軸心に車軸28aが設けられたホイール28の外周にタイヤ29が装着されてなるもので、車軸28aの左右両側が各フロントフォーク3下端部に支持されている。なお、この左右のフロントフォーク3には、前輪5の上方を覆うフロントフェンダ5Aが取り付けられている。前輪5のホイール28の左右両側には、フロントディスクブレーキ装置30を構成するロータ30Aがホイール28と同軸的かつ一体に固定されている。フロントディスクブレーキ装置30は、このロータ30Aと、作動状態においてロータ30Aを挟んでその回転を摩擦力により制動するブレーキキャリパ30Bとを有している。
リヤスイングアーム6は、その後端において後輪7を回動可能に支持している。後輪7の車軸31Aには、図4に示すシャフトドライブ機構33が連結され、後輪7は、シャフトドライブ機構33によって駆動される。
後輪7は前輪5と同様に、軸心に車軸31Aが設けられたホイール31と、ホイール31の外周に装着されたタイヤ32とを有している。後輪7にも、前輪5のフロントディスクブレーキ装置30と同様の、ロータ、ブレーキキャリパからなるリヤディスクブレーキ装置が装備されているが、ここではその説明を省略する。
図2に示されるように、車体フレーム2は、前端に設けられたヘッドパイプ34と、このヘッドパイプ34より後方斜め下方に延びる左右一対のメインフレーム16と、メインフレーム16の上部より車体後方へ延びるシートフレーム35と、メインフレーム16の下部より車体後方へ延びるステッププレート36と、車体後部側においてシートフレーム35とステッププレート36とを連結するリアフレーム37とを有している。
ヘッドパイプ34は前輪5を支持しているフロントフォーク3を操舵可能に支持するものである。また、ヘッドパイプ34には前方に延びるステーが取り付けられており、速度計やエンジン回転計等のメータユニットを支持する。さらに、ヘッドパイプ34に取り付けられたステーにはブラケット(図示せず)が連結されており、フロントカウル17を支持する。
メインフレーム16はアルミニウムなどの金属からなる中空角断面部材によって構成されている。そして、メインフレーム16はその上部で燃料タンク9を支持する。また、車体フレーム2のうち、ヘッドパイプ34とメインフレーム16との間からはエンジンハンガ38が下方へ延びるように形成されており、メインフレーム16はエンジンハンガ38を介してエンジン8を支持する。
シートフレーム35は左右一対のメインフレーム16のそれぞれの上部から後方に延びるように左右一対に設けられている。これら左右一対のシートフレーム35は運転者用シート10および乗員用シート11を支持するものであって、テール部18a近傍まで延びており、後端側で接続する。シートフレーム35もメインフレーム16同様、アルミニウムなどの金属からなる中空角断面部材によって構成されている。
ステッププレート36は左右一対のメインフレーム16のそれぞれの下部から後方に延びるように左右一対に設けられている。ステッププレート36の外側前方には運転者用ステップ12が設けられ、リアフレーム37の下方には乗員用ステップ13が設けられている。すなわち、剛性部材としてのステッププレート36およびリアフレーム37はステップホルダとしての機能を有している。ステッププレート36もメインフレーム16同様、アルミニウムなどの金属からなる中空角断面部材によって構成されている。
ステッププレート36の前部には、後輪7を揺動自在に支持するリヤスイングアーム6が接続されている。リヤスイングアーム6は、その前端のピボット部152を介して車体フレーム2の一構成部材としてのリヤアームブラケット51に取り付けられ、同ピボット部152から左右一対のアーム部6aが後方に延びている。ピボット部152が、リヤアームブラケット51に回動可能に支持されることにより、ピボット部152を軸にアーム部6aが上下に揺動可能となっている。
リヤフレーム37は左右に一対設けられており、その上端をシートフレーム35の車体前後方向の略中央部に連結し、下端をステッププレート36の後部に連結している。リヤフレーム37も、アルミニウムなどの金属からなる中空角断面部材によって構成されている。
そして、車体フレーム2は、メインフレーム16に結合されたリヤアームブラケット51と、シートフレーム35と、ステッププレート36と、リヤフレーム37とで形成される空間の側面視形状が、四角形状になるように設定されている。具体的には、前記空間の側面視形状は、下辺側(ステッププレート36側)が上辺側(シートフレーム35側)より短い等脚台形状となっている。そして、互いに連結されたメインフレーム16、リヤアームブラケット51、シートフレーム35、ステッププレート36、リヤフレーム37のそれぞれは、車体全体の強度を維持する強度部材としての機能を有している。
このように、車体フレーム2を、メインフレーム16と、このメインフレーム16に結合したリヤアームブラケット51と、メインフレーム16の上部および下部のそれぞれから後方へ延びるシートフレーム35およびステッププレート36と、シートフレーム35およびステッププレート36を連結するリヤフレーム37とで構成し、これら各フレームによって形成される空間の側面視が略四角形状になるように設定したので、他の補強部材を必要とすることなく高い剛性が得られる。そして、他の補強部材を不要とし、全体の部材数が低減されたので、低コスト化が実現されるとともに、フレーム内側の空間の有効利用ができる。
次に、図3および図4に基づいてリヤスイングアーム6のピボット部152が取り付けられる車体フレームの一構成要素であるリヤアームブラケット51の基本形態について説明する。
図3に示されるように、リヤスイングアーム6は、左側開口部に配置される前端のピボット部152と、後方に延びるアーム部6aと、クロス部6bと、クロス部6bに結合され、上記アーム部6aと略平行に配設されたシャフトドライブ機構33としての中空円形断面のシャフトハウジング6cとで形成されている。なお、符号6dは、ピボット部152とクロス部6bとを結合する強度部材としての延出部を示す。
図4はリヤアームブラケット51を説明する背面図である。リヤアームブラケット51は、左右のフレーム部材73、72が、例えばそれぞれが中空のパイプ材で形成されるアッパクロスパイプ80、ミドルクロスパイプ81、ロアクロスパイプ82で連結され、ミドルクロスパイプ81とロアクロスパイプ82とのそれぞれの車幅方向の略中間部において、縦方向に配向されて両パイプ81、82を連結するセンターピボットプレート71(車体フレーム)が設けられることによって形成されている。このセンターピボットプレート71と左側のフレーム部材72(車体フレーム)との間にリヤスイングアーム6のピボット部を配設し、ピボット軸170によってリヤスイングアーム6を懸架している。なお、符号200は、フレーム部材73およびロアクロスパイプ82に取り付けられたスタンド支持部材を、また、Cは自動二輪車の車体上下方向における中心線を示す。
こうして、前記フレーム部材72、73、アッパクロスパイプ80、ミドルクロスパイプ81、ロアクロスパイプ82、センターピボットプレート71で成るリヤアームブラケット51は、リヤスイングアーム6を上下方向に揺動するように支持するリヤスイングアーム支持部材を構成するとともに、車体フレームの一部を構成する部材ともなる。
次に、図5に基づいて、本発明の必須の構成要素であるリヤスイングアーム6のリヤアームブラケット51への取付構造を説明する。すなわち、車体フレーム2を構成するリヤアームブラケット51のセンターピボットプレート71とフレーム部材72とにピボット支持孔71aとピボット支持孔72aとを同軸線上に設け、両ピボット支持孔71a、72a間に、リヤスイングアーム6側のピボット部152に設けられた挿通孔152aが同軸状に配置され、この挿通孔152a内に、後述するピボット軸170が挿通される。
また、上記ピボット部152の挿通孔152a内部には、フレーム部材72側から順番に、内周に第1カラー154と、その外周に位置するニードルベアリング155と、ボールベアリング158と、軸間距離保持用のディスタンスカラー159と、ニードルベアリング157と、その内周に配置された第2カラー156とが同軸状に設けられている。また、挿通孔152a内の両開口端近傍には、防塵用のダストシール160a、160bが装着されている。
一方、フレーム部材72のピボット支持孔72aには、雌ねじ部72a1が形成され、この雌ねじ部72a1に、図6(a)、(b)に示される構造を有する筒状のスペーサ230が螺合される。このスペーサ230は、ピボット軸170が嵌挿される嵌挿孔235と、ピボット支持孔72a端面に当接する円形状の頭部232と、この頭部232より小径の軸部233の外周のうち、頭部232から略半分の長さにわたって設けた雄ねじ部234とを有する。また、スペーサ230の軸部233は、雄ねじ部234を雌ねじ部72a1に螺合したとき、その車体内方側の端面がピボット支持孔72aから車体内方側へ突出して上記第1カラー154の外方端面に当接するようになっている。
このように構成されたスペーサ230は、その雄ねじ部234を雌ねじ部72a1に螺合させることにより生じる進退動によって、ピボット支持孔72aの軸線方向に沿って移動し、第1カラー154に接離可能となっている。すなわち、スペーサ230が、螺合調整されることにより、ピボット部152とフレーム部材72との隙間が調整されるようになっている。
また、スペーサ230の頭部232の外周部には、工具が係合するため凹状にした係合部231が、例えば90度間隔に形成されている。勿論、係合部231の数は、これに限定されるものではなく、任意の数を設けてもよい。また、工具と係合する係合部231であれば、凹状の代わりに、外方へ突出する凸状の形態にすることも可能である。また、上記頭部232の径は、係合部231に工具を支障なく係合させることができるように、係合部231が後述するピボットボルト170の頭部の径より大きく形成され、常に係合部231が露呈されるようにしている。
ところで、フレーム部材72のピボット支持孔72aの端面(外側面)には、上記スペーサ230の頭部232を収容する凹部72bが陥没するように設けられる。凹部72bの底部72b1は、頭部232が当接する座面として機能する。したがって、スペーサ230は、係合部231に工具が係合されて、その頭部232が底部72b1に当接するまでピボット支持孔72aにねじ込まれることにより、ピボット支持孔72aに螺合される。このとき、軸部233の先端(内方端部)が第1カラー154の端面に当接される状態となる。こうして、スペーサ230をピボット支持孔72aにねじ込み、その筒部233の車体内方側の端面を第1カラー154に当接させることにより、リヤスイングアーム6とフレーム部材72との間の隙間を調整できるようになっている。なお、この場合、予め異なる軸長寸法に設定された複数のスペーサを準備しておき、軸部233の長さLがl1−l2(センターピボットプレート71から凹部72bの底部72b1までの距離と、フレーム部材72から第1カラー154までの距離との差)に最も近いスペーサ230を選択し、ピボット支持孔72aにねじ込んで使用する。これにより、ピボット部152とフレーム部材72との間に存在する隙間を良好に埋めることが可能となるものである。
ピボット軸170は、外周面が円形状の横断面を有する中空に形成された軸部材で、その一端には、例えばトルクレンチ(図示せず)が係合される六角穴171を形成した頭部172が、その他端には、固定ナット55に螺合されるねじ部174が設けられる。頭部172は、上記スペーサ230の頭部232と当接するものである。なお、本実施の形態では、ピボット軸170を、中空の形態で形成して、軽量化を図るようにしたものであるが、中実のいわゆるボルトの形態であってもよいのは言うまでもない。
次に、リヤスイングアーム6をセンターピボットプレート71およびフレーム部材72(以下、一対のフレーム部材71、72)へ組み付ける組付手順について説明する。図6において、先ず、リヤスイングアーム6を一対のフレーム部材71、72の間に配置し、スペーサ230をセンターピボットプレート72のピボット支持孔72aに仮ねじ込みする。ピボット軸170を左方からスペーサ230の嵌挿孔235(図6参照)に挿入していき、次いで、第1カラー154、ボールベアリング158、ディスタンスカラー159、第2カラー156を経て、フレーム部材72のピボット支持孔72aへと順次に挿通していく。センターピボットプレート71外方に突出したピボット軸170のねじ部174に、固定ナット55をねじ込んで仮組みをする。この状態で、工具をスペーサ230の係合部231に係合させて、スペーサ230の頭部232がフレーム部材72のピボット支持孔72a端部に形成した凹部72bに着座するまでねじ込んでいく。このとき、スペーサ230は、ピボット軸170の外周を軸方向に沿って進行し、スペーサ230の軸部233の端面が第1カラー154に当接しはじめる。さらに、スペーサ230を工具でねじ込んでいくと、ついには第2カラー156の右端面がセンターピボットプレート71の内面に当接する。これと略同時期に、スペーサ230の頭部232の首部が、フレーム部材72の凹部72bの底部72b1に着座し、スペーサ230の本組みが完了する。ここにおいて、ピボット軸170の六角穴171に図示しない工具をあてがう一方で、ナット55をねじ部174にねじ込んで緊締することでピボット軸170の本組みが完了する。こうして、リヤスイングアーム6は、隙間の存しない状態で、一対のフレーム部材71、72間に、自動二輪車の上下方向に揺動(スイング)自在に支持されることとなる。
このように、本実施の形態によれば、ピボット部152の端面とフレーム部材72との間に存する隙間を埋めるのに見合った軸長L(図6参照)を有するスペーサ230を選択し、選択したスペーサ230をその頭部232が、ピボット支持孔72a端面に形成した凹部72bの底部72b1に着座するまでピボット支持孔72aに螺合していく。頭部232が、底部72b1に着座した状態で、略丁度ピボット部152がガタや遊びの存しない状態で一対のフレーム部材71、72間に保持される。この状態で、固定ナット55をピボット軸170にねじ込んで緊締することで、ピボット軸170のフレーム部材71、72に対するピボット軸方向の締結力は、ピボット軸の頭部170を介してスペーサ230の頭部232に作用するようになっている。その結果、ピボット軸170の頭部172と固定ナット55との間で、スペーサ230、フレーム部材72、第1カラー154、ディスタンスカラー159、第2カラー156およびセンターピボットプレート71が挟持された状態となり、隙間の存しない状態でリヤスイングアーム6が揺動自在に支持される。
また、ロックナットとアジャストボルトの両方の機能を一体にしたスペーサ230を用いたので、大きな締め付けトルクを必要とせず、作業効率が向上し、さらに部品点数を削減し、車両の重量増加を抑止することができる。
また、スペーサ230の頭部232は、そこに形成された係合部231がピボット軸170の頭部172により隠されないように、ピボット軸170頭部の外径より大きく形成されていることから、ピボット軸170をスペーサ230に挿入した後でも、隙間調整を簡単に行うことができ、メンテナンス性が向上する。
また、スペーサ230の頭部232は、センターピボットプレート72のピボット支持孔72a端部に形成した凹部72bに収容させたので、センターピボットプレート72外方への出っ張り量が少なくて済み、ひいては外観体裁を向上できる。
また、ピボット軸170を中空形状に形成したので、通常の中実ボルトを使用する場合と異なり、車重の軽減化に有利となる。
以上、本発明に係る一の実施の形態を図面により詳述してきたが、具体的な構成はこれに限られるものでなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明の範囲に含まれるものである。
例えば、上記実施の形態では、スペーサ230頭部232の係合部231を外周縁近傍に設けたが、スペーサの締め付けトルクを付与できさえすれば、係合部231の設ける部位を頭部232の内方部位に設けてもよい。
本発明の一実施の形態に係る自動二輪車の正面図である。 本発明の一実施の形態に係る自動二輪車の車体フレームを側方から見た図である。 図1のリヤスイングアームの説明図である。 図1のリヤアームブラケットの説明図である。 図2のリヤスイングアーム取付構造の断面図である。 図3のピボット軸およびスペーサの頭部を示す図である。 従来のリヤスイングアーム取付構造の断面図である。
符号の説明
6 リヤスイングアーム
51 リヤアームブラケット
55 固定ナット
71 センターピボットプレート(車体フレーム)
71a ピボット支持孔
71a1 雌ねじ部(ねじ部)
72 フレーム部材(車体フレーム)
72a ピボット支持孔
72b 凹部
72b1 底部
152 ピボット部
152a 挿通孔
154 第1カラー
155 ニードルベアリング
156 第2カラー
157 ニードルベアリング
158 ボールベアリング
159 ディスタンスカラー
170 ピボット軸
171 六角穴
172 頭部
174 ねじ部
230 スペーサ
231 係合部
232 頭部
233 軸部
234 雄ねじ部(ねじ部)

Claims (4)

  1. 一対の車体フレームにピボット支持孔が同軸上に穿設され、前記ピボット支持孔間に、リヤスイングアームの挿通孔が同軸上に配置され、前記リヤスイングアームは、前記一対の車体フレーム間に、前記両ピボット支持孔および前記挿通孔を挿通するピボット軸を介して枢支されたリヤスイングアーム取付構造において、
    前記ピボット支持孔に、前記ピボット軸が挿通される筒状のスペーサが螺合され、前記スペーサは、大径の頭部と、該頭部より小径のねじ部からなり、前記頭部が前記ピボット支持孔の車体外方側の端面に当接され、前記ねじ部の先端が前記リヤスイングアームの端面に当接されていることを特徴とするリヤスイングアーム取付構造。
  2. 前記ピボット支持孔には、前記スペーサの頭部を収容する凹部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のリヤスイングアーム取付構造。
  3. 前記スペーサの頭部には、工具と係合可能な係合部が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のリヤスイングアーム取付構造。
  4. 前記スペーサの頭部の径は、前記係合部が露出するように、前記ピボット軸の頭部の径より大きく形成されていることを特徴とする請求項3に記載のリヤスイングアーム取付構造。
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