JP2006337591A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 空きスペースを有効に利用して定着ユニットの駆動機構を配置し、装置全体をコンパクトにすることにある。
【解決手段】 1対の側板80と、画像形成部と、定着ユニットと、用紙搬送部と、定着ユニットの駆動機構81とを備える。1対の側板80は、画像形成装置本体のフレームを構成している。画像形成部は、画像を形成するためのものであり、1対の側板80間に設けられている。定着ユニットは、画像形成部で形成された画像を用紙に定着するためのものであって、1対の側板80間に配置されている。用紙搬送部は、画像形成部と定着ユニットとに用紙を搬送するためのものであって、1対の側板80間において定着ユニットの下方に配置され、画像形成装置本体に対して引き出し可能な給紙カセット52を含んでいる。定着ユニットを駆動するための駆動機構81は、1対の側板80間において定着ユニットの下方であって、1対の側板80の一方と給紙カセット52の端部との間に配置されている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、画像形成装置、特に、定着ユニットを駆動する駆動機構を支持するため支持部材を備えた画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ等の画像形成装置では、各種機能ユニットが設けられており、機能ユニットごとに着脱や交換が可能になっている。例えば、カラープリンタでは、感光体ドラムを含む画像形成ユニットと、回転現像装置を含む現像ユニットと、中間転写ベルトなどを含む転写ユニットと、加熱ローラなどを含む定着ユニットとを有している。また、給紙や用紙搬送のためのユニットも設けられている。そして、これらの各機能ユニットは、各機能ユニットの駆動機構によって駆動するようになっている。
例えば、定着ユニットの駆動機構は、モータやモータの回転を加熱ローラなどに伝達するためのギアによって構成されている。そして、これらのモータやギアは、プリンタ全体の枠を構成するフレームと、このフレームの装置外側に設けられた支持部材との間に支持されている。
特開2004−53653号公報
前述のように、定着ユニットを構成する機能部品は装置のフレームを構成する1対の側板間に支持され、定着ユニットを駆動するための駆動機構は一方の側板のさらに外側に設けられている。このように、側板のさらに外側に駆動機構が配置されているので、装置全体のコンパクト化の妨げになっている。
ここで、定着ユニットに含まれる加熱及び加圧ローラと、その下方に配置される給紙カセットとは、加熱及び加圧ローラの軸方向の寸法が異なる。すなわち、一般的に給紙カセットの加圧及び加熱ローラの軸方向幅は加熱及び加圧ローラの軸方向長さよりも短く、したがって給紙カセットの両側方には空きスペースが存在している。
本発明の課題は、空きスペースを有効に利用して定着ユニットの駆動機構を配置し、装置全体をコンパクトにすることにある。
請求項1に係る装置は、1対の側板と、画像形成部と、定着ユニットと、用紙搬送部と、定着ユニットの駆動機構とを備える。1対の側板は、画像形成装置本体のフレームを構成している。画像形成部は、画像を形成するためのものであり、1対の側板間に設けられている。定着ユニットは、画像形成部で形成された画像を用紙に定着するためのものであって、1対の側板間に配置されている。用紙搬送部は、画像形成部と定着ユニットとに用紙を搬送するためのものであって、1対の側板間において定着ユニットの下方に配置され、画像形成装置本体に対して引き出し可能な給紙カセットを含んでいる。定着ユニットを駆動するための駆動機構は、1対の側板間において定着ユニットの下方であって、1対の側板の一方と給紙カセットの端部との間に配置されている。
この装置では、定着ユニットの駆動機構は、1対の側板間において定着ユニットの下方であって、側板の一方と給紙カセットの端部との間に配置されている。したがって、画像形成装置の内側に存在したスペースを有効に利用する事ができ、装置の小型化が可能となる。
請求項2に係る装置は、請求項1に記載の装置において、1対の側板間に設けられた第1支持部材をさらに有し、用紙搬送部は、定着ユニットに対向して配置され、定着ユニットに用紙を搬送するための用紙搬送路を形成するガイド部材を含み、定着ユニット及びガイド部材は、第1支持部材に支持されている。
ここでは、対向して配置された定着ユニットとガイド部材とが一つの部材で支持されているため、それぞれが別の部材に支持されている場合と比較して両者間の累積公差が小さくなり、用紙搬送のための通路の上下幅を精密に管理できる。このため、装置全体の上下方向の寸法を小さくすることが可能となり小型化することができる。
請求項3に係る装置は、請求項1または2に記載された装置において、第1支持部材は、給紙カセットの移動ガイドレール部を有している。
この装置では、第1支持部材の移動ガイドレール部に沿って、給紙カセットを装置本体から引き出すことができる。そして、第1支持部材に定着ユニットが支持されると共に、この第1支持部材に給紙カセットのガイドレール部が形成されているので、定着ユニットと給紙カセットとの位置関係を第1支持部材によって精度良く管理することができる。
請求項4に係る装置は、請求項1から3のいずれかに記載された装置において、第1支持部材は1対の側板の一方に支持され、1対の側板間に第1支持部材に支持された第2支持部材をさらに有し、第2支持部材は駆動機構を支持している。
仮に、駆動機構を支持している第2支持部材が側板に支持されている場合には、定着ユニットが第1支持部材に支持され、かつ第1支持部材が側板に支持されているので、駆動機構と定着ユニットとの間には、駆動機構と第2支持部材との間の公差、第2支持部材と側板との間の公差、側板と第1支持部材との間の公差、及び第1支持部材と定着ユニットとの間の公差の累積公差が存在する。一方、この請求項に係る発明では、側板に支持された第1支持部材によって第2支持部材を支持し、この第2支持部材によって駆動機構を支持するようにしているので、駆動機構と定着ユニットとの間の累積公差は、駆動機構と第2支持部材との間の公差、第2支持部材と第1支持部材との間の公差、及び第1支持部材と定着ユニットとの間の公差となる。このとき、第2支持部材が側板に支持されているときに比べて第1支持部材に支持されているときでは公差が発生する部分が1つ少ないので駆動機構と定着ユニットとの累積公差を少なくする事ができる。
以上のように本発明では、画像形成装置内部の空きスペースを利用して機能ユニットの駆動機構を配置しているために、装置全体をコンパクトにすることができる。
図1に本発明の一実施形態による用紙搬送ユニットが採用された画像形成装置としてのカラープリンタ1を示す。なお、この図1は各構成要素の配置を示すための模式図であり、各部の詳細は省略して示している。
[全体構成]
このカラープリンタ1は、図示しないコンピュータ等に接続されており、画像形成部と、定着ユニットと、用紙搬送部と、トナー供給部とを有し、コンピュータ等から送られてくる画像情報に基づいてカラー画像を用紙に印刷可能な装置である。また、このカラープリンタ1は、図1において右側がオペレータが操作する側であり、以下では、図1における装置の右側を手前側、左側を奥側とする。
[画像形成部]
画像形成部は、感光体ドラム2と、回転現像装置3と、露光装置としてのレーザユニット4と、中間転写ベルト7と、2次転写ローラ8とを備える。
[感光体ドラム]
感光体ドラム2は、表面に静電潜像が形成されるものであり、装置のほぼ中央に回転自在に設けられ、その回転軸は装置の手前側から見て横方向に延びるように、すなわち図1の紙面に対して垂直に延びるように設けられている。感光体ドラム2の上部には、感光体ドラム2の表面を一様に帯電するための帯電ローラ10が設けられている。また感光体ドラム2の側方には、感光体ドラム2の表面に残留したトナーや付着物を清掃するためのドラムクリーニング装置11が設けられている。
[回転現像装置]
回転現像装置3は、感光体ドラム2に形成された静電潜像を各色のトナーによって現像するものであり、感光体ドラム2に隣接して、中心が感光体ドラム2の中心とほぼ同じ高さ位置になるように設けられている。この回転現像装置3は、回転枠15と、4色のトナーに対応して設けられ回転枠15に支持された4つの現像器16とを有している。回転枠15は、感光体ドラム2の回転軸と平行な軸の回りに回転自在な円筒形状であり、図示しないモータやギアを含む駆動機構によって回転させられるようになっている。また、回転枠15は、回転軸の中心から放射状に延びる仕切枠によって円周方向に4等分された4つの区画を有しており、各区画にイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックの4つのトナー色に対応した現像器16が配置されている。
各現像器16は、それぞれほぼ同様の構成であり、感光体ドラム2に対向配置可能な現像ローラや、トナー攪拌用の攪拌ローラ等が設けられている。ここで、本装置では、トナー収容部(後述)が現像器16とは別に離れて設けられており、したがって本実施形態の現像器自体のトナー収容スペースは小さく、トナー収容部を現像器内部に有する装置に比較して、現像器16自体は小型化されている。また、トナー収容部からトナーを現像器16の内部に供給するために、現像器16のケースの外周側に、トナー供給部が設けられている。
[レーザユニット]
レーザユニット4は、外部のコンピュータ等から送られてきた画像情報に基づいて、感光体ドラム2を走査露光するものであり、感光体ドラム2の上方で、かつ回転現像装置3の回転軸より装置奥側(第1の側)に配置されている。正確には、レーザユニット4の前端(レーザ光が発射される側の端部)が、回転現像装置3の回転軸のほぼ真上に位置し、後端側に行くにつれて下方に傾斜し、後端は回転現像装置3の上端部よりは下方に位置している。なお、レーザユニット4の内部の構成は、従来の構成と同様であり、レーザ光源、ポリゴンミラー、ポリゴンミラー駆動用モータ等を有している。また、レーザユニット4のレーザ光路の前方には、反射ミラー20が設けられており、レーザユニット4から発射されたレーザ光は、この反射ミラー20によって屈曲し、感光体ドラム2の表面に照射されるようになっている。
[中間転写ベルト]
中間転写ベルト7は、感光体ドラム2に形成された各色のトナー画像が順次転写されるものであり、感光体ドラム2及びトナー収容部5の下方に配置されている。この中間転写ベルト7は、対向して配置された駆動ローラ35と従動ローラ36との間に掛け渡されている。また、中間転写ベルト7の感光体ドラム2と対向する部分は、1対の1次転写ローラ37a,37bによって感光体ドラム2に当接するように構成されている。
これらの各構成部材の配置について、より詳細に説明する。駆動ローラ35は、感光体ドラム2と回転現像装置3との接触部のほぼ真下に位置し、その中心は回転現像装置3の最下端よりもさらに下方に位置している。そして、図示しないモータ及びギアを含む駆動部によって駆動されるようになっている。従動ローラ36は、トナー収容部5の装置手前側の底部に近接して配置されており、その高さ位置はほぼ感光体ドラム2と同じ位置である。この従動ローラ36はバネ38によって駆動ローラ35から離れる側に付勢されており、これにより中間ベルト7に所定の張力が与えられている。また、1次転写ローラ37a,37bは互いに近接して感光体ドラム2の下方に設けられ、これにより、転写ベルト7の所定範囲が感光体ドラム2に当接されている。
なお、駆動ローラ35の装置奥側で、回転現像装置3の下方には、転写ベルト7を清掃するためのベルトクリーニング装置40が設けられている。このベルトクリーニング装置40は、駆動ローラ35と対向する位置に設けられ転写ベルト7の表面に摺接するファーブラシ41と、ファーブラシ41の上方にファーブラシ41と接触するように配置されたクリーニングローラ42と、先端がクリーニングローラ42の表面に接触するように配置されたブレード43と、ブレード43の下方に並べて配置された回収スパイラル44とを有している。
このクリーニング装置40においては、中間転写ベルト7の付着物はファーブラシ41によって掻き取られ、ファーブラシ41に掻き取られた付着物はクリーニングローラ42に回収される。そして、クリーニングローラ42側に回収された付着物は、ブレード43によってクリーニングローラ42の表面から掻き落とされ、回収スパイラル44によって図示しない回収部に回収される。
[2次転写ローラ]
2次転写ローラ8は、中間転写ベルト7に転写された画像を、搬送されてきた用紙に転写するためのものであり、駆動ローラ35の下方に駆動ローラ35と対向するように配置されている。そして、この2次転写ローラ8には、図示しない電圧印加手段によって、用紙に対して、画像転写のためのバイアス電圧が印加されている。
[トナー供給部]
トナー供給部は、トナー収容部5と、トナー供給装置6とを備える。トナー供給部を詳細に示した図2を用いて以下に説明する。
トナー収容部5は、回転現像装置3の各現像器16に対して供給するトナーを収容する部分であり、感光体ドラム2の上方で、かつレーザユニット4と対向する側(装置手前側:第2の側)に配置されている。このトナー収容部5は、横方向(図1の紙面垂直方向)に並べて配置されたイエロー、シアン、マゼンタ、ブラックのそれぞれの各色のトナーを収容する4つの収容部を有している。また、このトナー収容部5は、装置の手前側に取り出しが可能となっている。
トナー供給装置6は、トナー収容部5に収容された各色のトナーを、対応する現像器16に供給するためのものであり、感光体ドラム2の上方において、レーザユニット4とトナー収容部5との間のスペースに配置されている。このトナー供給装置6は、図2に示すように、上下方向に移動可能な4つのトナー供給パイプ25と、トナー収容部5の各色のトナーを収容している部分と対応するトナー供給パイプ25とを連結する4つの搬送パイプ26と、各トナー供給パイプ25を上下動させるための駆動機構27とを有している。
トナー供給パイプ25は、上下方向に長く、上端が装置手前側に、下端が装置奥側に傾斜している。このトナー供給パイプ25は、先端が先細形状となっており、下方に移動した際には、先端が現像器16のトナー供給部に形成されたスリットを通って内部に進入可能である。また、トナー供給パイプ25の内部には、トナーを搬送するためのスパイラル部材30が回転可能に設けられている。
搬送パイプ26は、トナー供給パイプ25の上下動に追従して移動可能なように、可撓性を有するパイプである。そして、内部には、コイルスプリング31が配置されており、このコイルスプリング31が図示しない駆動機構によって回転させられて、これによりトナーが搬送パイプ26内を通ってトナー供給パイプ25側に搬送される。
駆動機構27は、トナー供給パイプ25の外周部に、軸方向に沿って設けられたラック32と、このラック32に噛み合うピニオンギア33とを有している。ピニオンギア33は装置のフレームに回転自在に支持されており、図示しないモータ等によって駆動されるようになっている。そして、この駆動機構27によって、トナー供給パイプ25は、上方の待避位置と、下方で先端部が現像器16の内部に進入した供給位置とを取り得る。
[定着ユニット]
定着ユニットとしての定着装置9は、用紙上に転写されたトナーを溶融定着するためのものであり、回転現像装置3の下方で、かつ装置奥側に配置されている。この定着装置9は、ヒータを内蔵する加熱ローラ9aと加熱ローラ9aに圧接する加圧ローラ9bとを有しており、両ローラ間に用紙を挟持して搬送する。
[用紙搬送部]
用紙搬送部は、給紙カセット52と、第1搬送路55と、第2搬送路56と、第3搬送路57と、戻し搬送路59とを有する。
装置の底部には、用紙が載置される載置板を有し用紙を収納する給紙カセット52が設けられている。給紙カセット52には、図4に示すように、ガイド溝73が設けられている。そして、この給紙カセット52の用紙送り出し側端部(図1における右側端部)には、給紙カセット52から用紙を送り出すための給紙部(用紙送り出し部)51が設けられている。この給紙部51は、載置板上の用紙を取り出すための前送りコロ53と、用紙を1枚ずつ搬送路に送り出すためのローラ対からなる重送防止機構54とを有している。そして、給紙カセット52は用紙の送り出し方向、すなわち、装置の手前側に引き出すことが可能である。
給紙部51と排出部50との間には、給紙部51から2次転写ローラ8に至る第1搬送路55と、2次転写ローラ8から定着装置9に至る第2搬送路56と、定着装置9から排出部50に至る第3搬送路57とが配置されている。また、定着装置9の出口には、分岐爪58が設けられており、この分岐爪58と第1搬送路55の途中との間には用紙を第1搬送路55に戻すための戻し搬送路59が設けられている。
第1搬送路55は、給紙カセット52から送り出された用紙を上方に搬送しつつ搬送方向を逆にするための湾曲路55aと、この湾曲路55aから2次転写ローラ8に至る直線路55bとを有している。これらの搬送路は、用紙を案内しながら搬送するガイド板及びローラ対で形成されており、所定位置には用紙を検出するためのセンサが設けられている。また、直線路55bには用紙の搬送タイミングを制御するためのレジストローラ対60が配置されている。
第2搬送路56は、ほぼ直線的に形成されており、用紙を案内しながら搬送するガイド板及びローラ対で構成されている。また、搬送路の所定位置には用紙を検出するためのセンサが設けられている。
第3搬送路57は、分岐爪58の搬送方向下流側に形成された縦搬送路を有している。すなわち、用紙は、分岐爪58を通過した後は、ほぼ垂直上方に向かって搬送され、排出部50に排出される。この第3搬送路57も、前記同様に、用紙を案内しながら搬送するガイド板及びローラ対で構成されている。
戻し搬送路59は、第1戻し搬送路59aと第2戻し搬送路59bとを有する。第1戻し搬送路59aは2次転写ローラ8及びレジストローラ対60の下方に位置する通路であって第1ガイド部材61を含む。第2戻し搬送路59bは定着装置9の下方に位置する通路であって定着装置9と第2ガイド部材62とを含む。定着装置9と第1支持部材67と第2ガイド部材62との位置関係を示した図5に示すように、定着装置9は第1支持部材67の上方に支持され、定着装置9に対向して配置された第2ガイド部材62は第1支持部材67の上方であって定着装置9の下方に支持される。戻し搬送路59は、分岐爪58の設けられた部分において第3搬送路57から下方に分岐し、定着装置9の下方の第1戻し搬送路59aと2次転写ローラ8及びレジストローラ対60の下方の第2戻し搬送路59bとを通過してさらに上方に向かう搬送路であり、第1搬送路55のレジストローラ対60の搬送方向上流側に合流している。すなわち、この戻し搬送路59は、第1搬送路55の直線路55b及び第2搬送路56と給紙カセット52との上下方向の間に設けられ、定着装置9を通過した用紙を、2次転写ローラ8の上流側に配置されたレジストローラ対60のさらに上流側に戻すための搬送路である。この戻し搬送路59も、前記同様に、用紙を案内しながら搬送するガイド板及びローラ対で構成され、所定位置には用紙検出用のセンサが設けられている。
このように、定着装置9の第2ガイド部材62は、第1支持部材67の上方に支持されるため、同様に第1支持部材67に支持されている給紙カセット52との累積公差は、それぞれ別の部材に支持される場合に比べて小さくなる。したがって、第2ガイド部材62と給紙カセット52との間の上下関係の寸法を精度良く管理でき、結果として両者の間の隙間を必要最低限につめることができる。このため、装置全体の上下方向の寸法をコンパクトにできる。
また、トナー収容部5の下方でかつ給紙カセット52の上方には、装置の手前側の側壁を構成するように手差しトレイ65が配置されている。この手差しトレイ65は、下端が第1搬送路55の湾曲路55aの近傍で回動自在(開閉自在)に支持されており、この回動支点65aを中心に、上端を装置手前側に倒すことが可能である。このようにして手差しトレイ65を開いた状態では、手差しトレイ65上に用紙を載置し、この用紙を第1搬送路55の湾曲路55aに給紙することが可能である。
[排出部]
このプリンタ1では、装置の上部表面、すなわち、レーザユニット4、トナー供給装置6及びトナー収容部5の上方に、画像が形成された用紙を載置するための排出部50が形成されている。この排出部50は、レーザユニット4側(装置奥側)が最も低く、トナー収容部5側(装置手前側)に行くにしたがって徐々に高くなる曲面部と、この曲面部に連続しトナー収容部5の上方に位置する平面部とを有している。
[定着ユニット72及びその駆動機構81の支持機構]
定着装置9は、図5に示すように、カラープリンタ1の側部に配置された1対の側板80(図5では一方のみを示している)間に第1支持部材67によって支持されている。1対の側板80のうちの一方(以下、単に側板80と記す)は、カラープリンタ1のフレームを構成する部材であり、この側板80に第1支持部材67の外側面が接するように固定されている。
第1支持部材67は、樹脂によって形成されており、第1支持部材67に定着ユニットが支持されている状態を示す図3に示すように、定着装置9の下方において、側板80と給紙カセット52との間に配置されている。また、第1支持部材67は、上端に形成された上下方向位置決め部69と、同様に上端から上方に突出する突起部71と、内側側面に内方に突出するように形成された給紙カセット52の移動をガイドするガイド突起70とを有する。図4に示すように、このガイド突起70は、給紙カセット52の左右両側部に設けられたガイド溝73にはめ込まれ、一端側は、第1支持部材67によって、給紙カセット52の位置が決められるとともに、この第1支持部材67によって引き出し時の移動がガイドされる。
また、定着装置9は、装置奥側から装置に挿入し、第1支持部材67の上端上をスライドさせて第1支持部材67の上下方向位置決め部69と突起部71の位置決め用突起71aに定着装置9が係合することによって上下方向の位置が決定されるとともに、突起部71によって水平方向の位置が決まりねじ止め等により固定されている。このように定着装置9が第1支持部材67に支持されているため、給紙カセット52と定着装置9の位置が第1支持部材67によって決定される。したがって、給紙カセット52と定着装置9とがそれぞれ別の部材に支持される場合と比較して累積公差が小さくなり、給紙カセット52から定着ユニットへ正確に用紙が搬送される。
さらに、側板80に第2支持部材68が支持されており、定着装置9の駆動機構81はこの第2支持部材68によって支持されている。
第2支持部材68は側板80と第1支持部材67との間に配置され、第1支持部材67は第2支持部材68を覆うように構成されている。
駆動機構81は、駆動機構81を詳細に示した図4に示すように、第2支持部材(図4では省略)68に支持されたモータ82と、モータ82の回転軸に固定された第1ギヤ81aと、第1ギヤ81aに噛み合う第2ギヤ81bと、第2ギヤ81bと同軸に設けられ第2ギヤと同期して回転する第3ギヤ(図示せず)と、第3ギヤに噛み合う第4ギヤ81cと、第4ギヤ81cに噛み合う第5ギヤ81dと、第5ギヤ81dと同軸に設けられ第5ギヤ81dと同期して回転する第6ギヤ81eと、第6ギヤ81eに噛み合う第7ギヤ81fとを有している。そして、モータ82からの回転は、第1ギヤ81aから第7ギヤ81fを介して定着装置9を構成する各ローラに伝達される。このように第1支持部材67を給紙カセット52と定着装置9との支持部材として構成することにより、両者を精度良く支持できる。さらに、第1支持部材67と側板80との間に駆動機構を配置することで、スペースの有効活用ができる。
[画像形成動作]
次に画像形成動作について簡単に説明する。まず、カラープリンタに電源が投入されると、各種パラメータが初期化され、定着部の温度設定を行うなどの初期設定が実行される。そして、このプリンタに接続されたコンピュータ等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成動作が実行される。なお、この画像形成動作中においては、トナー供給パイプ25は上方の待避位置に移動させられている。
まず、帯電ローラ10によって感光体ドラム2が帯電される。その後、この感光体ドラム2に対して、レーザユニット4により画像データに対応した走査露光が行われ、感光体ドラム2には静電潜像が形成される。次に、回転現像装置3が回転されて、対応する色の現像器16が感光体ドラム2に対向させられる。この状態で、感光体ドラム2の静電潜像が対応する色のトナーによって現像される。現像された画像は、中間転写ベルト7に転写される。以上の動作を各色毎に順次繰り返すことによって、中間転写ベルト7上にはフルカラー画像が形成される。なお、感光体ドラム2に残留した残留トナー等は、ドラムクリーニング装置11により清掃されて、図示しない廃トナーコンテナに廃棄される。
一方で、給紙部51において、給紙カセット52から1枚の用紙が前送りコロ53及び重送防止機構54により取り出され、第1搬送路55を介してレジストローラ対60に搬送される。その後、用紙は、レジストローラ対60から中間転写ベルト7上の画像形成にタイミングを合わせて搬送され、2次転写ローラ8に案内される。2次転写ローラ8は中間転写ベルト7に当接し、2次転写ローラ8に印加された転写バイアスにより、中間転写ベルト7上に形成されたフルカラーの画像が用紙に転写される。この用紙は第2搬送路56を介して定着装置9に案内され、この定着装置9による加熱・加圧によって画像が用紙に定着される。そして、片面印刷の場合は、分岐爪58を介して第3搬送路57に案内され、排出部50に排出される。
また、両面印刷の場合は、定着装置9を通過した用紙は、分岐爪58によって、一旦第3搬送路57側に搬送された後、用紙後端が分岐爪58をすぎると、逆方向に搬送されて戻し搬送路59側に案内され、戻し搬送路59を介して再び第1搬送路55に戻される。第1搬送路55に戻された用紙はレジストローラ対60で一旦停止させられる。そして、裏面側の画像が前述の動作と同様の動作で中間転写ベルト7に形成された後、レジストローラ対60で待機していた用紙はタイミングを合わせて2次転写ローラ8側に送られる。その後は前記同様の動作が実行され、分岐爪58を介して第3搬送路57側に案内されて排出部50に排出される。
[トナー供給動作]
現像器16に対してトナーを供給する場合は、トナー供給パイプ25を下方に移動させて供給位置に位置させる。すなわち、図示しないモータを駆動すると、ギアを介してピニオンギア33が回転し、これによってラック32が固定されたトナー供給パイプ25が下方に移動する。一方、トナー収容部5からは、トナーが搬送パイプ26を介してトナー供給パイプ25側に供給されている。そして、トナー供給パイプ25の先端はトナー供給口としてのスリット18aを通過して現像器16の内部に進入する。このトナー供給パイプ25の下方への移動に際して、トナー供給パイプ25を構成する外筒部が内筒部に対して回転し、トナー供給パイプ25の先端が現像器16の内部に進入した時点では、外筒部の開口と内筒部の開口が一致する。すなわち、シャッタ機構が開き、トナー供給パイプ25の内部のトナーは現像器16の内部に供給される。
なお、トナー供給パイプ25が供給位置に位置しているときには、レーザユニット4から感光体ドラム2に至る光路を、トナー供給パイプ25が遮ることになる。しかし、トナー供給パイプ25によるトナーの供給動作と画像形成動作とが同時に実行されることはないので、問題はない。
[他の実施形態]
前記実施形態では、第1支持部材67と第2支持部材68のそれぞれを側板80に支持したが、第1支持部材に第2支持部材を支持し、第1支持部材を側板に支持されるようにしても良い。
前記実施形態のように第1支持部材67と第2支持部材68とがそれぞれ側板80に支持されている場合には、駆動機構81と定着装置9との間には、駆動機構81と第2支持部材68との間の公差、第2支持部材68と側板80との間の公差、側板80と第1支持部材67との間の公差、及び第1支持部材67と定着装置9との間の公差の合計4カ所で生じる公差の累積公差が存在する。一方、本実施形態では、第2支持部材は第1支持部材に支持され、第1支持部材が側板に支持されている。この場合、駆動機構と定着装置との間の累積公差は、駆動機構と第2支持部材との間の公差、第2支持部材と第1支持部材との間の公差、及び第1支持部材と定着装置との間の公差の3カ所で生じる公差の累積公差が存在する。したがって、前記実施形態と比較して本実施形態は、公差が生じる場所が少ないため駆動機構と定着装置との累積公差を少なくする事ができる。
前記実施形態では、第2ガイド部材62が定着装置に設けられている構成を示したが、第2ガイド部材162は戻し搬送路と一体に構成されていてもよい。この場合、第1搬送路、第2搬送路、戻し搬送路及び手差しトレイが一体でユニット化される(このユニットを搬送ユニットと呼ぶ。)。給紙カセット152とともに装置手前側に引き出した状態を示す図6を参照して説明する。搬送ユニットを図6の装置手前側に引き出した状態から、装置内に挿入すると、第2ガイド部材162は第1支持部材の上方に支持される。定着装置も同様に第1支持部材に支持されているために、定着装置109と第2ガイド部材162との寸法が精度よく管理でき、定着装置109の下部と第2ガイド部材162との間に形成される用紙搬送路の高さ方向幅を最小にすることができる。同様に第1支持部材に支持されている給紙カセット152と第2ガイド部材162との寸法も精度よく管理でき、結果として給紙カセット152から定着装置109までの寸法を小さくすることができる。つまり、装置全体の小型化をすることができる。
本発明の一実施形態によるカラープリンタの概略構成図。 トナー供給装置の詳細断面構成図。 第1支持部材67に定着ユニットが支持されている状態を示す図であり、第1支持部材67が配置されている周辺を示す斜視図(内部構造を明確にするため駆動機構81を省略している)。 駆動機構81の周辺を詳細に示した図。 定着ユニットと第1支持部材67と第2ガイド部材62との位置関係を示した図であって、図1を奥側から見た図。 他の実施形態によるカラープリンタの給紙カセットとともに装置手前側に引き出した状態を示す図。
符号の説明
1 カラープリンタ
9 定着装置
52 給紙カセット
53 前送りコロ
54 重送防止機構54
55〜57 第1〜第3搬送路
59 戻し搬送路
61 第1ガイド部材
62 第2ガイド部材
65 手差しトレイ
67 第1支持部材
68 第2支持部材
70 ガイド突起
73 ガイド溝
80 側板
81 定着ユニットの駆動機構

Claims (4)

  1. 画像形成装置本体のフレームを構成する1対の側板と、
    前記1対の側板間に設けられ、画像を形成するための画像形成部と、
    前記1対の側板間に配置され、前記画像形成部で形成された画像を用紙に定着する定着ユニットと、
    前記1対の側板間において前記定着ユニットの下方に配置され、前記画像形成装置本体に対して引き出し可能な給紙カセットを含み、前記画像形成部と前記定着ユニットとに用紙を搬送する用紙搬送部と、
    前記1対の側板間において前記定着ユニットの下方であって、前記1対の側板の一方と前記給紙カセットの端部との間に配置され、前記定着ユニットを駆動するための駆動機構と、
    を備えた画像形成装置。
  2. 前記1対の側板間に設けられた第1支持部材をさらに有し、
    前記用紙搬送部は、前記定着ユニットに対向して配置され、前記定着ユニットに用紙を搬送するための用紙搬送路を形成するガイド部材を含み、
    前記定着ユニット及び前記ガイド部材は、前記第1支持部材に支持されている、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1支持部材は、前記給紙カセットの移動ガイドレール部を有している、
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1支持部材は、前記1対の側板の一方に支持され、
    前記1対の側板間に前記第1支持部材に支持された第2支持部材をさらに有し、前記第2支持部材は前記駆動機構を支持している、
    請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
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