JP2006339837A - 集積回路化高周波増幅器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高周波増幅段に用いるトランジスタバイアス回路を集積回路化しても、高周波帯域の寄生発振の発生を防止できる集積回路化高周波増幅器を提供する。
【解決手段】 バイポーラトランジスタ12により構成されるトランジスタ高周波増幅段3と、バイポーラトランジスタ12にエミッタフォロワトランジスタ15を通してベースバイアス電圧を供給するトランジスタバイアス回路6を有するもので、トランジスタバイアス回路6は、エミッタフォロワトランジスタ15のコレクタが異常発振防止用ダンパー抵抗21を介して集積回路外に配置した直流電源9に接続され、集積回路内でコレクタと接地間にコンデンサ22が接続されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、集積回路化高周波増幅器に係り、特に、バイポーラトランジスタからなる高周波増幅段とバイポーラトランジスタにエミッタフォロワトランジスタを通してベースバイアスを供給するトランジスタバイアス回路とを集積回路で構成した際に、高周波増幅段に発生する異常発振の防止手段をトランジスタバイアス回路内に設けた集積回路化高周波増幅器に関する。
一般に、携帯電話等に用いられる無線通信機器においては、主に、CDMA(Code Division Multiple Access)などのデジタル伝送方式が用いられており、この無線通信機器に用いられる高周波増幅器としては、高利得のもの、高効率のもの、周囲温度変動の影響を受け難いもの、広いダイナミックレンジを持った出力レベルを有するもの、線形動作を行い高出力のもの、利得制御電圧が比較的低いものである等の要求がなされている。
この場合、これら要求をできるだけ満たすものとして、高周波増幅段にはエミッタ接地型バイポーラトランジスタが用いられ、そのエミッタ接地型バイポーラトランジスタにベースバイアスを供給するトランジスタバイアス回路には出力段にエミッタフォロワトランジスタが用いられたものが知られており、そのトランジスタバイアス回路の一例として特開2002−100938号公報に記載された高出力増幅器がある。
図4は、特開2002−100938号公報に記載されたトランジスタバイアス回路の構成を示す回路図であり、集積回路化されているものである。
図4に示されるように、このトランジスタバイアス回路は、エミッタフォロワトランジスタ51と、ダイオード接続された3つのトランジスタ52、53、54と、2つのバイアス抵抗55、56と、バイアス出力端子57と、電源端子58と、制御電圧端子59とからなり、この他に、第1寄生容量60と、第2寄生容量61と、寄生インダクタ62を有している。この場合、2つのトランジスタ52、53とバイアス抵抗55は、制御電圧端子59と接地点間に直列接続されて第1分圧回路を構成し、トランジスタ54とバイアス抵抗56は、制御電圧端子59と接地点間に直列接続されて第2分圧回路を構成している。
そして、エミッタフォロワトランジスタ51は、エミッタがバイアス出力端子57に接続されるとともに、第2分圧回路のトランジスタ54とバイアス抵抗56の接続点に接続され、ベースが第1分圧回路のトランジスタ52とバイアス抵抗55の接続点に接続され、コレクタが電源端子58に接続される。また、第1寄生容量60はエミッタフォロワトランジスタ51のコレクタと接地点間に存在し、第2寄生容量61は電源端子58と接地点間に存在し、寄生インダクタ62はエミッタフォロワトランジスタ51のコレクタと電源端子58とを結ぶライン上に存在している。なお、図4には図示されていないが、バイアス出力端子57が高周波増幅段を構成するエミッタ接地型バイポーラトランジスタのベースに導電接続されている。
前記構成によるトランジスタバイアス回路は、次のように動作する。
いま、制御電圧端子59に制御電圧Vcontが供給され、電源端子58に電源電圧Vccが供給されると、第1分圧回路によって分圧された制御電圧Vcontの第1分圧電圧がエミッタフォロワトランジスタ51のベースに供給され、同時に第2分圧回路によって分圧された制御電圧Vcontの第2分圧電圧がエミッタフォロワトランジスタ51のエミッタに供給される。このとき、エミッタフォロワトランジスタ51は、ベースに供給された第1分圧電圧に対応してそのエミッタの第2分圧電圧を調整してバイアス電圧を発生させ、発生したバイアス電圧をバイアス出力端子57に供給する。
このとき、バイアス出力端子57に供給されたバイアス電圧は、図示されていない高周波増幅段を構成するエミッタ接地型バイポーラトランジスタのベースに供給され、それによりエミッタ接地型バイポーラトランジスタの動作点が設定される。この場合、制御電圧端子59に供給される制御電圧Vcontが変動すると、その制御電圧Vcontの変動に対応してエミッタフォロワトランジスタ51のエミッタ電圧が変動するので、制御電圧Vcontの変動に対応したバイアス電圧がエミッタ接地型バイポーラトランジスタのベースに供給される。
特開2003−100938号公報(特に、図7)
前記特開2003−100938号公報に開示されたトランジスタバイアス回路は、一応のところ、前述のような要求を満たすような動作が行われるものであるが、当該集積回路化されたトランジスタバイアス回路を高周波増幅段のエミッタ接地型バイポーラトランジスタのベースバイアス回路に用いた場合、エミッタフォロワトランジスタ51のコレクタと接地点間に存在する第1寄生容量60と電源端子58と接地点間に存在する第2寄生容量61及びエミッタフォロワトランジスタ51のコレクタと電源端子58と結ぶライン上に存在する寄生インダクタ62の影響を無視することができなくなり、エミッタフォロワトランジスタ51の動作は不安定になる。
このような状態は、図3に示されるトランジスタバイアス回路における周波数に対する安定係数の変化状態を示す特性図からも明らかである。図3に図示された特性図は、横軸がGHzで表した周波数、縦軸が安定係数Kであって、安定係数Kが1以上であればその周波数で安定な動作が行われるが、安定係数Kが1以下0以上の範囲内であればその周波数で不安定な動作になり、安定係数Kが0以下のマイナスの範囲であればその周波数で発振状態になることを表しているものである。
すなわち、トランジスタバイアス回路においては、第1寄生容量60と第2寄生容量61と寄生インダクタ62が、例えば2GHz近傍の周波数に共振する並列共振回路を構成するようになるので、共振周波数においてはエミッタフォロワトランジスタ51のコレクタと接地点間のインピーダンスが大幅に増大し、図3に図示の特性図の曲線2に示されるように、エミッタフォロワトランジスタ51を含む回路はその共振周波数近傍の周波数において安定係数Kが0以下に低下し、その周波数で寄生発振を発生する確率が増大する。そして、エミッタフォロワトランジスタ51を含む回路が寄生発振を発生した場合は、その寄生発振信号がエミッタ接地型バイポーラトランジスタのベースに供給され、エミッタ接地型バイポーラトランジスタから不要な高周波信号が出力されたり、エミッタ接地型バイポーラトランジスタの動作が不安定になったりする。
ところで、トランジスタバイアス回路を集積回路化しないで構成した場合、寄生インダクタ62は存在するものの、第1寄生容量60及び第2寄生容量61が明白な形で存在したいため、2GHz近傍の周波数に共振する並列共振回路が構成されず、2GHz近傍の周波数による寄生発振の発生は生じないが、例えば6GHz以上の周波数においては寄生インダクタ62の影響が大きくなり、図3に図示の特性図の曲線1に示されるように、エミッタフォロワトランジスタ51を含む回路は6GHz以上の周波数において安定係数Kが0以下に低下するようになり、6GHz以上のいずれかの周波数で寄生発振を生じる確率が増大する。
本発明は、このような技術的背景に鑑みてなされたもので、その目的は、高周波増幅段に用いるトランジスタバイアス回路を集積回路化しても、高周波帯域において寄生発振の発生を防止できる集積回路化高周波増幅器を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明による集積回路化高周波増幅器は、バイポーラトランジスタにより構成されるトランジスタ高周波増幅段と、バイポーラトランジスタにエミッタフォロワトランジスタを通してベースバイアス電圧を供給するトランジスタバイアス回路とを有するものであって、トランジスタバイアス回路は、エミッタフォロワトランジスタのコレクタが異常発振防止用ダンパー抵抗を介して集積回路外に配置した直流電源に接続されるとともに、集積回路内でコレクタと接地間にコンデンサが接続されている第1の手段を具備する。
また、前記目的を達成するために、本発明による集積回路化高周波増幅器は、前記第1の手段に加えて、トランジスタバイアス回路は、集積回路内でエミッタフォロワトランジスタのベースに直列に異常発振防止用ベース抵抗が接続されている第2の手段を具備する。
さらに、前記目的を達成するために、本発明による集積回路化高周波増幅器は、バイポーラトランジスタにより構成されるトランジスタ高周波増幅段と、バイポーラトランジスタにエミッタフォロワトランジスタを通してベースバイアス電圧を供給するトランジスタバイアス回路とを有するものであって、トランジスタバイアス回路は、エミッタフォロワトランジスタのコレクタが集積回路外に配置した直流電源に接続されるとともに、集積回路内でコレクタと接地間にコンデンサが接続され、集積回路内でエミッタフォロワトランジスタのベースに直列に発振防止用抵抗が接続されている第3の手段を具備する。
前記第1、第2及び第3の手段におけるトランジスタ高周波増幅段は、並列接続された複数個のバイポーラトランジスタによって構成された出力増幅段を含むものであることが好ましい。
以上のように、本発明による集積回路化高周波増幅器によれば、トランジスタバイアス回路は、エミッタフォロワトランジスタのコレクタに異常発振防止用ダンパー抵抗を接続する、または、集積回路内でエミッタフォロワトランジスタのベースに直列に異常発振防止用ベース抵抗を接続する、もしくは、エミッタフォロワトランジスタのコレクタに異常発振防止用ダンパー抵抗を接続し、かつ、エミッタフォロワトランジスタのベースに直列に異常発振防止用ベース抵抗を接続するようにしたので、エミッタフォロワトランジスタのコレクタに形成される寄生容量と寄生インダクタによる並列共振回路の影響が前記1つまたは2つの異常発振防止用抵抗の接続によって大幅に緩和され、エミッタフォロワトランジスタを含む回路の安定係数Kが1以下に低下することがなくなり、エミッタフォロワトランジスタを含む回路が寄生発振を生じたり、不安定になったりするのをなくせるという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明による集積回路化高周波増幅器の第1の実施の形態に係るもので、その要部構成を示す回路図である。
図1に示されるように、この実施の形態による集積回路化高周波増幅器は、集積回路化された第1、第2及び第3高周波増幅段1、2、3と、同じく集積回路化された第1、第2及び第3トランジスタバイアス回路4、5、6と、信号入力端子7と、信号出力端子8と、集積回路外に配置した直流電源9及び制御電圧源10と外部接続バイパスコンデンサ11とを備えている。この場合、入力増幅段を構成する第1高周波増幅段1と中間増幅段を構成する第2高周波増幅段2と出力増幅段を構成する第3高周波増幅段3は、信号入力端子7と信号出力端子8間に順次従属接続され、第1高周波増幅段1に対応して第1トランジスタバイアス回路4が、第2高周波増幅段2に対応して第2トランジスタバイアス回路5が、第3トランジスタバイアス回路3に対応して第3ランジスタバイアス回路6が接続配置されている。
この場合、第1高周波増幅段1と第2高周波増幅段2と第3高周波増幅段3は、いずれもその主要回路部分が同じ構成のものであり、同様に、第1トランジスタバイアス回路4と第2トランジスタバイアス回路5と第3トランジスタバイアス回路6のいずれもその主要回路部分が同じ構成のものであるので、以下、代表的な構成として、第3高周波増幅段3の構成と第3トランジスタバイアス回路6の構成について説明し、その他の高周波増幅段1、2とその他のトランジスタバイアス回路4、5の構成の説明は省略する。
まず、第3高周波増幅段3は、エミッタ接地バイポーラトランジスタ12と、コレクタ負荷となるインダクタ13と、結合コンデンサ14とからなっている。そして、エミッタ接地バイポーラトランジスタ12は、ベースが第2高周波増幅段2の出力端に接続され、エミッタが接地接続され、コレクタがインダクタ13を通して直流電源9に接続されるとともに、結合コンデンサ14を通してアンテナ整合回路(図番なし)に接続されている。この場合、図1においては、エミッタ接地バイポーラトランジスタ12として1個のトランジスタを用いている例が図示されているが、実際には第3高周波増幅段3の高周波信号出力は大電力のものである場合が多いので、エミッタ接地バイポーラトランジスタ12として複数個のバイポーラトランジスタが並列接続された構成のエミッタ接地バイポーラトランジスタ12を用いることが好ましい。
次に、第3トランジスタバイアス回路6は、エミッタフォロワトランジスタ15と、エミッタ負荷抵抗16と、結合抵抗17と、ベースバイアス回路を構成する抵抗18及び2つのダイオード接続トランジスタ19、20とからなっている。この他に、第3トランジスタバイアス回路6に特有の構成として、異常発振防止用ダンパー抵抗21が設けられ、さらに、他のトランジスタバイアス回路4、5にも同じように存在するが、集積回路内にある寄生容量22と、接続リードの寄生インダクタ23が特別に図示されている。そして、エミッタフォロワトランジスタ15は、エミッタがエミッタ負荷抵抗16を通して接地接続されるとともに、結合抵抗17を通してエミッタ接地バイポーラトランジスタ12のベースに接続され、ベースがベースバイアス回路における抵抗18とダイオード接続トランジスタ19の接続点に接続され、コレクタが異常発振防止用ダンパー抵抗21と寄生インダクタ23とを通して直流電源9に接続されるとともに、寄生容量22を通して接地接続される。この場合、異常発振防止用ダンパー抵抗21としては例えば5Ωの抵抗が使用される。
前記構成による第3高周波増幅段3及び第3トランジスタバイアス回路6は、次のように動作する。
いま、直流電源9から直流電力が出力され、また、制御電圧源10から制御電圧が出力されると、エミッタフォロワトランジスタ15は、ベースにベースバイアス回路によって分圧された制御電圧が供給され、それによりエミッタに分圧された制御電圧に対応するエミッタ電圧が出力され、そのエミッタ電圧がバイアス電圧として結合抵抗17を通してエミッタ接地バイポーラトランジスタ12のベースに供給される。このとき、エミッタ接地バイポーラトランジスタ12は、コレクタにインダクタ13を介して直流電源9の直流電力が供給され、ベースにエミッタフォロワトランジスタ15からバイアス電圧が供給されるので、動作状態になり、前段にある第2高周波増幅段2から高周波信号が供給されると、その高周波信号を電力増幅し、増幅された高周波信号は信号出力端子8から利用回路(図示なし)に出力される。
この場合、第3トランジスタバイアス回路6においては、エミッタフォロワトランジスタ15のコレクタと直流電源9との間の接続リード内にある寄生インダクタ23に直列に異常発振防止用ダンパー抵抗21を接続しているので、エミッタフォロワトランジスタ15のコレクタ回路内に形成される寄生容量を含む容量成分と寄生インダクタ23による並列共振回路の影響がこの異常発振防止用ダンパー抵抗21の接続によって大幅に緩和され、それにより図3の特性図における曲線3に示されるように、広い周波数帯域にわたってエミッタフォロワトランジスタ15を含む回路の安定係数Kが1以上になり、エミッタフォロワトランジスタ15を含む回路が寄生発振を生じたり、不安定になったりするのをなくすことができ、それによりエミッタ接地バイポーラトランジスタ12で不要な高周波信号が増幅されたり、動作が不安定になったりすることがなくなる。
次に、図2は、本発明による集積回路化高周波増幅器の第2の実施の形態に係るもので、その要部構成を示す回路図である。
この第2の実施の形態に係る集積回路化高周波増幅器は、前述の図1に示された第1の実施の形態に係る集積回路化高周波増幅器と大部分の点で同じ構成であるが、第2の実施の形態に係る集積回路化高周波増幅器は、第3トランジスタバイアス回路6におけるエミッタフォロワトランジスタ15のベースとベースバイアス回路を構成する抵抗18とダイオード接続トランジスタ19の接続点との間に異常発振防止用ベース抵抗24が接続された構成であるのに対し、第1の実施の形態に係る集積回路化高周波増幅器は、かかる異常発振防止用ベース抵抗24が接続されていない構成である点だけであって、その他の構成は第2の実施の形態に係る集積回路化高周波増幅器と第1の実施の形態に係る集積回路化高周波増幅器との間で全く同じである。なお、図2において、図1に図示された構成要素と同じ構成要素については同じ符号を付し、それら構成要素の説明を省略する。
また、第2の実施の形態に係る集積回路化高周波増幅器の動作は、第3トランジスタバイアス回路6におけるエミッタフォロワトランジスタ15に異常発振防止用ダンパー抵抗21と異常発振防止用ベース抵抗24との2つの異常発振防止用抵抗を接続しているので、第2の実施の形態に係る集積回路化高周波増幅器におけるエミッタフォロワトランジスタ15の動作が、第1の実施の形態に係る集積回路化高周波増幅器におけるエミッタフォロワトランジスタ15の動作に比べてより安定になっている点で若干異なっているが、それ以外の動作は、前述の第1の実施の形態に係る集積回路化高周波増幅器の動作と全く同じである。このため、第2の実施の形態に係る集積回路化高周波増幅器の動作については、これ以上の説明は省略する。
ところで、第2の実施の形態に係る集積回路化高周波増幅器は、第3トランジスタバイアス回路6におけるエミッタフォロワトランジスタ15に異常発振防止用ダンパー抵抗21と異常発振防止用ベース抵抗24との2つの異常発振防止用抵抗を接続したものであるが、第3の実施の形態に係る集積回路化高周波増幅器として、第3トランジスタバイアス回路6におけるエミッタフォロワトランジスタ15に異常発振防止用ベース抵抗24だけを接続し、異常発振防止用ダンパー抵抗21の接続を省略するような構成にしても、第1の実施の形態に係る集積回路化高周波増幅器で得られる機能とほぼ同等の機能を得ることができ、それにより第1の実施の形態に係る集積回路化高周波増幅器で得られる効果と同等の効果を得ることができる。
本発明による集積回路化高周波増幅器の第1の実施の形態に係るもので、その要部構成を示す回路図である。 本発明による集積回路化高周波増幅器の第2の実施の形態に係るもので、その要部構成を示す回路図である。 トランジスタバイアス回路における周波数に対する安定係数の変化状態を示す特性図である。 特開2002−100938号公報に記載されたトランジスタバイアス回路の構成を示す回路図である。
符号の説明
1 第1高周波増幅段
2 第2高周波増幅段
3 第3高周波増幅段
4 第1トランジスタバイアス回路
5 第2トランジスタバイアス回路
6 第3トランジスタバイアス回路
7 信号入力端子
8 信号出力端子
9 直流電源
10 制御電圧源
11 外部接続バイパスコンデンサ
12 エミッタ接地バイポーラトランジスタ
13 コレクタ負荷となるインダクタ
14 結合コンデンサ
15 エミッタフォロワトランジスタ
16 エミッタ負荷抵抗
17 結合抵抗
18 抵抗
19、20 ダイオード接続トランジスタ
21 異常発振防止用ダンパー抵抗
22 寄生容量
23 寄生インダクタ
24 異常発振防止用ベース抵抗

Claims (4)

  1. バイポーラトランジスタにより構成されるトランジスタ高周波増幅段と、前記バイポーラトランジスタにエミッタフォロワトランジスタを通してベースバイアス電圧を供給するトランジスタバイアス回路とを有する集積回路化高周波増幅器であって、前記トランジスタバイアス回路は、前記エミッタフォロワトランジスタのコレクタが異常発振防止用ダンパー抵抗を介して集積回路外に配置した直流電源に接続されるとともに、集積回路内で前記コレクタと接地間にコンデンサが接続されていることを特徴とする集積回路化高周波増幅器。
  2. 前記トランジスタバイアス回路は、集積回路内で前記エミッタフォロワトランジスタのベースに直列に異常発振防止用ベース抵抗が接続されていることを特徴とする請求項1に記載の集積回路化高周波増幅器。
  3. バイポーラトランジスタにより構成されるトランジスタ高周波増幅段と、前記バイポーラトランジスタにエミッタフォロワトランジスタを通してベースバイアス電圧を供給するトランジスタバイアス回路とを有する集積回路化高周波増幅器であって、前記トランジスタバイアス回路は、エミッタフォロワトランジスタのコレクタが集積回路外に配置した直流電源に接続されるとともに、集積回路内で前記コレクタと接地間にコンデンサが接続され、集積回路内で前記エミッタフォロワトランジスタのベースに直列に異常発振防止用ベース抵抗が接続されていることを特徴とする集積回路化高周波増幅器。
  4. 前記トランジスタ高周波増幅段は、並列接続された複数個のバイポーラトランジスタによって構成された出力増幅段を含むものであることを特徴とする請求項1もしくは3のいずれかに記載の集積回路化高周波増幅器。
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